JP3473533B2 - 穿孔装置及び穿孔装置に使用される穿孔用ユニット - Google Patents

穿孔装置及び穿孔装置に使用される穿孔用ユニット

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プレス加工機の移
動部と固定部にそれぞれ組付けられる雄型(一般的に、
ポンチ或いはパンチといわれる)と雌型(一般的にダイ
といわれる)によってワークの所定部位に穿孔を施すよ
うにした穿孔装置及び穿孔装置に使用される穿孔用ユニ
ットに関する。
【0002】
【従来の技術】この種の穿孔装置の一つとして、本発明
者等は特願平11−133224号にて、図12〜図1
5に示したものを提案した。図12〜図15に示した穿
孔装置においては、雄型(ポンチ)26gを含むポンチ
ユニット26が昇降ロッド22(回動不能とされてい
る)にボルト23を用いて一体的に組付けたポンチホル
ダ24(プレス加工機の移動部)に穿孔加工方向の軸線
Lを中心として所定量回動可能(図13に詳細に示した
円弧状長孔24aの形成範囲にて回動可能)かつ固定可
能に組付けられるとともに、雌型(ダイ)27hを含む
ダイユニット27が図示省略の機台上に組付けたダイ受
台25(プレス加工機の固定部)に穿孔加工方向の軸線
Lを中心として回動可能かつ固定可能に組付けられてい
る。
【0003】ポンチユニット26は、図12〜図14に
て示したように、回動不能な昇降ロッド22に一体的に
組付けられて回動不能なポンチホルダ24の円弧状長孔
24aに挿通されて螺着される6本の固定ボルト26a
を用いてポンチホルダ24に一体的に組付けた略円形の
ベースプレート26bと、このベースプレート26bに
4本の固定ボルト26cを用いて一体的に組付けた矩形
の支持板26dと、この支持板26dに2個のねじ26
e及びワッシャ26fを用いて一体的に組付けた断面四
角形のポンチ26gと、ベースプレート26bに4組の
スプリングユニット26hと4本のガイドピン26i及
びブッシュ26jを用いて所定量上下動可能(図12に
示した状態より所定量上方へ移動可能)に組付けたワー
ク押さえ26k(ストリッパといわれることもある)を
備えている。
【0004】各ガイドピン26iは、上端部にてベース
プレート26bに固着されていて、下端部にてワーク押
さえ26kを上下方向へ摺動可能に支持している。各ブ
ッシュ26jは、ワーク押さえ26kに組付けられてい
て、ガイドピン26i上を上下方向に摺動する。各スプ
リングユニット26hは、ワーク押さえ26kに一体的
に組付けられてベースプレート26bに上方へ離脱可能
に係合するピン26h1と、このピン26h1の外周に
てベースプレート26bとワーク押さえ26k間に介装
した圧縮コイルスプリング26h2によって構成されて
いる。なお、スプリングユニット26h、ブッシュ26
j及びワーク押さえ26kは図12にのみ示されてい
る。
【0005】ダイユニット27は、図12及び図15に
て示したように、ダイ受台25に4組のユニット押さえ
27aを用いて一体的に組付けたベースプレート27b
と、このベースプレート27bに4本の固定ボルト27
cと2本のピン27dを用いて一体的に組付けた矩形の
支持板27eと、この支持板27eに2個のねじ27f
及びワッシャ27gを用いて一体的に組付けられて中央
にポンチ26gが所定量嵌入可能な四角形の孔27h1
を有するダイ27hと、支持板27eに2本の固定ボル
ト27iを用いて一体的に組付けた円形のダイカバー2
7jを備えている。各ユニット押さえ27aは、上部に
ベースプレート27bと係合する爪部を有したブロック
27a1と、このブロック27a1を定位置に固定する
ピン27a2と一対の固定ボルト27a3を備えてい
る。
【0006】また、図12及び図15にて示したよう
に、ポンチユニット26のベースプレート26bとダイ
ユニット27のベースプレート27bが4本の連結ピン
28と各上下一対のブッシュ29(各ベースプレートに
固定されている)を介して連結されていて、ポンチ26
gとダイ27hを同一回転位相(ポンチ26gがダイ2
7hの孔27h1に正確に嵌合し得る状態)にて一体的
に回動できるようになっている。各連結ピン28は、各
ブッシュ29に抜き差し可能に嵌合されていて、ポンチ
ユニット26をダイユニット27から所定量離した状態
にてポンチユニット26及びダイユニット27の双方に
対してそれぞれ脱着可能となっている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記した図12〜図1
5の穿孔装置においては、種々な利点があるものの、4
本の連結ピン28と8個のブッシュ29を用いてポンチ
26gとダイ27hの相対的な位置決めを行っており、
しかも、各連結ピン28とポンチ26g間にはブッシュ
29、ベースプレート26b、ガイドピン26i、支持
板26d等が介在し、また各連結ピン28とダイ27h
間にはブッシュ29、ベースプレート27b、ピン27
d、支持板27e等が介在している。
【0008】このため、ポンチ26gとダイ27hの相
対的な位置決めを行うために多数の部品(4本の連結ピ
ン28と8個のブッシュ29)が必要であり、コスト面
で不利であるばかりか、位置決めを行うための作業工数
が多くて作業性が悪い。また、ポンチ26gとダイ27
h間に多数の部品(支持板26d、ガイドピン26i、
ベースプレート26b、ポンチ側ブッシュ29、連結ピ
ン28、ダイ側ブッシュ29、ベースプレート27b、
ピン27d、支持板27e等)が介在し各部品の組付誤
差が重なるため、しかもポンチ側ブッシュ29とダイ側
ブッシュ29間の間隔が大きくて連結ピン28による位
置決め誤差が大きくなり得るため、ポンチ26gとダイ
27hの相対的な位置決めを正確に行うことが難しい。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記した問題
に対処すべくなされたものであり、プレス加工機の移動
部と固定部にそれぞれ組付けられる雄型と雌型によって
ワークの所定部位に穿孔を施すようにした穿孔装置にお
いて、前記雄型と前記雌型のそれぞれに複数の位置決め
用接合面を形成するとともに、前記プレス加工機の前記
移動部と前記固定部に対して相対的な位置決めを行うこ
とが可能な状態にて組付けられている前記雄型と前記雌
型に対して着脱可能で、前記雄型と前記雌型の相対的な
位置決め後には前記雄型と前記雌型から取り外される単
一の位置決め固定用治具に、前記雄型と前記雌型の前記
各位置決め用接合面と面接合される基準面を形成したこ
と(請求項1に係る発明)に特徴がある。
【0010】この場合において、前記雄型と前記雌型を
互いに独立して穿孔加工方向の軸線を中心として回動可
能とし、前記位置決め固定用治具の基準面を前記雄型と
前記雌型の前記各位置決め用接合面に面接合した状態
、前記位置決め固定用治具によって一体的に連結され
ている前記雄型と前記雌型を一体的に回動可能とするこ
と(請求項2に係る発明)が望ましい。また、前記雄型
と前記雌型のそれぞれに形成される前記位置決め用接合
面が穿孔加工方向に沿って延び互いに直交する二つの接
合面であること(請求項3に係る発明)が望ましい。
【0011】また、本発明は、プレス加工機に取付けら
れてワークに穿孔を施すための雄型及び雌型と、これら
両型の位置決めをするための位置決め固定用治具からな
る穿孔用ユニットであって、前記位置決め固定用治具は
前記雄型と前記雌型に対して着脱可能で前記雄型と前記
雌型の相対的な位置決め後には前記雄型と前記雌型か
取り外されるものであり、前記雄型と前記雌型のそれぞ
れに複数の位置決め用接合面を形成するとともに、前記
雄型と前記雌型の前記各位置決め用接合面と面接合され
る基準面を前記位置決め固定用治具に形成したこと(請
求項4に係る発明)に特徴がある。
【0012】この場合において、前記雄型と前記雌型を
互いに独立して穿孔加工方向の軸線を中心として回動可
能とし、前記位置決め固定用治具の基準面を前記雄型と
前記雌型の前記各位置決め用接合面に面接合した状態
、前記位置決め固定用治具によって一体的に連結され
ている前記雄型と前記雌型を一体的に回動可能とするこ
と(請求項5に係る発明)が望ましい。
【0013】また、本発明の実施に際して、上記した位
置決め固定用治具として、断面コ字状部位の一端側内側
に前記基準面を有し、この一端側内側と他端側内側にて
前記雄型と前記雌型を挟持可能で、前記雄型と前記雌型
を穿孔加工方向の軸線を中心として一体的に回動する際
に、前記雄型と前記雌型の前記各位置決め用接合面と前
記位置決め固定用治具の基準面との面接合状態が維持さ
れるようにした位置決め固定用治具を採用すること(請
求項6及び7に係る発明)が望ましい。
【0014】
【発明の作用・効果】本発明による穿孔装置(請求項1
に係る発明)においては、雄型と雌型の各位置決め用接
合面を位置決め固定用治具の各基準面に面接合させるこ
とにより、位置決め固定用治具の基準面に合わせて雄型
と雌型の相対的な位置決めを行うことができる。
【0015】ところで、雄型と雌型の相対的な位置決め
に際して、雄型と雌型間に介在する介在物は位置決め固
定用治具のみである。このため、プレス加工機の移動部
と固定部に雄型と雌型を高精度にて位置決め固定するこ
とが可能であり、雄型と雌型の位置決め固定後に位置決
め固定用治具を取り外した状態で、当該穿孔装置にてワ
ークの所定部位に高精度の穿孔を施すことができる。
【0016】また、雄型と雌型の相対的な位置決め作業
は、単一の位置決め固定用治具を用いて、雄型の各位置
決め用接合面を位置決め固定用治具の各基準面に面接合
させるとともに、雌型の各位置決め用接合面を位置決め
固定用治具の各基準面に面接合させることにより完了す
るものであるため、位置決め作業に使用する部品が少な
くてコスト面で有利であるばかりか、作業工数が少なく
て迅速に行うことができる。
【0017】また、本発明の実施に際して、前記雄型と
前記雌型を互いに独立して穿孔加工方向の軸線を中心と
して回動可能とし、前記位置決め固定用治具の基準面を
前記雄型と前記雌型の前記各位置決め用接合面に面接合
した状態で、前記位置決め固定用治具によって一体的に
連結されている前記雄型と前記雌型を一体的に回動可能
とした場合(請求項2に係る発明)においては、上記し
た作用効果に加えて、雄型と雌型を所望の回動位置に容
易に設置することができる。
【0018】また、本発明の実施に際して、前記雄型と
前記雌型のそれぞれに形成される前記位置決め用接合面
を穿孔加工方向に沿って延び互いに直交する二つの接合
面とした場合(請求項3に係る発明)においては、雄型
に形成される位置決め用接合面と雌型に形成される位置
決め用接合面を直線状に配置させることにより、位置決
め固定用治具に形成される二つの基準面を雄型と雌型に
て共用することが可能であり、位置決め固定用治具をシ
ンプルな形状として安価に製作することができる。
【0019】また、本発明による穿孔用ユニット(請求
項4に係る発明)においては、前記雄型と前記雌型のそ
れぞれに複数の位置決め用接合面を形成するとともに、
前記雄型と前記雌型の前記各位置決め用接合面と面接合
される基準面を位置決め固定用治具に形成したため、位
置決め固定用治具を用いてプレス機に雄型と雌型を取付
ける際に、上記した請求項1に係る発明の作用効果と同
等の作用効果を得ることができる。
【0020】また、上記した穿孔用ユニットにおいて、
前記雄型と前記雌型を互いに独立して穿孔加工方向の軸
線を中心として回動可能とし、前記位置決め固定用治具
の基準面を前記雄型と前記雌型の前記各位置決め用接合
面に面接合した状態で、前記位置決め固定用治具によっ
て一体的に連結されている前記雄型と前記雌型を一体的
に回動可能とした場合(請求項5に係る発明)において
は、位置決め固定用治具を用いてプレス機に雄型と雌型
を取付ける際に、上記した請求項2に係る発明の作用効
果と同等の作用効果を得ることができる。
【0021】また、上記した位置決め固定用治具とし
て、断面コ字状部位の一端側内側に前記基準面を有し、
この一端側内側と他端側内側にて前記雄型と前記雌型を
挟持可能で、前記雄型と前記雌型を穿孔加工方向の軸線
を中心として一体的に回動する際に、前記雄型と前記雌
型の前記各位置決め用接合面と前記位置決め固定用治具
の基準面との面接合状態が維持されるようにした位置決
め固定用治具を採用した場合(請求項6及び7に係る発
明)においては、位置決め固定用治具をシンプルな形状
として安価に製作することができるとともに、雄型と雌
型を所望の回動位置に容易に設置することができる。
【0022】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の一実施形態を図
面に基づいて説明する。図1〜図11に示した穿孔装置
は、多種少量のシート状(薄板状)ワークに穿孔加工を
施すのに適したものであり、図1及び図2に示したよう
に、ワーク(図示省略)を支持するワーク支持部Ao(図
1では図示省略)を備えるとともに、パンチャー部10
と撮像部Boを備えている。
【0023】ワーク支持部Aoは、ワークを所定の位置
にてクランプして保持するものであり、上移動台A1に
θ方向移動機構A2を介して基点P(図2参照)を中心と
して水平方向にて所定量揺動可能に組付けられている。
上移動台A1は、X軸方向移動機構A3と中移動台A4
とY軸方向移動機構A5を介して機台A6に水平方向に
て二方向(X軸方向とY軸方向)へ移動可能に組付けられ
ている。
【0024】θ方向移動機構A2は、ワーク支持部Ao
の基部に垂設した支持軸A2aと、この支持軸A2aを
回転駆動するサーボモータA2bを備えていて、サーボ
モータA2bの回転を制御装置(図示省略)によって制御
することにより、ワーク支持部Aoを基部側を回動中心
として所望の任意角度に回動・停止することができるよ
うになっている。
【0025】X軸方向移動機構A3は、中移動台A4上
に組付けられて上移動台A1をX軸方向に沿って摺動可
能に支持する一対のガイドレールA3aと、これら両ガ
イドレールA3a間に設けられて上移動台A1をX軸方
向に移動させるねじ送り機構A3bと、このねじ送り機
構A3bのねじ棒を一端にて回転駆動するサーボモータ
A3cを備えていて、サーボモータA3cの回転を制御
装置(図示省略)によって制御することにより、上移動台
A1をX軸方向での所望の位置に移動・停止することが
できるようになっている。
【0026】Y軸方向移動機構A5は、機台A6上に組
付けられて中移動台A4をY軸方向に沿って摺動可能に
支持する一対のガイドレールA5aと、これら両ガイド
レールA5a間に設けられて中移動台A4をY軸方向に
移動させるねじ送り機構A5bと、このねじ送り機構A
5bのねじ棒を一端にて回転駆動するサーボモータA5
cを備えていて、サーボモータA5cの回転を制御装置
(図示省略)よって制御することにより、中移動台A4を
Y軸方向での所望の位置に移動・停止することができる
ようになっている。
【0027】パンチャー部10は、ワークの所定部位に
長方形の穿孔を施す個所であり、図1及び図3にて示し
たように、昇降装置11によって昇降されるロッド12
(回動不能とされている)の下端に3本のボルト(図12
及び図13に示されているボルト23に相当する図示省
略のボルト)を用いて一体的に組付けられて外周部に4
個の円弧状長孔(図12及び図13に示されている円弧
状長孔24aに相当する図示省略の円弧状長孔)を有す
るポンチホルダ14と、これに対向して機台A6上に組
付けたダイ受台15を備えていて、図3にて示したよう
に、ポンチホルダ14にはポンチユニット16が穿孔加
工方向(上下方向)の軸線Lを中心として回動可能かつ固
定可能に組みつけられ、またダイ受台15にはダイユニ
ット17が穿孔加工方向の軸線Lを中心として回動可能
かつ固定可能に組みつけられるようになっている。
【0028】ポンチユニット16は、図3〜図7にて示
したように、回動不能なロッド12に一体的に組付けら
れて回動不能なポンチホルダ14の円弧状長孔(図示省
略)に挿通されて螺着される複数個の固定ボルト(図1
2〜図14に示されている固定ボルト26aに相当する
図示省略の固定ボルト)を用いてポンチホルダ14に一
体的に組付けた略円形のポンチ固定フランジ16aと、
このポンチ固定フランジ16aに2本の固定ボルト16
bと2本の位置決めピン16cを用いて一体的に組付け
た断面四角形のポンチ16dを備えている。
【0029】また、ポンチユニット16は、ポンチ固定
フランジ16aに4組のスプリングユニット16eと4
本のガイドピン16f及びブッシュ16gを用いて所定
量上下動可能(図3に示した状態より所定量上方へ移動
可能)に組付けた略矩形のストリッパ取付プレート16
hと、このストリッパ取付プレート16hに4本の固定
ボルト16i(図5参照)と2本の位置決めピン16j
(図5及び図6参照)を用いて一体的に組付けた略矩形
のストリッパ取付フランジ16kと、このストリッパ取
付フランジ16kの下端に4本の固定ボルト16mを用
いて一体的に組付けたストリッパ16nを備えていて、
ストリッパ16nにはポンチ16dの下端に形成した長
方形の突起16d1が貫通する貫通孔16n1が形成さ
れている。
【0030】各ガイドピン16fは、図3にて詳細に示
したように、下端部にてストリッパ取付プレート16h
に嵌合固着されていて、上端部にてポンチ固定フランジ
16aに組付けた各ブッシュ16gに上下方向へ摺動可
能に嵌合している。各スプリングユニット16eは、図
3にて詳細に示したように、ストリッパ取付プレート1
6hの凹部に組付けたフリーワッシャ16e1と、スト
リッパ取付プレート16hにボルト16e2を用いて組
付けたカラー16e3及び固定ワッシャ16e4と、フ
リーワッシャ16e1とポンチ固定フランジ16a間に
介装した圧縮コイルスプリング16e5によって構成さ
れている。各位置決めピン16jは、図6にて詳細に示
したように、上方の小径部にてストリッパ取付プレート
16hに嵌合されていて、ボルト16j1及びワッシャ
16j2を用いてストリッパ取付プレート16hに組付
けられている。
【0031】ダイユニット17は、図3及び図8にて示
したように、ダイ受台15に2組のユニット押さえ17
aを用いて一体的に組付けたベースプレート17bと、
このベースプレート17bに4本の固定ボルト17cを
用いて一体的に組付けられて中央にポンチ16nの長方
形突起16n1が所定量嵌入可能な長方形の孔17d1
を有するダイ17dと、このダイ17dを収容する矩形
の取付孔17g1を有してベースプレート17bに2本
の固定ボルト17eと2枚のシムプレート17fを用い
て一体的に組付けた円形のダイサラウンドスペーサ17
gと、このダイサラウンドスペーサ17gを収容する円
形の取付孔17h1を有してダイ受台15に4本のボル
ト17iを用いて組付けられるダイカバー17hを備え
ている。各ユニット押さえ17aは、上部にベースプレ
ート17bと係合する爪部を有したブロック17a1
と、このブロック17a1を定位置に固定するピン17
a2と一対の固定ボルト17a3を備えている。
【0032】撮像部Boは、ワーク支持部Aoにて保持
されるワークの位置を検出する(最終的には、ワークの
基準位置からのX軸方向、Y軸方向及びθ方向の各位置
ずれ量を検出する)ためのものであり、アナログ画像信
号を画像処理制御部(図示省略)に出力するカメラB1を
備えている。画像処理制御部は、ワークに予め施した二
つのマーク点の位置をアナログ画像信号の画像解析によ
り求めて、ワークの基準位置からのX軸方向、Y軸方向
及びθ方向の各位置ずれ量を演算し、これら各位置ずれ
量をモニター(図示省略)に出力するようになっている。
このため、θ方向移動機構A2、X軸方向移動機構A3
及びY軸方向移動機構A5を用いてワークを基準位置に
まで補正動して原点合わせを行う(各位置ずれ量をゼロ
とする)ことが可能である。なお、ワークを基準位置に
まで補正動して原点合わせを行う作業は自動化して行う
ことも可能である。
【0033】上記のように構成した本実施形態の穿孔装
置においては、ポンチユニット16とダイユニット17
を所定位置にセッティングした状態(図3に示した状態)
にて、ポンチ16dとダイ17dによるワークへの穿孔
加工に先だってワークの基準位置への補正動がθ方向移
動機構A2、X軸方向移動機構A3及びY軸方向移動機
構A5を用いて行われ、その後にワークがθ方向移動機
構A2、X軸方向移動機構A3及びY軸方向移動機構A
5を用いて所定位置まで移動されてポンチ16dとダイ
17dによるワークへの穿孔加工が行われる(ワークに
複数個の穿孔加工が行われる場合には、ワークへの穿孔
加工が順次行われる)。なお、所定個数のワークに同様
の穿孔加工を行う場合には、上記した作動が繰り返し実
行される。この場合において、高精度のワーク自動搬入
・搬出装置が採用されるときには、ワークの基準位置へ
の補正動を省略することも可能である。
【0034】ところで、本実施形態においては、図7及
び図9にて示したように、ポンチ16dに穿孔加工方向
(上下方向)に沿って延び互いに直交する二つの位置決
め用接合面S1が形成されるとともに、図8、図9及び
図10にて示したように、ダイ17dに穿孔加工方向
(上下方向)に沿って延び互いに直交する二つの位置決
め用接合面S2が形成されていて、これら各位置決め用
接合面S1,S2が図9〜図11に示した位置決め固定
用治具18に形成した互いに直交する二つの基準面So
と面接合するようになっている。位置決め固定用治具1
8は、二つの基準面Soを有する断面コ字状の治具本体
18aと、この治具本体18aに各2本のボルト18c
を用いて組付けた上下一対のE字状押さえ板18bによ
って構成されている。二つの基準面Soは治具本体18
aにおける断面コ字状の内側面にそれぞれ形成されてい
て、治具本体18aは断面コ字状の開口側からポンチ1
6dとダイ17dを挟持するようにしてセットされ、こ
の状態で上下一対のE字状押さえ板18bが治具本体1
8aに組付けられる。
【0035】このため、図9及び図10にて示したよう
に、図3に示したポンチユニット16のストリッパ取付
フランジ16k及びストリッパ16nとダイユニット1
7のダイサラウンドスペーサ17g及びダイカバー17
hを組付ける前において、ダイユニット17における4
本の固定ボルト17a3を緩めた状態すなわちポンチ1
6dに対してダイ17dが相対移動可能でポンチ16d
とダイ17dの相対的な位置決めを行うことが可能な状
にて、位置決め固定用治具18を介してポンチ16d
とダイ17dを連結すれば、ポンチ16dとダイ17d
の各位置決め用接合面S1,S2を位置決め固定用治具
18の各基準面Soに面接合させることにより、位置決
め固定用治具18の基準面Soに合わせてポンチ16d
とダイ17dの相対的な位置決めを行うことができ、か
かる状態にてダイユニット17における4本の固定ボル
ト17a3を締め付ければ、ポンチ16dとダイ17d
の相対的な位置決め固定(所定位置へのセッティング)
が完了する。
【0036】ところで、上記したポンチ16dとダイ1
7dの相対的な位置決めに際して、ポンチ16dとダイ
17d間に介在する介在物は位置決め固定用治具18の
みである。このため、プレス加工機の移動部であるポン
チホルダ14と固定部であるダイ受台15にポンチ16
dとダイ17dを高精度にて位置決め固定することが可
能であり、ポンチ16dとダイ17dの位置決め固定後
に位置決め固定用治具18を取り外した状態で、図3に
示したポンチユニット16のストリッパ取付フランジ1
6k及びストリッパ16nとダイユニット17のダイサ
ラウンドスペーサ17g及びダイカバー17hを組付け
れば、当該穿孔装置にてワークの所定部位に高精度の穿
孔を施すことができる。
【0037】また、上記したポンチ16dとダイ17d
の相対的な位置決め作業は、単一の位置決め固定用治具
18をポンチ16dとダイ17dに対して着脱すること
と、この位置決め固定用治具18を用いて、ポンチ16
dの各位置決め用接合面S1を位置決め固定用治具18
の各基準面Sоに面接合させるとともに、ダイ17dの
各位置決め用接合面S2を位置決め固定用治具18の各
基準面Sоに面接合させることにより完了するものであ
るため、位置決め作業に使用する部品が少なくてコスト
面で有利であるばかりか、作業工数が少なくて迅速に行
うことができる。
【0038】また、ポンチ16dとダイ17dのそれぞ
れに形成される各位置決め用接合面S1,S2が穿孔加
工方向に沿って延び互いに直交する二つの接合面である
ため、ポンチ16dに形成される位置決め用接合面S1
とダイ17dに形成される位置決め用接合面S2を直線
状に配置させることにより、位置決め固定用治具18に
形成される二つの基準面Sоをポンチ16dとダイ17
dにて共用することができ、位置決め固定用治具18を
図示のごとくシンプルな形状として安価に製作すること
ができる。
【0039】また、本実施形態においては、図9及び図
10に示した状態にて、ポンチユニット16における固
定ボルト(図12及び図13に示した固定ボルト26a
に相当するもの)を緩めるとともに、ダイユニット17
における4本の固定ボルト17a3を緩めれば、位置決
め固定用治具18によって一体的に連結されているポン
チ16dとダイ17dを穿孔加工方向(上下方向)の軸線
Lを中心として一体的に回動することが可能であり、ま
たポンチユニット26における上記固定ボルトを締める
とともに、ダイユニット17における4本の固定ボルト
17a3を締めれば、位置決め固定用治具18によって
一体的に連結されているポンチ16dとダイ17dを所
望の回動位置にて回動不能に固定することが可能であ
る。
【0040】上記実施形態においては、ポンチ16dと
ダイ17dを連続的な任意の回転角度に設定可能として
実施したが、10度ずつ或いは20度ずつ等の一定角度
ずつに設定可能として実施すること、或いはポンチ16
dをポンチホルダ14に対して回動不能として実施する
ことも可能である。ポンチ16dをポンチホルダ14に
対して回動不能として実施する場合には、ダイ受台15
に対して回動可能なダイ17dが位置決め固定用治具1
8によりポンチ16dに対して位置決め固定される。
【0041】また、上記実施形態においては、ポンチ1
6dとダイ17dのそれぞれに形成される各位置決め用
接合面S1,S2を穿孔加工方向に沿って延び互いに直
交する二つの接合面として実施したが、ポンチとダイの
それぞれに形成される各位置決め用接合面は、複数であ
って位置決め固定用治具に形成した複数の基準面(直交
しない二つの基準面を含む)に面接合されるものであれ
ばよく、適宜変更可能である。
【0042】また、上記実施形態においては、穿孔加工
方向が上下方向である穿孔装置に本発明を実施したが、
例えば穿孔加工方向が左右方向である穿孔装置や、穿孔
加工方向が垂直線に対して所定量傾斜している穿孔装置
にも本発明は同様に実施し得るものである。また、上記
実施形態においては、プレス加工機の移動部(ポンチホ
ルダ14)にポンチ16d(雄型)が組付けられ、プレ
ス加工機の固定部(ダイ受台15)にダイ17d(雌
型)が組付けられるようにした穿孔装置に本発明を実施
したが、プレス加工機の移動部に雌型が組付けられ、プ
レス加工機の固定部に雄型が組付けられるようにした穿
孔装置にも本発明は同様に実施し得るものである。
【0043】また、上記実施形態においては、雄型と雌
型のそれぞれに対して位置決め用の接合面をもたせ、そ
れらの接合面に対して位置決め固定用治具の基準面を当
接させた状態で一体的に回動させるようにしたが、雄型
と雌型のそれぞれの位置決め用の接合面に対して位置決
め固定用治具を直接に装着して、互いの位置関係を固定
した状態で位置決めすることができればよいものであ
る。例えば、それぞれに対して各型に対して回転軸と交
わる方向に凹部となる円孔を設け、この円孔に同時に先
端が嵌合するU字状の位置決め固定用治具で、回転方向
の位置決めを行うようにして、穿孔用ユニットの位置を
決めるようにしてもよい。ただし、位置決め固定用治具
を嵌合するための隙間が必要になるため、上記実施形態
のように位置決め固定用治具の基準面に対して雄型と雌
型の接合面を当接させるようにしたものより、精度の点
では若干下がるおそれはある。また、本発明による位置
決め固定用治具は、雄型と雌型の回動時の位置決めだけ
でなく、加工に先だって行われる補正で用いてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明による穿孔装置の一実施形態を示す正
面図である。
【図2】 図1に示した穿孔装置の平面図である。
【図3】 図1及び図2に示したパンチャー部にポンチ
ユニットとダイユニットを組付けた状態の一部破断正面
図である。
【図4】 図3に示したポンチユニットの平面図であ
る。
【図5】 図3に示したポンチユニットの底面図であ
る。
【図6】 図3に示したポンチユニットのストリッパ取
付プレートとストリッパ取付フランジと位置決めピンの
関係を示す部分断面図である。
【図7】 図3に示したポンチユニットのストリッパ取
付フランジとストリッパを取り外した状態の底面図であ
る。
【図8】 図3に示したダイユニットでダイカバーを取
り外した状態の平面図である。
【図9】 図3に示したポンチとダイの相対的な位置決
めを位置決め固定用治具を用いて行う際の一部破断正面
図である。
【図10】 図9に示した状態での位置決め固定用治具
とダイユニットの関係を示す横断平面図である。
【図11】 図9及び図10に示した位置決め固定用治
具単体の正面図である。
【図12】 図1及び図2に示したパンチャー部に特願
平11−133224号にて提案したポンチユニットと
ダイユニットを連結ピンとともに組付けた状態の一部破
断正面図である。
【図13】 図12に示したポンチホルダの平面図であ
る。
【図14】 図12に示したポンチユニット(スプリン
グユニット、ブッシュ及びワーク押さえを取り外した状
態)の底面図である。
【図15】 図12に示したダイユニットの平面図であ
る。
【符号の説明】
Ao…ワーク支持部、A2…θ方向移動機構、A3…X
軸方向移動機構、A5…Y軸方向移動機構、14…ポン
チホルダ(プレス加工機の移動部)、15…ダイ受台
(プレス加工機の固定部)、16…ポンチユニット、1
6d…ポンチ(雄型)、17…ダイユニット、17d…
ダイ(雌型)、18…位置決め固定用治具、Sо…位置
決め固定用治具に形成した基準面、S1…ポンチに形成
した位置決め用接合面、S2…ダイに形成した位置決め
用接合面。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B26F 1/04

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プレス加工機の移動部と固定部にそれぞ
    れ組付けられる雄型と雌型によってワークの所定部位に
    穿孔を施すようにした穿孔装置において、前記雄型と前
    記雌型のそれぞれに複数の位置決め用接合面を形成する
    とともに、前記プレス加工機の前記移動部と前記固定部
    に対して相対的な位置決めを行うことが可能な状態にて
    組付けられている前記雄型と前記雌型に対して着脱可能
    で、前記雄型と前記雌型の相対的な位置決め後には前記
    雄型と前記雌型から取り外される単一の位置決め固定用
    治具に、前記雄型と前記雌型の前記各位置決め用接合面
    と面接合される基準面を形成したことを特徴とする穿孔
    装置。
  2. 【請求項2】 前記雄型と前記雌型を互いに独立して穿
    孔加工方向の軸線を中心として回動可能とし、前記位置
    決め固定用治具の基準面を前記雄型と前記雌型の前記各
    位置決め用接合面に面接合した状態で、前記位置決め固
    定用治具によって一体的に連結されている前記雄型と前
    記雌型を一体的に回動可能としたことを特徴とする請求
    項1記載の穿孔装置。
  3. 【請求項3】 前記雄型と前記雌型のそれぞれに形成さ
    れる前記位置決め用接合面が穿孔加工方向に沿って延び
    互いに直交する二つの接合面であることを特徴とする請
    求項1または2記載の穿孔装置。
  4. 【請求項4】 プレス加工機に取付けられてワークに穿
    孔を施すための雄型及び雌型と、これら両型の位置決め
    をするための位置決め固定用治具からなる穿孔用ユニッ
    トであって、前記位置決め固定用治具は前記雄型と前記
    雌型に対して着脱可能で前記雄型と前記雌型の相対的な
    位置決め後には前記雄型と前記雌型から取り外されるも
    のであり、前記雄型と前記雌型のそれぞれに複数の位置
    決め用接合面を形成するとともに、前記雄型と前記雌型
    の前記各位置決め用接合面と面接合される基準面を前記
    位置決め固定用治具に形成したことを特徴とする穿孔用
    ユニット。
  5. 【請求項5】 前記雄型と前記雌型を互いに独立して穿
    孔加工方向の軸線を中心として回動可能とし、前記位置
    決め固定用治具の基準面を前記雄型と前記雌型の前記各
    位置決め用接合面に面接合した状態で、前記位置決め固
    定用治具によって一体的に連結されている前記雄型と前
    記雌型を一体的に回動可能としたことを特徴とする請求
    項4記載の穿孔用ユニット。
  6. 【請求項6】 請求項2に記載の位置決め固定用治具と
    して、断面コ字状部位の一端側内側に前記基準面を有
    し、この一端側内側と他端側内側にて前記雄型と前記雌
    型を挟持可能で、前記雄型と前記雌型を穿孔加工方向の
    軸線を中心として一体的に回動する際に、前記雄型と前
    記雌型の前記各位置決め用接合面と前記位置決め固定用
    治具の基準面との面接合状態が維持されるようにした位
    置決め固定用治具を採用したことを特徴とする穿孔装
    置。
  7. 【請求項7】 請求項5に記載の位置決め固定用治具と
    して、断面コ字状部位の一端側内側に前記基準面を有
    し、この一端側内側と他端側内側にて前記雄型と前記雌
    型を挟持可能で、前記雄型と前記雌型を穿孔加工方向の
    軸線を中心として一体的に回動する際に、前記雄型と前
    記雌型の前記各位置決め用接合面と前記位置決め固定用
    治具の基準面との面接合状態が維持されるようにした位
    置決め固定用治具を採用したことを特徴とする穿孔用ユ
    ニット。
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