JP3461864B2 - ファクシミリアダプタ - Google Patents

ファクシミリアダプタ

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JP3461864B2
JP3461864B2 JP14413493A JP14413493A JP3461864B2 JP 3461864 B2 JP3461864 B2 JP 3461864B2 JP 14413493 A JP14413493 A JP 14413493A JP 14413493 A JP14413493 A JP 14413493A JP 3461864 B2 JP3461864 B2 JP 3461864B2
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宏 照井
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本願各発明は、ファクシミリ端末
と回線(交換機)との間に介装されて回線の選択やダイ
ヤル変換等の処理を実行するファクシミリアダプタに関
し、特に、回線選択やダイヤル変換等の動作仕様に関す
る各種のユーザデータを格納してなるファクシミリアダ
プタに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ファクシミリ端末と回線との間に
介装されて通信機能を拡張するファクシミリアダプタが
多用されているが、このファクシミリアダプタは、例え
ばファクシミリ端末から送出されたダイヤル番号を用い
て直接宛先端末に発呼したり、所定の番号に変換して例
えばファクシミリ蓄積交換装置などに配信を依頼するこ
とができる。
【0003】従来のこの種のファクシミリアダプタとし
ては、例えば特開平4−213253号公報や特開平4
−70041号公報などに記載されたものがあり、接続
されたファクシミリ端末から入力されるダイヤル番号を
判定して必要に応じて変換するのか、そのまま使用する
のか、あるいは別のシステムにダイヤルするのか等の各
種動作仕様をユーザの所望により決定することができ
る。このような動作仕様を決定するユーザデータとして
は、例えば電話番号、ルート選択方法、回線制御情報
(回線種別PB/DP、外線アクセス番号、専用線アク
セス番号、ポーズタイム等)などがあり、これらは所定
の格納部に予めセットされている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のファクシミリアダプタにあっては、アダプタ
自体が複数のユーザによって使用されたり、別の場所の
ファクシミリ端末に接続が変更されたりする場合があ
り、一旦設定したユーザデータを書き換える必要が少な
からず発生する。このようなときにはファクシミリアダ
プタを操作してユーザデータを書き換えるわけである
が、ファクシミリ端末とアダプタとの距離が離れている
場合や、アダプタの台数が多い場合は、アダプタの設置
場所に逐一出向いて書き換えを実施しなければならず、
書き換えを行うユーザあるいは書換サービスを提供する
管理会社のサービスマン等にとって多大な負担となって
いた。
【0005】そこで、請求項1記載の発明は、ファクシ
ミリ端末から入力されるDTMF信号によってアダプタ
のユーザデータを書換可能にすることにより、複数のユ
ーザによる使用時や設置場所を変えての使用時に、アダ
プタの設置場所まで出向かなくても遠隔操作でユーザデ
ータを書き換えることができるファクシミリアダプタを
提供することを目的としている。
【0006】また、請求項2記載の発明は、回線を通し
て入力されるDTMF信号によってアダプタのユーザデ
ータを書換可能にすることにより、アダプタの設置ユー
ザを逐一訪問しなくてもコントロールセンタ等からの遠
隔操作でユーザデータを書き換えることができ、一局で
集中管理が可能なファクシミリアダプタを提供すること
を目的としている。
【0007】また、請求項3記載の発明は、トーン信号
によって書換モードを起動し、データモデムを介して書
換データを直接アダプタにセットすることにより、デー
タ転送および書換に要する時間を大幅に短縮できるファ
クシミリアダプタを提供することを目的としている。ま
た、請求項4記載の発明は、データモデムをファクシミ
リアダプタに内蔵することにより、機能的コストパフォ
ーマンスを上げてコストダウンを実現するファクシミリ
アダプタを提供することを目的としている。
【0008】また、請求項5記載の発明は、トーン信号
に変えてDTMF信号によって書換モードを起動するこ
とにより、操作性および対ノイズ性を向上するファクシ
ミリアダプタを提供することを目的としている。また、
請求項6記載の発明は、遠隔操作による書換モードの他
に、もう一つのメンテナンスモードであるデータの読出
モードを設けることにより、アダプタを集中管理するセ
ンタ局から個々のアダプタのデータを読出可能とし、サ
ービス性を向上できるファクシミリアダプタを提供する
ことを目的としている。
【0009】また、請求項7記載の発明は、メンテナン
スを行う専用回線を設けることにより、ファクシミリの
送受信にかかわらず独立してメンテナンスを受け付ける
ことができるファクシミリアダプタを提供することを目
的としている。
【0010】また、請求項記載の発明は、メンテナン
スを要請するスイッチを設けることにより、リモートセ
ンタから一方的にメンテナンスを受けるだけでなく、ア
ダプタ側から積極的にメンテナンスを受けることがで
き、サービス性を向上できるファクシミリアダプタを提
供することを目的としている。また、請求項記載の発
明は、動作不良によりアダプタをリセットした場合に自
動的にリモートセンタにメンテナンスを要請することに
より、不良原因がユーザデータの損壊等であれば速やか
にそのデータを復旧でき、サービス性を向上できるファ
クシミリアダプタを提供することを目的としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
上記目的を達成するために、動作仕様に関する各種のユ
ーザデータを格納する格納部を有し、これらの格納デー
タを用いてファクシミリ端末と回線との間で通信機能を
拡張するファクシミリアダプタにおいて、前記ファクシ
ミリ端末から入力されるDTMF信号によってメンテナ
ンスモードを起動する起動部と、起動されたメンテナン
スモード中にファクシミリ端末から入力されるDTMF
信号によって前記格納部のユーザデータを書き換える書
換部と、を備えたことを特徴とする。
【0012】また、請求項2記載の発明は、上記目的を
達成するために、動作仕様に関する各種のユーザデータ
を格納する格納部を有し、これらの格納データを用いて
ファクシミリ端末と回線との間で通信機能を拡張するフ
ァクシミリアダプタにおいて、前記回線から入力される
DTMF信号によってメンテナンスモードを起動する起
動部と、起動されたメンテナンスモード中に回線から入
力されるDTMF信号によって前記格納部のユーザデー
タを書き換える書換部と、を備えたことを特徴とする。
【0013】また、請求項3記載の発明は、上記目的を
達成するために、動作仕様に関する各種のユーザデータ
を格納する格納部を有し、これらの格納データを用いて
ファクシミリ端末と回線との間で通信機能を拡張するフ
ァクシミリアダプタにおいて、前記回線から入力される
トーン信号によってメンテナンスモードを起動する起動
部と、起動されたメンテナンスモード中に回線から入力
される書換データを復調する外付けデータモデムと、こ
の外付けデータモデムによって復調された書換データに
よって前記格納部のユーザデータを書き換える書換部
と、を備えたことを特徴とする。
【0014】また、請求項4記載の発明は、上記目的を
達成するために、請求項3記載のファクシミリアダプタ
において、データモデムを内蔵したことを特徴とする。
また、請求項5記載の発明は、上記目的を達成するため
に、請求項3または4記載のファクシミリアダプタにお
いて、起動部は、トーン信号に代えてDTMF信号が回
線から入力された場合にメンテナンスモードを起動する
ことを特徴とする。
【0015】また、請求項6記載の発明は、上記目的を
達成するために、請求項2〜5いずれかに記載のファク
シミリアダプタにおいて、前記メンテナンスモードを起
動させるDTMF信号またはトーン信号を2種類設け、
一方の信号により格納部のユーザデータを書き換える書
換メンテナンスモードを起動し、他方の信号により格納
部のユーザデータを読み出す読出メンテナンスモードを
起動することを特徴とする。
【0016】また、請求項7記載の発明は、上記目的を
達成するために、請求項2〜6いずれかに記載のファク
シミリアダプタにおいて、メンテナンス専用回線を備え
たことを特徴とする。
【0017】また、請求項記載の発明は、上記目的を
達成するために、請求項2〜7いずれかに記載のファク
シミリアダプタにおいて、回線を介してメンテナンスを
行うメンテナンスセンタと自アダプタを識別するユーザ
番号とを登録する登録部と、登録されたメンテナンスセ
ンタに発呼してユーザ番号を通知しメンテナンスを要請
するメンテナンススイッチと、を備えたことを特徴とす
る。
【0018】また、請求項記載の発明は、上記目的を
達成するために、請求項記載のファクシミリアダプタ
において、不良動作をリセットするリセットスイッチを
設け、このリセットスイッチにより動作をリセットした
場合に前記メンテナンススイッチを自動的に起動するこ
とを特徴とする。
【0019】
【作用】上記構成を有する請求項1記載の発明において
は、ファクシミリ端末から入力されるDTMF信号によ
って起動部がメンテナンスモードを起動し、起動された
メンテナンスモード中にファクシミリ端末から入力され
るDTMF信号によって書換部が格納部のユーザデータ
を書き換える。
【0020】また、上記構成を有する請求項2記載の発
明においては、回線から入力されるDTMF信号によっ
て起動部がメンテナンスモードを起動し、起動されたメ
ンテナンスモード中に回線から入力されるDTMF信号
によって書換部が格納部のユーザデータを書き換える。
また、上記構成を有する請求項3記載の発明において
は、回線から入力されるトーン信号によって起動部がメ
ンテナンスモードを起動し、起動されたメンテナンスモ
ード中に回線から入力される書換データを外付けデータ
モデムによって復調し、復調された書換データによって
書換部が格納部のユーザデータを書き換える。
【0021】また、上記構成を有する請求項4記載の発
明においては、内蔵されたデータモデムによって書換デ
ータを復調する。また、上記構成を有する請求項5記載
の発明においては、トーン信号に代えてDTMF信号が
回線から入力された場合に、起動部がメンテナンスモー
ドを起動する。
【0022】また、上記構成を有する請求項6記載の発
明においては、メンテナンスモードを起動させるDTM
F信号またはトーン信号を2種類設け、一方の信号によ
り格納部のユーザデータを書き換える書換メンテナンス
モードを起動し、他方の信号により格納部のユーザデー
タを読み出す読出メンテナンスモードを起動する。ま
た、上記構成を有する請求項7記載の発明においては、
メンテナンス専用回線を用いてメンテナンスモードを起
動し、データの書き換えを行う。
【0023】た、上記構成を有する請求項記載の発
明においては、回線を介してメンテナンスを行うメンテ
ナンスセンタと自アダプタを識別するユーザ番号とをあ
らかじめ登録部に登録しておき、メンテナンススイッチ
が操作された場合に、前記登録されているメンテナンス
センタに発呼してユーザ番号を通知し、メンテナンスを
要請する。
【0024】また、上記構成を有する請求項記載の発
明においては、不良動作をリセットするリセットスイッ
チを設け、このリセットスイッチにより動作をリセット
した場合にメンテナンススイッチを自動的に起動して、
メンテナンスを要請する。
【0025】
【実施例】以下、本願各発明を実施例に基づいて説明す
る。図1は請求項1記載の発明の一実施例に係るファク
シミリアダプタを示す構成図である。まず、構成を説明
する。図において、ファクシミリアダプタ100は、フ
ァクシミリ端末200と通信回線300との間に接続さ
れて、ファクシミリ端末200の通信機能を拡張するも
ので、例えばファクシミリ端末200から入力されるダ
イヤルデータをダイヤル番号/DTMF信号判別部11
で理解し、このダイヤルデータをダイヤル番号変換部1
2に出力する。ダイヤル番号変換部12は、内部テーブ
ルとしての格納部13に登録されている変換表(例えば
番号変換テーブル)に基づき、該当するダイヤル番号に
変換し、この変換データをダイヤル番号送出部14に出
力する。ダイヤル番号送出部14は、ダイヤル番号変換
部12から得られたダイヤル番号を通信回線300に送
出し、発呼する。なお、通信回線300は、通常の公衆
回線網PSTNだけでなく、蓄積交換装置PABXを含
むものとする。また、前記ダイヤル番号変換部12は、
格納部13に登録されていないダイヤル番号であれば、
そのままダイヤル番号送出部14に出力する。また、こ
のダイヤル番号変換部12は、入力されたダイヤル番号
の桁数が予め設定された桁数に一致するか否かを判定す
る誤番号チェック機能を有し、番号が正しくない場合は
発呼しないように制御する。
【0026】ここで、ファクシミリ端末200のテンキ
ーTNを用いて通常のダイヤル番号とは異なるDTMF
信号が入力された場合、ダイヤル番号/DTMF信号判
別つ11は、このDTMF信号を起動部15に出力す
る。なお、DTMF信号のDTMFとは、Dial Tone Ma
trix Frequency の略であり、テンキーTNなどのPB
ボタンをマトリクスのように使用して規定される信号ト
ーンを意味する。このDTMF信号を受けた起動部15
は、本ファクシミリアダプタ100のメンテナンスモー
ドを起動する。このメンテナンスモード中に引き続いて
ファクシミリ端末200からDTMF信号が入力される
と、このDTMF信号にしたがって書換部16は、前記
格納部13に登録されているユーザデータを書き換え
る。なお、ここで書換対象となるユーザデータは、前記
ダイヤル番号の変換データに限るものではなく、例えば
ルート選択方法、回線制御情報(回線種別PB/DP、
外線アクセス番号、専用線アクセス番号、ポーズタイム
等)などのデータを含むものとする。
【0027】次に、作用を説明する。図2は請求項1記
載の発明に係るユーザデータの書換動作の一実施例を示
す状態遷移図であり、FAXアダプタ100のユーザデ
ータをファクシミリ端末200のテンキーTNによるD
TMF信号にて書き換える動作を示す。まず、FAXア
ダプタ100がアイドル状態になっている時に(ステッ
プS1)、ファクシミリ端末200をオフフックしてテ
ンキーTNより例えば、
【0028】
【外1】
【0029】、“#”と入力する。なお、記載上、以下
【0030】
【外2】
【0031】は、*と記載するものとする。FAXアダ
プタ100は、ファクシミリ端末200から“*”、
“#”が入力されるとメンテナンスモードに入り、内部
設定のメニューを表示する(ステップS2)。このメニ
ューは複数あるので例えば“8”を入力すると、メニュ
ーがインクリントされる(ステップS3)。一方、例え
ば“2”を入力するとメニューがディクリメントされる
(ステップS4)。
【0032】設定したいメニューになったら例えば
“#”を入力する。この“#”入力により設定したいメ
ニューの内部設定データが表示され(ステップS5)、
テンキーTN入力によるDTMF信号によって表示デー
タを書き換えることができる(ステップS6)。データ
の書き換えが完了したら例えば“#”キーを入力して設
定確定し、ステップS6の書換モードからステップS5
の内容ディスプレイ状態に戻る。ステップS5の内容デ
ィスプレイ状態で例えば“#”を入力すると、ステップ
S2のメインメニュー表示状態に戻る。このステップS
2のメインメニュー表示状態で、前述したように“8”
または“2”を入力すると、メニューをインクリメント
またはディクリメントすることができ、他のデータを書
き換えることができる。なお、ステップS2のメインメ
ニュー表示状態で例えば“*”を入力すると、ステップ
S1のアイドル状態に戻り、メンテナンスモードがクリ
アされる。
【0033】このように、本実施例においては、ファク
シミリ端末200から入力されるDTMF信号によって
FAXアダプタ100のユーザデータを書き換えるの
で、複数のユーザによる使用時や設置場所を変えての使
用時に、FAXアダプタ100の設置場所まで出向かな
くても遠隔操作でユーザデータを書き換えることがで
き、ユーザデータである電話番号、ルート選択方法、回
線制御情報(回線種別PB/DP、外線アクセス番号、
専用線アクセス番号、ポーズタイム等)などによる動作
仕様を変更することができる。
【0034】以下、請求項2記載の発明を実施例に基づ
いて説明する。図3は請求項2記載の発明の一実施例に
係るファクシミリアダプタを示す構成図である。なお、
本実施例において上述例と同一の構成については、同一
符号を付してその具体的な説明を省略する。まず、構成
を説明する。図において、DTMF信号受信部21は、
通信回線300から入力されるDTMF信号を受信する
もので、図1のダイヤル番号/DTMF信号判別部11
におけるDTMF信号判別機能と同等の機能を有する。
このために、本実施例の信号判別部11は、ダイヤル番
号の判別機能を有するのみでも充分である。受信したD
TMF信号が起動部22に出力されると、起動部22
は、本ファクシミリアダプタ101のメンテナンスモー
ドを起動する。このメンテナンスモード中に引き続いて
通信回線300からDTMF信号が入力されると、この
DTMF信号にしたがって書換部23は、前記格納部1
3に登録されているユーザデータを書き換える。なお、
ここで書換対象となるユーザデータは、前記実施例と同
様に、ダイヤル番号の変換データに限るものではなく、
例えばルート選択方法、回線制御情報(回線種別PB/
DP、外線アクセス番号、専用線アクセス番号、ポーズ
タイム等)などのデータを含むものとする。
【0035】なお、通信回線300を通してDTMF信
号を本FAXアダプタ101に入力するために、例えば
コントロールセンタ(リモートメンテナンスセンタ)等
にパソコン24、DTMFアダプタ25が設置されてい
る。DTMFアダプタ25は、発呼・着呼ができるNC
U(網制御装置)の機能を持ったDTMF信号変換装置
であり、パソコン24で作成された書換データをDTM
F信号に変換する。
【0036】次に、作用を説明する。図4は通信回線を
通してリモートメンテナンスを動作させるシーケンス図
である。まず、リモートセンタ等に設置されたパソコン
24からFAXアダプタ101に発呼し、DTMF信号
によるメンテナンスモードの起動信号を送出する。この
DTMF起動信号を受けたFAXアダプタ100は、パ
ソコン24に対してメンテナンスを受け付ける応答信号
例えば“#”を返す。“#”を受けたパソコン24は、
DTMFアダプタ25によりDTMF信号に変換された
書換データを送出し、データの終りに“*”信号を付加
する。書換データを受信または書換終了したFAXアダ
プタ101は、パソコン24に対して応答信号“#”を
送り、リモートによるデータ書換を終了する。
【0037】このように、本実施例においては、通信回
線を通して入力されるDTMF信号によってFAXアダ
プタ101のユーザデータを書き換えるので、FAXア
ダプタ101の設置ユーザを逐一訪問しなくてもコント
ロールセンタ等からの遠隔操作でユーザデータを書き換
えることができ、一局で集中管理が可能となる。このた
め、何百台〜何千台、場合によっては万単位のFAXア
ダプタ101のユーザデータを書き換える際に、サービ
スマンが現地に行くことなくユーザデータを変更できる
ので、出張費用を大幅に低減でき、端末の数が多ければ
多いほど効果がある。
【0038】以下、請求項3記載の発明を実施例に基づ
いて説明する。図5は請求項3記載の発明の一実施例に
係るファクシミリアダプタを示す構成図である。なお、
本実施例において上述例と同一の構成については、同一
符号を付してその具体的な説明を省略する。まず、構成
を説明する。図5に示すFAXアダプタ101は、デー
タモデムユニット31を外付にして内部テーブルの設定
データを書き換えるようにした実施例である。FAXア
ダプタ101には、ライン用のコネクタ32とTEL用
のコネクタ33を設け、ラインコネクタ32にはPST
Nなどの通信回線300を接続し、またTELコネクタ
33にはデータモデムユニット31のラインコネクタ3
4を接続する。そして、モデムユニット31を制御する
ために、このモデムユニット31とFAXアダプタ10
1との間を、シリアルインタフェース(例えばRC23
2C)35によって接続する。一方、FAXアダプタ1
01のファクシミリ用ラインコネクタ36にファクシミ
リ端末200が接続されている。
【0039】なお、通信回線300を通して書換データ
を本FAXアダプタ101に入力するために、例えばコ
ントロールセンタ(リモートメンテナンスセンタ)等に
パソコン24、モデムユニット37が設置されている。
モデムユニット37は、パソコン24で作成された書換
データを変調してFAXアダプタ101に送出するため
のもので、書換データを送出する前にはトーン信号を送
出してFAXアダプタ101のメンテナンスモードを起
動する。
【0040】このために、FAXアダプタ101には、
図3に示したような起動部22が設けられている。ただ
し、本実施例の場合は、データモデムユニット31を介
してトーン信号が起動部22に伝えられる。起動部22
によりメンテナンスモードが起動されると、引き続きコ
ントロールセンタ側から通信回線300を通して入力さ
れる書換データを、外付けされたデータモデムユニット
31によって復調し、この復調された書換データによっ
て、書換部23が格納部13のユーザデータを書き換え
る。
【0041】次に、作用を説明する。図6はデータモデ
ムを使用したユーザデータの書換動作の一実施例を示す
シーケンス図である。まず、リモートセンタ側のパソ
コン24から、ファクシミリ端末200の電話番号をモ
デムユニット37を用いてダイヤルする。モデムユニッ
ト37は、AA−NCU(自動発呼機能)機能があるの
で、パソコン24からモデム37に対して制御コマンド
を出力することでダイヤルできる。なお、制御コマンド
としては、例えばATコマンドを挙げることができ、
「0312345678」というダイヤルならば「ATD031234567
8」と出力する。
【0042】FAXアダプタ101は、着呼信号(リ
ンギング信号)をラインから検出し、通常と同様にファ
クシミリ端末200にリンギング信号を与える。ファ
クシミリ端末200は自動着呼しG3の着信動作に従い
CED(2100Hz)+DIS(G3プロトコルの機
能情報フレーム)を送出する。CED+DISは3秒間
隔で繰り返す動きとなっている。
【0043】パソコン24のモデムユニット37は、
CED、DISを検出したらリモートメンテナンス信号
(単一トーン例:1650Hz)をFAXアダプタ10
1に送出する。FAXアダプタ101は、1650H
zのトーン信号を検出したらリモートメンテナンス動作
と判定し、ファクシミリ端末200を切り離し、ライン
をTEL回線(データモデムユニット31)に接続す
る。そしてモデム制御コマンドを出力してデータモデム
(例V.22bis 2400BPS)により受信応答
する。
【0044】パソコン24側のモデム37は、FAX
アダプタ101からV.22bisのキャリアを検出し
て自分もV.22bisのリンクを設定する動作をす
る。リンクが設立した結果としてデータモデムから“C
ONNECT”のリザルトコードが返送される。リン
クが設定できたらキャラクタ伝送が可能になるので、あ
らかじめ決めてあるフォーマットをパソコン24からモ
デムユニット37を経由してFAXアダプタ101のデ
ータモデム31に伝送する。FAXアダプタ101はモ
デム31から入力されるキャラクタ信号を受信し、あら
かじめ決められたルールにしたがい、内部テーブル(格
納部13)にデータを書き込む処理を行う。
【0045】パソコン24から送信されるフォーマッ
トをFAXアダプタ101はチェックして正しければ
“ACK”、また不良であれば“NAK”をパソコン2
4側に返送するようにし、データ品質を上げるようにす
る。テーブルデータが全て正しく受信できた所でV.
22bisのリンクを開放してリモーメンテナンス動作
を完了させる。
【0046】このように、本実施例においては、データ
モデム31を用いることにより、書換データを直接FA
Xアダプタ101に送ることができるので、DTMF信
号を利用してデータ転送を行っていた場合と比較して大
幅にデータ転送に掛かる時間を短縮することが可能であ
る。これは、FAXアダプタ101の台数が多くなるほ
ど顕著になる。例えば、DTMF信号の1桁が200m
sで、書き換えるテーブルデータが1000byte、
そして書換を行うFAXアダプタ101の端末台数が5
00台である場合、 200ms×1000×500=100000sec=27.7H となり、通常勤務(1日8時間)で4日間必要となって
しまう。
【0047】これに対して、データモデム31を用いる
ことにより、例えば、書換データの1桁が11bit
で、書き換えるテーブルデータが1000ワード、そし
て書換を行うFAXアダプタ101の端末台数が500
台である場合、2400BPSのモデムレートであれ
ば、 (11×1000×500)/2400=2291sec≒40分 となり、約1時間以内で作業が済む効果がある。
【0048】以下、請求項4記載の発明を実施例に基づ
いて説明する。図7は請求項4記載の発明の一実施例に
係るファクシミリアダプタを示す構成図である。なお、
本実施例において上述例と同一の構成については、同一
符号を付してその具体的な説明を省略する。まず、構成
を説明する。図7に示すFAXアダプタ101はデータ
モデム41を内蔵したものであり、図5に示したデータ
モデムユニット31と同様の働きをする。この場合の作
用は図6を用いて前述したものと同様なので、ここでの
説明は省略する。このように、本実施例においては、デ
ータモデム41を内蔵したので、機能的コストパフォー
マンスが向上し、コストダウンおよび小型化を達成する
ことができる。
【0049】以下、請求項5記載の発明を実施例に基づ
いて説明する。まず、構成を説明する。本実施例は、図
3に示す起動部22をトーン信号で起動するのではな
く、DTMF信号によって起動するものである。このた
めに、図6に示したメンテナンス信号がDTMF信号と
なる。次に、作用を説明する。
【0050】図8はトーン信号ではなくDTMF信号を
メンテナンス信号として使用した場合のシーケンス図を
示す。リモートセンタからG3FAX端末200に対
して発呼する。G3FAX端末200からCED・D
ISが返ってきたらリモートセンタから、DTMF信号
によるリモートメンテ信号とDCNを送出する。
【0051】G3FAX端末200はDCNを受信し
オンフックする。FAXアダプタ101は、DTMF
信号によるリモートメンテ信号を検出しG3FAX端末
200のオンフックを検出したら、V.22bisモデ
ムでのハンドシェイクシーケンスを開始する。FAX
アダプタ101はリモートセンタから送られてきた書換
データDATAのチェックSUMを計算しリモートセン
タに返送する。
【0052】リモートセンタでは返送されたチェック
SUMの値を自分で持っている値と比較して間違ってい
る場合は書換データDATAを再送する。このように、
本実施例においては、メンテナンスモードの起動信号
(メンテナンス信号)をトーン信号ではなくDTMF信
号にするので、操作性が良くなり、ノイズにも強くな
る。
【0053】以下、請求項6記載の発明を実施例に基づ
いて説明する。まず、構成を説明する。図6および図8
において、メンテナンスモードを起動させるメンテナン
ス信号としてのDTMF信号またはトーン信号を2種類
設け、図3に示す起動部22は、一方の信号により格納
部13のユーザデータを書き換える書換メンテナンスモ
ードを起動し、他方の信号により格納部13のユーザデ
ータを読み出す読出メンテナンスモードを起動する。
【0054】次に、作用を説明する。図9はファクシミ
リアダプタ101からリモートセンタにデータをアップ
ロードする場合のシーケンス図を示す。DTMF信号ま
たはトーン信号によるメンテナンス信号を受け取った時
点で、ファクシミリアダプタ101はダウンロード(書
き込み)かアップロード(読み出し)かの判断を行い、
アップロード要求であった場合は、モデム間のリンクが
設定された時点で内部データを送出する手順に移る。図
9ではアップロード動作のため、図6および図8に示す
データの転送方向とは逆方向にデータが転送される。
【0055】このように、本実施例においては、ファク
シミリアダプタ101を集中管理するリモートセンタか
ら個々のファクシミリアダプタ101の情報を引き出せ
るので、現状の設定内容の確認等がリモートで可能とな
りサービス性が向上する。以下、請求項7記載の発明を
実施例に基づいて説明する。図10は請求項7記載の発
明の一実施例に係るファクシミリアダプタを示す構成図
である。なお、本実施例において上述例と同一の構成に
ついては、同一符号を付してその具体的な説明を省略す
る。まず、構成を説明する。図において、本実施例のF
AXアダプタ101は、リモートメンテナンス用の専用
回線51を備える。
【0056】次に、作用を説明する。通常、ファクシミ
リ通信中は回線300とファクシミリ端末200が直結
状態となっており、ファクシミリアダプタ101はファ
クシミリ端末200のオンフックを監視するのみで、デ
ータモデム41はフリーの状態にある。そこで、リモー
トメンテナンス専用回線51を持つことで、常にリモー
トメンテナンスが可能となる。通信量が多いファクシミ
リ端末200ではリモートメンテナンスする場合、1回
では回線300が接続されず何回もリトライしなければ
ならない場合が生じる。緊急を用するメンテナンス(F
MSのダウン等)をする場合、上記の事態が発生した場
合、多数の場所にメンテナンスしなければならない等の
条件により、一日程度の差が生じてしまうことが考えら
れる。これに対して、常時メンテナンスが受けられるこ
とにより上記のような事態を避けることができるように
なりサービス性が向上する。
【0057】このように、本実施例においては、リモー
トメンテナンス用の専用回線51を設けることにより、
ファクシミリの送受信にかかわらず何時でもリモートメ
ンテナンスを受け付けることが可能になる。以下、
明を実施例に基づいて説明する。図11は発明の一実
施例に係るファクシミリアダプタを示す構成図である。
なお、本実施例において上述例と同一の構成について
は、同一符号を付してその具体的な説明を省略する。
【0058】まず、構成を説明する。図において、外付
け電話機インタフェース61は、メンテナンスを行う外
付け端末、例えば電話機62に対応したインタフェース
である。次に、作用を説明する。本実施例は、図10に
示した専用回線51ではなく、メンテナンス専用の外付
電話機インタフェース61を設けたもので、電話機62
を用いてメンテナンスを行う。図10に示す実施例で
は、リモートメンテナンス専用の回線51を用意するの
で、常時メンテナンスが受けられるという利点がある
が、回線を一つ余分に設ける必要があるので、専用線で
ネットワークが構築されている場合を除きコスト高にな
ってしまう。これに対して、外付電話機インタフェース
61を用意することにより、コスト高を避けサービス性
を向上させることが可能である。
【0059】このように、本実施例においては、メンテ
ナンスを受け付ける外部インタフェース61を設けるこ
とにより、回線使用料の負担がなく、メンテナンスを常
時受け付けることができる。以下、請求項記載の発明
を実施例に基づいて説明する。まず、構成を説明する。
図3において、登録部としての格納部13に、通信回線
300を介してメンテナンスを行うメンテナンスセンタ
と自アダプタ101を識別するユーザ番号とを登録して
おき、登録されたメンテナンスセンタに発呼してユーザ
番号を通知し、書込または読出のメンテナンスを要請す
るメンテナンススイッチ(図示していない)を設ける。
【0060】次に、作用を説明する。図12はファクシ
ミリアダプタ101からメンテナンスを要請する際の発
呼手順を示すシーケンス図である。図示していないリモ
ートメンテナンススイッチを押された場合、ファクシミ
リアダプタ101はあらかじめ格納部13に登録されて
いるリモートセンタの電話番号を回線300に送出し発
呼する。リモートセンタのモデム37とのリンクが設定
された時点で、通常のデータ転送手段を開始する。
【0061】このように、本実施例においては、ファク
シミリアダプタ101から発呼する機能を持たせること
により、リモートセンタから一方的にメンテナンスを受
けるだけでなく、ファクシミリアダプタ101から積極
的にメンテナンスを受けることができ、リモートメンテ
ナンスが可能なファクシミリアダプタ101からメンテ
ナンスを実施できる。また、リモートセンタが無人化で
きる等のメリットがあり、サービス性が向上する。
【0062】以下、請求項記載の発明を実施例に基づ
いて説明する。まず、構成を説明する。図3において、
不良動作をリセットするリセットスイッチ(図示してい
ない)を設け、このリセットスイッチにより動作をリセ
ットした場合に、前記請求項記載の発明に係る実施例
で説明したメンテナンススイッチを自動的に起動する。
【0063】次に、作用を説明する。ファクシミリアダ
プタ101に何等かの異常がありユーザがリセットスイ
ッチを押した場合、故障の原因は格納部13の内部デー
タが何等かの理由で破壊されてしまっていることも考え
られる。そこで、リセットスイッチが押された場合、連
動してメンテナンススイッチをオンし、自動的にリモー
トメンテナンスを開始することで、リモートメンテナン
スを依頼する手間が省け、サービス性が良くなると考え
られる。
【0064】このように、本実施例においては、リセッ
ト後にリモートメンテナンスを必ず行うようにすること
で、ファクシミリアダプタ101の自動復旧が完全に行
われるようになり、サービス性が向上する。
【0065】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載の発
明に係るファクシミリアダプタによれば、ファクシミリ
端末から入力されるDTMF信号によって起動部がメン
テナンスモードを起動し、起動されたメンテナンスモー
ド中にファクシミリ端末から入力されるDTMF信号に
よって書換部が格納部のユーザデータを書き換えるの
で、複数のユーザによる使用時や設置場所を変えての使
用時に、ファクシミリアダプタの設置場所まで出向かな
くても遠隔操作でユーザデータを書き換えることがで
き、ユーザデータである電話番号、ルート選択方法、回
線制御情報(回線種別PB/DP、外線アクセス番号、
専用線アクセス番号、ポーズタイム等)などによる動作
仕様を変更することができる。また、請求項2記載の発
明に係るファクシミリアダプタによれば、回線から入力
されるDTMF信号によって起動部がメンテナンスモー
ドを起動し、起動されたメンテナンスモード中に回線か
ら入力されるDTMF信号によって書換部が格納部のユ
ーザデータを書き換えるので、ファクシミリアダプタの
設置ユーザを逐一訪問しなくてもコントロールセンタ等
からの遠隔操作でユーザデータを書き換えることがで
き、一局で集中管理が可能となる。このため、何百台〜
何千台、場合によっては万単位のファクシミリアダプタ
のユーザデータを書き換える際に、サービスマンが現地
に行くことなくユーザデータを変更できるので、出張費
用を大幅に低減でき、端末の数が多ければ多いほど効果
がある。
【0066】また、請求項3記載の発明に係るファクシ
ミリアダプタによれば、回線から入力されるトーン信号
によって起動部がメンテナンスモードを起動し、起動さ
れたメンテナンスモード中に回線から入力される書換デ
ータを外付けデータモデムによって復調し、復調された
書換データによって書換部が格納部のユーザデータを書
き換えるので、書換データを直接ファクシミリアダプタ
に送ることができ、DTMF信号を利用してデータ転送
を行っていた場合と比較して大幅にデータ転送に掛かる
時間を短縮することが可能である。
【0067】また、請求項4記載の発明に係るファクシ
ミリアダプタによれば、内蔵されたデータモデムによっ
て書換データを復調するので、機能的コストパフォーマ
ンスが向上し、コストダウンおよび小型化を達成するこ
とができる。また、請求項5記載の発明に係るファクシ
ミリアダプタによれば、トーン信号に代えてDTMF信
号が回線から入力された場合に、起動部がメンテナンス
モードを起動するので、操作性が良くなり、ノイズにも
強くなる。
【0068】また、請求項6記載の発明に係るファクシ
ミリアダプタによれば、メンテナンスモードを起動させ
るDTMF信号またはトーン信号を2種類設け、一方の
信号により格納部のユーザデータを書き換える書換メン
テナンスモードを起動し、他方の信号により格納部のユ
ーザデータを読み出す読出メンテナンスモードを起動す
るので、ファクシミリアダプタを集中管理するリモート
センタから個々のファクシミリアダプタの情報を引き出
すことができ、現状の設定内容の確認等がリモートで可
能となりサービス性が向上する。
【0069】また、請求項7記載の発明に係るファクシ
ミリアダプタによれば、メンテナンス専用回線を用いて
メンテナンスモードを起動し、データの書き換えを行う
ので、ファクシミリの送受信にかかわらず何時でもリモ
ートメンテナンスを受け付けることが可能になる。ま
た、発明に係るファクシミリアダプタによれば、外付
け端末に対応したインタフェースを設け、このインタフ
ェースに接続された外付け端末によってメンテナンスを
行うので、回線使用料の負担がなく、メンテナンスを常
時受け付けることができる。
【0070】また、請求項記載の発明に係るファクシ
ミリアダプタによれば、回線を介してメンテナンスを行
うメンテナンスセンタと自アダプタを識別するユーザ番
号とをあらかじめ登録部に登録しておき、メンテナンス
スイッチが操作された場合に、前記登録されているメン
テナンスセンタに発呼してユーザ番号を通知し、メンテ
ナンスを要請するので、リモートセンタから一方的にメ
ンテナンスを受けるだけでなく、ファクシミリアダプタ
から積極的にメンテナンスを受けることができ、リモー
トメンテナンスが可能なファクシミリアダプタからメン
テナンスを実施できる。また、リモートセンタが無人化
できる等のメリットがあり、サービス性が向上する。
【0071】また、請求項記載の発明に係るファクシ
ミリアダプタによれば、不良動作をリセットするリセッ
トスイッチを設け、このリセットスイッチにより動作を
リセットした場合にメンテナンススイッチを自動的に起
動して、メンテナンスを要請するので、リセット後にリ
モートメンテナンスを必ず行うことができ、ファクシミ
リアダプタの自動復旧が完全に行われるようになり、サ
ービス性を向上できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1記載の発明の一実施例に係るファクシ
ミリアダプタを示す構成図である。
【図2】請求項1記載の発明に係るユーザデータの書換
動作の一実施例を示す状態遷移図である。
【図3】請求項2記載の発明の一実施例に係るファクシ
ミリアダプタを示す構成図である。
【図4】通信回線を通してリモートメンテナンスを動作
させるシーケンス図である。
【図5】請求項3記載の発明の一実施例に係るファクシ
ミリアダプタを示す構成図である。
【図6】データモデムを使用したユーザデータの書換動
作の一実施例を示すシーケンス図である。
【図7】請求項4記載の発明の一実施例に係るファクシ
ミリアダプタを示す構成図である。
【図8】請求項5記載の発明に係るユーザデータの書換
動作の一実施例を示すシーケンス図である。
【図9】請求項6記載の発明に係るユーザデータの読出
動作の一実施例を示すシーケンス図である。
【図10】請求項7記載の発明の一実施例に係るファク
シミリアダプタを示す構成図である。
【図11】発明の一実施例に係るファクシミリアダプ
タを示す構成図である。
【図12】請求項または記載の発明に係るメンテナ
ンス要請動作の一実施例を示すシーケンス図である。
【符号の説明】
11 ダイヤル番号/DTMF信号判別部 13 格納部 15 起動部 16 書換部 100、101 ファクシミリアダプタ 200 ファクシミリ端末 300 通信回線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平5−268315(JP,A) 特開 平5−73329(JP,A) 特開 平5−30267(JP,A) 特開 平4−220072(JP,A) 特開 平4−213253(JP,A) 特開 平4−122155(JP,A) 特開 平4−103255(JP,A) 特開 平4−70041(JP,A) 特開 平3−226765(JP,A) 特開 平3−126355(JP,A) 特開 平3−26168(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 1/00 - 1/00 108 H04N 1/32 - 1/36 101 H04M 1/26 - 1/57 H04M 11/00 - 11/10

Claims (9)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】動作仕様に関する各種のユーザデータを格
    納する格納部を有し、これらの格納データを用いてファ
    クシミリ端末と回線との間で通信機能を拡張するファク
    シミリアダプタにおいて、 前記ファクシミリ端末から入力されるDTMF信号によ
    ってメンテナンスモードを起動する起動部と、 起動されたメンテナンスモード中にファクシミリ端末か
    ら入力されるDTMF信号によって前記格納部のユーザ
    データを書き換える書換部と、を備えたことを特徴とす
    るファクシミリアダプタ。
  2. 【請求項2】動作仕様に関する各種のユーザデータを格
    納する格納部を有し、これらの格納データを用いてファ
    クシミリ端末と回線との間で通信機能を拡張するファク
    シミリアダプタにおいて、 前記回線から入力されるDTMF信号によってメンテナ
    ンスモードを起動する起動部と、 起動されたメンテナンスモード中に回線から入力される
    DTMF信号によって前記格納部のユーザデータを書き
    換える書換部と、を備えたことを特徴とするファクシミ
    リアダプタ。
  3. 【請求項3】動作仕様に関する各種のユーザデータを格
    納する格納部を有し、これらの格納データを用いてファ
    クシミリ端末と回線との間で通信機能を拡張するファク
    シミリアダプタにおいて、 前記回線から入力されるトーン信号によってメンテナン
    スモードを起動する起動部と、 起動されたメンテナンスモード中に回線から入力される
    書換データを復調する外付けデータモデムと、 この外付けデータモデムによって復調された書換データ
    によって前記格納部のユーザデータを書き換える書換部
    と、を備えたことを特徴とするファクシミリアダプタ。
  4. 【請求項4】請求項3記載のファクシミリアダプタにお
    いて、 データモデムを内蔵したことを特徴とするファクシミリ
    アダプタ。
  5. 【請求項5】請求項3または4記載のファクシミリアダ
    プタにおいて、 起動部は、トーン信号に代えてDTMF信号が回線から
    入力された場合にメンテナンスモードを起動することを
    特徴とするファクシミリアダプタ。
  6. 【請求項6】請求項2〜5いずれかに記載のファクシミ
    リアダプタにおいて、 前記メンテナンスモードを起動させるDTMF信号また
    はトーン信号を2種類設け、 一方の信号により格納部のユーザデータを書き換える書
    換メンテナンスモードを起動し、 他方の信号により格納部のユーザデータを読み出す読出
    メンテナンスモードを起動することを特徴とするファク
    シミリアダプタ。
  7. 【請求項7】請求項2〜6いずれかに記載のファクシミ
    リアダプタにおいて、 メンテナンス専用回線を備えたことを特徴とするファク
    シミリアダプタ。
  8. 【請求項8】 請求項2〜7いずれかに記載のファクシミ
    リアダプタにおいて、 回線を介してメンテナンスを行うメンテナンスセンタと
    自アダプタを識別するユーザ番号とを登録する登録部
    と、 登録されたメンテナンスセンタに発呼してユーザ番号を
    通知しメンテナンスを要請するメンテナンススイッチ
    と、を備えたことを特徴とするファクシミリアダプタ。
  9. 【請求項9】 請求項記載のファクシミリアダプタにお
    いて、 不良動作をリセットするリセットスイッチを設け、 このリセットスイッチにより動作をリセットした場合に
    前記メンテナンススイッチを自動的に起動することを特
    徴とするファクシミリアダプタ。
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