JP3477256B2 - 渡り足場構造 - Google Patents

渡り足場構造

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JP3477256B2 JP23856494A JP23856494A JP3477256B2 JP 3477256 B2 JP3477256 B2 JP 3477256B2 JP 23856494 A JP23856494 A JP 23856494A JP 23856494 A JP23856494 A JP 23856494A JP 3477256 B2 JP3477256 B2 JP 3477256B2
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剛宏 腰山
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は渡り足場構造に係り、特
に建物の躯体構造と仮設足場との間を行き来するために
架設される渡り足場構造に関する。
【0002】
【従来の技術】通常、建設中の躯体外壁面に沿って設け
られる仮設足場は、躯体外壁面と所定の離れをとって組
み立てられている。このため仮設足場を昇降し、所定高
さで躯体部分と行き来するために、仮設足場と躯体との
間に渡り足場が組み立てられている。従来、この種の仮
設足場としては、枠組足場が多く用いられている。そし
て渡り足場は、枠組足場から躯体に梁部材を架け渡し、
躯体側に所定間隔で建地及び腕木をクランプ等の緊結金
具を介して組み上げ、足場板を敷設して構築されてい
た。この場合、梁部材、建地(柱部材)、腕木は通常、
所定長さの足場用鋼管を組み合わせて使用するようにな
っている。さらにクランプ等の緊結金具で各足場用鋼管
の交点を緊結して骨組構造を組み立て、その骨組構造部
分に足場板を敷き並べ、渡り足場を構成するようになっ
ている。なお、足場用鋼管に使用される鋼管は、JIS
G 3444の一般構造用炭素鋼鋼管の3種(STK5
00)に規定されているもので、以下、単管と記す。
【0003】図10は枠組足場と躯体屋上スラブとの間
に設けられた従来の渡り足場の一例を示したものであ
る。同図に示したように渡り足場50は、躯体51に沿
って組み立てられた枠組足場52の布わく53部分から
張り出された足場用梁材54と、躯体スラブ51a上に
所定間隔で配置されたジャッキベース55上に立設され
た単管柱56とをクランプ57で緊結して骨組構造が構
成されている。そしてはり間方向に沿って単管柱56に
緊結された腕木58に足場板59を敷き並べて、張り出
し床60と所定勾配の昇降路(スロープ)61とが構築
されている。なお、張り出し床60とスロープ61には
墜落防止のために手摺62も設ける必要がある。このた
め柱の間隔に合った長さの単管を手摺62として使用し
ている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前述のような
渡り足場は、長さやサイズの適合した単管やクランプや
足場板を個別に調達して現場で組み立てなくてはなら
ず、設置、解体作業に多くの作業時間をとる必要があ
る。また、スロープ部分が足場を受ける柱と一体構造と
なっているため、屋上スラブの防水工事等において、前
記スロープの設置位置を盛替えるために、渡り足場の一
部をその都度、解体しなくてはならないという問題があ
る。
【0005】そこで、本発明の目的は上述した従来の技
術が有する問題点を解消し、既に組み立てられた枠組足
場に一体的に取り付けて足場を設けることができる渡り
足場構造を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は建物躯体に沿い、所定の離れをとって構築
された仮設足場内の通路の高さと、上弦横架材位置の高
さとがほぼ一致するように前記仮設足場の側部に取り付
けられる梁枠と、前記上弦横架材に根元部が固着され、
前記建物躯体に向けて延設された足場側の張り出し梁部
分に囲まれるように敷設された床材により張り出し床が
形成されたブラケット枠と、前記建物躯体のスラブ面上
に立設された伸縮自在な脚柱に根元部が固着され、前記
ブラケット枠に対向して延設された建物側の張り出し梁
部分に囲まれるように敷設された床材によりバルコニー
床が形成され、枠の一辺が前記足場側の張り出し床の
の一辺に支持されるように、着脱自在に連結されたバル
コニー枠と、前記バルコニー枠の他の辺に支持されるよ
うに、着脱自在に連結された前記建物躯体との昇降路枠
とを備えたことを特徴とする。
【0007】他の発明として、建物躯体に沿い、所定の
離れをとって構築された仮設足場内の通路の高さと、上
弦横架材位置の高さとがほぼ一致するように前記仮設足
場の側部に取り付けられる梁枠と、前記上弦横架材に根
元部が固着され、前記建物躯体に向けて延設された足場
側の張り出し梁部分に囲まれるように敷設された床材に
より張り出し床が形成されたブラケット枠と、前記建物
躯体のスラブ面上に立設された伸縮自在な脚柱に根元部
が固着され、前記ブラケット枠に対向して延設された
物側の張り出し梁部分に囲まれるように敷設された床材
によりバルコニー床が形成され、枠の一辺が前記足場側
の張り出し床の枠の一辺に着脱自在に連結されたバルコ
ニー枠と、前記建物躯体のスラブ面上に立設された伸縮
自在な脚柱に根元部が固着され、エレベータ乗降ゲート
に対向して延設された建物側の張り出し梁部分に囲まれ
るように敷設された床材によりエレベータ乗降床が形成
され、枠の一辺が前記ブラケット枠の張り出し床の他の
一辺に支持されるように、着脱自在に連結されたエレベ
ータ乗降足場枠と、前記バルコニー枠の他の一辺に支持
されるように、着脱自在に連結された前記建物躯体との
昇降路枠とを備えたことを特徴とする。
【0008】
【0009】
【0010】本発明によれば、建物躯体に沿い、所定の
離れをとって構築された仮設足場内の通路の高さと、上
弦横架材位置の高さとがほぼ一致するように前記仮設足
場の側部に取り付けられる梁枠と、前記上弦横架材に根
元部が固着され、前記建物躯体に向けて延設された足場
側の張り出し梁部分に囲まれるように敷設された床材に
より張り出し床が形成されたブラケット枠と、前記建物
躯体のスラブ面上に立設された伸縮自在な脚柱に根元部
が固着され、前記ブラケット枠に対向して延設された
物側の張り出し梁部分に囲まれるように敷設された床材
によりバルコニー床が形成され、枠の一辺が前記足場側
張り出し床の枠の一辺に支持されるように、着脱自在
連結されたバルコニー枠とを備え、前記バルコニー枠
他の辺に支持されるように、着脱自在に連結された前
記建物躯体との昇降路枠とを備えたことにより、従来複
数の部材を組み合わせて組み立てていた渡り足場を一体
的に構成でき、このため簡単かつ迅速に足場構造を構築
でき、また躯体側と簡単に切り離しができ、また前記張
り出し床を容易に拡張でき、前記昇降路枠を配置する場
所を自由に設定、移動できる。
【0011】また、建物躯体に沿い、所定の離れをとっ
て構築された仮設足場内の通路の高さと、上弦横架材位
置の高さとがほぼ一致するように前記仮設足場の側部に
取り付けられる梁枠と、前記上弦横架材に根元部が固着
され、前記建物躯体に向けて延設された足場側の張り出
し梁部分に囲まれるように敷設された床材により張り出
し床が形成されたブラケット枠と、前記建物躯体のスラ
ブ面上に立設された伸縮自在な脚柱に根元部が固着さ
れ、前記ブラケット枠に対向して延設された建物側の
り出し梁部分に囲まれるように敷設された床材によりバ
ルコニー床が形成され、枠の一辺が前記足場側の張り出
し床の枠の一辺に着脱自在に連結されたバルコニー枠
と、前記建物躯体のスラブ面上に立設された伸縮自在な
脚柱に根元部が固着され、エレベータ乗降ゲートに対向
して延設された建物側の張り出し梁部分に囲まれるよう
に敷設された床材によりエレベータ乗降床が形成され、
枠の一辺が前記ブラケット枠の張り出し床の他の一辺に
支持されるように、着脱自在に連結されたエレベータ乗
降足場枠と、前記バルコニー枠の他の一辺に支持される
ように、着脱自在に連結された前記建物躯体との昇降路
とを備えたことにより、エレベータ寸法に合致した工
事用エレベータ乗降足場を容易に構築することができ、
また前記躯体との行き来をより簡単に実現でき、昇降路
枠の移動も容易に行える。
【0012】
【0013】
【0014】
【実施例】以下、本発明による渡り足場構造の一実施例
を図面を参照して説明する。図1は枠組足場の側面に取
り付けられた本発明による渡り足場1を示した斜視図で
ある。なお図の簡単化のために枠組足場2は仮想線で示
されている。渡り足場1は、梁枠10およびブラケット
枠20とからなり、本実施例では3スパンからなる梁枠
10の中央スパン位置にブラケット枠20が一体的に取
り付けられている。梁枠10及びブラケット枠20はと
もに、通常の枠組足場2の建枠の脚柱、横架材に使用さ
れる材質と同様の単管からなり、外径が42.7mmの
ものが使用されている。このため枠組足場2への緊結に
は既製クランプ4等を使用することができる。
【0015】さらに、本実施例では梁枠10を枠組足場
2に固定するために既製クランプ4を使用する他に、梁
受け金具3が用いられている。この梁受け金具3は梁受
け部が略U字形をなし、梁枠10を設置する枠組足場2
の布枠(図示せず)の一部に止めネジ等で固定されてお
り、梁枠10の下弦横架材11の一部をU字部で支持す
るようになっている。このとき上弦横架材12は枠組足
場2の布枠部分に敷設された通路の設置高さとほぼ一致
する高さになるように枠組足場2の側面に梁受け金具3
やクランプ4により固定されるようになっている。
【0016】一方、ブラケット枠20は所定の張り出し
梁21とこの張り出し梁21を受ける斜材22からな
り、張り出し梁21で囲まれた張り出し床25には着脱
自在な床材23が敷設されている。この床材23には軽
量化のためにエキスパンドメタルが使用されているが、
滑り止めが施された縞鋼板や、パンチングメタル等を使
用しても良い。さらに上弦横架材12、張り出し梁21
の各交点、隅角部にはさや管13、24が立設されてい
る。このさや管13、24は手摺部材のベース管として
使用されるようになっている。本実施例では手摺部材と
して、手摺ユニット14が使用されている。この手摺ユ
ニット14は、中間ヒンジ部14aで折り畳み自在な平
面視してL字形をなしている。このため手摺を設ける場
合には、手摺ユニット14の脚部を所定位置のさや管1
3、24に差し込むだけで、接続部がロックピン等の公
知の固定ピンで固定され、2スパン分の折れ曲がり部の
手摺を簡単に設置することができる。なお、ヒンジ部1
4aで手摺ユニット14を分解できるようにしておけ
ば、上弦横架材12あるいは張り出し梁21のうちの1
スパンのみに手摺を設けることも可能である。
【0017】張り出し床25の一端には階段枠30が取
り付けられている。この階段枠30は図2に示したよう
に所定の勾配をなして躯体スラブ51aへ降りられるよ
うに設置されている。階段枠30の張り出し床25への
取り付けは、階段枠30の上端に設けられた係止金具3
1及びこの係止金具31の端部に形成されたロック爪3
2により確実に行われるようになっている。このロック
爪32は枠組足場2に使用される布枠のつかみ金具に設
けられている通常のロック爪と同様の構造からなる。ロ
ック動作としては、階段枠30の係止金具31を張り出
し床25の梁材21bに係止すると同時に、ロック爪3
2が矢印A方向にスライドして梁材21bを把持し、ロ
ック機構が作用するようになっている。これにより張り
出し床25のに連結された階段枠30の係止金具31が
通行時の振動等によりはずれてしまうのを確実に防止で
きる。この階段枠30にも所定位置にさや管33が形成
されており、所定形状の手摺ユニット34を差し込んで
使用することができるようになっている。なお、図1で
は説明のために一方の側の手摺ユニット34のみを示し
ている。
【0018】ところで、図2に示したように躯体51の
パラペット51bの立ち上がり高さによって渡り足場1
の張り出し床25の設置高さも異なってくる。このため
階段枠30はその高さに応じて階段勾配が適正になるよ
うなスパンLのものを使用することが好ましい。なお、
階段踏板35の踏面は面の傾斜を調整でき、階段勾配に
応じて水平を保持できるようになっている。なお、この
場合、使用する手摺も床面の傾斜に合わせて変更可能な
構造のものを使用することが好ましい。また、勾配が緩
い場合には、図3に示したようなスロープ枠36を階段
枠30の代わりに使用することも好ましい。このスロー
プ枠36は鋼管製の枠体36aにエキスパンドメタルの
床板材37を取り付けたものである。床板材37は昇降
の際に、足元が滑らないような材質のものであれば、縞
鋼板等、種々の板材を使用できることはいうまでもな
い。また、アングル材(山形鋼)等のような棒状の滑り
止め部材を床板材37の上に所定間隔で固着して滑り止
めとしても良い。
【0019】図5は、図1に示した渡り足場1の変形例
を示したものである。この渡り足場1では梁枠10に対
してブラケット枠20が折り畳み可能な構造になってい
る。すなわち、ブラケット枠20の張り出し梁21の根
元部にヒンジ部21aが形成され、さらに斜材22と張
り出し梁21との接合部22aもヒンジ結合され、2本
の斜材22の下端22bを連結する梁材22dに係止金
具26が設けられ、下弦横架材11に係止するようにな
っている。このようにブラケット枠20が折り畳み可能
になっているので、渡り足場1を運搬する際にコンパク
トな形態にして運搬することができ、枠組足場2の各部
材とともにまとめておくことができるという利点があ
る。
【0020】図6、図7は、前述の渡り足場1にバルコ
ニー枠を連結し、昇降路枠の向きを変えるようにした他
の実施例を示したものである。同図に示したバルコニー
枠40は、伸縮可能な脚柱部41と、この脚柱部41に
一体的に接続されたバルコニー床42と、バルコニー床
42を支持する斜材43とから構成されている。このう
ち脚柱部41は2重筒構造の鋼管柱からなり、内筒柱4
4を伸縮させてバルコニー床42の高さを調整でき、渡
り足場1の張り出し床25と高さを一致させるようにな
っている。なお、同図にはスラブの不陸調整のためにジ
ャッキベース45が示されているが、ジャッキベース4
5は必要に応じて使用すれば良い。内筒柱44の高さ調
整は固定ボルトBの締め付けにより行うようになってい
る。
【0021】このバルコニー枠40の適用例としては、
図7に示したように渡り足場1から躯体51まで階段枠
等を延ばすことができない集合住宅のバルコニー部など
が例示的に挙げられる。このような躯体バルコニー51
Bでは、渡り足場1から一直線状に昇降路枠を設けるこ
とができない。そこで、張り出し床25とほぼ等しい高
さとなるようにバルコニー枠40を設置すれば、このバ
ルコニー枠40から昇降経路を直角に曲げた状態で階段
枠30やスロープ枠36を取り付けることができる。
【0022】図8は、ロングスパン工事用エレベータの
乗降足場として渡り足場1を適用した例を示した実施例
である。ロングスパン工事用エレベータEは長物資材を
積載して昇降運搬することができるため、高層ビルの建
築工事等において、使用されてきているが、ロングスパ
ン工事用エレベータEを枠組足場2の一部に組み込んだ
場合に、所定階での枠組足場2からや躯体51からのエ
レベータ乗降を可能にする必要がある。そこで、このエ
レベータ乗降足場は、エレベータ脇に組み立てられた枠
組足場2に渡り足場1を取り付け、さらに渡り足場1に
エレベータ乗降足場45を連結したものである。エレベ
ータ乗降足場45は、図8に示したように前述のバルコ
ニー枠40を複数スパン構造にしたもので、このスパン
は使用されているロングスパン工事用エレベータEの搬
器長さによって設定するようになっており、渡り足場1
の張り出し床25と連続した乗降床49を構成するよう
になっている。なお、バルコニー枠40がエレベータが
昇降する開口部側に転倒するのを防止するために、伸縮
自在なサポート部材(図示せず)により上階バルコニー
の下面に反力をとったりすることが好ましい。
【0023】また、エレベータ乗降床49のロングスパ
ン工事用エレベータEが昇降する開口側には、開閉ゲー
ト46が設けられている。この開閉ゲート46は、エレ
ベータEが停止していない状態の開口部からの墜落防止
のために設けられている。したがって、エレベータEが
エレベータ乗降足場45に停止している時のみ開放する
ようになっている。このときエレベータ乗降足場45と
躯体51とを連絡するために、図9に示したように渡り
足場1の一端に前述のバルコニー枠40を設け、バルコ
ニー枠40から階段枠30等を設置するようにしても良
い。同図に示したようにエレベータ乗降足場45の両側
に渡り足場1を設けることで、図9に破線矢印線で示し
たようなエレベータ乗降床49から枠組足場2、躯体5
1側への通路を確保することができる。
【0024】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、請求項
1記載の発明によれば、仮設足場との行き来をするため
の渡り足場を一体的に構成でき、安価で組み立てが容易
なものとすることができ、また昇降路の盛替えも容易に
行えるので、躯体工事に与える影響を最小にすることが
できるという効果を奏する。
【0025】請求項2記載の発明によれば、昇降路を所
定の方向に向けて設置することができ、渡り足場の適用
場所を広くとることができるという効果を奏する。
【0026】請求項3記載の発明によれば、エレベータ
乗降足場を容易に構築することができ、渡り足場の適用
範囲を広くとることができるという効果を奏する。
【0027】請求項4または請求項5記載の発明によれ
ば、エレベータ乗降足場と躯体スラブとを行き来する昇
降路を足場に対して着脱自在に構築でき、躯体部分の工
事等への影響を最小にすることができるという効果を奏
する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による渡り足場構造の一実施例を示した
斜視図。
【図2】図1に示した渡り足場構造の設置態様の一例を
示した正面図。
【図3】昇降路枠の一例としてのスロープ枠を示した斜
視図。
【図4】昇降路枠の係止金具の一例を示した部分拡大
図。
【図5】渡り足場構造の変形例を示した斜視図。
【図6】渡り足場構造の他の実施例として、バルコニー
枠を連結した足場構造を示した斜視図。
【図7】図6に示した渡り足場構造の設置態様の一例を
示した正面図。
【図8】渡り足場構造の他の実施例として、エレベータ
乗降足場を連結した足場構造を示した斜視図。
【図9】図8に示した渡り足場構造の設置態様の一例を
示した平面図。
【図10】従来の渡り足場構造の一例を示した正面図。
【符号の説明】
1 渡り足場構造 3 梁受け金具 10 梁枠 14 手摺ユニット 20 ブラケット枠 21 張り出し梁 22 斜材 23 床材 25 張り出し床 30 階段枠 31 係止金具 36 スロープ枠 40 バルコニー枠 45 エレベータ乗降足場
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E04G 1/24 - 1/26 E04G 1/36 E04G 3/04 - 3/08 E04G 3/12 E04G 5/04 - 5/06

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】建物躯体に沿い、所定の離れをとって構築
    された仮設足場内の通路の高さと、上弦横架材位置の高
    さとがほぼ一致するように前記仮設足場の側部に取り付
    けられる梁枠と、前記上弦横架材に根元部が固着され、
    前記建物躯体に向けて延設された足場側の張り出し梁部
    分に囲まれるように敷設された床材により張り出し床が
    形成されたブラケット枠と、前記建物躯体のスラブ面上
    に立設された伸縮自在な脚柱に根元部が固着され、前記
    ブラケット枠に対向して延設された建物側の張り出し梁
    部分に囲まれるように敷設された床材によりバルコニー
    床が形成され、枠の一辺が前記足場側の張り出し床の
    の一辺に支持されるように、着脱自在に連結されたバル
    コニー枠と、前記バルコニー枠の他の辺に支持されるよ
    うに、着脱自在に連結された前記建物躯体との昇降路枠
    とを備えたことを特徴とする渡り足場構造。
  2. 【請求項2】建物躯体に沿い、所定の離れをとって構築
    された仮設足場内の通路の高さと、上弦横架材位置の高
    さとがほぼ一致するように前記仮設足場の側部に取り付
    けられる梁枠と、前記上弦横架材に根元部が固着され、
    前記建物躯体に向けて延設された足場側の張り出し梁部
    分に囲まれるように敷設された床材により張り出し床が
    形成されたブラケット枠と、前記建物躯体のスラブ面上
    に立設された伸縮自在な脚柱に根元部が固着され、前記
    ブラケット枠に対向して延設された建物側の張り出し梁
    部分に囲まれるように敷設された床材によりバルコニー
    床が形成され、枠の一辺が前記足場側の張り出し床の枠
    の一辺に着脱自在に連結されたバルコニー枠と、前記建
    物躯体のスラブ面上に立設された伸縮自在な脚柱に根元
    部が固着され、エレベータ乗降ゲートに対向して延設さ
    れた建物側の張り出し梁部分に囲まれるように敷設され
    た床材によりエレベータ乗降床が形成され、枠の一辺が
    前記ブラケット枠の張り出し床の他の一辺に支持される
    ように、着脱自在に連結されたエレベータ乗降足場枠
    と、前記バルコニー枠の他の一辺に支持されるように、
    着脱自在に連結された前記建物躯体との昇降路枠とを備
    えたことを特徴とする渡り足場構造。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008045322A (ja) * 2006-08-14 2008-02-28 Maeda Corp 工事用エレベータの乗降用ステージ

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