JP3470775B2 - 複連引戸式門扉 - Google Patents

複連引戸式門扉

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JP3470775B2
JP3470775B2 JP05646095A JP5646095A JP3470775B2 JP 3470775 B2 JP3470775 B2 JP 3470775B2 JP 05646095 A JP05646095 A JP 05646095A JP 5646095 A JP5646095 A JP 5646095A JP 3470775 B2 JP3470775 B2 JP 3470775B2
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喜士一 古川
努 池田
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日本工機株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本発明は、ガイドレールの長手方
向に沿う複数個の扉体を伸縮自在に連結した複連引戸式
門扉に関するものである。 【0002】 【従来の技術】ガイドレールの長手方向に沿う複数個の
扉体を伸縮自在に連結した複連引戸式門扉には、従来、
実開平4−27099号公報に記載のものがある。この
従来の複連引戸式門扉は、ガイドレールの長手方向に沿
う複数個の扉体を前後方向に近接させて配置し、この複
数個の扉体の内、最前側に配置された扉体の両端下部
に、前後方向に張り出し且つガイドレールに沿って移動
する台車を設け、この扉体の後側に順次隣接して配置さ
れる各扉体の右端側を隣接する前側の扉体に伸縮自在に
連結すると共に、左端側の下部に前後方向に張り出し且
つガイドレールに沿って移動する台車を設けている。各
扉体は前後方向の厚さが薄く、隣接する扉体との間に所
定の間隙ができるように、前後方向に位置をずらして各
台車上に略垂直に立設されている。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】この従来の複連引戸式
門扉では、各扉体の下部を前後方向に張り出した台車上
に固定して略垂直に立設しているので、扉体の上部側に
前後方向の外力が作用した場合には、扉体と台車との固
定部に過大な力が作用し、この固定部に変形や損傷が生
じ易いという問題がある。また各扉体はそれ自体の強度
により台車上に固定して立設する必要があるため、扉体
の前後方向の厚さを大にする等、扉体を剛強に構成して
所定の強度を確保しなければならず、扉体を簡易に構成
し難いという欠点がある。 【0004】更に、扉体の上部側が前後方向の何れか一
方側に位置するように、台車上に扉体を傾斜状に立設し
た場合、扉体の重心が固定部の鉛直線上から前後方向に
外れるため、扉体の上部に外力が作用しない状態でも扉
体の固定部に大きな負担がかかることになる。従って、
扉体を台車上に傾斜状に立設する等の種々のデザインを
採用し難く、設計の自由度が著しく制約されるという欠
点もある。本発明は、このような従来の課題に鑑み、扉
体と台車との固定部の負担を軽減しその変形や損傷を確
実に防止できると共に、扉体を簡易に構成でき、しか
も、各扉体間の前後方向の間隔を小さくでき、また設計
の自由度の拡大を容易に図ることができる複連引戸式門
扉を提供することを目的とする。 【0005】 【課題を解決するための手段】本発明は、ガイドレール
5 の長手方向に沿う複数個の扉体6,7,8 を前後方向に近
接させて配置し、前後方向の一端側に配置された扉体6
の左右方向の両端下部に、前後方向に張り出し且つガイ
ドレール5 に沿って移動する台車9 を設け、この扉体6
の前後方向に順次隣接して配置された扉体7,8 の左右方
向の一端側を隣接する扉体6,7 に伸縮自在に連結すると
共に、左右方向の他端側の下部に前後方向に張り出し且
つガイドレール5 に沿って移動する台車10を設けた複連
引戸式門扉において、各扉体6,7,8 はガイドレール5 と
略平行に左右方向に配置された上枠20及び下枠18と、こ
の上枠20及び下枠18の左右両端間に配置された一対の縦
枠19とを有し、前側に隣接する扉体6,7 の上枠20及び下
枠18の内部に、後方側に開口する左右方向の伸縮案内部
11を夫々設け、後側に隣接する扉体7,8 の上枠20及び下
枠18の左右方向の一端部に、前側に隣接する扉体6,7 の
伸縮案内部11に移動自在に嵌合するガイドローラ12を設
け、各扉体6,7,8 の各台車9,10に、その扉体6,7,8 の
枠20を支持し且つ内側に他の扉体7,8 を出し入れ自在に
収納可能な支持枠31を設け、各台車9,10は前後方向の車
輪枠25と、該車輪枠25の前後に車輪取付台26を介して取
り付けられた車輪16とを備え、各支持枠31は車輪枠25
前後両端上に固定された前縦枠33及び後縦枠32と、前縦
枠33及び後縦枠32の上端を前後に連結する連結枠34とを
備え、車輪取付台26を支持枠31及び車輪枠25の側面に当
接して固定し、各扉体6,7,8 の上枠20を取付ブラケット
35を介して連結枠34の下面に、下枠18を台車9,10の上面
に夫々固定したものである。 【0006】 【作用】開閉時には、前後方向の一端側に配置された扉
体6 は両端下部の台車9 を介して、またこの扉体6 以外
の他の扉体7,8 は、一端側を隣接する扉体6,7 の支持枠
31内に出し入れしながら他端側の下部に装着された台車
10を介して夫々ガイドレール5 に沿って移動する。 【0007】各扉体6,7,8 の上部に前後方向の外力が作
用した場合でも、各支持枠31により扉体6,7,8 の上部側
を支持しているので、各扉体6,7,8 の上部側に前後方向
の外力が作用した場合でも、各扉体6,7,8 の下部と台車
9,10との固定部に過大な力が直接作用することがなく、
この固定部の負担を軽減してその変形や損傷を確実に防
止できる。 【0008】また各扉体6,7,8 の上部側を支持枠31によ
り支持しており、それ自体の強度で各扉体6,7,8 を台車
9,10上に固定する必要がないため、各扉体6,7,8 前後方
向の厚さを薄くしたり、又は薄い材料を用いて扉体6,7,
8 を簡易に構成できる。しかも、各扉体6,7,8 の上部側
を支持枠31により支持しているため、扉体6,7,8 に種々
のデザインのものを採用した場合でも、各支持枠31で扉
体6,7,8 を安定性よく支持でき、伸縮時に各扉体6,7,8
を円滑に移動できる。 【0009】 【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳述
する。図1乃至図8は本発明を3連引戸式門扉に採用し
た場合の第1実施例を例示する。図8において、1 はブ
ロック塀等の出入口構築物、2 は出入口である。3 は扉
体格納部、4 は戸当たり柱で、これら扉体格納部3 と戸
当たり柱4 は、出入口構築物1 の内側の敷地内で出入口
2 の両側に設けられている。5 は前後一対のガイドレー
ルで、扉体格納部3 側から戸当たり柱4 側に亘って出入
口2 の地面に左右方向に敷設されている。 【0010】3連引戸式門扉は、図1乃至図3に示すよ
うに、ガイドレール5 の長手方向に沿う3個の扉体6,7,
8 (以下、前側から順に前扉体、中扉体、後扉体とい
う。)を前後方向に近接させて配置し、前扉体6 の両端
下部に、前後方向に張り出し且つガイドレール5 に沿っ
て移動する台車9 を設け、また前扉体6 の後側に順次隣
接して配置される中扉体7 及び後扉体8 の左端側下部
に、前後方向に張り出し且つガイドレール5 に沿って移
動する台車10を設けている。 【0011】なお前扉体6 の右側の台車9 は、前扉体6
の右側が台車9 に対して若干突出するように、端部から
少し内側に設けられている。また、各扉体は前後方向の
厚さが薄く、隣接する扉体との間に所定の間隙ができる
ように、前後方向に位置をずらして各台車9,10上に略垂
直に立設されている。 【0012】各扉体6,7,8 は、上部と下部とにガイドレ
ール5 の長手方向に沿う伸縮案内部11を夫々設け、前扉
体6 を除く他の扉体である中扉体7 と後扉体8 の右端部
に、伸縮案内部11に移動自在に嵌合する案内部材12を設
けると共に、この案内部材12を夫々隣接する前側の扉体
6,7 の伸縮案内部11に伸縮自在に支持し、各扉体6,7,8
をガイドレール5 に沿って互いに伸縮できるように連結
している。 【0013】各ガイドレール5 は、図4に示すように、
ガイドレール5 の外側に開放し且つ上側に係合面13を有
する係合溝14と、この係合溝14の下端側から外側に延び
る水平部15とを備えており、係合溝14及び水平部15がガ
イドレール5 の長手方向の全長に亘って形成されてい
る。水平部15の上面は地面と略面一状で、この水平部15
に台車9,10の車輪16の横ズレを防止する帯板状のガイド
部15a が長手方向の全長に設けられており、車輪16が水
平部15上をガイドレール5 に沿って走行するようになっ
ている。 【0014】一対のガイドレール5 間には、コンクリー
ト等の充填材17が充填されており、この充填材17により
各ガイドレール5 の係合溝14から上側を補強すると共
に、ガイドレール5 間にゴミ等が溜まらないようになっ
ている。各扉体6,7,8 は、ガイドレール5 と略平行に左
右方向に配置された下枠18と、下枠18の左右両端に垂直
に立設された左右一対の縦枠19と、ガイドレール5 と略
平行に左右方向に配置され且つ一対の縦枠19の上端を左
右に連結する上枠20と、左右方向に等間隔をおいて下枠
18と上枠20との間に上下に配置された多数の格子材21と
から構成されている。 【0015】上枠20及び下枠18は、図4乃至図7に示す
ように、上下方向に長い断面矩形筒状であり、これらの
内部には後方側が開口した伸縮案内部11が左右方向の全
長に亘って形成されている。各伸縮案内部11の開口部側
には、上下の各一方から他方側に向かって突出するガイ
ドリブ11a が左右方向の略全長に亘って一体に形成され
ている。即ち、上枠20のガイドリブ11a は伸縮案内部11
の下面から上方に、また下枠18のガイドリブ11a は伸縮
案内部11の上面から下方に向かって夫々突出するように
形成されている。 【0016】上枠20の下面及び下枠18の上面には、その
後部側に左右方向の略全長に亘る突条の格子材取付部20
a,18a が夫々一体に形成されている。また、上枠20及び
下枠18の両端には、その開口端を塞ぐキャップ22がネジ
により着脱自在に固定されている。なお中扉体7 及び後
扉体8 の下枠18の右端部下面には、図1及び図6に示す
ように、前側の扉体6,7 の伸長時に各扉体6,7 の台車9,
10が当接して、該扉体6,7 のそれ以上の伸長を規制する
ストッパー18b が設けられている。 【0017】各縦枠19は、図4、図6及び図7に示すよ
うに、左右方向に長い断面矩形筒状であり、各縦枠19の
両端部に嵌合する略U字状のブラケット19a と裏板19b
及びネジ19c を介して上枠20及び下枠18の両端部に夫々
固定されている。各格子材21は前後方向が長い断面矩形
筒状であり、下枠18と上枠20の両部材間に介在され、そ
の上下両端部が上枠20及び下枠18の各格子材取付部20a,
18a に夫々ネジにより固定されている。 【0018】各案内部材12は、前後の小径筒部12a 及び
大径筒部12b と、これらの各筒部12a,12b 間に形成され
た周溝12c とを備えた段付き状のガイドローラにより構
成され、中扉体7 及び後扉体8 の下枠18と上枠20の右端
部に夫々ローラ軸24を介して回転自在に軸支されてい
る。 【0019】各案内部材12は、前側に夫々隣接する扉体
6,7 の下枠18及び上枠20の伸縮案内部11内に小径筒部12
a が転動自在に装着されると共に、周溝12c に伸縮案内
部11のガイドリブ11a が嵌合して案内部材12の前後方向
への移動が規制されるようになっている。なおローラ軸
24はボルトにより構成され、その頭部と下枠18又は上枠
20との間にカラー24a が套嵌され、そのカラー24a 上に
案内部材12がローラ軸24の軸心廻りに回動自在に套嵌さ
れている。 【0020】各台車9,10は、前後方向に張り出した左右
方向に長い断面矩形筒状の車輪枠25と、この車輪枠25の
前後両端部に車輪取付台26を介して上下調節自在に取り
付けられた一対の車輪16とを備え、ガイドレール5 の長
手方向に沿って移動するようになっている。なお、車輪
枠25の前後両端の開口は、閉塞板25a によって閉塞され
ている。 【0021】車輪取付台26は、支持枠31の下部及び車輪
枠25の側面に対応した正面視逆T字状の固定部26a と、
この固定部26a の上下方向中途部から前後方向の一方に
突出した車輪取付部26b と、固定部26a の下端から車輪
枠25と略同幅で該車輪枠25の下面側に突出した受け部26
c とを備え、固定部26a を支持枠31及び車輪枠25の側面
に当接させ且つ受け部26c を車輪枠25の下面に下側から
係合させた状態で、固定部26a の上部を上下方向に3本
のネジ26d により、また下部を左右方向に2本のネジ26
d により支持枠31及び車輪枠25の閉塞板25a に夫々固定
している。 【0022】従って、支持枠31の上部に伸縮方向の外力
が作用した場合でも、その外力を受け部26c と車輪枠25
との係合により受けることができ、強度の向上を図るこ
とができる。各車輪16は図4及び図5に示すように、縦
軸27の下端に固定された逆U字状の車輪ブラケット28内
に回転自在に軸支されている。縦軸27はボルトにより構
成されており、車輪取付台26の車輪取付部26b に下側か
ら挿入され且つロックナット27a 及び袋ナット27b によ
り上下調節可能に固定されている。 【0023】各車輪ブラケット28には、転倒防止ブラケ
ット29がボルトにより上下方向に調節自在に装着されて
いる。転倒防止ブラケット29には、ガイドレール5 側に
L字状に突出する係合部30が下端部に形成されている。
この係合部30はガイドレール5 の係合溝14に外側から挿
入され、各扉体6,7,8 に前後方向の外力が作用した時
に、ガイドレール5 の係合溝14の係合面13に下側から係
合して、扉体6,7,8 の前後方向への転倒を防止するよう
になっている。 【0024】各扉体6,7,8 の台車9,10上には、その扉体
6,7,8 の上部側を支持し且つその内側に扉体7,8 を出し
入れ自在に収納可能な門型状の支持枠31が設けられてい
る。この支持枠31は、各台車9,10の前後両端に略垂直に
立設された前縦枠33及び後縦枠32と、前縦枠33及び後縦
枠32の上端を前後に連結する連結枠34とから門型状に構
成され、前縦枠33及び後縦枠32は下端の内側に嵌合する
U字状のブラケット31a と裏板及びネジ31b を介して車
輪枠25上に夫々固定されている。 【0025】なお支持枠31は、断面矩形筒状の枠材を長
手方向の2箇所で所定の形状に切り欠き、この切り欠き
部で枠材を略直角に屈曲して前縦枠33、後縦枠32及び連
結枠34を形成し、この屈曲部のコーナーにコーナーキャ
ップ31c を装着して構成されている。各扉体6,7,8 の
内、前扉体6 はその両端部が台車9 と支持枠31の連結枠
34との間に、また中扉体7 と後扉体8 とは、その左端部
が台車10と支持枠31の連結枠34との間に夫々介在されて
おり、下枠18が台車9,10の上面に、また上枠20が支持枠
31の連結枠34の下面に取付ブラケット35を介して夫々取
り付けられている。 【0026】取付ブラケット35は、扉体6,7,8 側が開放
した略U字状であって、上枠20及び下枠18と略同幅の取
付板部36と、この取付板部36の前後両端から扉体6,7,8
側に突出する前後一対の取り付け片37,38 とを備え、前
側の取り付け片37は上枠20又は下枠18の上下幅に対応し
た長さに形成されている。また後側の取り付け片38は伸
縮案内部11との間に隙間を有するように若干控えた長さ
に形成され、案内部材12を伸縮案内部11に装着する際
に、案内部材12の大径筒部12b が取り付け片38に当接し
ないようになっている。 【0027】取付ブラケット35の取付板部36は、裏板39
及びネジ40を介して車輪枠25の上面又は連結枠34の下面
に固定され、前後一対の取り付け片37,38 間に各扉体6,
7,8の上枠20又は下枠18を挿入した状態で、各取り付け
片37,38 に上枠20又は下枠18がネジ41により固定されて
いる。なお、下枠18と取付板部36との間には、各扉体6,
7,8 を下側から支持するスペーサー42がネジ40により固
定され、下枠18と取付板部36との間及び上枠20と連結枠
34との間に夫々隙間が設けられている。 【0028】この引戸式門扉は、出入口2 を開放する開
放時には、図8(A) に示すように、前扉体6 の左側の支
持枠31と台車9 との両部材間に中扉体7 及び後扉体8 の
右側を夫々挿入して収縮させた状態で、各扉体6,7,8 を
扉体格納部3 に格納している。この開放状態から各扉体
6,7,8 を伸長させて出入口2 を閉鎖する場合には、次の
ようにして行う。即ち、図8(B) に示すように、前扉体
6 を戸当たり柱4 側にa矢視方向に引っ張ると、先ず前
扉体6 がガイドレール5 に沿って戸当たり柱4側に移動
する。この時、前扉体6 の台車9 に装着された前後一対
の車輪16が各ガイドレール5 のガイド部15a により前後
方向への横ズレを規制されながら、その水平部15上を転
動する。 【0029】また中扉体7 の右端側にある上下一対の案
内部材12は、小径筒部12a が前扉体6 の各伸縮案内部11
内を嵌合状に転動すると共に、周溝12c にガイドリブ11
a が係合し且つ大径筒部12b が中扉体7 及び前扉体6 の
上枠20間又は下枠18間に介在されて前扉体6 の前後方向
への揺れを規制しており、更に中扉体7 の右端側をも支
持している。 【0030】従って、前扉体6 は、ガイドレール5 のガ
イド部15a 及び案内部材12により案内されながらガイド
レール5 に沿って戸当たり柱4 側へと速やかに移動し、
戸当たり柱4 側へと円滑に伸長して行く。そして、前扉
体6 が右側に移動して中扉体7 に対して最大伸長状態ま
で達すると、中扉体7 のストッパー18b が前扉体6 の左
側の台車9 に当接するので、前扉体6 は中扉体7 に対し
てそれ以上には伸長しなくなる。そこで、前扉体6 を更
にa矢視方向に戸当たり柱4 側へと引っ張ると、ストッ
パー18b 及び台車9 を介して中扉体7 が戸当たり柱4 側
に引っ張られて、前扉体6 及び中扉体7 は伸長状態のま
まで一体にガイドレール5 に沿って戸当たり柱4側へと
移動する。 【0031】この時、中扉体7 の台車10に装着された前
後一対の車輪16は、前扉体6 の前後一対の車輪16と同様
に、各ガイドレール5 のガイド部15a により前後方向へ
の横ズレを規制されながら、その水平部15上を転動す
る。また後扉体8 の右端側にある上下一対の案内部材12
は、中扉体7 の各伸縮案内部11を嵌合状に転動して、各
扉体6,7,8 の前後方向への揺れを規制すると共に、後扉
体8 の右端側が中扉体7に支持された状態で、前扉体6
及び中扉体7 が戸当たり柱4 側へと円滑に伸長して行
く。 【0032】前扉体6 及び中扉体7 が戸当たり柱4 側に
移動して最大伸長状態まで達すると、後扉体8 のストッ
パー18b が、中扉体7 の台車10に当接するので、中扉体
7 は後扉体8 に対してそれ以上には伸長しなくなる。そ
して、前扉体6 を更にa矢視方向に戸当たり柱4 側へと
引っ張ると、各ストッパー18b 及び台車9,10を介して中
扉体7 及び後扉体8 が戸当たり柱4 側に一体に引っ張ら
れて、各扉体6,7,8 が伸長状態のままでガイドレール5
に沿って戸当たり柱4 側へと移動する。 【0033】前扉体6 が戸当たり柱4 側に移動してその
端部が戸当たり柱4 に当接すると、施錠装置 (図示せ
ず) が作動して前扉体6 が戸当たり柱4 に施錠され、図
8(C)に示すように、出入口2 が各扉体6,7,8 によって
完全に閉鎖される。出入口2 を開放する場合には、施錠
を解除した後、前扉体6 を開放方向へと反a矢視方向に
押す。すると前扉体6 が左側に移動して、中扉体7 の右
端側が前扉体6 の左端側の支持枠31内に挿入され、中扉
体7 が収縮して行く。 【0034】そして、収縮限界まで中扉体7 が前扉体6
の支持枠31内に挿入されると、前扉体6 の左端側の台車
9 が中扉体7 の台車10に当接して収縮しなくなる。この
時、中扉体7 の案内部材12が前扉体6 の伸縮案内部11を
転動し、中扉体7 の右側を支持しているので、中扉体7
の右側が下方に降下することはない。そこで、前扉体6
を更に反a矢視方向に押すと、前扉体6 と中扉体7 とが
一体に移動して、後扉体8 の右端側が中扉体7 及び前扉
体6 の支持枠31内に挿入され、後扉体8 が収縮して行
き、中扉体7 の台車10が後扉体8 の台車10に当接する。
更に、前扉体6 を反a矢視方向に押して行けば、各扉体
6,7,8 が収縮状態のままで扉体格納部3 側へと移動し
て、出入口2 を完全に開放する。 【0035】後側の扉体7,8 を夫々前側の扉体6,7 の支
持枠31内に出し入れして各扉体6,7,8 を伸縮させる場
合、扉体6,7 の伸縮案内部11に後側の扉体7,8 の各案内
部材12を転動自在に嵌合させているため、この伸縮案内
部11と案内部材12とによって後側の扉体7,8 の右端側を
支持すると共に、各扉体6,7,8 の前後方向のふらつきを
確実に防止でき、各扉体6,7,8 を円滑に伸縮させること
ができる。 【0036】また各扉体6,7,8 の上枠20及び下枠18の内
部に後方側に開口する伸縮案内部11があり、この伸縮案
内部11に案内部材12が嵌合されているため、伸縮案内部
11及び案内部材12が前側から見えず、しかも露出する部
分は案内部材12の大径筒部12b の外周面のみであり、外
観上も非常にすっきりして見栄えが向上する。 【0037】上枠20及び下枠18の両端には、キャップ22
が着脱自在に装着されているが、このキャップ22を外せ
ば、案内部材12を伸縮案内部11から容易に外すことがで
きるため、各扉体6,7,8 の組み立て分解を極めて容易に
行うことができる。各扉体6,7,8 の台車9,10には、その
扉体6,7,8 の上部側を支持する門型状の支持枠31を設け
ているので、各扉体6,7,8 の上部側に前後方向の外力が
作用した場合でも、各扉体6,7,8 の下部と台車9,10との
固定部に過大な力が直接作用することがなく、この固定
部の負担を軽減することができ、その変形や損傷を確実
に防止することができる。 【0038】また、各扉体6,7,8 は、それ自体の強度に
より台車9,10上に固定する必要がないため、従来のよう
に、扉体6,7,8 の上下方向の全体に亘って剛強に構成す
る必要がなく、扉体6,7,8 の前後方向の厚さを薄くした
り、薄い材料を用いて扉体6,7,8 を構成することがで
き、扉体6,7,8 を簡易に構成することができる。従っ
て、種々のデザインのものを容易に採用することがで
き、設計の自由度の拡大を容易に図ることができる。 【0039】更に、支持枠31を門型状に構成して、その
内側に各扉体7,8 を出し入れ自在に収納可能としている
ので、伸縮時に各扉体6,7,8 が支持枠31に当接したり、
各扉体6,7,8 に無理な外力が懸かったりすることがな
く、各扉体6,7,8 間の間隔を小さく出来ると共に、各扉
体6,7,8 を整然とコンパクトに支持枠31内に収納するこ
とができる。 【0040】しかも、支持枠31が門型状であって、その
内側に各扉体6,7,8 があり、各扉体6,7,8 の重心が支持
枠31内に必ず位置するため、扉体6,7,8 に種々のデザイ
ンものを採用した場合でも、扉体6,7,8 を各支持枠31内
に安定性よく支持することができ、伸縮時に各扉体6,7,
8 を円滑に移動させることができる。 【0041】また車輪枠25と支持枠31とは、車輪枠25と
略同幅の係合部26c を車輪枠25の下面に下側から係合さ
せた状態で、車輪取付台26を支持枠31に対して上下方向
に複数本のネジ26d により、また車輪枠25に対して左右
方向に複数本のネジ26d により連結されているので、支
持枠31と車輪枠25との固定部を強固に固定することがで
き、支持枠31の上部に左右方向の力が作用した場合で
も、固定部の損傷及び変形を確実に防止することができ
る。 【0042】更に、各車輪16は車輪枠25の前後に固定さ
れた車輪取付台26に取り付けられているので、各車輪16
を支持枠31の前後外方に配置することができ、車輪16に
対する台車9,10の高さを低く抑えることができる。この
ため、門扉全体の重心を低く下げることができ、安定性
のある門扉を構成することができる。また支持枠31と車
輪枠25、並びに上枠20及び下枠18と縦枠19とは、支持枠
31の下端部、或いは縦枠19の両端部内に嵌合する逆U字
状のブラケット19a,31a を介して連結されているので、
ブラケット19a,31a が直接外部に露出せず、外観上も非
常にすっきりして見栄えが良い。 【0043】取付ブラケット35は、前側の取り付け片37
が下枠18又は上枠20の上下幅に対応するように長く形成
され、下枠18又は上枠20に上下左右の4本のネジ41によ
り平面的に固定されているので、下枠18及び上枠20と取
付ブラケット35との固定強度の向上を図ることができ
る。また後側の取り付け片38は伸縮案内部11との間に隙
間を有するように若干控えた長さに形成されているの
で、案内部材12を伸縮案内部11に装着する際に、案内部
材12の大径筒部12b が取り付け片38に当接することがな
く、極めて容易に門扉の組み立て分解を行うことができ
る。 【0044】図9乃至図14は本発明の第2実施例を例
示する。各扉体6,7,8 は、ガイドレール5 と略平行に左
右方向に配置された下枠18と、下枠18の左右両端から上
部側が後方となるように傾斜状に立設された左右一対の
縦枠19と、ガイドレール5 と略平行に左右方向に配置さ
れ且つ一対の縦枠19の上端を左右に連結する上枠20と、
左右方向に等間隔をおいて下枠18と上枠20との間に傾斜
状に配置された多数の格子材21とから構成されている。 【0045】上枠20及び下枠18は、図12に示すよう
に、断面C字状のチャンネル材により構成され、その内
側が左右方向の全長にわたる伸縮案内部11とされてい
る。なお上枠20及び下枠18のキャップ22は、伸縮案内部
11内に装着された案内部材12の抜け出しを規制するため
のストッパー兼用となっている。また下枠18の上面及び
上枠20の下面には、L字状の格子材取付材23が略全長に
亘って装着され、各格子材取付材23の立ち上がり部又は
立ち下がり部に各格子材21の上下両端がネジにより固定
されている。 【0046】各案内部材12は伸縮案内部11内に嵌合する
円板状のガイドローラにより構成され、中扉体7 及び後
扉体8 の下枠18と上枠20の右端部に夫々ローラ軸24を介
して回転自在に軸支されており、各案内部材12が前側に
夫々隣接する前扉体6 又は中扉体7 の下枠18と上枠20の
伸縮案内部11内に夫々転動自在に装着されている。 【0047】各台車9,10は、前後方向に張り出した車輪
枠25と、この車輪枠25の前後両端部に上下調節自在に取
り付けられた一対の車輪16とを備え、ガイドレール5 の
長手方向に沿って移動するようになっている。車輪ブラ
ケット28の縦軸27は、台車9,10に下側から螺合され且つ
ロックナット27a により上下調節可能に固定されてい
る。 【0048】各支持枠31は、台車9,10の後端部に略垂直
に立設された後縦枠32と、各台車9,10の前端部に上部側
が後方となるように傾斜状に立設された前縦枠33と、後
縦枠32及び前縦枠33の上端を連結する連結枠34とから門
型状に構成されている。下枠18は台車9,10の上面に、ま
た上枠20は支持枠31の連結枠34下面に板状の取付ブラケ
ット35を介してボルト等により夫々固定され、中扉体7
及び後扉体8 の右端側は、連結枠34と上枠20との間及び
台車9,10と下枠18との間に取付ブラケット35の厚さ分の
間隙が夫々形成されている。 【0049】本実施例では、前扉体6 の伸長時に、中扉
体7 の左端側にある上下一対の案内部材12が、前扉体6
の各伸縮案内部11内を嵌合状に転動し、ガイドレール6
による案内と相まって、前扉体6 が戸当たり柱4 側へと
円滑に伸長して行く。そして、前扉体6 が右側に移動し
て中扉体7 に対して最大伸長状態まで達すると、中扉体
7 の各案内部材12が、前扉体6 の上枠20及び下枠18の左
端部に装着されたストッパー兼用のキャップ22に当接す
るので、前扉体6 は中扉体7 に対してそれ以上には伸長
しなくなる。 【0050】そこで、前扉体6 を更にa矢視方向に戸当
たり柱4 側へと引っ張ると、案内部材12及びキャップ22
を介して中扉体7 が戸当たり柱4 側に引っ張られて、前
扉体6 及び中扉体7 は伸長状態のままで一体にガイドレ
ール5 に沿って戸当たり柱4側へと移動する。また中扉
体7 が伸長する場合も、前扉体6 と同様に伸長し、最大
伸長状態まで達すると、後扉体8 の各案内部材12がキャ
ップ22に当接して、前扉体6 は中扉体7 に対してそれ以
上には伸長しなくなる。なお、各扉体6,7,8 を伸長させ
た場合に、案内部材12がキャップ22に当接するが、この
キャップ22をストッパーに兼用しているので、別個にス
トッパーを設ける必要がなく、構造が簡単である。 【0051】図15及び図16は、本発明の第3実施例
を示し、扉体6,7,8 を台車9,10上に略垂直に立設し、こ
れに対応させて支持枠31の前縦枠33も略垂直に立設した
ものである。なお、各扉体6,7,8 は左右方向の中央部に
上枠20と下枠18とを上下に連結する縦桟43を設け、左右
両側の縦枠19と縦桟36との間に、上下方向に略等間隔を
おいて左右方向に配置された多数本の格子材21を装着し
ている。 【0052】図17及び図18は、本発明の第4実施例
を示し、左右両側の縦枠19を省略し、上枠20と下枠18と
を多数本の細い格子材21で連結することにより扉体6,7,
8 を構成したものである。各扉体6,7,8 は、ガイドレー
ル5 と略平行に配置された上下一対の上枠20及び下枠18
と、この上枠20及び下枠18の前面側に左右方向に略等間
隔をおいて配置された上下方向の多数本の格子材21と、
各格子材21をその中央部で連結する横桟44とから構成さ
れている。なお、各格子材21は横桟44と下枠18との中間
部分が最大となるように湾曲状に前方へ突出している。 【0053】各格子材21は、上下両端が上枠20又は下枠
18より上下方向に夫々若干突出しており、その上端部に
忍び返し45が設けられている。上枠20又は下枠18は、格
子材21の上枠20又は下枠18からの突出量より若干長尺の
取付ブラケット35を介して支持枠31の連結枠34下面又は
台車9,10の上面に夫々固着されており、伸縮時に格子材
21の上下両端部が支持枠31又は台車9,10に当接しないよ
うになっている。 【0054】第3実施例及び第4実施例も第1実施例と
同様に実施することができ、扉体6,7,8 には種々のデザ
インのものを採用することが可能である。以上、本発明
の各実施例を例示したが、本発明は上記実施例に限定さ
れるものではない。例えば、案内部材12はガイドローラ
に限らず、摩擦抵抗の少ない合成樹脂製のブロック状の
ものを用いて伸縮案内部11内を摺動させるようにしても
よい。更に、実施例の引き戸は3連式であるが、2連式
又は4連式以上の場合にも同様に実施することが可能で
ある。なお、上下に一対ある案内部材12の何れか一方を
省略してもよい。 【0055】 【発明の効果】本発明によれば、ガイドレール5 の長手
方向に沿う複数個の扉体6,7,8 を前後方向に近接させて
配置し、前後方向の一端側に配置された扉体6 の左右方
向の両端下部に、前後方向に張り出し且つガイドレール
5 に沿って移動する台車9 を設け、この扉体6 の前後方
向に順次隣接して配置された扉体7,8 の左右方向の一端
側を隣接する扉体6,7 に伸縮自在に連結すると共に、左
右方向の他端側の下部に前後方向に張り出し且つガイド
レール5 に沿って移動する台車10を設けた複連引戸式門
扉において、各扉体6,7,8 はガイドレール5 と略平行に
左右方向に配置された上枠20及び下枠18と、この上枠20
及び下枠18の左右両端間に配置された一対の縦枠19と
有し、前側に隣接する扉体6,7 の上枠20及び下枠18の内
部に、後方側に開口する左右方向の伸縮案内部11を夫々
設け、後側に隣接する扉体7,8 の上枠20及び下枠18の左
右方向の一端部に、前側に隣接する扉体6,7 の伸縮案内
部11に移動自在に嵌合するガイドローラ12を設け、各扉
体6,7,8 の各台車9,10に、その扉体6,7,8 の上枠20を支
持し且つ内側に他の扉体7,8 を出し入れ自在に収納可能
な支持枠31を設け、各台車9,10は前後方向の車輪枠25
と、該車輪枠25の前後に車輪取付台26を介して取り付け
られた車輪16とを備え、各支持枠31は車輪枠25の前後両
端上に固定された前縦枠33及び後縦枠32と、前縦枠33及
び後縦枠32の上端を前後に連結する連結枠34とを備え、
車輪取付台26を支持枠31及び車輪枠25の側面に当接して
固定し、各扉体6,7,8 の上枠20を取付ブラケット35を介
して連結枠34の下面に、下枠18を台車9,10の上面に夫々
固定しているので、扉体6,7,8 と台車9,10との固定部の
負担を軽減しその変形や損傷を防止できると共に、扉体
6,7,8 を簡易に構成でき、しかも、各扉体6,7,8 間の前
後方向の間隔を小さくでき、また設計の自由度の拡大を
容易に図ることができる。 【0056】 【0057】 【0058】 【0059】
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の第1実施例を示す門扉の一部切り欠き
正面図である。 【図2】本発明の第1実施例を示す門扉の右側面図であ
る。 【図3】図2のA−A線断面図である。 【図4】本発明の第1実施例を示す門扉の一部切り欠き
右側面図である。 【図5】本発明の第1実施例を示す下枠及び台車の正面
図である。 【図6】本発明の第1実施例を示す要部の一部切り欠き
平面図である。 【図7】本発明の第1実施例を示す下枠及び台車の背面
図である。 【図8】本発明の第1実施例を示す門扉の伸縮時の概略
平面図で、(A) は開放時、(B)は一部閉鎖時、(C) は閉
鎖時である。 【図9】本発明の第2実施例を示す門扉の概略斜視図で
ある。 【図10】本発明の第2実施例を示す門扉の一部切り欠
き正面図である。 【図11】本発明の第2実施例を示す門扉の一部切り欠
き平面図である。 【図12】図10のB−B線断面図である。 【図13】図12のC−C線断面図である。 【図14】本発明の第2実施例を示す台車の一部切り欠
き側面図である。 【図15】本発明の第3実施例を示す門扉の一部切り欠
き正面図である。 【図16】図15のD−D線断面図である。 【図17】本発明の第4実施例を示す門扉の一部切り欠
き正面図である。 【図18】図17のE−E線断面図である。 【符号の説明】 5 ガイドレール 6,7,8 扉体 9,10 台車 31 支持枠
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E06B 11/00 - 11/08

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 ガイドレール(5) の長手方向に沿う複数
    個の扉体(6)(7)(8)を前後方向に近接させて配置し、前
    後方向の一端側に配置された扉体(6) の左右方向の両端
    下部に、前後方向に張り出し且つガイドレール(5) に沿
    って移動する台車(9) を設け、この扉体(6) の前後方向
    に順次隣接して配置された扉体(7)(8)の左右方向の一端
    側を隣接する扉体(6)(7)に伸縮自在に連結すると共に、
    左右方向の他端側の下部に前後方向に張り出し且つガイ
    ドレール(5) に沿って移動する台車(10)を設けた複連引
    戸式門扉において、各扉体(6)(7)(8) はガイドレール
    (5) と略平行に左右方向に配置された上枠(20)及び下枠
    (18)と、この上枠(20)及び下枠(18)の左右両端間に配置
    された一対の縦枠(19)とを有し、前側に隣接する扉体
    (6)(7)の上枠(20)及び下枠(18)の内部に、後方側に開口
    する左右方向の伸縮案内部(11)を夫々設け、後側に隣接
    する扉体(7)(8)の上枠(20)及び下枠(18)の左右方向の一
    端部に、前側に隣接する扉体(6)(7)の伸縮案内部(11)に
    移動自在に嵌合するガイドローラ(12)を設け、各扉体
    (6)(7)(8) の各台車(9)(10) に、その扉体(6)(7)(8) の
    上枠(20)を支持し且つ内側に他の扉体(7)(8)を出し入れ
    自在に収納可能な支持枠(31)を設け、各台車(9)(10) は
    前後方向の車輪枠(25)と、該車輪枠(25)の前後に車輪取
    付台(26)を介して取り付けられた車輪(16)とを備え、各
    支持枠(31)は車輪枠(25)の前後両端上に固定された前縦
    枠(33)及び後縦枠(32)と、前縦枠(33)及び後縦枠(32)の
    上端を前後に連結する連結枠(34)とを備え、車輪取付台
    (26)を支持枠(31)及び車輪枠(25)の側面に当接して固定
    し、各扉体(6)(7)(8)の上枠(20)を取付ブラケット(35)
    を介して連結枠(34)の下面に、下枠(18)を台車(9)(10)
    の上面に夫々固定したことを特徴とする複連引戸式門
    扉。
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