JP3455745B2 - 偏光板貼付機構 - Google Patents
偏光板貼付機構Info
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Description
板を貼付するための偏光板貼付機構に関する。
ルを透過する透過光の振動方向を制限するため、液晶パ
ネルの表裏面に偏光板が備えられる。
々の方法が使用されているが、例えば、特開平9−14
6059号公報に記載の方法では、図4に示すように、
偏光板1を液晶パネル2に貼付するにあたって、貼付ロ
ーラ103と、液晶パネル2を固定するとともに水平方
向に移動する基台106と、この基台106の上面に備
えられ液晶パネル2を固定するための図示しない吸着孔
が備えられる。
持するための支持体107が備えられ、この支持体10
7には、偏光板1を保持するための吸着孔107aが形
成される。
了前に液晶パネル2に接触することを防止するため、圧
搾空気等の高圧ガスを吹き出すためのノズル108が備
えられ、このノズル108は偏光板1の寸法に合わせて
複数個配置される場合もある。
によって、偏光板1の液晶パネル2への貼付面に予め貼
着されたセパレータを剥がさない状態で偏光板1を支持
体107に位置合わせし、偏光板1を吸着孔107aを
介して真空ポンプ等によって真空吸着する。次に、偏光
板1のセパレータを全面剥離して粘着材を露出させた
後、支持体107を液晶パネル2に位置決めし、偏光板
1の先端部1fを液晶パネル2に粘着固定するが、この
際、ノズル108から空気を吹き出しながら基台106
をA方向に移動させる。
動に伴って液晶パネル2の表面に貼り付けられ、偏光板
1が支持体107の下面に沿ってスライドし、偏光板1
の終端部1eが吸着孔107aを通過した時点で、支持
体107から剥がれ、偏光板1は液晶パネル2の表面に
接触しようとするが、ノズル108からのガス圧によ
り、偏光板1と液晶パネル2の接触が妨げられ、液晶パ
ネル2の表面に気泡を混入させることなく偏光板1が液
晶パネル2に貼付されるという効果がある。
光板貼付機構においては、偏光板1が支持体107の下
面に吸着孔107aを介して吸着された状態で液晶パネ
ル2に貼り付けられていくため、支持体107の下面か
ら偏光板1に外力が加わり、偏光板1の貼付精度が悪化
するという問題があった。
機構における問題点に鑑みてなされたものであって、偏
光板に不要な外力が加わらず、液晶パネルへの貼付精度
が良好な偏光板貼付機構を提供することを目的とする。
液晶パネルを固定し、水平方向に移動可能なパネル固定
手段と、該パネル固定手段の上方に配置され、前記液晶
パネルに貼付される偏光板を保持する偏光板保持手段
と、前記偏光板保持手段の下面に穿設され、高圧ガスを
噴出可能なガス孔と、該偏光板保持手段の前方に配置さ
れ、前記偏光板を前記液晶パネルに押圧可能な貼付ロー
ラと、前記液晶パネルと前記偏光板との間に高圧ガスを
噴出可能なノズルで構成され、前記液晶パネルを固定し
た前記パネル固定手段を前方に移動させ、前記ガス孔と
前記ノズルとから高圧ガスを噴出させながら、前記貼付
ローラによって前記偏光板を前記液晶パネルに押圧して
前記液晶パネルに前記偏光板を貼付することを特徴とす
る。
液晶パネルへの貼付動作準備段階において、前記偏光板
保持手段に穿設された前記ガス孔を真空源に連結させる
ことによって前記偏光板を前記偏光板保持手段に吸着保
持し、前記偏光板の前記液晶パネルへの貼付動作中にお
いて、該ガス孔から高圧ガスを噴出させることを特徴と
する。
ネルを固定したパネル固定手段を前方に移動させ、偏光
板保持手段の下面に穿設されたガス孔と、液晶パネルと
偏光板との間に高圧ガスを噴出可能なノズルから高圧ガ
スを噴出させながら、貼付ローラによって前記偏光板を
前記液晶パネルに押圧して前記液晶パネルに前記偏光板
を貼付するため、偏光板保持手段から偏光板に不要な外
力が加わらず、前記液晶パネルへの貼付精度が向上す
る。
記液晶パネルへの貼付動作準備段階において、偏光板保
持手段に穿設されたガス孔によって真空源に連結させる
ことによって前記偏光板を前記偏光板保持手段に吸着保
持し、前記偏光板の前記液晶パネルへの貼付動作中にお
いて、該ガス孔から高圧ガスを噴出させるため、同一の
ガス孔を利用して偏光板の吸着保持及び液晶パネルへの
貼付動作を行うことができ、偏光板貼付機構の構成がよ
り簡易となる。
機構の実施の形態の具体例を図面を参照しながら説明す
る。
一実施例を示す図であって、この偏光板貼付機構11
は、液晶パネル2を固定し、水平方向に移動可能なパネ
ル固定手段としてのパネル吸着テーブル4と、パネル吸
着テーブル4の上方に配置され、液晶パネル2に貼付さ
れる偏光板1を保持する偏光板保持手段として機能する
吸着プレート6及び支持台8と、吸着プレート6の下面
に穿設され、貼付動作準備段階において偏光板を吸着保
持し、貼付動作中に高圧ガスを噴出可能なガス孔として
も機能する吸着孔6aと、吸着プレート6の前方に配置
され、偏光板1を液晶パネル2に押圧可能な貼付ローラ
7と、液晶パネル2と偏光板1との間に高圧ガスを噴出
可能なノズル5aを有する高圧ガスブロー用ブロック5
等で構成される。
への貼付面に予め図示しないセパレータが貼着され、こ
のセパレータを剥がすと、粘着材が露出する。また、偏
光板1の他面には、図示しない保護シートが貼着されて
いる。
テーブル4を支持し、パネル吸着テーブル4を水平方向
に摺動させるために備えられる。
パネル2を吸着可能に保持するため、複数の吸引孔4a
を有し、吸引孔4aは図示しない真空ポンプ等の真空源
に連通する。
5aを有する流量調整可能な高圧ガスブロー用ブロック
5が一体的に固定され、ノズル5aから高圧の窒素ガス
等が噴射される。
の上方に、偏光板1を吸着保持するために備えられ、偏
光板1を吸着するための吸着孔6aを有する。この吸着
孔6aは、吸引孔4aと同様に、図示しない真空ポンプ
等の真空源に連通する。吸着孔6aは、また、高圧ガス
ブロー用ブロック5のノズル5aと同様に、高圧ガスと
しての窒素ガス等を噴射することも可能である。
吸着プレート6を支持し、その下端部には、貼付ローラ
7が回転可能である。
向に移動させるために備えられ、支持台8の移動に伴い
貼付ローラ7も上下方向に移動する。
方向に移動させるために備えられ、吸着プレート6を液
晶パネル2の上方に位置決めする際等に使用される。
1の動作を説明する。まず、液晶パネル2をパネル吸着
テーブル4に位置合わせし、吸引孔4aを介して真空ポ
ンプ等によって真空吸着する。
に予め貼着されたセパレータを剥がさない状態で、偏光
板1を吸着プレート6に位置合わせし、吸着孔6aを介
して真空ポンプ等によって真空吸着する。
て粘着材を露出させ、第2スライダ9及び第3スライダ
10を駆動して支持台8を移動し、吸着プレート6をパ
ネル吸着テーブル4上の液晶パネル2に位置決めした
後、パネル吸着テーブル4に吸着保持された偏光板1を
偏光板1の貼付位置まで第1スライダ3で移動し、図2
状態とし、偏光板1の先端部1fを液晶パネル2に粘着
固定する。このとき、偏光板1は、貼付ローラ7で偏光
板1の貼付位置に押し付けられている。
ズル5a及び吸着プレート6の吸着孔6aから高圧ガス
をB、C方向に吹き付けながら、第1スライダ3によっ
てパネル吸着テーブル4を貼付終了位置まで移動する
(図3は、貼付開始から終了位置間の中間位置の状態を
示す)。
スの量及び方向は、偏光板1の端部(貼付ローラ7の対
向部)がパネル1に先着しないように調整される。尚、
ノズル5aからの高圧ガスによる気泡の発生は、貼付ロ
ーラ7の押し付け力で解消される。
り高圧ガスを吹き付け、偏光板1を浮かしながら貼り付
けるため、貼付ローラ7の下面から偏光板1に外力が加
わらず、液晶パネルへの貼付精度が向上する。
って、偏光板1を吸着プレート6に真空吸着させるとと
もに、貼付動作中は高圧ガスを噴出させるガス孔として
も機能させているが、吸着孔と高圧ガス噴出用ガス孔を
別個に設けることももちろん可能である。
作準備段階において偏光板1を吸着プレート6に保持す
る際には、真空吸着によって保持する構成に限定され
ず、他の保持手段を使用することも可能である。
介してパネル吸着テーブル4が液晶パネル2を吸着、保
持しているが、吸引孔4aを設けなくとも、パネル吸着
テーブル4において液晶パネル2が移動しないように固
定すれば足りる。
0にも油圧シリンダ等種々のものを使用できるが、偏光
板の厚さ等の変更に対応するため、ストロークを調整す
ることのできる移動手段を使用することが便利である。
持手段から偏光板に不要な外力が加わらないため、前記
液晶パネルへの貼付精度が良好な偏光板貼付機構を提供
することができる。
孔を利用して偏光板の吸着保持及び液晶パネルへの貼付
動作を行うことができるため、より簡易な構成を有する
偏光板貼付機構を提供することができる。
す一部断面図である。
る。
Claims (2)
- 【請求項1】 液晶パネルを固定し、水平方向に移動可
能なパネル固定手段と、 該パネル固定手段の上方に配置され、前記液晶パネルに
貼付される偏光板を保持する偏光板保持手段と、 前記偏光板保持手段の下面に穿設され、高圧ガスを噴出
可能なガス孔と、 該偏光板保持手段の前方に配置され、前記偏光板を前記
液晶パネルに押圧可能な貼付ローラと、 前記液晶パネルと前記偏光板との間に高圧ガスを噴出可
能なノズルで構成され、 前記液晶パネルを固定した前記パネル固定手段を前方に
移動させ、前記ガス孔と前記ノズルとから高圧ガスを噴
出させながら、前記貼付ローラによって前記偏光板を前
記液晶パネルに押圧して前記液晶パネルに前記偏光板を
貼付することを特徴とする偏光板貼付機構。 - 【請求項2】 前記偏光板の前記液晶パネルへの貼付動
作準備段階において、前記偏光板保持手段に穿設された
前記ガス孔を真空源に連結させることによって前記偏光
板を前記偏光板保持手段に吸着保持し、 前記偏光板の前記液晶パネルへの貼付動作中において、
該ガス孔から高圧ガスを噴出させることを特徴とする請
求項1記載の偏光板貼付機構。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP06404098A JP3455745B2 (ja) | 1998-02-27 | 1998-02-27 | 偏光板貼付機構 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP06404098A JP3455745B2 (ja) | 1998-02-27 | 1998-02-27 | 偏光板貼付機構 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11249123A JPH11249123A (ja) | 1999-09-17 |
JP3455745B2 true JP3455745B2 (ja) | 2003-10-14 |
Family
ID=13246617
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP06404098A Expired - Fee Related JP3455745B2 (ja) | 1998-02-27 | 1998-02-27 | 偏光板貼付機構 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3455745B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20140065659A (ko) * | 2012-11-19 | 2014-05-30 | 삼성디스플레이 주식회사 | 플렉서블 표시 장치의 제조방법 및 제조장치 |
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JP4962411B2 (ja) * | 2008-05-22 | 2012-06-27 | 株式会社有沢製作所 | 立体画像表示装置の製造方法 |
KR101600606B1 (ko) * | 2012-08-14 | 2016-03-07 | 주식회사 엘지화학 | 유리판용 백패드 부착 장치 |
JP5308569B1 (ja) * | 2012-09-18 | 2013-10-09 | Jpテック株式会社 | 保護フィルムの貼付装置 |
-
1998
- 1998-02-27 JP JP06404098A patent/JP3455745B2/ja not_active Expired - Fee Related
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KR20140065659A (ko) * | 2012-11-19 | 2014-05-30 | 삼성디스플레이 주식회사 | 플렉서블 표시 장치의 제조방법 및 제조장치 |
KR101973779B1 (ko) * | 2012-11-19 | 2019-04-30 | 삼성디스플레이 주식회사 | 플렉서블 표시 장치의 제조방법 및 제조장치 |
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