JP3468395B2 - Barconi handrail connection structure - Google Patents
Barconi handrail connection structureInfo
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Description
【発明の詳細な説明】
【０００１】
【発明の属する技術分野】この発明は、バルコニを支持
するために建物の外壁から突出した複数の側桁又はこれ
ら側桁の間を繋ぐ梁に、バルコニの周縁に設置するバル
コニ手摺又は外壁パネルを連結するバルコニ手摺の連結
構造に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、図９に示すように、建物の外壁
（図示せず）から突出した複数の側桁７ａ及びこれら側
桁７ａを繋ぐ梁７ｂからなる軸組７を組み立て、該軸組
７で床材５を支持すると共に、軸組７の屋外面を覆って
外壁パネル３７を取り付けることにより、バルコニ４５
を形成していた。そして、バルコニ４５にバルコニ手摺
３を連結するは、バルコニ手摺３の手摺子４を、外壁パ
ネル３７及びその上端を被覆する笠木４６を貫通させて
軸組７に連結することにより行っている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】上記例示のバルコニ４
５では、笠木４６に手摺子４を貫通させるために図外の
貫通穴を形成しているので、この貫通穴を経て手摺子４
を伝って流下する雨水等が笠木４６の裏面、更には外壁
パネル３７の内部へ浸入するのを防止するために、手摺
子４と笠木４６との間にコーキング材を充填する等して
防水処理が施されている。しかしながら、手摺子４及び
笠木４６は直射日光や風雨を直接に受ける箇所であるた
め、これらの間に充填されたコーキング材は劣化し易
く、防水性能を長期間維持することは困難である。
【０００４】また、軸組７に外壁パネル３７を取り付け
る場合、手摺子４を軸組７に固定するボルト（図示せ
ず）とは別の固着具、例えばカーテンウォール取付けフ
ァスナ等を用いて外壁パネル３７を軸組７に吊り下げな
ければならず、バルコニ４５の構造が複雑になり、施工
に手間を要するという問題が生じる。
【０００５】この発明の目的は、バルコニの防水性能を
永年維持でき、且つ、施工が容易なバルコニ手摺の連結
構造を提供することである。
【０００６】
【課題を解決するための手段】請求項１記載のバルコニ
手摺の連結構造は、バルコニを支持する側桁又は梁に、
前記バルコニの周縁に設置するバルコニ手摺の手摺子を
連結部材を介して連結するバルコニ手摺の連結構造にお
いて、前記連結部材が、先端寄りの両側に一対のルーズ
ホールを穿孔し、後端寄りの両側に一対の長穴を穿孔し
た鋼板からなる水平フランジの上面にＴ字型の直立片を
直立し、この直立片の上端に、柱状本体の下端に固定さ
れた下部エンドプレートを連結し、前記柱状本体の上端
に上部エンドプレートを固定したものから構成されると
共に、前記水平フランジを、前記側桁又は梁の上面に前
記バルコニの外方へ前記ルーズホールが位置するように
偏心して接合し、この水平フランジのルーズホールに挿
入した懸吊ボルトもって外壁パネルを吊り下げ、前記柱
状本体の上端に、前記手摺子の脚部を締結することを特
徴とするものである。
【０００７】
【０００８】
【発明の実施の形態】この発明の実施の形態に係るバル
コニ手摺の連結構造は、図１乃至図３に示すように、連
結部材１の上端に、バルコニ２の周縁に設置するバルコ
ニ手摺３の手摺子４の脚部を締結し、前記連結部材１の
下端を、前記バルコニ２の外方へ偏心して前記バルコニ
２の床材５を支持する軸組６に接合するものである。前
記連結部材１は、水平フランジ８の上面に、相交差する
複数の直立片１１，１２を直立し、これらの直立片１
１，１２の上端に、柱状本体９の下端に固定された下部
エンドプレート１０を連結すると共に、前記柱状本体９
の上端に上部エンドプレート１３を固定したものであ
る。
【０００９】前記軸組６は、図１に示すように、外壁パ
ネル１４と共に建物の外壁を構成する横架材１５に、Ｈ
形鋼からなる複数本の側桁１６の基端部を接合し、これ
ら複数の側桁１６の先端部を、前記側桁１６と同様のＨ
形鋼からなる梁１７で繋いだものである。前記バルコニ
２は、前記床材５を図外のボルト等を用いて軸組６上に
固定したものである。前記バルコニ手摺３は、等間隔を
開けて直立姿勢をとる鋼管製の手摺子４の上端に、水平
方向に延びる鋼管製の笠部材１８を側面視略く字形のス
テー１９を介して取り付けると共に、各手摺子４の間を
化粧板２０で塞いだものである。
【００１０】前記手摺子４は、複数のボルト挿通孔２１
ａを穿孔した脚部エンドプレート２１を下端に溶接し、
一対の挟着片２２を上部側面に溶接した鋼管であるが、
角パイプや軽合金製のサッシバー等でもよい。前記ステ
ー１９は、下端を一対の挟着片２２の間にボルト２３で
締結され、上端に溶接した円弧状の笠受け金具２４に笠
部材１８をタッピングビス２４ａで連結したものであ
る。
【００１１】前記化粧板２０は、相隣接する手摺子４に
それぞれ両側を溶接された枠体２５の内側に、メッシュ
又はパンチングメタル等のような通気性を有する薄板２
６を嵌め込んだものである。前記床材５は、梁１７の上
面フランジ１７ａ上に載置されるＡＬＣ板２７と、雨勾
配を有する勾配断熱板２８と、石膏ボード等からなる不
燃ボード２９と、防水シート３０と、排水マット３１ａ
と、その表面を装飾する仕上げ材３１ａとを積層したも
のである。
【００１２】前記柱状本体９は、手摺子４と径寸法が略
等しい短尺の鋼管であるが、角パイプや軽合金製のサッ
シバー等でもよい。前記直立片１１，１２は、図４及び
図５に示すように、互いに平面視略Ｔ形となるように９
０度又は任意の角度で交差した状態で、その上下端部を
水平フランジ８及び下部エンドプレート１０に溶接され
た鋼板であるが、捩じれや曲げ荷重に対して柱状本体９
と同等の剛性を確保でき、且つ、柱状本体９よりも幅寸
法を減少できるのであれば、平面視Ｌ形や溝形に交差し
ていてもよい。また、前記下部エンドプレート１０を省
略し、直立片１１，１２の上端を直接に柱状本体９に溶
接してもよい。
【００１３】前記上部エンドプレート１３は、複数のボ
ルト挿通孔１３ａを穿孔した鋼板を柱状本体９の上端に
溶接したものであるが、形状寸法やボルト挿通孔１３ａ
の配置については、特に限定されるものではない。前記
水平フランジ８は、図６に示すように、先端寄りの両側
に一対のルーズホール８ａを穿孔し、後端寄りの両側に
一対の長穴８ｂを穿孔した鋼板であるが、形状寸法やル
ーズホール８ａ等の配置については、特に限定されるも
のではない。
【００１４】以下に、この発明の実施の形態に係るバル
コニ手摺の連結構造についての施工手順を説明する。前
述したように側桁１６と梁１７とは長手方向を異にする
が、これらは同様のＨ形鋼であるため連結部材１を梁１
７に接合する工程のみを説明し、連結部材１を側桁１６
に接合する工程については、重複を避けるため省略す
る。
【００１５】図１乃至図３に示すように、先ず、梁１７
の上面フランジ１７ａの適所にボルト挿通孔１７ｂを穿
孔し、該ボルト挿通孔１７ｂに水平フランジ８の長穴８
ｂを一致させて梁１７上に連結部材１を載置する。この
とき、水平フランジ８を上面フランジ１７ａに対してバ
ルコニ２の外方へ偏心させることにより、水平フランジ
８のルーズホール８ａが梁１７の外方に位置させると共
に、上面フランジ１７ａのバルコニ２の内方寄りの部分
に床材５の周縁部を載置するためのスペースを確保す
る。
【００１６】この状態で、上面フランジ１７ａのボルト
挿通孔１７ｂ及び水平フランジ８の長穴８ｂに下方から
ボルト３３を挿通し、該ボルト３３に水平フランジ８の
上方からナット３４を締結することにより、上面フラン
ジ１７ａに水平フランジ８を接合する。一方、上部エン
ドプレート１３の上面に、手摺子４の脚部エンドプレー
ト２１の下面を当接し、それぞれのボルト挿通孔１３
ａ，２１ａを一致させ、これらのボルト挿通孔１３ａ，
２１ａに上方からボルト３５を挿通し、該ボルト３５
に、上部エンドプレート１３の下方からナット３６を締
結することにより、手摺子４を連結部材１に連結する。
これによって、梁１７に連結部材１を介してバルコニ手
摺３が連結される。
【００１７】更に、バルコニ２の周壁を構成する外壁パ
ネル３７を水平フランジ８のルーズホール８ａに吊下げ
る。詳述すると、外壁パネル３７の裏面に、山形鋼から
なる被懸吊金具３８の縦片３８ａをボルト３９で固定
し、該被懸吊金具３８の横片３８ｂに穿孔された図外の
ボルト挿通孔に、懸吊ボルト４０を下方から挿通しその
頭部を係止する。更に、懸吊ボルト４０を、水平フラン
ジ８のルーズホール８ａに下方から挿通すると共に、懸
吊ボルト４０に、ルーズホール８ａを通過できない外径
を有する高さ調整ナット４１を水平フランジ８の上方か
ら螺合する。最後に、高さ調整ナット４１を緩める方向
或いは締付ける方向へ適当に回転して外壁パネル３７を
昇降させることにより、外壁パネル３７が所望の高さと
なるように調整する。
【００１８】尚、勾配断熱板２８，不燃ボード２９，防
水シート３０，排水マット３１ａ及び仕上げ材３１ｂに
は、連結部材１の柱状本体９を挿通させるための開口４
２が形成され、仕上げ材３１ｂと柱状本体９との間に
は、以下に例示するような防水処理が施されている。
【００１９】即ち、柱状本体９の周面及び開口４２の外
周囲に図外の接着剤又はコーキング材等を塗布し、図７
に示すように、略長方形に裁断された防水シート４３を
柱状本体９の周面に巻き付けながら、該防水シート４３
の上下方向の途中を柱状本体９の周面に対して外方へ折
曲することにより、防水シート３０の表面に沿って密着
する鍔部４３ａを形成する。続いて、図８に示すよう
に、柱状本体９に巻き付けた防水シート４３の重なり部
分４３ｂを加熱して融着した後に、ステンレス製のタイ
ラップ４４を使用して防水シート４３の上端部を柱状本
体９の周面に締付ける。
【００２０】
【発明の効果】請求項１記載のバルコニ手摺の連結構造
によれば、直射日光や風雨を直接に受ける笠木に手摺子
を貫通させるための開口を形成しないので、雨水等が外
壁パネルに浸入するのを確実に防止することができる。
【００２１】また、水平フランジを側桁又は梁の上面に
バルコニの外方へ偏心して接合することにより、側桁又
は梁のバルコニの内方寄りの部分に床材の周縁部を載置
するためのスペースを確保できるので、床材の周縁部の
水平フランジ又は柱状本体との干渉を避けるために床材
の周縁部の水平フランジ又は柱状本体に対応する位置に
切欠を形成するという手間を省略できる。特に、ＡＬＣ
板等のような脆い材質からなる床材に切欠を形成するよ
うな困難な作業を省略することにより、施工時間を大幅
に短縮することができる。又、連結部材の水平フランジ
の上面にＴ字型の直立片を直立したので、柱状本体より
も幅寸法を減少できる。
【００２２】更に、バルコニの周壁を構成する外壁パネ
ル等を側桁又は梁に吊下げる場合に、側桁又は梁からバ
ルコニの外方へ突出した水平フランジに外壁パネル等を
吊下げることができる。このため、従来のような手摺子
を軸組に固定するボルトと別に外壁パネルを連結するた
めの固着具が不要となるので、バルコニの構造が簡単な
ものとなり、施工に要する手間を削減することができ
る。Description: BACKGROUND OF THE INVENTION 1. Field of the Invention The present invention relates to a plurality of side girders projecting from the outer wall of a building for supporting the balconi, or beams connecting the spar girders. The present invention relates to a connection structure of a balcony handrail installed on a peripheral edge or a balcony handrail connecting outer wall panels. 2. Description of the Related Art Conventionally, as shown in FIG. 9, a shaft set 7 composed of a plurality of side girders 7a projecting from an outer wall (not shown) of a building and beams 7b connecting these side girders 7a is assembled. By supporting the flooring 5 with the frame 7 and attaching an outer wall panel 37 to cover the outdoor surface of the frame 7, the balcony
Had formed. The Balconi handrails 3 are connected to the Balconi handrails 3 by connecting the handrails 4 of the Balconi handrails 3 to the shaft assembly 7 through the outer wall panel 37 and the cap 46 covering the upper end thereof. [0003] The above-mentioned Balconi 4
In FIG. 5, a through-hole (not shown) is formed to allow the handrail 4 to penetrate through the cap 46, so that the handrail 4 is passed through this through-hole.
The caulking material is filled between the handrail 4 and the cap 46 in order to prevent rainwater or the like flowing down along the back of the cap 46 from penetrating into the inside of the outer panel 37. Is given. However, since the handrails 4 and the caps 46 are directly exposed to direct sunlight and wind and rain, the caulking material filled therebetween is easily deteriorated, and it is difficult to maintain the waterproof performance for a long time. When the outer wall panel 37 is attached to the shaft assembly 7, a fixing tool other than a bolt (not shown) for fixing the handrail 4 to the shaft assembly 7, for example, a curtain wall mounting fastener or the like is used. 37 has to be hung on the frame 7, the structure of the balcony 45 becomes complicated, and there is a problem that the construction is troublesome. An object of the present invention is to provide a barconi handrail connecting structure which can maintain the waterproof performance of the barconi for a long time and is easy to construct. The connecting structure of the barconi handrail according to the first aspect of the present invention is characterized in that a side girder or a beam supporting the barconi includes:
In a connecting structure of a Balconi handrail for connecting a handrail of a Balconi handrail installed on a periphery of the Balconi via a connecting member, the connecting member has a pair of loose ends on both sides near a tip.
Drill a hole, and a pair of long holes on both sides near the rear end.
A T-shaped upright piece is erected on the upper surface of a horizontal flange made of a steel plate, and a lower end plate fixed to a lower end of the columnar body is connected to an upper end of the upright piece, and an upper end plate is connected to an upper end of the columnar body. And the horizontal flange is eccentrically joined to the upper surface of the side beam or beam so that the loose hole is located outward of the balcony . Insert in loose hole
The outer wall panel is hung by the inserted suspension bolts , and the leg of the handrail is fastened to the upper end of the columnar body. [0008] A connecting structure of a balcony handrail according to an embodiment of the present invention, as shown in FIGS. 1 to 3, at the upper end of the connecting member 1 and at the periphery of the balcony 2. The leg of the handrail 4 of the balcony handrail 3 to be installed is fastened, and the lower end of the connecting member 1 is eccentrically outwardly of the balcony 2 and joined to a shaft set 6 supporting the flooring 5 of the balcony 2. It is. The connecting member 1 erects a plurality of upstanding pieces 11, 12 that intersect with each other on the upper surface of the horizontal flange 8,
The lower end plate 10 fixed to the lower end of the columnar body 9 is connected to the upper ends of the columnar bodies 9, 12.
The upper end plate 13 is fixed to the upper end of the upper end. As shown in FIG. 1, the frame 6 is attached to a horizontal member 15 constituting an outer wall of a building together with an outer wall panel 14 by an H.
The base ends of the plurality of side girders 16 made of shaped steel are joined, and the tip ends of the plurality of side girders 16 are connected to the same H as the side girders 16.
They are connected by beams 17 made of shaped steel. The balcony 2 is obtained by fixing the floor material 5 on a frame 6 using bolts or the like (not shown). The Balconi handrail 3 is attached to a top end of a steel pipe handrail 4 which is in an upright posture at equal intervals via a steel pipe cap member 18 extending in the horizontal direction via a substantially rectangular shaped stay 19 in side view. The space between the handrails 4 is closed with a decorative plate 20. The handrail 4 has a plurality of bolt insertion holes 21.
a is welded to the lower end of the leg end plate 21 in which
It is a steel pipe with a pair of sandwiching pieces 22 welded to the upper side surface,
A square pipe or a sash bar made of light alloy may be used. The stay 19 has a lower end fastened by a bolt 23 between a pair of sandwiching pieces 22 and a cap member 18 connected to an arc-shaped cap receiving metal 24 welded to the upper end by a tapping screw 24a. The decorative plate 20 is provided with an air-permeable thin plate 2 such as a mesh or a punched metal inside a frame 25 welded on both sides to adjacent handrails 4.
6 is fitted. The flooring 5 includes an ALC plate 27 placed on the upper surface flange 17a of the beam 17, a gradient heat insulating plate 28 having a rain gradient, a non-combustible board 29 made of gypsum board, a waterproof sheet 30, a drain mat. 31a
And a finishing material 31a for decorating the surface. The column-shaped main body 9 is a short steel pipe having a diameter substantially equal to that of the handrail 4, but may be a square pipe, a light alloy sash bar, or the like. As shown in FIGS. 4 and 5, the upright pieces 11 and 12 are substantially T-shaped in plan view.
It is a steel plate whose upper and lower ends are welded to the horizontal flange 8 and the lower end plate 10 in a state of crossing at 0 degree or an arbitrary angle.
As long as the same rigidity can be secured and the width dimension can be reduced as compared with the columnar main body 9, it may intersect with the L shape or the groove shape in plan view. Further, the lower end plate 10 may be omitted, and the upper ends of the upright pieces 11 and 12 may be directly welded to the columnar body 9. The upper end plate 13 is formed by welding a steel plate having a plurality of bolt insertion holes 13a to the upper end of the columnar body 9.
Is not particularly limited. As shown in FIG. 6, the horizontal flange 8 is a steel plate having a pair of loose holes 8a formed on both sides near the front end and a pair of long holes 8b formed on both sides near the rear end. The arrangement of the holes 8a and the like is not particularly limited. Hereinafter, a procedure for constructing the connecting structure of the balcony handrail according to the embodiment of the present invention will be described. As described above, the side girders 16 and the beams 17 are different in the longitudinal direction, but since they are the same H-section steel, the connecting member 1 is connected to the beams 1.
7 only, the connecting member 1 is connected to the side beams 16.
Are omitted to avoid duplication. As shown in FIG. 1 to FIG.
A bolt insertion hole 17b is drilled at an appropriate position on the upper surface flange 17a of the horizontal flange 8 and the elongated hole 8 of the horizontal flange 8 is formed in the bolt insertion hole 17b.
The connecting member 1 is placed on the beam 17 so that b is matched. At this time, the horizontal flange 8 is eccentric to the outside of the balcony 2 with respect to the top flange 17a, so that the loose hole 8a of the horizontal flange 8 is located outside the beam 17 and the inside of the balcony 2 of the top flange 17a. A space for placing the peripheral portion of the flooring material 5 is secured in a portion closer to the side. In this state, a bolt 33 is inserted from below into the bolt insertion hole 17b of the upper flange 17a and the elongated hole 8b of the horizontal flange 8, and a nut 34 is fastened to the bolt 33 from above the horizontal flange 8. The horizontal flange 8 is joined to the upper flange 17a. On the other hand, the lower surface of the leg end plate 21 of the handrail 4 is brought into contact with the upper surface of the upper end plate 13, and the respective bolt insertion holes 13
a, 21a are aligned, and these bolt insertion holes 13a,
A bolt 35 is inserted through the upper portion 21a from above, and the bolt 35
Next, the handrail 4 is connected to the connecting member 1 by fastening the nut 36 from below the upper end plate 13.
Thereby, the balcony handrail 3 is connected to the beam 17 via the connecting member 1. Further, the outer wall panel 37 constituting the peripheral wall of the balcony 2 is suspended from the loose hole 8a of the horizontal flange 8. More specifically, a vertical piece 38 a of a suspended bracket 38 made of angle iron is fixed to the back surface of the outer wall panel 37 with a bolt 39, and a bolt (not shown) penetrated by a horizontal piece 38 b of the suspended bracket 38 is inserted. The suspension bolt 40 is inserted into the hole from below, and the head is locked. Further, the suspension bolt 40 is inserted from below into the loose hole 8a of the horizontal flange 8, and a height adjusting nut 41 having an outer diameter that cannot pass through the loose hole 8a is inserted into the suspension bolt 40 from above the horizontal flange 8. Screw together. Lastly, the height of the outer wall panel 37 is adjusted by appropriately rotating the height adjusting nut 41 in a loosening direction or a tightening direction to move the outer wall panel 37 up and down. An opening 4 through which the columnar body 9 of the connecting member 1 is inserted is inserted into the gradient heat insulating plate 28, the non-combustible board 29, the waterproof sheet 30, the drain mat 31a and the finishing material 31b.
2 is formed, and a waterproofing treatment as exemplified below is applied between the finishing material 31b and the columnar main body 9. That is, an unillustrated adhesive or caulking material or the like is applied to the peripheral surface of the columnar main body 9 and the outer periphery of the opening 42, as shown in FIG.
As shown in FIG. 3, the waterproof sheet 43 cut into a substantially rectangular shape is
Is bent outwardly with respect to the peripheral surface of the columnar main body 9 to form a flange 43a which is in close contact with the surface of the waterproof sheet 30. Subsequently, as shown in FIG. 8, after the overlapping portion 43 b of the waterproof sheet 43 wound around the columnar main body 9 is heated and fused, the upper end of the waterproof sheet 43 is fixed to the columnar main body using a stainless steel tie wrap 44. 9 to the peripheral surface. According to the connecting structure of the barconi handrail according to the first aspect of the present invention, since no opening for penetrating the handrail is formed in the cap tree which is directly exposed to direct sunlight or wind and rain, rainwater and the like are not formed on the outer wall panel. It is possible to reliably prevent the intrusion into the air. In addition, the horizontal flange is eccentrically joined to the upper surface of the side girders or beams to the outside of the balcony to mount the peripheral portion of the flooring material on the inner side of the balcony of the side girders or the beams. Space can be secured, so that it is possible to eliminate the trouble of forming a notch at a position corresponding to the horizontal flange or the columnar main body at the peripheral edge of the flooring material in order to avoid interference with the horizontal flange or the columnar main body at the peripheral edge of the flooring material. . In particular, ALC
By omitting a difficult operation such as forming a notch in a floor material made of a brittle material such as a plate, the construction time can be significantly reduced. Further, since the T-shaped upright piece is erected on the upper surface of the horizontal flange of the connecting member, the width dimension can be reduced as compared with the columnar main body. Further, when an outer wall panel or the like constituting the peripheral wall of the balcony is suspended from the side girders or beams, the outer wall panel or the like can be suspended from a horizontal flange projecting outward from the balcony or beams from the lateral girders or beams. This eliminates the need for a fixing device for connecting the outer wall panel separately from the conventional bolt for fixing the handrail to the shaft assembly, thereby simplifying the structure of the balconi and reducing the labor required for construction. Can be.
【図面の簡単な説明】
【図１】この発明の実施の形態に係るバルコニ手摺の連
結構造を示す断面図。
【図２】図１の要部の拡大図。
【図３】図１のＡ−Ａ線断面図。
【図４】この発明の実施の形態に係るバルコニ手摺の連
結構造を構成する連結部材の背面図。
【図５】この発明の実施の形態に係るバルコニ手摺の連
結構造を構成する連結部材の側面図。
【図６】この発明の実施の形態に係るバルコニ手摺の連
結構造を構成する連結部材の斜視図。
【図７】この発明の実施の形態に係るバルコニ手摺の連
結構造の防水処理の具体例の分解斜視図。
【図８】この発明の実施の形態に係るバルコニ手摺の連
結構造の防水処理の具体例の斜視図。
【図９】従来例のバルコニ手摺の連結構造を示す断面
図。
【符号の説明】
２ バルコニ
３ バルコニ手摺
４ 手摺子
８ 水平フランジ
９ 柱状本体
１６ 側桁
１７ 梁
３７ 外壁パネルBRIEF DESCRIPTION OF THE DRAWINGS FIG. 1 is a sectional view showing a connection structure of a balcony handrail according to an embodiment of the present invention. FIG. 2 is an enlarged view of a main part of FIG. FIG. 3 is a sectional view taken along line AA of FIG. 1; FIG. 4 is a rear view of a connecting member constituting the connecting structure of the balcony handrail according to the embodiment of the present invention; FIG. 5 is a side view of a connecting member constituting the connecting structure of the balcony handrail according to the embodiment of the present invention; FIG. 6 is a perspective view of a connecting member constituting the connecting structure of the balcony handrail according to the embodiment of the present invention; FIG. 7 is an exploded perspective view of a specific example of the waterproofing process of the connecting structure of the balcony handrail according to the embodiment of the present invention. FIG. 8 is a perspective view of a specific example of the waterproofing process of the connecting structure of the balcony handrail according to the embodiment of the present invention. FIG. 9 is a sectional view showing a connection structure of a conventional barconi handrail. [Description of Signs] 2 Balconi 3 Balconi handrail 4 Handrail 8 Horizontal flange 9 Columnar body 16 Side beam 17 Beam 37 Outer wall panel
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平５−263506（ＪＰ，Ａ) 特開 平５−125787（ＪＰ，Ａ) 特開 平２−300437（ＪＰ，Ａ) 実開 平４−95442（ＪＰ，Ｕ) 実開 平２−34602（ＪＰ，Ｕ) (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) E04B 1/00 501 E04F 11/18 Continuation of the front page (56) References JP-A-5-263506 (JP, A) JP-A-5-125787 (JP, A) JP-A-2-300377 (JP, A) Japanese Utility Model Laid-Open 4-95442 (JP) , U) Japanese Utility Model Hei 2-334602 (JP, U) (58) Fields investigated (Int. Cl. 7 , DB name) E04B 1/00 501 E04F 11/18
Claims (1)
バルコニの周縁に設置するバルコニ手摺の手摺子を連結
部材を介して連結するバルコニ手摺の連結構造におい
て、 前記連結部材が、先端寄りの両側に一対のルーズホール
を穿孔し、後端寄りの両側に一対の長穴を穿孔した鋼板
からなる水平フランジの上面にＴ字型の直立片を直立
し、この直立片の上端に、柱状本体の下端に固定された
下部エンドプレートを連結し、前記柱状本体の上端に上
部エンドプレートを固定したものから構成されると共
に、前記水平フランジを、前記側桁又は梁の上面に前記
バルコニの外方へ前記ルーズホールが位置するように偏
心して接合し、この水平フランジのルーズホールに挿入
した懸吊ボルトもって外壁パネルを吊り下げ、前記柱状
本体の上端に、前記手摺子の脚部を締結することを特徴
とするバルコニ手摺の連結構造。(1) A connecting structure of a Balconi handrail for connecting a Balcony handrail to a side beam or a beam supporting a Balconi via a connecting member to a Balconi handrail mounted on a peripheral edge of the Balconi. The connecting member has a pair of loose holes on both sides near the tip.
And a pair of long holes on both sides near the rear end
A T-shaped upright piece is erected on the upper surface of a horizontal flange consisting of: a lower end plate fixed to the lower end of the columnar body is connected to the upper end of the upright piece, and an upper end plate is fixed to the upper end of the columnar body. And the horizontal flange is eccentrically joined to the upper surface of the side girders or beams so that the loose hole is located outside of the balcony, and is inserted into the loose hole of the horizontal flange.
A barconi handrail connection structure , wherein an outer wall panel is hung by a hanging bolt, and a leg of the handrail is fastened to an upper end of the columnar body.
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21176796A JP3468395B2 (en) | 1996-08-09 | 1996-08-09 | Barconi handrail connection structure |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21176796A JP3468395B2 (en) | 1996-08-09 | 1996-08-09 | Barconi handrail connection structure |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1054079A JPH1054079A (en) | 1998-02-24 |
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Family
ID=16611255
Family Applications (1)
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|---|---|---|---|
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|---|---|
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| JPH05263506A (en) * | 1992-03-16 | 1993-10-12 | Daiwa House Ind Co Ltd | Fixing device for object on roof or floor |
-
1996
- 1996-08-09 JP JP21176796A patent/JP3468395B2/en not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH1054079A (en) | 1998-02-24 |
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