JP3452442B2 - 白金めっき品の製造方法 - Google Patents
白金めっき品の製造方法Info
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- JP3452442B2 JP3452442B2 JP06431596A JP6431596A JP3452442B2 JP 3452442 B2 JP3452442 B2 JP 3452442B2 JP 06431596 A JP06431596 A JP 06431596A JP 6431596 A JP6431596 A JP 6431596A JP 3452442 B2 JP3452442 B2 JP 3452442B2
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- Electroplating And Plating Baths Therefor (AREA)
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、チタン及びチタ
ン合金の表面に良好な白金めっき層を形成することがで
きる白金めっき品の製造方法に関する。
ン合金の表面に良好な白金めっき層を形成することがで
きる白金めっき品の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、チタン及びチタン合金に白金め
っきを行う場合は、まずサンドブラスト処理により表面
の粗化処理を行い、次いでフッ化水素や熱蓚酸により表
面の活性処理を行った後に、白金めっきを行っていた。
っきを行う場合は、まずサンドブラスト処理により表面
の粗化処理を行い、次いでフッ化水素や熱蓚酸により表
面の活性処理を行った後に、白金めっきを行っていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、チタン
は表面の活性化処理を行っても、すぐにその表面に不働
態膜が形成されるため、チタン表面と白金めっき層との
密着力はもっぱら物理的密着力によるもので、めっき本
来の化学的或いは金属的な密着力によるものではなかっ
た。このため、白金めっき層とチタン表面との境界面が
腐食されやすく、その原因により白金めっき層が剥離し
易くなるという課題があった。また、「鏡面光沢」と称
される滑らかな表面状態をもつチタンの場合は、特に白
金めっきを行う前に、必ず表面の粗化処理を行う必要が
あり、滑らかな表面をもつチタンに直接白金めっきを行
うことができなかった。
は表面の活性化処理を行っても、すぐにその表面に不働
態膜が形成されるため、チタン表面と白金めっき層との
密着力はもっぱら物理的密着力によるもので、めっき本
来の化学的或いは金属的な密着力によるものではなかっ
た。このため、白金めっき層とチタン表面との境界面が
腐食されやすく、その原因により白金めっき層が剥離し
易くなるという課題があった。また、「鏡面光沢」と称
される滑らかな表面状態をもつチタンの場合は、特に白
金めっきを行う前に、必ず表面の粗化処理を行う必要が
あり、滑らかな表面をもつチタンに直接白金めっきを行
うことができなかった。
【0004】本発明は、このような従来の技術に着目し
たものであり、チタン及びチタン合金の表面に十分な密
着性を有する白金めっき層を形成することができる白金
めっき品の製造方法を提供するものである。
たものであり、チタン及びチタン合金の表面に十分な密
着性を有する白金めっき層を形成することができる白金
めっき品の製造方法を提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、この発明に係る白金めっき品の製造方法は、チタン
及びチタン合金に対して、pH1以下の酸性白金ストラ
イクめっき浴でストライクめっきを行い、次いでアルカ
リ性白金めっき浴で本めっきを行うものである。本発明
によれば、白金めっき層の密着度が向上し、めっき層の
厚付けが可能となり、また鏡面光沢のチタンであっても
粗面化処理を行うことなく、白金めっきを直接行うこと
ができる。
め、この発明に係る白金めっき品の製造方法は、チタン
及びチタン合金に対して、pH1以下の酸性白金ストラ
イクめっき浴でストライクめっきを行い、次いでアルカ
リ性白金めっき浴で本めっきを行うものである。本発明
によれば、白金めっき層の密着度が向上し、めっき層の
厚付けが可能となり、また鏡面光沢のチタンであっても
粗面化処理を行うことなく、白金めっきを直接行うこと
ができる。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明に係る白金ストライクめっ
き浴は、酸性浴で、塩化白金酸を白金として0.1〜5
g/l(好ましくは0.5〜3g/l)、ハロゲンイオ
ンを2〜30wt%(好ましくは5〜15wt%)含有
したものである。
き浴は、酸性浴で、塩化白金酸を白金として0.1〜5
g/l(好ましくは0.5〜3g/l)、ハロゲンイオ
ンを2〜30wt%(好ましくは5〜15wt%)含有
したものである。
【0007】pHは1以下でなければならず、1より高
いと、Tiの活性の低下が著しく、密着不良を生じ易
く、好ましくない。
いと、Tiの活性の低下が著しく、密着不良を生じ易
く、好ましくない。
【0008】白金(メタル)の濃度は0.1g/lより
低いと、密着性のある十分な析出を得るのに時間がかか
り、5g/lよりも高いと、くみ出しによる白金の消費
が多くなってしまう。
低いと、密着性のある十分な析出を得るのに時間がかか
り、5g/lよりも高いと、くみ出しによる白金の消費
が多くなってしまう。
【0009】ハロゲンイオンとしては、塩酸、臭化水素
酸、フッ酸による供給が好適である。ハロゲンイオンの
濃度は、2wt%より低いと、不動態膜を取り去る作用
が不十分であり、30wt%より高いと、下地への浸食
作用が強くなりすぎる。
酸、フッ酸による供給が好適である。ハロゲンイオンの
濃度は、2wt%より低いと、不動態膜を取り去る作用
が不十分であり、30wt%より高いと、下地への浸食
作用が強くなりすぎる。
【0010】ストライクめっきの陰極電流密度は、低す
ぎると十分なストライク効果が得られない。また、高す
ぎると大型の整流器を要するためコスト的に不利とな
る。従って、5〜25A/dm2 の範囲が好適である。
ぎると十分なストライク効果が得られない。また、高す
ぎると大型の整流器を要するためコスト的に不利とな
る。従って、5〜25A/dm2 の範囲が好適である。
【0011】ストライクめっき浴の浴温は白金の析出が
得られる範囲であれば良いが、操作性の容易さから、4
0〜80℃の範囲が好適である。
得られる範囲であれば良いが、操作性の容易さから、4
0〜80℃の範囲が好適である。
【0012】一方、本めっき浴は、アルカリ性浴で、白
金としては、可溶塩であれば使用可能であるが、塩化白
金酸、塩化白金酸アルカリ、ヘキサヒロドクソ白金酸カ
リウム、ヘキサヒロドクソ白金酸ナトリウム、ジニトロ
ジアミノ白金などが特に好適である。白金(メタル)の
濃度は5〜30g/lが好適である。5g/lより低い
と、密着性のある十分な析出を得るのに時間がかかり、
30g/lよりも高いと、くみ出しによる白金の消費が
多くなってしまう。
金としては、可溶塩であれば使用可能であるが、塩化白
金酸、塩化白金酸アルカリ、ヘキサヒロドクソ白金酸カ
リウム、ヘキサヒロドクソ白金酸ナトリウム、ジニトロ
ジアミノ白金などが特に好適である。白金(メタル)の
濃度は5〜30g/lが好適である。5g/lより低い
と、密着性のある十分な析出を得るのに時間がかかり、
30g/lよりも高いと、くみ出しによる白金の消費が
多くなってしまう。
【0013】pHは8以上が好適で、pHが低いと、ク
ラックが生じ易くなる。
ラックが生じ易くなる。
【0014】本めっきでの陰極電流密度は、1〜5A/
dm2 の範囲が好適である。
dm2 の範囲が好適である。
【0015】本めっき浴の浴温は白金の析出が得られる
範囲であれば良いが、操作性の容易さから、70〜90
℃の範囲が好適である。
範囲であれば良いが、操作性の容易さから、70〜90
℃の範囲が好適である。
【0016】本発明では、本めっきの後に、150〜6
50℃の熱処理を行っても良い。この熱処理を行うこと
により、白金めっき層の密着力が向上する。熱処理の具
体的方法としては、電気炉のような方法が好ましい。熱
処理により白金めっき層の密着度が向上するのは、チタ
ンと白金界面における熱拡散を生じるためと思われる。
50℃の熱処理を行っても良い。この熱処理を行うこと
により、白金めっき層の密着力が向上する。熱処理の具
体的方法としては、電気炉のような方法が好ましい。熱
処理により白金めっき層の密着度が向上するのは、チタ
ンと白金界面における熱拡散を生じるためと思われる。
【0017】更に、ストライクめっきの前に、フッ化水
素、フッ化ナトリウム、熱蓚酸、塩酸、酸性フッ化アン
モニウムの少なくとも1つにより表面の活性処理を行っ
ても良い。このような活性処理を行えば、めっき層の密
着性が更に向上する。
素、フッ化ナトリウム、熱蓚酸、塩酸、酸性フッ化アン
モニウムの少なくとも1つにより表面の活性処理を行っ
ても良い。このような活性処理を行えば、めっき層の密
着性が更に向上する。
【0018】本発明のめっき対象としては、純粋なチタ
ン材のみに限定されず、チタンと、アルミニウム、クロ
ムなどとの合金であっても良い。
ン材のみに限定されず、チタンと、アルミニウム、クロ
ムなどとの合金であっても良い。
【0019】
【実施例】被めっき部材として、表面が鏡面光沢のチタ
ン製テストピースを用意した。そして、このテストピー
スを、フッ化ナトリウム25g/l、塩酸(35%)7
5ml/lから成る前処理液に15秒浸漬し、表面の酸
活性を行った。
ン製テストピースを用意した。そして、このテストピー
スを、フッ化ナトリウム25g/l、塩酸(35%)7
5ml/lから成る前処理液に15秒浸漬し、表面の酸
活性を行った。
【0020】このように前処理したものを、表1のN
o.1〜9のような組成の白金ストライクめっき浴を用
いて、浴温40℃、陰極電流密度10A/dm2 、時間
30秒の条件で、各テストピースに白金ストライクめっ
きを行った。尚、白金はメタルとしての量で、使用した
塩酸(HCl)は35%溶液である。また、ハロゲンは
イオンとしての量である。この白金ストライクめっき浴
のpHは全て1以下である。
o.1〜9のような組成の白金ストライクめっき浴を用
いて、浴温40℃、陰極電流密度10A/dm2 、時間
30秒の条件で、各テストピースに白金ストライクめっ
きを行った。尚、白金はメタルとしての量で、使用した
塩酸(HCl)は35%溶液である。また、ハロゲンは
イオンとしての量である。この白金ストライクめっき浴
のpHは全て1以下である。
【0021】そして、ストライクめっきを行ったテスト
ピースに対して、表1に示した組成の白金本めっき浴を
用いて、浴温90℃、陰極電流密度2A/dm2 、時間
45分の条件で、各テストピースに白金ストライクめっ
きを行った。本めっき浴は全てpHが8以上であり、p
Hの調製はKOHにより行った。
ピースに対して、表1に示した組成の白金本めっき浴を
用いて、浴温90℃、陰極電流密度2A/dm2 、時間
45分の条件で、各テストピースに白金ストライクめっ
きを行った。本めっき浴は全てpHが8以上であり、p
Hの調製はKOHにより行った。
【0022】尚、比較例No.1〜3では、白金本めっ
き浴のpHを8以下にしてめっきした。また、比較例N
o.4〜6では、ストライクめっきを省略して、本めっ
きのみを行った。
き浴のpHを8以下にしてめっきした。また、比較例N
o.4〜6では、ストライクめっきを省略して、本めっ
きのみを行った。
【0023】そして、得られた白金めっき層の厚さを測
定すると共に、接着テープによるピーリングテスト(剥
離テスト)を行った。
定すると共に、接着テープによるピーリングテスト(剥
離テスト)を行った。
【0024】
【表1】
【0025】結果は、表1に示すように、実施例1〜6
で得られたチタンの白金めっき品は、どれもめっきの厚
さが10μm以上で、剥離テストを行っても剥離しない
ほどの密着力を有していた。つまり、鏡面光沢を有する
チタン材でありながら、粗面処理をしなくても、良好な
密着度が得られた。
で得られたチタンの白金めっき品は、どれもめっきの厚
さが10μm以上で、剥離テストを行っても剥離しない
ほどの密着力を有していた。つまり、鏡面光沢を有する
チタン材でありながら、粗面処理をしなくても、良好な
密着度が得られた。
【0026】これに対し、pHを8以下にした、比較例
1〜3は、めっき厚が10μm未満で、厚付けが出来な
かった。
1〜3は、めっき厚が10μm未満で、厚付けが出来な
かった。
【0027】また、ストライクめっきを省略した比較例
4〜6は、どれも密着力が低く、剥離テストにより表面
の白金めっき層が剥離した。
4〜6は、どれも密着力が低く、剥離テストにより表面
の白金めっき層が剥離した。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
白金めっき層の密着度が向上し、めっき層の厚付けが可
能となり、また鏡面光沢のチタンであっても粗面化処理
を行うことなく、白金めっきを直接行うことができるた
め、産業上大変に有益である。
白金めっき層の密着度が向上し、めっき層の厚付けが可
能となり、また鏡面光沢のチタンであっても粗面化処理
を行うことなく、白金めっきを直接行うことができるた
め、産業上大変に有益である。
フロントページの続き
(56)参考文献 特開 昭54−142136(JP,A)
特開 昭53−82664(JP,A)
特開 昭53−82625(JP,A)
特開 昭52−144335(JP,A)
特開 平8−134682(JP,A)
特開 平7−90672(JP,A)
特開 平4−362187(JP,A)
特開 平4−333587(JP,A)
特公 昭37−9810(JP,B1)
特公 昭33−1609(JP,B1)
(58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名)
C25D 3/50
Claims (2)
- 【請求項1】 チタン及びチタン合金に対して、pH1
以下の酸性白金ストライクめっき浴でストライクめっき
を行い、次いでアルカリ性白金めっき浴で本めっきを行
うことを特徴とする白金めっき品の製造方法。 - 【請求項2】 酸性白金ストライクめっき浴が、塩化白
金酸を白金として0.1〜20g/l、ハロゲンイオン
を2〜30wt%含有している請求項1記載の白金めっ
き品の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP06431596A JP3452442B2 (ja) | 1996-03-21 | 1996-03-21 | 白金めっき品の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP06431596A JP3452442B2 (ja) | 1996-03-21 | 1996-03-21 | 白金めっき品の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09256188A JPH09256188A (ja) | 1997-09-30 |
JP3452442B2 true JP3452442B2 (ja) | 2003-09-29 |
Family
ID=13254689
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP06431596A Expired - Fee Related JP3452442B2 (ja) | 1996-03-21 | 1996-03-21 | 白金めっき品の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3452442B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB2351089B (en) * | 1999-06-15 | 2001-04-18 | Hong Kong Productivity Council | Platinum electroforming/electroplating bath and method |
JP5862883B2 (ja) * | 2012-04-09 | 2016-02-16 | 三菱電機株式会社 | 金属材料のめっき方法および固体高分子電解質膜・触媒金属複合電極の製造方法 |
CN104975312A (zh) * | 2015-07-30 | 2015-10-14 | 江苏金曼科技有限责任公司 | 一种延长镀液使用寿命的电镀方法 |
-
1996
- 1996-03-21 JP JP06431596A patent/JP3452442B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH09256188A (ja) | 1997-09-30 |
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