JP3451618B2 - 計器ケースの固定構造 - Google Patents

計器ケースの固定構造

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JP3451618B2 JP2000057929A JP2000057929A JP3451618B2 JP 3451618 B2 JP3451618 B2 JP 3451618B2 JP 2000057929 A JP2000057929 A JP 2000057929A JP 2000057929 A JP2000057929 A JP 2000057929A JP 3451618 B2 JP3451618 B2 JP 3451618B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、たとえば車両等の
計器装置に用いられるケースの固定構造に適用され、特
に、防水や防塵に特徴を備えたケースの固定構造に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、ケースの固定構造は、例えば、図
5,6に示す計器装置1などに用いられている。計器装
置1は図5で示すようにその中央に、指針2を備えた指
示計器3を備えている。この指示計器3の向かって左に
は、速度とオイルの警告表示部4を備えている。また、
指示計器3の向かって右には、燃料の残量や走行距離を
表示する表示器5を備えている。この表示器5は液晶表
示素子6を用いている。
【0003】この計器装置1はその外側を合成樹脂から
なるケース7により覆われており、ケース7は上ケース
7aと下ケース7bとからなる。上ケース7aには透明
な合成樹脂からなる透明板8がインサート成型により固
定されている。この透明板8を介して、指示計器3、警
告表示部4及び表示器5を見ることができる。ケース7
内には表示板9、フレーム10及び回路基板11などが
収納されている。表示板9、フレーム10及び回路基板
11は組み立てられて、1つのユニットとして下ケース
7bに固定されている。
【0004】このユニットはフレーム10を下ケース7
bに固定することにより、ケース7に固定される。フレ
ーム10と下ケース7bとの固定は、フレーム7に係止
爪12を備えた腕片13を設け、下ケース7bに貫通し
た固定孔14を設け、腕片13を固定孔14に挿入し係
止爪12を固定孔14の周囲に引っかけて固定する。係
止爪12は腕片13の弾性により、固定孔14の周囲に
押しつけられて引っかかりが外れないようになってい
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前記ケースの固定構造
においては、係止爪12を固定孔14に固定した状態で
は、固定孔14にはケース7の外部と内部とをつなぐ孔
があいた状態となる。このような固定構造では、水や塵
埃の侵入を防止するのが難しく、2輪車などの計器装置
には適用されなかった。2輪車などの防水や防塵の必要
な計器装置には、ビスなどを用いて固定するケースの固
定構造が採用され、水や塵埃の侵入を防いでいた。しか
し、この構造では、ビスなどの部品を必要とし、さら
に、ビスを締めるという作業工程を必要とするためコス
トの削減を図ることができなかった。
【0006】そこで、本発明は前記従来の問題点を解決
するためになされたもので、その目的は、安価で、かつ
ケース内への水や塵埃の侵入を防止するケースの固定構
造を提供するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は前記目的を達成
するため、ケースと、このケース内に収納固定されるフ
レームとを備え、前記ケースに固定孔を設け、前記フレ
ームに係止爪を備えた腕片を設け、前記固定孔に前記係
止爪を係止し前記ケースに前記フレームを固定するケー
スの固定構造であって、前記係止爪を備えた腕片に前記
固定孔をふさぐ蓋部を設けるとともに、前記ケースの外
側に突出し前記固定孔の近傍を囲む壁を設けたものであ
る。
【0008】
【0009】また、前記壁の突出する高さを前記係止爪
の突出する高さと同じかそれ以上高くしたものである。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明のケースの固定構造は、ケ
ース7と、このケース7内に収納固定されるフレーム1
0とを備え、ケース7に固定孔26を設け、フレーム1
0に係止爪24を備えた腕片25を設け、固定孔26に
係止爪24を係止しケース7にフレーム10を固定する
ケースの固定構造であって、係止爪24を備えた腕片2
5に固定孔26をふさぐ蓋部27を設けたものである。
このように構成したことにより、腕片25に設けた蓋部
27が固定孔26をふさぎ、ケース7内への水や塵埃の
侵入を防止することができる。また、ビスなどを用いる
ことなくフレーム10のケース7への固定を行うことが
でき、安価なケースの固定構造を提供することができ
る。
【0011】また、ケース7の外側に突出し固定孔26
の近傍を囲む壁29を設けたものである。このように構
成したことにより、ケース7に沿って固定孔26に浸入
する水などを壁29により防ぐことができ、より水の浸
入を防止することが可能なケースの固定構造を提供する
ことができる。また、壁29を設けたことにより、蓋部
27でふさいだ部分から壁29の開口への距離をとるこ
とができ、塵埃の浸入を防止するのにも効果を得ること
できる。
【0012】また、壁29の突出する高さを係止爪24
の突出する高さと同じかそれ以上高くしたものである。
このように構成したことにより、壁29の開口から係止
爪24が突出することがないので、係止爪24が何かに
接触し固定孔26との係止が外れることを防止すること
ができ、確実な固定を維持することができる
【0013】
【実施例】図1は本発明の一実施例の正面図である。図
2は図1中のA−A線の断面図である。図3は図1中の
B−B線の断面図である。図4は同実施例の要部斜視図
である。なお、前記従来例とは同一符号を付してその詳
細な説明は省略する。
【0014】本実施例のケースの固定構造を従来例と同
様に計器装置1に適用した場合を例にとって説明する。
【0015】ケース7内には表示板9、フレーム10及
び回路基板11などが収納されている。表示板9は透明
な合成樹脂の板状体であり、その前面(図3中では上
面)に遮光性の塗料が印刷されている。なお、指示計器
3、警告表示部4及び表示器5の図示していない文字や
目盛等の部分には遮光性の塗料は設けられていない。指
示計器3と警告表示部4は、表示板9の後方(図3中で
は下側)から透過照明するものである。回路基板11に
は指示計器3、液晶表示素子6を照明する光源としてチ
ップ型の発光ダイオード15と、警告表示部4を構成す
る光源として同じくチップ型の発光ダイオード16を備
えている。この回路基板11はガラスエポキシ樹脂から
なる硬質の基板である。
【0016】表示板9と回路基板11とは、フレーム1
0に固定されている。回路基板11はフレーム10に複
数設けた回路基板11固定用の係止爪17によって固定
されている。また、表示板9はフレーム10に複数の設
けた図示しない表示板9固定用の係止爪によって固定さ
れている。このフレーム10は白色の合成樹脂からな
り、指示計器3を照明する発光ダイオード15の光を表
示板9背面に反射する反射部18を備えている。また、
液晶表示素子6を保持するとともに、液晶表示素子6を
照明する発光ダイオード15の光を液晶表示素子6の背
面に反射する反射室19を備えている。また、表示板9
の表示部4に対応する部分に発光ダイオード16の光を
導く筒状の反射室20を備えている。フレーム10は、
以上の反射部18、反射室19及び反射室20を一体に
形成してある。なお、液晶表示素子6は金属製の液晶保
持部材21により、フレーム10から外れないように保
持してある。この液晶保持部材21は係止爪22によ
り、回路基板11に固定してある。液晶表示素子6は導
電ゴム28により、回路基板11と電気的に接続されて
いる。
【0017】回路基板11の背面には、指示計器3の指
針2を回転駆動する計器本体23が設けられている。こ
の計器本体23としては、従来公知の交差コイル式計器
本体やステッピングモータなどを採用するのが好まし
い。
【0018】以上の表示板9、フレーム10及び回路基
板11は組み立てられて、1つのユニットとして下ケー
ス7bに固定されている。
【0019】このユニットはフレーム10を下ケース7
bに固定することにより、ケース7に固定される。フレ
ーム10と下ケース7bとの固定は、フレーム7に係止
爪24を備えた腕片25を設け、下ケース7bに貫通し
た固定孔26を設け、腕片25を固定孔26に挿入し係
止爪24を固定孔26の周囲に引っかけて固定する。係
止爪12は腕片13の弾性により、固定孔14の周囲に
押しつけられて引っかかりが外れないようになってい
る。腕片25の中程には蓋部27が設けられており、こ
の蓋部27は係止爪24を固定孔26に係止したとき
に、固定孔26をふさぐものであり、蓋部27は固定孔
26より大きく形成されている。このように構成したこ
とにより、腕片25に設けた蓋部27が固定孔26をふ
さぎ、ケース7内への水や塵埃の侵入を防止することが
できる。また、ビスなどを用いることなくフレーム10
のケース7への固定を行うことができ、安価なケースの
固定構造を得ることができる。
【0020】また、下ケース7bの外側に固定孔26の
近傍を囲む壁29を設けたことにより、ケース7に沿っ
て固定孔26に浸入する水などを壁29により防ぐこと
ができ、より水の浸入を防止することが可能なケースの
固定構造を提供することができる。また、壁29を設け
たことにより、蓋部27でふさいだ部分から壁29の開
口への距離をとることができ、塵埃の侵入を防止するの
にも効果を得ることできる。
【0021】また、壁29の突出する高さを係止爪24
の突出する高さと同じにしたことにより、壁29の開口
から係止爪24が突出することがないので、係止爪24
が何かに接触して動き固定孔26との係止が外れること
を防止することができ、確実な固定を維持することがで
きる。なお、壁29の突出する高さを係止爪24の突出
する高さより高くしてもよい。
【0022】
【発明の効果】以上、本発明により、初期の目的を達成
することができ、安価に水や塵埃の侵入しないケースの
固定構造を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の正面図である。
【図2】図1中のA−A線の断面図である。
【図3】図1中のB−B線の断面図である。
【図4】同実施例の要部斜視図である。
【図5】従来例の正面図である。
【図6】図5中のC−C線の断面図である。
【符号の説明】
7 ケース 10 フレーム 24 係止爪 25 腕片 26 固定孔 27 蓋部 29 壁

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケースと、このケース内に収納固定され
    るフレームとを備え、前記ケースに固定孔を設け、前記
    フレームに係止爪を備えた腕片を設け、前記固定孔に前
    記係止爪を係止し前記ケースに前記フレームを固定する
    ケースの固定構造であって、前記係止爪を備えた腕片に
    前記固定孔をふさぐ蓋部を設けるとともに、前記ケース
    の外側に突出し前記固定孔の近傍を囲む壁を設けたこと
    を特徴とするケースの固定構造。
  2. 【請求項2】 前記壁の突出する高さを前記係止爪の突
    出する高さと同じかそれ以上高くしたことを特徴とする
    請求項記載のケースの固定構造。
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JP5960107B2 (ja) * 2013-09-30 2016-08-02 東洋電装株式会社 検出装置
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