JP3477728B2 - 連鎖状ソーセージ等の製造装置 - Google Patents

連鎖状ソーセージ等の製造装置

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JP3477728B2
JP3477728B2 JP02758893A JP2758893A JP3477728B2 JP 3477728 B2 JP3477728 B2 JP 3477728B2 JP 02758893 A JP02758893 A JP 02758893A JP 2758893 A JP2758893 A JP 2758893A JP 3477728 B2 JP3477728 B2 JP 3477728B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ケーシング内へ略定量
の原料を封入し、これを各別に捩って連鎖状としたソー
セージ、チーズ又はめんたいこ等の食品の製造装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来この種装置は、米国特許31405
09号明細書、特公昭41−353号公報、実公昭46
−33916号公報、特公平1−13329号公報(米
国特許4539796号明細書に対応)、特公平3−5
8696号公報(米国特許4602402号明細書に対
応)、実開平3−117475号公報、実開平4−28
081号公報、米国特許4021885号明細書及び特
公昭59−50294号公報(米国特許4091505
号明細書に対応)等に開示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで米国特許31
40509号明細書に開示の装置では、ソーセージの撚
結部形成工程時に、把持部材がノズルから引き出された
充填ケーシングの外周部を把持するように形成されてい
るが、これによれば捩じりがノズル先端から把持位置ま
でのいずれの位置にでも生じ得、したがって捩じり位置
がばらつく虞がある。また本装置の転向部材は撚結部形
成工程時にある充填ケーシングを下方に引き下げるよう
に構成されているが、この転向部材は充填工程時の充填
ケーシングの進行を阻害し、充填ケーシングに破裂を生
じさせ易くする等の問題がある。
【0004】また特公昭41−353号公報に開示の装
置の転向ローラもまた、上記の転向部材と同様な問題を
具有しており、必ずしも満足し得るものではない。
【0005】実公昭46−33916号公報に開示の装
置では、ソーセージの撚結部形成工程時にフックとロー
ラとで充填ケーシングを把持して充填ケーシングの回転
を止めるようにしているが、これによっても上記米国特
許3140509号明細書に開示の装置と同様に捩じり
がノズル先端から把持位置までのいずれの位置にでも生
じ得、したがって捩じり位置がばらつく虞がある。
【0006】一方、公平3−58696号公報は、充
填工程中常時、ニューマチックシリンダによって押し部
材を腸管に押圧し続け、ニューマチックシリンダによる
押し部材の進行速度を腸管の縮み部の消費速度によって
制御するようにした装置を開示するが、この装置によれ
ば、腸管には常にニューマチックシリンダの作動圧が作
用して縮み部を過度に圧縮するため、ケーシングがノズ
ルから引き出され難くなる虞を有している。
【0007】また実開平3−117475号公報に開示
の装置では、ばね部材に押されて前進する腸送りカラー
が常時腸を押圧しているが、このような構成であると、
ばね部材のばね圧が縮み部を過度に圧縮する虞がある。
【0008】実開平4−28081号公報は、間欠的に
送り込まれる空気によって蛇腹を伸長する装置を開示す
るが、これによれば空気圧によるので蛇腹の伸長動作の
位置と速度を所望に制御し難く、腸送りカラーでの羊腸
の消費量に見合った腸押しが困難である。
【0009】米国特許4021885号明細書に開示の
装置は、原料が充填されたケーシングを充填機の充填、
捩じりサイクルに同期して搬送コンベアによってノズル
から引っ張るように形成されているため、この装置で
は、充填ケーシングの捩じり位置を一定にしにくく、し
たがって捩じり位置間の長さ(リンク長)がばらつきや
すく、定量充填機と同期して作動させるルーパー装置の
接続には適さない。
【0010】特公昭59−50294号公報に開示の装
置では、羊腸の外径が均一でないため、定量充填、撚結
された各リンク長を均一にしにくく、加えて捩じり発生
位置が一定になり難いので、各リンク長の不均一化は一
層倍加する虞を有する。また本装置は、ノズル近傍で捩
じり部を係止するように構成されているが、リンク長の
ばらつきが大きくなる虞があるため、安定した確実な捩
じり部の係止に適さない。
【0011】また特公昭59−50294号公報に開示
の装置では、ノズルからの引き出し時の滑り抵抗値が変
動する場合があり、したがって特に羊腸でのリンク長が
ノズルからの引き出し時の滑り抵抗値によって決定され
る故に、各リンク長の不均一は倍加する虞がある。しか
して本装置では、リンク長がばらつく虞があるので確実
な捩じり部の係止が困難となる虞がある。
【0012】本発明は前記諸点に鑑みてなされたもので
あって、その目的とするところは、捩り発生位置を略一
定とすることができ、しかして捩り間の個々の原料重量
を略一定とし得ると共に、捩り部における捩り数を略一
定とすることができ、その結果、撚結された各リンクの
捩じり部の捩じり戻りを生じさせなくし得る連鎖状ソー
セージ等の製造装置を提供することにある。
【0013】本発明の他の目的は、従来の固定ガイドを
省き得る結果、原料を内包して原料吐出端から離脱され
たケーシングに加わる抵抗を少なくすることができ、し
かしてケーシングの破裂を好ましく減少し得る連鎖状ソ
ーセージ等の製造装置を提供することにある。
【0014】本発明の更に他の目的は、ノズルに被着さ
れたケーシングの滑り抵抗を一定にし得る結果、製品形
状、弾力性(固さ)を一定、均一化し得と共に、ケー
シングの破裂を減少し得る連鎖状ソーセージ等の製造装
置を提供することにある。
【0015】本発明の更に他の目的は、羊腸若しくは豚
腸等の天然腸のケーシング又は人工のケーシングのいず
れにも適用し得る上に、ノズルを連続的に又は間欠的に
回転させるもののいずれにも適用し得る連鎖状ソーセー
ジ等の製造装置を提供することにある。
【0016】本発明の更に他の目的は、腸詰め作業の自
動化、省力化を達成し得る連鎖状ソーセージ等の製造装
置を提供することにある。
【0017】本発明の更に他の目的は、ケーシングが破
裂しても、装置の動作を停止することなしに、原料充填
動作を続行することができ、しかして原料充填に引き続
いてルーパー作業、竿掛け作業を連続して行うことがで
きる連鎖状ソーセージ等の製造装置を提供することにあ
る。
【0018】
【課題を解決するための手段】本発明によれば前記目的
は、原料を天然腸ケーシングに吐出する原料吐出端を有
して連続回転するノズルと、ノズルに原料を間欠的に供
給する原料供給手段と、ノズルに被着された天然腸ケー
シングの原料吐出端からの離脱を制動する制動部材と、
ノズルを回転させる回転付与手段と、原料吐出端から吐
出された原料を内包して当該原料吐出端から離脱された
天然腸ケーシングに生じる捩じりの位置を決定する決定
手段とを具備し、原料供給手段は、回転軸を有して該回
転軸の所定量の移動毎に略一定量に分割した原料をノズ
ルに吐出する原料分割吐出手段を有し、制動部材は、原
料吐出端の近傍においてノズルに挿着されており、決定
手段は、原料供給手段での原料の間欠的な供給に同期し
て、原料吐出端からの原料吐出方向に関して移動しない
状態のもとで前記離脱された天然腸ケーシングの径方向
に関した往復作動によって、原料吐出端前方の天然腸ケ
ーシングを挟持して天然腸ケーシングをくびらせる捩じ
り位置決定部材と、原料分割吐出手段の回転軸の所定量
の移動を検出することによって原料分割吐出手段による
原料吐出の停止を検出して検出電気信号を発生するセン
サを有する検出手段と、検出手段が発生した検出電気信
号に基づいて、捩じり位置決定部材による前記挟持のた
めの移動を開始するロッドを有している捩じり位置決定
部材駆動手段とを具備している連鎖状ソーセージ等の製
造装置によって達成される。
【0019】また本発明によれば前記目的は、原料を内
包して原料吐出端から離脱したケーシングを、当該原料
吐出端近傍から除去する除去手段を更に具備している上
述の連鎖状ソーセージ等の製造装置によっても達成され
る。
【0020】更に前記目的は本発明によれば、可動部材
を有していると共に該可動部材を制動部材から原料供給
手段寄りの離れた位置に設けられた初期位置と該初期位
置から制動部材寄りの離れた位置に設けられた前進端位
置との間を往復移動させ、初期位置から前進端位置寄り
の所定距離の位置に在る予め設定された停止点における
停止を含んだ制動部材へ向けての可動部材の移動によっ
て、ノズルに被着された天然腸ケーシングの終端を制動
部材に向けて押圧するような押圧プログラムを予め記憶
する記憶手段を有した制御押圧手段を更に具備して
り、制動部材は原料供給手段から原料吐出端寄りの離れ
た位置に配置されている連鎖状ソーセージ等の製造装置
によっても達成される。
【0021】更に本発明によれば前記目的は、原料吐出
端を有するノズルと、このノズルに略一定量毎の原料を
間欠的に供給する原料供給手段と、ノズルに被着された
ケーシングの原料吐出端からの離脱を制動する制動部材
と、ノズルを回転させる回転付与手段と、原料を内包し
て原料吐出端から離脱したケーシングを、当該原料吐出
端からケーシングが垂れ下がる略一定量下方で受容し、
この受容した原料内包ケーシングを次々に搬送する搬送
手段と、ノズルに被着されたケーシングの終端を原料吐
出端に向って押圧する押圧手段とを具備している連鎖状
ソーセージ等の製造装置によっても達成される。
【0022】本発明において、捩じり位置決定部材は、
原料吐出端から離脱された天然腸ケーシングをその両側
から挟持してくびらせて、くびれた天然腸ケーシングの
部位に捩じりを生じさせる一対の挟持部材を具備してい
てもよい。また本発明において決定手段は、ケーシング
に生じる前記捩じりの位置を、原料供給手段での原料の
間欠的な供給に同期して決定するべく、構成されていて
もよい。このような決定手段の一つの例では、原料供給
手段での原料の間欠的な供給を検出する検出手段と、原
料吐出端から離脱されたケーシングを、検出手段からの
検出信号に基づいて挟持する挟持手段とを具備してお
り、他の例では、原料供給手段での原料の間欠的な供給
を検出する検出手段と、原料吐出端から離脱されたケー
シングを、検出手段からの検出信号に基づいて折り曲げ
る折り曲げ手段とを具備している。なお、本決定手段に
より、ノズルから離脱しつつあるケーシングの進行に制
動を与えても良く、この制動の程度を調整すれば、製品
の弾力性の具合を調整することも可能である。
【0023】除去手段の一つの例は、原料を内包して原
料吐出端から離脱したケーシングを、当該原料吐出端か
らケーシングが垂れ下がる略一定量下方で受容し、この
受容した原料内包ケーシングを次々に搬送する搬送手段
を具備しており、他の除去手段は、原料を内包して原料
吐出端から離脱したケーシングを、ノズルの略軸心方向
に沿って次々に搬送する搬送手段を具備しており、更に
他の例では除去手段は、原料を内包して原料吐出端から
離脱したケーシングを、ノズルの軸心と交差する横方向
に次々に搬送する搬送手段を具備している
【0024】制御押圧手段は、天然腸ケーシングの終端
を押圧する腸押し筒体と、初期位置と前進端位置との間
を往復移動して腸押し筒体を天然腸ケーシングの終端に
向けて押圧する可動部材としての腸押し筒体推進部材
と、腸押し筒体推進部材の押圧力を腸押し筒体へ伝達す
るコイルばねとを具備していてもよい。また制御押圧手
段は、本発明の一つの例では、押圧プログラムを予め記
憶する記憶手段を具備し、この押圧プログラムによりケ
ーシングの終端を押圧するように構成されており、他の
例では制御押圧手段は、制動部材の近傍でのノズルに被
着されたケーシングの形態変化を検出する検出手段を具
備し、この検出手段からの検出信号に基づいてケーシン
グの終端を押圧するように構成されている。また、本発
明の他の例では、制御押圧手段は押圧力を発生する電動
モータを具備しており、ここで、制御押圧手段が押圧プ
ログラムを予め記憶する記憶手段を更に具備して、電動
モータがこの記憶手段に記憶された押圧プログラムに基
づいて作動されるように構成されていてもよく、また、
制御押圧手段がノズルに被着されたケーシングの形態を
検出する検出手段を更に具備し、電動モータがこの検出
手段の検出信号に基づいて作動されるように構成されて
いてもよい。
【0025】一方、押圧手段の一つは、押圧プログラム
を予め記憶する記憶手段を具備し、この押圧プログラム
により制御された状態でケーシングの終端を押圧するよ
うに構成されており、他の例では押圧手段は、制動部材
の近傍でのノズルに被着されたケーシングの形態変化を
検出する検出手段を具備し、この検出手段からの検出信
号に基づいて制御された状態でケーシングの終端を押圧
するように構成されており、更に他の例では押圧手段
は、ノズルに被着されたケーシングの終端をノズルの原
料吐出端に向って弾性的に常時押圧する弾性押圧手段を
具備している。また、本発明の他の例では、押圧手段は
押圧力を発生する電動モータを具備しており、ここで、
押圧手段が押圧プログラムを予め記憶する記憶手段を更
に具備して、電動モータがこの記憶手段に記憶された押
圧プログラムに基づいて作動されるように構成されてい
てもよく、また、押圧手段がノズルに被着されたケーシ
ングの形態を検出する検出手段を更に具備し、電動モー
タがこの検出手段の検出信号に基づいて作動されるよう
に構成されていてもよい。
【0026】
【作用】本発明の連鎖状ソーセージ等の製造装置では、
原料供給手段からノズルに原料が略一定量毎間欠的に供
給され、回転されるノズルの原料吐出端からは原料が間
欠的に吐出される。この原料吐出端から吐出された原料
は、ノズルに被着されたケーシング内に受容され、しか
して原料を内包したケーシングに引きづられて更にこれ
に続くケーシングは原料吐出端から制動部材による制動
に抗して離脱される。この際決定手段は原料吐出端から
離脱されたケーシングに生じる捩じりの位置を、原料供
給手段での原料の間欠的な供給に同期して決定する結
果、原料吐出端から離脱されたケーシングには、次々に
所望の捩じりが生じることとなる。
【0027】また本発明の連鎖状ソーセージ等の製造装
置では、除去手段が原料を内包してノズルの原料吐出端
から離脱したケーシングを、原料吐出端近傍から除去
し、原料吐出端近傍での原料を内包したケーシングの溜
まりを排除する。
【0028】更に本発明の連鎖状ソーセージ等の製造装
置では、押圧手段又は制御押圧手段がノズルに被着され
たケーシングの終端を原料吐出端に向かって押圧し又は
制御された状態で押圧し、制動部材近傍でのノズルに被
着されたケーシングの状態を略一定に維持する。
【0029】以下本発明を図に示す具体例に基づいて詳
細に説明する。なお、本発明はこれら具体例に何等限定
されないのである。また本発明は、以下の具体例相互を
適宜組合わせて実施することもでき、これらをも包含す
るのはいうまでもない。
【0030】
【具体例】図1から図14において、本例の連鎖状ソー
セージ等の製造装置1は、原料としての肉2を吐出する
原料吐出端3を有するノズル4と、ノズル4に略一定量
毎の肉を間欠的に供給する原料供給手段5と、ノズル4
に被着されたケーシングとしての天然ケーシング、例
えば羊腸6の原料吐出端3からの離脱を制動する制動部
材7と、ノズル4を回転させる回転付与手段8と、原料
吐出端3から吐出された肉2を内包して当該原料吐出端
3から離脱された羊腸6に生じる捩じり部9の位置を決
定する決定手段10と、肉2を内包して原料吐出端3か
ら離脱した羊腸6を、当該原料吐出端3近傍から除去す
る除去手段11と、ノズル4に被着された羊腸6の終端
12を原料吐出端3に向かって制御された状態で押圧す
る制御押圧手段13とを具備している。
【0031】本例のノズル4は、協同して細長い筒状空
間15を形成して同心状に配された内筒部16と外筒部
17とを具備し、内筒部16と外筒部17との両端18
及び19で互いに連結されており、羊腸6が被着される
外筒部17には、筒状空間15と外部とを連通した貫通
孔20がノズル4の伸びる方向に沿って1個又は多数個
形成されている。なお、本発明におけるノズルとして
は、本例に示すノズル4のようなものの代わりに、例え
ば単管からなるノズルであってもよい。
【0032】環状の制動部材7は原料吐出端3の近傍に
おいてノズル4に挿着されており、制動部材7の環状内
周端とノズル4の外周面と間を通って羊腸6は原料吐
出端3から離脱されるようにノズル4の外周面に縮めら
れて被着される。この離脱に際して制動部材7は、その
摺動抵抗に基づいて羊腸6の原料吐出端3からの離脱を
制動するように動作する。
【0033】原料供給手段5は、バルブ21と、バルブ
21の仕切り壁22及びピストン23に回転力及び往復
動力を伝達する伝達機構24と、伝達機構24の回転軸
25及び26にベルト、歯車等を介して出力回転軸が連
結された図示しない一つの電動モータと、バルブ21の
入力ポート27に連通された図示しない原料供給ポンプ
とを具備しており、バルブ21の仕切り壁22は、バル
ブ本体28内に形成された室29に回転自在に配されて
室29を二つの室30及び31に画成しており、ピスト
ン23は、室29に連通された孔32に往復動自在に配
されている。伝達機構24は、軸26が偏心してかつ回
転自在に連結されたクランクアーム35と、ピン36を
介して支持部材37に揺動自在に支持されて一端がクラ
ンクアーム35の一端にピン38を介して回動自在に連
結されたリンク39と、一端がピン40及び41並びに
連結部材42を介して回動自在にリンク39に、他端が
同じく回動自在にピストン23に連結された連結ロッド
43と、一端が仕切り壁22の中心に取り付けられた回
転軸44と、回転軸44の他端に取り付けられたかさ歯
車45と、かさ歯車45に噛み合って回転軸25に取り
付けられたかさ歯車46とを具備している。クランクア
ーム35、リンク39及び連結ロッド43は、回転軸2
6の回転を往復動に変換してピストン23に伝達し、か
さ歯車45、46及び回転軸44は、回転軸25の回転
を半分に減速して仕切り壁22に伝達する。バルブ本体
28には、入力ポート27の他、出力ポート47が形成
されている。なお、回転軸25の一回転で回転軸26も
また一回転されるように、回転軸25及び26は図示し
ない前述の一つの電動モータの出力回転軸に連結されて
いる。本例では原料分割吐出手段は、バルブ21の仕切
り壁22及びピストン23と、回転軸25及び26を有
すると共にピストン23にベルト、歯車等を介して電動
モータからの回転力及び往復動力を伝達する伝達機構2
4とを具備して構成されている。
【0034】以上のように構成された原料供給手段5
原料分割吐出手段では、回転軸25の回転による仕切り
壁22のA方向の回転で、室29を介してポート27と
孔32とが連通される場合には、回転軸26の回転によ
りピストン23がB方向に移動され、したがって原料供
給ポンプからの肉がポート27及び室29を介して孔3
2に供給され、更に仕切り壁22がA方向に回転されて
室29を介して孔32とポート47とが連通される場合
には、回転軸26の回転によりピストン23がC方向に
移動され、したがって孔32からの肉が室29を介して
ポート47に吐出される。室31側でも同様に動作し、
したがって原料供給手段5は、一定量の肉を、仕切り壁
22の一回転(ピストン23の2往復動に相当する)当
たり2回ポート47に間欠的に吐出するように動作す
る。換言すれば原料供給手段5の原料分割吐出手段は、
C方向のピストン23の移動では、ポート47に肉を一
定量吐出し、B方向のピストン23の移動では、ポート
47への肉の吐出を停止する(図52参照)ようになっ
ており、而して、原料供給手段5の原料分割吐出手段
は、所定量の仕切り壁22及びピストン23の移動毎に
略一定量に分割した肉2をノズル4に間欠吐出する
【0035】回転付与手段8は、図示しない原料供給手
段5の電動モータを共有しており、更に本電動モータに
加えて、歯付き筒体51及び52と、電動モータの出力
回転軸の回転をこれら歯付き筒体51及び52に伝達す
る図示しないベルト、歯車等からなる伝達機構とを具備
しており、筒体51は、軸受53及び54を介して装置
フレーム55に軸心56を中心として回転自在となるよ
うに装着されており、筒体51の内部57はポート47
に連通されており、筒体51の内部57には、他の筒体
58を介してノズル4の一端59が嵌着されている。ノ
ズル4と筒体58とは一体構造となるように構成されて
いる。一方、筒体52は、外周に歯61を有した外筒部
62と、ハウジング63に軸受64を介して軸心56を
中心として回転自在となるように取り付けられた内筒部
65とを具備しており、内筒部65の内面には筒体66
が螺合されており、制動部材7は、その環状外周縁部が
内筒部65の一端と筒体66の一端とに挟持されてノズ
ル4の原料吐出端3の近傍に配されている。ここで、ノ
ズル4の内部48は筒体51の内部57を介してポート
47に連通されており、原料供給手段5の作動でノズル
4の内部48に間欠的に肉2が供給され、こうして供給
された肉2は原料吐出端3から間欠的に吐出される。な
お、以上のように本例の回転付与手段8は、制動部材7
をも同時に回転させるように構成されている。
【0036】このように形成された回転付与手段8で
は、図示しない電動モータの出力回転軸の回転で、一方
では、筒体51が回転され、他方では、筒体52がノズ
ル4の回転方向と同一の方向に軸心56を中心として回
転され、これによりノズル4を軸心56を中心として連
続的に一定速度で回転させ、制動部材7をノズル4と同
期させて同じく軸心56を中心として連続的に一定速度
で回転させる。制動部材7及びノズル4の回転は、上述
のように回転付与手段8と原料供給手段5とが同一の電
動モータで作動されるようになっているので、仕切り壁
22及びピストン23の回転及び往復動と同期してお
り、そして制動部材7及びノズル4がピストン23の一
往復動当たり4回転される、換言すれば原料吐出中では
2回転及び次の原料吐出停止中では2回転されるように
図示しない伝達機構は形成されている。ノズル4の回転
で、縮められてノズル4に被着された羊腸6もまた引き
づられて同方向に回転される。そしてこのように回転さ
れながら羊腸6は、制動部材7の内周環状面とノズル4
の外周面との間を通って原料吐出端3から離脱される。
この離脱に際して制動部材7は、その摺動抵抗に基づい
て羊腸6の原料吐出端3からの離脱を制動するように動
作する。なお、本例ではこのような回転付与手段8によ
って、制動部材7及びノズル4が常時回転されるように
なっている。また、本例では制動部材7も外筒部62を
介して図示しない電動モータによって回転されるように
構成されているが、この例に代えて、例えばこのような
電動モータから外筒部62への回転伝達機構等を省い
て、ノズル4の回転に引き摺られて制動部材7が回転さ
れるように、制動部材7をハウジング63に単に回転自
在に装着したものでもよく、また、制動部材7をハウジ
ング63に固着して制動部材7自体は回転しないように
してもよい。更に本発明においては、肉2が原料吐出端
3から吐出されている際には、ノズル4及び必要により
制動部材7のそれぞれの回転が停止されるように、すな
わちこれらが断続回転されるように、回転付与手段8を
形成してもよい。
【0037】ハウジング63は、一端が装置フレーム5
5に取り付けられたアーム部67に、軸68等のヒンジ
機構69を介して当該アーム部67に対して開閉自在と
なるように、取り付けられており、ハウジング63の前
面には、ねじ50等を介して蓋70が取り付けられてお
り、洗浄などの際にねじ50等を取り除くと蓋70を開
放し得る。アーム部67内には、電動モータの出力軸の
回転を筒体52に伝達する伝達機構の回転軸、歯車等が
配されている。
【0038】本例の決定手段10は、原料供給手段5で
の肉2の間欠的な供給を検出する検出手段71と、原料
吐出端3から離脱された羊腸6を、検出手段71からの
検出信号に基づいて挟持する挟持手段72と、原料吐出
端3から離脱された羊腸6を、同じく検出手段71から
の検出信号に基づいて折り曲げる折り曲げ手段73とを
具備して、捩じり部9の位置を原料供給手段5での肉2
の間欠的な供給に同期して決定するべく、構成されてい
る。
【0039】原料分割吐出手段の所定量の移動を検出す
検出手段71は、回転軸25に固着された検出片75
と、装置フレーム55に取り付けられて検出片75の近
接を例えば光学的又は磁気的に検出するセンサ76とを
具備しており、検出片75が回転軸25の回転により回
転されると、センサ76は回転軸25の一回転毎に生じ
る検出片75の近接を検出して検出電気信号を発する。
この検出電気信号の発生がバルブ21における肉吐出停
止開始時、換言すればピストン23の上死点への到来を
示すように、検出片75は回転軸25に取り付けられて
いる。なお、挟持手段72の作動開始とこの作動開始さ
れた挟持手段72よって実際に羊腸6が挟持されると
きとの間には時間差があるため、バルブ21における肉
吐出停止と同時に挟持手段72よって実際に羊腸6が
挟持されるように、ピストン23が上死点へ到来する若
干手前で検出電気信号が検出手段71から発生されるよ
うにしてもよく、このために検出手段71の検出電気信
号の発生時期を機械的または電気的に調節できるように
調節装置を設けてもよい。また、検出片75を、回転軸
25に取り付ける代わりに、回転軸26に取り付けても
よい。更に、検出手段71の代わりに、後述の制御装置
104に、検出手段71から発生される検出電気信号に
相当する電気信号を自ら発生する発振を設け、この発
からの電気信号を検出手段71から発生される検出
電気信号と同様に用いてもよい。検出手段71から発生
される検出電気信号を用いる場合には、決定手段10を
原料供給手段5での原料の間欠的な供給に同期して動作
させることができ、また前記の発振から発生される電
気信号を用いる場合でも、回転軸25の回転変動が実質
的に生じない際若しくは回転軸25の回転変動を実質的
に無視し得る際には、高い周波数安定度をもった発振
を容易に得ることができるため、決定手段10を原料供
給手段5での原料の間欠的な供給に実質的に同期して動
作させることができる。
【0040】挟持手段72は、ピン81及び82を介し
て蓋70に回動自在に対向して取り付けられており、先
端挟持部83及び84に切り欠き85及び86がそれぞ
れ形成された一対の挟み板87及び88と、挟み板87
及び88の他端にピン89及び90を介して回動自在に
連結された一対のリンク91及び92と、リンク91及
び92にピン93及び94を介して回動自在に連結され
た横部材95とを具備しており、挟み板87及び88の
先端挟持部83及び84は、原料吐出端3のすぐ近傍に
配されている。
【0041】折り曲げ手段73は、曲折された押圧部9
6を先端部に有した押圧板97を具備している。更に挟
持手段72及び折り曲げ手段73は、横部材95の中央
部及び押圧板97の上端がナット100及びねじ101
により取り付けられたピストンロッド102を具備する
エアーシリンダ装置103と、センサ76からの検出電
気信号を受信し、この受信によりエアーシリンダ装置1
03を作動させる制御装置104とを共用して具備して
いる。エアーシリンダ装置103は、カバー106に覆
われてハウジング63の上部に取り付けられた基台10
5に設けられている。
【0042】このように形成された決定手段10では、
原料供給手段5によってノズル4内を送給される肉2が
原料吐出端3から吐出されて羊腸6内に充填されている
間は、エアシリンダ装置103は作動されず、挟み板8
7及び88は原料吐出端3から離脱された羊腸6を挟持
せず、また押圧板97は同じく原料吐出端3から離脱さ
れた羊腸6を押圧せず、それぞれ図11及び図12に示
すように、非挟持位置及び非押圧位置に配されている。
この際、羊腸6において肉充填中の羊腸114はノズル
4の回転に引きづられて回転され、したがって肉吐出中
のノズル4の2回転により充填中の羊腸114の先端の
捩じり部9に2回転の捩じりが補充されて4回転された
完全な捩じり部9が形成される。次にセンサ76からの
検出電気信号を制御装置104が受信すると、制御装置
104によりエアシリンダ装置103が作動されてその
ピストンロッド102が伸長され、この結果、挟み板8
7及び88はそれぞれピン81及び82を中心として回
動されると共に、押圧板97は原料吐出端3から離脱さ
れた羊腸6に向かって移動され、最後に図13及び図1
4に示すように挟み板87及び88の先端挟持部83及
び84は原料吐出端3から離脱された羊腸6を挟持し、
押圧板97の押圧部96は原料吐出端3から離脱された
羊腸6を押圧する。この原料供給手段5での肉2の間欠
的な供給に同期した挟持と押圧により、原料吐出端3か
ら離脱された側の羊腸6、すなわち肉充填完了の羊腸1
14の回転が確実に阻止される結果、捩じり部9が原料
吐出端3の近傍に確実に形成され、こうして捩じり部9
の位置が正確に決定される。この際、肉吐出端3から未
だ離脱されないノズルに被着されている羊腸6はノズル
4の回転に引きづられて回転され、したがって肉吐出停
止中のノズル4の2回転により充填完了の羊腸114の
後端に2回転の不完全な捩じり部9が形成される。以下
上記動作が繰り返されて次々に4回転の完全捩じり部9
が形成された肉内包の羊腸6が製造される(図52参
照)。而して、本例の決定手段10は、原料供給手段5
での肉2の間欠的な供給に同期して、原料吐出端3から
の原料吐出方向に関して移動しない状態のもとで前記離
脱された羊腸6の径方向に関した往復作動によって、原
料吐出端3前方の羊腸6に係合して該羊腸6に形状変化
を与える捩じり位置決定部材としての一対の挟み板87
及び88並びに押圧板97と、 検出手段71からの検出
信号に基づいて一対の挟み板87及び88並びに押圧板
97を駆動すると共に一対のリンク91及び92、横部
材95並びにエアーシリンダ装置103からなる捩じり
位置決定部材駆動手段とを具備しており、一対の挟持部
材としての一対の挟み板87及び88は、原料吐出端3
から離脱された羊腸6をその両側から挟持してくびらせ
て、くびれた羊腸6の部位に捩じりを生じさせるように
なっている。
【0043】なお、図示のように折り曲げ手段73に更
に、複数のローラ110が回転自在に側壁111及び1
12間に装着されたシュート113を具備させて、シュ
ート113を介して羊腸6の肉2を内包した部分(リン
ク部)114を下方に導出するようにすると、押圧板9
7によって押圧された部分114の回転をシュート11
3の底板115と協同して更に確実に阻止し得る結果、
折り曲げ手段73の作用、ひいては決定手段10の作用
を更に向上させることができる。また、シュート113
の底板115において、押圧板97の押圧部96に対向
する部位116を図示のように突出させて、部位116
と押圧板97の押圧部96とで部分(リンク部)114
を挟むようにすると更に上記の作用を効果的に発揮させ
ることができる場合がある。また、捻り(捩じり)の発
生のし易さは、羊腸6の産地及び肉2の種類等によって
決定されるが、捻り易い場合には、折り曲げ手段73を
用いることなしに決定手段10を形成してもよい。
【0044】除去手段11は、肉2を内包し且つ原料吐
出端3から離脱して捩じり9が次々に形成された羊腸6
(以下肉内包羊腸6という)を、当該原料吐出端3から
肉内包羊腸6が垂れ下がる略一定量下方で受容し、この
受容した肉内包羊腸6を次々に直線的に搬送する搬送手
段120を具備している。搬送手段120は、フレーム
121に設けられた電動モータ122と、電動モータ1
22の出力回転軸123に取り付けられたプーリ124
と、フレーム121に軸125及び126を介して回転
自在に支持された駆動側及び従動側ドラム127及び1
28と、ドラム127及び128間に掛け渡されたコン
ベアベルト129と、軸125に取り付けられたプーリ
130と、プーリ124及び130間に掛け渡されたベ
ルト131とを具備しており、電動モータ122の作動
による出力回転軸123の回転でプーリ124、ベルト
131及びプーリ130が回転されるとドラム127も
回転され、これによりコンベアベルト129は走行され
て、コンベアベルト129上に受容した肉内包羊腸6を
次々にD方向に搬送し、フレーム121の一時溜め置き
台137に送出する。
【0045】このような除去手段11を設けることによ
り、原料吐出端3から離脱した肉内包羊腸6がその自重
により適度に引っ張られる結果、原料吐出端3から肉内
包羊腸6が適度に引き出され、加えて、肉内包羊腸6が
原料吐出端3の近傍に滞留して羊腸6のノズル4からの
適度な引き出しが阻害されるような事態をなくし得るた
め、羊腸6が破裂したりすることを回避し得る。なお、
除去手段11の側には、一本の肉内包羊腸6を竿135
に掛けるための作業台136が設けられており、一時溜
め置き台137に溜められた肉内包羊腸6は適宜作業台
136に人手により載置される。
【0046】制御押圧手段13は、ノズル4に挿着され
ていると共に羊腸6の終端12を押圧する腸押し筒体と
しての腸押しカラー140と、一端141が腸押しカラ
ー140に係合され且つノズル4の伸びる方向と同方向
に移動自在に設けられた可動部材であって腸押し筒体推
進部材である連結部材142と、連結部材142の他端
143に螺合し且つ両端で軸受144及び145を介し
て回転自在にハウジング146に支持されたねじ軸14
7と、ねじ軸147の一端に出力回転軸が連結されてハ
ウジング146内に設けられたサーボモータ148と、
モータ148を作動させるドライバー149と、ドライ
バー149を制御する制御装置150とを具備してお
り、制御装置150は押圧プログラムを予め記憶する記
憶手段を具備している。
【0047】このように形成された制御押圧手段13で
は、記憶手段に記憶された押圧プログラムにより制御さ
れた状態で、ドライバー149はモータ148を作動さ
せる。モータ148の作動によるねじ軸147の回転で
連結部材142は移動され、この結果、腸押しカラー1
40もまた同方向に移動される。腸押しカラー140が
原料吐出端3に向かって移動される場合には、腸押しカ
ラー140によって羊腸6の終端12が押圧される。羊
腸6の終端12がこのように押圧されることにより、ノ
ズル4に被着された羊腸6の、原料吐出端3からのその
離脱量に対応する原料吐出端3への移動が促進され、し
かして羊腸6が原料吐出端3から離脱する際の抵抗を所
望に維持し得る結果、羊腸6のノズル4への巻き付きに
よる破裂や低弾力性のソーセージの発生等の不都合を好
ましく回避し得る。
【0048】押圧プログラムとしては、移動チャート1
61で示すように、位置162から位置163に向かっ
て定速で連続的に連結部材142の一端141を移動さ
せるように、又は移動チャート164で示すように位置
162から位置163に向かって、充填開始直後では羊
腸6を制動部材7方向へ多く移動させるべく一端141
を多くかつ必要により速く移動させた後、一定距離を一
定速度で進む毎に一定時間だけ停止するように連結部材
142の一端141を移動させるように、更には、移動
チャート165で示すように位置162から位置163
に向かって、移動チャート164と同じく、連結部材1
42の一端141を多くかつ必要により速く移動させ、
その後に一定距離を一定速度で進む毎に腸押しカラー1
40を腸6の終端12から離反させるべく、ある一定
距離もどるように連結部材142の一端141を移動さ
、いずれの場合も、位置163に連結部材142の一
端141が到達すると、自動的に位置162にそれが戻
るように、すなわち、少なくとも、連結部材142の一
端141を制動部材7から原料供給手段5寄りの離れた
位置に設けられた初期位置162と該初期位置162か
ら制動部材7寄りの離れた位置に設けられた前進端位置
163との間を往復移動させ、初期位置162から前進
端位置163寄りの所定距離の位置に在る予め設定され
た停止点における停止を含んだ制動部材7へ向けて連結
部材142の一端141を移動させ、これによりノズル
4に被着された羊腸6の終端12を腸押しカラー140
を介して制動部材7に向けて押圧するように、構成して
もよい。また図10に示すように、ノズル4に被着され
た羊腸6において制動部材7の前に生じる非縮み部17
1の長さLが必要以上に長くなると、羊腸6の肉吐出端
3からの離脱抵抗が増大して羊腸が破裂する虞を有する
ため、押圧プログラムとしては、縮み部172より前方
の非縮み部171の長さLが必要以上に長くならないよ
うに、また、逆に羊腸6を制動部材7へ押圧し過ぎない
ようにする観点から作成するとよい。なお、位置163
に連結部材142の一端141が到達した場合、原料供
給手段5の動作を同時に、又はノズル4に被着された羊
腸6の予測残量に相当する分だけ遅らせた後に停止させ
てノズル4の肉吐出動作を停止させるように構成すると
よい。更に、図10において点線で示すように、センサ
76の検出電気信号を制御装置150にも供給し、連結
部材142の移動速度が回転軸25の回転速度の変化、
換言すれば肉充填速度の変化に対応するように、サーボ
モータ148の作動を制御してもよい。
【0049】本例の連鎖状ソーセージ等の製造装置1
は、上述の手段に加えて、更にハウジング63を自動的
に開閉する開閉手段200及びノズル4の中空部15に
水を供給する水供給手段201を具備している。
【0050】開閉手段200は、一端がアーム部67に
軸210を介して回動自在に連結されたエアーシリンダ
装置211と、一端では、エアーシリンダ装置211の
ピストンロッド212の先端に軸213を介して回動自
在に連結されており、他端では、軸68に固着されたリ
ンク214とを具備しており、エアーシリンダ装置22
1の作動でピストンロッド212が伸長されることによ
り、リンク214を介して軸68が回転され、こうして
軸68の回転で、軸68に固着されたハウジング63は
自動的に開放される。ハウジング63を閉じる場合は、
上記と逆に作動される。
【0051】水供給手段201は、筒体51に螺着され
てノズル4の抜け出しを防止する筒体221に、回転自
在に装着された環状のプラグ受け222と、プラグ受け
222に螺着されたプラグ223とを具備しており、プ
ラグ223には水供給管が接続されるようになってお
り、プラグ受け222、筒体221、58及びノズル4
の外筒17にはそれぞれ、貫通孔224、環状凹所22
5、貫通孔226、環状凹所227、貫通孔228、環
状凹所229及び貫通孔230が形成されており、これ
らによりプラグ223と筒状空間15とが連通されてい
る。プラグ223に水が供給されると、貫通孔224、
環状凹所225、貫通孔226、環状凹所227、貫通
孔228、環状凹所229及び貫通孔230を通って筒
状空間15に水が供給されて、この水は貫通孔20を通
ってノズル4に被着された羊腸6の内面に適用される。
このように羊腸6の内面に水を適用することにより羊腸
6とノズル4間の滑り抵抗を減少し得、ノズル4に被着
された羊腸6のノズル4上での移動を所望に行わせるこ
とができる。なお、上記例ではプラグ223に水を適用
したが、水以外のその他の液体の使用も可能である。ま
た装置フレーム55には、一端がプラグ223に係合す
る回転阻止部材231が取り付けられており、回転阻止
部材231によりプラグ受け222がノズル4の回転に
引きづられて同じく回転されることが防止されている。
【0052】更に本例の連鎖状ソーセージ等の製造装置
1は、基台105に取り付けられた近接スイッチ232
と、軸234に揺動自在に懸吊された検出片235とか
らなる膨出肉検出手段236を具備しており、膨出肉検
出手段236では、羊腸6が破裂して肉吐出端3から吐
出される肉2が検出片235に衝突して検出片235が
回動されると、これを近接スイッチ232が検出して肉
吐出動作を停止する信号を送出する。これにより原料供
給手段5の電動モータの作動は停止されるようになって
いる。
【0053】また本例の連鎖状ソーセージ等の製造装置
1は、操作スイッチ、ランプ等が前面に設けられた操作
盤241を具備しており、この操作盤241内にはドラ
イバー149、制御装置104、150、近接スイッチ
232及び後述する光電センサ261からの信号を受信
し、原料供給手段5の電動モータの作動、作動停止を指
示する膨出肉検出手段236に対する制御装置等の電気
回路が設けられている。
【0054】ところで前記の制御押圧手段13は、押圧
プログラムに基づいて制御された状で作動されるよう
に形成されているが、制御押圧手段13に更に、図15
に示すように、制動部材7の近傍でのノズル4に被着さ
れた羊腸6の形態変化としての非縮み部171を検出す
る検出手段として光電センサ251をハウジング63に
取り付けて具備せしめ、光電センサ251からの検出信
号に基づいて羊腸6の終端12を腸押しカラー140を
介して押圧するようにしてもよい。すなわち、光電セン
サ251で羊腸6の非縮み部171が検出されず、羊腸
6の縮み部172が検出されている場合には、この状態
を光電センサ251から受信する制御装置150は、モ
ータ148を動作させる信号をドライバー149に送出
しなく、その結果モータ148の不作動で腸押しカラー
140は停止したままとなり、一方、光電センサ251
で羊腸6の非縮み部171を検出した場合には、この状
態を光電センサ251から受信する制御装置150は、
モータ148を動作させる信号をドライバー149に送
出し、その結果モータ148の作動で腸押しカラー14
0は肉吐出端3に向かって羊腸6の終端12を押圧する
ように移動される。腸押しカラー140を移動させる連
結部材142の一端141の移動は、光電センサ251
で羊腸6の非縮み部171を検出している間は、前述し
た移動チャート161で示すように、位置162から位
置163に向かって定速で連続的になるように、又は
述と同様に移動チャート164で示すように位置162
から位置163に向かって、充填開始直後では羊腸6を
制動部材7方向へ多くかつ必要により速く移動させるべ
く一端141を移動させた後、一定距離を一定速度で進
む毎に一定時間だけ停止するように、更には、移動チャ
ート165で示すように位置162から位置163に向
かって、移動チャート164と同じく、連結部材142
の一端141を多くかつ必要により速く移動させ、その
後に一定距離を一定速度で進む毎に腸押しカラー140
腸6の終端12から離反させるべく、ある一定距離
もどるように連結部材142の一端141を移動させる
ように、すなわち、少なくとも、連結部材142の一端
141を制動部材7から原料供給手段5寄りの離れた位
置に設けられた初期位置162と該初期位置162から
制動部材7寄りの離れた位置に設けられた前進端位置1
63との間を往復移動させ、 初期位置162から前進端
位置163寄りの所定距離の位置に在る予め設定された
停止点における停止を含んだ制動部材7へ向けて連結部
材142の一端141を移動させ、これによりノズル4
に被着された羊腸6の終端12を腸押しカラー140を
介して制動部材7に向けて押圧するように、構成しても
よい。上記例では、光電センサ251で羊腸6の縮み部
172を検出した場合には、連結部材142の一端14
1が移動中であっても優先的にモータ148の作動を停
止させて連結部材142の一端141の移動を停止させ
ているが、これに代えて、連結部材142の一端141
の移動中に、光電センサ251で羊腸6の縮み部172
が検出されても、これを無視するようにし、次に、移動
チャート164による場合は前述の一定時間の停止時に
又は移動チャート165による場合には前述のもどり移
動の終了時に、光電センサ251で羊腸6の縮み部17
2を検出した場合には、光電センサ251で羊腸6の非
縮み部171を再び検出するまでモータ148の作動を
停止させたままとして腸押しカラー140の一端141
の停止を継続する一方、光電センサ251で羊腸6の非
縮み部171を検出している場合には、移動チャート1
64又は移動チャート165に基づく連結部材142の
一端141の移動を継続させるようにしてもよい。
【0055】なお、光電センサ251と同等の光電セン
サ252を連結部材142の一端141に取り付けて、
羊腸6の殆んどが肉充填に使われて、ノズル4に被着さ
れた残部の羊腸6が残り少なくなった際に生じる非縮み
部253を、連結部材142の一端141が前進端位置
にある時の光電センサ252で検出するようにし、光電
センサ252からの非縮み部253の検出信号を受信す
る場合、制御装置150は、作動停止を原料供給手段5
に出力して原料供給手段5の電動モータを停止させるよ
うにするとよい。光電センサ252からの非縮み部25
3の検出信号に基づく原料供給手段5の電動モータの作
動停止は、タイマー等で時間調整してもよい。また光電
センサ252からの非縮み部253の検出信号を受信す
る場合、制御装置150がモータ148の出力回転軸を
逆転する信号をドライバー149に出力して腸押しカラ
ー140のための連結部材142の一端141を位置1
62に戻すようにしてもよい。またセンサ76からの信
号を制御装置150で受信し、このセンサ76の信号と
同期させてモータ148を駆動させてもよい。また、膨
出肉検出手段236に更に、図15に示すように光電セ
ンサ261を具備させ、光電センサ261では羊腸6の
破裂による肉2の膨出を検出し、これらの検出信号を制
御装置150に供給して、羊腸6の破裂による肉2の膨
出が発生した場合には、原料供給手段5等の動作を停止
させるようにしてもよい。誤動作を防止するために、互
いに所定間隔だけ離れて2個以上の光電センサ261を
設けて、これらの光電センサ261が共に検出信号を発
生している時に原料供給手段5を停止させるようにして
もよい。膨出肉検出のためのセンサとしては、光電セン
サの他に、静電センサ、変位センサ等の種々のセンサを
用いることができる。
【0056】前記例では、腸押しカラー140でもって
直接羊腸6の終端12を押圧しているが、図16に示す
ように、ばね受265を腸押しカラー140の前方に被
せ、ばね受265と腸押しカラー140との間にコイル
ばね267を配置し、コイルばね267を介して羊腸6
の終端12を押圧するようにしてもよい。すなわち、制
御押圧手段13は、羊腸6の終端12を押圧する腸押し
筒体としての腸押しカラー140及び一端141が初期
位置162と前進端位置163との間を往復移動して腸
押しカラー140を羊腸6の終端12に向けて押圧する
腸押し筒体推進部材としての連結部材142に加えて、
連結部材142の押圧力を腸押しカラー140へ伝達す
るコイルばね267を具備していてもよい。このように
コイルばね267の弾性をも利用して羊腸6の終端12
を押圧すると、無理やり羊腸6の終端12が肉吐出端3
に向かって押圧されてノズル4に対する羊腸6の整列し
て縮んで被着された状態が乱され、羊腸6がスムーズに
肉吐出端3に向かって移行されなくなるような不都合な
事態を、好ましく回避し得る場合がある。なお、ねじ軸
147に一端が螺合する連結部材142としては、図示
のような真っ直ぐな部材でもよいのである。
【0057】制御押圧手段において、連結部材142の
作動の制御の方法には各々適した用途がある。図10の
チャート161の作動は、使用する羊腸6の各々の全長
が略一定の場合に適する。図15のチャート161と図
10及び図15のチャート164及び165との作動
は、連結部部材142が間欠的に歩進するがゆえに、羊
腸6を押圧し過ぎる虞がない。チャート165の作動に
おける連結部材142の後退動作は羊腸6の縮み部の縮
み密度を均一化させ得、かつ、羊腸6の終端12の腸押
しカラー140からの制動を防止し得る。光電センサ2
51によって連結部材142の移動距離を決定する制御
の場合、羊腸6の全長のばらつきが非常に大きくてもそ
れを許容し得る。羊腸に適用し得る本例のチャート16
1、164及び165は、剛性の低いコラーゲンケーシ
ングにも、剛性の高いセルローズケーシングにも有効で
ある。各チャートにおける移動距離と移動速度とは各ス
テップ毎に各々個々に所望値を与えられる。なお、腸押
しカラー140は連結部材142と一体にしてもよく、
また腸押しカラー140を省略してもよい。更にまた腸
押しカラー140は連結部材142の後退時に一端14
1と離反されてもよい。光電センサ251及び252は
羊腸6の形態変化を検出する。本発明にいう形態変化
は、縮み部から非縮み部、非縮み部から縮み部、縮み量
大部から縮み量小部及び縮み量小部から縮み量大部の変
化のそれぞれを含むのである。縮み部又は非縮み部から
ノズル4への変化及びノズル4から縮み部又は非縮み部
への変化をも本発明にいう形態変化は含むのである。光
電センサ252は連結部材142に取り付けられること
なく、例えばハウジング63に固着してもよい。この場
合、連結部材142が前進端にあるときの羊腸6の終端
12を検出する位置に固着することが望ましい。光電セ
ンサ252は光電センサ251によって代替できる。す
なわち光電センサ251が羊腸6の終端12を検出し原
料供給手段5の停止信号を制御装置150へ出力し得
る。光電センサ251及び252は静電センサ、変位セ
ンサ等の他のセンサに代えてもよい。
【0058】またねじ軸147による連結部材142の
移動に代えて、タイミングベルトとプーリとによって連
結部材142を移動させてもよく、加えてサーボモータ
に代えてステッピングモータをはじめとする制御用モー
タを使用してもよい。
【0059】ところで上記例では、制御押圧手段により
制御された状態で羊腸6の終端12を押圧するようにし
たが、本発明はこのように制御された状態である必要は
なく、例えば米国特許2863167号の明細書(19
58年12月9日発行)に記載されているような弾性手
段としてのスプリングで羊腸6の終端12を原料吐出端
3に向かって弾性的に常時押圧するようにしてもよい。
【0060】挟持手段と折り曲げ手段とからなる決定手
段はまた図17から図23に示すように形成してもよ
い。すなわち図17から図22において、本例の挟持手
段270は、蓋70にねじ271によって固定された固
定板272と、ピストンロッド102に取り付けられて
おり、V字状切り欠き273が形成された可動板274
とを具備しており、折り曲げ手段275は、ナット27
6によって可動板274に固着された押圧板277を具
備しており、本例のシュート278は下方に向かうにし
たがって接近する対向する一対の側壁279及び280
と、押圧板277とほぼ平行に伸びる底板部281とを
有している。
【0061】挟持手段270及び折り曲げ手段275を
具備する本例の決定手段もまた、前述の決定手段10と
同様に動作し、ピストンロッド102が伸長されない場
合には、図19図及び図20に示すように、羊腸6は挟
持手段270によって挟持されず、また折り曲げ手段2
75によっても折り曲げられず、捩じり部9に補充捩じ
りを与えるべく、羊腸114は2回転される。一方、ピ
ストンロッド102が伸長されると、図21図及び図2
2に示すように、羊腸6は挟持手段270の可動板27
4の下降によって挟持され、また折り曲げ手段275の
押圧板277によって下方に折り曲げられ、新たな捩じ
り部9が肉吐出端3の近傍に決定されて2回転されて形
成される。本例では挟持は、固定板272の上縁282
と、可動板274のV字状切り欠き273の縁で行われ
る結果、挟持において新たに形成される捩じり部9の暴
れをなくし得るため、より正確に捩じり部9の位置を決
定し得る。
【0062】上記の例では上縁が真っ直ぐにされた固定
板272を用いたが、これに代えて図23に示すように
V字状切り欠き285を固定板272に設けてもよく、
両V字状切り欠き285及び273の縁でもって羊腸6
を挟持して捩じり部9を決定してもよい。このように固
定板272及び可動板274の縁の形状は各々適宜選択
し得るのである。
【0063】更に挟持手段と折り曲げ手段とからなる決
定手段はまた図24から図27に示すように形成しても
よい。すなわち図24から図27において、本例の挟持
手段291は、蓋70の前面に可動に配された可動板2
92と、ピン293及び294を介して回動自在に蓋7
0に取り付けられており、一端がピン295及び296
により可動板292に回動自在に連結された一対の平行
リンク297及び298と、一端がリンク297の他端
にピン299を介して連結されており、他端がピストン
ロッド102に連結された連結部材300と、ねじ30
1により蓋70に固着された固定板302とを具備して
なり、本例の折り曲げ手段305は、ねじ306によっ
て可動板292に取り付けられた押圧板307と、ねじ
301により固定板302と共に蓋70に取り付けられ
た受板308と、対向する一対の側壁309を有するシ
ュート310とを具備しており、可動板292の上縁
は、半円形状切り欠き311を有しており、押圧板30
7及び受板308は、その自由端側が互いに平行に上方
に伸びるように曲折されている。
【0064】挟持手段291及び折り曲げ手段305を
具備する本例の決定手段もまた、前述の決定手段10と
同様に動作し、ピストンロッド102が伸長されない場
合には、図24図及び図25に示すように、羊腸6は挟
持手段291によって挟持されず、また折り曲げ手段3
05によっても折り曲げられず、捩じり部9に補充捩じ
りを与えるべく、羊腸114は2回転される。一方、ピ
ストンロッド102が伸長されると、図26図及び図2
7に示すように、羊腸6は連結部材300、リンク29
7を介する可動板292の上昇によって挟持され、また
折り曲げ手段305の押圧板307の上昇によって上方
に折り曲げられ、新たな捩じり部9が肉吐出端3の決定
されて2回転されて形成される。本例では、固定板30
2の下縁312と、可動板292の切り欠き311の縁
とで挟持が行われ、受板308で折り曲げられた羊腸1
14が受け止められる結果、挟持及び折り曲げにおいて
新たに形成される捩じり部9の暴れをなくし得るため、
より正確に捩じり部9の位置を決定し得る。挟持手段2
91の可動板292が下方から上昇して羊腸114を挟
持する本例は、可動板292の上縁に形成された半円形
切り欠き311がノズル4から離脱しつつある羊腸11
4の進行に制動を与える。この制動の程度を調整するこ
とで、羊腸114の弾力性(固さ)の具合を調整し得
る。
【0065】上記の決定手段では、挟持手段と折り曲げ
手段との協同で捩じり位置を決定しているが、本発明は
これに限定されず、例えば図28及び図29に示すよう
に挟持手段のみで、又は、図30から図33に示すよう
に折り曲げ手段のみで決定手段を形成しても良い。すな
わち、図28及び図29に示す本例の決定手段320
は、挟み板87及び88のそれぞれに固着された保持部
材321及び322を有する外は、上述の挟持手段72
と同様に形成されており、したがって挟持手段72と同
様に動作する。保持部材321及び322は、挟み板8
7及び88による羊腸6の挟持に際し、肉充填羊腸6の
回転を阻止し、確実に捩じる部9に2回転の捩じりを生
じさせるようにする上に、肉充填羊腸6の暴れを防止す
るように動作する。このように決定手段320を、挟持
手段72でのみ構成する場合には、肉充填羊腸6の回転
を阻止する阻止手段を併設するのが好ましいが、必ずし
も設けなくてもよい。一方、図30から図33に示す決
定手段325は、上述の折り曲げ手段73と同様に形成
された折り曲げ手段326を具備しており、折り曲げ手
段326の押圧板327は2回屈曲された押圧部328
を有しいる。シュート329は、肉吐出端3近傍で両側
壁330及び331を橋絡する横棒332を有してい
る。
【0066】本例の決定手段325は、上述の折り曲げ
手段73と同様に動作し、ピストンロッド102が伸長
されない場合には、図30図及び図31に示すように、
折り曲げ手段326によって羊腸114は折り曲げられ
ず、捩じり部9に補充捩じりを与えるべく、羊腸114
は2回転される。一方、ピストンロッド102が伸長さ
れると、図32図及び図33に示すように、羊腸6は押
圧板327の下降によって下方に折り曲げられ、新たな
捩じり部9が肉吐出端3に決定されて2回転されて形成
される。捩じり部9の決定に際して、ノズル4の原料吐
出端3の位置で下方へ折り曲げられるので捩じり部9が
生じやすい上に、横棒332がこの新たな捩じり部9の
下方に横たわるため、捩じり部形成が更に確実に且つ正
規の位置で容易になされる。なお、除去手段としては、
図32及び図33に示すように両側壁330及び331
間にローラ330を回転自在に設け、側壁330に取り
付けられた電動モータ331により、ローラ330を連
続的に回転させて又は肉の吐出時のみローラ330を回
転させるように肉吐出端3からの肉の吐出と同期させて
断続回転させて肉が充填された羊腸6の下方への移送を
促進させるようにした除去手段335でも良い。
【0067】上記例ではエアシリンダ装置103を具備
した決定手段について説明したが、このような決定手段
に代えて、図34から図37に示すように本発明ではカ
ム機構340を具備する決定手段341でもよい。本例
の決定手段341は、カム機構340を具備した折り曲
げ手段342からなるが、もちろん前述のようにカム機
構340を共有して挟持手段を併設してもよく、また本
例のようなカム機構340を具備した挟持手段のみで決
定手段を構成してもよいのはもちろんである。カム機構
340は、ハウジング63に回転自在に挿着されたカム
343と、カム343のカム溝344に配されたローラ
345と、一端には、軸346を介してローラ345が
回転自在に取り付けられており、他端には、軸347を
介して押圧部材348が回動自在に連結された連結部材
349とを具備しており、カム343にはプーリ350
が取り付けられており、プーリ350とヒンジ機構69
の軸68に取り付けられたプーリ351との間にはベル
ト352が掛け渡されており、軸68は図示しない伝達
機構を介して上述の原料供給手段5の電動モータの出力
回転軸に連結されており、連結部材349は蓋70に取
り付けられた支持部材353に上下動自在に支持されて
いる。
【0068】このように本例の決定手段341におい
て、カム機構340は前述の例でのエアシリンダ装置1
03に相当し、プーリ350、プーリ351、ベルト3
52及び原料供給手段5の電動モータの出力回転軸に連
結された図示しない伝達機構が前述の例での検出手段7
1に相当する。したがって本発明では検出信号としては
このような原料供給手段5の電動モータの出力回転軸か
ら得られる回転力のような機械的な信号を用いてもよい
のである。押圧部材348は軸354を介して蓋70に
回動自在に取り付けられており、カム343の回転で首
ふり的に揺動される。
【0069】以上のように形成された本例の決定手段3
41では、カム343が原料供給手段5の電動モータの
出力回転軸の回転に同期して回転される結果、押圧部材
348もまたそれに同期して揺動され、しかして原料吐
出端3から肉2が羊腸6内に吐出されている場合には、
カム溝344に案内されてローラ345が上昇するた
め、押圧部材348は図36に示すように肉2が充填さ
れつつある羊腸6を押圧しないように、ほぼ水平位置に
回動されままとなり、充填されつつある羊腸6の先端の
既に2回捩じられた捩じり部9に更に2回転の捩じりを
与える一方、原料吐出端3からの肉2の吐出が停止され
ている場合には、カム溝344に案内されてローラ34
5が下降するため、押圧部材348は肉充填完了された
羊腸6を押圧するように、下方に回動され、肉充填完了
された羊腸6、すなわち羊腸114を押圧して肉吐出端
3の直ぐ近くで羊腸6を曲げて、曲げ部に捩じり部9が
生じるようにして捩じりの位置を決定し、同時に押圧部
材348は羊腸114の回転を阻止するように羊腸11
4に摩擦接触する。こうして決定された捩じり部9に2
回転の捩じりが与えられる。
【0070】なお、決定手段341では、ヒンジ機構6
9の軸68を伝達機構の一部材として用いられているた
め、他の軸をケーシング63に設けて開閉手段200を
構成するとよい。
【0071】一方、図3に示す除去手段11はコンベア
ベルト129を用いて形成したが、これに代えて図38
及び図39に示すように除去手段を形成してもよい。図
38及び図39に示す除去手段360は、ターンテーブ
ル等からなる搬送手段361を具備しており、搬送手段
361は、それぞれフレーム362に取り付けられた電
動モータ363及び364と、電動モータ363の出力
回転軸365に連結されたターンテーブル367と、電
動モータ364の出力回転軸368に連結された転向棒
369とを具備しており、出力回転軸365の回転でタ
ーンテーブル367はR方向に回転されるようになって
おり、電動モータ364の出力回転軸368の回転で転
向棒369はターンテーブル367上でP方向に徐々に
回転されるようになっている。転向棒369はシュート
113から垂れ下がる羊腸6と係合して羊腸6の垂れ下
がりを転向させる。しかしてターンテーブル367のR
方向の回転と転向棒369のP方向の回転とにより、タ
ーンテーブル367に受容された羊腸6は渦巻状に次々
に放射方向に搬送される。このように構成された搬送手
段361は、肉2を内包して原料吐出端3から離脱した
羊腸6を、シュート113を介して原料吐出端3から自
重で垂れ下がる一定量下方でターンテーブル367で受
容し、この受容した羊腸6をターンテーブル367の回
転と、転向棒369のターンテーブル367上での回転
とで肉内包羊腸6を次々に放射方向に搬送する。このよ
うにして渦巻状にされた羊腸6の一組は、シュート37
0を介して適宜作業台136に人手により載置される。
【0072】また図40から図42に示すように、ルー
プ形成手段381及びループ移送手段382が後続され
た除去手段383でもって本発明の連鎖状ソーセージ等
の製造装置を構成してもよい。ループ形成手段381
は、電動モータ384、プーリ385、ベルト386及
びループ形成器387を具備し、除去手段383からル
ープ形成器387に供給された肉充填羊腸6をループ状
にして竿388に懸吊させ、ループ移送手段382は、
ループ形成手段381の電動モータ384及びプーリ3
85を共有し、更にベルト389、プーリ390、伝達
機構391及び駆動側ドラム392及び多数の移送棒3
93が取り付けられたベルト394からなり、ループ形
成器387によって竿388に懸吊された肉充填羊腸6
を順次竿388に沿って移送する。本例の除去手段38
3は電動モータ401及び電動モータ401の出力回転
軸に取り付けられたドラム402を具備し、肉2を内包
して原料吐出端3から離脱した羊腸6を、原料吐出端3
から自重で垂れ下がる一定量下方でドラム402により
受容し、この受容した原料内包羊腸6をドラム402の
回転で一端持ち上げて更に次々にループ形成器387に
搬送する搬送手段403からなる。電動モータ384及
び401の回転速度制御は、ドラム402によって搬送
される羊腸6の捩じり部9を検出するセンサ405、ド
ラム402の回転を検出するセンサ406、ループ形成
器387の回転を検出するセンサ407からの検出信号
によってなされる。これらループ形成手段381及びル
ープ移送手段382及び搬送手段403は特開昭63−
137636号公報の第5図から第9図に示されたもの
と同様に動作し、したがって詳細な説明を省略する。
【0073】なお本例では、肉充填された最初の羊腸6
を搬送手段403のドラム402の溝に案内する案内手
段410が設けられており、案内手段410は、回動自
在に一端で支持されたシュート411と、シュート41
1の側壁412及び413間を橋絡した軸414により
回転自在に支持されており、階段状の環状凹周面415
を有するローラ416と、シュート411の底板417
に軸418を介して回動自在に連結されたピストンロッ
ド419を有し、軸420を介して回動自在に装置フレ
ームに取り付けられたエアーシリンダ装置421とを具
備しており、このように形成された案内手段410で
は、肉充填された最初の羊腸6が挟持手段72を通過し
て送り出される際には、ピストンロッド419が伸長さ
れてシュート411は図42に示すように傾斜され、こ
れによりシュート411の下端がドラム402上に配さ
れる。その後順次肉充填された羊腸6が挟持手段72を
通過して送り出されて肉充填された最初の羊腸6がドラ
ム402の溝に到達すると、ピストンロッド419は後
退されてシュート411はほぼ垂直に配される。このよ
うな案内手段410を用いることにより肉充填された最
初の羊腸6を搬送手段403のドラム402の溝に確実
に案内することができる。また本例の案内手段410の
ローラ416は階段状の環状凹周面415を有する結
果、ローラ416の環状凹周面415に接触して案内さ
れる肉充填された羊腸6のQ方向の回転が好ましく阻止
されるため、必要回転数の捩じり部9を確実に所定の位
置で形成し得る。
【0074】以上は肉を内包して原料吐出端から離脱し
た羊腸を、原料吐出端から自重で垂れ下がる一定量下方
で受容し、この受容した肉内包羊腸を次々に搬送する搬
送手段を具備した除去手段の例であるが、図43から図
47に示すように、肉を内包して原料吐出端3から離脱
した羊腸6を、ノズル4の軸心と交差、本例ではノズル
4の軸心と直交する横方向に次々に搬送する搬送手段と
してのループ形成兼移送手段451を具備して除去手段
452を形成してもよい。本例のループ形成兼移送手段
451は、フレーム453に回転自在に支持された軸4
54と、軸454の一端に固着された駆動側の歯付きホ
イール456と、フレーム453に回転自在に支持され
た従動側の歯付きホイール457と、ホイール456及
び457間に掛け渡された無端チェーン458と、それ
ぞれチェーン458に軸459を介して上下方向に関し
て回動自在に連結され、チェーン458の走行方向に関
して等間隔に配された多数のフック460と、支持部材
461によってフレーム453に支持され、フック46
0の回動を案内する案内レール462と、フレーム45
3に取り付けられた竿移動阻止部材463と、原料供給
手段5の電動モータからの回転を軸454に伝達する伝
達機構464とを具備している。
【0075】各フック460は、フック本体470と、
捩じり部9を引っ掛けて懸吊する上方フック部471
と、竿472が掛けられる下方フック部473と、図4
6に示すように上方フック部471に引っ掛けられてル
ープ状に吊下された肉充填羊腸6に当接して竿挿通空間
474を確保する空間確保部475とを有している。伝
達機構464は、図44及び45に示すように、原料吐
出端3近傍での挟持手段320による羊腸6の挟持で2
回の不完全捩じりが捩じり部9に形成されたすぐ後に、
この捩じり部9よりも一つ前に既に形成された完全捩じ
り部9をフック部本体470及び上方フック部471の
協同で引っ掛け、且つ、例えば図46に示すように6個
毎の捩じり部9で隣接する上方フック部471により羊
腸6を引っ掛けてループ状に吊下する場合には、ピスト
ン23の6往復動でホイール456が90度回転される
ように、原料供給手段5の電動モータからの回転を軸4
54に伝達するように構成されている。案内レール46
2は、竿移動阻止部材463の上方の領域480では下
方に移行しており、したがって領域480ではフック4
60は図47に示すように時計回りの方向に回動され、
竿移動阻止部材463への衝突から回避されると共に、
竿472の引っ掛け支持を解除する。竿移動阻止部材4
63は、フック460に掛けられた竿472がフック4
60の移動と共に移動されるのを、竿472の一端に当
接して阻止する。
【0076】以上のように形成されたループ形成兼移送
手段451では、伝達機構464及び軸454を介して
ホイール456が回転されると、各フック460もまた
チェーン458により移動される。各フック460の移
動中、ノズル4の原料吐出端3から肉が吐出されて羊腸
6に肉が充填されると共に、ノズル4の原料吐出端3か
らの肉の吐出、吐出停止に同期して次々に捩じり部9が
形成される。図44に示すように原料吐出端3近傍での
挟持手段320による羊腸6の挟持で2回の不完全捩じ
りが捩じり部9に形成されたすぐ後に、一つのフック4
60が原料吐出端3の前方に移動されて原料吐出端3の
すぐ近傍での不完全捩じり部9よりも一つ前に既に形成
された完全捩じり部9を引っ掛け、この完全捩じり部9
をチェーン458の走行と共にノズル4の軸心と直交す
る横方向、すなわちH方向に搬送する。肉が充填された
羊腸6は挟持手段320の保持部材321及び322で
保持されるので、フック460による完全捩じり部9の
引っ掛けは正確である。こうして肉が充填された羊腸6
は6個の捩じり部9毎に次々とフック460によってル
ープ状にされて搬送される。空間確保部475によって
空間474が確保されてループ状にされ、且つフック4
60に吊り下げられた羊腸6は次に竿472の先端50
1側に搬送されて更に空間474に竿472が挿通する
ようにしてフック460により竿472の後端に向かっ
て搬送される。この搬送中、竿移動阻止部材463に近
づいてくるフック460は図47に示すように案内レー
ル462に案内されて回動して竿472から外れてフッ
ク部473による下からの支持を解除する。一本の羊腸
6に対する肉充填が終了すると、ホイール456の回転
は停止される。このホイール456の停止後、竿472
を、ループ状に懸吊された羊腸6をフック部471から
同時に取り外すようにして、フック部473からF方向
に人手により取り外すことにより、ループ状の竿掛けさ
れた肉充填羊腸6を得ることができる。
【0077】このようにループ形成兼移送手段451で
は、原料吐出端3から離脱した羊腸6を、ノズル4の軸
心と直交する横方向に次々に搬送する上に、ループ形成
に続いてループの移送と竿掛けとをも行い得るため、原
料吐出端3での肉充填羊腸6の溜まりをなくし得て羊腸
6の原料吐出端3からの離脱をスムーズに行わせること
ができ、しかして羊腸の破裂を防ぎ得ると共に省力化を
図り得る。そしてまた原料吐出端3のすぐ近傍での不完
全捩じり部9よりも一つ前に既に形成された完全捩じり
部9を引っ掛けてループを形成しているため、人工ケー
シングに比較して生じやすい捩じり部間隔の不揃いによ
る影響を受けにくくなり、しかして一つのループにおけ
る捩じり部9の個数を常に一定とし得る。ループ形成兼
移送手段451において下方フック473を省略し、上
方フック471とフック本体470とからなるフック4
60でループ形成兼移送手段を形成してもよく、この場
合、竿472は片持ち支持する。
【0078】以上はループ形成兼移送手段451でもっ
て本発明の除去手段を形成した例であるが、除去手段を
図48から図50に示すようなループ形成兼竿掛手段5
11及びループ移送手段512でもって構成してもよ
い。ループ形成兼竿掛手段511は、外周にカム面51
3を有して支持フレーム514に支持されたカム部材5
15と、軸516を有してカム部材515の下方に回転
自在に配された円盤状のフック支持部材517と、フッ
ク支持部材517の周囲に取り付けられた複数のアーム
部材518と、各アーム部材518の先端に軸519を
介して回動自在に支持されており、一端にフック部52
0を有すると共に、他端521がカム面513に摺接す
る複数のフック523と、各フック523の他端521
をカム面513に弾性的に押圧させるために各フック5
23及びフック支持部材517間に張設されたコイルば
ね524と、原料供給手段5の電動モータからの回転を
軸516に伝達する伝達機構(図示せず)とを具備して
おり、ループ移送手段512は、駆動側の歯付きホイー
ル531と、従動側の歯付きホイール532と、ホイー
ル531及び532間に掛け渡されたチェーン533
と、チェーン533の走行方向を変更するべく、チェー
ン533に係合した歯付き転向ホイール534と、チェ
ーン533に等間隔に取り付けられた複数の移送棒53
5と、原料供給手段5の電動モータからの回転をホイー
ル531に伝達する伝達機構(図示せず)とを具備して
おり、竿536は、一端で取り外し自在に竿支持部材5
37によって水平に支持されている。カム部材515
は、図50に示すように、竿536の先端538側でカ
ム面513の径が大きくなるように形成されている。
【0079】ループ形成兼竿掛手段511及びループ移
送手段512では、フック支持部材517及びホイール
531はそれぞれ前述のホイール454と同様に回転さ
れ、したがってフック支持部材517及びホイール53
1が回転されると、各フック523はカム面513に案
内されて移動される一方、移送棒535もまたチェーン
533により移動される。各フック523の移動中、ノ
ズル4の原料吐出端3から肉が吐出されて羊腸6に肉が
充填されると共に、ノズル4の原料吐出端3からの肉の
吐出、吐出停止に同期して次々に捩じり部9が形成され
る。図49及び図50に示すように原料吐出端3近傍で
の挟持手段による羊腸6の挟持で2回の不完全捩じりが
捩じり部9に形成されたすぐ後に、一つのフック523
が原料吐出端3の前方に移動されて原料吐出端3のすぐ
近傍での不完全捩じり部9よりも一つ前に既に形成され
た完全捩じり部9を引っ掛け、この完全捩じり部9をフ
ック支持部材517回転と共にノズル4の軸心と直交す
る横方向、すなわちH方向に搬送する。こうして肉が充
填された羊腸6は6個の捩じり部9毎に次々とフック5
23によってループ状にされて竿536の先端538の
近傍まで搬送される。先端538の近傍に近付いたフッ
ク523は、カム面513により作用されてコイルばね
524の弾性力に抗して回動されて、フック523のフ
ック部520に吊り下げられた羊腸6はフック部520
から滑り落ち、竿536に受け止められる。こうして竿
536に受け止められたループ状の羊腸6は、次に移送
棒535に押されて竿536上を滑りながら竿536の
後端に向かって搬送される。カム面513により作用さ
れてコイルばね524の弾性力に抗して回動されたフッ
ク523は、フック支持部材517の継続する回転でカ
ム面513により作用されて再びもとの回動状態に設定
されて移動される。一本の羊腸6に対する肉充填が終了
すると、フック支持部材517及びホイール531の回
転は停止される。この停止後、竿536を人手により取
り外すことにより、ループ状の竿掛けされた肉充填羊腸
6を得ることができる。
【0080】本例のループ形成兼竿掛手段511及びル
ープ移送手段512でも、前述のループ形成兼移送手段
451と同様の効果を奏し得る。
【0081】更に上記の除去手段に代えて、図51に示
すように肉を内包して原料吐出端3から離脱した人工ケ
ーシング、例えばセルローズケーシング又はコラーゲン
ケーシング600を、ノズル4の軸心方向に沿って次々
に搬送する搬送手段550でもって本発明の除去手段を
具体化してもよい。本例の搬送手段550は、従動側の
ドラム551と、駆動側のドラム552と、ドラム55
1及び552間に掛け渡された無端ベルト553と、原
料供給手段5の電動モータからの回転をドラム552に
伝達する伝達機構(図示せず)とを具備しており、ベル
ト553の表面には、捩じり部9の間隔に対応して凸条
554が等間隔に形成されており、ベルト553によっ
て搬送される原料吐出端3から離脱したコラーゲンケー
シング600は、ノズル4の軸心方向に沿って次々に搬
送されるようになっており、この搬送でベルト553の
搬送速度にずれて原料吐出端3から離脱したコラーゲン
ケーシング600が搬送されるのを、凸条554は防止
するように作用する。したがってベルト553のコラー
ゲンケーシング600に対する搬送速度は、このような
原料吐出端3からのコラーゲンケーシング600の離脱
速度と同じになるようにされる。以上のような搬送手段
550で除去手段を具体化しても、原料吐出端3近傍で
の肉充填コラーゲンケーシング600の溜まりをなくし
得る結果、コラーゲンケーシングの原料吐出端3からの
離脱を、滞留する肉充填コラーゲンケーシング600に
よって妨げられることがなくなり、コラーゲンケーシン
グの破裂を好ましく低減し得る。また除去手段として図
51に示すような搬送手段550を用いると、図示のよ
うなループ形成手段560を搬送手段550に連結し得
る結果、更に省力化を図り得る。本ループ形成手段56
0は特公平2−21781号公報(米国特許第4682
385号明細書に対応)に記載のものと同一なので詳細
な説明は省略する。
【0082】図15に示す制御押圧手段13では、光電
センサ251によって羊腸6の形態変化を検出して、こ
の検出信号によりモータ148の動作を制御し、光電セ
ンサ252によって羊腸6の非縮み部253を検出し
て、原料供給手段5のモータを制御したが、これに代え
て、図53から図57に示すように連結部材142に、
光電センサ251に相当するセンサ(近接スイッチ)7
01を、カバー106の外側に、光電センサ252に相
当するセンサ(近接スイッチ)702を、腸押しカラー
140に、検出片703をそれぞれ取り付け、センサ7
01によって図55に示すように腸押しカラー140に
よる羊腸6の押し過ぎを検出するようにし、センサ70
2によって図57に示すように筒体66と腸押しカラー
140の先端との所定間隔、換言すれば、羊腸6の後端
部を検出するようにし、更に、腸押しカラー140とば
ね受け704との間に、両端がそれぞれ当該腸押しカラ
ー140及びばね受け704に固着されたコイルばね7
05を配し、ばね受け704を連結部材142に連結し
て制御押圧手段710を形成して、制御装置150内の
記憶手段に記憶された次に述べるような押圧プログラム
によって連結部材142を移動させるようにしてもよ
い。
【0083】すなわちモータ148を作動させ、図53
及び図54に示す初期位置162から連結部材142を
まず2倍速で移動させる。これによって腸押しカラー1
40は羊腸6の後端12に向かって移動される。連結部
材142の先端が初期位置162から位置715までの
区間を移動中に、図55に示すように腸押しカラー14
0で羊腸6が押され過ぎてコイルばね705が縮められ
て検出片703をセンサ701が検出して検出信号(以
下、これを腸押し過ぎ信号という)を送出した場合は、
位置715までは連結部材142を2倍速で継続して移
動させ、位置715に到達後、連結部材142を位置7
19まで1倍速で後退させ、位置719に到達後、連結
部材142を所定時間、例えば4秒とセンサ76からの
8個分の検出信号の発生までの時間とを加えた期間(以
下、腸押し過ぎ解消期間という)だけ停止させ、この期
間経過後、1倍速で連結部材142を位置716に向か
って移動させ、次に、位置716から位置720までの
区間では1倍速で連結部材142を後退させ、位置72
0では、腸押し過ぎ信号が位置719から位置716ま
での区間で光電センサ701から送出された場合には、
腸押し過ぎ解消期間だけ連結部材142を停止させ、一
方、腸押し過ぎ信号が位置719から位置716までの
区間で送出されない場合には、4秒だけ停止させ、以
下、位置717、位置721及び連結部材142の前進
端の位置718まで連結部材142を前進及び後退さ
せ、位置721では、前記と同様に連結部材142を停
止させ、図56に示されるように位置718での連結部
材142の停止後、コイルばね705の伸長による腸押
しカラー140のみの前進で、図57に示すようにセン
サ702による検出片703の検出の結果、センサ70
2がこの検出信号を送出すると、前進端位置718から
初期位置162に連結部材142を移動させ、同時に原
料供給手段5の作動を停止させる。このように、連結部
材142は初期位置162から前進端位置718寄りの
所定位置に在る予め設定された停止点である715、7
19、716、720、717、721における停止を
含んで制動部材7へ向けて移動するのである。以後、新
しい羊腸6のノズル4への装着で前記の動作を繰り返
す。
【0084】なお、位置162から位置715の2倍速
移動中に、センサ701が腸押し過ぎ信号を送出しない
場合には、位置715では連結部材142を停止させて
後退させることなしに、そのまま2倍速で連結部材14
2を前進させ、位置715から位置716までの区間で
センサ701が腸押し過ぎ信号を送出した場合には、位
置716まで連結部材142を2倍速で継続して移動さ
せ、位置716に到達後、連結部材142を位置720
まで1倍速で後退させ、以下前記と同様に、腸押し過ぎ
解消期間又は4秒停止後、位置717、位置721及び
位置718にもたらすように連結部材142を前進、後
退及び所定期間停止させる。以下同様であって、例えば
位置162から位置716までの2倍速移動中にでもセ
ンサ701が腸押し過ぎ信号を送出しない場合には、位
置716では連結部材142を停止させて後退させるこ
なしに、そのまま2倍速で連結部材142を前進させ、
位置716から位置717までの区間でセンサ701が
腸押し過ぎ信号を送出した場合には、位置717まで連
結部材142を2倍速で継続して移動させ、位置717
に到達後、連結部材142を位置721まで1倍速で後
退させて、腸押し過ぎ解消期間停止後、位置718にも
たらすように連結部材142を前退させる。また、本例
の押圧プログラムでは、3回だけ連結部材142を後退
させるように構成されているが、羊腸6の長さ等との関
連でこれ以上の回数をもって後退させてもよい。更に停
止期間も前記例に限定されないのである。
【0085】制御押圧手段710では、腸押しカラー1
40とばね受け704との間に、コイルばね705を設
けたが、これに代えて図58から図61に示すように、
連結部材142に軸730を介して回動自在に腕731
を取り付け、連結部材142に植設されたピン732と
腕731の一端との間にコイルばね733を張設し、腕
731の他端を腸押しカラー140に係合させて、コイ
ルばね733の弾性力により羊腸6を押圧するようにし
てもよい。この場合、連結部材142にセンサ701に
相当するセンサ734を取り付け、図59に示すよう
に、腸押しカラー140による羊腸6の押圧が過度とな
り、腕731が回動してその一端がセンサ734から所
定距離だけ離れた際に、センサ734が腸押し過ぎ信号
を送出するようにしてもよく、また、図60に示すよう
に、この位置で連結部材142の移動を停止し、その後
はコイルばね733の弾性力により腸押しカラー140
を前進させ、次に図61に示すように筒体66と腸押し
カラー140の先端とが前述の所定間隔になった際に、
センサ702で腕731の近接を検出して、この検出に
より連結部材142を初期位置162に移動させ、同時
に原料供給手段5の作動を停止するようにしてもよい。
【0086】前述の制御押圧手段では、コイルばね26
7、705及び733等による弾性押圧力を羊腸6に加
えるようにしたが、図62に示すように、連結部材14
2に軸740を介して腕741の一端を回動自在に取り
付け、腕741に、軸742を介して空気圧シリンダ装
置743のピストンロッド744を、連結部材142
に、ピン745及びブラケット746を介して空気圧シ
リンダ装置743のシリンダ747をそれぞれ回動自在
に連結し、調圧弁748を介してシリンダ747内と空
気圧源749とを連結し、腕741の他端に腸押しカラ
ー140を係合させ、図63に示すように、ノズル4に
残存する羊腸6の長さに比較して連結部材142が過度
に前進されても、調圧弁748の作動で一定の空気弾性
力が空気圧シリンダ装置743から発生されるように
し、結果として羊腸6が一定の空気弾性力で腸押しカラ
ー140によって押圧されるようにしてもよい。
【0087】なお、決定手段の一つの例であるところ
の、ケーシングに生じる捩じりの位置を原料供給手段で
の原料の間欠的な供給に同期して決定するように構成さ
れた決定手段において、同期して決定とは、上記例で述
べれば、必ずしも原料の吐出停止時に常に一定の時間で
一定の時間内で決定するものに限定されず、吐出停止中
の任意の時間での又は吐出停止中の任意の時間内(時間
長)での決定をも含むのである。
【0088】また、上記例では決定手段を挟持手段又は
折り曲げ手段を具備して形成したが、これに代えて例え
ば図64及び図65に示すように蓋70に細い横丸棒7
50を取り付け、横丸棒750によって、自重で垂れ下
がる肉充填羊腸6の捩じり部9に曲げを生じやすくする
と共に回転制動を与え、これによって肉充填羊腸6に生
じる捩じりの位置を決定するようにしてもよい。
【0089】加えて前述のループ形成兼移送手段451
に代えて、図66から図69に示すループ形成兼移送手
段770を具備して除去手段を形成してもよい。図66
から図69において本例のループ形成兼移送手段770
は、フレーム771に回転自在に支持された軸772
と、軸772の一端に固着された駆動側の一対の歯付き
ホイール773及び774と、フレーム771に回転自
在に支持された一対の従動側の歯付きホイール775及
び776と、ホイール773及び775間に掛け渡され
た上方の無端チェーン777と、ホイール774及び7
76間に掛け渡された下方の無端チェーン778と、そ
れぞれチェーン777にねじ等を介してチェーン777
の走行方向に関して等間隔に取り付けられた上方の多数
のフック779と、それぞれチェーン778にねじ、ブ
ラケット等を介してチェーン778の走行方向に関して
等間隔に取り付けられた下方の多数のフック780と、
軸772に出力回転軸が連結されたサーボモータ781
と、サーボモータ781の出力回転軸に取り付けられた
検出片782を検出する検出器783と、検出器783
からの検出信号及び検出手段71のセンサ76からの検
出信号を受け、センサ76から6回の検出信号を受信し
た場合にモータ作動信号を送出し、このモータ作動信号
の送出後、サーボモータ781の出力回転軸の90度の
回転ごとに検出器783から発生される検出信号を次に
受信した場合にモータ停止信号を送出する制御装置78
4と、制御装置784からのモータ作動信号及びモータ
停止信号によってサーボモータ781を駆動するドライ
バー785と、多数の竿786を溜め置く傾斜台787
及び傾斜台787に溜め置かれた竿786を一本づつフ
ック780に移送する移送部材788等を有した竿供給
装置789とを具備している。
【0090】各フック779は、基部800と、それぞ
れ基部800に取り付けられており、捩じり部9を引っ
掛けて肉充填羊腸6を懸吊する一対のフック部801及
び802とを有しており、ループ状に吊下された肉充填
羊腸6には竿挿通空間803が一対のフック部801及
び802によって形成されるようになっている。フック
779は、原料吐出端3近傍での挟持手段320による
羊腸6の挟持で2回の不完全捩じりが捩じり部9に形成
されたすぐ後に、この捩じり部9よりも一つ前に既に形
成された完全捩じり部9を引っ掛け、これを6個毎の捩
じり部9に対して行う。
【0091】竿供給装置789は、詳細には図示されて
ないが、特開昭63−219334号公報に開示のも
のを好ましく採用し得る。
【0092】なお、図66では上方のフック779の各
々とこれらに対応する下方のフック780の各々とは、
本例を理解し易くするために、垂直方向に関してそれぞ
れ重なっていないように図示されているが、これらは図
69に示すように垂直方向に関してそれぞれ略重なるよ
うに配されている。
【0093】以上のように形成されたループ形成兼移送
手段770は、ループ形成兼移送手段451と同様に動
作する。すなわちサーボモータ781の出力回転軸が回
転されると、各フック779及び780もまたチェーン
777及び778により移動される。各フック779の
移動中、ノズル4の原料吐出端3から肉が吐出されて羊
腸6に肉が充填されると共に、ノズル4の原料吐出端3
からの肉の吐出、吐出停止に同期して次々に捩じり部9
が形成される。原料吐出端3近傍での挟持手段320に
よる羊腸6の挟持で2回の不完全捩じりが捩じり部9に
形成されたすぐ後に、一つのフック779が原料吐出端
3の前方に移動されて原料吐出端3のすぐ近傍での不完
全捩じり部9よりも一つ前に既に形成された完全捩じり
部9を引っ掛け、この完全捩じり部9をチェーン777
の走行と共にノズル4の軸心と直交する横方向に搬送す
る。こうして肉が充填された羊腸6は6個の捩じり部9
毎に次々とフック779によってループ状にされて搬送
される。一対のフック部801及び802によって空間
803が確保されてループ状にされ、且つフック779
に吊り下げられた羊腸6は、フック779と同様に次々
に移動されるフック780に支持される竿786の先端
側に搬送されて更に空間803に竿786が挿通するよ
うにしてフック779により竿786の後端に向かって
搬送される。一本の羊腸6に対する肉充填が終了する
と、ホイール773及び774の回転は停止される。こ
のホイール773及び774の停止後、フック780に
支持された竿786を、ループ状に懸吊された羊腸6を
フック部801及び802のそれぞれから同時に取り外
すようにして、フック780から人手により取り外すこ
とにより、ループ状の竿掛けされた肉充填羊腸6を得る
ことができる。走行されるフック780により支持され
る竿786は、フック780の移動と共に移動しないよ
うに、その後端で移動阻止体に当接されるようになって
いる。
【0094】更に米国特許3140509号明細書又は
特公昭41−353号公報に記載されているよう捩じ
り工程のみノズルを回転させ、かつ固定ガイドによって
充填羊腸の回転を防止するようにした形式の装置にも本
発明を有効に適用し得る。また本発明における原料供給
手段は回転バルブ及びピストンを具備したものに限定さ
れないのである。
【0095】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、捩り発生
位置を略一定とすることができ、しかして捩り間の個々
の原料重量を略一定とし得ると共に単位長さにおける捩
り数を一定とすることができ、その結果、捩り戻りを生
じさせなくし得、また従来の固定ガイドを省き得る結
果、原料を内包して原料吐出端から離脱されたケーシン
グに加わる抵抗を少なくすることができ、しかしてケー
シングの破裂を好ましく減少し得る。また本発明によれ
ば、ノズルに被着されたケーシングの滑り抵抗を一定に
し得る結果、製品形状、弾力性(固さ)を一定、均一化
し得と共に、ケーシングの破裂を更に減少し得、その
上、羊腸若しくは豚腸等の天然腸のケーシング又は人工
のケーシングのいずれにも適用し得る上に、ノズルを連
続的に又は間欠的に回転させるもののいずれにも適用し
得る連鎖状ソーセージ等の製造装置を提供し得る。加え
て腸詰め作業の自動化、省力化を達成し得、ケーシング
が破裂しても、装置の動作を停止することなしに、原料
充填動作を続行することができ、しかして原料充填に引
き続いてルーパー作業、竿掛け作業を連続して行うこと
ができる
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の好ましい一具体例の側面図である。
【図2】本発明の好ましい一具体例の正面図である。
【図3】図1に示す具体例の除去手段の側面図である。
【図4】図1に示す具体例の原料供給手段の説明図であ
る。
【図5】図1に示す具体例の原料供給手段のバルブの説
明図である。
【図6】図1に示す具体例の決定手段等の詳細断面図で
ある。
【図7】図6に示す決定手段等の正面図である。
【図8】図1に示す具体例の水供給手段等の詳細断面図
である。
【図9】図8に示す水供給手段等のIX−IX断面図で
ある。
【図10】図1に示す具体例の制御押圧手段の動作説明
図である。
【図11】図1に示す具体例の決定手段の側面から見た
肉吐出時の動作説明図である。
【図12】図1に示す具体例の決定手段の正面から見た
肉吐出時の動作説明図である。
【図13】図1に示す具体例の決定手段の側面から見た
肉吐出停止時の動作説明図である。
【図14】図1に示す具体例の決定手段の正面から見た
肉吐出停止時の動作説明図である。
【図15】本発明の制御押圧手段の他の例の動作説明図
である。
【図16】本発明の制御押圧手段の更に他の例の動作説
明図である。
【図17】本発明の決定手段の他の具体例の側面図であ
る。
【図18】図17に示す具体例の正面図である。
【図19】図17に示す具体例の側面から見た肉吐出時
の動作説明図である。
【図20】図17に示す具体例の正面から見た肉吐出時
の動作説明図である。
【図21】図17に示す具体例の側面から見た肉吐出停
止時の動作説明図である。
【図22】図17に示す具体例の正面から見た肉吐出停
止時の動作説明図である。
【図23】図17に示す具体例の一部省略正面図であ
る。
【図24】本発明の決定手段の更に他の具体例の肉吐出
時の側面図である。
【図25】図24に示す具体例の肉吐出時の正面図であ
る。
【図26】図24に示す具体例の肉吐出停止時の側面図
である。
【図27】図24に示す具体例の肉吐出停止時の正面図
である。
【図28】本発明の決定手段の更に他の具体例の肉吐出
停止時の正面図である。
【図29】図29に示す具体例の肉吐出時の正面図であ
る。
【図30】本発明の決定手段の更に他の具体例の肉吐出
時の側面図である。
【図31】図30に示す具体例の肉吐出時の正面図であ
る。
【図32】図30に示す具体例の肉吐出停止時の側面図
である。
【図33】図30に示す具体例の肉吐出停止時の正面図
である。
【図34】本発明の決定手段の更に他の具体例の側面図
である。
【図35】図34に示す具体例の正面図である。
【図36】図34に示す具体例の側面から見た動作説明
図である。
【図37】図34に示す具体例の正面から見た動作説明
図である。
【図38】本発明の除去手段の他の具体例の側面図であ
る。
【図39】図38に示す具体例の平面図である。
【図40】本発明の除去手段の更に他の具体例の斜視図
である。
【図41】図40に示す具体例の部分図である。
【図42】図40に示す具体例の動作説明図である。
【図43】本発明の除去手段の更に他の具体例の斜視図
である。
【図44】図43に示す具体例の平面図である。
【図45】図43に示す具体例の動作説明図である。
【図46】図43に示す具体例の動作説明図である。
【図47】図43に示す具体例の動作説明図である。
【図48】本発明の除去手段の更に他の具体例の斜視図
である。
【図49】図48に示す具体例の側面からみた動作説明
図である。
【図50】図48に示す具体例の上方からみた動作説明
図である。
【図51】本発明の除去手段の更に他の具体例の側面図
である。
【図52】本発明の原料供給手段及び決定手段の動作タ
イムチャートである。
【図53】本発明の制御押圧手段の更に他の例の動作説
明図である。
【図54】図53に示す他の例の一部詳細動作説明図で
ある。
【図55】図53に示す他の例の一部詳細動作説明図で
ある。
【図56】図53に示す他の例の一部詳細動作説明図で
ある。
【図57】図53に示す他の例の一部詳細動作説明図で
ある。
【図58】本発明の押圧手段の更に他の例の説明図であ
る。
【図59】図58に示す例の動作説明図である。
【図60】図58に示す例の動作説明図である。
【図61】図58に示す例の動作説明図である。
【図62】本発明の押圧手段の更に他の例の説明図であ
る。
【図63】図62に示す例の動作説明図である。
【図64】本発明の決定手段の他の具体例の側断面図で
ある。
【図65】図64に示す例の正面図である。
【図66】本発明の除去手段の更に他の具体例の側面図
である。
【図67】図66に示す例の部分断面図である。
【図68】図66に示す具体例の動作説明図である。
【図69】図66に示す例の部分の平面図である。
【符号の説明】
1 連鎖状ソーセージ等の製造装置 2 肉 3 原料吐出端 4 ノズル 5 原料供給手段 6 羊腸 7 制動部材 8 回転付与手段 9 捩り部 10 決定手段 11 除去手段 13 制御押圧手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A22C 11/06,11/10

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原料を天然腸ケーシングに吐出する原料
    吐出端を有して連続回転するノズルと、ノズルに原料を
    間欠的に供給する原料供給手段と、ノズルに被着された
    天然腸ケーシングの原料吐出端からの離脱を制動する制
    動部材と、ノズルを回転させる回転付与手段と、原料吐
    出端から吐出された原料を内包して当該原料吐出端から
    離脱された天然腸ケーシングに生じる捩じりの位置を決
    定する決定手段とを具備し、原料供給手段は、回転軸を
    有して該回転軸の所定量の移動毎に略一定量に分割した
    原料をノズルに吐出する原料分割吐出手段を有し、制動
    部材は、原料吐出端の近傍においてノズルに挿着されて
    おり、決定手段は、原料供給手段での原料の間欠的な供
    給に同期して、原料吐出端からの原料吐出方向に関して
    移動しない状態のもとで前記離脱された天然腸ケーシン
    グの径方向に関した往復作動によって、原料吐出端前方
    の天然腸ケーシングを挟持して天然腸ケーシングをくび
    らせる捩じり位置決定部材と、原料分割吐出手段の回転
    軸の所定量の移動を検出することによって原料分割吐出
    手段による原料吐出の停止を検出して検出電気信号を発
    生するセンサを有する検出手段と、検出手段が発生した
    検出電気信号に基づいて、捩じり位置決定部材による前
    記挟持のための移動を開始するロッドを有している捩じ
    り位置決定部材駆動手段とを具備している連鎖状ソーセ
    ージ等の製造装置
  2. 【請求項2】 動部材を有していると共に該可動部材
    を制動部材から原料供給手段寄りの離れた位置に設けら
    れた初期位置と該初期位置から制動部材寄りの離れた位
    置に設けられた前進端位置との間を往復移動させ、初期
    位置から前進端位置寄りの所定距離の位置に在る予め設
    定された停止点における停止を含んだ制動部材へ向けて
    の可動部材の移動によって、ノズルに被着された天然腸
    ケーシングの終端を制動部材に向けて押圧するような押
    圧プログラムを予め記憶する記憶手段を有した制御押圧
    手段を更に具備しており、制動部材は原料供給手段から
    原料吐出端寄りの離れた位置に配置されている請求項1
    に記載の連鎖状ソーセージ等の製造装置。
  3. 【請求項3】 制御押圧手段は、天然腸ケーシングの終
    端を押圧する腸押し筒体と、初期位置と前進端位置との
    間を往復移動して腸押し筒体を天然腸ケーシングの終端
    に向けて押圧する可動部材としての腸押し筒体推進部材
    と、腸押し筒体推進部材の押圧力を腸押し筒体へ伝達す
    るコイルばねとを具備している請求項に記載の連鎖状
    ソーセージ等の製造装置。
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