JP3469309B2 - パンチ洗濯機能を有する洗濯機 - Google Patents

パンチ洗濯機能を有する洗濯機

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JP3469309B2
JP3469309B2 JP09353194A JP9353194A JP3469309B2 JP 3469309 B2 JP3469309 B2 JP 3469309B2 JP 09353194 A JP09353194 A JP 09353194A JP 9353194 A JP9353194 A JP 9353194A JP 3469309 B2 JP3469309 B2 JP 3469309B2
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    • D06F23/04—Washing machines with receptacles, e.g. perforated, having a rotary movement, e.g. oscillatory movement, the receptacle serving both for washing and for centrifugally separating water from the laundry  and rotating or oscillating about a vertical axis
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  • Accessory Of Washing/Drying Machine, Commercial Washing/Drying Machine, Other Washing/Drying Machine (AREA)
  • Main Body Construction Of Washing Machines And Laundry Dryers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は洗濯機に関するもので、
より詳しくは洗濯機のパルセータの回転時に上下方向水
流並びに非対称ハート水流を起こして、洗濯時に洗濯物
がパルセータに擦れ合って洗濯物を損なわせることを低
減させ、又、洗濯物が絡み合うことを防止し洗濯効果を
高めるようにパンチ洗濯機能を与えた洗濯機に関するも
のである。
【０００２】
【従来の技術】従来、洗濯機のパルセータは洗濯機の洗
浄度を高めたり絡み合いを防止するため、又は使いやす
くするために棒型、又は、円盤型及びアジテータ型等の
種々形状に変形されて来た。図１５は、従来の円盤型パ
ルセータを示すもので、パルセータ１０の下端部中心に
締め付け部１１が設けられ、上端中心に突出部１２が上
部に一定の高さに突出されて、外周縁から内側中心部に
緩やかな曲線に延びている翼１３等が形成されている。
【０００３】このように構成される従来のパルセータ１
０は図１６に示すように、駆動モーター３０により駆動
可能に洗濯槽２０内に装着され、電源が印加されると、
駆動モーター３０により正逆回転するようになり、翼１
３が水を流動させて翼１３両側の上部で矢印のように水
の流れが生じるようにする。又、このような水の流れに
より洗濯槽２０内の洗濯物等が同じ経路に沿って流動さ
れながら洗濯される。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このようなパ
ルセータは、パルセータ１０が続けて回転される間、水
の流動が上部からパルセータ１０の中心部に片寄るよう
になり、洗濯物もパルセータ１０の中心部側に寄り合う
ようになって、洗濯槽２０の底部分だけで流動されるよ
うなる。これによりパルセータ１０の翼１３により洗濯
物が擦れ合って洗濯物の損傷が生じる。又、翼１３によ
ってぶつかる洗濯物等が回転方向の変更の際に水の流れ
と絡まって互いに捩れるようになり捩れた状態で洗濯す
るので洗浄度が劣り、脱水後にも洗濯物が絡まった状態
にあるので洗濯物を整理せねばならぬ不都合な問題があ
った。
【０００５】従って、本発明の目的とするところは、上
述のような従来の問題点等を解決するために、パルセー
タの中心部に螺旋形溝に沿って上下に作動する作動部材
が設けられて洗濯時にパルセータの回転により螺旋形溝
に沿って作動部材が上下に動き、洗濯物を上部に押し上
げるようにする洗濯機のパルセータを提供することにあ
る。本発明の他の目的は、パルセータの中心部に上下に
作動する作動部材をスプリングに弾持されるようにし
て、上下方向水流が円滑に生じるようにする洗濯機のパ
ルセータを提供することにある。
【０００６】本発明の更に他の目的は、洗濯機の回転軸
上部に回転軸の回転により上下運動をする作動部材と上
記作動部材の上下運動によりシーソー運動をしながら洗
濯物をパンチングするヘッドを設け、洗濯物が絡まるの
を防止できるようにすることにある。本発明の更なる他
の目的は、洗濯時に対称ハート水流でない非対称水流を
起こし、上部の洗濯物が下部に移動し易くして洗濯力を
増進させるためのものである。本発明の更に他の目的
は、洗濯量が多い場合においても上下作動部材が上下運
動を滑らかにすることのできるように上下作動部材の水
流に対する摩擦力を高めるようにすることにある。
【０００７】
【課題を解決するための手段】本発明のパンチ機能を有
する洗濯機に於いては、パルセータに装着されて一体に
回転し、内周に螺旋溝が形成されている回転部材と、上
記螺旋溝に挿入される案内突起及びヘッドの下部が挿入
される挿入溝が形成されてパルセータの回転時に螺旋溝
に沿って上下運動する作動部材と、上記作動部材の上部
に設けられた挿入溝に揺動可能に支持されて作動部材の
移動によって共に移動しながらシーソー運動する円錐状
のヘッドからなることを特徴とする。
【０００８】また、本発明のパンチ洗濯機能を有する洗
濯機に於いては、上記ヘッドの下部の前記挿入溝に挿入
される部分の下面一端には一定角度αを有する斜面が形
成されて、斜面と挿入溝との間には作動部材の上下運動
時にヘッドに弾性力を与えるスプリングが設けてあるこ
とを特徴とする。
【０００９】また、本発明のパンチ洗濯機能を有する洗
濯機に於いては、上記ヘッドの下部の前記挿入溝に挿入
される部分の中央部両側に突起を設け、上記突起を挿入
溝内の中央に形成された案内溝に挿入し、ヘッドが突起
を軸としてシーソー運動をするようにしたことを特徴と
する。
【００１０】
【００１１】
【００１２】
【作用】このような本発明によれば、パルセータの中心
部に上下に作動する作動部材が設けられて、洗濯時に洗
濯物を上部に繰り返し移送させるので、パルセータによ
る洗濯物の損傷が防止される。尚、本発明の洗濯機はパ
ルセータの正・逆回転の際にヘッドが上下運動しながら
洗濯物をパンチングし、洗濯槽内に非対称ハート水流を
起こして洗濯物の絡まるのを量大限に防止することがで
きるので洗濯性能が大幅に向上される効果がある。
【００１３】
【実施例】以下、本発明の第１実施例について図１及び
図２を参照しながら詳しく説明する。図１及び図２に図
示されているパルセータ装置は、洗濯槽１０１下部のモ
ーター１１４のモーター軸１１５に設けられているモー
タープーリー１１６と前記洗濯槽１０１を貫く回転軸１
０２の下端に設置されているプーリー１１７の間にベル
ト１１８が掛けられ、前記洗濯槽１０１内の回転軸１０
２の上端には水流を起こすパルセータ１０３が挿入され
る固定フック１０４が下端に形成されている回転部材１
０５が連結設置されており、回転部材１０５の上端には
ディンプル１２０が形成されている。又、回転部材１０
５の上部にはパルセータ１０３の回転時にディンプル１
２０と接続して、ディンプル１２０に沿って移動する案
内突起１２１が内部に形成され、回転部材１０５に沿っ
て上下運動しながらハート水流を起こす作動部材１２２
が挿入されてなる。
【００１４】従って、洗濯機の洗濯槽１０１の下部に設
けられたモーター１１４が駆動することにより、回転力
がモーター１１４のモーター軸１１５に設置されたモー
タープーリー１１６と洗濯槽を貫く回転軸１０２の下端
に設けられたプーリー１１７との間に掛けられたベルト
１１８を介して上記回転軸１０２に伝達されると共に、
回転軸１０２の上端に連結設置された回転部材１０５の
下端の固定フック１０４に挿入されているパルセータ１
０３が回転することになる。
【００１５】これと同時に、回転部材１０５の上部に挿
入してある作動部材１２２内の案内突起１２１が移動す
ることにより前記作動部材１２２が回転部材１０５に沿
って上下運動をすることによって洗濯槽１０１内にハー
ト水流を起こすことにより、洗濯時に洗濯槽１０１の低
部に寄り集まる洗濯物等を上部へ押し上げるので、洗濯
物の絡み合いが防止される。
【００１６】以下、本発明の第２実施例について図３〜
図５を参照し詳しく説明する。図３は、本発明第２実施
例のパルセータを示す断面図で、図４は本実施例のパル
セータの主要部である回転部材及び作動部材の作動関係
を示す斜視図であって、外周面に螺旋形のスクロール溝
２１１ａが形成される回転部材２１１がパルセータ２１
０の中心部に突出されるように形成され、該回転部材２
１１の上部にスクロール溝２１１ａに沿って上下に移動
可能に作動部材２１２が締結されることをその基本構成
とする。
【００１７】このように構成される第２実施例は図５に
示すように、駆動モーター２３０へ電源が印加され、パ
ルセータ２１０が回転されれば、翼２１３が水を流動さ
せて翼２１３の両側で矢印の示すような水の流れが生じ
るようにし、作動部材２１２がスクロール溝２１１ａに
沿って上部に移動されると作動部材２１２はパルセータ
２１０の中心部に寄せ合った洗濯物等を上部に押し上げ
て洗濯槽２２０の底に洗濯物が片寄るのを防止する。
【００１８】ここで、本実施例のパルセータ２１０は中
心部に翼２１３の内側と回転部材２１１の外周面の間に
作動空間Ａが形成され、作動空間Ａの上端部において翼
２１３が内側に一定幅延長されて係止突起２１３ａが形
成される。尚、回転部材２１１は外周面に沿って所定角
度で上部から下部へ続くスクロール溝２１１ａが形成さ
れてスクロール溝２１１ａの下端と上端との間に戻し溝
２１１ｂが連結されるよう形成される。
【００１９】一方、回転部材２１１の上部に連結される
作動部材２１２は下部内側に回転部材２１１が挿入出来
るよう中空型に形成され、その内周面にスライディング
突起２１２ａが形成されて回転部材２１１のスクロール
溝２１１ａに挿入され、下端部外周面は翼２１３の係止
突起２１３ａの内周面より大きく外側に延びている。
【００２０】このような第２実施例のパルセータ２１０
は作動部材２１２のスライディング突起２１２ａが回転
部材２１１のスクロール溝２１１ａに嵌め込まれ、広げ
られた作動部材２１２の下端部が作動空間Ａの内側に挿
入されるので、パルセータ２１０の回転部材２１１が回
転されると作動部材２１２のスライディング突起２１２
ａがスクロール溝２１１ａに沿って上部へ移動され、上
部に達したスライディング突起２１２ａが戻し溝２１１
ｂを介してスクロール溝２１１ａの下端へ戻される。こ
のような作動がパルセータが回転する間繰り返される。
又、回転部材２１１のスクロール溝２１１ａに沿って移
動される作動部材２１２は下端部が翼２１３の係止突起
２１３ａに制限されて、作動空間Ａの外部への外れが防
止される。
【００２１】このように構成されて作動される本実施例
のパルセータは、回転部材２１１に締結される作動部材
２１２が上下に移動されて、洗濯時に洗濯槽２２０の底
に寄り合う洗濯物等を上部に押し上げるので、洗濯物が
パルセータ２１０の翼２１３にぶつかって傷め付けられ
るのを防止する。
【００２２】次に、本発明の第３実施例について図６及
び図７を参照しながら詳しく説明する。図６は同実施例
のパルセータの回転部材と作動部材との締結状態を示す
断面図で、図７はパルセータが洗濯機において作動され
る状態を示す概略図である。第３実施例は図６及び図７
に図示するように、パルセータ３２０上端の中央に突出
されて外周面に同心円にスライド部３２１ａが設けら
れ、上端面に円周に沿って曲面に案内溝が形成される回
転部材３２１と、上記回転部材３２１のスライド部３２
１ａに下端部が上下と回転方向にスライド可能に締結さ
れる作動部材３２２と、上記回転部材３２１と作動部材
３２２との内側面の間に弾持され弾力手段３２３とから
なるのをその構成上の特徴とする。
【００２３】ここで、作動部材３２２は回転部材３２１
の上端部が挿入されるように下部に挿入溝３２２ａが形
成され、下端面が挿入溝３２２ａの内側へ延ばして係止
突起３２２ｂが形成され、挿入溝３２２ａの上端面にス
ライド突起３２２ｃが形成されて、係止突起３２２ｂが
回転部材３２１のスライド部３２１ａに係止されるよう
にし、スライド突起３２２ｃが回転部材３２１上端の案
内溝に挿入されるようにし、挿入溝３２２ａに回転部材
３２１の上端部が上下移動可能に嵌め込まれる。
【００２４】このように構成される本実施例は図７に示
すように、電源が印加されパルセータ３２０が正逆回転
されれば、パルセータ３２０の上部にハート状の回転方
向水流が起こり、パルセータ３２０と一体に回転される
回転部材３２１の上端面に形成された案内溝にスライド
突起３２２ｃが案内されて作動部材３２２が上下に運動
する。この時、回転方向の水流に沿って移動される洗濯
物の分量と水流の水圧が大きければ、弾力手段３２３を
圧縮して作動部材３２２が収縮されて下部に移動され、
弾力手段３２３の弾撥力が回転方向水流の水圧より相対
的に大きくなれば、瞬間的に作動部材３２２を上部に押
し上げる。
【００２５】従って、このような本発明の第３実施例に
よるパルセータは、回転方向水流により可変になる水圧
により、弾力手段３２３に弾持される作動部材３２２が
弾力的に上下運動を繰り返しながら上下方向水流が円滑
に形成されるようにするので、洗濯中に回転方向水流及
び上下方向水流が安定され、また作動部材３２２が洗濯
物を上部に押し上げて洗濯物が絡み合うのを防止するの
である。
【００２６】次に、本発明の第４実施例について図８〜
図１０を参照しながら詳しく説明する。図８は本実施例
を示す縦断面図であり、図９は本実施例の主要部分解斜
視図であり、図１０は結合された状態を示す縦断面図で
あって、洗濯機の洗濯槽４０１内の回転軸４０２の上端
に水流を起こすパルセータ４０３が挿入される固定フッ
ク４０４が下端に設けられ、上周面が円錐状になってい
る回転部材４０５が連結設置されて、回転部材４０５の
内周面には螺旋溝４０６が形成され、当該螺旋溝４０６
にはパルセータ４０３の回転時に螺旋溝に沿って上下運
動をする作動部材４０７の下部両側に形成された案内突
起４０８が挿入され、上記作動部材４０７の上部の中央
には挿入溝４０９が形成されて、挿入溝４０９内の中央
には一体に案内溝４１０が形成される。
【００２７】更に、回転部材４０５の上周面に挿入され
てパルセータ４０３の回転に伴う作動部材４０７の上下
運動の際にシーソー運動をしながら非対称ハート水流を
起こすと共に洗濯物をパンチングする円錐状になってい
るヘッド４１１の下部は上記作動部材４０７の挿入溝に
挿入され、上記ヘッド４１１下部の両中央には上記挿入
溝４０９内の中央に一体に形成された案内溝４１０に挿
入される突起４１２が形成され、上記ヘッド４１１下部
の一端には一定角度αを有する斜面Ｓが形成されて、斜
面Ｓと挿入溝４０９間には作動部材４０７の上下運動時
にヘッド４１１に弾性力を与えるスプリング４１３が設
けられている。
【００２８】このように構成された本実施例は図８〜図
１０に示すように、洗濯機の洗濯時に洗濯槽４０１の下
部に設けられたモーター４１４を駆動すれば回転力がモ
ーター４１４のモーター軸４１５に設置されたモーター
プーリー４１６と洗濯槽４０１を貫く回転軸４０２下端
に設けられたプーリー４１７の間に掛けられたベルト４
１８を介して上記回転軸４０２に伝達されると共に、回
転軸４０２の上端に連結設置された回転部材４０５の下
端の固定フック４０４に挿入してあるパルセータ４０３
が回転することになる。この時、パルセータ４０３の回
転時に回転部材４０５の内周面に形成された螺旋溝４０
６に下部両側の案内突起４０８が挿入してある作動部材
４０７が図１０の仮想線の示すように螺旋溝４０６に沿
って上昇すると共に、上記回転部材４０５の上周面内の
作動部材４０７の上部中央に形成された挿入溝４０９に
挿入されてヒンジ結合されている円錐状からなるヘッド
４１１も作動部材４０７と共に上昇することになる。
【００２９】ヘッド４１１が最終の上昇高さにまで上昇
されると、ヘッド４１１の下部一側に一定角度αだけ傾
いた斜面Ｓの下部に設けてあるスプリング４１３により
図１０に仮想線で図示されるようにヘッドが一側に傾く
ようになり、上記のようにヘッドが一側に傾く時、洗濯
物にパンチング効果を与えるようになる。又、作動部材
４０７の案内突起４０８が回転部材４０５の螺旋溝４０
６に沿って下降する時は、前述のように反対に一定角度
傾いた状態にあるヘッド４１１が元の状態に戻され、こ
の時にもやはりヘッドが洗濯物をパンチングするように
なることは勿論のこと、上記のようにパンチのシーソー
動作が繰り返されることにより洗濯槽４０１内に図８に
示すように非対称ハート水流を起こすことになる。
【００３０】依って、洗濯槽４０１内にある洗濯物はヘ
ッド４１１に打たれながら互いに絡み合う現象が最小化
されて、非対称ハート水流により全体として力の平衡が
保たれないようになるので、洗濯槽４０１内の上部にあ
る洗濯物４１９が下降することになって洗濯槽４０１上
部の洗濯物４１９も効率的に洗濯を成し遂げることが出
来る。
【００３１】以下、本発明の第５実施例について図１１
及び図１２を参照しながら詳細に説明する。本実施例は
図１２に図示されるように、作動部材５０２の上面５１
２を水平面に対して一定角度βだけ傾ける。そして、回
転部材５１３とパルセータ５０３、作動部材５０２の回
転駆動方式は前述の実施例等と同じくする。
【００３２】このようにすると、モーター５０８の駆動
により回転力が回転軸５０９、回転部材５１３を介して
作動部材５０２に伝達され、作動部材５０２が回転運動
することになり、又、作動部材５０２は案内突起５１０
と回転部材５１３との上面に形成されたディンプルによ
り上下運動をすることになる。このように作動部材５０
２が上下運動と回転運動をするようになると、一定角度
βだけ傾けて形成されている作動部材の上面５１２が上
下運動及び回転運動をし、洗濯槽５０１内に非対称水流
を起こすことになり捩れの主な原因である回転中心部へ
の洗濯物の移動が低減されて洗濯物が絡み合う現象が最
少化され、非対称水流により全体として力の平衡が保た
れないようになるので、洗濯槽５０１内の上部にある洗
濯物が下降することになって洗濯槽上部の洗濯物も効率
的に洗濯出来ることになる。
【００３３】次に、本発明の第６実施例を図１３及び図
１４に示す。本実施例は、作動部材６２２の外側面にフ
ィン６２３を複数個設ける。そして、回転部材６０５、
パルセータ６０３及び作動部材６２２の回転駆動方式は
前述の実施例等と同じくするのでその説明を省略する。
このようにすると、モーター６１４の駆動により回転力
が回転軸６０２、回転部材６０５を介して作動部材６２
２に伝達され、作動部材６２２が回転運動することにな
り、又、作動部材６２２は案内突起６２１と回転部材６
０５との上面に形成されたディンプル６２０により上下
運動をすることになる。
【００３４】この時、作動部材６２２の回転により作動
部材の周りを作動部材の回転方向とは反対に流れるよう
になる水流Ｂにフィン６２３がぶつかれば作動部材６２
２はパルセータ６０３の回転方向とは反対方向に抵抗力
を受けることになるので、作動部材の上下運動が滑らか
に起こる。従って、作動部材の上下運動が滑らかなこと
から洗濯物に対するパンチング効果が良好になり洗濯物
の絡み合いを低減することが出来る。本実施例において
は、フィン６２３を作動部材の外周面に二つ設けたが、
それ以上を設けてもいいのはもちろんのこと、斜めに設
けることも出来る。
【００３５】
【発明の効果】以上説明したように本発明に依れば、パ
ルセータの中心部が回転部材と、回転部材の回転により
連動する作動部材から構成されて、洗濯時に洗濯物を上
部に繰り返し移送させることで、パルセータにより洗濯
物が傷付けられることを防止し、又、パルセータの正・
逆回転時にヘッドが上下運動をしながら洗濯物をパンチ
ングして、洗濯槽内に非対称ハート水流を起こして洗濯
物が絡み合うのを最大限に防止することで、洗濯性能が
大幅向上される。
【図面の簡単な説明】
【図１】上下作動部材を有する本発明の第１実施例の洗
濯機においてパルセータの作動状態を示す断面図であ
る。
【図２】図１において作動部材と回転部材が結合される
状態を示す拡大断面図である。
【図３】本発明の第２実施例のパルセータを示す断面図
である。
【図４】第２実施例の作動部材と回転部材の作動関係を
示す切開斜視図である。
【図５】第２実施例のパルセータが装着された洗濯機に
おいてパルセータの作動と水の流動状態を示す断面図で
ある。
【図６】本発明の第３実施例の作動部材と回転部材の結
合状態を示す断面図である。
【図７】第３実施例のパルセータが洗濯機において作動
する状態と水の流動状態を示す図面である。
【図８】本発明の第４実施例のパルセータの作動状態と
水の流動状態を示す断面図である。
【図９】第４実施例の主要部分解斜視図である。
【図１０】図９の結合された状態を示す断面図である。
【図１１】本発明の第５実施例のパルセータが装着され
た洗濯機においてパルセータの作動と水の流動状態を示
す断面図である。
【図１２】図１１の第５実施例において作動部材と回転
部材が結合される状態を示す断面図である。
【図１３】本発明の第６実施例のパルセータが装着され
た洗濯機においてパルセータの作動と水の流動状態を示
す断面図である。
【図１４】第６実施例において回転部材と作動部材が結
合された状態を示す斜視図である。
【図１５】従来のパルセータを示す断面図である。
【図１６】従来のパルセータが装着された洗濯機におい
て水が流動する状態を示す部分切開断面図である。
【符号の説明】
１０１，２２０，３０１，４０１，５０１，６０１…洗
濯槽 １０２，４０２，５０９，６０２…回転軸 １０３，２１０，３２０，４０３，５０３，６０３…パ
ルセータ １０４，４０４，５１１，６０４…固定フック １０５，２１１，３２１，４０５，５１３，６０５…回
転部材 １１９，４１９…洗濯物 １２０，６２０…ディンプル １２１，４０８，５１０，６２１…案内突起 １２２，２１２，３２２，４０７，５０２，６２２…作
動部材 ２１３…翼 ３２３…弾力手段 ４１１…ヘッド ４０９…挿入溝 ４１０…案内溝 ４１３…スプリング ４２３…フィン
フロントページの続き (31)優先権主張番号 １４４４６／１９９３ (32)優先日 平成５年７月28日(1993．7．28) (33)優先権主張国 韓国（ＫＲ） (31)優先権主張番号 １３８７／１９９４ (32)優先日 平成６年１月26日(1994．1．26) (33)優先権主張国 韓国（ＫＲ） (31)優先権主張番号 ２９５５／１９９４ (32)優先日 平成６年２月18日(1994．2．18) (33)優先権主張国 韓国（ＫＲ） 前置審査 (72)発明者 キム ヒュン スプ 大韓民国，キュンキ−ド，クンポ−シ, クムジュン−ドン，ジュコン アパー ト，101−216 (72)発明者 リー バイオン ホーン 大韓民国，キュンキ−ド，アンヤン− シ，ドンガン−ク，ホグイョ−ドン，ム クンファ テヨン アパート，606−706 (72)発明者 ロー ヤン ホーン 大韓民国，キュンキ−ド，ワン ミュン −シ，ハーン １−ドン，コチュン ジ ュコン アパート，514−201 (56)参考文献 特開 平５−293285（ＪＰ，Ａ) 実開 昭55−163975（ＪＰ，Ｕ) 実開 昭59−55979（ＪＰ，Ｕ) 実公 昭35−988（ＪＰ，Ｙ１) (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) D06F 17/10 D06F 13/06 D06F 21/14

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】 パルセータに装着されて一体に回転し、
    内周に螺旋溝が形成されている回転部材と、 上記螺旋溝に挿入される案内突起及びヘッドの下部が挿
    入される挿入溝が形成されてパルセータの回転時に螺旋
    溝に沿って上下運動する作動部材と、 上記作動部材の上部に設けられた挿入溝に揺動可能に支
    持されて作動部材の移動によって共に移動しながらシー
    ソー運動する円錐状のヘッドからなる パンチ洗濯機能を
    有する洗濯機。
  2. 【請求項２】 上記ヘッドの下部の前記挿入溝に挿入さ
    れる部分の下面一端には一定角度αを有する斜面が形成
    されて、斜面と挿入溝との間には作動部材の上下運動時
    にヘッドに弾性力を与えるスプリングが設けてある請求
    項１記載のパンチ洗濯機能を有する洗濯機。
  3. 【請求項３】 上記ヘッドの下部の前記挿入溝に挿入さ
    れる部分の中央部両側に突起を設け、上記突起を挿入溝
    内の中央に形成された案内溝に挿入し、ヘッドが突起を
    軸としてシーソー運動をするようにした請求項１記載の
    パンチ洗濯機能を有する洗濯機。
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