JP3458060B2 - 内視鏡形状検出装置及び内視鏡形状表示制御方法 - Google Patents

内視鏡形状検出装置及び内視鏡形状表示制御方法

Info

Publication number
JP3458060B2
JP3458060B2 JP25143598A JP25143598A JP3458060B2 JP 3458060 B2 JP3458060 B2 JP 3458060B2 JP 25143598 A JP25143598 A JP 25143598A JP 25143598 A JP25143598 A JP 25143598A JP 3458060 B2 JP3458060 B2 JP 3458060B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
display
shape
image
insertion shape
endoscope
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP25143598A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2000079088A (ja
Inventor
健 川端
潤 長谷川
澄洋 内村
靖宏 吉沢
明 谷口
文幸 小野田
千恵子 相沢
雅直 原
和孝 辻
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optic Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Olympus Optic Co Ltd filed Critical Olympus Optic Co Ltd
Priority to JP25143598A priority Critical patent/JP3458060B2/ja
Publication of JP2000079088A publication Critical patent/JP2000079088A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3458060B2 publication Critical patent/JP3458060B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Measurement Of Length, Angles, Or The Like Using Electric Or Magnetic Means (AREA)
  • Instruments For Viewing The Inside Of Hollow Bodies (AREA)
  • Endoscopes (AREA)
  • Closed-Circuit Television Systems (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は磁界を用いて内視鏡
の挿入部の形状を検出して表示する内視鏡形状検出装置
及び内視鏡形状表示制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、内視鏡は医療用分野及び工業用分
野で広く用いられるようになった。この内視鏡は特に挿
入部が軟性のものは、屈曲した体腔内に挿入することに
より、切開することなく体腔内深部の臓器を診断した
り、必要に応じてチャンネル内に処置具を挿通してポリ
ープ等を切除するなどの治療処置を行うことができる。
【0003】この場合、例えば肛門側から下部消化管内
を検査する場合のように、屈曲した体腔内に挿入部を円
滑に挿入するためにはある程度の熟練を必要とする場合
がある。
【0004】つまり、挿入作業を行っている場合、管路
の屈曲に応じて挿入部に設けた湾曲部を湾曲させる等の
作業が円滑な挿入を行うのに必要になり、そのためには
挿入部の先端位置等が、体腔内のどの位置にあるかと
か、現在の挿入部の屈曲状態等を知ることができると便
利である。
【0005】このため、本出願人による例えば特開平8
−107875号公報で示される内視鏡形状検出装置で
は、互いに異なる視点からの内視鏡検出形状を2画面で
同時に表示していた。この装置においては、内視鏡挿入
形状をユーザの操作によって任意の視点から表示してい
た。また、ユーザの希望視点位置を保持し、その視点位
置からの表示を装置起動直後から表示していた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このような磁界を用い
た内視鏡形状検出装置が使用される以前はX線透視下で
内視鏡検査をおこなっていた。従来の装置においてはX
線透視下における内視鏡X線像表示との関連がなく、X
線透視下で内視鏡検査を行ってきたユーザにとってわか
りづらい内視鏡形状表示であった。
【0007】より具体的には、挿入形状を表示する場合
には患者の身長方向をモニタ画面の上下方向に設定した
状態で表示するのに対し、X線透視による内視鏡X線像
の表示では患者の身長方向を横向きとした表示を行う。
【0008】本発明は、上述した点に鑑みてなされたも
ので、X線像表示と対応した表示に切り替えられるよう
にしてより内視鏡の挿入部の形状が理解し易い内視鏡形
状検出装置及び内視鏡形状表示制御方法を提供すること
を目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に、本発明の第1の内視鏡形状検出装置は、内視鏡挿入
部の挿入軸に沿って配置された複数のコイルを有する第
1のコイル手段と、予め決められた所定の位置に配置さ
れた複数のコイルを有する第2のコイル手段と、前記第
1のコイル手段及び第2のコイル手段との一方で発生し
た磁界を他方のコイル手段で検出することにより、前記
第1のコイル手段における複数のコイルそれぞれの位置
情報を演算する演算手段と、前記演算手段の演算結果に
基づき、前記内視鏡挿入部の挿入形状を表示手段に擬似
的に表示する挿入形状画像を生成する画像生成手段と、
前記表示手段に表示される前記挿入形状の視野方向を変
更して表示する表示変更手段と、前記画像生成手段で生
成された前記挿入形状画像の上下の表示方向を、患者の
身長方向または診断ベッドの長手方向を上下方向として
表示する第1の画面モードと、前記磁界に基づき挿入形
状画像を生成する前記画像生成手段とは異なる手段によ
内視鏡挿入部の挿入形状を取得して表示する機器にお
いては診断ベッドの短手方向を上下方向として挿入形状
画像を取得し、前記磁界に基づき挿入形状画像を生成す
る前記画像生成手段で生成された内視鏡挿入部の挿入形
状を、第2の視点方向から観察した場合の挿入形状とし
て前記診断ベッドの短手方向を上下方向として表示する
第2の画面モードでの表示を選択的に行って表示する
ように前記表示変更手段を制御する表示制御手段と、を
設けたことを特徴とする。また、前記目的を達成するた
めに、本発明の第2の内視鏡形状検出装置は、内視鏡挿
入部の挿入軸に沿って配置された複数のコイルを有する
第1のコイル手段と、予め決められた所定の位置に配置
された複数のコイルを有する第2のコイル手段と、前記
の第1コイル手段及び第2のコイル手段との一方で発生
した磁界を他方のコイル手段で検出することにより、前
記第1のコイル手段における複数のコイルそれぞれの位
置情報を演算する演算手段と、前記演算手段の演算結果
に基づき、前記内視鏡挿入部の挿入形状を表示手段に擬
似的に表示する挿入形状画像を生成する画像生成手段
と、前記表示手段に表示される前記挿入形状の視野方向
を変更して表示する表示変更手段と、前記画像生成手段
で生成された前記挿入形状画像の上下の表示方向を、患
者の身長方向または診断ベッドの長手方向を上下方向と
して表示する第1の画面モードと、前記磁界に基づき挿
入形状画像を生成する前記画像生成手段とは異なる手段
により内視鏡挿入部の挿入形状を取得して表示する機器
においては診断ベッドの短手方向を上下方向として挿入
形状画像を取得し、前記磁界に基づき挿入形状画像を生
成する前記画像生成手段で生成された内視鏡挿入部の挿
入形状を、第2の視点方向から観察した場合の挿入形状
として前記診断ベッドの短手方向を上下方向として1つ
表示する1画面表示モードと、前記診断ベッドの上下方
向から観察した場合の挿入形状と前記短手方向から観察
した場合の挿入形状とを、患者の身長方向または診断ベ
ッドの長手方向を上下方向として2つ表示する2画面表
示モードのいずれかで前記挿入形状画像の表示を行う第
2の画面モードでの表示を選択的に行って表示するよ
うに前記表示変更手段を制御する表示制御手段と、を設
けたことを特徴とする。また、前記目的を達成するため
に、本発明の第3の内視鏡形状検出装置は、請求項1又
は請求項2に記載の内視鏡形状検出装置において、前記
第2の視点方向は前記第1の視点方向に対して90度異
なるものであることを特徴とする。また、前記目的を達
成するために、本発明の第4の内視鏡形状検出装置は、
請求項1に記載の内視鏡形状検出装置において、前記表
示制御手段は、更に、前記第2の視点方向から観察した
前記挿入形状画像を表示する際に、前記第2の視点方向
から観察した前記挿入形状画像と併せて前記第2の視点
方向から観察した場合の表示であることを表す標識を表
示するように制御することを特徴とする。また、前記目
的を達成するために、本発明の第1の内視鏡形状表示制
御方法は、内視鏡挿入部の挿入軸に沿って配置された複
数のコイルを有する第1のコイル手段と、予め決められ
た所定の位置に配置された複数のコイルを有する第2の
コイル手段とを有し、前記第1、第2のコイル手段の
方で発生した磁界を他方のコイル手段で検出する検出手
段により得られた前記第1のコイル手段における複数の
コイルそれぞれの位置情報を演算する演算ステップと、
前記演算ステップでの演算結果に基づき、前記内視鏡挿
入部の挿入形状を表示手段に擬似的に表示する挿入形状
画像を生成する画像生成ステップと、前記表示手段に表
示される前記挿入形状の視野方向を変更して表示する表
示変更ステップと、前記画像生成ステップで生成された
前記挿入形状画像の上下の表示方向で第1の視点方向か
ら観察した場合の前記挿入形状画像を表示する第1の画
面モードと、前記磁界に基づき挿入形状画像を生成する
前記画像生成ステップによる方法とは異なる方法により
前記第1の視点方向とは異なる第2の視点方向から前記
内視鏡挿入部の挿入形状画像を取得して表示する機器の
表示画面上の該挿入形状画像の上下の表示方向に対応さ
せて前記第2の視点方向から観察した場合の前記挿入形
状画像を表示する第2の画面モードでの表示を選択的に
行って表示するように制御する表示制御ステップと、と
を設けたことを特徴とする。また、前記目的を達成する
ために、本発明の第2の内視鏡形状表示制御方法は、内
視鏡挿入部の挿入軸に沿って配置された複数のコイルを
有する第1のコイル手段と、予め決められた所定の位置
に配置された複数のコイルを有する第2のコイル手段と
を有し、前記第1、第2のコイル手段の一方で発生した
磁界を他方のコイル手段で検出する検出手段により得ら
れた前記第1のコイル手段における複数のコイルそれぞ
れの位置情報を演算する演算ステップと、前記演算ステ
ップでの演算結果に基づき、前記内視鏡挿入部の挿入形
状を表示手段に擬似的に表示する挿入形状画像を生成す
る画像生成ステップと、前記表示手段に表示される前記
挿入形状の視野方向を変更して表示する表示変更ステッ
プと、前記画像生成ステップで生成された前記挿入形状
画像の上下の表示方向で第1の視点方向から観察した場
合の前記挿入形状画像を表示する第1の画面モードと、
前記磁界に基づき挿入形状画像を生成する前記画像生成
ステップによる方法とは異なる方法により前記第1の視
点方向とは異なる第2の視点方向から前記内視鏡挿入部
の挿入形状画像を取得して表示する機器の表示画面上の
該挿入形状画像の上下の表示方向に対応させて前記第2
の視点方向から観察した場合の前記挿入形状画像を1つ
表示する1画面表示モードと、前記第2の視点方向に対
応した上下の表示方向は共通で観察方向がそれぞれ異な
る方向から観察した場合の前記挿入形状画像を2つ表示
する2画面表示モードのいずれかで、前記挿入形状画像
の表示を行う第2の画面モードでの表示を選択的に行っ
て表示するように制御する表示制御ステップとを設けた
ことを特徴とする。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を説明する。 (第1の実施の形態)図1ないし図9は本発明の第1の
実施の形態に係り、図1は本発明の第1の実施の形態を
備えた内視鏡システムの全体構成を示し、図2は制御ユ
ニットの概略の機能構成を示し、図3は図1の内視鏡形
状検出装置の作用のフローチャートを示し、図4は図3
のフローにおける内視鏡形状描画処理の内容を示し、図
5は図4の1画面モード処理の内容を示し、図6は図4
の2画面モード処理の内容を示し、図7は形状表示用モ
ニタに表示される1画面モードでの内視鏡挿入形状を示
し、図8は形状表示用モニタに表示される2画面モード
での内視鏡挿入形状を示し、図9は形状表示用モニタに
表示される2画面モード時での通常表示モードとX線像
対応モードでの内視鏡挿入形状を示す。
【0011】図1に示すように、内視鏡システム1は内
視鏡検査を行う内視鏡装置2と、この内視鏡検査の際に
内視鏡挿入形状の検出及び表示を行う本発明の第1の実
施の形態の内視鏡形状検出装置3とを有する。
【0012】内視鏡装置2は検査ベッド4上によこたわ
る患者5の体内に挿入される内視鏡(スコープと略記)
6と、このスコープ6に照明光を供給する図示しない光
源部とスコープ6に内蔵された撮像素子に対する信号処
理を行う映像信号処理部とを内蔵したビデオプロセッサ
7と、このビデオプロセッサ7内の映像信号処理部によ
り生成された標準的な映像信号が入力されることによ
り、内視鏡画像が表示される画像観察用モニタ8とから
構成され、術者はこの画像観察用モニタ8に表示される
内視鏡画像を観察することにより、内視鏡検査を行うこ
とができる。
【0013】スコープ6は細長で可撓性を有する挿入部
11と、この挿入部11の後端に設けられた操作部12
と、この操作部12から延出されたユニバーサルケーブ
ル13とを有し、ユニバーサルケーブル13の端部のコ
ネクタがビデオプロセッサ7に接続される。また、操作
部12には湾曲ノブ14が設けられ、この湾曲ノブ14
を操作することにより、挿入部11の先端部に隣接して
設けられた湾曲部16を湾曲することができる。
【0014】また、本実施の形態では、挿入部11の軸
に沿って設けられた処置具チャンネルには、挿入形状検
出用プローブ17が挿通され、この挿入形状検出用プロ
ーブ(以下、単にプローブと略記)17にはそのプロー
ブ軸に沿って例えば所定の間隔で12個のソースコイル
18−1〜18−12が取り付けてある。
【0015】従って、このプローブ17を処置具チャン
ネル内に挿通してその先端或いは後端側等を位置決め固
定することにより、挿入部11の軸方向に所定の間隔で
12個のソースコイル18−1〜18−12が配置され
る。
【0016】内視鏡形状検出装置3はこのプローブ17
と、患者5の体外における既知の位置に配置され、例え
ば12個のセンスコイル19−1〜19−12を有する
コイルユニット20と、プローブ17のケーブル21及
びコイルユニット20から延出されたケーブル22が接
続され、この装置3の制御及び位置推定等の処理を行う
制御ユニット23と、この制御ユニット23から出力端
から出力される映像信号が入力され、内視鏡挿入形状を
表示する形状表示用モニタ24とから構成され、制御ユ
ニット23には画面表示モードの指示或いは選択等の入
力を行う入力部25が接続されている。
【0017】なお、本実施の形態では、スコープ6の処
置具チャンネル内にソースコイル18−1〜18−12
を取り付けたプローブ17を挿通固定することにより、
スコープ6(の挿入部11)内にソースコイル18−1
〜18−12を組み込んでいるが、プローブ17を介す
ることなく直接スコープ6(の挿入部11)内にソース
コイル18−1〜18−12を組み込んでも良い。
【0018】図2に示すように制御ユニット23は、装
置3の制御及び位置推定等の演算処理を行うシステムプ
ロセッサ31と、このシステムプロセッサ31からの制
御信号によりスコープ6内部に配置されたソースコイル
18−1〜18−12に交流磁界を発生させるための駆
動電流を供給する駆動回路32と、コイルユニット20
内のセンスコイル19−1〜19−12から入力される
磁界検出電流を増幅した後、アナログ−デジタル変換し
てシステムプロセッサ31へ出力する検出回路33と、
システムプロセッサ31で生成したスコープ6の挿入部
11の形状のデジタルデータをアナログ映像信号に変換
して出力する画像生成回路34とで構成され、制御ユニ
ット23には画面表示モードの指示或いは選択等の入力
を行う例えばキーボード或いはフロントパネル等に設け
られた操作パネル及びマウス(或いはトラックボール等
の他のポインティングデバイス)からなる入力部25が
接続されている。
【0019】本実施の形態では入力部25からの指示に
より、形状表示用モニタ24に表示される(内視鏡)挿
入形状を指定された視点方向から観察した場合の挿入形
状を1つ表示する1画面モードでの表示と、前記視点方
向と90°異なる視点方向からの挿入形状も表示する2
画面モードでの表示とを行うことができる。また、本実
施の形態では上記のように挿入形状を表示する通常表示
のモードの他に、X線透視による内視鏡X線像を表示す
る場合と密接に関連した挿入形状の表示を行うX線像対
応表示のモードを備えている。
【0020】通常表示のモードでは挿入形状表示用モニ
タ24に挿入形状を表示する場合の上下方向は患者5の
身長方向に設定されて表示される。つまり、図1におい
て、検査ベッド4の長手方向(左右方向)、つまり検査
ベッド4に固定された直交する座標系(X、Y、Z)に
おける−Y方向が挿入形状表示用モニタ24の上下方向
に設定される。さらに説明すると、ベッド4の長手方向
におけるスコープ6の先端が挿入される患者5の肛門付
近が(挿入形状表示用モニタ24の)上下方向の下側に
設定され、患者5の腹部側が(挿入形状表示用モニタ2
4の)上下方向の上側に設定されて表示されることにな
る。
【0021】これに対し、X線像対応表示のモードで
は、挿入形状表示用モニタ24に挿入形状を表示する場
合の上下方向は術者(ユーザ)の身長方向を基準にして
設定され、従って術者に対してベッド4に横たわる患者
5の身長方向等は挿入形状表示用モニタ24では水平方
向に表示される。
【0022】つまり、X線像対応表示のモードでは、図
1において、検査ベッド4の短手方向(座標系(X、
Y、Z)ではX方向)が挿入形状表示用モニタ24の上
下方向に設定されて挿入形状表示用モニタ24に挿入形
状が表示されることになる。
【0023】これは、例えば図1では、図示しないX線
装置により紙面の上方からX線を紙面の下方に向けて照
射することにより、X線透視による内視鏡X線像が得ら
れ、この方向を図1ではX線像対応表示方向D1で示し
ている。
【0024】また、X線像対応表示のモードでも形状表
示用モニタ24に表示される挿入形状を図1のX線像対
応表示方向D1の方向で観察した場合の挿入形状を1つ
表示する1画面モードでの表示と、前記方向D1と90
°異なるX線像対応表示方向D2で観察した場合の挿入
形状も表示する2画面モードでの表示とを行うことがで
きるようにしている。
【0025】なお、2画面モードでは通常モード及びX
線像対応表示のモードでも形状表示用モニタ24に表示
される2つの挿入形状における上下方向は共通で観察方
向が90°異なる方向となるようにしている。
【0026】例えば、X線像対応表示の指示を2画面モ
ードで行った場合には、前記方向D1と、この方向D1
の周りで上下方向を変えないで(つまり水平面で)90
度回転して方向D2の方向から見た場合の内視鏡挿入形
状をそれぞれ表示、つまり2画面モードで方向D1とD
2の方向から見た場合の2つの内視鏡挿入形状を表示す
ることができるようにしている。そして、通常モード及
びX線像対応表示のモードの切り換えの指示は入力部2
5から行うことができるようにしている。
【0027】つまり、本実施の形態では通常の挿入形状
の観察を行う場合の第1の視野方向に対応した方向を表
示の上下方向として挿入形状の表示を行う通常表示モー
ドででの挿入形状の表示と、内視鏡X線像観察の場合の
第2の視野方向に対応した方向を表示の上下方向として
挿入形状の表示を行うX線像対応表示モードでの挿入形
状の表示とを行う視野方向変更手段を有し、この視野方
向変更手段に表示モードの切り替えを指示する指示手段
を設け、内視鏡X線像表示に慣れたユーザに対してもよ
り把握しやすい状態で内視鏡形状表示を行うことができ
るようにしている。
【0028】上記視野方向変更手段は図2のシステムプ
ロセッサ31と画像生成回路34で構成され、例えば通
常表示モードでの挿入形状の表示からX線像対応表示モ
ードに切り換えて挿入形状の表示を行う指示がされる
と、1画面モードにおける通常モードでの挿入形状を図
1の−Z軸方向を視点方向とする基準の視点方向からの
挿入形状に変換し、さらに図1のZ軸の周りで反時計回
り方向に90°回転する処理をしてX線像対応表示モー
ドの(1画面モードの)挿入形状として表示する視野方
向の変換を行う。2画面モードでの表示は後述するよう
に2画面モードにおける一方の挿入形状(これは1画面
モードでの1つの挿入形状と同じ)を基準として、その
挿入形状を90°回転処理して生成する。
【0029】次に第1の実施の形態の作用について図3
を参照して説明する。制御ユニット23内のシステムプ
ロセッサ31はまずステップS1のユーザの画面構成の
設定状態を取得する。つまり、1画面で内視鏡挿入形状
を表示するか、2画面で内視鏡挿入形状を表示するかの
画面構成の設定情報を得る。次に12個のソースコイル
18−1〜18−12に同時にないしは順次交流信号を
印加してそのソースコイルの周囲に磁界を発生させ、そ
の磁界を既知の位置に配置された12個のセンスコイル
19−1〜19−12で検出し、その検出された磁界検
出電流のデジタル値を用いてスコープ6に組み込まれた
12個のソースコイル18−1〜18−12の位置を算
出する(ステップS2)。
【0030】次にステップS3の画面モード変更要求の
有無を判断し、画面モード変更要求がなければステップ
S4に進む。もし画面モード変更要求があれば、分岐A
に進み、現在の画面モードを判断し(ステップS1
1)、現在の画面モードが1画面モードであれば2画面
モードに変更し(ステップS12)、ステップS4に移
る。逆に現在の画面モードが2画面モードであれば1画
面モードに変更し(ステップS13)、ステップS4に
移る。
【0031】ステップS4において2画面モードでかつ
X線対応表示モード変更要求の有無を判断し、X線対応
表示モード変更要求があれば、分岐Cに進み、現在の表
示モードを判断し(ステップS21)、現在の表示モー
ドが通常表示モードであればX線像対応表示モードに変
更し(ステップS22)、ステップS5に移る。逆に、
現在の表示モードがX線像対応表示モードであれば通常
表示モードに変更し(ステップS23)、ステップS5
に移る。
【0032】次に図3のステップS5の内視鏡形状描画
処理の内容を図4を参照して説明する。図4に示すよう
まずステップS31の内視鏡形状モデル描画モードを判
断し、、その描画モードが1画面モードであれば1画面
モード処理(ステップS32)を行い、2画面モードな
ら2画面モード処理(ステップS33)を行って終了す
る。
【0033】この場合、1画面モードにおける内視鏡形
状の描画処理はユーザにより入力部25等から入力或い
は選択指示された視点方向から見た場合に対応したもの
となる。また、2画面モードでは、1画面モードでの視
点方向と、その際の表示の上下方向を保つようにして9
0°回転した前記視点方向に垂直な方向とに対応したも
のとなる(図6で後述)。
【0034】図5は図4のステップS32での1画面モ
ード処理の詳細なフローを示す。まずステップS41の
ソースコイルの位置座標を取得して視野座標に変換し、
次に内視鏡形状モデルデータを作成する(ステップS4
2)。そして、この内視鏡形状モデルデータを制御ユニ
ット23内の画像生成回路34内にある図示しないVR
AMに展開する(ステップS43)。
【0035】その結果、VRAMに展開された内視鏡形
状モデルデータが形状表示用モニタ24に出力され、こ
の形状表示用モニタ24には図7に示すような内視鏡形
状モデル41aが表示される(ステップS44)。
【0036】なお、形状表示用モニタ24に表示される
内視鏡形状モデル41aは実際には例えば、グレースケ
ールで表示され、立体感がある状態で表示される。例え
ば図7の形状の場合、先端部が手前側で明るく、この先
端部に重なる部分は暗く表示され、屈曲した状態が分か
るように立体的に表示される。なお、図7以外の図8等
でも実際には立体感があるように表示される。なお、グ
レースケールの代わりにハッチングにより、立体感があ
る表示を行うようにしても良い。ここで、ステップS4
2の内視鏡形状モデルデータ作成手順は先に出願した特
願平10−69075号と同様である。
【0037】図6は図4のステップS33での2画面モ
ード処理のフローを示し、まずステップS51の2画面
用の表示領域を設定し、次に視点を設定する(ステップ
S52)。次にソースコイルの位置座標を視野座標に変
換し(ステップS53)、2画面のうち左側の内視鏡形
状モデルデータを作成する(ステップS54)。
【0038】そして、この内視鏡形状モデルデータを制
御ユニット23内の画像生成回路34内にある図示しな
いVRAMに展開する(ステップS55)。次に、2画
面のうち左側の内視鏡形状モデルを90゜回転して右側
の内視鏡形状モデルを作成する(ステップS56)。こ
の右側のモデルデータをVRAMに展開する(ステップ
S57)。その結果、形状表示用モニタ24には図8に
示すような内視鏡形状モデル41a、41bが2画面モ
ードで表示される(ステップS58)。
【0039】なお、X線像対応表示モードの場合、ステ
ップS52で図1に示されるようなX線像対応表示方向
D1(−Z方向)に視点が設定され、かつ図1の上下方
向(X方向)を視野方向、つまり形状表示用モニタ24
で挿入形状を表示する場合の上下方向に設定してステッ
プS54で内視鏡形状モデルが作成される。
【0040】また、ステップS56で作成される内視鏡
形状モデルは左側のモデルを水平面方向に90°回転し
て、図1のX線像対応表示方向D2に視点が設定された
モデルが作成される。
【0041】ここで、ステップS54の内視鏡形状モデ
ルデータ作成手順は先に出願した特願平10−6907
5号と同様である。通常表示モードとX線像対応表示モ
ードは図3のフローに従い切り替えられ、例えば2画面
モードで通常表示モードとX線像対応表示モードとの切
替えを行った場合には、図9に示すように2つの通常表
示モードでの内視鏡形状モデル41c、41dとX線像
対応表示モードでの内視鏡形状モデル41e、41fと
が切替指示に応じて表示される。図示しないが、1画面
モードの場合でも同様に通常表示モードでの内視鏡形状
モデルとX線像対応表示モードでの内視鏡形状モデルと
が切替指示に応じて表示される。
【0042】従って、本実施の形態によれば、術者が挿
入状態を確認し易いと思う表示形態で挿入形状を表示さ
せることができる。例えば、X線透視を使い慣れた術者
の場合には、入力部25からX線像対応表示モードの指
示入力を行えば、X線透視で通常観察する状態に対応す
る視点方向及びその場合の表示手段での表示方向で挿入
形状を表示できるので、挿入状態を把握し易い。
【0043】また、X線透視をあまり使用しないような
術者の場合には、通常表示モードでの表示の指示或いは
選択を行えば、挿入方向を表示手段の上下方向とした通
常の挿入形状の表示を行うので、挿入状態の把握等を行
い易い。
【0044】
【第2の実施の形態】次に本発明の第2の実施の形態を
図10と図11を参照して説明する。図10及び図11
は第2の実施の形態に係り、図10は2画面モードの処
理のフローを示し、図11は形状表示用モニタに表示さ
れる内視鏡挿入形状等を示す。
【0045】本実施の形態は図1において、X線像対応
モードでの内視鏡挿入形状の表示の指示がされた場合に
はその標識図形を表示するようにしたものであり、その
他の構成は第1の実施の形態と同様である。
【0046】次に図10を用いて第2の実施の形態の作
用について説明する。図10はステップS51からステ
ップS57までのフローは第1の実施の形態における図
6と同様である。
【0047】ステップS57の後、ステップS61で現
在の表示モードの判断を行い、通常表示モードであれ
ば、そのまま内視鏡形状を表示する(ステップS5
8)。一方、X線像対応表示モードであれば、標識図形
をVRAMに展開する(ステップS62)。そして内視
鏡形状とともに標識図形を表示する(ステップS5
8)。
【0048】その結果形状表示用モニタ24には図11
に示すような標識図形51を伴った内視鏡挿入形状モデ
ル41e、41fが表示される。なお、図11では2画
面モードの場合で示したが、1画面モードでもX線像対
応表示モードであれば、標識図形51を伴った内視鏡挿
入形状モデルが表示されることになる。その他の構成お
よび作用は第1の実施の形態と同様である。
【0049】本実施の形態によれば、内視鏡X線像表示
と対応した表示中にその状態である事を示す標識図形5
1が表示されるので、ユーザは内視鏡X線像表示に対応
した表示中であることを認識し易い。その他は第1の実
施の形態と同様の効果を有する。なお、図形の代わりに
文字や記号等を用いても良い。
【0050】なお、第1の実施の形態では、スコープ6
側に複数のソースコイル18−1〜18−12を配置
し、複数のセンスコイル19−1〜19−12をスコー
プ6外部の既知の位置に配置したが、スコープ6内に複
数のセンスコイル19−1〜19−12を所定間隔等で
配置し、スコープ6の外部の既知の位置に複数のソース
コイル18−1〜18−12を配置しても良い。
【0051】なお、例えばX線像対応モードで挿入形状
を表示する場合の表示面の上下方向として図1のX方向
として説明したが、本発明では形状表示モニタ24に挿
入形状を表示する場合の視野方向を自由に変更可能であ
り、例えば患者5が図1のY軸方向から傾いて横たえた
場合等においてもそれに対応した通常モード及びX線像
対応モードで挿入形状を表示できる。
【0052】つまり、この場合には挿入方向は図1の水
平方向(−Y軸方向)から(XY面内で)傾いた方向と
なり、これに応じて通常モードで挿入形状の表示の場合
の表示画面の上下方向(垂直方向)は水平方向から傾い
た挿入方向に設定される。また、X線像対応モードで挿
入形状を表示する場合には、この挿入方向が表示画面の
水平方向に設定されて表示される。
【0053】[付記] (1)内視鏡挿入部の挿入軸に沿って配置された複数の
コイルを有する第1のコイル手段と、予め決められた所
定の位置に配置された複数のコイルを有する第2のコイ
ル手段と、前記第1のコイル手段と第2のコイル手段と
の間で磁気信号を送受する送受信手段と、前記磁気信号
の送受によって得られた検出信号に基づき、前記第2の
コイル手段と前記第1のコイル手段における複数のコイ
ルそれぞれの位置情報を演算する演算手段と、前記演算
手段の演算結果に基づき、前記内視鏡挿入部の挿入形状
を表示手段に擬似的に表示する表示制御手段と、を有す
る内視鏡形状検出装置において、前記表示手段に表示さ
れる前記挿入形状の視野方向を変更指示可能な視野方向
変換手段、を具備したことを特徴とする内視鏡形状検出
装置。
【0054】(2)内視鏡挿入部の挿入軸に沿って配置
された複数のコイルを有する第1のコイル手段と、予め
決められた所定の位置に配置された複数のコイルを有す
る第2のコイル手段と、前記磁気信号の送受によって得
られた検出信号に基づき、前記第2のコイル手段と前記
第1のコイル手段における複数のコイルそれぞれの位置
情報を演算する演算手段と、前記演算手段の演算結果に
基づき、前記内視鏡挿入部の挿入形状を表示手段に擬似
的に表示する表示制御手段と、を有する内視鏡形状検出
装置において、前記表示手段の表示画面の垂直方向を前
記内視鏡挿入部の挿入方向と一致させて表示させる第1
の表示モードと、前記表示画面の水平方向を前記内視鏡
挿入部の挿入方向と一致させて表示させる第2の表示モ
ードとを変更可能な視野方向変換手段、を具備したこと
を特徴とする内視鏡形状検出装置。
【0055】(3)複数の磁界発生手段と、前記磁界発
生手段から発生した磁界を検出する磁界検出手段とを有
し、磁界検出結果から各々の磁界発生手段の位置を算出
し、内視鏡の形状を内視鏡形状表示手段に表示する内視
鏡形状検出装置において、前記内視鏡形状表示手段が互
いに異なる視点方向からの複数の内視鏡形状を同時に表
示し、X線透視下の内視鏡像に対応する表示に切り替え
る手段を設けたことを特徴とする内視鏡形状検出装置。 (4)X線透視した内視鏡像に対応する表示をしている
間に、その状態であることを示す図形ないし文字を表示
することを特徴とした付記3記載の内視鏡形状検出装
置。
【0056】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る内視
鏡形状表示装置及び方法によれば、X線透視に慣れた術
者の場合にも把握し易い状態で内視鏡形状を表示でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態を備えた内視鏡シス
テムの全体構成図。
【図2】制御ユニットの概略の機能構成を示すブロック
図。
【図3】図1の内視鏡形状検出装置の作用を示すフロー
チャート図。
【図4】図3における内視鏡形状描画処理の内容を示す
フローチャート図。
【図5】図4の1画面モード処理の内容を示すフローチ
ャート図。
【図6】図4の2画面モード処理の内容を示すフローチ
ャート図。
【図7】形状表示用モニタに表示される1画面モードで
の内視鏡挿入形状を示す図。
【図8】形状表示用モニタに表示される2画面モードで
の内視鏡挿入形状を示す図。
【図9】形状表示用モニタに表示される2画面モード時
での通常表示モードとX線像対応モードでの内視鏡挿入
形状を示す図。
【図10】本発明の第2の実施の形態における2画面モ
ード処理の内容を示すフローチャート図。
【図11】形状表示用モニタに表示される2画面モード
時でのX線像対応モードの内視鏡挿入形状が標識図形と
共に表示される様子を示す図。
【符号の説明】
1…内視鏡システム 2…内視鏡装置 3…内視鏡形状検出装置 4…検査ベッド 5…患者 6…内視鏡(スコープ) 7…ビデオプロセッサ 8…画像観察用モニタ 11…挿入部 12…操作部 13…ユニバーサルケーブル 16…湾曲部 17…挿入形状検出用プローブ 18−1〜18−12…ソースコイル 19−1〜19−12…センスコイル 20…コイルユニット 23…制御ユニット 24…形状表示用モニタ 25…入力部 31…システムプロセッサ 32…駆動回路 33…検出回路 34…画像生成回路 41a〜41f…内視鏡挿入形状モデル
フロントページの続き (72)発明者 吉沢 靖宏 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オ リンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 谷口 明 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オ リンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 小野田 文幸 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オ リンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 相沢 千恵子 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オ リンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 原 雅直 東京都渋谷区初台1丁目34番14号 初台 TNビル オリンパスシステムズ株式会 社内 (72)発明者 辻 和孝 東京都渋谷区初台1丁目34番14号 初台 TNビル オリンパスシステムズ株式会 社内 (56)参考文献 特開 平9−28659(JP,A) 特開 平8−107875(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A61B 1/00 - 1/32

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】内視鏡挿入部の挿入軸に沿って配置された
    複数のコイルを有する第1のコイル手段と、 予め決められた所定の位置に配置された複数のコイルを
    有する第2のコイル手段と、 前記第1のコイル手段及び第2のコイル手段との一方で
    発生した磁界を他方のコイル手段で検出することによ
    り、前記第1のコイル手段における複数のコイルそれぞ
    れの位置情報を演算する演算手段と、 前記演算手段の演算結果に基づき、前記内視鏡挿入部の
    挿入形状を表示手段に擬似的に表示する挿入形状画像を
    生成する画像生成手段と、 前記表示手段に表示される前記挿入形状の視野方向を変
    更して表示する表示変更手段と、 前記画像生成手段で生成された前記挿入形状画像の上下
    の表示方向を、患者の身長方向または診断ベッドの長手
    方向を上下方向として表示する第1の画面モードと、前
    記磁界に基づき挿入形状画像を生成する前記画像生成手
    段とは異なる手段により内視鏡挿入部の挿入形状を取得
    して表示する機器においては診断ベッドの短手方向を上
    下方向として挿入形状画像を取得し、前記磁界に基づき
    挿入形状画像を生成する前記画像生成手段で生成された
    内視鏡挿入部の挿入形状を、第2の視点方向から観察し
    た場合の挿入形状として前記診断ベッドの短手方向を上
    下方向として表示する第2の画面モードでの表示を選
    択的に行って表示するように前記表示変更手段を制御す
    る表示制御手段と、 を設けたことを特徴とする内視鏡形状検出装置。
  2. 【請求項2】内視鏡挿入部の挿入軸に沿って配置された
    複数のコイルを有する第1のコイル手段と、 予め決められた所定の位置に配置された複数のコイルを
    有する第2のコイル手段と、 前記の第1コイル手段及び第2のコイル手段との一方で
    発生した磁界を他方のコイル手段で検出することによ
    り、前記第1のコイル手段における複数のコイルそれぞ
    れの位置情報を演算する演算手段と、 前記演算手段の演算結果に基づき、前記内視鏡挿入部の
    挿入形状を表示手段に擬似的に表示する挿入形状画像を
    生成する画像生成手段と、 前記表示手段に表示される前記挿入形状の視野方向を変
    更して表示する表示変更手段と、 前記画像生成手段で生成された前記挿入形状画像の上下
    の表示方向を、患者の身長方向または診断ベッドの長手
    方向を上下方向として表示する第1の画面モードと、前
    記磁界に基づき挿入形状画像を生成する前記画像生成手
    段とは異なる手段により内視鏡挿入部の挿入形状を取得
    して表示する機器においては診断ベッドの短手方向を上
    下方向として挿入形状画像を取得し、前記磁界に基づき
    挿入形状画像を生成する前記画像生成手段で生成された
    内視鏡挿入部の挿入形状を、第2の視点方向から観察し
    た場合の挿入形状として前記診断ベッドの短手方向を上
    下方向として1つ表示する1画面表示モードと、前記診
    断ベッドの上下方向から観察した場合の挿入形状と前記
    短手方向から観察した場合の挿入形状とを、患者の身長
    方向または診断ベッドの長手方向を上下方向として2つ
    表示する2画面表示モードのいずれかで前記挿入形状画
    像の表示を行う第2の画面モードでの表示を選択的に
    行って表示するように前記表示変更手段を制御する表示
    制御手段と、 を設けたことを特徴とする内視鏡形状検出装置。
  3. 【請求項3】前記第2の視点方向は前記第1の視点方向
    に対して90度異なるものであることを特徴とする請求
    項1または請求項2に記載の内視鏡形状検出装置。
  4. 【請求項4】前記表示制御手段は、更に、前記第2の視
    点方向から観察した前記挿入形状画像を表示する際に、
    前記第2の視点方向から観察した前記挿入形状画像と併
    せて前記第2の視点方向から観察した場合の表示である
    ことを表す標識を表示するように制御することを特徴と
    する請求項1に記載の内視鏡形状検出装置。
  5. 【請求項5】内視鏡挿入部の挿入軸に沿って配置された
    複数のコイルを有する第1のコイル手段と、予め決めら
    れた所定の位置に配置された複数のコイルを有する第2
    のコイル手段とを有し、前記第1、第2のコイル手段の
    一方で発生した磁界を他方のコイル手段で検出する検出
    手段により得られた前記第1のコイル手段における複数
    のコイルそれぞれの位置情報を演算する演算ステップ
    と、 前記演算ステップでの演算結果に基づき、前記内視鏡挿
    入部の挿入形状を表示手段に擬似的に表示する挿入形状
    画像を生成する画像生成ステップと、 前記表示手段に表示される前記挿入形状の視野方向を変
    更して表示する表示変更ステップと、 前記画像生成ステップで生成された前記挿入形状画像の
    上下の表示方向で第1の視点方向から観察した場合の前
    記挿入形状画像を表示する第1の画面モードと、前記磁
    界に基づき挿入形状画像を生成する前記画像生成ステッ
    プによる方法とは異なる方法により前記第1の視点方向
    とは異なる第2の視点方向から前記内視鏡挿入部の挿入
    形状画像を取得して表示する機器の表示画面上の該挿入
    形状画像の上下の表示方向に対応させて前記第2の視点
    方向から観察した場合の前記挿入形状画像を表示する第
    2の画面モードでの表示を選択的に行って表示するよう
    に制御する表示制御ステップと、 を設けたことを特徴とする内視鏡形状検出装置の表示制
    御方法。
  6. 【請求項6】内視鏡挿入部の挿入軸に沿って配置された
    複数のコイルを有する第1のコイル手段と、予め決めら
    れた所定の位置に配置された複数のコイルを有する第2
    のコイル手段とを有し、前記第1、第2のコイル手段の
    一方で発生した磁界を他方のコイル手段で検出する検出
    手段により得られた前記第1のコイル手段における複数
    のコイルそれぞれの位置情報を演算する演算ステップ
    と、 前記演算ステップでの演算結果に基づき、前記内視鏡挿
    入部の挿入形状を表示手段に擬似的に表示する挿入形状
    画像を生成する画像生成ステップと、 前記表示手段に表示される前記挿入形状の視野方向を変
    更して表示する表示変更ステップと、 前記画像生成ステップで生成された前記挿入形状画像の
    上下の表示方向で第1の視点方向から観察した場合の前
    記挿入形状画像を表示する第1の画面モードと、前記磁
    界に基づき挿入形状画像を生成する前記画像生成ステッ
    プによる方法とは異なる方法により前記第1の視点方向
    とは異なる第2の視点方向から前記内視鏡挿入部の挿入
    形状画像を取得して表示する機器の表示画面上の該挿入
    形状画像の上下の表示方向に対応させて前記第2の視点
    方向から観察した場合の前記挿入形状画像を1つ表示す
    る1画面表示モードと、前記第2の視点方向に対応した
    上下の表示方向は共通で観察方向がそれぞれ異なる方向
    から観察した場合の前記挿入形状画像を2つ表示する2
    画面表示モードのいずれかで、前記挿入形状画像の表示
    を行う第2の画面モードでの表示を選択的に行って表示
    するように制御する表示制御ステップと、 を設けたことを特徴とする内視鏡形状検出装置の表示制
    御方法。
JP25143598A 1998-09-04 1998-09-04 内視鏡形状検出装置及び内視鏡形状表示制御方法 Expired - Fee Related JP3458060B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP25143598A JP3458060B2 (ja) 1998-09-04 1998-09-04 内視鏡形状検出装置及び内視鏡形状表示制御方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP25143598A JP3458060B2 (ja) 1998-09-04 1998-09-04 内視鏡形状検出装置及び内視鏡形状表示制御方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2000079088A JP2000079088A (ja) 2000-03-21
JP3458060B2 true JP3458060B2 (ja) 2003-10-20

Family

ID=17222806

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP25143598A Expired - Fee Related JP3458060B2 (ja) 1998-09-04 1998-09-04 内視鏡形状検出装置及び内視鏡形状表示制御方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3458060B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7871370B2 (en) 2005-11-09 2011-01-18 Hoya Corporation Endoscope-shape monitoring system

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4695420B2 (ja) * 2004-09-27 2011-06-08 オリンパス株式会社 湾曲制御装置
EP2351509A4 (en) 2008-10-28 2018-01-17 Olympus Corporation Medical device
KR20150041156A (ko) 2011-01-25 2015-04-15 엔비전 메디컬 코포레이션 협폭의 신체내강을 유지하기 위한 시스템들 및 방법들
JP6616838B2 (ja) * 2016-03-31 2019-12-04 Hoya株式会社 内視鏡形状把握システム
WO2020039800A1 (ja) 2018-08-24 2020-02-27 富士フイルム株式会社 画像処理装置、画像処理方法、及び画像処理プログラム

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7871370B2 (en) 2005-11-09 2011-01-18 Hoya Corporation Endoscope-shape monitoring system

Also Published As

Publication number Publication date
JP2000079088A (ja) 2000-03-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US11744445B2 (en) Method and system for assisting an operator in endoscopic navigation
WO2006035693A1 (ja) 湾曲制御装置
JP5161013B2 (ja) 医用ガイドシステム
JP2006218129A (ja) 手術支援システム
JPWO2018116573A1 (ja) 内視鏡挿入形状観測装置
JP3290153B2 (ja) 内視鏡挿入形状検出装置
JP2004105725A (ja) 内視鏡装置及び内視鏡挿入動作プログラム
JP3458060B2 (ja) 内視鏡形状検出装置及び内視鏡形状表示制御方法
JP2002306403A (ja) 内視鏡装置
JP4024545B2 (ja) 内視鏡シミュレータシステム
JP3548430B2 (ja) 内視鏡形状検出装置
JP6616838B2 (ja) 内視鏡形状把握システム
JP2007130132A (ja) 内視鏡挿入部形状把握システム
JP2000083889A (ja) 内視鏡形状検出システム
JP4493383B2 (ja) 手技支援システム
JP4615842B2 (ja) 内視鏡システムおよび内視鏡画像処理装置
JP6429618B2 (ja) 内視鏡挿入形状観測装置
JP6464110B2 (ja) 内視鏡形状把握システム
JP3397299B2 (ja) 位置検出装置
JP4533638B2 (ja) バーチャル画像表示システム
JP3404331B2 (ja) 内視鏡形状検出装置及び当該装置における画像処理方法
JP2002369790A (ja) 内視鏡形状検出システム
JPH11113912A (ja) 超音波画像診断装置
JP2005021355A (ja) 手術支援装置
JP7167334B2 (ja) モニタリングシステム及び内視鏡の模型への挿入操作の評価方法

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20030714

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080801

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090801

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100801

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100801

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110801

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120801

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130801

Year of fee payment: 10

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees