JP3470408B2 - ペーパー解除機構 - Google Patents

ペーパー解除機構

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JP3470408B2 JP22587494A JP22587494A JP3470408B2 JP 3470408 B2 JP3470408 B2 JP 3470408B2 JP 22587494 A JP22587494 A JP 22587494A JP 22587494 A JP22587494 A JP 22587494A JP 3470408 B2 JP3470408 B2 JP 3470408B2
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本発明は、ファクシミリ装置等の
スキャナー部や記録部に適用されるペーパー解除機構に
関する。 【0002】 【従来の技術】例えば、原稿読取手段に密着型イメージ
センサを用いるファクシミリ装置のスキャナー部は、図
6に示すように、原稿Pの搬送経路に、フィードローラ
1と、フィードローラ1の周面にスプリング5で圧接さ
れるセンサユニット3とを設けて、フィードローラ1に
より繰り込まれる原稿Pの画像を、その読取面3aでニ
ップするセンサユニット3により連続的に読み取らせる
ように構成している。 【0003】この種のセンサを用いるスキャナー部で
は、搬送経路で原稿ジャムを発生したときには、原稿P
がフィードローラ1とセンサユニット3とにニップされ
たままの状態となるため、原稿Pを抜き取るペーパー解
除を行うためには、両者を分離位置に離反させることが
必要となる。そのため、フィードローラ1とセンサユニ
ット3とを接離可能に設けると共に、ペーパー解除時に
は、どちらか一方を分離位置へ退避させることができる
ようになっている。最も普通には、図6に示す如く、フ
ィードローラ1の近傍に支軸7を設け、この支軸7の周
りに揺動動作(矢印a)でセンサユニット3(もしくは
フィードローラ1)を昇降動作(矢印b)させる解除レ
バー8を取り付けるようにしている。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来のペーパー解除機構では、解除レバーの取り付け
に余分に部品を必要とし、この点部品点数が多く、組み
立ても煩雑化し、レバー動作に必要なスペースも大きく
なるなどの欠点が見られる。 【0005】本発明は、上記欠点を克服し得る構造簡易
なペーパー解除機構を新たに提供するものである。 【0006】 【課題を解決する手段】本発明に基づくペーパー解除機
構では、上記フィードローラのような駆動ローラと、駆
動ローラの周面に圧接され、該ローラとの間で用紙をニ
ップするローラ圧接部材とを接離可能に設け、駆動ロー
ラの支軸周りに、駆動ローラとローラ圧接部材とを離反
させる解除レバーを揺動可能に取付け、本体を覆う開閉
自在なカバーを備えたペーパー解除機構であって、該カ
バーを閉じる際に起立した解除レバーに当接し、押し戻
す当接部を設けている。 【0007】ここにおいて、駆動ローラと同軸に取り付
けられる解除レバーは、その円滑な切替操作を確保をす
る上で、その基端部をローラ圧接部材をカム従動体とす
るカムに形成するのが有効となり、また解除レバーの取
り付けに際しては、基端部に形成されるカムがローラ圧
接部材の側方で該ローラ圧接部材を支持するブラケット
に当接させるようにするのが合理的となる。 【0008】なお、本発明に係る解除機構は、駆動ロー
ラとしてプラテンローラを設け、ローラ圧接部材として
サーマルヘッドを設ける記録部のペーパー解除にも同様
に適用し得る。 【0009】 【作用】上記のペーパー解除機構では、解除レバーが駆
動ローラの支軸周りに取り付けられるので、別途レバー
取付用の支軸を必要としない。 【0010】 【実施例】図1は、本発明に係るペーパー解除機構の実
施例の概要を図示している。 【0011】図において、1は図示しない原稿を繰り込
むゴム製のフィードローラ(駆動ローラ)、2は該ロー
ラ1が外嵌されるローラシャフト(支軸)で、その両端
部が軸受部材(図示せず)に軸承されて定位置に保持さ
れている。 【0012】3は密着型イメージセンサを構成するセン
サユニットで、その上面に設けられた読取面3aでフィ
ードローラ1の周面に圧接され、フィードローラ1で繰
り込まれる原稿を読取面3aでニップして原稿画像が読
み取られる。このセンサユニット3は下側に配したセン
サブラケット4に取り付けられて、センサブラケット4
の下面に弾接されるスプリング5により上向きに付勢さ
れている。 【0013】そして、フィードローラ1の両側に位置さ
れるセンサブラケット4の両端部には、一旦上方に立ち
上げられてから側方へ水平に延出されるブラケット側端
部4aが一体に形成されており、更にブラケット側端部
4aの端部から二股に分岐されたガイド片4bが起立さ
れ、このガイド片4bによりローラシャフト2の端部を
挟み込んでそれぞれ位置決めするようにしている。これ
により、センサユニット3は、スプリング5を撓ませつ
つ下方に押し下げることにより、フィードローラ1との
相対位置関係を保ちつつ圧接位置から分離位置へ退避さ
せることができるようになっている。 【0014】しかして、フィードローラ1のローラシャ
フト2の両端部には、センサユニット3を分離位置に離
反させるための解除レバー6が、ローラシャフト2と同
軸周りに揺動可能に取り付けられている。この解除レバ
ー6は、その作用端をセンサユニット3の上面等に当接
させるてこ式のものでもよいが、センサユニット3の円
滑な接離切替操作を確保する上では、その基端部6A
を、センサユニット3をカム従動体とするカムに形成す
るのが望ましい。また、センサユニット3に対する解除
レバー6のカム当接位置は、センサユニット3の両側で
側方に延出されるブラケット側端部4aの上面が選ばれ
る。 【0015】解除レバー6の形状と取付構造の詳細が図
2と図3に示されている。解除レバー6は可撓性を有す
る合成樹脂で一体成形され、基端部6Aに設けられる軸
通穴をローラシャフト2に、該シャフト2の回転に摩擦
抵抗を及ぼすことのない緩嵌状態で取り付けられると共
に、基端を三角形に尖らせるように突出させた基端部6
Aの下半面には、カム従動面をなすブラケット側端部4
aの上面と近接乃至当接される連続したカム面6a、6
bが形成されている。 【0016】即ち、先端寄りの部位に形成されるフラッ
トなカム面6aは、図2に示す如く、解除レバー6を倒
したときブラケット側端部4aの上面と近接位置で平行
に対峙され、また基端寄りの部位に形成されるフラット
なカム面6bは、図3に示す如く、解除レバー6を起立
させたとき、ブラケット側端部4aの上面にこれを下方
に押し下げつつ乗り上げて面接触で当接し、センサユニ
ット3を離反位置へ退避させた安定状態を保つ。従っ
て、このカム6Aを利用したペーパー解除機構では、解
除レバー6の起伏動作(図1矢印A)によりフィードロ
ーラ1に対するセンサユニット3の接離動作(図1矢印
B)の安定切替が行えるものとなる。 【0017】図4は、図1〜図3に示したペーパー解除
機構の取付具体例として、密着型イメージセンサを搭載
するファクシミリ装置のスキャナー部に適用した場合を
示している。 【0018】ここにおいて、10は装置本体、11は本
体10の前面上部で該本体10との間に原稿Pの搬送経
路を挾むようにして開閉自在に蓋着されるフィーダーカ
バー(パネルカバー)で、カバーフレーム12に設けた
ヒンジピン13を本体両側から突出される板金製のサイ
ドプレート14の軸支穴15に嵌め込んで該ヒンジピン
13を支点に開閉自在に取り付けられている。その他、
16はカバーフレーム12の側面に取り付けられた板バ
ネ製のストッパで、サイドプレート14の内面と摺接し
つつ図5に示すように、カバー開度がある規制角にまで
開放されると、その先端の外面に設けられた半球状の突
起17がサイドプレート14に設けられた溝18に嵌入
して、それ以上のカバー開放を阻止する開放ストッパの
役目を果す。 【0019】そして、このファクシミリ装置において
は、カバーフレーム12の側面下部で該フレーム12の
側面に段差19を形成するようにしてレバー収容部20
が凹設されており、ローラシャフト2の両端部に取り付
けられる解除レバー6がこのレバー収容部20にコンパ
クトに内在されている。 【0020】上記の如く構成されるペーパー解除機構で
は、解除レバー6をフィードローラ1のローラシャフト
2に同軸周りで取り付けることができるので、別途レバ
ー取付用の支軸を必要としない。そのため、従来機構に
比較すると、レバー単品を用意すれば足り、部品点数が
少なく、取付作業も至って簡単となる。また、レバー動
作に必要なスペースも小さく済む。 【0021】そして、特に図4と図5に例示した取付構
造を採用した場合には、前述のように、解除レバー6が
カバーフレーム12のサイドスペースでコンパクトに収
容されることや、図5に示すように、解除レバー6が、
ジャム解除時に必要なフィーダーカバー11の開放時に
おいてのみオペレータに操作可能な露出位置に現われる
こと、さらに図5のカバー開放状態からカバー11を閉
じると、レバー収容部20を形成するカバーフレーム側
面の段差19が解除レバー6の先端部と当接して、これ
を非作動位置へ押し戻すことになるため、万一オペレー
タがレバー戻し操作を失念してもカバー閉止動作と連動
して自動的にレバー復帰動作が遂行されるという利便が
得られるものとなる。 【0022】ところで、上記の実施例では、解除レバー
6の動作でフィードローラ1からセンサユニット3を退
避させる場合を例示したが、本発明ではユニット固定で
ローラ可動の場合についても勿論適用できる。 【0023】本発明に係るペーパー解除機構は、用紙の
搬送経路で駆動ローラとローラ圧接部材とが接離可能に
設けられる機構、例えば熱転写記録部におけるプラテン
ローラとサーマルヘッドとの間のペーパー解除にも同様
に適用し得る。 【0024】 【発明の効果】以上の如く、本発明のペーパー解除機構
では、駆動ローラの支軸周りに、駆動ローラと、該ロー
ラに接離可能に圧接されるローラ圧接部材とを離反させ
る解除レバーを取付けているため、解除レバーの取付け
に余分な部品を必要とせず、部品点数の少ない構造簡単
な機構が実現される。また、本体を覆う開閉自在なカバ
ーを備え、該カバーを閉じる際に起立した解除レバーに
当接し、押し戻す当接部を設けたので、万一オペレータ
がレバー戻し操作を失念しても、カバーの閉止動作によ
り駆動ローラとローラ圧接部材とを分離位置から圧接位
置へ復帰させることができるという利便が得られる。
【図面の簡単な説明】 【図1】実施例を示すスキャナー部の要部斜視図であ
る。 【図2】解除レバーの作用を示す図1の要部断面図であ
る。 【図3】解除レバーの作用を示す図1の要部断面図であ
る。 【図4】図1に示す解除レバーの取付具体例を示すファ
クシミリ装置の要部側断面図である。 【図5】図4のカバー開放状態を示す図である。 【図6】従来例を示すスキャナー部の断面概略図であ
る。 【符号の説明】 1 フィードローラ(駆動ローラ) 2 ローラシャフト 3 センサユニット(密着型イメージセンサ) 3a 読取面 4 センサブラケット 4a ブラケット側端部 4b ガイド片 5 スプリング 6 解除レバー 6A 基端部(カム) 6a、6b カム面 10 本体 11 フィーダーカバー 12 カバーフレーム 19 段差 20 レバー収容部 P 原稿
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−166373(JP,A) 特開 平4−241566(JP,A) 特開 平5−50680(JP,A) 特開 平5−236194(JP,A) 特開 平6−32483(JP,A) 特開 平6−127068(JP,A) 特開 平6−183597(JP,A) 特開 平6−209389(JP,A) 特開 昭64−12663(JP,A) 実開 平1−169348(JP,U) 実開 平5−68171(JP,U) 実開 平6−34362(JP,U) 実開 平6−41276(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 1/00 - 1/00 108 H04N 1/04 - 1/207 B41J 13/00 - 13/32 B41J 25/304 - 25/316 B65H 5/02 B65H 5/06 B65H 5/22 B65H 29/12 - 29/24 B65H 29/32 G03G 15/00 510 - 534

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】駆動ローラと、駆動ローラの周面に圧接さ
    れ、該ローラとの間で用紙をニップするローラ圧接部材
    とを接離可能に設け、前記駆動ローラの支軸周りに、駆
    動ローラとローラ圧接部材とを離反させる解除レバーを
    揺動可能に取付け、本体を覆う開閉自在なカバーを備え
    たペーパー解除機構であって、該カバーを閉じる際に起
    立した解除レバーに当接し、押し戻す当接部をカバーの
    解除レバー収容部に形成したことを特徴とするペーパー
    解除機構。
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JP3682250B2 (ja) 2001-08-30 2005-08-10 シャープ株式会社 ペーパー解除機構付き軸受
JP2007124013A (ja) * 2005-10-25 2007-05-17 Kyocera Mita Corp 原稿送り装置および画像読取装置

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