JP3472522B2 - 複数モータの制御装置、電力変換装置、インバータモジュール、コンバータモジュール - Google Patents

複数モータの制御装置、電力変換装置、インバータモジュール、コンバータモジュール

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JP3472522B2
JP3472522B2 JP2000048925A JP2000048925A JP3472522B2 JP 3472522 B2 JP3472522 B2 JP 3472522B2 JP 2000048925 A JP2000048925 A JP 2000048925A JP 2000048925 A JP2000048925 A JP 2000048925A JP 3472522 B2 JP3472522 B2 JP 3472522B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンバータ及びイ
ンバータを用いて、複数のモータを同時に制御するモー
タ制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のモータ制御装置として、インバー
タを用いて入力電流を正弦波状の交流に変換し同時にP
WM(Pulse Width Modulation)制御によりモータの速
度制御を行い、また、インバータの電源供給回路となる
コンバータ(交流−直流変換回路)でも、電源の力率改
善を図り得る昇圧チョッパを用いて直流電圧をPAM
(Pulse Amplitude Modulation)制御してモータの速度
制御を行う方式が知られている(例えば、特開昭61−
10968号公報、特開昭59−198897号公報、
特開昭59−181973号公報)。
【0003】本方式は、低速時はPWM制御によりモー
タの速度制御を行い、高速時は電源回路の直流電圧制御
(PAM制御)を用いてモータの速度制御を行ってい
る。また、PAM制御に切り替わったの場合、モータ駆
動回路の通流率を100%に変更する場合や、切り替わ
り時点の通流率を維持する方式や、決まった通流率パタ
ーンに設定する方式がある。
【0004】また、交流を直流に変換するコンバータ1
台に対して、モータの回転数制御機能を有するインバー
タを複数台接続したインバータ装置として、特開平10
−155283号公報や特開平10−225163号公
報に記載されたものがある。
【0005】このうち、特開平10−155283号公
報に記載された装置では、整流回路と突入電流防止を一
体としたコンバータと、モータの回転数制御を行う制御
回路及び外部との信号のやり取りを行うインターフェー
ス回路を有するインバータを、それぞれモジュール化し
て、一つのコンバータモジュールに複数のインバータモ
ジュールを接続することにより、コンバータモジュール
の共用化を図っている。
【0006】特開平10−225163号公報には、直
流電圧の制御機能を有するコンバータに、誘導電動機の
ベクトル制御が可能なインバータを複数台接続し、前記
誘導電動機が指令回転数以下で一定時間回転した場合、
前記コンバータの直流電圧指令を低下させることにより
前記誘導電動機の焼損を防止する技術が開示されてい
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来技術にお
いて、PWM制御とPAM制御を併用する方式は、コン
バータとインバータを1対1とするものである。上記技
術を用いてモータの複数台制御を考えると、図4に示す
ように、複数台のモータに対応してモータ制御装置(1
対1のコンバータ,インバータを備えた装置)を複数用
意し、これらのモータ制御装置を電源に接続することに
なる。
【0008】このような従来方式によれば、モータ制御
装置を数百台、数千台使用するシステム(このようなシ
ステムは、1台あたりのモータ制御装置の出力が比較的
小さいものにおいて実現されやすい)では、直流電源回
路となるコンバータもその数だけ必要となりコストが増
加する。また、直流電源回路自体の固定損失(出力の大
きさに関係なく発生する損失)があるためシステム効率
が低下する。
【0009】なお、特開平10−155283号公報に
は、コンバータとインバータをモジュール化し、一つの
コンバータモジュールに、複数のインバータモジュール
を複数台接続することで、コンバータモジュールを共用
化する技術が開示されているが、インバータモジュール
とコンバータモジュールは単独で動作しており、インバ
ータモジュールとコンバータモジュールが連携をとるこ
とでモータの回転制御を行う点については考慮されてい
ない。
【0010】また、インバータモジュールに内蔵されて
いるインターフェース回路は、インバータ制御回路への
速度指令やメモリの書き換えを行う端子であり、インバ
ータ内部情報等を上位の制御装置やコンバータとの間で
やり取りする通信手段を備えるものではなく、そのよう
な通信によってモータ制御性能を高めようとする技術は
開示されていなかった。
【0011】特開平10−225163号公報に記載の
内容は、複数台のインバータより各インバータに接続さ
れたモータの回転数に関する情報を検出し、その情報に
従って制御状態を変更する内容であり、モータの焼損を
防止する保護を目的としたものである。
【0012】具体的にはモータの回転数が一定時間回転
数指令より下回った場合に、直流電圧指令を切り替えて
低下させ、焼損を防止する内容である。
【0013】本従来例もモータの回転数制御はインバー
タで行われており、コンバータはインバータへの電力供
給源とし使用されており、コンバータによって回転数制
御を行う発想はない。
【0014】すなわち、これら従来技術は複数台の接続
モータをPAM制御することを考慮しておらず、インバ
ータが所望する直流電圧を必ずしも供給し得るものでは
なかった。
【0015】本発明の目的は、一つの電源回路(コンバ
ータ)に複数のモータ駆動回路(インバータ)を接続し
たシステムにおいて、一つのコンバータであっても複数
のインバータの状態信号(モータの内部情報)を取り入
れて、これらの状態信号をトータル的に勘案してコンバ
ータについてPAM制御を可能にし、複数のモータを効
率よく制御するモータ制御装置を提供することにある。
【0016】また、電源回路と複数のモータ駆動回路を
ネットワーク等の通信手段で接続することにより、シス
テム全体での電力制御や高効率運転を可能にするモータ
制御装置を提供することにある。
【0017】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、基本的には、次のような課題解決手段を提案する。
【0018】すなわち、直流電圧の制御が可能な一つの
コンバータにモータの回転速度制御を行うためのインバ
ータを複数台接続し、前記各インバータにより各モータ
を速度制御(PWM制御)するほかに、それらの通流率
やモータ負荷等の内部情報(インバータの状態信号)を
通信手段を介してとらえ、この状態信号に基づき必要に
応じて前記コンバータの直流電圧を制御することで、複
数モータの回転速度を制御可能(PAM制御)に設定し
た。
【0019】また、コンバータやインバータに通信手段
を設け、それぞれの内部で検出した検出値を纏め制御す
る上位の制御装置を設け、上位の制御装置からの制御信
号に従い、コンバータやインバータを制御する装置を提
案する。
【0020】更に、インバータやコンバータにネットワ
ークを通じてお互いに通信を行う通信手段を設け、イン
バータやコンバータと通信手段を一体としたモジュール
を提案する。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明の第1の実施例を図
1から図7を用いて説明する。
【0022】図1は本発明の第1の実施例に係るモータ
制御装置の全体構成図である。
【0023】図1において、1は交流電源を直流に変換
するコンバータであり、電源の力率改善と直流電圧の制
御を同時に行う昇圧チョッパ形の回路である。
【0024】このコンバータ1に、モータの回転速度制
御を行い得る複数のインバータ2,4,6が直流電源線
を介して接続されている。各インバータ2,4,6に
は、それぞれ駆動制御対象となるモータ3,5,7(モ
ータは種々の用途のものが考えられるが、ここでは、圧
縮機用を例示する)が接続され、これらのモータは、対
応の各インバータによるPWM制御により回転速度が制
御される。
【0025】このコンバータ1と複数のインバータ2,
4,6と制御回路8とが、ネットワーク(内部ネットワ
ーク)を介して接続されている。
【0026】制御回路8は、ネットワークを介してコン
バータ1に直流電圧指令値を出力し、インバータ2,
4,6に回転数指令値(速度指令値)を出力し、また、
コンバータの直流電圧値及びインバータの状態信号(例
えば入力電流値,インバータ通流率)を入力し、それに
基づき直流電圧値を算出する演算機能を有している。
【0027】また、制御回路8は外部のネットワークと
も接続され、外部からモータの速度指令等が設定,変更
可能にしてある。
【0028】図2に上記コンバータ1の回路構成を示
す。
【0029】コンバータ1は、交流電源を直流に変換す
るために、全波整流回路10と昇圧チョッパ回路11と
平滑コンデンサ12と、昇圧チョッパ回路のスイッチン
グ動作を制御して、電源の力率改善と同時に直流電圧を
所定の値に制御するコンバータ制御回路13と、ネット
ワークを介して制御回路8と通信を行う通信回路14か
ら構成されている。通信回路14は、コンバータ制御回
路13とその上位の制御回路8との信号のやり取りをす
る信号変換回路である。
【0030】図3にインバータ2,4,6の回路構成を
示す。
【0031】インバータ2,4,6は、スイッチング素
子とダイオードから成るインバータ主回路21と、スイ
ッチング素子をモータ3,5,7のロータ位置に従いP
WM信号で駆動して、モータの回転速度を制御するイン
バータ制御回路22と、ネットワークを介して制御回路
8と通信を行い、制御回路8からの制御信号に従いイン
バータ制御回路22に回転数指令値を出力する通信回路
23とから構成されている。
【0032】通信回路23はインバータ制御回路22と
制御回路8との信号のやり取りをする信号変換回路であ
り、インバータ制御回路22が出力しているPWM信号
の通流率を制御回路8に出力している。
【0033】上記図2,3に示すコンバータ及びインバ
ータの構成要素はそれぞれ一体化してモジュール化する
ことにより、小型、低コスト化が可能である。
【0034】また、図2に示すコンバータ制御回路13
や図3に示すインバータ制御回路22にネットワーク通
信機能を有するマイクロコンピュータを用いると、通信
回路14,23の機能はマイクロコンピュータの通信機
能で実現可能である。
【0035】制御回路8は、外部ネットワークから入力
される指令信号に従い、複数のインバータ2,4,6に
それぞれの回転数指令値をネットワーク(内部ネットワ
ーク)を介して出力している。また、各インバータ2,
4,6の通流率をネットワークを介して取り込み、それ
らの値を基にモータ速度制御に必要な直流電圧値を演算
してその電圧指令値をコンバータ1にネットワークを介
して出力している。
【0036】図5に制御回路8内で行われる、直流電圧
指令変更法を示す。
【0037】ステップ(S1)において、ネットワーク
を介して各インバータ2,4,6の通流率を読み込む。
次に(S2)に進み、読み込んだ通流率の中から最大値
を選出する。
【0038】(S3)において、選出した通流率の最大
値と予め設定されている比較値D1を比較し、通流率最
大値の方が大きい場合は(S4)に進み、直流電圧指令
値を予め設定されている大きさで増加させる。それ以外
の場合は(S5)に進み、もう一度通流率最大値と比較
値D2を比較し、比較値D2が大きい場合は(S6)に
進み、直流電圧指令値を予め設定されている大きさで減
少させる。
【0039】ここで得られた直流電圧指令値は、ネット
ワークを介してコンバータ1へ出力させる。
【0040】上記方法は最大通流率値と比較値D1、D
2を比較するだけであったが、各インバータ2,4,6
の最大通流率値と最小通流率を選出し、それぞれの値を
基に直流電圧指令値を求めても良い。図6にそのアルゴ
リズムを示す。
【0041】図5と異なるところは、ステップ(S2
´)、(S5´)の部分のみである。この部分だけ説明
すると、(S2´)では読み込んだ通流率から最大値と
最小値を選出する。
【0042】次に(S3)において、通流率の最大値と
比較値D1を比較し、最大値の方が大きい場合は(S
4)に進み直流電圧指令値を上昇させる。
【0043】それ以外の場合は、(S5´)に進み、通
流率の最小値と比較値D3を比較する。最小値の方が小
さい場合は、(S6)に進み直流電圧指令値を減少させ
る。
【0044】本アルゴリズムを使用することにより、各
インバータ2,4,6の通流率はD1とD3の間に収ま
り、全体的に効率よいモータ制御が行い得る。
【0045】以上、本実施例によれば、複数のインバー
タと一つのコンバータとで、複数モータに対してPWM
制御のほかにPAM制御による速度制御が可能となり、
各インバータ毎にコンバータを用意する方式よりも、固
定損失が軽減でき、高効率なモータ制御装置を実現でき
る。
【0046】したがって、例えば、1台あたりの出力が
小さく多数のモータを持つシステム、ビル等のファンモ
ータ制御装置等において大きな効果が期待できる。
【0047】なお、上記実施例では、インバータの状態
信号として、通流率を例示したが、そのほかに、インバ
ータの通流率,入力電流,出力電流,出力電力,モータ
回転数,モータ負荷,消費電力の少なくとも1つを使用
してもよい。
【0048】また、制御回路8は、各インバータ2,
4,6に流入する入力電流を検出し、この入力電流値と
コンバータ1の直流電圧値とモータ回転数から各モータ
の負荷を推定(算出)して、上記コンバータ1の最適直
流電圧値を算出してもよい。
【0049】上記実施例のモータ制御を実行した場合
の、モータ回転数に対するコンバータ直流電圧とインバ
ータ通流率の関係を図7に示す。本図は負荷トルク一定
の条件での状態である。
【0050】本図は図5に示すアルゴリズムを用いた場
合の図である。図に示す通りに、モータ回転数が増大し
ていくと、インバータ2,4,6のうち、一番負荷が大
きいインバータ2の通流率を選出して、その通流率がD
1以上の回転域になるとPWM制御からPAM制御に移
行し、コンバータ1の直流電圧が階段状に制御される。
ここで、直流電圧の増減幅を細かくすると、直流電圧は
階段状から見かけ上、直線状に変化し通流率も直線状に
変化する。
【0051】図8に上記同様の動作を行うモータ制御装
置の第2実施例に係る全体構成図を示す。本構成図と上
記第1の実施例の異なるところは、制御回路8がコンバ
ータ,インバータ外部に無いところである。本実施例の
場合には、上記制御回路8で行っていた機能(回路)を
コンバータ100(図1のコンバータ1に相当する)内
に組み込んだ場合の構成図である。
【0052】この場合、ネットワークを通じて通信され
るデータは各インバータ2,4,6の通流率値のみとな
る。コンバータ100内のデータ(直流電流値)はコン
バータ内で処理される。
【0053】次に本発明のその他の実施例について図9
から図14を用いて説明する。
【0054】図9は第3の実施例に係るモータ制御装置
の全体構成図である。本実施例は、図8の実施例とほぼ
同じ構成であり(すなわち、インバータ2,4,6の状
態信号に基づきコンバータの直流電圧制御を行う回路が
コンバータ30のモジュール内に組み込まれている)、
異なるところはコンバータ30と各インバータ2,4,
6がネットワーク接続でなく破線で示す信号線で接続さ
れていることと、各インバータ2,4,6に流入する電
流を検出する電流検出器41,42,43をインバータ
の電力線に設けた点にある。
【0055】コンバータ30と各インバータ2,4,6
には、上位からの速度指令値が信号線により入力される
ようになっている。速度指令値は各インバータに対応し
て個別に与えられるようにしてあり、それぞれ異なる値
を与えることも可能である。また、コンバータ30は、
各インバータ2,4,6に流入する電流値を電流検出器
41,42,43を介して検出している。
【0056】図10にコンバータ30の内部構成図を示
す。図2と異なるところは通信回路14が無く、その代
わりに直流電圧指令回路15を付加した点にある。
【0057】直流電圧指令回路15はコンバータ30内
部で検出している直流電圧値と、上位からの速度指令値
及び各インバータ2,4,6の入力電流値を入力し、そ
れに基づき、次のようにして、コンバータ制御回路13
に与える直流電圧指令値を決定(算出)する。
【0058】図11に直流電圧指令回路15で行われる
直流電圧指令値変更法を示す。(S1)において、直流
電圧値と各インバータ2,4,6の回転数指令値と入力
電流値を読み込み、(S2)において各インバータ2,
4,6の出力を、入力電流値と直流電圧値から演算す
る。
【0059】ここでは、入力電流値と直流電圧値を乗算
し出力を求めている。本来はインバータの効率を考慮し
て係数を掛ける必要があるがここでは省略した。
【0060】次に(S3)において、算出した各出力と
回転数指令値より各インバータ2,4,6が必要とする
直流電圧値を求め、その値を直流電圧指令値として出力
する。
【0061】ここで、必要とする直流電圧値は予め測定
等で求めた値からテーブルを作っておきテーブル検索で
求める。
【0062】ここでは、回転数指令値と実際の出力から
モータ速度制御に必要とする直流電圧の値を求めたが、
実回転数と実際の出力値から現在の負荷トルクを推定
し、回転数指令値に制御するのに必要な直流電圧値を算
出しても良い。
【0063】上記実施例を用いた場合のモータ回転数に
対するコンバータ30の直流電圧値と各インバータ2,
4,6の通流率の動作を図12に示す。本図は図7同様
負荷トルク一定の条件での状態である。
【0064】この図は回転数指令も徐々に変化している
場合を示しているが、制御周期(演算周期)を短くする
ことにより滑らかな制御が行える。
【0065】次に第4実施例を図13を用いて説明す
る。図13は、第4実施例の全体構成を示すものであ
り、第3実施例のように直流電圧指令回路13をコンバ
ータ40内に備えたものを用い、これに第1の実施例同
様にネットワークを用いた場合である。なお、モータ
3,5,7の負荷としてはエアコンディショナ(以下、
エアコンと略する)用圧縮機と室内外ファンとした。基
本的には何も変わらない。
【0066】本回路の場合は制御回路80がリモコン9
0及び外部ネットワークに接続されている。この外部ネ
ットワークとしてはホームネットワーク等が考えられ
る。
【0067】ホームネットワークを使用し家庭内の電力
使用量を監視している上位装置と接続しておけば、家庭
内の電力使用量が許容値を超えそうな場合は、自動的に
エアコンの出力を抑制するシステムを構築できる。
【0068】図14,15に、図13の実施例で用いる
コンバータ40及びインバータ50,60,70の内部
構成図(回路図)を示す。本図は前記図2、3と図10
を合成した構成となっており、それぞれの回路内に使用
電流を検出する検出回路を内蔵した構成となっている。
当然、検出した電流値は通信回路を介してネットワーク
で受け渡しされている。
【0069】上記コンバータ及びインバータをモジュー
ル化してネットワークで接続することにより、簡単にコ
ンバータ、インバータシステムが構築でき、インバータ
の状態からコンバータが直流電圧値を決定して動作す
る、自立したコンバータ、インバータシステムが可能で
ある。
【0070】図16から図18は、本発明の第5実施例
に係り、電力変換装置の電力制御対象として家庭内の冷
蔵庫、エアコン、電子レンジを例示、これらの図を用い
て電力使用量が許容値を超えそうな場合のエアコンの出
力の抑制法を説明する。
【0071】図16は家庭電化製品201、202,2
03と、各電化製品201、202,203の電力使用
量を把握し電力量を制御する上位制御装置200とがネ
ットワークで接続されている様子を示している。
【0072】各電化製品201、202,203は、ネ
ットワークを通じて上位制御装置200に電力使用量を
出力している。ここで、各電化製品の入力側に電力計を
接続し、その電力計から上位制御装置200に電力使用
量を送信しても同様の効果が得られる。
【0073】また、上位制御装置200は電話回線と接
続され、外部から各電化製品の制御が可能となってい
る。この場合、ネットワークの信号で各電化製品がオン
オフできる構造にする必要がある。
【0074】上位制御装置200は図17に示すよう
に、(S1)において、各電化製品201、202,2
03からの使用電力を読み込み、(S2)で家庭内の合
計電力と現在どの機器が一番電力を使用しているかを算
出している。
【0075】(S3)において、家庭が使用できる最大
電力量である許容電力値と現在の合計電力を比較し、合
計電力量が許容電力量を越えそうになると、言い換える
と、合計電力量が許容電力量に近づくと、(S4)に進
み、電力使用量抑制指令信号とその機器の設定電力量を
出力している。
【0076】ここで、電力使用量抑制指令信号と設定電
力量は全電化機器201、202,203に出力する方
法や、最大電力使用機器のみに出力する方法や、優先度
の低い機器に出力する方法が考えられる。ここでは、優
先度の低いエアコンに出力されたと仮定する。
【0077】電力使用量抑制指令信号と設定電力量が出
力されると、エアコン202はその信号を受信し、エア
コン内の制御回路80は図18に示す動作を行う。
【0078】制御回路80内の電力制御回路は、図18
のステップ(S1)において、各インバータ50,6
0,70やコンバータ40からの出力を読み込み、エア
コン全体で使用している電力を演算し、(S2)で、そ
の結果をネットワークに出力する。出力された使用電力
は上位制御装置200に読み込まれる。
【0079】次に(S3)において、上位制御装置20
0から電力使用量抑制指令信号と設定電力量がエアコン
に対して出力されているかを確認する。電力使用量抑制
指令信号と設定電力量が出力されていれば(S5)へ、
出力されていなければ(S4)に進む。
【0080】(S4)では通常のエアコン制御であるリ
モコンからの指令に従い回転数制御を行う。(S5)の
場合は電力抑制制御を行う。
【0081】電力抑制制御は、上位制御装置200から
出力された設定電力量にエアコンの使用電力を制御する
方法で、具体的には、回転数指令値を低下させ使用電力
量を設定電力量に制御ものである。
【0082】回転数指令値が変化すれば、それに従いコ
ンバータ40及びインバータ50,60,70が動作す
る。
【0083】以上により、家庭内の許容電力量の範囲内
で最大限に能力を引き出し、しかも高効率な電化製品の
運転制御が行える。
【0084】上記は家庭内でのシステムであったが、ク
リーンルームやビル等の空調用ファン制御システムに適
用した実施例を図19に示す。
【0085】図19は第1の実施例で説明した内容と同
等のファン制御装置301,302,303を3ユニッ
ト使用した構成で、それぞれのユニット301,30
2,303が三相電源のそれぞれの相に接続されてい
る。このように電源ラインを接続することにより三相の
バランスを確保している。
【0086】また、上位制御装置300はそれぞれのユ
ニットとネットワークで接続されており、三相電源の電
流及び電圧の監視も行っている。
【0087】図19に示すように、各ファン制御ユニッ
トがネットワークで接続され、ファン毎の使用電力や出
力トルクを把握することにより、各ファンの電力制御や
故障診断、またはフィルタの目詰まり等を検知でき、し
かもそれぞれのファン制御回路は効率よいモータ制御が
行える。
【0088】
【発明の効果】本発明によれば、複数のインバータと一
つのコンバータとで、複数モータに対してPWM制御の
ほかにPAM制御による速度制御が可能となり、各イン
バータ毎にコンバータを用意する方式よりも、固定損失
が軽減でき、高効率なモータ制御装置を実現できる。
【0089】したがって、例えば、1台あたりの出力が
小さく多数のモータを持つシステム、ビル等のファンモ
ータ制御装置等において大きな効果が期待できる。
【0090】また、コンバータやインバータにネットワ
ークなどの通信手段を設け、使用電力量や入力電流や出
力トルク等演算し上位の制御装置で制御することによ
り、電力制御や故障診断等が行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例に係るモータ制御装置全
体構成図。
【図2】上記第1の実施例に用いるコンバータの内部構
成図。
【図3】上記第1の実施例に用いるインバータの内部構
成図。
【図4】従来技術によるモータ制御装置の全体構成図。
【図5】上記第1の実施例に係る直流電圧指令変更法を
示すフローチャート。
【図6】上記第1の実施例に係る直流電圧指令変更法の
別の例を示すフローチャート。
【図7】上記第1の実施例に係る動作説明図。
【図8】本発明の第2の実施例に係るモータ制御装置の
全体構成図。
【図9】本発明の第3の実施例に係るモータ制御装置の
全体構成図。
【図10】上記第3の実施例に用いるコンバータの構成
図。
【図11】上記第3の実施例に係る直流電圧指令変更法
を示すフローチャート。
【図12】上記第3の実施例に係る動作説明図。
【図13】本発明の第4の実施例に係るエアコン制御装
置の全体構成図。
【図14】上記第4の実施例に用いるコンバータの構成
図。
【図15】上記第4の実施例に用いるインバータの構成
図。
【図16】本発明の第5の実施例に係る家庭電化製品の
モータ制御装置の構成図。
【図17】上記第5の実施例に係る家庭内電力制御法を
示すフローチャート。
【図18】本発明のその他の実施例に係るエアコン内電
力制御法。
【図19】本発明の第6の実施例に係るモータ制御装置
全体構成図。
【符号の説明】
1,30,40,100…コンバータ、2,4,6,5
0,60,70…インバータ、8,80…制御回路、2
00,300…上位制御装置、3,5,7…モータ、1
3…コンバータ制御回路、14,23…通信回路、15
…直流電圧指令回路、21…インバータ主回路、22…
インバータ制御回路、301,302,303…モータ
制御装置ユニット、90…リモコン。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平7−222456(JP,A) 特開 平11−313441(JP,A) 特開 昭63−283493(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H02P 7/67 H02M 7/48

Claims (9)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 交流電源を直流に変換し且つ直流電圧の
    制御が可能な一つのコンバータに、モータの回転速度制
    御を行い得るインバータが複数接続され、前記各インバ
    ータにより各モータを速度制御するほかに、 これらのインバータの状態信号を通信手段を介して取り
    込み、これらの状態信号に基づき前記コンバータの直流
    電圧を制御することで、前記複数のモータの回転速度を
    制御する手段を備え、前記コンバータの直流電圧の制御は、複数のインバータ
    から取り込んだ信号のうち、一番負荷の大きいインバー
    タの状態信号を選出して、この選出した状態信号に基づ
    き実行されるように構成した ことを特徴とする複数モー
    タの制御装置。
  2. 【請求項2】 交流電源を直流に変換し且つ直流電圧の
    制御が可能な一つのコンバータに、モータの回転速度制
    御を行い得るインバータが複数接続され、前記各インバ
    ータにより各モータを速度制御するほかに、 前記コンバータ及びインバータの状態信号は、通信手段
    を介して上位の制御装置に入力され、この上位の制御装
    置が、複数のインバータの状態信号に基づき前記コンバ
    ータの直流電圧値を決定してその指令値を出力し、且つ
    前記コンバータの直流電圧値の決定は、複数のインバー
    タから取り込んだ信号のうち、一番負荷の大きいインバ
    ータの状態信号を選出して、この選出した状態信号に基
    づき実行されるように構成したことを特徴とする複数モ
    ータの制御装置。
  3. 【請求項3】 交流電源を直流に変換し且つ直流電圧の
    制御が可能な一つのコンバータに、モータの回転速度制
    御を行い得るインバータが複数接続され、前記各インバ
    ータにより各モータを速度制御するほかに、 前記コンバータのモジュールの中に、通信手段と、この
    通信手段を介して複数のインバータの状態信号を取り込
    み、それらの状態信号に基づきコンバータの直流電圧を
    決定して制御指令を出力する制御回路とが組み込まれ
    且つ前記コンバータの直流電圧値の決定は、複数のイン
    バータから取り込んだ信号のうち、一番負荷の大きいイ
    ンバータの状態信号を選出して、この選出した状態信号
    に基づき実行されるように構成したことを特徴とする
    数モータの制御装置。
  4. 【請求項4】 前記コンバータと前記各インバータの通
    信にネットワークを使用する請求項1ないしのいずれ
    か1項記載の複数モータの制御装置。
  5. 【請求項5】 交流電源を直流に変換し且つ直流電圧の
    制御が可能な一つのコンバータに、モータの回転速度制
    御を行い得るインバータが複数接続され、前記各インバ
    ータにより各モータを速度制御するほかに、 これらのインバータの状態信号を通信手段を介して取り
    込み、これらの状態信号に基づき前記コンバータの直流
    電圧を制御することで、前記複数のモータの回転速度を
    制御する制御手段を備え、 前記制御手段は、インバータの状態信号として、 前記各
    インバータに流入する入力電流値と前記コンバータの直
    流電圧値とモータ回転数とを取り込んで必要とする前記
    コンバータの直流電圧値を算出する演算手段を備えた
    とを特徴とする複数モータの制御装置。
  6. 【請求項6】 交流電源を直流に変換し且つ直流電圧の
    制御が可能な一つのコンバータに、モータの回転速度制
    御を行い得るインバータが複数接続され、前記各インバ
    ータにより各モータを速度制御するほかに、 前記コンバータ及びインバータの状態信号は、通信手段
    を介して上位の制御装置に入力され、この上位の制御装
    置が、複数のインバータの状態信号に基づき前記コンバ
    ータの直流電圧値を決定してその指令値を出力し、且つ
    前記上位の制御装置は、インバータの状態信号として
    記各インバータに流入する入力電流値と前記コンバータ
    の直流電圧値とモータ回転数とを取り込んで必要とする
    前記コンバータの直流電圧値を算出する演算手段を備え
    ことを特徴とする複数モータの制御装置。
  7. 【請求項7】 交流電源を直流に変換し且つ直流電圧の
    制御が可能な一つのコンバータに、モータの回転速度制
    御を行い得るインバータが複数接続され、前記各インバ
    ータにより各モータを速度制御するほかに、 前記コンバータのモジュールの中に、通信手段と、この
    通信手段を介して複数のインバータの状態信号を取り込
    み、それらの状態信号に基づきコンバータの直流電圧を
    決定して制御指令を出力する制御回路とが組み込まれ、
    且つ前記制御回路は、インバータの状態信号として 前記
    各インバータに流入する入力電流値と前記コンバータの
    直流電圧値とモータ回転数とを取り込んで必要とする前
    記コンバータの直流電圧値を算出する演算手段を備えた
    ことを特徴とする複数モータの制御装置。
  8. 【請求項8】 モータの回転数制御機能を有するインバ
    ータ回路に、外部から回転数指令信号を入力し且つイン
    バータ自身の内部情報を外部に送信する機能を有する通
    信回路を接続し、これらのインバータ回路及び通信回路
    を同一基板上に設置し一体化したことを特徴とするイン
    バータモジュール。
  9. 【請求項9】 モータの回転数制御をマイクロコンピュ
    ータを使用して行うインバータモジュールにおいて、前
    記マイクロコンピュータは、ネットワークを用いた通信
    機能を有し、ネットワークからの指令信号に従い前記モ
    ータの回転数制御を行い、且つ、インバータの制御状態
    信号をネットワークを通じて外部に出力可能にしてある
    ことを特徴としたインバータモジュール。
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