JP3467991B2 - 路面状態判別装置およびこの装置が搭載された車輌、ならびにこの装置を用いた路面情報管理システム - Google Patents

路面状態判別装置およびこの装置が搭載された車輌、ならびにこの装置を用いた路面情報管理システム

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JP3467991B2
JP3467991B2 JP27411696A JP27411696A JP3467991B2 JP 3467991 B2 JP3467991 B2 JP 3467991B2 JP 27411696 A JP27411696 A JP 27411696A JP 27411696 A JP27411696 A JP 27411696A JP 3467991 B2 JP3467991 B2 JP 3467991B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、自動車などの車輌の
走行路において、その路面の状態を判別するための装
置、およびこの装置が搭載された車輌、ならびにこの装
置を用いた路面情報管理システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の装置として、先般、出願
人により提案された車輌搭載型の路面状態判別装置が存
在する(国際公開特許公報 WO95/01549)。
この装置は、走行する車輌から路面に向けて光を照射す
るとともに、その拡散反射光を空間フィルタに通して路
面の状態を示す所定の空間周波数成分を抽出し、その抽
出結果を用いて路面の状態を判別するものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記の装
置は、空間フィルタを用いるため、多数の光源を用いる
必要がある上、光学系の構成が複雑になり、コストが高
くなるという問題がある。
【0004】この発明は上記問題点に着目してなされた
もので、空間フィルタを用いることなく、路面の状態を
示す反射光の空間周波数分析を行って、簡易な構成かつ
低コストで路面状態を判別することを技術課題とする。
【0005】またこの発明は、上記路面状態判別装置を
車輌に搭載することにより、路面状態の判別機能を有す
る車輌を低コストで提供することを第2の技術課題とす
る。
【0006】さらにこの発明は、上記の装置による路面
状態の判別結果を用いて、路面の安全性にかかる情報を
管理するためのシステムを提供することを第3の技術課
題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1にかかる路面状
態判別装置は、車輌に設置されて、前記車輌の走行路の
路面状態を判別する装置であって、赤外線LEDを光源
とする投光部と、レンズおよびフォトダイオードを有す
る受光部とを1つの筐体内部に収容して成る反射光測定
センサと、前記車輌の移動速度を測定するための速度セ
ンサと、前記反射光測定センサおよび速度センサのそれ
ぞれから測定結果を入力して路面状態を判別する制御装
置とを具備する。
【0008】
【0009】前記反射光測定センサは、前記投光部から
路面に向けて光を照射するとともに、その照射光に対す
る路面からの拡散反射光が前記レンズを介してフォトダ
イオードに導かれるように、投受光部の光軸が調整され
る。また、前記制御装置は、前記速度センサにより測定
された移動速度に基づき、前記車輌が一定距離移動する
間に前記反射光測定センサが測定した拡散反射光量にフ
ーリエ変換を施して、前記一定距離に対応する空間中心
周波数成分とこの空間中心周波数よりも低い所定の周波
数帯域に属する空間周波数成分とを抽出する抽出手段
と、前記抽出手段により抽出された各空間周波数成分の
比に基づき路面状態を判別する判別手段とを具備する。
【0010】請求項2にかかる路面状態判別装置では、
車輌の幅方向に沿う複数位置にそれぞれ前記反射光測定
センサが設けられる。また前記制御装置は、前記抽出手
段による空間周波数成分の抽出処理と前記判別手段によ
る路面状態の判別処理とを各反射光測定センサ毎に個別
に実行するように構成される。
【0011】請求項3の発明では、上記路面状態判別装
置が搭載された車輌が構成される。さらに請求項4の発
明では、この車輌に、前記路面状態判別装置による判別
結果を用いて路面の危険度を認識する認識手段と、この
認識手段により路面が危険であると認識されたとき、警
告情報を出力する警告手段とを具備させている。
【0012】請求項5の発明は、上記の路面状態判別装
置が搭載された車輌と、情報収集装置とから成るシステ
ムであって、前記車輌は、路面状態の判別結果を情報収
集装置へと送信する送信手段を備え、前記情報収集装置
は、前記車輌からの送信情報を用いて走行安全性にかか
る情報を編集する情報編集手段と、この編集された情報
を外部へと出力する情報出力手段とを備えている。
【0013】
【作用】請求項1の発明では、走行する車輌において、
反射光測定センサにより路面に光を照射してその照射光
に対する路面からの拡散反射光を測定するとともに、速
度センサの測定値に基づき、前記車輌が一定距離移動す
る間に測定した拡散反射光量から前記一定距離に対応す
る空間中心周波数成分とこの空間中心周波数よりも低い
所定の周波数帯域に属する空間周波数成分とを抽出し、
これら空間周波数成分の比に基づき、路面状態を判別す
る。よって、空間フィルタを用いずに、簡易な構成の光
学系で路面状態を判別することが可能となる。
【0014】
【0015】
【0016】請求項2の発明では、複数の反射光測定セ
ンサを用いて、路面の幅方向における複数位置からの拡
散反射光を受光し、これらの拡散反射光を個別に処理し
て前記複数位置における路面状態を判別するので、雪道
や凍結路など、路面状態を詳細に判別する必要がある場
合に対応できる。
【0017】請求項3の発明では、上記の路面状態判別
装置を車輌に搭載することにより、路面状態の判別機能
を持つ車輌を簡単かつ安価なコストで作成できる。
【0018】請求項4の発明では、前記車輌において、
路面状態の判別結果により路面が危険であると認識され
たとき、警告情報が出力される。
【0019】請求項5の発明は、情報収集装置により、
車輌から送信された路面状態の判別結果を編集して、外
部へと出力するようにしたので、道路管理者や一般のド
ライバーなどに路面の安全性にかかる情報を速やかに提
供することが可能となる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下の図1〜19は、この発明に
かかる路面状態判別装置の構成例および路面状態の判別
原理を示すもので、以下各図面を用いて、請求項1,2
の発明にかかる好適な実施例を説明する。さらに図20
によりこの路面状態判別装置を搭載した車輌の好適な実
施例を、図21によりこの路面状態判別装置を用いた路
面情報管理システムの好適な実施例を、それぞれ説明す
る。
【0021】
【実施例】図1は、この発明の一実施例にかかる路面状
態判別装置1を車輌5に設置した状態を示す。この路面
状態判別装置1は、路面LDからの反射光量を測定する
反射光測定センサ2と、車輪の回転速度を計測するため
の車輪速度センサ3と、これら各センサからの検知信号
を入力して路面状態の判別処理を行う制御装置4とから
構成される。
【0022】車輪速度センサ3は、ABS(アンチロッ
クブレーキシステム)に付属するもので、図2に示すよ
うに、周囲に多数の磁極歯6が等間隔に配備された回転
体7と、各磁極歯6の接近を感知してパルス信号を出力
する検知部8とから成り、この検知部8からのパルス信
号の周波数により、車輪の回転速度が認識される。
【0023】前記反射光測定センサ2は、図3に示すよ
うに、路面に向かって光を照射する投光部9と、照射さ
れた光の路面からの反射光を受光する受光部10とから
構成されており、投光部9の光源には赤外線LED12
(以下単に「LED12」という)が、受光部の受光素
子にはフォトダイオード14が、それぞれ用いられる。
なお図3中、13はLED12からの光を拡散させるた
めの投光用レンズを、15は反射光をフォトダイオード
14へ集光させるための受光用レンズを、それぞれ示
す。
【0024】前記投光部9は、路面LDに対して斜め上
方位置より光を照射するように、その光軸が調整されて
おり、後記するように、制御装置4からの駆動パルスを
受けて所定の時間間隔毎にパルス状の光を出射する。一
方受光部10の光軸は、路面LDに対して垂直な軸方向
に位置あわせされており、路面LDからの拡散反射光の
うち、前記垂直軸上およびその近傍に反射した光を受光
する。
【0025】路面上のある位置に光を照射すると、その
照射位置からは、その路面の状態を反映した種々の周波
数成分が含まれた光が反射してくる。図4(1)は、所
定のサンプリング期間において、受光部10により受光
された反射光量の照射光量に対する比率(以下単に「反
射率」という)を車輌5の位置の変化に対応させて示し
たものである。また図4(2)は、図4(1)の反射率
の波形信号に高速フーリエ変換を施して、前記反射率の
波形に含まれる空間周波数を取り出したもので、前記サ
ンプリング期間中に車輌5が移動した距離分の反射光の
周波数特性が表されている。
【0026】図5は、乾燥したアスファルトまたはコン
クリート路面(以下「乾燥路面」と総称する)および積
雪路面のそれぞれの路面状態について、実際に計測され
た拡散反射光量をフーリエ変換した結果を示す。なお図
示例は、所定の時間間隔毎にその時点での反射光率をサ
ンプリングしてゆき、車輌が4mm移動する間に得られた
各サンプリング点の変換結果をドット分布したものであ
る。
【0027】図示例から明らかなように、各路面状態と
も、前記サンプリング期間に対応する空間中心周波数μ
(約0.25mm-1)を中心とする周波数帯域に多数の周
波数成分が集中しており、またこれら各成分の強度は、
各路面状態内、路面状態間ともに有意差が認められない
範囲内に含まれている。
【0028】これに対し、この空間中心周波数よりも低
帯域で抽出された周波数成分の強度に着目すると、積雪
路面における成分強度は乾燥路面における成分強度より
もはるかに大きくなっている。この差異は、積雪路面に
投射された光は拡散反射しやすいという性質に基づくも
ので、この大きな差異が認められる周波数領域内の成分
強度をチェックすることにより、路面が積雪路面である
か、乾燥路面であるかを判別することが可能となる。な
おここでは図示しないが、砂利面や土砂面など凹凸の激
しい路面(以下「砂利路面」と総称する)の場合、低周
波数帯域において抽出される強度は、乾燥路面,積雪路
面それぞれの強度の中間付近の値をとる。
【0029】以下に述べる実施例では、この図5に示し
た原理に基づき、前記反射率の変換結果から路面状態を
判別するための指標として、前記空間中心周波数成分の
強度(Da)に対し、所定の低周波数帯域における周波
数成分の強度(Db)の比(以下これを「周波数成分強
度比Db/Da」という)を採用するとともに、この周
波数成分強度比について、雪道と砂利道とを識別するた
めのしきい値TH1と、砂利道と乾燥した舗装路とを識
別するためのしきい値TH2とを、それぞれ設定してい
る。これに基づき、以下に示す実施例では、前記受光部
10により得られた受光量データに基づき算出された周
波数成分強度比Db/Daを、このしきい値TH1,T
H2と比較して、路面状態が乾燥した舗装路,砂利道,
雪道のいずれであるかを判別する。
【0030】路面状態をさらに詳細に判別するために
は、拡散反射光のみならず、路面からの正反射光を計測
する必要がある。特に舗装路の場合、路面が雨などによ
り濡れているとき(以下この路面を「湿潤路面」とい
う)や凍結状態にあるとき、路面は鏡面に近い状態とな
るので、路面からの正反射光量は、乾燥状態時よりも大
幅に増大する。
【0031】図6は、舗装路における拡散反射率と正反
射率との関係を、乾燥,湿潤,凍結,雪の各路面状態と
対応づけて示したもので、雪状態における拡散反射率は
他の状態よりも大幅に高くなっている。また乾燥,湿
潤,凍結の各状態間では、拡散反射率には差異が見られ
ないが、正反射率を比較すると、乾燥路面と湿潤・凍結
路面との間に明確な差異が見られる。なお、湿潤状態と
凍結状態とを判別するには、赤外線放射式の温度センサ
などを用いて路面温度を測定すればよい。
【0032】図7は、拡散反射光と正反射光とを同時に
計測するようにした路面状態判別装置1の構成例であっ
て、拡散反射光を測定するための第1の反射光測定セン
サ2aと、正反射光を測定するための第2の反射光測定
センサ2bと、前記と同様の車輪速度センサ3とを、制
御装置4に接続して構成される。なお各反射光測定セン
サ2a,2bは、図8に示すごとく、それぞれ個別の投
光部9a,9b,受光部10a,10bをもって構成さ
れている。
【0033】図9は、反射光測定センサ2の他の構成例
を示すもので、単一の投光部9と、拡散反射光測定用の
第1の受光部10aと、正反射光測定用の第2の受光部
10bとが、ハウジング2´内に収容配備されている。
なお図中、14a,14bは、各受光部10a,10b
のフォトダイオードである。この構成によれば、同一の
場所における拡散反射光と正反射光とを同時に測定でき
るので、各反射光の測定結果に測定位置の違いが影響す
る虞がなくなり、路面状態を正確に判別することができ
る。
【0034】図10は、2個の投光部9a,9bと単一
の受光部10とにより、反射光測定センサ2を構成した
例を示す。第1,第2の各投光部9a,9bは、それぞ
れ路面LD上の同一の位置に向けて光を照射するよう配
備されており、受光部10は、第1の投光部9aからの
照射光の拡散反射光と、第2の投光部9bからの照射光
の正反射光とを受光するように、その光軸が調整されて
いる。なお各投光部9a,9bのLED12a,12b
は、図11に示すように、所定の時間間隔毎に交互に発
光するように制御されており、受光部10からは、各L
ED12a,12bへの駆動パルスに同期して、正反射
光,拡散反射光を示す信号が交互に出力される。
【0035】図12は、路面状態判別装置1の電気的構
成を示す。なおこの図示例および以下の図16,17に
示す他の構成例は、前記図10に示したタイプの反射光
測定センサ2を用いたもので、他のタイプのセンサを用
いた装置では、適宜、投受光部にかかる構成が付加また
は削除される。
【0036】前記制御装置4は、各投光部の光源に駆動
パルスを与えるためのパルス発振回路15,各反射光を
処理するための2個の変換回路16a,16b,速度検
出部31,判別回路17などから構成される。なお受光
部10には、フォトダイオード14からの出力信号を増
幅処理するための増幅回路18が配備されている。
【0037】変換回路16a,16bは、受光部10よ
り入力された反射光量の電気信号を空間周波数に変換す
るためのもので、それぞれコムフィルタ20,A/D変
換回路21,メモリ22,高速フーリエ変換回路23
(以下「FFT回路23」と略す)などから構成されて
いる。
【0038】パルス発振回路15は、前記したように、
各投光部への駆動パルスを交互に出力しており、第1の
変換回路16aには拡散反射用のLED12aへの駆動
パルスが、第2の変換回路16bには正反射用のLED
12bへの駆動パルスが、それぞれ入力される。これに
より第1の変換回路16aからは拡散反射光の空間周波
数が、第2の変換回路16bからは正反射光の空間周波
数が、それぞれ出力されることになる。
【0039】各投光部のLED12a,12bは、パル
ス発振回路15から前記図11に示した駆動パルスを入
力してパルス状の光を照射する。これにより受光部10
からは各駆動パルスに同期した矩形状の信号が出力され
るが、反射光以外の外乱光も同時に入射してくるため、
その出力信号波形のレベルには、図13に示すような変
動が生じている。
【0040】前記コムフィルタ20は、この外乱光によ
る影響を取り除いて反射光の矩形信号を平滑化するため
のもので、図14に示すように、タイミング発生回路2
4,3個のサンプル・ホールド回路(以下「S/H回
路」と略す)25a,25b,25c,および演算回路
30により構成されている。
【0041】タイミング発生回路24は、前記パルス発
振回路15からの駆動パルスを入力し、パルスの立ち上
がり時点t1,立ち下がり時点t3,およびこれらの中
間時点t2においてタイミング信号を生成する。このタ
イミング信号は、各S/H回路25a,25b,25c
に順次与えられ、図15に示すように、各時点での受光
部からの信号レベルV1,V2,V3がサンプルホール
ドされる。
【0042】演算回路30は、S/H回路25a,25
cからの出力を入力する加算回路27と、S/H回路2
5bからの出力を入力する2倍回路29と、加算回路2
7と2倍回路29からの出力を入力する減算回路28と
により、つぎの(1)式の演算処理を実行して出力レベ
ルVを決定する。これにより外乱光によるレベルの変化
が取り除かれ、受光量を正確に把握することができる。
【0043】
【数1】
【0044】図12に戻って、コムフィルタ20を通っ
た受光量データは、A/D変換回路21によりディジタ
ル変換された後、メモリ22に格納される。速度検出部
31は、前記車輪速度センサ3からの出力パルスに基づ
き、車輌5の移動速度を検出し、その検出結果を判別回
路17および各FFT回路23,23へと出力する。各
FFT回路23,23は、この速度データに基づく所定
のタイミングで前段のメモリ22内から受光量データを
取り出して高速フーリエ変換を実行し、その結果を判別
回路17へと出力する。
【0045】判別回路17は、前記車輌5の移動速度に
基づき、各変換回路16a,16bから入力された変換
結果から前記空間中心周波数μを含む高周波数帯域の強
度Daや低周波数帯域の強度Dbなどを抽出し、さらに
この抽出結果や前記した路面温度計測用の温度センサに
よる計測値を用いて、路面状態の判別処理(詳細は後述
する)を実行する。
【0046】図16は、路面状態判別装置1の他の構成
例を示す。この実施例も基本的には前記図12と同様の
構成をとるが、速度検出部31による検出結果がパルス
発振回路15へと入力される。パルス発振回路15は、
この入力された速度データに基づき、各変換回路16
a,16bにおいて前記サンプリング期間内に入力され
る受光量データ数が常に一定になるように、駆動パルス
の発生タイミングを調整する。この結果、各FFT回路
23,23に入力するデータ数を一定にできるので、各
メモリ22,22の容量をそのデータ数に応じて設定す
ることができる。
【0047】図17は、路面状態判別装置1の第3の構
成例を示す。この実施例の制御回路4も、前記図15と
同様、車輌の移動速度を検出する速度検出部31を具備
しており、各駆動回路16a,16bは、コムフィルタ
20,2個のトラッキング・バンドパスフィルタ32,
33(以下「トラッキングBPF(C)32」,「トラ
ッキングBPF(L)33」と略す),各トラッキング
BPF32,33からの出力振幅を検出するための振幅
検出回路34,35により構成している。
【0048】コムフィルタ20の構成は、前記図14に
示したものと同様であって、第1の駆動回路16aには
拡散反射光の受光量データが、第2の駆動回路16bに
は正反射光の受光量データが、それぞれ入力される。
【0049】各駆動回路16a,16bにおいて、各ト
ラッキングBPF32,33には、コムフィルタ20に
より抽出された正,拡散いずれかの反射光量を示すデー
タが入力され、第1のトラッキングBPF(C)32は
1/4mm−1を中心とする空間周波数成分を、第2のト
ラッキングBPF(L)33は1/40mm−1を中心と
する空間周波数成分を、それぞれ通過させる。またいず
れのトラッキングBPF32,33も、速度検出部によ
り検出された速度データを入力して、遮断する周波数帯
域の幅を車輌の移動速度に追従して変化させることによ
り、抽出される空間周波数成分を一定に保つように構成
される。
【0050】図18は、前記判別回路17による路面状
態の判別処理の手順を示す。なお同図において、TH
1,TH2,TH3,THc ,THd1,THd2,THe
は、路面状態を判別するためのしきい値を示す(このう
ちTH1,TH2は前記図5を用いて説明したものと同
様である)。
【0051】まず最初のステップ1では、温度センサ1
9により計測された路面温度De がしきい値THe と比
較される。このしきい値THe は、水分の凍結温度であ
る0°C付近に設定されるもので、前記温度De がしき
い値THe を上回る場合には、路面が凍結している可能
性はないと判断され、ステップ2以降の処理へと移行す
る。
【0052】ステップ2および3では、拡散反射光につ
いて、前記周波数成分強度比Db/Daとしきい値TH
1,TH2との比較が行われる。この場合、前記図5に
より説明した原理により、周波数成分強度比Db/Da
がしきい値TH1を上回る場合には、走行路面は積雪路
面であると判断され(ステップ5)、周波数成分強度比
Db/Daがしきい値TH2とTH1との間にある場合
には、走行路は砂利路面であると判断される(ステップ
6)。
【0053】一方、周波数成分強度比Db/Daがしき
い値TH2以下である場合には、路面は舗装路面である
と判断される。この場合には、つぎのステップ4で、
正,拡散の両反射光について、それぞれ空間中心周波数
を中心とする周波数帯域に含まれる成分の強度Da,D
fが取り出され、これら強度の比率Df/Da(以下こ
れを「反射光比Df/Da」という)としきい値THd1
との比較が行われる。
【0054】前記したように、舗装路が濡れている場合
には路面は鏡面に近い状態になるので、正反射光量が増
大し、これに伴い前記反射光比Df/Daの値が増大す
る。前記しきい値THd1は、路面が湿潤状態にある場合
の反射光比Df/Daと乾燥状態にある場合の反射光比
Df/Daとの中間レベルに設定されており、算出され
た反射光比Df/Daがこのしきい値THd1を上回った
場合には、路面は湿潤路面であると判断される(ステッ
プ8)。他方、反射光比Df/Daがしきい値THd1
下である場合には、走行路は乾燥路面であると判断され
る(ステップ7)。
【0055】路面温度De が前記しきい値THe 以下で
ある場合には、ステップ9へと移行して、前記周波数成
分強度比Db/Daが所定のしきい値TH3と比較され
る。この結果、周波数成分強度比Db/Daがしきい値
TH3を上回った場合には、路面は積雪路面または砂利
路面であると認識され、さらにつぎのステップ10でい
ずれの路面状態であるかの判別が行われる。
【0056】このステップ10は、拡散反射光の反射光
率Rv(路面LDへの投光量に対する反射光量の比率)
を所定のしきい値THc と比較するもので、この拡散反
射光率Rvがしきい値THc を上回った場合には、路面
は積雪面であると判断され(ステップ5)、拡散反射光
率がしきい値THc 以下の場合には、路面は砂利路面で
あると判断される(ステップ6)。
【0057】前記ステップ9で、周波数成分強度比Db
/Daがしきい値TH3以下であった場合には路面は舗
装路面であると判断され、さらにステップ11で前記し
た反射光比Df/Daとしきい値THd2との比較を行
うことにより、その路面状態の詳細な判別が行われる。
凍結した路面は鏡面に近い状態となるので、正反射光量
が大幅に増大し、その結果、反射光比Df/Daが大き
くなる。したがって反射光比Df/Daがしきい値TH
d2を上回ったときには、路面は凍結していると判断され
(ステップ12)、反射光比Df/Daがしきい値TH
d2以下である場合には、路面は乾燥していると判断さ
れる(ステップ7)。
【0058】このように、路上を走行しながら所定位置
における正反射光および拡散反射光の空間周波数を分析
し、さらに路面温度をチェックすることにより、湿潤路
面,乾燥路面,砂利路面,積雪路面,凍結路面という5
種類の路面状態を判別することができる。この場合、反
射光測定センサ2を複数台設け、各センサからの測定結
果を個別に処理するようにすれば、路面状態をより詳細
に判別することができる。
【0059】図19は、3台の反射光測定センサ2A,
2B,2Cを有する路面状態判別装置1の構成例を示
す。各反射光測定センサ2A,2B,2Cは、前記図9
または図10に示したタイプのもので、車輌の幅方向に
沿って配備されている。
【0060】この実施例では、左右の反射光測定センサ
2A,2Cにより左右の車輪が通過する位置の反射光量
を測定し、中央の反射光測定センサ2Bにより車輪の通
過しない位置からの反射光量を測定することにより、車
輪の通過する位置と通過しない位置とによる路面状態の
違いを把握する。この構成によれば、路面状態を、路面
の幅方向に沿って詳細に判別することが可能となり、特
に雪道や凍結路など、路面位置による路面状態の違いを
詳細に判別する必要がある場合に対応できる。
【0061】図20は、前記路面状態判別装置1が搭載
された車輌5に警報装置40を設けた例を示す。前記制
御装置4は、走行路が雪道または凍結路であると判別す
ると、警報装置40に駆動信号を出力する。警報装置4
0は、この信号を受けて、音声出力,画像表示,表示灯
の点滅などによる警告情報を出力し、運転者に路面状態
への注意を喚起させる。
【0062】さらにこの路面状態判別装置1が搭載され
た車輌2を用いて、道路上の所定の区間もしくは道路全
体の路面状態を管理するシステムを構成することも可能
である。図21は、上記システムの一例を示すもので、
路面状態判別装置1が搭載された車輌5には、無線また
は電話回線による通信装置(図示せず)が配備されてい
る。また道路Lはいくつかの区間に分割されており、車
輌5は各区間を通過する毎に、その区間の路面状態の判
別結果を管理センターの情報収集局41へと送信する。
またこの計測区間より下流には、走行安全性にかかる情
報を表示するための表示装置42が配備されている。
【0063】情報収集局41では、各区間毎の送信情報
の内容を認識して、各区間における路面状態を統合した
管理データを作成するほか、いずれかの区間で路面状態
が凍結したり、積雪があるなどの情報を得たとき、所定
の警告情報を作成し、前記表示装置42へと送信する。
これにより一般の車輌(図中43で示す)の運転者に前
方の路面状態が危険であることを事前に認識させること
ができる。
【0064】
【発明の効果】請求項1の発明では、投光部から路面に
向けて照射された光に対する拡散反射光が受光部に直接
入射するように調整された反射光センサを用いて、路面
からの反射光を受光するとともに、速度センサからの測
定値に基づき、車輌が一定距離移動する間に測定された
拡散反射光量から前記一定距離に対応する空間中心周波
数成分とこの空間中心周波数よりも低い所定の帯域に属
する空間周波数成分とを抽出し、これら空間周波数成分
の比に基づき、路面状態を判別するようにした。よっ
て、空間フィルタを用いなくとも、路面状態による影響
を受けない空間中心周波数成分と路面状態により強度が
変化する低帯域の空間周波数成分とを抽出して路面状態
を判別することが可能となり、光学系の構成を簡易化す
ることができる。
【0065】
【0066】
【0067】請求項2の発明では、路面の幅方向におけ
る複数位置からの拡散反射光を個別に処理して、これら
複数位置における路面状態を判別するので、雪道や凍結
路など、路面状態を詳細に判別する必要がある場合にも
対応できる。
【0068】請求項3の発明では、上記の路面状態判別
装置を車輌に搭載することにより、簡単かつ安価なコス
トで路面状態の判別機能を備えた車輌を提供することが
できる。
【0069】請求項4の発明では、前記車輌において、
路面状態の判別結果により路面が危険であると認識され
たとき、警告情報を出力するようにしたので、車輌の安
全走行を補助することができる。
【0070】請求項5の発明は、情報収集装置により、
車輌から送信された路面状態の判別結果を編集して、外
部へと出力するようにしたので、道路管理者や一般のド
ライバーなどに路面の安全性にかかる情報を速やかに提
供して、事故を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明にかかる路面状態判別装置を搭載した
車輌を示す説明図である。
【図2】車輪速度センサの詳細な構成を示す側面図であ
る。
【図3】反射光測定センサの基本的な構成を示す説明図
である。
【図4】車輌の移動に伴う拡散反射光の反射率の変化と
そのフーリエ変換の結果とを示す説明図である。
【図5】路面状態の種毎に得られた空間周波数特性を示
す説明図である。
【図6】拡散反射率と正反射率との関係を路面状態の種
毎に対応づけて示す説明図である。
【図7】2種類の反射光測定センサを車輌に取り付けた
状態を示す説明図である。
【図8】図7の各反射光測定センサの詳細な構成を示す
説明図である。
【図9】反射光測定センサの他の構成例を示す説明図で
ある。
【図10】反射光測定センサの他の構成例を示す説明図
である。
【図11】図10の各投光部への駆動パルスの出力タイ
ミングを示すタイミングチャートである。
【図12】図10の反射光測定センサを用いた路面状態
判別装置の電気的構成を示すブロック図である。
【図13】受光部への入射光の状態を示す説明図であ
る。
【図14】図12のコムフィルタの詳細な構成を示すブ
ロック図である。
【図15】受光量の出力信号に対する処理方法を示す説
明図である。
【図16】図10の反射光測定センサを用いた路面状態
判別装置の他の構成例を示すブロック図である。
【図17】図10の反射光測定センサを用いた路面状態
判別装置の他の構成例を示すブロック図である。
【図18】路面判別の手順を示すフローチャートであ
る。
【図19】3個の反射光測定センサを車輌に取り付けた
状態を示す説明図である。
【図20】路面状態判別装置および警報装置が搭載され
た車輌を示す説明図である。
【図21】路面情報管理システムの一例を示す説明図で
ある。
【符号の説明】
1 路面状態判別装置 2 反射光測定センサ 3 車輪速度センサ 4 制御装置 5 車輌
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI // G01B 11/30 G01B 11/30 W (56)参考文献 特開 昭59−126230(JP,A) 特開 平7−83827(JP,A) 特開 昭59−27247(JP,A) 特開 平4−110261(JP,A) 国際公開95/001549(WO,A1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01N 21/00 - 21/61 実用ファイル(PATOLIS) 特許ファイル(PATOLIS)

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車輌に設置されて、前記車輌の走行路の
    路面状態を判別する装置であって、赤外線LEDを光源とする投光部と、レンズおよびフォ
    トダイオードを有する受光部とを1つの筐体内部に収容
    して成る反射光測定センサと、 前記車輌の移動速度を測定するための速度センサと、 前記反射光測定センサおよび速度センサのそれぞれから
    測定結果を入力して路面状態を判別する制御装置とを備
    え、 前記反射光測定センサは、前記投光部から路面に向けて
    光を照射するとともに、その照射光に対する路面からの
    拡散反射光が前記レンズを介してフォトダイオードに導
    かれるように、投受光部の光軸が調整されており、 前記制御装置は、 前記速度センサにより測定された移動速度に基づき、前
    記車輌が一定距離移動する間に前記反射光測定センサが
    測定した拡散反射光量にフーリエ変換を施して、前記一
    定距離に対応する空間中心周波数成分とこの空間中心周
    波数よりも低い所定の周波数帯域に属する空間周波数成
    分とを抽出する抽出手段と、 前記抽出手段により抽出された各空間周波数成分の比に
    基づき路面状態を判別する判別手段とを具備して成る
    面状態判別装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載された路面状態判別装置
    であって、 車輌の幅方向に沿う複数位置にそれぞれ前記反射光測定
    センサが設けられており、前記制御装置は、前記抽出手
    段による空間周波数成分の抽出処理と前記判別手段によ
    る路面状態の判別処理とを各反射光測定センサ毎に個別
    に実行する 路面状態判別装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または2に記載された路面状態
    判別装置が搭載されて成る車輌。
  4. 【請求項4】 請求項1または2に記載された路面状態
    判別装置が搭載されて成る車輌であって、 前記路面状態判別装置による判別結果を用いて路面の危
    険度を認識する認識手段と、この認識手段により路面が
    危険であると認識されたとき、警告情報を出力する警告
    手段とを具備して成る車輌。
  5. 【請求項5】 請求項1または2に記載された路面状態
    判別装置が搭載された車輌と、情報収集装置とから成る
    システムであって、 前記車輌は、路面状態の判別結果を情報収集装置へと送
    信する送信手段を備え、前記情報収集装置 は、前記車輌からの送信情報を用いて
    走行安全性にかかる情報を編集する情報編集手段と、こ
    の編集された情報を外部へと出力する情報出力手段とを
    備えて成る路面情報管理システム。
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