JP3465543B2 - ワークフロー支援システムおよび方法 - Google Patents

ワークフロー支援システムおよび方法

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JP3465543B2 JP22085697A JP22085697A JP3465543B2 JP 3465543 B2 JP3465543 B2 JP 3465543B2 JP 22085697 A JP22085697 A JP 22085697A JP 22085697 A JP22085697 A JP 22085697A JP 3465543 B2 JP3465543 B2 JP 3465543B2
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  • Educational Administration (AREA)
  • Data Mining & Analysis (AREA)
  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ルールに従った複
数のタスクから成るワークフローを支援するワークフロ
ー支援システムに関し、特に、既に実行しているタスク
を有効に利用する支援を行うワークフロー支援システム
および方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、複数の作業(タスク)から構
成される仕事の流れ(ワークフロー)を支援するワーク
フロー支援システムが知られている。このようなワーク
フロー支援システムでは、仕事の流れをルールとして表
記し、当該ルールに従って複数のタスクの実行を行って
おり、ルールの表記法はシステムによって様々である
が、各作業(タスク)を電子メール文書に対する編集作業
に対応させ、タスクの依存関係に基づいて電子メール文
書の配送経路を定義するといった形態でルール化するの
が一般的である。
【0003】例えば、或るグループのリーダが月間の報
告書を管理するワークフローを考えると、まず、報告書
用のフォームを作成し、当該報告書の配送経路をリーダ
からグループの各メンバに順次配送し、最後にリーダに
戻ってくるといったように定義できる。しかしながら、
このように文書が時系列に順次配送されていく形態のル
ールの定義では、仕事の一般的な構造を表現することが
できない。なぜなら、このような定義は、仕事を構成す
るタスクを典型的であると思われる時間的順序に配列し
たものに過ぎず、しかも、仕事の構造とは独立であるか
らである。また、上記した定義では、仕事の構造を素直
に表現できないばかりではなく、仕事を実行させる上で
本来不必要である作業の時間的な順序関係を決めてしま
うといった問題が生じてしまう。
【0004】この問題を解決するシステムとして、特開
平8-101817号公報(以下、文献1という。)に示される
ものがある。この文献1におけるルールの表記法では、
上述のように定義する以外に、仕事の親子関係に基づい
て、図3(a)に示すように記述することが可能であ
り、或るグループのリーダによるグループ月報作成のタ
スクを実行するワークフローとして、各メンバによる個
人月報作成のタスクを、例えば、同時(並行)に実行す
るといったように順序に依存しないで実行させるルール
を記述できる。
【0005】また、文献1に示されたシステムでは、一
のタスクを実行する際にルール群の中から条件部が単一
化できるルールに記述された他のタスクが自動的に起動
されるので、例えば、メンバの一人が図2(a)に示す
ように、各週毎に忘れずに報告書に記録を加筆していく
ことを促す個人月報作成のタスクを実行するワークフロ
ーのルールを記述することによって、上述したグループ
月報作成のタスクが起動された後に、当該個人月報作成
のタスクを実行するワークフローを自動的に実行させる
ことができる。
【0006】このように、文献1に示されたシステムに
おいては、ルール群中のどのタスクを最初に起動しても
よく、各タスクの起動に対する順序関係が規定されるこ
とがない、また、各個人が関連するタスクのワークフロ
ーとして、自由にルールを作成して実行させることがで
き、一般的なワークフロー支援システムに比較して柔軟
な運用が行える。
【0007】また、一般に、文書を複数の人の間を順次
渡していく作業過程においては、文書を受け取った人は
既に記述された文書を参照し、前の人にその修正を求め
るといった処理が繰り返し発生することがある。このよ
うな状況に対して、文献1に示されたシステムでは、失
敗状態による後戻りの機構により直線的にワークフロー
のルールを定義した場合においても、実行時に自動的に
繰り返しを行うことができるようになっている。また、
大規模なワークフローも小さなルール群として実現され
ているために、部分的な実行が可能であり、再試行によ
る部分的なタスクを繰り返し実行することができる。
【0008】このように柔軟性を持ったワークフローシ
ステムは、伝票処理等といった定型的な業務だけでな
く、他の業務にも使用されるようになり、例えば、数人
が文書、本、仕様書、プログラム等を共同で執筆するよ
うな仕事に対しても使われるようになっている。そし
て、上記したような複数の利用者が共同して執筆する場
合においては、最終プロダクト(成果文書)のみだけでは
なく中間プロダクトの管理をしたいという要求が発生し
ており、このような要求に応えるシステムとして、一般
にバージョン管理システムと呼ばれるものが既に存在す
る。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上記したように、文献
1のシステムでは、柔軟な運用を行うことができるが、
以下に示すような問題を引き起こしてしまう。例えば、
上記したグループ月報作成のタスクを実行するワークフ
ローは、通常月間報告書のことが意識される月末に実行
されるのに対して、個人月報作成のタスクを実行するワ
ークフローは、前記ワークフローより前に実行されると
いったことがある。また、一部のタスクを共有するよう
なワークフローが複数定義されている場合には、共有す
るタスクが他のワークフローによって先に実行されると
いったことがある。
【0010】このように、或るタスクを実行するワーク
フローの一部分を構成するタスクが時間的に先立って起
動されるということは大いに有り得ることであり、この
ような状況が発生すると、上記したグループ月報作成の
タスクの例を取って説明すると、既にメンバは個人月報
作成のタスクによってメンバ自身の月間報告書を作成し
ているにもにもかかわらず、リーダによるグループ月報
作成のタスクを実行するワークフローにより個人月報作
成のタスクが再度実行されることとなり、リーダから渡
された月間報告書のフォームに、既に作成した報告書の
内容を転記する等といった余計な作業が発生してしまう
ことになる。
【0011】また、ワークフローシステムには、ワーク
フローに沿って各タスクの状態を追跡する機能を有する
ものが存在するが、上記したように既に実行されたタス
クは後続のワークフローとは関連がないとして扱われて
しまうために既に実行されたタスクに関連するタスクに
対する追跡経路が断たれてしまうことになる。上記した
ことは、文献1に示されたシステムだけでなく、一般の
ワークフローシステムにおいても解決することができな
い。
【0012】また、ワークフロー支援システムにおい
て、中間プロダクトの管理をしたいという要求に対し
て、バージョン管理システムを用いる場合においては、
当該バージョン管理システムはワークフロー支援システ
ムとは独立に存在しているために、二つのシステムのプ
ロダクト及びその管理情報の関連付けをユーザが手作業
などで行って管理しておかなければならない。
【0013】本発明は上記した従来の事情に鑑みてなさ
れたもので、時間的に先行して実行されているタスク
を、後に実行されるワークフローに容易且つ適切に接続
することのできるワークフロー支援システムおよび方法
を提供することを目的としている。また、本発明は、上
記した目的に加え、或るタスクに対する再実行が発生し
た場合において、再実行が発生した時点におけるタスク
によるプロダクトを容易に管理することのできるワーク
フロー支援システムを提供することを目的としている。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記した目的を達成する
ために本発明に係るワークフロー支援システムは、ルー
ルに従った複数のタスクから成るワークフローを支援す
るワークフロー支援システムにおいて、タスクの実行要
求を受け付ける実行要求受付手段と、受け付けられたタ
スクの実行要求を一時的に格納する処理待ちタスク格納
手段と、格納された実行要求に該当するタスクをルール
に従って他のタスクを実行することにより実行するルー
ル解釈実行手段と、実行要求に該当するタスクに関する
履歴情報を管理する履歴管理手段と、処理待ちタスク格
納手段に格納された新たな実行要求に該当するタスクに
関する履歴情報が既に履歴格納手段に格納されている場
合に、新たな実行要求の要求元に当該履歴情報を通知す
るタスク履歴単一化手段と、を備えたことを特徴とす
る。
【0015】ここで、履歴情報とは、タスクによる実行
によって得られた成果物を特定する情報、タスクの実行
状況に関する情報等といった情報のことをいう。
【0016】本発明に係るワークフロー支援システム
よび方法では、基本的には、実行要求受付手段がタスク
の実行要求を受け付け、処理待ちタスク格納手段が受け
付けられたタスクの実行要求を一時的に格納し、ルール
解釈実行手段が格納された実行要求に該当するタスクを
ルールに従って他のタスクを実行することにより実行
し、履歴管理手段が実行要求に該当するタスクに関する
履歴情報を管理する。そして、処理待ちタスク格納手段
に格納された新たな実行要求に該当するタスクに関する
履歴情報が既に履歴格納手段に格納されている場合に
は、タスク履歴単一化手段が新たな実行要求の要求元に
当該履歴情報を通知する。
【0017】したがって、時間的に先行して実行されて
いるタスクを再度実行させることなく、当該タスクに関
する履歴情報をタスクの実行要求元に通知することがで
きる。
【0018】また、本発明に係るワークフロー支援シス
テムは、更に、或るタスクを実行するために実行すべき
他のタスクを規定したルールを保持するルール群格納手
段と、関連するタスクに関する履歴情報同士を結び付け
る接続情報を格納する接続情報格納手段と、を備え、前
記ルール解釈実行手段は、更に、実行要求に該当するタ
スクと実行すべき他のタスクとの履歴情報を結び付ける
接続情報を接続情報格納手段に格納し、前記タスク履歴
単一化手段は、更に、処理待ちタスク格納手段に格納さ
れた新たな実行要求に該当するタスクに関する履歴情報
が既に履歴格納手段に格納されている場合に、新たな実
行要求に該当するタスクに関する履歴情報と前記既に格
納されているタスクに関する履歴情報とを同一のタスク
に関する履歴情報として前記接続情報に反映させること
を特徴とする。
【0019】上記したワークフロー支援システムでは、
ルール解釈実行手段が、実行要求に該当するタスクと実
行すべき他のタスクとの履歴情報を結び付ける接続情報
を接続情報格納手段に格納する。そして、処理待ちタス
ク格納手段に格納された新たな実行要求に該当するタス
クに関する履歴情報が既に履歴格納手段に格納されてい
る場合に、タスク履歴単一化手段が、新たな実行要求に
該当するタスクに関する履歴情報と前記既に格納されて
いるタスクに関する履歴情報とを同一のタスクに関する
履歴情報として前記接続情報に反映させる。
【0020】したがって、時間的に先行して実行された
タスクを含むワークフローに属するタスクの履歴情報
と、前記実行されたタスクを含む別のワークフローに属
するタスクの履歴情報とを接続することができ、例え
ば、先行して行われたタスクの子となるタスクの履歴情
報を、前記先行して行われているタスクの実行要求を後
におこなった側から得ることができる等といったよう
に、関連するタスクの履歴情報を得ることができる。
【0021】また、本発明に係るワークフロー支援シス
テムは、更に、実行要求受付手段によって既に実行され
たタスクの再実行の要求が受け付けられた場合に、当該
タスクに関する履歴情報に含まれている文書情報を退避
する退避手段を備えたことを特徴とする。上記したワー
クフロー支援システムでは、実行要求受付手段によって
既に実行されたタスクの再実行の要求が受け付けられた
場合に、退避手段が当該タスクに関する履歴情報に含ま
れている文書情報を退避する。したがって、その再実行
が行われる前のタスクに関する文書情報を退避して、後
に利用等することができる。
【0022】
【発明の実施の形態】本発明に係るワークフロー支援シ
ステムの一例を図1を参照して説明する。なお、同図
は、ワークフロー支援システムの一部分を表している。
このワークフロー支援システムは、ネットワークNを介
した複数の情報処理装置Cによって構成されており、各
情報処理装置Cは、ルール群格納部1と、入力受付部2
と、処理待ちタスク格納部3と、タスク履歴格納部4
と、タスク接続情報格納部5と、ルール解釈実行部6
と、タスク履歴ルール化処理部7と、を備えている。
【0023】ルール群格納部1は、或るタスクを実行す
るために実行すべき他のタスクを規定したワークフロー
を実現するためのルールを保持する。本実施例では、図
2(a)に示すように、当該ルールを適用するタスクに
対する条件を記述した条件部と、実行すべき他のタスク
を記述した実行部とを有している。なお、同図中では”
←”以前が条件部であり、以降が実行部である。ここ
で、括弧前の記述がタスク名を表しており、括弧内の第
1引数は当該タスクの遂行者、第2引数以降の引数は、
当該タスクにおいて必要とする入出力の情報又は電子文
書を特定する情報を表すものである。また、各引数にお
ける”?”は変数であることを示しており、ルールにお
ける変数名は、同一名のものが同一値を持つものである
という関係を示していればよく、名前そのものはルール
適用後に破棄されて構わない。
【0024】そして、”←”は含意(〜ならば)を示し、
例えば、”a←b,c.”は”b”且つ”c”ならば”
a”であるといったことを示している。この後ろ向き推
論による証明過程を手続き的に解釈すれば、”a”が達
成(証明)されるためには”b”と”c”がともに達成さ
れなければならず、ゆえに”a”のタスクが起動(達成
しなければならないものとして発生)された場合には”
b”,”c”のタスクを起動することを意味している。
なお、”b”と”c”とは同時(並列)に実行することも
許されている。
【0025】また、ルール群格納部1は、履歴ルール化
処理部7によって作成される、例えば、”個人月報作成
(A, 10月度, 情報格納域1).”といった形式のルールを
保持する。このルールは、常に即座に成立する意味持っ
た述語”true”によって記述された”ルール個人月報作
成(A, 10月度, 情報格納域1)← true.”と等価である。
なお、以下、このルールのことをfact形式ルールと
いう。
【0026】このfact形式ルールは、当該ルール中
の条件部に適合するタスクの履歴情報をタスク履歴格納
部4から特定することのできるルールであり、ルール解
釈実行部6に以下の処理を行わせる機能を有している。
すなわち、当該ルールを適用するタスクの実行要求元の
タスク接続情報格納部5を検索して当該実行要求に該当
するタスクの親タスクのタスクIDを取得し、当該タス
クIDと当該ルールが特定する履歴情報のタスクのタス
クIDとを親子関係として対応付けて、実行要求を受け
取った側のタスク接続情報格納部5に追加するといった
機能と、当該ルールを適用したタスクの履歴情報に、当
該ルールが特定する履歴情報のタスクのタスクIDを付
加して要求元に通知するといった機能とが含まれてい
る。
【0027】入力受付部2は、タスクの実行要求を受け
付けて、当該実行要求を処理待ちタスク格納部3に格納
する。一度実行されたタスクの再実行要求の場合には、
実行されたことによって通知された履歴情報中の状態
が”再実行”と変更されることによって受け付けて、状
態が変更された履歴情報を実行要求として処理待ちタス
ク格納部3に格納する。
【0028】また、入力受付部2は、再実行の要求を受
け付けた場合には、後述するようにルール解釈実行部6
から通知される適用可能なルールを表示出力し、ルール
に対するユーザによる選択入力を受け付け、受け付けた
ルールをルール解釈実行部6に通知する。
【0029】処理待ちタスク格納部3は、入力受付部2
或いはルール解釈実行部6からタスクの実行要求を一時
的に格納する。
【0030】タスク履歴格納部4には、タスクに関する
履歴情報が図2(d)に示すようなタスクテーブルとし
て格納される。タスクテーブルは、タスクIDと、タス
ク名と、状態と、遂行者と、複数の項目とを有してい
る。タスクIDは、タスクを識別する当該ワークフロー
支援システムにおいてユニークな値である。なお、この
値は、例えば、ネットワーク上での当該環境をユニーク
に指し示すアドレスと、当該環境でユニークな値を組み
合わせることにより簡単に生成することができる。
【0031】タスク名は、当該タスクに付けられている
名前である。なお、当該タスク名が同一であっても、以
下の遂行者や項目が異なっている場合には、同一のタス
クとはみなされない。状態は、当該タスクの状態を表し
ており、例えば、実行待ち、実行中、完了、再実行、失
敗等といったものがある。遂行者は、当該タスクを実行
すべき遂行者を表している。複数の項目は、当該タスク
において必要とする情報、例えば、入出力において用い
る文書情報を特定する情報等である。本実施例では、文
書情報が格納されている領域名となっている。
【0032】タスク接続情報格納部5には、関連するタ
スクに関する履歴情報同士を結び付ける接続情報が図3
(c)(d)に示すプロセステーブル及び接続情報テー
ブルとして格納される。プロセステーブルには、或るタ
スクのタスクIDと当該タスクを実行させた親タスクの
タスクIDとの対応付けを格納する。接続情報テーブル
は、同一のタスクであると判断されたタスク同士のタス
クIDの対応付けを格納する。
【0033】ルール解釈実行部6は、処理待ちタスク格
納部3からタスクの実行要求を取り出し、以下に示すS
LD反駁処理を行う。すなわち、処理待ちタスク格納部
3から取り出した実行要求に状態”再実行”が含まれて
いる場合には、まず、実行要求に含まれている文書情報
を退避する退避処理を行った後に、ルール群格納部1か
ら実行要求に適合するルールを検索して、実行要求を行
った要求元の入力受付部2に通知し、当該入力受付部2
からの通知に基づいてルールを特定する。
【0034】一方、処理待ちタスク格納部3から取り出
した実行要求の状態が”再実行”以外の場合には、ルー
ル群格納部1に格納されたルールから実行要求に適合す
る先頭のルールを検索して特定する。なお、適合したル
ールがない場合には、当該実行要求に含まれている遂行
者宛に当該実行要求を通知し、遂行者自身に処理を行わ
せることによりタスクの実行を行う。
【0035】ここで、ルールが実行要求と適合すると
は、実行要求とルールの条件部とのタスク名が同一であ
り、且つ、各項目が一致している、若しくは、一致して
いない項目があるがこの項目において一方が変数であ
る、若しくは、項目の双方が変数であるといった状態に
あることをいう。そして、適合する場合において、同一
の項目に対して一方が変数で他方が定数であれば、変数
を定数に変換し、また、項目の双方が変数であれば、そ
れらは同一の変数であるとして、以降の処理に反映させ
る。例えば、ルール側の項目が定数であり且つ実行要求
が変数である場合には、実行要求の変数をルール中の定
数に置き換えてタスクテーブルに反映させ、ルール側の
項目が変数であり且つ実行要求が定数である場合には、
ルール中の同一変数名の変数すべてを実行要求の定数に
置き換え、置き換えたルールを当該実行要求に対するル
ールとして後続する処理に反映させる。
【0036】そして、特定されたルールがfact形式
ルールでない場合には、ルールの実行部に記述されてい
る他のタスクに対する実行要求を処理待ちタスク格納部
3に格納して、取り出したタスクのタスクIDとルール
に従って実行要求が出されたタスクのタスクIDとを対
応付けてプロセステーブルに格納し、当該タスクが終了
した後に要求元に当該タスクの履歴情報を通知する。ま
た、特定されたルールがfact形式ルールである場合
には、当該ルールの持っている機能を実行する。
【0037】また、ルール解析実行部6は、他の情報処
理装置を含むルール解析実行部6に実行要求を行ったタ
スクの返答の履歴情報を受け付け、当該結果に要求した
タスク以外のタスクのタスクIDが付加されている場合
には、実行要求に対応するタスクIDと履歴情報に付加
されたタスクIDとを同一のタスクを表すタスクIDと
して接続情報テーブルに追加する。
【0038】タスク履歴ルール化処理部7は、ルール解
釈実行部6によって実行を開始されたタスクに基づいて
fact形式ルールを作成し、ルール群保持部1に追加
格納する。このルールを追加格納する処理は、Prolog言
語で一般にassertaという名前のついた副作用を伴う組
み込み述語によって、例えば?- asserta(個人月報作成
(A,10月度, 情報格納域1)).を実行したのと同様であ
る。
【0039】次に、上記したワークフロー支援システム
の動作を説明する。この動作説明においては、各メンバ
毎に情報処理装置が割り当てられ、A氏の情報処理装置
のルール群格納部1には図2(a)に示すルールが格納
され、グループリーダのB氏の情報処理装置のルール群
格納部1には図3(a)に示すルールが格納されている
場合を例にとって説明する。
【0040】まず、A氏が10月の初めに自分のために
タスク”個人月報作成(A, 10月度,情報格納域1)”の実
行要求を入力受付部2により入力したとする。この場合
には、入力受付部2により処理待ちタスク格納部3に実
行要求が格納され、更に、実行が開始されるとタスク履
歴格納部4のタスクテーブルに図2(d)に示すタスク
ID”02001”のレコードが登録される。
【0041】一方、ルール解釈実行部6を中心として図
4に示す処理が行われている。すなわち、ルール解釈実
行部6が一定時間毎に処理待ちタスク格納部3に実行要
求が存在するか否かを検出し(ステップS1、2)、上
記したように、実行要求が格納されている場合には、処
理待ちタスク格納部3から実行要求をゴール(SLD反
駁処理における最終目的)として取り出し(ステップS
3)、SLD反駁処理を行う。
【0042】まず、このSLD反駁処理を実行するにあ
たって、ルール解釈実行部6は、ゴールに状態”再実
行”が含まれているか否かを検出する(ステップS
4)。そして、含まれていると検出した場合には、以前
に実行したタスクにおいて使用した電子文書を保持する
退避処理を行う。すなわち、新たな電子文書を格納する
領域を確保し、前回タスクにおいて使用した電子文書を
前記確保した領域にコピーし、ゴールに含まれている電
子文書の領域名を表す項目を新たにコピーした領域名に
置換する(ステップS5〜S7)。
【0043】次いで、ゴールに適合するルールをルール
群格納部1から検索し、要求元の入力受付部2に通知し
て、ユーザによる選択入力を受け付け、ユーザによって
入力されたルールを特定する(ステップS8、S9)。
一方、含まれていないと検出した場合には、ゴールに適
合するルールをルール群格納部1から検索してルールを
特定する(ステップS10)。
【0044】そして、ルールが特定された場合には、履
歴ルール化処理部7がゴールをルール群格納部1に追加
格納し(ステップS11)、SLD反駁処理を継続する
(ステップS12)。
【0045】上記した処理によると、上記した実行要求
があった場合には、当該実行要求がゴールとして取り出
され、当該ゴールには状態”再実行”が含まれていない
ので、ルール解釈実行部6は、実行要求に適合するルー
ルをルール群格納部1から検索して特定する。これによ
り、図2(d)に示すルールが適合可能であると特定さ
れる。ここで、ルール解釈実行部6は、ルール中の変
数”?個人”、”?月度”、”?個人月報”をそれぞ
れ、定数”A”、”10月度”、”情報格納域1”と変
換する。
【0046】そして、タスク履歴ルール化処理部7が図
2(b)に示すように当該ゴールをfact形式ルール
としてルール群格納部1のルール群の先頭に追加する。
次いで、ルール解釈実行部6が前記特定されたルールの
実行部に記述されている最初のタスクを、実行要求とし
て、処理待ちタスク格納部3に格納する。これにより、
このタスクの履歴情報がタスク履歴格納部4に図2
(d)のタスクテーブルに示すタスクID”0200
2”のレコードとして登録される。そして、ルール解釈
実行部6は、このタスクのタスクID”02001”と
当該タスクによって実行要求が行われたタスクのタスク
ID”02002”とを図2(e)に示すようにプロセ
ステーブルに格納する。これによって、関連するタスク
同士の履歴情報を結び付けることができる。
【0047】また、上記したタスクID”02002”
のタスクの実行要求もゴールとして取り出され、ルール
解釈実行部6により実行されることになる。なお、この
タスクには、ルールが記述されていないので、ルール解
釈実行部6は遂行者”A”(すなわち、A氏)によって
処理させることにより実行する。このタスクについて
も、履歴ルール化処理部7により図2(c)に示すよう
に当該ゴールがfact形式ルールとしてルール群格納
部1のルール群の先頭に追加される。上記したようにし
て、ルールに記述されている他のタスクについても上記
同様な処理が行われていくこととなり、タスク”個人月
報作成(A, 10月度, 情報格納域1)”が実行されることと
なる。
【0048】今度は、同じ月の月末近くになって、グル
ープリーダのB氏がタスク”グループ月報作成(B, 10月
度, 情報格納域10)”の実行要求を入力受付部2により
入力したとする。そうするとB氏の情報処理装置におい
て、上記したA氏の情報処理装置と同様な処理によっ
て、図3(a)に示すルールが実行要求に適合するとし
て特定され、当該ルールについて処理が行われることに
なる。これにより、B氏の情報処理装置のタスク履歴格
納部4のタスクテーブルは、図3(b)に示すようにな
り、タスク接続情報格納部5のプロセステーブルは、図
3(c)に示すようになる。
【0049】上記したSLD反駁処理において、ルール
中のタスク”個人月報作成(A, 10月度, ?個人月報1)”
は、遂行者がA氏であるので、当該タスクの実行要求
は、当該タスクのタスクID”01022”を含んで、
A氏の情報処理装置の処理待ちタスク格納部3に送信さ
れる。
【0050】このタスクの実行要求がA氏の情報処理装
置に送信されると、A氏の情報処理装置では、当該実行
要求に該当するタスクが実行されることとなる。すなわ
ち、A氏の情報処理装置においては、ルール解釈実行部
6が実行要求に適合するルールを検索して特定する。こ
の時には、”個人月報作成(A, 10月度,情報格納域1).”
といったfact形式ルールが特定される。このよう
に、fact形式ルールが特定された場合には、既に該
当するタスクが行われていることを意味している。ここ
では、実行要求に含まれている変数”?個人月報1”の値
は 定数”情報格納域1”と変換される。そして、ルール
解釈実行部6は、当該fact形式ルールの持っている
機能を実行する。すなわち、ルール解釈実行部6は、B
氏の情報処理装置の図3(c)に示すタスク接続情報格
納部5のプロセステーブルを検索して当該実行要求に該
当するタスクの親タスクのタスクID”01021”を
取得し、当該タスクID”01021”を当該ルールが
特定するタスクのタスクID”02001”の親タスク
として対応付けて、図2(e)に示すようにタスク接続
情報格納部5のプロセステーブルに追加し、当該ルール
を適用した履歴情報”個人月報作成(A, 10月度, 情報格
納域1)”に当該ルールが特定するタスクのタスクID”
02001”を付加してB氏の情報処理装置に通知す
る。
【0051】そして、B氏の情報処理装置のルール解釈
実行部6は、履歴情報に他のタスクのタスクID”02
001”が付加されているので、当該タスクID”02
001”と自己の実行要求に該当するタスクのタスクI
D”01022”とを対応付けてタスク接続情報格納部
5の接続情報テーブルに格納する。
【0052】このように、B氏が実行要求を行ったタス
クを既にA氏が実行している場合には、A氏が何もしな
くともB氏の元に当該タスクの履歴情報”個人月報作成
(A,10月度, 情報格納域1)”が返り、この履歴情報中
の”情報格納域1”に既に報告書が格納されていれば、
B氏は報告書を取り出すことができる。また、履歴情報
中の状態を参照することにより、例えば、タスクが実行
中であるといったことを把握することもできる。
【0053】また、A氏及びB氏の情報処理装置のプロ
セステーブル及び接続情報テーブルを利用することによ
って、B氏は、自己の実行要求に含まれており、且つ、
既に実行されているタスクに関連するタスクの履歴情報
を参照等することができ、また、A氏は、自己が実行さ
せたタスクを後に必要としたタスクに関連するタスクの
履歴情報を参照等することができる。
【0054】例えば、B氏は、実行要求を行ったタスク
のタスクID”01022”により、自己の情報処理装
置の接続情報テーブルから既に行われている該当するタ
スクのタスクID”02001”を得ることができ、更
に、このタスクID”02001”により、A氏の情報
処理装置のプロセステーブルから子となるタスクのタス
クID”02002”を得ることができ、当該タスクI
D”02002”により、A氏の情報処理装置のタスク
履歴格納部5を検索することにより、このタスクの履歴
情報を得ることができる。
【0055】また、A氏は、実行要求を行ったタスクの
タスクID”02001”により、自己の情報処理装置
のプロセステーブルを参照することにより、当該タスク
を後に要求した親タスクのタスクID”01021”を
得ることができ、このタスクID”01021”により
タスクの履歴情報を得ることができる。このように、既
に実行されたタスクを含むワークフロー、及び、前記タ
スクを含むワークフローに属するタスクの履歴情報を容
易に辿ることができる。
【0056】なお、上記した例では、履歴情報が同一の
タスクのものであることを表すための接続情報として、
タスクIDを用いていたが、これに限らず、例えば、”
個人月報作成(A, 10月度, 情報格納域1)”を用いてもよ
く、要は、同一のタスクの履歴情報をユニークに取り出
すことが保証されるものであればよい。
【0057】次に、例えば、一度実行して得られたA氏
による報告書に満足できない部分があり、B氏が修正を
求めるような場合に行われる再実行について説明する。
上記したグループ月報作成タスクを実行すると、B氏の
元に履歴情報”個人月報作成(A, 10月度, 情報格納域
1)”が返ってくる。この履歴情報中には状態”達成”
(SLD反駁において論理的に真)といったものも含まれ
ている。ここで、結果として返ってきた履歴情報に含ま
れている領域名”情報格納領域1”で示されている領域
の報告書をB氏が参照して満足できない場合には、入力
受付部2によって当該返ってきた履歴情報中の状態を”
再実行”に設定し直すことによって、当該タスクを再実
行をさせることができる。
【0058】すなわち、入力受付部2は、状態が”再実
行”と変更されることによって再実行の要求を受け付け
て、状態”再実行”とされた履歴情報を実行要求として
処理待ちタスク格納部3に格納する。なお、以降におい
て、ルール解釈実行部6が当該実行要求を実行すること
となる。
【0059】ここで、ルール解析実行部6は、実行要求
中のタスクの項目を調べ、電子文書の格納域を指し示す
領域名”情報格納域1”が存在するので、新たな領域”
情報格納域1.1”を作成し、”情報格納域1”に存在する
電子文書を領域”情報格納域1.1”が指し示す領域にコ
ピーする。そして、実行要求を”個人月報作成(A, 10月
度, 情報格納域1.1)”として、A氏の情報処理装置に送
信する。なお、”再実行”であることを示す状態を含め
て送信される。そして、A氏の情報処理装置のルール解
釈実行部6は前記送信された実行要求を受け付け、状
態”再実行”が含まれているので、適用可能なルールを
検索して、当該ルールをB氏の情報処理装置の入出力受
付部2によって適用するルールの選択入力を受け付け、
選択されたルールを用いてSLD反駁を行う。
【0060】このSLD反駁によって、A氏が”情報格
納域1.1”に格納されている電子文書を編集する可能性
があるが、前回の実行において作成された電子文書は”
情報格納域1”にそのまま保持させておくことができ
る。また、適用するルールを変えて再実行することがで
きるので、ユーザが細かくタスクの実行をコントロール
することができる。また、タスクの要求者とタスクの遂
行者との間で満足な結果が得られるまでタスクを繰り返
して行うことができる。つまり、直線的なタスクの流れ
を記述したルールであってもタスクを繰り返して行うこ
とができる。
【0061】上記した再実行が繰り返し行われると、実
行の都度作成される電子文書(プロダクト)が保持され
ることとなり、当該プロダクトを指し示すfact形式
ルールがルール群格納部1に順次蓄積されることとな
る。なお、fact形式ルールに注目すると時間的に新
しいプロダクトを指し示すルールから順にルール群格納
部1に並ぶことになる。
【0062】ここで、過去の文書を参照する場合とし
て、しばらく時間が経過した後に、C氏がA氏の10月度
の報告書を参照する場合を例にとって説明する。この場
合には、C氏が図5に示すルールを予め記述してルール
群格納部1に、保持させておき、入力受付部2に実行要
求”個人月報入手(C, A, 10月度, ?_)”を入力すればよ
い。これにより、ルール解析実行部6がタスク”個人月
報作成”の履歴情報をC氏に返送し、更にタスク”入手
文書確認”の処理を実行するようにC氏自身に要請す
る。
【0063】この時に、タスク”個人月報作成”によっ
て得られた履歴情報の指し示す報告書がC氏の求めてい
るプロダクトでない場合には、C氏がタスク”入手文書
確認”のタスク状態を”失敗”として設定すれば、ルー
ル解釈実行部6がタスク”個人月報作成”に対して前回
実行したルールの次のルールを適用し、再度C氏に履歴
情報を返送し、再度、タスク”入手文書確認”の処理を
実行するようにC氏自身に要請する。したがって、報告
書に複数のバージョンがあった場合には、上記した処理
を繰り返し行うことによって、所望するバージョンの報
告書を入手することができる。なお、このようなよく使
われるルールについては予め用意しておくことが望まし
く、また、タスクの名前づけの規則を決めておくことに
よって、用意しているルールを複数の人が効率よく利用
することができるようになる。
【0064】ここで、上記したルールの表現を見ると、
ルール解釈実行部6が実行する処理、例えば、或るユー
ザに対する文書作成の依頼処理、既に書かれている文書
の提出処理、既に書かれている文書から必要な文書を検
索する処理のいずれであっても、全く同様のルール表現
で行える。したがって、ユーザ自身は、ルール解釈実行
部6による処理に応じてルール表現を使い分けるといっ
たような面倒なことを行わなくともよい。
【0065】なお、上記した実施例では、ルール解釈実
行部6がタスク履歴ルール化処理部7によって作成され
たルールを実行することにより、特許請求の範囲にいう
タスク履歴単一化手段を構成していたが、これに限ら
ず、別の機能部によってタスク履歴単一化手段を構成す
ることもできる。
【0066】なお、上記した実施例では、各情報処理装
置それぞれが同様に各機能部を備えていたが、これに限
らず、例えば、一つの情報処理装置がルール群格納部を
持ち、他の情報処理装置は当該ルール群格納部を利用す
ることができる構成にしてもよく、要は、各情報処理装
置において各機能部の機能を利用することができれば、
各機能部がどこにあってもよい。また、上記した実施例
では、複数の情報処理装置を用いていたが、単一の情報
処理装置においても本発明を適用することができる。
【0067】なお、上記した各機能手段はプロセッサが
(ROM、RAM等に予め格納された)制御プログラム
を実行することにより構成されるが、本発明ではこれら
機能手段を独立したハードウエア回路として構成しても
よい。また、本発明は上記の制御プログラムをフロッピ
ーディスクやCD−ROM等といったコンピュータが読
み取り可能な記憶媒体として把握させておき、当該制御
プログラムを記憶媒体から読み取ってプロセッサに実行
させることにより、本発明に係る処理を実行させること
もできる。
【0068】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係るワー
クフロー支援システムおよび方法では、新たな実行要求
に該当するタスクに関する履歴情報が既に存在する場合
には、新たな実行要求の要求元に当該履歴情報を通知す
るようにしたために、時間的に先行して実行されている
タスクを再度実行させることなく、当該タスクに関する
履歴情報をタスクの実行要求元に通知することができ、
ユーザに作業を強いることがない。また、本発明に係る
ワークフロー支援システムでは、実行要求に該当するタ
スクと実行すべき他のタスクとの履歴情報を結び付ける
とともに、新たな実行要求に該当するタスクに関する履
歴情報が既に存在する場合に、新たな実行要求に該当す
るタスクに関する履歴情報と前記既に存在するタスクに
関する履歴情報とを同一のタスクに関する履歴情報とし
て結び付けるようにしたために、時間的に先行してタス
クを実行させたワークフローに属するタスクの履歴情報
と、前記実行されたタスクを含む別のワークフローに属
するタスクの履歴情報とを接続することができ、関連す
るタスクの履歴情報を辿ることができる。更に、本発明
に係るワークフロー支援システムでは、一度実行したタ
スクに対する再度の実行要求が発生した際に、前回の実
行結果を退避するようにしたために、後に利用等するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例に係るワークフロー支援シ
ステムの一部である。
【図2】 本発明の一実施例に係るA氏の情報処理装置
に保持された各種情報を説明する図である。
【図3】 本発明の一実施例に係るB氏の情報処理装置
に保持された各種情報を説明する図である。
【図4】 本発明の一実施例に係るルール解釈実行部を
中心として実行される処理を表すフローチャートであ
る。
【図5】 本発明の一実施例に係る過去の文書を参照す
る場合のルールである。
【符号の説明】
1・・ルール群格納部、 2・・入力受付部、3
・・処理待ちタスク格納部、 4・・タスク履歴格納
部、5・・タスク接続情報格納部、 6・・ルール解
釈実行部、7・・タスク履歴ルール化処理部。

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ルールに従った複数のタスクから成るワー
    クフローを支援するワークフロー支援システムにおい
    て、 タスクの実行要求を受け付ける実行要求受付手段と、 受け付けられたタスクの実行要求を一時的に格納する処
    理待ちタスク格納手段と、 格納された実行要求に該当するタスクをルールに従って
    他のタスクを実行することにより実行するルール解釈実
    行手段と、 実行したタスクに関する履歴情報を管理する履歴管理手
    段と、 処理待ちタスク格納手段に格納された新たな実行要求に
    該当するタスクに関する履歴情報が既に履歴格納手段に
    格納されている場合に、新たな実行要求の要求元に当該
    履歴情報を通知するタスク履歴単一化手段と、を備えた
    ことを特徴とするワークフロー支援システム。
  2. 【請求項2】請求項1に記載したワークフロー支援シス
    テムにおいて、 更に、或るタスクを実行するために実行すべき他のタス
    クを規定したルールを保持するルール群格納手段と、 関連するタスクに関する履歴情報同士を結び付ける接続
    情報を格納する接続情報格納手段と、を備え、 前記ルール解釈実行手段は、更に、実行要求に該当する
    タスクと実行すべき他のタスクとの履歴情報を結び付け
    る接続情報を接続情報格納手段に格納し、 前記タスク履歴単一化手段は、更に、処理待ちタスク格
    納手段に格納された新たな実行要求に該当するタスクに
    関する履歴情報が既に履歴格納手段に格納されている場
    合に、新たな実行要求に該当するタスクに関する履歴情
    報と前記既に格納されているタスクに関する履歴情報と
    を同一のタスクに関する履歴情報として前記接続情報に
    反映させることを特徴とするワークフロー支援システ
    ム。
  3. 【請求項3】請求項1又は請求項2に記載したワークフ
    ロー支援システムにおいて、 更に、或るタスクを実行するために実行すべき他のタス
    クを規定したルールを保持するルール群格納手段と、 前記タスク履歴単一化手段による処理待ちタスク格納手
    段に格納された新たな実行要求に該当するタスクに関す
    る履歴情報が既に履歴格納手段に格納されている場合
    に、新たな実行要求の要求元に当該履歴情報を通知する
    機能、又は、新たな実行要求に該当するタスクに関する
    履歴情報と前記既に格納されているタスクに関する履歴
    情報とを同一のタスクに関する履歴情報として前記接続
    情報に反映させる機能をルールとして作成してルール群
    格納手段に格納させるタスク履歴ルール化手段を備え、 前記タスク履歴単一化手段は、タスク履歴ルール化手段
    によって作成されたルールをルール解釈実行手段が実行
    することにより該当する機能を実行することを特徴とす
    るワークフロー支援システム。
  4. 【請求項4】請求項2又は請求項3に記載したワークフ
    ロー支援システムにおいて、 更に、実行要求に合致するルールを表示出力し、ルール
    解釈実行手段に従わせるルールの選択を受け付ける実行
    方法受付手段を備え、 前記ルール解釈実行手段は、当該受け付けたルールに従
    ってタスクを実行することを特徴とするワークフロー支
    援システム。
  5. 【請求項5】請求項4に記載したワークフロー支援シス
    テムにおいて、 更に、実行要求受付手段によって既に実行されたタスク
    の再実行の要求が受け付けられた場合に、当該タスクに
    関する履歴情報に含まれている文書情報を退避する退避
    手段を備えたことを特徴とするワークフロー支援システ
    ム。
  6. 【請求項6】コンピュータを用いて構築されたワークフ
    ロー支援システムにより、ルールに従った複数のタスク
    から成るワークフローを支援するワークフロー支援方法
    において、 受け付けたタスクの実行要求を処理待ちタスクとして
    ンピュータが備えるタスク格納手段が一時的に格納し、 当該格納された実行要求に該当するタスクをコンピュー
    タが備えるルール解釈実行手段がルールに従って他のタ
    スクを実行することにより実行し、 当該実行した実行要求に該当するタスクに関する履歴情
    報をコンピュータが備える履歴管理手段が管理し、 処理待ちタスクとして格納された新たな実行要求に該当
    するタスクに関する履歴情報が既に管理されている場合
    には、コンピュータが備えるタスク履歴単一化手段が
    該新たな実行要求の要求元に当該履歴情報を通知するこ
    とを特徴とするワークフロー支援方法。
  7. 【請求項7】ルールに従った複数のタスクから成るワー
    クフローを支援する処理をコンピュータに実行させるプ
    ログラムを、コンピュータにより読み取り可能に記憶し
    た記憶媒体において、 受け付けたタスクの実行要求を処理待ちタスクとしてメ
    モリに一時的に格納する機能と、 当該格納された実行要求に該当するタスクをルールに従
    って他のタスクを実行することにより実行する機能と、 当該実行した実行要求に該当するタスクに関する履歴情
    報を管理する機能と、 処理待ちタスクとして前記メモリに格納された新たな実
    行要求に該当するタスクに関する履歴情報が既に管理さ
    れている場合には、当該新たな実行要求の要求元に当該
    履歴情報を通知する機能と、をコンピュータに実現する
    プログラムを記憶したこと特徴とする記憶媒体。
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