JP3458186B2 - ペレットろ材の洗浄装置 - Google Patents

ペレットろ材の洗浄装置

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石順 田宮
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ホクセイ機装株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】発明は、樹脂性ペレット
のエンドレスな洗浄とろ層の再生に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、樹脂性ペレットろ材の洗浄とろ層
の再生は、スクリューとエアーバブリングによる洗浄、
逆洗を行っていたため、このことによるろ過の運転又
は、負圧によるSS(浮遊物)の除去を停止する必要が
あり、洗浄再生の時間も必要なバッチ式であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】発明は、上記したよ
うな従来の問題を解決するためになされたもので、装置
運転中、断続的にろ層の再生を行い、ろ過運転には支
承なくエンドレスに樹脂性ペレットろ材の洗浄と、ろ
層の再生が行えるペレットろ材の洗浄装置を提供するこ
を目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】樹脂性ペレット式ろ過槽
の底部に、ろ層のペレットろ材をポンプで吸収するペレ
ット回収桝を取付け、ポンプでペレットろ材を汲み出
し、これを遠心水流式固水分離装置に導入する。遠心
流式固水分離装置は円筒形のタンクで、中心にスクリュ
ーを取付け、これを取り巻くように円錐形の網を取り付
ける。この円筒形の遠心水流式固水分離装置にペレット
ろ材が送入された時、水とペレットろ材が水流の遠心力
によって固水が分離され、汚水だけが排水されるように
する。スクリューはろ層に対し、固水分離されたペレッ
ろ材を押し入るもので、先端を袋状にし、内部に網を
取り付けた部屋として、ここからパイプを取り出し、ポ
ンプのサクションに結束する。この目的は、固形物のペ
レットろ材はポンピングできないため、この水をペレッ
ろ材の吸い込みラインに結束し、調節バルブで水6に
対しペレット4の割合になるよう調節することと、ろ層
内部から流入する水でペレットをすすぎ洗いし、この排
水は吸い出され、水流式固水分離装置から排水されるた
め、運転中にろ層の洗浄再生を行っても処理水が濁らな
い。
【0005】
【発明の実施形態】ペレットろ材の洗浄を確実に、しか
もスピーディーに循環洗浄処理するためにポンプを使
用する。水とペレットろ材が流体化して、筒形の遠心水
流式固水分離装置11に送入された際、遠心水流を作
り、ここで固水分離され、汚水を排水する遠心水流式固
水分離槽11の中心にスクリュー13を取付け、これを
取り巻くように円錐形の網を取り付ける。固水分離され
たペレットろ材はスクリュー13でろ層に押し込まれ
るが、スクリュー用の筒の先端の内部に、網の筒を作
り、これを取り巻くような部屋を作って、ここにポンプ
のサクションに対し、すすぎ水を供給するパイプを取
り出す。ペレット用のポンプは、ろ槽の底部に取り付
けたペレット回収からペレットろ材を汲み出すが、
固形物のペレットろ材は、スクリュー13の先端から取
り出したすすぎ水とポンプ7入口にて合流する。これを
調節バルブ9、8で水6に対しペレット4の割合に調節
して、ペレットろ材を流体化する遠心水流式固水分離室
11で固水分離されたペレットろ材は、スクリュー13
ですすがれ、この汚水はポンプで固水調整され、流体
として遠心水流式固水分離装置11に送水し、汚水は排
水されエンドレスに循環洗浄をすることができる、運転
中にペレットろ材の洗浄を行っても処理水が濁らない。
【0006】
【実施例】以下、図面を参照しながら本発明の実施例に
ついて説明する。 (イ)汚水の給水とろ過水の採水 1の原水入口より流入する汚水は、流入管を通ってアッ
プフローでろ層4を通水してろ過され、処理水出口5
り採水される。ろ層の汚れが多くなると通水に対する
ヘッドロスが高くなり、クッションタンク2の水位が上
がるので、ここから情報を得て、ペレットろ材の洗浄が
開始される。
【0007】(ロ)ろ層の樹脂性ペレットろ材の回収と
この洗浄 アップフローで通水し、ろ過する場合、ろ層は底部か
ら汚れてくる。このため、底部にペレット回収桝6を取
付け、これをポンプに配管接続する。ペレットろ材
固体であり、単独ではポンピングできないため、14の
ペレットすすぎ室から水を取り、調節バルブ8、9で水
6、ペレット4の割合に調節して、これを流体とし
プ7で遠心水流遠心固水分離室11に送水して、ペレッ
ろ材と汚水を分離して、汚水は汚水排水口12より原
水槽に返送する。
【0008】(ハ)ろ槽に対するペレットろ材の送入と
すすぎ遠心水流式固水分離装置 11で固水分離されたペレット
ろ材は、スクリュー13でろ層に送入されるが、ペレ
ットろ材の表面には汚物が付着している。このためスク
リュー13で攪拌し、送入する際ペレットろ材ろ槽
水が合流してすすがれ、このことで発生した汚水は、ペ
レットすすぎ室14からポンプに吸入され、ペレット
ろ材の流体化に利用し、再び遠心水流式固水分離装置
から排水されてペレットろ材はすすがれる。
【0009】(ニ)エンドレスな自動運転 クッションタンクの水位は、ろ槽のヘッドロスで水位
が上がり、この情報を得てポンプが作動し、ペレット
ろ材がポンプに回収されて遠心水流固水分離装置11
でペレットろ材と汚水ふるい分け、汚水は汚水排水口
12から排水され、ペレットろ材はスクリュー13で送
入し、すすがれる。この汚水はペレットすすぎ室14か
らポンプに吸い取られて運転するため、運転中にこの
作動があっても処理水出口5から排出される採水に濁り
はでない。この作動で、弊害を起こすろ槽底部の汚物
は、汚水ポンプ16を利用し、断続的にタイマー式に除
去する。
【0010】
【発明の効果】発明は以上説明の通り、樹脂性のろ過機
ペレットの洗浄をポンプで行い、原水入口のクッション
タンクの水位でろ層のつまりを感知する事で作動し、ポ
ンプでペレット回収桝から吸入するペレットろ材に対
し、遠心固水分離装置からペレットろ材を送入するスク
リューの先端に取り付けたペレットすすぎ室から水を取
り、これを合流した際、ペレットろ材が流体としてポン
ピングできるように考慮し、ペレットろ材遠心水流式
固水分離装置に送入する。ペレットろ材と汚水を固水分
離して、汚水は排水し、ペレットろ材はろ層に送入する
が、この運転は、ろ過採水中に行っても処理水は濁ら
ず、エンドレスな運転が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 発明の横断面図による説明図である。
【符号の説明】 1 原水入口 2 クッションタンク 3 流入管ろ層 5 処理水出口 6 ペレット回収枡 7 ポンプ 8 ペレット調節バルブ 9 すすぎ水ペレット流体化用調節バルブ 10 ペレット送水ライン 11 遠心水流式固水分離装置 12 汚水排水口 13 スクリュー 14 ペレットすすぎ室 15 ペレット流体化用すすぎ水のライン 16 汚水ポンプ

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ろ槽内に収容した樹脂性のペレットろ材で
    もって、水流によって発生する負圧で浮遊物をろ過する
    装置に装備して、前記ろ槽内のペレットろ材を汚水と分
    離して洗浄するペレットろ材の洗浄装置であって、 前記ろ槽内に設けたペレット回収枡と、 前記ろ槽内に設けた円筒形のタンクおよびタンク内に配
    置したスクリューによりペレットろ材と汚水とを分離す
    る遠心水流式固水分離装置と、 前記ペレット回収枡より吸入したペレットろ材と水とを
    前記遠心水流式固水分離装置へ送り込むポンプとからな
    り、 遠心水流式固水分離装置のタンクの下部に網の筒で区画
    したすすぎ室を形成し、 前記ペレット回収枡を通じて取り込んだろ槽内のペレッ
    トろ材を前記遠心水流式固水分離装置で以って洗浄しつ
    つ、洗浄したペレットろ材をろ槽内へ戻し、 前記スクリューでペレットろ材をすすいだ水を、前記ペ
    レットすすぎ室から槽外へ取り出して、ろ材の流体輸送
    用として前記ポンプへ供給するよう配管したことを特徴
    とする、 ペレットろ材の洗浄装置。
  2. 【請求項2】請求項1において、遠心水流式固水分離装
    置で以ってペレットろ材より遠心分離した水を、前記ろ
    槽内に返送するようタンクとろ槽の間に配管したことを
    特徴とする、ペレットろ材の洗浄装置。
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