JP3474301B2 - Stabilizers for docosahexaenoic acids - Google Patents

Description

【発明の詳細な説明】 【０００１】 【産業上の利用分野】本発明はドコサヘキサエン酸（以
下、ＤＨＡと称する）および／または魚油（以下、ＤＨ
Ａ、魚油又はＤＨＡ添加魚油をＤＨＡ類と称する）の安
定化剤に関する。更に詳しくは、所定の方法で得た南天
の葉の抽出エキス及びビタミンＣを有効成分として含有
するＤＨＡ類の安定化剤に関する。 【０００２】 【従来の技術】ドコサヘキサエン酸（以下ＤＨＡと略称
する）、エイコサペンタエン酸（以下ＥＰＡと略称す
る）等のω−３系高度不飽和脂肪酸は、コレステロール
低下、血栓生成の予防、制ガン作用などの生理作用を有
しており、また最近の研究で、ＤＨＡが記憶力・学習能
力の向上、幼児の脳の発達など他のω−３脂肪酸にはな
い生理作用を有していることが指摘されてから注目され
はじめ、機能性食品、健康食品の素材や医薬品原料とし
ての応用開発が盛んに行われるようになった。これら高
度不飽和脂肪酸は、イワシ、サバ、カツオ、マグロ等の
魚油中に遊離脂肪酸あるいは脂肪の構成脂肪酸として多
く含まれ、特にカツオ、マグロの頭部に存在する眼窩脂
肪には30〜40％のＤＨＡが含まれていると言われてい
る。 【０００３】しかしながら、これら高度不飽和脂肪酸お
よび魚油は、精製した当初は魚臭特有の不快な異味異臭
はないが、不飽和結合を多く有しているため不安定で、
時間の経過と共に酸素、光、熱、微生物などの作用を受
けて劣化し、異味異臭が発生してくる。この異味異臭は
いわゆる戻り臭（オフフレーバー）と言われており、こ
の戻り臭の発生は、ＤＨＡ類を配合した商品の価値を著
しく低下させるという使用上のトラブルを引き起こすた
め、ＤＨＡ類が各種の機能性を有しているにもかかわら
ず、ＤＨＡ類含有製品の開発を困難にしており、ＤＨＡ
類の劣化あるいは戻り臭の防止が緊急に解決すべき課題
となっている。 【０００４】上述の課題を解決する目的で幾つかの提案
がなされており、例えば、茶抽出物を含む水溶液を必要
に応じて相乗剤と共に一種または二種以上の特定量の親
油性乳化剤で乳化した親油性抗酸化剤が提案され、そし
て該抗酸化剤は、バター、魚油などの動植物油脂の酸化
防止に効果があると記載されている（特公平３−49315
号公報参照）。また茶葉抽出成分、一種または二種以上
のポリヒドロキシ化合物、一種または二種以上の有機酸
および水からなる水産品の品質保持剤（特公昭５−6608
4 号公報参照）、更に構成脂肪酸として高度不飽和脂肪
酸（ＤＨＡ、ＥＰＡ）を含有する脂質を含む食品中に脂
溶性ジンジャーフレーバーを存在させる魚臭のマスキン
グ方法（特開平６−189717号公報参照）等が提案されて
いる。 【０００５】一方、南天の葉のエキスに関しては、例え
ば南天の葉を粉砕、乾燥させ、非極性有機溶媒で非極性
物質を除去し、極性有機溶媒で極性物質を抽出し、減圧
乾固後、ｐＨ３に調整してクロロホルム可溶部を除去
し、水可溶部をｐＨ12に調整してクロロホルム可溶部を
抽出し、再び減圧乾固後、分取薄層クロマトグラフ法に
より得られる天然抗酸化物質を製造する方法が開示され
ている。更にこの天然抗酸化物質は、リノール酸に対し
て酸化防止効果を有していると記載されている（特開平
５−271654号公報参照）。 【０００６】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、時間の
経過と共に発現するＤＨＡ類の経時変化に伴う劣化臭あ
るいは戻り臭などのトラブルを防止する上で、従来提案
された技術はそれなりの成果はあるものの、必ずしも満
足できるものではなく、更に優れたＤＨＡ類の経時変化
に伴う劣化臭ないし戻り臭を防止することのできる安定
化剤の開発が強く望まれている。 【０００７】 【課題を解決するための手段】本発明者らは、従来から
生薬をはじめとする各種天然抽出物の機能性に着目し、
特にＤＨＡ類の安定化に寄与する天然物エキスについて
鋭意研究を行ってきた。その結果、従来、リノール酸に
対しては酸化防止機能を有することが知られている南天
の葉の抽出エキスとビタミンＣを併用することにより、
南天の葉の抽出エキスを単独で用いた場合と比較して、
ＤＨＡ類の経時変化に伴う劣化臭ないし戻り臭を防止す
るのに著しい効果が発揮され、従来の課題を一挙に解決
できることを発見した。更に研究を続けたところ、南天
の葉の抽出エキスが、南天の葉を吸着剤の存在下に水お
よび／または極性有機溶媒で抽出し、更に抽出液を多孔
性樹脂で処理して得られるものである場合に特に効果を
示すことを見出し本発明を完成した。 【０００８】即ち本発明は、南天の葉を吸着剤の存在下
に水および／または極性有機溶媒で抽出し、更に抽出液
を多孔性樹脂で処理して得られる抽出エキス及びビタミ
ンＣを有効成分として含有することを特徴とするドコサ
ヘキサエン酸および／または魚油の安定化剤である。 【０００９】以下、本発明の実施の態様について更に具
体的に説明する。本発明で使用する南天（Nandina dome
stica Thunb ）は、わが国の暖かい地方の山地に野生し
あるいは庭木として植えられており、その葉は惣菜の添
え物に、また果実は生薬（鎮咳薬）として利用されてお
り、容易に入手することができる。南天の葉は生もしく
は乾燥したものでもよく、これらの葉は抽出効率を向上
させるため予め粉砕した葉を用いるのが好ましい。 【００１０】粉砕した南天の葉の抽出は、極性有機溶媒
抽出、水抽出あるいは水と極性有機溶媒を混合した含水
極性有機溶媒抽出を挙げることができる。従って水と極
性有機溶媒の混合割合は全く制限がなく、水に対して該
溶媒０〜１００重量％の範囲を例示することができる。
また極性有機溶媒の種類としては、例えばメタノール、
エタノール、アセトンなどを挙げることができる。 【００１１】抽出の好ましい例を示すと、例えば粉砕し
た南天の葉に、重量で約１０〜２０倍の水またはメタノ
ール、エタノールなどのアルコール類あるいは含水アル
コール類を添加して、例えば約７０〜８０℃で、約１時
間ないし約２時間加熱しながら撹拌抽出する。抽出する
際に、南天の葉から溶出してくるクロロフィル等の色素
成分を吸着除去する目的で活性炭などの吸着剤の存在下
で処理する。抽出処理終了後、抽出液を冷却し不溶性固
形分を分離除去するため濾紙で濾過を行い、濾液は濃縮
し濃縮液を得る。このようにして得られる濃縮液を更に
多孔性樹脂で精製して本発明の有効成分して使用する。
精製手段としては、例えばセパビーズＳＰ−２０７〔三
菱化学（株）製商品名〕、デュオライトＸＡＤ−７等の
多孔性樹脂と濃縮液を接触させる樹脂吸着精製法を採用
する。樹脂吸着精製法は樹脂に吸着された有効成分をエ
タノール等で溶出させ、溶出液を濃縮することにより、
本発明で使用する南天葉エキスを得ることができる。 【００１２】本発明で南天葉抽出エキスと併用するビタ
ミンＣは、Ｌ−アスコルビン酸と言われているもので、
無色の結晶で水によく溶け、爽快な酸味を呈し、市場で
容易に入手できる。本発明における南天の葉の抽出エキ
スとビタミンＣとの配合割合は、特別に制約されるもの
ではないが、例えば南天葉抽出エキス１重量部に対し
て、ビタミンＣを0.01〜20重量部、より好ましくは0.5
〜５重量部の範囲を例示できる。この範囲を外れてビタ
ミンＣを多く配合するとビタミンＣに由来する香味上の
問題があり、また少なすぎると該エキスとビタミンＣの
併用による相乗効果は認められず、ＤＨＡ類の安定化剤
としての効果はあまり期待できない。 【００１３】本発明の安定化剤の使用対象となるＤＨＡ
類としては、ＤＨＡ、魚油及び魚油にＤＨＡを配合した
ＤＨＡと魚油の混合物が挙げられる。ＤＨＡは、イワ
シ、サバ、カツオ、マグロ等の魚油中に遊離の脂肪酸ま
たはトリグリセリドとして存在している。 【００１４】本発明の安定化剤の使用対象となるＤＨＡ
類としては、イワシ、サバ、カツオ、マグロ等の魚から
得られる魚油が例示され、特にカツオ、マグロの頭部か
ら採取したものは、多量のＤＨＡを含有する魚油として
好ましく例示することができる。これらの魚油はそのま
まで各種用途に供することもできるが、精製してＤＨＡ
高含有魚油とするのが好ましい。精製法としては、例え
ばカツオ、マグロの頭部に存在する眼窩脂肪を加熱し、
油分を分離したものを活性炭処理により脱色・脱臭し、
−20〜−40℃で結晶物を除去する（ウィンタリング）等
の工程を経て行う方法がある。眼窩脂肪のＤＨＡ含量
は、マグロでは約20〜30重量％、カツオでは約30〜45重
量％であり、上述の処理を行うことによりそれぞれ約30
〜40重量％、約35〜50重量％までＤＨＡ含有量が高める
ことができる。 【００１５】さらにカツオ、マグロの眼窩脂肪以外のＤ
ＨＡ原料、例えば、カツオ、マグロ、イワシ、サバなど
の魚油の精製法としては、例えば蒸留、分別結晶、クロ
マトグラフィーなどの物理的な分離手段による精製法；
該魚油を濃度60％以上の硝酸銀溶液と混合し、ＤＨＡの
銀との結合性を利用して他の脂肪酸から分離するなどの
化学的手段による精製法などがあり、またリパーゼを使
用したエステル交換反応によりトリグリセリド中のＤＨ
Ａ含量を高める方法等により、ＤＨＡ含量を20％以上に
高めた魚油およびこれらの任意の混合物もまたＤＨＡ高
含有魚油として各種用途に使用することができる。 【００１６】本発明の安定化剤は、前記のようにして得
られる南天の葉抽出エキスおよびビタミンＣからなる混
合物のみからなるものであってもよいし、該混合物と適
当な希釈剤もしくは担体との組成物の形態であってもよ
い。このような希釈剤もしくは担体としては、例えばア
ラビアガム、デキストリン、グルコース、シュクロース
などの固体希釈剤もしくは担体、また水やエタノール、
プロピレングリコール、グリセリン等のアルコール類あ
るいはポリグリセリンの脂肪酸エステル、ショ糖脂肪酸
エステル、ソルビタン脂肪酸エステル、グリセリン脂肪
酸エステル等の液体希釈剤もしくは担体を例示すること
ができる。 【００１７】本発明の安定化剤は任意の剤形としてよ
く、例えば、粉末状、顆粒状、液状、乳液状、ペースト
状その他適宜の剤形で使用可能である。例えば、アラビ
アガム、デキストリンなどを添加して粉末状、顆粒状な
どの剤形で使用してもよく、また例えば、エタノール、
プロピレングリコール、グリセリンや乳化剤あるいはこ
れらの混合物に溶解させ、乳化・分散させた液状剤形と
して使用することもできる。更に本発明においては、本
発明の安定化剤とその他既知の安定化剤、例えば茶抽出
物、ビタミンＥ、ローズマリー抽出物、酵素処理ルチ
ン、甘草抽出物、レシチン、没食子酸エステル等を配合
した混合物の形態であってもよい。 【００１８】南天の葉の抽出エキスとビタミンＣからな
る本発明の安定化剤は、ＤＨＡ類に直接添加、混合する
ことによって該ＤＨＡ類の光、酸素、熱、微生物などに
よる経時変化に伴う劣化臭ないし戻り臭を防止すること
ができるし、あるいは該ＤＨＡ類を配合した製品に添加
することによって、製品中のＤＨＡ及び該製品の光、酸
素、熱、微生物などによる経時変化に伴う劣化臭ないし
戻り臭を効果的に防止することもできる。このような製
品としては、飲食物・嗜好品類、餌飼料類、保健・医薬
品類、香粧品類などを挙げることができる。例えば、個
々の商品としては無果汁飲料、果汁入り飲料、乳酸菌飲
料、粉末飲料などの飲料類；アイスクリーム、シャーベ
ット、氷菓などの冷菓類；プリン、ゼリー、ババロア、
ヨーグルトなどのデザート類；その他ドロップ、キャン
ディー、チョコレート、餡、畜肉加工食品、焼肉たれ、
漬物などのような飲食品・嗜好品類；錠剤、液状経口
薬、粉末状の経口薬、湿布薬などのような保健・医薬品
類；石鹸、洗剤、シャンプーのような香粧品類の安定化
剤として有用である。 【００１９】本発明における南天の葉の抽出エキスとビ
タミンＣからなる安定化剤の添加量は、ＤＨＡ類の含有
量または濃度などによって適宜選択することができる
が、一般的にはＤＨＡ類に対して約35〜40重量％程度の
範囲がしばしば採用される。 【００２０】 【実施例】以下実施例により本発明の安定化剤について
更に詳しく説明する。 （南天エキスの製造例１）乾燥した南天葉の粉砕物50ｇ
に水1,000 ｇ及び活性炭２ｇ加えて、70℃で１時間撹拌
抽出した。冷却後、濾紙による濾過を行い、不溶性固形
分を除去して、抽出液1,140 ｇを得た。次いでこの抽出
液をＳＰ−207 （前出）70ｍｌを充填したカラム中に徐
々に流した。次いで樹脂を充分に水洗した後95重量％エ
タノール水溶液210 ｇを流して樹脂に吸着した物質を溶
出させた。得られた溶液を減圧濃縮後、乾燥することに
より南天葉エキス23.3ｇを得た。（南天エキス１） 【００２１】（南天エキスの製造例２）乾燥した南天葉
の粉砕物50ｇに60重量％エタノール水溶液500 ｇ及び活
性炭２ｇを加えて 70 ℃で１時間撹拌抽出した。冷却
後、濾紙による濾過を行い不溶性固形分を除去して抽出
液454 ｇを得た。次いでこの抽出液をケイソウ土と撹拌
しながら接触させた後濾過した。得られた濾液を減圧濃
縮後、乾燥することにより南天葉エキス40.6ｇを得た。
（南天エキス２） 【００２２】実施例１ 南天葉エキス２を４ｇおよびビタミンＣ10ｇを軟水86ｇ
に溶解し、本発明の安定化剤100 ｇを得た。 【００２３】25重量％ＤＨＡ含有精製魚油150 ｇ、グリ
セリン540 ｇ、デカグリセリンモノオレエート60ｇ、軟
水150 ｇ及び上記安定化剤100 ｇを混合する。この混合
液を予備撹拌して分散させた後、Ｔ. Ｋ. ホモミキサー
（特殊機化工業製）を用い500 rpm で10分間乳化し、粒
子径約0.3 〜0.5 μm の均一な乳化組成物1,000 ｇを得
た。 【００２４】比較例１ 25重量％ＤＨＡ含有精製魚油150 ｇ、グリセリン540
ｇ、デカグリセリンモノオレエート60ｇ、軟水246 ｇ及
び南天葉エキス２を４ｇ混合する。この混合液の乳化処
理は、実施例１の方法と同様にして均一な乳化組成物1,
000 ｇを得た。 【００２５】比較例２ 25重量％ＤＨＡ含有精製魚油150 ｇ、グリセリン540
ｇ、デカグリセリンモノオレエート60ｇ及び軟水250 ｇ
を混合する。この混合液の乳化処理は、実施例１の方法
と同様にして均一な乳化組成物1,000 ｇを得た。 【００２６】（ＤＨＡ含有精製魚油乳化組成物の保存安
定性試験）実施例１、比較例１及び比較例２の乳化組成
物各20ｇをそれぞれ100 ccの透明ガラスビンに入れ、遮
光下、50℃で30日間保存し、香味の経時変化を比較し
た。その結果を表１に示す。但し、表中の各記号は下記
の評価を示す。（以下表２〜表３についても全く同様） − ：異味異臭の発生が認められない。 ± ：異味異臭の発生がわずかに認められる。 ＋ ：やや不快な異味異臭の発生が認められる。 ＋＋ ：かなり不快な異味異臭の発生が認められる。 ＋＋＋：著しく不快な異味異臭の発生が認められる。 【００２７】 【表１】 【００２８】表１の結果から明らかなように、実施例１
の乳化組成物は30日後においても香味の変化はなく安定
であったのに対し、比較例のものは異味、異臭が認めら
れ、特に比較例２のものは10日後において既にかなり不
快な異味、異臭の発生が認められ、香味の保存安定性は
悪かった。また南天葉エキス１についても同様にして保
存安定性試験を行ったところ、優れた効果が認められ
た。 【００２９】実施例２及び比較例３〜４ （ＤＨＡ含有精製魚油飲料の耐熱性及び耐光性試験）グ
ラニュー糖240 ｇ、クエン酸８ｇを水に溶解し、飲料用
シロップ2,000 ｇを調製した。このシロップ200 ｇ入り
の容器３本に、実施例１、比較例１及び比較例２の各乳
化組成物0.4 ｇをそれぞれ添加したものを、実施例２及
び比較例３〜４として、各々別のガラスビンに90℃でホ
ットパック充填した後冷却し、ＤＨＡ含有精製魚油飲料
を得た。 【００３０】耐熱性試験 上述のようにして得た各飲料を40℃で14日間保存し、風
味の経時変化を官能的に観察、試験した。その結果を表
２に示す。 【００３１】 【表２】 【００３２】表２の結果から明らかなように、実施例２
のＤＨＡ含有精製魚油飲料は14日後でわずかに風味の劣
化は認められるものの７日後までは風味の劣化は全くな
く、優れた効果が認められる。一方、比較例のＤＨＡ含
有精製魚油飲料は異味、異臭が認められ、特に比較例４
のＤＨＡ含有精製魚油飲料は７日後において既にかなり
不快な異味異臭の発生が認められ、風味の保存安定性は
悪かった。また南天葉エキス１についても南天葉エキス
２と同様にして耐熱性試験を行ったところ、優れた効果
が認められた。 【００３３】実施例３及び比較例５〜６ 耐光性試験 実施例２及び比較例３〜４で調製したＤＨＡ含有精製魚
油飲料に対して日光を照射（1,200 ラングレー）し（こ
れらを各々実施例３及び比較例５〜６とする）、風味の
経時変化を官能的に評価した。また、日光照射後の飲料
中のＤＨＡの酸化状態を評価するため、ＴＢＡ値を測定
した。その結果を表３に示す。尚ＴＢＡ値の測定は、油
化学18，699 〜718 ( 1969）に記載の方法に従って行っ
た。 【００３４】 【表３】 【００３５】表３の結果から明らかなように、実施例３
のＤＨＡ含有精製魚油飲料は比較例５〜６のそれに比較
して耐光性に優れた効果が認められる。また南天葉エキ
ス１についても南天エキス２と同様にして耐光性試験を
行ったところ、優れた効果が認められた。 【００３６】 【発明の効果】本発明の安定化剤を使用すれば、酸素、
光、熱、微生物などに起因するドコサヘキサエン酸類の
劣化を十分に防止することができる。Description: BACKGROUND OF THE INVENTION 1. Field of the Invention The present invention relates to docosahexaenoic acid (hereinafter referred to as DHA) and / or fish oil (hereinafter referred to as DH).
A, fish oil or DHA-added fish oil is referred to as DHAs). More particularly, it relates to a stabilizer of DHA acids containing as an active ingredient the extract and vitamin C in southern leaf obtained in a predetermined manner. [0002] ω-3 highly unsaturated fatty acids such as docosahexaenoic acid (hereinafter abbreviated as DHA) and eicosapentaenoic acid (hereinafter abbreviated as EPA) reduce cholesterol, prevent thrombus formation and prevent cancer. It has physiological effects such as action, and recent studies have shown that DHA has physiological effects that other ω-3 fatty acids do not, such as improvement of memory and learning ability, brain development of infants, etc. After being pointed out, attention has begun, and application development as a raw material for functional foods and health foods and as a raw material for pharmaceuticals has been actively carried out. These polyunsaturated fatty acids are contained in fish oils such as sardines, mackerel, skipjack and tuna in a large amount as free fatty acids or fatty acids constituting fats. In particular, orbital fat present in the heads of skipjack and tuna has a content of 30 to 40%. It is said to contain DHA. [0003] However, these polyunsaturated fatty acids and fish oil have no unpleasant off-flavor peculiar to fish odor at the beginning of purification, but are unstable due to having many unsaturated bonds.
Over time, it is degraded by the action of oxygen, light, heat, microorganisms, etc., and produces a strange odor. This off-flavor is called a so-called return odor (off-flavor), and the occurrence of this return odor causes a trouble in use that significantly lowers the value of a product containing the DHA, so that the DHA may be used in various types. Despite its functionality, it has made it difficult to develop DHA-containing products.
Prevention of degradation or return odor is an urgent issue to be solved. Some proposals have been made for the purpose of solving the above-mentioned problems. For example, an aqueous solution containing a tea extract is emulsified with one or more specific amounts of a lipophilic emulsifier, if necessary, together with a synergist. Lipophilic antioxidants have been proposed, and the antioxidants are described as being effective in preventing the oxidation of animal and vegetable fats and oils such as butter and fish oil (Japanese Patent Publication No. 3-49315).
Reference). Further, a quality preserving agent for marine products comprising tea leaf extract components, one or more polyhydroxy compounds, one or more organic acids and water (Japanese Patent Publication No. 5-6608)
No. 4, Japanese Patent Application Laid-Open No. 6-189717), and a method for masking fishy odor by allowing fat-soluble ginger flavor to be present in foods containing lipids containing polyunsaturated fatty acids (DHA, EPA) as constituent fatty acids (see Japanese Patent Application Laid-Open No. 6-189717). Etc. have been proposed. On the other hand, as for the extract of the southern sky, for example, the southern sky is crushed and dried, the nonpolar substance is removed with a nonpolar organic solvent, the polar substance is extracted with a polar organic solvent, and dried under reduced pressure. The pH was adjusted to 3 to remove the chloroform-soluble portion, the water-soluble portion was adjusted to pH 12 to extract the chloroform-soluble portion, dried to dryness again under reduced pressure, and the natural antioxidant obtained by preparative thin-layer chromatography. A method for making a material is disclosed. Furthermore, it is described that this natural antioxidant has an antioxidant effect on linoleic acid (see JP-A-5-271654). [0006] However, in order to prevent troubles such as deterioration odor or return odor due to the time-dependent change of DHA which develops with the lapse of time, the techniques proposed in the prior art have achieved a certain result. However, it is not always satisfactory, and there is a strong demand for the development of a stabilizer which can prevent the deterioration odor or the return odor of DHAs with the lapse of time. Means for Solving the Problems The present inventors have focused on the functionality of various natural extracts including crude drugs,
In particular, intensive studies have been made on natural product extracts that contribute to stabilization of DHAs. As a result, conventionally, by using vitamin C together with extract of Nanten leaves, which is known to have an antioxidant function against linoleic acid,
Compared to the case of using the extract of Nanten leaf alone,
It has been found that a remarkable effect is exhibited in preventing the deterioration odor or return odor of DHA due to the change with time, and the conventional problems can be solved at once. Further studies showed that the extract of southern leaves was able to extract water from the southern leaves in the presence of an adsorbent.
And / or extract with polar organic solvent
The present invention has been found to show a particularly advantageous effect when it is obtained by treating with a hydrophilic resin . [0008] That is, the present invention relates to a method of preparing southern leaves in the presence of an adsorbent.
Extracted with water and / or a polar organic solvent.
Extracts and Vitamins Obtained by Treatment of Porous Resin with Porous Resin
Docosa, comprising as an active ingredient
It is a stabilizer for hexaenoic acid and / or fish oil . Hereinafter, embodiments of the present invention will be described more specifically. Nanten (domestic dome) used in the present invention
Stica Thunb) is planted as wild or garden tree in the warm mountains of Japan, its leaves are used as side dishes and the fruits are used as crude drugs (antitussives) and can be easily obtained. it can. The leaves of southern sky may be fresh or dried, and it is preferable to use leaves that have been previously ground to improve extraction efficiency. [0010] Extraction of the leaves of the milled southern can be mentioned polar organic solvent extraction, water-containing polar organic solvent extractions were mixed water extraction or water and a polar organic solvent. Accordingly, the mixing ratio of water and the polar organic solvent is not limited at all, and a range of 0 to 100% by weight of the solvent with respect to water can be exemplified.
Further, as the type of the polar organic solvent, for example, methanol,
Ethanol, acetone and the like can be mentioned. A preferred example of the extraction is as follows. For example, about 10 to 20 times by weight of water or an alcohol such as methanol or ethanol or an aqueous alcohol is added to crushed Nanten leaves, for example, about 70 to 80 times. The mixture is stirred and extracted while heating at about 1 hour to about 2 hours. When extracting, you in the presence of an adsorbent such as activated carbon in order to adsorb and remove dye components such as chlorophyll elutes from southern leaf. After completion of the extraction treatment, the extract is cooled and filtered through filter paper to separate and remove insoluble solids, and the filtrate is concentrated to obtain a concentrated liquid. The concentrate obtained in this way is further
It is purified with a porous resin and used as an active ingredient of the present invention .
The purification means, if example embodiment cell Pabizu SP-207 [Mitsubishi Chemical Corporation, trade name], adopted <br/> the Duolite XAD-7 resin adsorption purification method the porous resin contacting the concentrate, such as you. Tree fat adsorption purification method is to elute the active ingredients adsorbed on the resin with ethanol or the like, by concentrating the eluate,
The south heaven leaf extract used in the present invention can be obtained. In the present invention, the vitamin C used in combination with the extract of Minami Tenba leaves is said to be L-ascorbic acid.
It is a colorless crystal that dissolves well in water, has a refreshing acidity, and is readily available on the market. The blending ratio of the extract of vitamin C and the extract of Nanten leaf in the present invention is not particularly limited, but for example, 0.01 to 20 parts by weight of vitamin C is added to 1 part by weight of the extract of Nanten leaf. Preferably 0.5
A range of 5 to 5 parts by weight can be exemplified. If the amount of vitamin C is out of this range, a large amount of vitamin C causes a problem in flavor derived from vitamin C. If the amount is too small, no synergistic effect due to the combined use of the extract and vitamin C is observed. The effect cannot be expected very much. DHA to be used for the stabilizer of the present invention
The class includes DHA, fish oil, and a mixture of DHA and fish oil in which DHA is blended with fish oil. DHA is present as free fatty acids or triglycerides in fish oils such as sardines, mackerel, skipjack, and tuna. DHA to be used for the stabilizer of the present invention
Examples of the species include fish oil obtained from fish such as sardine, mackerel, bonito, and tuna. Particularly, those collected from the heads of bonito and tuna can be preferably exemplified as fish oil containing a large amount of DHA. These fish oils can be used for various purposes as they are,
It is preferable to use a high-content fish oil. As a purification method, for example, skipjack, heating the orbital fat present in the head of tuna,
The oil separated is decolorized and deodorized by activated carbon treatment.
There is a method in which a crystal is removed at a temperature of −20 to −40 ° C. through a process such as wintering. The DHA content of orbital fat is about 20 to 30% by weight for tuna and about 30 to 45% by weight for skipjack.
The DHA content can be increased to -40% by weight, up to about 35-50% by weight. Furthermore, D other than the orbital fat of skipjack and tuna
As a method for purifying an HA raw material, for example, fish oil such as skipjack, tuna, sardine, mackerel, etc., for example, a purification method by physical separation means such as distillation, fractional crystallization, and chromatography;
There is a purification method by a chemical means such as mixing the fish oil with a silver nitrate solution having a concentration of 60% or more and separating it from other fatty acids by utilizing the binding property of DHA to silver, and a transesterification using lipase. DH in triglyceride by reaction
Fish oil whose DHA content has been increased to 20% or more by a method of increasing the A content and the like and any mixture thereof can also be used for various applications as a DHA-rich fish oil. The stabilizer of the present invention may consist solely of a mixture consisting of the extract of Nanten leaf extract and vitamin C obtained as described above, or the mixture may be combined with a suitable diluent or carrier. May be in the form of a composition. Such diluents or carriers include, for example, solid diluents or carriers such as gum arabic, dextrin, glucose, sucrose, and water or ethanol;
Examples thereof include liquid diluents or carriers such as alcohols such as propylene glycol and glycerin, and fatty acid esters of polyglycerin, sucrose fatty acid esters, sorbitan fatty acid esters, and glycerin fatty acid esters. The stabilizer of the present invention may be in any dosage form, for example, powder, granule, liquid, emulsion, paste and other suitable dosage forms. For example, gum arabic, dextrin and the like may be added and used in the form of a powder, granules or the like.
It can be dissolved in propylene glycol, glycerin, an emulsifier, or a mixture thereof, and used as an emulsified and dispersed liquid dosage form. Furthermore, in the present invention, the stabilizer of the present invention and other known stabilizers such as tea extract, vitamin E, rosemary extract, enzyme-treated rutin, licorice extract, lecithin, gallic acid ester and the like were blended. It may be in the form of a mixture. The stabilizer of the present invention comprising the extract of the leaves of the southern sky and vitamin C is directly added to and mixed with DHA, thereby deteriorating the DHA with the passage of time due to light, oxygen, heat, microorganisms and the like. The odor or return odor can be prevented, or by adding to the product containing the DHAs, the DHA in the product and the deterioration odor due to aging of the product due to light, oxygen, heat, microorganisms, etc. Return odor can also be effectively prevented. Examples of such products include foods and drinks, luxury goods, feedstuffs, health and pharmaceutical products, cosmetics, and the like. For example, as individual products, beverages such as fruitless beverages, fruit-containing beverages, lactic acid bacteria beverages, powdered beverages; ice creams, sorbets, frozen desserts such as ice desserts; pudding, jelly, bavarois,
Desserts such as yogurt; other drops, candy, chocolate, bean jam, processed meat, yakiniku sauce,
Foods and drinks, such as pickles; Health and pharmaceuticals, such as tablets, liquid oral medicines, powdered oral medicines, poultices, etc .; As stabilizers for cosmetics, such as soaps, detergents, and shampoos Useful. The amount of the stabilizer consisting of the extract of Nanten leaves and the vitamin C in the present invention can be appropriately selected depending on the content or the concentration of DHA, but generally, the amount of DHA is based on DHA. A range of about 35-40% by weight is often employed. EXAMPLES The stabilizer of the present invention will be described in more detail with reference to the following examples. (Production example 1 of Nanten extract) 50 g of dried crushed Nanten leaf
To the mixture were added 1,000 g of water and 2 g of activated carbon, and the mixture was stirred and extracted at 70 ° C. for 1 hour. After cooling, the mixture was filtered through filter paper to remove insoluble solids, thereby obtaining 1,140 g of an extract. This extract was then slowly flowed through a column packed with 70 ml of SP-207 (supra). Next, the resin was sufficiently washed with water, and 210 g of a 95% by weight aqueous ethanol solution was flowed to elute substances adsorbed on the resin. The obtained solution was concentrated under reduced pressure, and dried to obtain 23.3 g of Minamitenba extract. (Nanten Extract 1) (Production Example 2 of Nanten Extract) To 50 g of the dried pulverized Nanten leaf was added 500 g of a 60% by weight aqueous ethanol solution and 2 g of activated carbon, and the mixture was stirred and extracted at 70 ° C. for 1 hour. After cooling, the mixture was filtered through filter paper to remove insoluble solids, thereby obtaining 454 g of an extract. Then, the extract was brought into contact with diatomaceous earth with stirring and filtered. The obtained filtrate was concentrated under reduced pressure and dried to obtain 40.6 g of Minami-Tenoba extract.
(Nanten Extract 2) Example 1 4 g of Nanten Leaves Extract 2 and 10 g of vitamin C were mixed with 86 g of soft water.
To obtain 100 g of the stabilizer of the present invention. 150 g of purified fish oil containing 25% by weight of DHA, 540 g of glycerin, 60 g of decaglycerin monooleate, 150 g of soft water and 100 g of the above stabilizer are mixed. The mixture was preliminarily stirred and dispersed, and then emulsified at 500 rpm for 10 minutes using a TK homomixer (manufactured by Tokushu Kika Kogyo Co., Ltd.) to obtain a uniform emulsified composition having a particle diameter of about 0.3 to 0.5 μm. g was obtained. Comparative Example 1 150 g of refined fish oil containing 25% by weight of DHA, glycerin 540
g, decaglycerin monooleate (60 g), soft water (246 g) and Minami-Tenoba extract 2 (4 g) are mixed. The emulsification treatment of this mixture was performed in the same manner as in Example 1 to obtain a uniform emulsified composition 1,
000 g were obtained. Comparative Example 2 150 g of purified fish oil containing 25% by weight of DHA, glycerin 540
g, decaglycerin monooleate 60 g and soft water 250 g
Mix. This mixture was emulsified in the same manner as in Example 1 to obtain 1,000 g of a uniform emulsified composition. (Storage Stability Test of Emulsified Composition Containing DHA-Containing Purified Fish Oil) 20 g of each of the emulsified compositions of Example 1, Comparative Examples 1 and 2 was placed in a 100 cc transparent glass bottle at 50 ° C. under light shielding. After storing for 30 days, the change in flavor over time was compared. Table 1 shows the results. However, each symbol in the table indicates the following evaluation. (The same applies to Tables 2 and 3 below.)-: No off-flavor or odor is generated. ±: Slight off-flavor generation is slightly observed. +: Slightly unpleasant off-flavor is generated. ++: Generation of quite unpleasant off-flavor is recognized. +++: Generation of extremely unpleasant off-flavor is observed. [Table 1] As is clear from the results in Table 1, Example 1
The emulsion composition of Example 1 was stable without any change in flavor even after 30 days, whereas the one of Comparative Example had an unpleasant odor and a bad odor, and the one of Comparative Example 2 was particularly quite unpleasant after 10 days. Off-flavor generation was observed, and the storage stability of flavor was poor. In addition, a storage stability test was also performed on Minami Tenba Extract 1 in the same manner, and an excellent effect was recognized. Example 2 and Comparative Examples 3 and 4 (Test of heat resistance and light resistance of purified DHA-containing fish oil beverage) 240 g of granulated sugar and 8 g of citric acid were dissolved in water to prepare 2,000 g of a beverage syrup. 0.4 g of each of the emulsified compositions of Example 1, Comparative Example 1 and Comparative Example 2 were added to three containers each containing 200 g of this syrup. The glass bottle was hot-packed at 90 ° C. and then cooled to obtain a DHA-containing purified fish oil beverage. Heat Resistance Test Each of the beverages obtained as described above was stored at 40 ° C. for 14 days, and changes in flavor over time were sensory observed and tested. Table 2 shows the results. [Table 2] As is clear from the results in Table 2, Example 2
Although the DHA-containing purified fish oil beverage of the present invention slightly deteriorates in flavor after 14 days, it does not show any deterioration in flavor until after 7 days, and an excellent effect is recognized. On the other hand, the DHA-containing refined fish oil beverage of Comparative Example had an off-flavor and an off-flavor, and
The DHA-containing refined fish oil beverage of Example No. 7 had already generated quite unpleasant off-flavor after 7 days, and the storage stability of flavor was poor. A heat resistance test was also performed on Minami Tenba Extract 1 in the same manner as Minami Tenba Extract 2, and an excellent effect was observed. Example 3 and Comparative Examples 5 to 6 Lightfastness test The DHA-containing purified fish oil beverage prepared in Example 2 and Comparative Examples 3 to 4 was irradiated with sunlight (1,200 Langley) (each of which was obtained in Example 3). And Comparative Examples 5 to 6), and changes in flavor over time were sensory evaluated. In addition, a TBA value was measured to evaluate the oxidation state of DHA in the beverage after irradiation with sunlight. Table 3 shows the results. The TBA value was measured in accordance with the method described in Oil Chemistry 18, 699-718 (1969). [Table 3] As is clear from the results in Table 3, Example 3
The DHA-containing refined fish oil beverage of Comparative Example 5 has an effect superior to that of Comparative Examples 5 to 6 in light resistance. In addition, a light fastness test was performed on Minamitenno extract 1 in the same manner as Nanten extract 2, and an excellent effect was recognized. According to the present invention, when the stabilizer of the present invention is used, oxygen,
Deterioration of docosahexaenoic acids due to light, heat, microorganisms and the like can be sufficiently prevented.

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.⁷ 識別記号 ＦＩ Ｃ０７Ｃ 57/03 Ｃ０７Ｃ 57/03 Ｃ０９Ｋ 15/34 Ｃ０９Ｋ 15/34 (72)発明者 房 ▲き▼ 神奈川県川崎市中原区苅宿335 長谷川 香料株式会社 技術研究所内 (56)参考文献 特開 平５−271654（ＪＰ，Ａ) 特開 平６−240287（ＪＰ，Ａ) 特開 平６−298642（ＪＰ，Ａ) 特開 平７−41791（ＪＰ，Ａ) (58)調査した分野(Int.Cl.⁷，ＤＢ名) C11B 5/00 C09K 15/34 A23L 3/00 - 3/3598 A23L 1/22 - 1/24 ────────────────────────────────────────────────── ─── Continued on the front page (51) Int.Cl. ⁷ Identification symbol FI C07C 57/03 C07C 57/03 C09K 15/34 C09K 15/34 335 Perfume Hasegawa Co., Ltd. Technical Research Institute (56) References JP-A-5-271654 (JP, A) JP-A-6-240287 (JP, A) JP-A-6-2988642 (JP, A) JP-A-7 −41791 (JP, A) (58) Fields investigated (Int. Cl. ⁷ , DB name) C11B 5/00 C09K 15/34 A23L 3/00-3/3598 A23L 1/22-1/24

Claims (1)

(57)【特許請求の範囲】 【請求項１】 南天の葉を吸着剤の存在下に水および／
または極性有機溶媒で抽出し、更に抽出液を多孔性樹脂
で処理して得られる抽出エキス及びビタミンＣを有効成
分として含有することを特徴とするドコサヘキサエン酸
および／または魚油の安定化剤。(57) [Claims] [Claim 1] A leaf of southern sky is treated with water and / or water in the presence of an adsorbent.
Alternatively, extract with a polar organic solvent, and further extract the porous resin
A stabilizing agent for docosahexaenoic acid and / or fish oil, comprising an extract and vitamin C obtained as an active ingredient.