JP3451235B2 - 飲料容器用の飲み口補助具 - Google Patents

飲料容器用の飲み口補助具

Info

Publication number
JP3451235B2
JP3451235B2 JP2000122629A JP2000122629A JP3451235B2 JP 3451235 B2 JP3451235 B2 JP 3451235B2 JP 2000122629 A JP2000122629 A JP 2000122629A JP 2000122629 A JP2000122629 A JP 2000122629A JP 3451235 B2 JP3451235 B2 JP 3451235B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
beverage
beverage container
container
drinking
aid
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2000122629A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2001301785A (ja
Inventor
加寿美 粕谷
Original Assignee
加寿美 粕谷
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 加寿美 粕谷 filed Critical 加寿美 粕谷
Priority to JP2000122629A priority Critical patent/JP3451235B2/ja
Publication of JP2001301785A publication Critical patent/JP2001301785A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3451235B2 publication Critical patent/JP3451235B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Closures For Containers (AREA)
  • Medical Preparation Storing Or Oral Administration Devices (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】 この発明は、市販のペット
ボトル等の飲料容器に装着して、乳幼児等がペットボト
ル等の飲料容器内の飲料を容易に飲むことを可能とした
飲料容器用の飲み口補助具(アダプター)に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来、乳幼児や離乳期の子供などを連れ
て外出する場合には、ミルクを飲ませるための哺乳ビン
を持参し、外出先で哺乳ビンによってミルクを調合し
て、乳幼児等にミルクを飲ませることが多い。また、ミ
ルク以外にジュースやミネラルウオーターなどを乳幼児
等に飲ませる場合には、ミルク用の哺乳ビンを汚さない
ように、別にジュースなどを飲ませるための予備の哺乳
ビンを持参し、この予備の哺乳ビンに缶やビン、あるい
はペットボトル等からジュースなどを移し変えて、当該
哺乳ビンを用いてジュースやミネラルウオーターなどの
ミルク以外の飲料を乳幼児等に飲ませるのが、一般的で
あった。
【0003】そのため、乳幼児や離乳期の子供などを連
れて外出する場合には、ミルクを飲ませるための哺乳ビ
ン以外にも、ジュースやミネラルウオーターなどのミル
ク以外の飲料を乳幼児等に飲ませるための予備の哺乳ビ
ンを持ち歩く必要が生じていた。
【0004】また、ミルクを飲ませるための哺乳ビンの
みを携帯して外出した場合に、ジュースやミネラルウオ
ーターなどのミルク以外の飲料を乳幼児等に飲ませるた
めには、ミルク用の哺乳ビンを洗浄し、このミルク用の
哺乳ビンを用いてジュースやミネラルウオーターなどの
ミルク以外の飲料を飲ませ、今度は、乳幼児等にミルク
を飲ませるためには、ジュース等を飲ませたミルク用の
哺乳ビンを洗浄・消毒した後に、このミルク用の哺乳ビ
ンを用いてミルクを調合し、乳幼児等にミルクを飲ませ
るようにしている。
【0005】さらに、最近では、乳幼児や離乳期の子供
などにジュースやミネラルウオーターなどの飲料を飲ま
せるため、これら乳幼児用等のジュースやミネラルウオ
ーターなどを専用の容器に収容して販売しているものも
あり、この乳幼児用等のジュースやミネラルウオーター
などを収容した専用の容器に、当該専用容器に合った乳
首等を装着して飲ませるようになっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来技術
の場合には、次のような問題点を有している。すなわ
ち、従来、乳幼児や離乳期の子供などを連れて外出する
場合には、ミルクを飲ませるための哺乳ビン以外にも、
ジュースやミネラルウオーターなどのミルク以外の飲料
を乳幼児等に飲ませるための予備の哺乳ビンを余計に持
ち歩く必要があり、複数の哺乳ビンを携帯しなければな
らず、手荷物が嵩張るという問題点があった。
【0007】また、ミルクを飲ませるための哺乳ビンの
みを携帯して外出する場合には、ミルク用の哺乳ビンを
用いて、ジュースやミネラルウオーターなどを飲ませた
後、今度は、乳幼児等にミルクを飲ませるために、ジュ
ース等を飲ませたミルク用の哺乳ビンを洗浄・消毒しな
ければならず、はなはだ面倒であり、ジュースやミネラ
ルウオーターなどの飲料を容易に飲ませることができな
いという問題点があった。
【0008】さらに、乳幼児用等のジュースやミネラル
ウオーターなどを専用の容器に収容して販売しているも
のの場合には、当該乳幼児用等のジュースやミネラルウ
オーターなどを収容した専用の容器を販売している店舗
が限られているため、外出先等で随時乳幼児用等のジュ
ースやミネラルウオーターなどを飲ませることができな
いという問題点があった。
【0009】上記の問題点を解決しようとする技術とし
ては、特開平7−313579号公報、実開平7−18
733号公報、特開平10−127733号公報、ある
いは実用新案登録第3007484号等に開示されてい
るものが、既に種々提案されている。
【0010】しかし、上記特開平7−313579号公
報、実開平7−18733号公報、特開平10−127
733号公報、あるいは実用新案登録第3007484
号等に開示されているものは、函入りの液体飲料を乳幼
児に飲ませるものであったり、飲料を収容したカンから
飲料を乳幼児に飲ませるもの、あるいは専用の容器に移
し替えて乳幼児に飲ませるものであり、飲料が漏れる虞
れを有していたり、乳首等を装着することができないと
いう別の問題点を有していた。
【0011】 そこで、この発明は、上記従来技術の問
題点を解決するためになされたものであり、その目的と
するところは、外出先等で、ジュースやミネラルウオー
ターなどのミルク以外の飲料を乳幼児等に飲ませるため
に、予備の哺乳ビン等を携帯したり、ジュース等を飲ま
せるたびにミルク用の哺乳ビンを洗浄・消毒したりする
必要がなく、市販のペットボトル等の飲料容器に装着し
て、乳幼児等がペットボトル等の飲料容器内の飲料を
易に飲むことを可能とした飲料容器用の飲み口補助具を
提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】 上記の課題を解決する
ため、請求項1に記載された発明は、飲料が収容された
市販の飲料容器の飲み口部に装着され、当該飲料容器に
収容された飲料を乳幼児等が飲むために使用する飲料容
器用の飲み口補助具において、前記飲料容器用飲み口補
助具の一端に設けられ、当該飲料容器用飲み口補助具を
市販の飲料容器の飲み口部に液密状に装着するための飲
料容器用装着部と、前記飲料容器用飲み口補助具の他端
に設けられ、当該飲料容器用飲み口補助具に乳幼児等が
飲料を飲むための飲み口部材を液密状に装着するための
飲み口部材用装着部と、前記飲料容器用装着部と飲み口
部材用装着部とを連結する透明な筒状の連結部と、前記
飲み口部材を飲料容器用飲み口補助具から外した状態
で、当該飲み口部材用装着部に装着される第1の蓋体
と、前記飲料容器用飲み口補助具を市販の飲料容器から
外した状態で、当該飲料容器用装着部に装着される第2
の蓋体とを備え、前記透明な連結部には、当該飲料容器
用飲み口補助具に収容された飲料の量を計る目盛りを、
前記飲料容器用飲み口補助具を上下逆にした場合にも飲
料の量を計量可能なように設け、前記飲料容器用飲み口
補助具は、その内部に市販の飲料容器の飲料を収容した
状態で容器として使用可能に構成したものである。
【0013】なお、上記飲料容器用装着部は、例えば、
雄ネジ部や雌ネジ部によって螺着するものが用いられる
が、液密状に筒状部を圧入することによって装着するも
のであっても良い。また、市販の飲料容器としては、例
えば、市販のPET(ポリエチレンテレフタレート)製
の飲料容器、所謂ペットボトルが用いられるが、これに
限定されるものではなく、他の飲料容器でも良い。
【0014】 また、請求項2に記載された発明は、飲
料が収容された市販の飲料容器の飲み口部に装着され、
当該飲料容器に収容された飲料を乳幼児等が飲むために
使用する飲料容器用の飲み口補助具において、前記飲料
容器用飲み口補助具の一端に設けられ、前記市販の飲料
容器の飲み口部に当該飲料容器のキャップを螺着するた
めの螺合部に、当該飲料容器用飲み口補助具を螺着する
飲み口容器用螺合部と、前記飲料容器用飲み口補助具の
他端に設けられ、乳幼児等が飲料を飲むための飲み口部
材を専用の容器に螺着するための螺合部を、当該飲料容
器用飲み口補助具に螺着するための飲み口部材用螺合部
と、前記飲料容器用螺合部と飲み口部材用螺合部とを連
結する透明な筒状の連結部と、前記飲み口部材を飲料容
器用飲み口補助具から外した状態で、当該飲み口部材用
螺合部に螺着される第1の蓋体と、前記飲料容器用飲み
口補助具を市販の飲料容器から外した状態で、当該飲料
容器用螺合部の外周面に形成された雄ネジ部に螺着され
る第2の蓋体とを備え、前記透明な連結部には、当該飲
料容器用飲み口補助具に収容された飲料の量を計る目盛
りを、前記飲料容器用飲み口補助具を上下逆にした場合
にも飲料の量を計量可能なように設け、前記飲料容器用
飲み口補助具は、その内部に市販の飲料容器の飲料を収
容した状態で容器として使用可能に構成したものであ
る。
【0015】
【0016】 また更に、請求項3に記載された発明
は、前記乳幼児等が飲料を飲むための飲み口部材が、乳
首と当該乳首を哺乳ビンに装着するためのキャップ部材
とからなることを特徴とする請求項1又は2に記載の飲
料容器用の飲み口補助具である。
【0017】 さらに、請求項4に記載された発明は、
前記乳幼児等が飲料を飲むための飲み口部材が、密閉さ
れた飲み口部材の先端部外周の一部を乳幼児等が口にく
わえ易いように膨出させ、当該膨出部に乳幼児等が飲料
を飲むための小孔を穿設してなることを特徴とする請求
項1乃至3のいずれかに記載の飲料容器用の補助飲み口
具である。
【0018】
【作用】 請求項1に記載された発明においては、飲料
容器用飲み口補助具の一端に設けられ、当該飲料容器用
飲み口補助具を市販の飲料容器の飲み口部に液密状に装
着するための飲料容器用装着部と、前記飲料容器用飲み
口補助具の他端に設けられ、当該飲料容器用飲み口補助
具に乳幼児等が飲料を飲むための飲み口部材を液密状に
装着するための飲み口部材用装着部とを備えるように構
成したので、飲料容器用飲み口補助具の飲料容器用装着
部を市販の飲料容器の飲み口部に液密状に装着するとと
もに、当該飲料容器用飲み口補助具の飲み口部材用装着
部に乳幼児等が飲料を飲むための飲み口部材を液密状に
装着することにより、市販の飲料容器に収容された飲料
を、乳幼児等が飲料を飲むための飲み口部材によって
易に飲むことが可能となる。
【0019】 したがって、外出先等で、ジュースやミ
ネラルウオーターなどのミルク以外の飲料を乳幼児等に
飲ませるために、予備の哺乳ビン等を携帯したり、ジュ
ース等を飲ませるたびにミルク用の哺乳ビンを洗浄・消
毒したりする必要がなく、市販のペットボトル等の飲料
容器に、飲料容器用の飲み口補助具を装着するだけで、
乳幼児等がペットボトル等の飲料容器内の飲料を、乳首
等の飲み口部材を用いて容易に飲むことができる。
【0020】また、請求項2に記載された発明において
は、飲料容器用飲み口補助具の一端に設けられ、前記市
販の飲料容器の飲み口部に当該飲料容器のキャップを螺
着するための螺合部に、当該飲料容器用飲み口補助具を
螺着する飲料容器用螺合部と、前記飲料容器用飲み口補
助具の他端に設けられ、乳幼児等が飲料を飲むための飲
み口部材を専用の容器に螺着するための螺合部を、当該
飲料容器用飲み口補助具に螺着するための飲み口部材用
螺合部とを備えるように構成したので、飲料容器用飲み
口補助具の装着等に極めて容易に、しかも飲料の漏れ等
を引き起こすことなく、確実に装着することが可能とな
る。
【0021】 さらに、請求項1及び2に記載された発
明においては、透明な連結部には、当該飲料容器用飲み
口補助具に収容された飲料の量を計る目盛りを、前記飲
料容器用飲み口補助具を上下逆にした場合にも飲料の量
を計量可能なように設け、前記飲料容器用飲み口補助具
は、その内部に市販の飲料容器の飲料を収容した状態で
容器として使用可能に構成したので、前記飲料容器用飲
み口補助具を用いて飲ませる飲料の量を,透明な連結部
に設けられた目盛りによって計ることができ、乳幼児等
に飲ませた飲料の量を容易に把握することができる。
【0022】
【発明の実施の形態】以下に、この発明の実施の形態に
ついて図面を参照して説明する。
【0023】実施の形態1 図1はこの発明の実施の形態1に係る飲料容器用の飲み
口補助具(アダプター)を示すものである。
【0024】図1において、1は飲料容器用飲み口補助
具を示すものであり、この飲料容器用飲み口補助具1
は、例えば、透明なPE(ポリエチレン)、PP(ポリ
プロピレン)、PET(ポリエチレンテレフタレート)
等の人体に無害な合成樹脂によって形成され、飲料容器
としてのペットボトル2の飲み口部3に容易に着脱可能
となっている。上記飲料容器用飲み口補助具1は、後述
するように透明であることが望ましいが、必ずしも透明
である必要はなく、不透明な合成樹脂等によって形成し
ても良い。
【0025】ところで、この実施の形態1に係る飲料容
器用飲み口補助具1は、当該飲料容器用飲み口補助具の
一端に設けられ、当該飲料容器用飲み口補助具を市販の
飲料容器の飲み口部に液密状に装着するための飲料容器
用装着部と、前記飲料容器用飲み口補助具の他端に設け
られ、当該飲料容器用飲み口補助具に乳幼児等が飲料を
飲むための飲み口部材を液密状に装着するための飲み口
部材用装着部とを備えるように構成されている。
【0026】また、この実施の形態1に係る飲料容器用
飲み口補助具1は、当該飲料容器用飲み口補助具の一端
に設けられ、前記市販の飲料容器の飲み口部に当該飲料
容器のキャップを螺着するための螺合部に、当該飲料容
器用飲み口補助具を螺着する飲料容器用螺合部と、前記
飲料容器用飲み口補助具の他端に設けられ、乳幼児等が
飲料を飲むための飲み口部材を専用の容器に螺着するた
めの螺合部を、当該飲料容器用飲み口補助具に螺着する
ための飲み口部材用螺合部とを備えるように構成されて
いる。
【0027】すなわち、上記飲料容器用飲み口補助具1
は、図2(a)に示すように、通常の哺乳ビンに使用さ
れるに乳首部分が螺着される直径の大きな飲み口部材用
螺合部4と、ペットボトル2の飲み口部3に螺着される
直径の小さな飲料容器用螺合部5と、前記飲み口部材用
螺合部4と飲料容器用螺合部5とをつなぐテーパー状の
連結部6とから構成されている。
【0028】上記飲料容器用飲み口補助具1の飲み口部
材用螺合部4には、図2(a)及び図3に示すように、
その外周面4aに、乳首7を哺乳ビン用に装着するため
のキャップ8の雌ネジ部9と螺合する雄ネジ部10が形
成されており、市販の哺乳ビン用の乳首7を装着したキ
ャップ8が液密状に螺着可能となっている。
【0029】また、上記飲料容器用飲み口補助具1の飲
料容器用螺合部5には、図2(a)及び図3に示すよう
に、その内周面5aに、ペットボトル2の飲み口部3の
雄ネジ部11と螺合する雌ネジ部12が形成されてお
り、市販のペットボトル2の飲み口部3に液密状に螺着
可能となっている。
【0030】 さらに、上記飲料容器用飲み口補助具1
の飲み口部材用螺合部4と飲料容器用螺合部5には、図
2(b)に示すように、第1の蓋体13と第2の蓋体1
4とが螺着されるように構成されており、当該飲料容器
用飲み口補助具1を持ち歩く時の汚れを防止するように
なっている。また、上記第2の蓋体14は、図2(c)
に示すように、ペットボトル2を使用せずに、当該飲料
容器用飲み口補助具1内に所望の飲料を収容した状態
で、この飲料容器用飲み口補助具1をそのまま容器とし
使用することが可能となっている。上記第1の蓋体1
3は、飲み口部材用螺合部4の雄ネジ部10に直接螺着
されるようになっている。また、上記第2の蓋体14
は、図2(a)及び図3飲料容器用螺合部5の外周面5
bに形成された雄ネジ部15に螺着されるようになって
いる。なお、雄ネジ部15は、必ずしも設けなくともよ
く、蓋体を嵌合するようにして良い。また、蓋体を使用
しないタイプでもよい。
【0031】また、上記飲料容器用飲み口補助具1は、
透明な合成樹脂によって形成されており、当該飲料容器
用飲み口補助具1の連結部6には、図2(a)に示すよ
うに、当該飲料容器用飲み口補助具1内に収容された飲
料の量を計るための目盛り16が設けられている。この
目盛り16は、図2(b)に示すように、飲料容器用飲
み口補助具1の上下両端部に、第1の蓋体13と第2の
蓋体14とを螺着した状態で、当該飲料容器用飲み口補
助具1内に収容された飲料の量を表示するように設けら
れており、当該飲料容器用飲み口補助具1を上下逆にし
た場合にも、飲料の量を計量可能なように、逆向きの目
盛り17も合わせて設けられている。
【0032】 このように、上記実施の形態では、飲料
容器用飲み口補助具1の一端に設けられ、当該飲料容器
用飲み口補助具1を市販のペットボトル2の飲み口部3
に螺着するための飲料容器用螺合部5と、前記飲料容器
用飲み口補助具1の他端に設けられ、当該飲料容器用飲
み口補助具1に乳幼児等が飲料を飲むための乳首7を螺
着するための飲み口部材用螺合部4とを備えるように構
成したので、飲料容器用飲み口補助具1の飲料容器用螺
合部5を市販のペットボトル2の飲み口部3に螺着する
とともに、当該飲料容器用飲み口補助具1の飲み口部材
用螺合部4に乳幼児等が飲料を飲むための乳首7を螺着
することにより、市販のペットボトル2に収容された飲
料を、乳幼児等が飲料を飲むための乳首7によって容易
飲むことが可能となる。
【0033】 したがって、外出先等で、ジュースやミ
ネラルウオーターなどのミルク以外の飲料を乳幼児等に
飲ませるために、予備の哺乳ビン等を携帯したり、ジュ
ース等を飲ませるたびにミルク用の哺乳ビンを洗浄・消
毒したりする必要がなく、市販のペットボトルに、飲料
容器用の飲み口補助具1を装着することにより、乳幼児
等がペットボトル1内の飲料を、乳首等の乳首7を用い
容易に飲むことができる。また、飲料容器用飲み口補
助具1の装着等に極めて容易に、しかも飲料の漏れ等を
引き起こすことなく、確実に装着することが可能とな
る。
【0034】また、透明な連結部6に、当該飲料容器用
飲み口補助具1に収容された飲料の量を計る目盛り1
6、17を設けるように構成したので、前記飲料容器用
飲み口補助具1を用いて飲ませる飲料の量を、透明な連
結部6に設けられた目盛り16、17によって計ること
ができ、乳幼児等に飲ませた飲料の量を容易に把握する
ことができる。
【0035】実施の形態2 図4はこの発明の実施の形態2を示すものであり、前記
実施の形態1と同一の部分には同一の符号を付して説明
すると、この実施の形態2では、乳幼児等が飲料を飲む
ための飲み口部材20が、密閉された飲み口部材20の
先端部外周の一部21を乳幼児等が口にくわえ易いよう
に膨出させ、当該膨出部21に乳幼児等が飲料を飲むた
めの小孔22を穿設してなるように構成したものであ
る。
【0036】その他の構成及び作用は、前記実施の形態
1と同様であるので、その説明を省略する。
【0037】 参考例 図5はこの発明の参考例を示すものであり、前記実施の
形態1と同一の部分には同一の符号を付して説明する
と、この参考例は、飲料容器用飲み口補助具の一端に設
けられ、前記市販の飲料容器の飲み口部に当該飲料容器
のキャップを螺着するための螺合部に、当該飲料容器用
飲み口補助具を螺着する飲料容器用螺合部と、前記飲料
容器用飲み口補助具の他端に設けられ、乳幼児等が飲料
を飲むための飲み口部材を専用の容器に螺着するための
螺合部を、当該飲料容器用飲み口補助具に螺着するため
の飲み口部材用螺合部とを直接連結して構成されてお
り、筒状の連結部が省略されている。
【0038】その他の構成および作用は、前記実施の形
態1と同様であるので、その説明を省略する。
【0039】
【発明の効果】 以上述べたように、この発明によれ
ば、外出先等で、ジュースやミネラルウオーターなどの
ミルク以外の飲料を乳幼児等に飲ませるために、予備の
哺乳ビン等を携帯したり、ジュース等を飲ませるたびに
ミルク用の哺乳ビンを洗浄・消毒したりする必要がな
く、市販のペットボトル等の飲料容器に装着して、乳幼
児等がペットボトル等の飲料容器内の飲料を容易に飲む
ことを可能とした飲料容器用の補助飲み口具を提供する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1はこの発明の実施の形態1に係る飲料容
器用の飲み口補助具の使用状態を示す説明図である。
【図2】 図2(a)〜(c)はこの発明の実施の形態
1に係る飲料容器用の飲み口補助具をそれぞれ示す構成
図である。
【図3】 図3はこの発明の実施の形態1に係る飲料容
器用の飲み口補助具を示す断面図である。
【図4】 図4(a)(b)はこの発明の実施の形態2
に係る飲料容器用の飲み口補助具をそれぞれ示す構成図
である。
【図5】 図5はこの発明の参考例に係る飲料容器用の
飲み口補助具を示す構成図である。
【符号の説明】
1:飲料容器用飲み口補助具、2:ペットボトル(飲料
容器)、3:ペットボトルの飲み口部、4:飲み口部材
用螺合部、5:飲料容器用螺合部、6:連結部、乳首、
8:キャップ、16,17:目盛り。
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B65D 41/26 A61J 7/00 A61J 11/04

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 飲料が収容された市販の飲料容器の飲み
    口部に装着され、当該飲料容器に収容された飲料を乳幼
    児等が飲むために使用する飲料容器用の飲み口補助具に
    おいて、前記飲料容器用飲み口補助具の一端に設けら
    れ、当該飲料容器用飲み口補助具を市販の飲料容器の飲
    み口部に液密状に装着するための飲料容器用装着部と、
    前記飲料容器用飲み口補助具の他端に設けられ、当該飲
    料容器用飲み口補助具に乳幼児等が飲料を飲むための飲
    み口部材を液密状に装着するための飲み口部材用装着部
    と、前記飲料容器用装着部と飲み口部材用装着部とを連
    結する透明な筒状の連結部と、前記飲み口部材を飲料容
    器用飲み口補助具から外した状態で、当該飲み口部材用
    装着部に装着される第1の蓋体と、前記飲料容器用飲み
    口補助具を市販の飲料容器から外した状態で、当該飲料
    容器用装着部に装着される第2の蓋体とを備え、前記透
    明な連結部には、当該飲料容器用飲み口補助具に収容さ
    れた飲料の量を計る目盛りを、前記飲料容器用飲み口補
    助具を上下逆にした場合にも飲料の量を計量可能なよう
    に設け、前記飲料容器用飲み口補助具は、その内部に市
    販の飲料容器の飲料を収容した状態で容器として使用可
    能に構成されたことを特徴とする飲料容器用の飲み口補
    助具。
  2. 【請求項2】 飲料が収容された市販の飲料容器の飲み
    口部に装着され、当該飲料容器に収容された飲料を乳幼
    児等が飲むために使用する飲料容器用の飲み口補助具に
    おいて、前記飲料容器用飲み口補助具の一端に設けら
    れ、前記市販の飲料容器の飲み口部に当該飲料容器のキ
    ャップを螺着するための螺合部に、当該飲料容器用飲み
    口補助具を螺着する飲み口容器用螺合部と、前記飲料容
    器用飲み口補助具の他端に設けられ、乳幼児等が飲料を
    飲むための飲み口部材を専用の容器に螺着するための螺
    合部を、当該飲料容器用飲み口補助具に螺着するための
    飲み口部材用螺合部と、前記飲料容器用螺合部と飲み口
    部材用螺合部とを連結する透明な筒状の連結部と、前記
    飲み口部材を飲料容器用飲み口補助具から外した状態
    で、当該飲み口部材用螺合部に螺着される第1の蓋体
    と、前記飲料容器用飲み口補助具を市販の飲料容器から
    外した状態で、当該飲料容器用螺合部の外周面に形成さ
    れた雄ネジ部に螺着される第2の蓋体とを備え、前記透
    明な連結部には、当該飲料容器用飲み口補助具に収容さ
    れた飲料の量を計る目盛りを、前記飲料容 器用飲み口補
    助具を上下逆にした場合にも飲料の量を計量可能なよう
    に設け、前記飲料容器用飲み口補助具は、その内部に市
    販の飲料容器の飲料を収容した状態で容器として使用可
    能に構成されたことを特徴とする飲料容器用の飲み口補
    助具。
  3. 【請求項3】 前記乳幼児等が飲料を飲むための飲み口
    部材が、乳首と当該乳首を哺乳ビンに装着するためのキ
    ャップ部材とからなることを特徴とする請求項1又は2
    に記載の飲料容器用の飲み口補助具。
  4. 【請求項4】 前記乳幼児等が飲料を飲むための飲み口
    部材が、密閉された飲み口部材の先端部外周の一部を乳
    幼児等が口にくわえ易いように膨出させ、当該膨出部に
    乳幼児等が飲料を飲むための小孔を穿設してなることを
    特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の飲料容器
    用の補助飲み口具。
JP2000122629A 2000-04-24 2000-04-24 飲料容器用の飲み口補助具 Expired - Fee Related JP3451235B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000122629A JP3451235B2 (ja) 2000-04-24 2000-04-24 飲料容器用の飲み口補助具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000122629A JP3451235B2 (ja) 2000-04-24 2000-04-24 飲料容器用の飲み口補助具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2001301785A JP2001301785A (ja) 2001-10-31
JP3451235B2 true JP3451235B2 (ja) 2003-09-29

Family

ID=18633083

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000122629A Expired - Fee Related JP3451235B2 (ja) 2000-04-24 2000-04-24 飲料容器用の飲み口補助具

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3451235B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102582943A (zh) * 2012-02-22 2012-07-18 陈晓燕 配塞式排气保鲜奶瓶

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7185775B1 (en) * 2004-07-08 2007-03-06 Decal Diego L Beverage bottle nipple and adapter
ITVR20100072A1 (it) * 2010-04-14 2011-10-15 Luca Conti Adattatore per tappi di biberon o simili

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102582943A (zh) * 2012-02-22 2012-07-18 陈晓燕 配塞式排气保鲜奶瓶

Also Published As

Publication number Publication date
JP2001301785A (ja) 2001-10-31

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5897007A (en) Nursing bottle
US6851565B2 (en) Nipple adapter for a standard narrow-mouthed beverage bottle
AU607660B2 (en) Pre-filled nurser pouch
US5000314A (en) Unit dose package
US7100782B2 (en) Baby bottle package
US20060213855A1 (en) Baby bottle with enlarged lower portion
US6138847A (en) Disposable non-reusable baby bottle
US20180360245A1 (en) Convertible Silicone Toddler Cup
JP2005532235A (ja) 液体栄養補給剤を計量するための方法および装置
US6814247B2 (en) Fluid dispenser for babies
US20050194341A1 (en) Disposable pre filled baby bottle delivery system
JP3451235B2 (ja) 飲料容器用の飲み口補助具
US20070027479A1 (en) Feeding pacifier with removable fluid source
US20060060552A1 (en) Disposable fluid container
US10426280B2 (en) Multifunctional universal silicon spout adaptor for drinking vessels
US6305584B1 (en) Dispensing cover assembly
JP2895556B2 (ja) 定量包装体
US7604137B1 (en) Dispensing receptacle for dispensing two liquids in series
TW306877B (ja)
WO2002028344A2 (en) Adaptor for feeding liquids to infants
KR200312456Y1 (ko) 포유젖꼭지 연결용 어댑터의 구조
US20050167439A1 (en) Toddler drinking container and methods for making the same
JP2000344268A (ja) Petボトル用アタッチメント
CN212662266U (zh) 便洁奶瓶
JP2002065813A (ja) 哺乳用乳首

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees