JP3462561B2 - 薬物投与器具 - Google Patents

薬物投与器具

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JP3462561B2 JP06486494A JP6486494A JP3462561B2 JP 3462561 B2 JP3462561 B2 JP 3462561B2 JP 06486494 A JP06486494 A JP 06486494A JP 6486494 A JP6486494 A JP 6486494A JP 3462561 B2 JP3462561 B2 JP 3462561B2
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本発明は、血栓、動脈硬化等の各
種疾患の治療、及び、PTCA等の治療後の再閉塞に対
する治療を目的としてカテーテルの先端に装着して使用
される薬物投与器具に関し、特に、超音波と電気泳動を
併用した薬物投与器具に関する。 【0002】 【従来の技術】たとえば、心筋梗塞は、冠動脈において
血栓或いは動脈硬化のために血行が閉塞され、心筋に十
分酸素が供給されなくなり、心筋が壊死に到る病気であ
る。 【0003】この心筋梗塞の治療法の一つとして、内科
的血栓溶解療法がある。この内科的血栓溶解療法は、薬
物の経口投与、或いは、血管内注射により、血栓を薬物
により溶解させるものである。しかしながら、この内科
的血栓溶解療法は、薬物を血液に吸収させこの血液を体
内で循環させることにより、患部に薬物成分を投与する
ものであるので、投与した薬物の量に比べて患部に吸収
される薬物の量が非常に少ないので、患部に対する薬物
投与効率が非常に悪いという問題があった。また、有効
血中濃度を得るために薬物濃度を高めると他の臓器や器
官に副作用を生じるという問題があった。 【0004】一方、血栓部分に集中的に治療を行うもの
として、血管拡張療法等が知られている。この血管拡張
療法は、PTCA(percutaneous tra
nsluminal coronary angiop
lasty:経皮的冠動脈形成術)とも呼ばれており、
X線透視下に患者の大腿部より経皮的に冠動脈入口まで
ガイドカテーテルを導入し、その先端にバルーンの付い
たカテーテルをガイドワイヤーの誘導によって病変部位
へ到達させ、そこでバルーンを膨張させることにより、
冠動脈の狭窄を拡張し、冠血流量を増加させる方法であ
る。 【0005】しかしながら、この血管拡張療法において
は、手術後数ヵ月以内に再狭窄が30〜50%という高
い率で発生するという問題がある。このため、手術から
一定期間経過後に、冠動脈造影法により再検査を行い、
再狭窄があった場合には、血管拡張療法を再度繰り返
し、狭窄が治療できない場合には、より大掛かりな冠動
脈バイパス手術を必要としていた。 【0006】また、再狭窄の防止のために、血管拡張療
法を実施する際に、ステントと呼ばれる金網状の円筒体
を血管の狭窄部に挿入し、バルーンを膨張させて円筒体
の直径を広げることにより血管の壁面を補強することが
行われている。しかしながら、この場合でも、極めて高
い頻度で再閉塞は発生している。 【0007】 【発明が解決しようとする課題】そこで、本発明は、患
部に対して効率的に薬物を投与して治療効果を高めるこ
とができる薬物投与器具を提供することを目的とする。 【0008】 【課題を解決するための手段】本発明は、超音波照射と
イオントフォレシスを併用して薬物を注入するためのカ
テーテルの先端に設けられて使用される薬物投与器具で
あって、圧電素子と、この圧電素子を挟むように設けら
れた第1及び第2の電極とからなる電極部と、この電極
部の近傍に設けられ前記カテーテルから供給される薬物
を患者に対して注入するための開口部と、前記患者に対
して電気的に接続される第3の電極を有し、前記第1及
び第2の電極の間には超音波周波数の電気信号が印加さ
れ、前記第3の電極と、前記第1と第2の電極のなかの
外側の電極との間に直流電圧が印加されることを特徴と
する。 【0009】 【作用】薬物は、濃度勾配及び電極間の電位差に応じた
電気泳動により生体組織内に吸収される。このとき、薬
物の適用部位に超音波が照射されることにより、照射部
位の生体組織が振動し、薬物が生体組織内に侵入し易く
なる。更に、薬物にも超音波が照射されるので、薬物の
拡散,浸透効果が改善される。また更に、超音波は電極
にも照射されるので、電極近傍での分極が防止され、電
極としての機能が十分維持される。 【0010】 【実施例】以下、図面を参照しながら実施例に基づいて
本発明の特徴を具体的に説明する。 【0011】図1(a),(b)は、本発明の超音波利
用薬物投与器具の第1の実施例を示す斜視図及び断面図
である。図において、1は、人体の器官内に挿入される
シリコンやテフロンからなるカテーテルの先端に取付け
られる、或いは、カテーテルの先端と一体になって形成
された円筒状の薬物投与器具である。薬物投与器具1に
は、電極部2と薬物注入部3が設けられている。 【0012】電極部2は、円筒状の圧電素子4と、この
圧電素子4の内周面の表面に、たとえば、銀の蒸着によ
り形成された筒状の内側電極5と、圧電素子4の外周面
の表面に同様に形成された円筒状の外側電極6とから構
成されている。なお、内側電極5は、その表面が絶縁物
で被覆されることにより外部に対して電気的に絶縁した
状態で設けられ、外側電極6は外部に対して電気的に露
出した状態で設けられている。内側電極5と外側電極6
には、それぞれリード線7及び8が接続されており、こ
れらのリード線7及び8は、カテーテルの内部に沿って
カテーテルの根元まで導出され、体外に引き出される。
また、薬物投与器具1の先端部は、円板状の蓋体9で覆
われている。電極部2の直径はたとえば約1mm、軸方
向の長さも約1mmである。但し、この寸法に限定され
るものではなく、治療の対象となる患部の種類や状態に
応じて種々変更することができる。 【0013】薬物注入部3は、矢印Aで示す薬物の搬送
方向に関して電極部2より上流側に設けられており、円
形の開口部10を有している。薬物は開口部10から矢
印B方向に噴出する。 【0014】図2は、各電極に印加される信号或いは電
圧を説明するための回路図である。前記電極部2の内側
電極5と外側電極6から導出されたリード線7と8は、
それぞれ絶縁トランス11の二次側巻線11Sの一方の
端子12aと他方の端子12bにそれぞれ接続される。
他方の端子12bは直流電源13を介して不関電極とし
て作用する人体接触用電極14に接続される。人体接触
用電極14は、治療の対象となる患者の皮膚に密着さ
れ、人体と直流電源13の一方の極を電気的に接続す
る。 【0015】また、絶縁トランス11の一次側巻線11
Pには、超音波信号電源15が接続され、また、一次側
巻線11Pの一方の端子が接地される。 【0016】なお、図2においては、直流電源13及び
超音波信号電源15は、模式的に図示されているが、実
際には、直流電源13としては、極性、電圧、印加時間
等を任意に設定することができる可変直流電圧源装置を
使用することができ、また、超音波信号電源15として
は、可変周波数発振器、可変出力増幅回路等からなるプ
ログラマブル超音波出力装置を使用することができる。 【0017】図3は、図1に示す薬物投与器具1を患部
にまで送り込むためのガイド部材の使用態様を示す説明
図である。ガイド部材16は、先端に図1に示す薬物投
与器具1が設けられたカテーテル17の外径より若干径
大の内径を有する可撓性のパイプから構成されており、
最初は同図(a)に示すように、薬物投与器具1をガイ
ド部材16の中に収納した状態で、ガイド部材16に力
を加えてガイド部材16の先端が患部近傍に到るまで血
管内を移動させる。このとき、ガイド部材16と共にカ
テーテル17も移動する。このときの移動方向は、挿入
を容易にするため、血液流の方向に対して順方向とす
る。そして、ガイド部材16の先端が患部近傍に近づい
たら、今度はカテーテル17のみに力を加えて、同図
(b)に示すように、薬物投与器具Aをガイド部材16
の先端から突出させる。そして、カテーテル17の根元
から液密状態で引き出されたリード線7,8に所定の信
号を印加すると共にカテーテル17の根元から矢印Cで
示すように薬物を注入する。 【0018】カテーテル17の根元は、薬物供給槽に直
接接続されるか、或いは、着脱可能なカップラを介して
接続される。また、カテーテル17の根元に開閉自在の
プラグを設け、薬物の注入の際にプラグを開けて、注射
器等により薬物の注入を行い、薬物投与時には、プラグ
を閉じるようにすることもできる。 【0019】図4は、図1に示す薬物投与器具1を使用
して血栓を治療する場合の作用を模式的に示す説明図で
ある。 【0020】図において、Dは血管、Eは血管Dの管
壁、Fは管壁Eにできた血栓、Gは皮膚、Hは血管dと
皮膚Gとの間の人体組織、Iは血液の流れる方向を、そ
れぞれ模式的に示すものである。 【0021】図4は、薬物投与器具1の電極部2を患
部、すなわち、血栓Fに対向する位置に移動させた状態
を示している。図3(b)に示すように、カテーテル1
7の根元からカテーテル17に内部に血栓治療用の溶液
状の薬物を注入すると、この薬物はカテーテル17に沿
って薬物投与器具1に設けられた薬物投与器具1まで到
る。薬物投与器具1の先端は蓋体9で閉塞されており、
薬物注入部3には開口部10が設けられているので、カ
テーテル17内を矢印Aの方向に沿って搬送されてきた
薬物は、矢印Bで示すように血管D内に注入される。血
管D内に注入された薬物は、血液流に押されて血栓F方
向に流れ、血栓Fの表面に薬物の成分が接触する。 【0022】また、電極部2の内側電極5と外側電極6
との間には、超音波周波数の電気信号が印加されるの
で、圧電素子4は超音波周波数で機械的に振動し、この
超音波振動が血栓F及び血栓F近傍の薬物に与えられ
る。このとき、この超音波振動は、矢印Jで示すよう
に、圧電素子4の面に対して垂直方向、すなわち、電極
部2の軸に対して垂直方向に放射されるので、血栓Fに
対して効率的に超音波振動が照射される。 【0023】血栓Fに超音波振動が照射されると、超音
波振動により血栓Fの組織が緩み薬物が吸収されやすく
なる。 【0024】更に、電極部2の外側電極6と人体接触用
電極14との間には直流電圧が印加されているので、矢
印Hで示すように、直流電源13の正電極→リード線8
→外側電極6→血液→血栓→管壁E→人体組織H→皮膚
G→人体接触用電極(不関電極)14→直流電源13の
負電極と電流が流れ、この電流の流れに伴って薬物の成
分が血栓Fの内部に浸透する。すなわち、イオントフォ
レシスとして知られているイオン泳動法を利用して、薬
物を血栓Fの内部に効率的に浸透させることができる。 【0025】イオントフォレシスは、吸収速度を高める
ための方法の一つであり、、たとえば、森本:「米国に
おけるTTS製剤の開発」,Therapeutic
Research,vol.10,no.3,198
9,pp169(889)〜180(900)に記載さ
れている。このイオントフォレシスは、イオン導入法ま
たはイオン浸透療法といわれ、一定の薬物を直流電流に
よって皮膚または粘膜を通して疼痛なく生体内に導入す
る一種の電気療法である(「医学大辞典」,南山堂,1
974年4月10日発行参照)。このイオントフォレシ
スによれば、濃度勾配に加えて電気泳動による薬物の吸
収が行われるので薬物吸収が促進されるという利点があ
る。また、超音波を照射することにより、イオントフォ
レシスに必要とされる電圧を下げることができるので、
心臓の近傍で使用する場合でも不整脈を誘発する恐れが
なくなる。 【0026】また、より少ない薬物投与量でより高い効
果が得られるので、副作用も減少する。 【0027】ところで、先に述べたように、上記外側電
極6には直流電圧が印加されるので、外側電極6の表面
近傍で分極が生じ、電位差による薬物注入の効果が低下
する恐れがあるが、本実施例においては、超音波は外側
電極6にも照射されているので、外側電極6の表面近傍
で微細液流が発生して分極が解消され、電極としての機
能が低下することがない。 【0028】図5は、本発明の第2の実施例を示す斜視
図である。第1の実施例との相違点は、カテーテル17
の側壁に開口部を設ける代わりに、薬物投与器具1の先
端部に開口部10aを設け、薬物投与器具1の先端部を
薬物注入部としたことである。この第2の実施例の薬物
投与器具の作用は、第1の実施例とほぼ同様であるが、
第2の実施例ではカテーテル17の先端が開口している
ので、カテーテルの内部にガイド用のワイヤー(図示せ
ず)を通してカテーテルをガイドすることができる。こ
の場合、カテーテルの外周に図3に示すようなガイド部
材を必要としないので、より細い血管内に薬物投与器具
1を挿入することができるという利点がある。 【0029】図6は、本発明の第3の実施例を示す斜視
図である。第3の実施例においては、電極部が、平板環
状の圧電素子4aと、この圧電素子4aの内側表面に被
着された環状の内側電極5aと、圧電素子4の外側表面
に形成された環状の外側電極6aとから構成されてい
る。なお、内側電極5aはその表面が絶縁物で被覆され
ることにより外部に対して電気的に絶縁した状態で設け
られ、外側電極6aは外部に対して電気的に露出した状
態で設けられている。 【0030】第3の実施例においては、圧電素子4a及
び電極5a,6aの中央に開口部10bが形成されてお
り、この開口部10bを介して薬物が矢印Lで示すよう
に前方に注入される。また、圧電素子4aはカテーテル
17の軸方向に振動するので、超音波エネルギも矢印L
で示すように前方に照射される。この第3の実施例にお
いては、圧電素子4a及び電極5a,6aの中央に開口
部10bが形成されているので、第2の実施例と同様に
ワイヤーによるガイドが可能である。 【0031】図7は、本発明の第4の実施例を示す斜視
図である。第4の実施例においては、電極部が、円板状
の圧電素子4bと、この圧電素子4bの内側表面に被着
された円板状の内側電極5bと、圧電素子4bの外側表
面に形成された円板状の外側電極6aとから構成されて
おり、この電極部によりカテーテル17の先端部が閉塞
されている。したがって、第4の実施例においては、薬
物を注入するための開口部10cがカテーテル17の側
壁に設けられている。第4の実施例においては、薬物は
側方に注入され、超音波は前方に照射される。 【0032】なお、上述の各実施例においては、電極部
をカテーテルの先端部に1個のみ設けたが、図8に示す
ように、カテーテルの軸に沿って分割された複数の電極
部2a,2a,・・を設けたり、図9に示すように、カ
テーテルの軸の沿って間隔をおいて複数の電極部2bを
設けるようにしてもよい。なお、このように電極部をカ
テーテルの軸に沿って分割するのは、カテーテルの軸に
沿って長い距離に渡って電極部を形成すると圧電素子は
通常は可撓性を持たないので、カテーテルの可撓性が失
われるからである。但し、圧電素子としてフッ素化合物
フィルム等の圧電材料からなる可撓性を有するフィルム
を使用することにより、図10に示すように、カテーテ
ルの軸に沿って長い距離に渡って電極部2cを形成する
ことができる。 【0033】なお、上記実施例においては、薬物投与器
具を血管内に挿入する場合を例に挙げて説明したが、本
発明はこれに限定されるものではなく、消化管や腫瘍内
に挿入することもできる。 【0034】なお、本発明の薬物投与器具により注入可
能な薬物としては、ヘパリン、ヒルディン、ウロキナー
ゼ、フォトフィリン(超音波感受性薬物)等がある。 【0035】 【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、患
部に対して、超音波照射とイオントフォレシスを併用す
るようにしたので、薬物の浸透圧の差だけで薬物の成分
を浸透させる場合に比べて、薬物の投与効果を著しく高
めることができる。しかも、超音波照射のための電極の
一部とイオントフォレシスのための電極を兼用したの
で、構成も簡単となる。
【図面の簡単な説明】 【図1】 本発明の超音波利用薬物投与器具の第1の実
施例を示す斜視図及び断面図である。 【図2】 図1に示す薬物投与器具の各電極に印加され
る信号或いは電圧を説明するための回路図である。 【図3】 図1に示す薬物投与器具を患部にまで送り込
むためのガイド部材の使用態様を示す説明図である。 【図4】 図1に示す薬物投与器具を使用して血栓を治
療する場合の作用を模式的に示す説明図である。 【図5】 本発明の第2の実施例を示す斜視図である。 【図6】 本発明の第3の実施例を示す斜視図である。 【図7】 本発明の第4の実施例を示す斜視図である。 【図8】 カテーテルの軸に沿って分割された複数の電
極部を設けた例を示す斜視図である。 【図9】 カテーテルの軸の沿って間隔をおいて複数の
電極部を設けた例を示す斜視図である。 【図10】 電極部の圧電素子として可撓性を有するフ
ィルムを使用した例を示す斜視図である。 【符号の説明】 1:薬物投与器具、2:電極部、3:薬物注入部、4:
圧電素子、5:内側電極、6:外側電極、7,8:リー
ド線、9:蓋体、10:開口部、11:絶縁トランス、
12a,12:端子、13:直流電源、14:人体接触
用電極、15:超音波信号電源
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−180275(JP,A) 特開 平5−115563(JP,A) 特開 平3−170172(JP,A) 特開 平6−70987(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A61M 25/00 A61M 31/00 A61M 37/00 A61N 1/30

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 超音波照射とイオントフォレシスを併用
    して薬物を注入するためのカテーテルの先端に設けられ
    て使用される薬物投与器具であって、 圧電素子と、この圧電素子を挟むように設けられた第1
    及び第2の電極とからなる電極部と、 この電極部の近傍に設けられ前記カテーテルから供給さ
    れる薬物を患者に対して注入するための開口部と、 前記患者に対して電気的に接続される第3の電極を有
    し、 前記第1及び第2の電極の間には超音波周波数の電気信
    号が印加され、 前記第3の電極と、前記第1と第2の電極のなかの外側
    の電極との間に直流電圧が印加されることを特徴とする
    薬物投与器具。
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