JP3455930B2 - 多気筒エンジンの鋼管製排気マニホールド - Google Patents

多気筒エンジンの鋼管製排気マニホールド

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本願発明は、鋼管を使用した多気
筒エンジンの排気マニホールドの構造に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】一般に各気筒毎の排気管を一体的に形成
した多気筒エンジンの排気マニホールドは、耐熱性の点
から鋳鉄で形成されているケースが多いが、鋳鉄性のも
のはかなり重くなり、エンジン自体の軽量化を損ねる。
また、内面の流体抵抗も大きい。
【0003】このため、例えば実開平5−1819号公
報に示されるように、上記各気筒毎の排気管を鋼管で形
成、つまりステンレス鋼等の鋼製パイプ材を排気干渉を
招くことがないように曲げ加工して上記各排気管を含む
排気マニホールドを形成することにより、軽量化と流体
抵抗の低減を図るようにしたものが提案されている。こ
のように排気マニホールドの各排気管が鋼管製とされた
場合に、その排気下流側集合部の構造としては、一般に
各鋼管製排気管の排気下流側端部が一体に収束され、こ
の集束部がさらに一本の集合管に嵌合状態で接合される
ことになる。
【0004】該従来の多気筒エンジンにおける鋼管製排
気マニホールドの構造の一例を図5〜図7に示す。
【0005】本例では、多気筒エンジンとして、例えば
直列4気筒エンジン(図示省略)が採用されており、それ
に対応して例えば図5に示すような構造の不干渉型の排
気マニホールド1が設けられている。
【0006】該排気マニホールド1は、上記直列4気筒
エンジンの第1〜第4の各気筒No1〜No4に対応した
第1〜第4の各排気管11〜14を有し、それら各排気
管11〜14の排気上流側端部11a〜14aにはエンジ
ン本体側の排気口部と接合するためのフランジ部2が一
体形成されている一方、他方、排気下流側端部11b〜
14bは図5、図6に示すように収束一体化されてい
る。該集束部3における上記各排気管11〜14の排気
下流側端部11b〜14bの各々は、それぞれ図6に示す
ように断面略扇形をなし、相交錯するX−Y軸方向のコ
ーナ部の2片同士が全体として略円形断面を形成するよ
うに嵌合され、かつ相互に溶接されて接合一体化されて
いる。そして、該一体化された円筒形の集束部3に対し
て下流側一本の集合管との接続用ブラケット4が嵌合さ
れるようになっている。
【0007】そして、上記収束された排気管各下流側端
部11b〜14bの溶接部は、例えば図7から明らかなよ
うに、上側左右に並列する共に管長の長い第1の排気管
11および第4の排気管14の各下部壁と下側左右に並
列する共に管長の短かい第2の排気管12および第3の
排気管13の各上壁部との接合ラインLXと左側上下に
並列する管長差の大きい第1の排気管11と第2の排気
管12の各縦壁部と右側に位置して上下に並列する管長
差の大きい第4の排気管14と第3の排気管13の各縦
壁部との接合ラインLYとに、各々当該接合ラインL
X,LYのLY側を先ず先に溶着した後、続いてLX側
を溶着することにより接合されており、その結果、形成
された各接合ラインのLX,LYの溶接ビードBX,BY
は、上記接合ラインLY側の溶接ビードBYの方が接合
ラインLX側の溶接ビードBXの排気上流側に位置して
集束部3中央O点部でクロスする構造となっている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところが、図5のよう
な多気筒エンジンの鋼管製排気マニホールドの場合、上
述のように、その気筒位置との関係で上記集束部3まで
の各排気管11〜14の長さおよび曲成状態が異なり、
それに応じてエンジン運転時における各々の軸方向の熱
伸び量も相当に異なる。
【0009】その結果、上側左右に位置する共に管長の
長い第1および第4の排気管11,14の熱伸び量が下
側左右に位置する共に管長の短かい第2、第3の排気管
12,13の熱伸び量よりも相当に大きく、しかも第
1、第4の排気管11,14同士の溶接ビードBYは中
央O点部では溶接ビードBXによっても拘束されてい
る。従って、特に伸び変形側と拘束部との境界点である
1点部分の溶接ビードBYに応力歪みによるクラック
(図面の手前側の折れ)が発生する問題がある。その結
果、シール性が害される。
【0010】本願発明は、このような問題を解決するこ
とを目的とするものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】本願発明の多気筒エンジ
ンの鋼管製排気マニホールドは、上記の目的を達成する
ために、それぞれ次のような有効な課題解決手段を備え
て構成されている。
【0012】すなわち、先ず本願発明の多気筒エンジン
の鋼管製排気マニホールドは、軸方向への熱伸び量が異
なる少なくとも3本の鋼管製排気管を排気下流側端部で
相互に集束させるとともに該集束部の各排気管の相互に
隣接する管壁部間を溶接することにより一体化してなる
多気筒エンジンの鋼管製排気マニホールドであって、上
記集束部中央において軸方向への熱伸び量の差が大きい
排気管同士の管壁部間の溶接ビードが軸方向への熱伸び
量の差が小さい排気管同士の管壁部間の溶接ビードより
も排気上流側に位置して重合されて形成されている。
【0013】また、その場合、集束部中央の溶接ビード
重合部における排気下流側溶接ビードの溶接方向は、軸
方向への熱伸び量が大きい排気管同士の管壁部間側から
軸方向への熱伸び量が小さい排気管同士の管壁部間側方
向、又はその逆の方向に向けて溶接されて形成されてい
る。
【0014】さらに、また、本願発明の多気筒エンジン
の鋼管製排気マニホールドは、第1および第4の排気管
の管長が第2、第3の排気管の管長よりも長い第1〜第
4の4本の排気管を排気下流側端部で相互に集束させる
とともに該集束部の各排気管の相互に隣接する管壁部間
を溶接することにより一体化してなる直列4気筒エンジ
ンの鋼管製排気マニホールドであって、上記集束部中央
において上記第1の排気管および第4の排気管と上記第
2の排気管および第3の排気管との管壁部間の溶接ビー
ドが上記第1の排気管および第2の排気管と上記第4の
排気管および第3の排気管との管壁部間の溶接ビードよ
りも排気上流側に位置して重合されて形成されている。
【0015】
【0016】
【0017】
【作用】本願発明の多気筒エンジンの鋼管製排気マニホ
ールは、上記構成に対応して各々次のような作用を奏
する。
【0018】すなわち、先ず本願発明の多気筒エンジン
の鋼管製排気マニホールドの構成では、上述のように、
軸方向への熱伸び量が異なる少なくとも3本の鋼管製排
気管を排気下流側端部で相互に集束させるとともに該集
束部の各排気管の相互に隣接する管壁部間を溶接するこ
とにより一体化してなる多気筒エンジンの鋼管製排気マ
ニホールドであって、上記集束部中央において軸方向へ
の熱伸び量の差が大きい排気管同士の管壁部間の溶接ビ
ードが軸方向への熱伸び量の差が小さい排気管同士の管
壁部間の溶接ビードよりも排気上流側に位置して重合状
態になるように形成されており、軸方向への熱伸び量の
差が小さい排気管同士の管壁部間の溶接ビードの拘束力
は小さくなり、上記熱伸び量の差による応力を同溶接ビ
ードの曲がりによって吸収することができるようにな
り、クラック抑止作用が実現される。
【0019】また、該場合において、同集束部中央の溶
接ビード重合部における排気下流側溶接ビードの溶接方
向は、軸方向への熱伸び量が大きい排気管同士の管壁部
間側から軸方向への熱伸び量が小さい排気管同士の管壁
部間側方向、又はその逆の方向に向けて溶接されて形成
されていると、当該作用が、より有効に実現される。
【0020】さらに、また、本願発明の多気筒エンジン
の鋼管製排気マニホールドは、第1および第4の排気管
の管長が第2、第3の排気管の管長よりも長い第1〜第
4の4本の排気管を排気下流側端部で相互に集束させる
とともに該集束部の各排気管の相互に隣接する管壁部間
を溶接することにより一体化してなる直列4気筒エンジ
ンの鋼管製排気マニホールドであって、上記集束部中央
において上記第1の排気管および第4の排気管と上記第
2の排気管および第3の排気管との管壁部間の溶接ビー
ドが上記第1の排気管および第2の排気管と上記第4の
排気管および第3の排気管との管壁部間の溶接ビードよ
りも排気上流側に位置して重合されて形成されている
と、直列4気筒エンジンの鋼管製排気マニホールドの場
合において、上記と全く同様の作用を実現することがで
きる。
【0021】
【0022】
【0023】
【発明の効果】以上の結果、本願発明の多気筒エンジン
の鋼管製排気マニホールドによると、軸方向への熱伸び
量の差が大きな排気管間の応力を溶接ビードの曲げ変形
によって吸収させ得るようになり、従来のような歪み応
力によるクラックの発生が防止される。従って、シール
性を喪失することもない。その結果、耐久性が向上す
る。
【0024】
【実施例】図1〜図3は、本願発明の実施例に係る多気
筒エンジンの鋼管製排気マニホールドの構造を示してい
る。
【0025】本実施例では、多気筒エンジンとして、例
えば従来例の場合と同様の直列4気筒エンジンが採用さ
れており、それに対応して例えば図5に示す従来と同様
の構造の排気マニホールド1が設けられている。
【0026】該排気マニホールド1は、上記直列4気筒
エンジンの第1〜第4の各気筒に対応した第1〜第4の
各排気管11〜14を有し、それら各排気管11〜14
の排気上流側端部(エンジン本体側端部)11a〜14aに
はエンジン本体側の排気口部と接合するためのフランジ
部2が一体的に形成されている一方、他方、排気下流側
端部11b〜14bは図6に示すように集束一体化されて
いる。該集束部3における上記排気管11〜14の排気
下流側端部11b〜14bの各々は、それぞれ断面略扇形
をなし、縦横2つのフラットな接合壁を有するコーナ面
同士を全体として略円形断面を形成するように相互に嵌
合させて一体化するようになっている。
【0027】該嵌合は、上記直列4気筒エンジンの両端
側第1(No1)、第4(No4)気筒の管長が長く熱伸び量
が大きい第1、第4の排気管下流側端部11b,14bを
上部側左右に、又同直列4気筒エンジンの中間側第2
(No2)、第3(No3)気筒の管長が短く熱伸び量が小さ
い第2、第3の排気管下流側端部12b,13bを下部側
左右に、各々並設させた状態で実現されており、その結
果、該嵌合によって十字状に形成される第1〜第4の排
気管11〜14間の相互に直交するX−Y方向2本の溶
接接合ラインLX,LYは、X軸方向の第1の接合ライ
ンLXが熱伸び量の差が大きい第2の接合ライン、Y軸
方向の接合ラインLYが熱伸び量の差の小さい接合ライ
ンとなる。
【0028】そして、上記集束された各排気管11〜1
4の下流側端部11b〜14bの上記X−Y方向2本の第
1、第2の接合ラインLX,LYは、図1に示すように
次のような関係で溶接される。
【0029】すなわち、先ず最初にX軸方向の第1の接
合ラインLXに沿って矢印(イ)方向(左側から右側にか
けて)の溶接を行う。この結果、図1中の符号BXで示
すような溶接ビードが形成され、それによって上下に位
置する熱伸び量の差の大きな第1の排気管11の下流側
端部11bと第2の排気管12の下流側端部12bおよび
第4の排気管14の下流側端部14bと第3の排気管1
3の下流側端部13bとの溶着接合が先に実現される。
【0030】次に、その上でY軸方向の第2の接合ライ
ンLYに沿って矢印(ロ)方向(上側から下側にかけて)の
溶接を行う。この結果、図1〜図3中の符号BYで示す
ような上記第1の溶接ビードBXと集束部3の中央O点
で山状に交叉重合する第2の溶接ビードが形成され、そ
れによって左右に位置する熱伸び量の差の小さな第1の
排気管11の下流側端部11bと第4の排気管14の下
流側端部14bおよび第2の排気管12の下流側端部1
2bと第3の排気管13の下流側端部13bとの確実な溶
着接合が実現される。
【0031】この結果、熱伸び量の差が大きく、熱伸び
時の歪応力によるクラックが発生しやすかった上記P1
点は第1、第2の2つの溶接ビードBX,BYの接合力
によって強固に固定されることになる一方、熱伸び応力
による歪みは、排気下流側に位置することになって拘束
力が低下した第2の溶接ビードBYの曲がり変形によっ
て吸収されてしまうので、P1点においても従来のよう
なクラックが発生しにくくなる。
【0032】なお、以上の実施例では、上記X軸方向第
1の接合ラインLXを左からの右の矢印(イ)方向に、ま
たY軸方向第2の接合ラインLYを上から下の矢印(ロ)
方向に各々溶接して行く溶接方法を採用したが、それら
2つの溶接方向は、それぞれ右から左(図示ハ方向)、下
から上(図示ニ方向)の上記とは逆の方向であっても良い
ことは言うまでもない。
【0033】また、以上の実施例では、直列4気筒エン
ジンの排気マニホールドの場合を例として説明したが、
例えばV型6気筒エンジン等の左右各バンクの3本の排
気管11〜13を有する排気マニホールドの場合にも図
4に示すようにすれば、同様の作用効果を実現すること
ができる。
【0034】すなわち、該場合においては、例えば第
1、第3、第5気筒又は第2、第4、第6気筒の内の第
1、第2,第5、第6気筒に対応する第1、第2,第5、
第6の排気管11、12,15、16の管長が長くて熱
伸び量が大きく、一方それらの間の第3、第4気筒に対
応する第3、第4の排気管13,14の管長が短くて熱
伸び量が小さい。そして、それら各排気管11,12、
13,14、15,16の各下流側端部11b,12b、1
3b,14b、15b,16bの集束部3の嵌合状態が図示の
ようになっているとすると(なお、図には左右両バンク
側の各排気管集束部を併せて示している)、上記実施例
の場合と同様に熱伸び量の差が大きい第1、第2、第
5、第6の排気管下流側端部11b,12b,15b,16b
と第3、第4の排気管下流側端部13b,14bとのへの
字状の接合ラインLAを先ず最初に矢印(ホ)方向(又は
その逆方向)に溶接して接合する。その結果、図示BA
のようなへの字状に連続する溶接ビードが形成される。
【0035】その後、続いて熱伸び量の差が小さい第
1、第2の排気管下流側端部11b,12bと第5、第6
の排気管下流側端部15b,16bとの直線状の接合ライ
ンLBを矢印(ヘ)方向(又はその逆方向)に溶接して接合
する。
【0036】その結果、図示BBのような下端側が上記
への字状の第1の溶接ビードBAの頂点部P2に重合す
る第2の溶接ビードが形成される。
【0037】したがって、該構成によっても、熱伸び量
の差が大きく、歪応力によるクラックが発生しやすい第
2の溶接ビードBBが排気下流側に位置するようにな
り、拘束力が低下して曲がり易くなるので、そのP2
部でのクラックの発生が防止される。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本願発明の実施例に係る多気筒エンジ
ンの鋼管製排気マニホールド集束部の接合後の構造を示
す拡大正面図である。
【図2】図2は、図1のA−A線断面図である。
【図3】図3は、図1のB−B線断面図である。
【図4】図4は、本願発明の他の実施例に係る多気筒エ
ンジンの鋼管製排気マニホールド集束部接合後の構造を
示す拡大正面図である。
【図5】図5は、従来例および本願発明実施例に共通な
多気筒エンジンの排気マニホールドの全体的な構造を示
す正面図である。
【図6】図6は、同図5の排気マニホールドの排気下流
側集束部接合前の状態の拡大正面図である。
【図7】図7は、従来の多気筒エンジンの鋼管製排気マ
ニホールド集束部の接合後の状態の拡大正面図である。
【符号の説明】
1は排気マニホールド、3は集束部、11は第1の排気
管、12は第2の排気管、13は第3の排気管、14は
第4の排気管、LX、LAは第1の接合ライン、LY,
LBは第2の接合ライン、BX,BYは第1の溶接ビー
ド、BY,BBは第2の溶接ビードである。
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F01N 7/10 B23K 9/00 501 B23K 9/028 F01N 7/18

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 軸方向への熱伸び量が異なる少なくとも
    3本の鋼管製排気管を排気下流側端部で相互に集束させ
    るとともに該集束部の各排気管の相互に隣接する管壁部
    間を溶接することにより一体化してなる多気筒エンジン
    の鋼管製排気マニホールドであって、上記集束部中央に
    おいて軸方向への熱伸び量の差が大きい排気管同士の管
    壁部間の溶接ビードが軸方向への熱伸び量の差が小さい
    排気管の管壁部間の溶接ビードよりも排気上流側に位置
    して重合形成されていることを特徴とする多気筒エンジ
    ンの鋼管製排気マニホールド。
  2. 【請求項2】 集束部中央の溶接ビード重合部における
    排気下流側溶接ビードの溶接方向は、軸方向への熱伸び
    量が大きい排気管同士の管壁部間側から軸方向への熱伸
    び量が小さい排気管同士の管壁部間側方向、又はその逆
    の方向に向けて溶接されて形成されていることを特徴と
    する請求項1記載の多気筒エンジンの鋼管製排気マニホ
    ールド。
  3. 【請求項3】 第1および第4の排気管の管長が第2、
    第3の排気管の管長よりも長い第1〜第4の4本の排気
    管を排気下流側端部で相互に集束させるとともに該集束
    部の各排気管の相互に隣接する管壁部間を溶接すること
    により一体化してなる直列4気筒エンジンの鋼管製排気
    マニホールドであって、上記集束部中央において上記第
    1の排気管および第4の排気管と上記第2の排気管およ
    び第3の排気管との管壁部間の溶接ビードが上記第1の
    排気管および第2の排気管と上記第4の排気管および第
    3の排気管との管壁部間の溶接ビードよりも排気上流側
    に位置して重合形成されていることを特徴とする多気筒
    エンジンの鋼管製排気マニホールド。
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