JP3450108B2 - 熱延板材の冷却制御装置 - Google Patents
熱延板材の冷却制御装置Info
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- JP3450108B2 JP3450108B2 JP33756195A JP33756195A JP3450108B2 JP 3450108 B2 JP3450108 B2 JP 3450108B2 JP 33756195 A JP33756195 A JP 33756195A JP 33756195 A JP33756195 A JP 33756195A JP 3450108 B2 JP3450108 B2 JP 3450108B2
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Description
材を冷却する冷却ラインにおける熱延板材の冷却制御装
置に関する。
と巻取り工程間における鋼板の巻取温度制御は材質を決
定する上で重要であり、特公昭62−22687号公報
に提案されているように、鋼板の移送速度から移送時間
を演算し、この移送時間と温度検出器によって検出され
た鋼板温度より鋼板の幅射による温度降下後の鋼板温度
を演算し、この鋼板温度と冷却水温度とから定められた
巻取温度、板厚検出器によって検出された鋼板板厚とを
用いて冷却時間を計算し、この冷却時間と移送に伴う残
冷却時間を予め定められた距離毎に計算し、この計算さ
れた残冷却時間が零になるまで冷却装置のオンオフ制御
を行っている。
おいて、1は圧延機、2は板厚計、3は温度計(仕上げ
圧延機出側)、4は冷却装置、5は鋼板、6は温度計
(巻取)、7は巻取機、8は速度検出器、11はA/D
変換器、12は第1演算装置、13はシフトメモリ、1
4は第2演算装置、15はバルブ開閉装置、16はタイ
ミング発生装置、17は所定長さ設定器、18は適応修
正器である。
は、圧延機1のロール回転速度を検出し、鋼板移送速度
として出力する。A/D変換器11は、板厚計2、温度
計3及び速度検出器8の各アナログ出力信号をディジタ
ル信号に変換し、第1演算装置12に出力する。第1演
算装置12は必要冷却時間を計算し、シフトメモリ13
に出力する。シフトメモリ13は冷却装置4のスプレー
バンク数(一般に冷却装置4内は10数個スプレーバン
クで構成)に対応したメモリ数を持ち、各メモリには該
当スプレーバンク下における残冷却時間が格納されてい
る。
第iメモリに格納されている残冷却時間を経過時間だけ
差引き、残差を以降のスプレーバンクにおける残冷却時
間として第i+1メモリに格納する。また、残冷却時間
が0でないとき、該当スプレーバンクを開くための出力
信号を出す。バルブ開閉装置15は第2演算装置14か
らの出力信号に応じてスプレーバンクを開閉する。タイ
ミング発生装置16は速度検出器8の出力信号を積分
し、一定長毎に第1及び第2演算装置12、14に起動
タイミングを与えるもので、所定長さ設定器17でその
一定長の長さを設定する。適応修正器18は温度計6の
出力信号により、実績温度を用いて第1、第2演算装置
における熱伝達係数に適応修正を行う。
術では所定の温度下降を行わせて仕上げ圧延機出側温度
を冷却装置により目標巻取温度に制御することは、以下
の理由により困難な点があり充分な精度を有する制御方
法とは言えない欠点を持っている。
鋼板が移送される時間計算が、冷却開始時の圧延速度と
加速率でのみ実施されているため、一般に熱間圧延設備
における仕上げ工程で行われている仕上げ圧延機出側温
度制御による速度変動を考慮されていず、仕上げ圧延機
出側温度計から巻取温度計まで鋼板の制御ポイント(鋼
板の先端部から尾端部に亘って設定しておく制御を行う
対象のポイント)が移送されて行くまでに、加速率が変
化していることを知らないまま、この移送時間の変動を
無視して冷却開始以降の制御が行われることとなり、思
うような所定の巻取温度に冷却されず良好な制御が期待
できない。
しているため、時間の誤差の積算が発生し、同様に所望
の鋼板の温度まで冷却されないこととなる。
めになされたものであり、冷却する上での鋼板の先端部
から尾端部までの鋼板全長に亘っての制御精度を向上
し、十分な品質の鋼板を生産できる冷却制御装置を提供
することを目的とする。
延板材の冷却制御装置は、複数の制御ポイントを有する
熱延板材を、複数のバンクで構成された冷却設備によっ
て冷却する熱延板材の冷却制御装置において、冷却開始
直前の上記板材の各制御ポイントが通過する毎に仕上げ
圧延機出側温度、板速度および板厚に基づいて冷却制御
パターンを導出する第1の手段と、この冷却制御パター
ンにより冷却開始後、上記冷却設備の出側に到達前の所
定のバンク位置を通過するときの上記板材の圧延機出側
温度、板速度および板厚に基づいて冷却制御パターンを
再導出する第2の手段とを備え、この再導出された冷却
制御パターンを用いて上記所定のバンク以降のバンクを
再度冷却するようにしたものである。
長さは、上記板材の長手方向に等間隔に設けた制御ポイ
ント間の長さとし、この制御ポイントが所定のバンク位
置を通過する毎に冷却制御パターンを再導出して冷却す
るようにしたものである。
上記第2の手段は、上記冷却設備の出側に到達前の所定
のバンク位置を通過するときの既に冷却された板材の実
績の冷却制御パターンから実績の冷却量と温度を求め、
これを用いて上記冷却設備の出側に到達前の所定のバン
クの冷却制御パターンを再導出するようにしたものであ
る。
おいて、上記冷却制御パターンの導出は、 冷却設備内のラミナースプレーでの水冷による温度降下
量 :ΔTL 冷却設備内のサイドスプレーでの水冷による温度降下量
:ΔTs 冷却設備内のバーティカルスプレーでの水冷による温度
降下量:ΔTv 実績卷取温度 :C
TA 空冷のみによる冷却設備出側温度 :C
Ti とすると、i番目の制御ポイントが実績卷取温度CTA
になった時の必要な冷却温度量ΔTiを、 ΔTi=CTi−CTA −−−− で求め、一方、各バンク毎の冷却量をNバンクまで合計
した冷却量ΔTを
るNの最大値を求め、このNを冷却バンク数として冷却
制御パターンを導出すると共に、冷却制御パターンの再
導出は、 冷却設備の総バンク数 :NB 冷却設備の出側に到達する前の所定のバンク:NF とすると、NFの範囲は NB>NF≧2 とし、i番目の制御ポイントが実績卷取温度CTAにな
った時の必要な冷却温度量ΔTiを、 ΔTi=CTi−CTA−ΔTx −−−− 求め、式のΔTxは、iポイントがNFバンク出側に
到達したとき(1バンクからNFバンク迄)の実績の冷
却制御パターンから求めた実績冷却量で式で求め、
の最大値を求め、このNを冷却バンク数として冷却制御
パターンを再導出するようにしたものである。
けると共に、前記板材を長手方向に複数個に区分し、上
記学習機能は、上記区分毎に圧延機出側温度、板速度お
よび板厚に基づいて冷却制御パターンを修正する学習係
数を導出し、これらの学習係数を用いて次の区分の冷却
制御パターンを修正するようにしたものである。
出は、 実績卷取温度 :C
TA 空冷のみによる冷却設備出側温度 :C
Ti とすると、i番目の制御ポイントが実績卷取温度CTA
になった時の冷却温度量ΔTiを、 ΔTi=CTi−CTA で求め、全てのバンク(NB)を通過したときの実績冷
却温度量ΔTcを、
る。
説明する。仕上げ圧延機出側温度計から巻取温度計まで
の温度降下量は、次の数式(1)〜(5)による。 ・空冷による温度降下
公知の式である。
の移送時間) FDT :仕上げ圧延機出側温度実績値 V :板速度 K :絶対温度換算値 VSTATUS :バーティカルスプレーON/OFF状況(ON:1.0
OFF:0.0 ) QX :上下バンク合計熱流束 QV :バーティカルスプレー熱流束 QS :サイドスプレー熱流束 LBNK :1バンク間距離 WVS :バーティカルスプレー噴射幅 LSD :サイドスプレー噴射幅 KX :サイドスプレー個数
板の各制御ポイントが通過する毎に、実績の仕上げ圧延
機出側温度、実績の板厚および実績の速度を採取して、
これらを基に次の要領にて当該ポイントに対する冷却設
備の各バンクのオン/オフパターンが決定される。各バ
ンクの長さと鋼板の制御長(制御ポイント間の長さ)は
通常一致させてあり、当該ポイントが仕上げ圧延機出側
温度計の直下を通過してこの制御長さだけ進むごとに次
の制御ポイントに対して当該ポイントと同様の処理によ
って、次ポイントに対する冷却設備の各バンクのオン/
オフパターンが決定される。
Vi i番目の制御ポイントでの実績の仕上げ圧延機出側温度
(冷却設備出側):FDTi i番目の制御ポイントでの実績の板厚 :
hi実績 卷取温度 :
CTA とする。
計の位置まで搬送されると、式(1)および(2)の空
冷によりCTiなる卷取温度になることが予測できる。
従って、i番目の制御ポイントを実績卷取温度CTAに
なった時の冷却温度量は、 ΔTi=CTi−CTA (6) となる。一方、各バンク毎の冷却量をNバンクまで合計
した冷却量ΔTは、式(3)、(4)、(5)により、
下記の式(7)で表される。
るが、Nが増加するとΔTが増加するが、ΔTiを超え
ると冷却し過ぎとなるので、ΔTiを超えてはならな
い。即ち、ΔTi≧ΔTになる条件で、ΔTが最大にな
る最大のバンク数Nを意味している。
C、CTA=500とすると、 ΔTi=CTi−CTA=800−500=300(°
C) となる。
下ΔTvは、オン/オフ制御をせず常に冷却動作をして
いるので、この冷却温度を10℃とし、ラミナースプレ
ーおよびサイドスプレーの1バンク(N=1)当たりの
温度降下、即ち、(ΔTL i+ΔTs i)=50℃とす
ると、
60(°C) 6バンクでは、ΔT=50×6+10=310(°C) となる。ΔTi≧ΔTの条件から、式(7)のNは5バ
ンクで、300≧260となり、N=5が必要バンク数
となる。
ントに対する冷却設備の各バンクのオン/オフパターン
が決定される。このiポイントが冷却設備の出側に到達
する前にいずれかのバンク出側の位置を通過するときに
少なくとも1回以上次の計算を行い、通常仕上げ圧延機
出側温度計の直下を通過した時にしか設定計算されなか
った制御が、上記の制御により精度向上が期待される。
る。 冷却設備の総バンク数 NB 冷却設備の出側に到達する前のバンク NF と定義すると、NFの範囲は NB>NF≧2 なる条件を満たす必要がある。なお、NFは1を採らな
い理由は、1番目のバンクは誤差が少ないので修正を必
要としないためである。
の時には、上記の式(6)および(7)は ΔTi=CTi−CTA−ΔTx (8)
の計算は、iポイントがNFバンク出側に到達したとき
の実績のバンクオン/オフパターンを採取して求めた実
績冷却量である。即ち、1バンクからNFバンクまでに
冷却された実績冷却量である。また、式(10)はNF
バンクまでに冷却された温度を式(8)で考慮し、NF
+1バンクからNBバンクまでの残されたバンクに対し
て最新の実績速度、冷却量実績を用いて冷却設備のバン
クのオン/オフパターンを再計算により求め直す。ここ
で、NはΔTi≧ΔT’になる条件で、ΔT’が最大に
なるような最大バンク数であり、このようにしてNが決
定されると、iポイントに対する冷却設備の各バンクの
オン/オフパターンが決定される。
新の実績速度、冷却量実績を用いて冷却設備のバンクの
オン/オフパターンを再計算するので、高精度の冷却制
御装置を提供することになる。
を詳細に説明する。この実施の形態は、図1に示される
ような熱間圧延設備の卷取温度制御装置において冷却設
備1Aを用いた冷却制御装置の構成図である。
板、3Aは仕上げ圧延機、5Aは速度検出器、6Aは温
度計、7Aは板厚計、8Aは温度予測装置、9Aは冷却
バンクオン/オフ決定装置、10Aは冷却バンク制御装
置、11Aは冷却バンクオン/オフ修正決定装置であ
る。
は、冷却設備1Aを通って卷取機4Aに卷き取られる。
また、この冷却装置1Aの入側および出側には速度検出
器5Aと温度計6Aと板厚計7Aがそれぞれ設置されて
いて(出側は図示を省略)、鋼板2Aの冷却設備での入
側における実績温度および圧延速度を温度計6Aと速度
検出器5Aで、実績板厚を板厚計7Aで検出し、板の各
制御ポイントiにおける実績温度および圧延速度を用い
て、前述の温度計算式(1)〜(7)により冷却設備制
御パターンを決定する。
分割されていて、各冷却ゾーン毎に独立に開閉でき注水
量を制御して鋼板の温度制御を全長に亘って可能として
いる。
るときに前述の式(8)〜(10)によりiポイントに
対する速度検出器5Aの検出結果は、鋼板の温度予測装
置8Aに入力される。温度予測装置8Aにより冷却バン
クオン/オフ決定装置9Aは、鋼板2Aが速度検出器5
Aにより速度が検出され冷却設備1Aの冷却バンクのオ
ン/オフを演算し目標の卷取温度になるように再計算さ
れ決定される。
却バンク制御装置10Aにより鋼板の制御ポイントが通
過したときに冷却されるように制御するものである。制
御長さが通過する毎に、当該制御ポイントにおける制御
パターンは前述と同様の処理により、冷却バンクのオン
/オフパターンが、冷却バンクオン/オフ修正決定装置
11Aに入力されるようになっている。決定された冷却
バンクのオン/オフパターンで冷却バンク制御装置10
Aにより対象の鋼板部分が通過したときに冷却されるよ
うに制御される。
ートと共に説明する。 (1)冷却設備入側での鋼板2Aの先端部の「温度・圧
延速度・板厚」を温度予測装置8Aに入力する。(S
1) (2)温度予測装置8Aは式(1),(2)によりi番
目の制御ポイントの空気冷却量CTiを計算し、式
(6)よりi番目の制御ポイントでの必要冷却温度量Δ
Tiを求める。(S2)
式(3)、(4)、(5)を計算し、式(7)より各バ
ンク毎の冷却温度量ΔTを求める。(S3) (4)冷却バンクオン/オフ決定装置9Aは、水冷降下
量ΔTを用いて冷却バンクオン/オフパターンを決定
し、冷却バンク制御装置10Aへ入力する。(S4)
入側(仕上げ圧延機出側)を通過する毎に、冷却バンク
制御装置10Aは冷却設備1Aを制御して鋼板2Aの冷
却を実行する。(S5) (6)鋼板2Aが巻取温度計をオフしたか否かを判定
し、YESであれば終了し、NOであればS7へ行く。
(S6)
F)を通過したか否かを判定し、通過しなければ、S5
戻る。(S7) (8)S5からS7まで、制御ポイントがNFバンクを
通過するまで、S5の冷却動作を繰り返し、S7でNF
バンクを通過するとS8へ行く。(S5〜S7) (9)冷却装置入側の鋼板2Aの「温度・圧延速度・板
厚」を温度予測装置8Aに入力する。
置11Aは、式(8)(9)(10)を計算して△T’
を導出し、この△T’で冷却バンクオン/オフパターン
を修正し、修正された冷却バンクオン/オフパターンを
冷却バンク制御装置10Aへ入力する。(S9) (11)S9で再計算して修正された冷却バンクオン/
オフパターンにより、S5で冷却を実行する。
を修正して冷却することにより精度のよい卷取温度にす
ることができる。なお、S7の所定バンク(NF)は一
つとは限らず複数のバンクを指定してもよい。
を用いた制御方法ではなく先端から尾端に対して各制御
ポイント毎に必ず冷却設備制御パターンを決定してかつ
冷却設備の途中で実績値を用いて再計算を少なくとも1
回以上実施して制御する手段を採用しているため、十分
な品質の鋼板が生産できる高精度な冷却制御を行うこと
ができる。
却制御装置の構成図に示す。図において、実施の形態1
の図1と異なるところは、制御ポイント検出部15Aを
設けたもので、速度検出器5Aからの信号で制御ポイン
トを検出する。実施の形態1では所定のバンク(NFバ
ンク)で、再計算したが、この実施の形態では制御ポイ
ントiが各バンクを通過する毎に再計算するようにした
ものである。
と共に説明する。 (1)T1からT6迄は実施の形態1、図1のS1から
S6と同一である。 (2)T7で、制御ポイントiが一つのバンクを通過す
る毎に、冷却装置入側の鋼板2Aの「温度・圧延速度・
板厚」を温度予測装置8Aに入力する。
決定装置11Aは、式(8)(9)(10)を計算して
△T’を導出し、この△T’で冷却バンクオン/オフパ
ターンを修正し、修正された冷却バンクオン/オフパタ
ーンを冷却バンク制御装置10Aへ入力する。
ンクオン/オフパターンにより、T5で冷却を実行し、
以降T5からT8間を巡回して、T6で鋼板2Aが卷取
温度計(図示しない)をオフするまで(鋼板2Aが冷却
設備を通過するまで)繰り返す。
したときのみ、上流での実績値を基に冷却設備制御パタ
ーンを再計算して決定したが、この実施の形態2では、
鋼板が制御長さ(制御ポイント)を通過する毎に、きめ
細かに冷却設備のバンクのオン/オフパターンを再計算
により決定しているので、鋼板の先端から尾端に亘って
きめ細かなより精度のよい手段を提供し、良好な品質の
鋼板が生産できる高精度な冷却制御を行うことができ
る。
却制御装置の構成図に示す。図において、実施の形態1
の図1と異なるところは、学習制御装置12Aを設けた
もので、冷却した実績値から学習係数を求め、この学習
件数を次材の冷却時に利用するものである。
では、全てフィードフォワードすなわち予測制御にて実
施されているため、前述の各温度予測式の予測精度によ
っては精度不足が発生しうる。そこで、この温度式を実
績の卷取温度、速度、仕上げ圧延機出側温度速度および
冷却設備のバンクのオン/オフパターンを用いて、温度
の計算実績値を以下の式(11)〜(14)で求め、予
測値と実績値との差を考慮して学習制御を次に冷却され
る1本の鋼板に適用して適応制御により精度向上を図
る。
(1)および(2)の空冷のみによる卷取温度 CTAは、実績卷取温度 ΔTiは、i番目の制御ポイントが実績卷取温度CTA
になった時の冷却温度量である。
B)を通過したときの実績冷却温度量である。 Ci=ΔTi/ΔTc (13) CN=(1−α)・Ci+α・Co (14) 但し、1≧α≧ 0 Co:学習係数前回使用値
ンク(NB)の出側に達したときの予測値と実績値との
比Ciを求めるものであり、式(14)のCNは、学習
して求めたCiを次材にどの程度の重み付けで修正する
かをαで調整した学習係数である。式(14)で求まっ
たCNを、次材の制御パターンを決めるときの温度計算
ΔTに乗算して予測精度を向上させた式により求める。
このCNの値は、各鋼板の全長に亘った一定として採用
する。
と共に説明する。 (1)U1,U2,U4〜U6迄は実施の形態1、図の
S1,S2,S4〜S6と同一であるが、U3において
S3と異なる所は、括弧書きのように、学習係数CNが
記憶されている場合は、ΔTにCNを乗算したものをΔ
Tとする。 (2)U7で、冷却装置入側の鋼板2Aの「温度・圧延
速度・板厚」を温度予測装置8Aに入力する。
決定装置11Aは、式(8)(9)(10)を計算して
△T’を導出し、この△T’で冷却バンクオン/オフパ
ターンを修正し、修正された冷却バンクオン/オフパタ
ーンを冷却バンク制御装置10Aへ入力する。
の「温度・圧延速度・板厚」を学習制御装置12Aに入
力する。 (5)U10で、学習制御装置12Aにおいて、式(1
1)〜(14)を計算し、学習係数CNを求め記憶す
る。このCNをステップU3で次材冷却時の温度計算値
に乗じる。
算に用いる温度式を実績値を用いて修正して予測精度の
向上を図った上で、鋼板の先端から尾端に亘ってきめ細
かなより精度のよい制御手段を提供し、良好な品質の鋼
板が生産できる高精度な冷却制御を行なうことができ
る。
冷却制御装置の構成図に示す。図において、実施の形態
3の図7と異なるところは、学習制御装置12Aに入力
される卷取温度計14Aを設けたもので、卷き取られる
鋼板2Aの温度(または、冷却設備1Aの出側温度)を
測定する。
手方向に2分割して各区分毎に学習係数を求め、この鋼
板の各区間に対応する学習係数を、次材の冷却時に利用
するものである。
Nを次材の制御パターンを決めるときの温度計算に乗算
して予測精度を向上させているが、この実施の形態で
は、鋼板を少なくとも長手方向に2分割して各区分毎に
学習係数を式(14)によって求め、鋼板が各区間に対
応する係数を求めて採用する。分割の方法は、例えば先
端から数mの距離とそれ以降としてもよいし、3分割に
して先端部/中央部/尾端部に分割してもよい。一般に
鋼板を冷却する場合は中央部の冷却量に対して先端部と
尾端部はその冷却量が異なる場合が多い。従って、先端
部/中央部/尾端部に分割して学習係数CNを求めて次
材に適用する。
ートと共に説明する。このフローチャートは実施の形態
3のフローチャートに対して、ステップV9を追加した
ものである。
部/中央部/尾端部等で少なくとも1箇所で2分割)が
冷却設備入り側に来た場合、(2)V10で、冷却設備
入側での鋼板2Aの「温度・圧延速度・板厚」を学習制
御装置12Aに入力し、(3)学習制御装置12Aにお
いて、式(11)〜(14)を計算し、学習係数CNを
求め記憶する。このCNを次材冷却時の温度計算値に乗
じる。このようにして圧延材の長手方向の冷却量を学習
機能を用いて制御することができる。
度式を実績値を用いて修正し、鋼板1本につき1点の学
習係数で予測精度の向上を図ろうとしているが、鋼板の
先端から尾端に亘って温度の冷却過程において挙動が常
に一定とは限らない。この実施の形態4では、先端から
尾端に亘って学習係数を少なくとも2つ以上計算し、鋼
板の各ポイント毎に適用させているため、きめ細かなよ
り精度のよい制御ができ、従って、良好な品質の鋼板が
生産できる高精度な冷却制御を行うことができる。
冷却制御装置の構成図に示す。この図13は実施の形態
4の図10と構成は同一である。実施の形態4では、鋼
板を少なくとも長手方向に2分割して各区分毎に学習係
数CNを式(14)によって求め、この求めた学習係数
CNを次材の冷却時に適用したが、この実施の形態5で
は、冷却中に求めた学習係数CNを、その冷却中の鋼板
2Aの未冷却部にも適用するものである。
様に、式(14)で求まったCNを次材の制御パターン
を決めるときの温度計算に乗算して予測精度を向上させ
た式により求める。この値は、鋼板を少なくとも長手方
向に2分割して各区分毎に学習係数を式(14)によっ
て求め、鋼板の各区間に対応する係数を求めて採用す
る。
とそれ以降としてもよいし、3分割にして先端/中央部
/尾端に分割してもよい。
R T0 BARの学習(一つの板材で学習した結果を
次の板材に反映)による適応制御を導入しても鋼板の先
端から尾端にかけて十分精度が確保できるとは限らな
い。そこで鋼板を少なくとも2分割して学習係数を求め
ようとしているとき、先端部を除き先端部が制御終了し
てから制御ポイントが少なくとも制御長さ(制御ポイン
ト間の距離)1点以上通過する毎に、鋼板内でダイナミ
ックに式(14)を用いて、まだ制御が終了していない
上流にある(未冷却部分の)鋼板の制御ポイントに対し
て、制御されたポイント(冷却された部分)の学習係数
を反映させて、鋼板中央部の制御精度を向上させる。
果が他の部分と異なるために計算の対象外とする場合が
多いからである。但し、先端部の冷却効果が他の部分と
あまり違わない場合は、先端部を用いて計算してもよ
い。
ートと共に説明する。このフローチャートは実施の形態
4、図12のフローチャート、ステップV11の代わり
に図15のステップW11としたもので、他は同一であ
る。
部/中央部/尾端部等で少なくとも1箇所で2分割)が
冷却設備入り側に来た場合、(2)W10で、冷却設備
入側での鋼板2Aの「温度・圧延速度・板厚」を学習制
御装置12Aに入力し、
(11)〜(14)を計算し、学習係数CNを求め記憶
する。求めたCNを冷却中の鋼板2Aの未冷却出の温度
計算値に乗じる。また、この求めたCNを次材冷却時の
温度計算値に乗じる。このようにして圧延材の長手方向
の冷却量を学習機能を用いて、冷却中の部材の未冷却部
と次材との両者に対して制御することができる。
果を用いて後半部に学習係数を反映して制御しているの
で、実施の形態4よりもより良好な品質の鋼板が生産で
きる高精度な冷却制御を行うことができる。
冷却制御装置の構成図に示す。図において、実施の形態
5の図13と異なるところはフィードバック制御装置1
3Aを設けた点である。
高精度な制御はある程度可能であるが、この制御により
精度が十分でない場合、フィードバック制御装置13A
を導入することで、目標とする冷却温度に対する実績冷
却温度の精度を、更に向上させる。
温度と実績巻取温度CTAとの差に応じて、冷却バンク
制御装置10Aに対し、冷却量を調整するよう指令し、
冷却バンク制御装置10Aにより冷却量を調整する。通
常、冷却設備1Aには10数個のバンクがあるが、最終
バンクはオン/オフ制御の対象外のバンク(バーニアバ
ンクという)であり、このバンクできめ細かな冷却量の
調整を上記のフィードバック制御により行う。
ードフォワードの精度不良を吸収するようにフィードバ
ック制御を導入したので、高精度な冷却制御を行うこと
ができる。
却制御装置の構成図である。
却制御装置の動作のフローチャートである。
却制御装置の動作のフローチャートである。
却制御装置の構成図である。
却制御装置の動作のフローチャートである。
却制御装置の動作のフローチャートである。
却制御装置の構成図である。
却制御装置の動作のフローチャートである。
却制御装置の動作のフローチャートである。
冷却制御装置の構成図である。
冷却制御装置の動作のフローチャートである。
冷却制御装置の動作のフローチャートである。
冷却制御装置の構成図である。
冷却制御装置の動作のフローチャートである。
冷却制御装置の動作のフローチャートである。
冷却制御装置の構成図である。
ある。
A 速度検出器、6A 温度計、7A 板厚計、8A
温度予測装置、9A 冷却バンクオン/オフ決定装置、
10A 冷却バンク制御装置、11A 冷却バンクオン
/オフ修正決定装置、12A 学習機能演算装置、13
A フィードバック制御装置、14A 卷取温度計、1
5A 制御ポイント検出部。
Claims (6)
- 【請求項1】 複数の制御ポイントを有する熱延板材
を、複数のバンクで構成された冷却設備によって冷却す
る熱延板材の冷却制御装置において、冷却開始直前の上
記板材の各制御ポイントが通過する毎に仕上げ圧延機出
側温度、板速度および板厚に基づいて冷却制御パターン
を導出する第1の手段と、この冷却制御パターンにより
冷却開始後、上記冷却設備の出側に到達前の所定のバン
ク位置を通過するときの上記板材の圧延機出側温度、板
速度および板厚に基づいて冷却制御パターンを再導出す
る第2の手段とを備え、この再導出された冷却制御パタ
ーンを用いて上記所定のバンク以降のバンクを再度冷却
することを特徴とする熱延板材の冷却制御装置。 - 【請求項2】 請求項1に記載の熱延板材の冷却制御装
置において、上記バンクの長さは、上記板材の長手方向
に等間隔に設けた制御ポイント間の長さとし、この制御
ポイントが所定のバンク位置を通過する毎に冷却制御パ
ターンを再導出して冷却することを特徴とする熱延板材
の冷却制御装置。 - 【請求項3】 請求項1に記載の熱延板材の冷却制御装
置において、上記第2の手段は、上記冷却設備の出側に
到達前の所定のバンク位置を通過するときの既に冷却さ
れた板材の実績の冷却制御パターンから実績の冷却量と
温度を求め、これを用いて上記冷却設備の出側に到達前
の所定のバンクの冷却制御パターンを再導出することを
特徴とする熱延板材の冷却制御装置。 - 【請求項4】 請求項1〜3のいずれかに記載の熱延板
材の冷却制御装置において、 上記冷却制御パターンの導出は、 冷却設備内のラミナースプレーでの水冷による温度降下
量 :ΔTL 冷却設備内のサイドスプレーでの水冷による温度降下量
:ΔTs 冷却設備内のバーティカルスプレーでの水冷による温度
降下量:ΔTv 実績卷取温度 :C
TA 空冷のみによる冷却設備出側温度 :C
Ti とすると、 i番目の制御ポイントが実績卷取温度CTAになった時
の必要な冷却温度量ΔTiを、 ΔTi=CTi−CTA −−−− で求め、一方、各バンク毎の冷却量をNバンクまで合計
した冷却量ΔTを 【数1】 で求め、ΔTi≧ΔTの条件で、式のΔTが最大にな
るNの最大値を求め、このNを冷却バンク数として冷却
制御パターンを導出すると共に、 冷却制御パターンの再導出は、 冷却設備の総バンク数 :NB 冷却設備の出側に到達する前の所定のバンク:NF とすると、NFの範囲は NB>NF≧2 とし、 i番目の制御ポイントが実績卷取温度CTAになった時
の必要な冷却温度量ΔTiを、 ΔTi=CTi−CTA−ΔTx −−−− 求め、 式のΔTxは、iポイントがNFバンク出側に到達し
たとき(1バンクからNFバンク迄)の実績の冷却制御
パターンから求めた実績冷却量で式で求め、 【数2】 ΔTi≧ΔT’の条件で、式のΔT’が最大になるN
の最大値を求め、このNを冷却バンク数として冷却制御
パターンを再導出することを特徴とする熱延板材の冷却
制御装置。 - 【請求項5】 請求項1に記載の熱延板材の冷却制御装
置において、学習機能を設けると共に、前記板材を長手
方向に複数個に区分し、上記学習機能は、上記区分毎に
圧延機出側温度、板速度および板厚に基づいて冷却制御
パターンを修正する学習係数を導出し、これらの学習係
数を用いて次の区分の冷却制御パターンを修正すること
を特徴とする熱延板材の冷却制御装置。 - 【請求項6】 請求項5項に記載の熱延板材の冷却制御
装置において、学習係数の導出は、 実績卷取温度 :C
TA 空冷のみによる冷却設備出側温度 :C
Ti とすると、 i番目の制御ポイントが実績卷取温度CTAになった時
の冷却温度量ΔTiを、 ΔTi=CTi−CTA で求め、全てのバンク(NB)を通過したときの実績冷
却温度量ΔTcを、 【数3】 で求め、 Ci=ΔTi/ΔTc CN=(1−α)・Ci+α・Co 但し、1≧α≧0 Co:学習係数前回使用値 このCNを学習係数として導出することを特徴とする熱
延板材の冷却制御装置。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP33756195A JP3450108B2 (ja) | 1995-12-25 | 1995-12-25 | 熱延板材の冷却制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP33756195A JP3450108B2 (ja) | 1995-12-25 | 1995-12-25 | 熱延板材の冷却制御装置 |
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Publication Number | Publication Date |
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JPH09174136A JPH09174136A (ja) | 1997-07-08 |
JP3450108B2 true JP3450108B2 (ja) | 2003-09-22 |
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-
1995
- 1995-12-25 JP JP33756195A patent/JP3450108B2/ja not_active Expired - Lifetime
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