JP3449500B2 - シートベルト装置 - Google Patents
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- B60R22/00—Safety belts or body harnesses in vehicles
- B60R22/34—Belt retractors, e.g. reels
- B60R22/343—Belt retractors, e.g. reels with electrically actuated locking means
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- A44B11/00—Buckles; Similar fasteners for interconnecting straps or the like, e.g. for safety belts
- A44B11/25—Buckles; Similar fasteners for interconnecting straps or the like, e.g. for safety belts with two or more separable parts
- A44B11/2503—Safety buckles
- A44B11/2546—Details
- A44B11/2553—Attachment of buckle to strap
- A44B11/2557—Attachment of buckle to strap with strap length adjustment
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- A—HUMAN NECESSITIES
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- A44B11/25—Buckles; Similar fasteners for interconnecting straps or the like, e.g. for safety belts with two or more separable parts
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- B60R22/023—Three-point seat belt systems comprising two side lower and one side upper anchoring devices
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- B60R22/00—Safety belts or body harnesses in vehicles
- B60R22/18—Anchoring devices
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- B60R22/00—Safety belts or body harnesses in vehicles
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- B60R21/00—Arrangements or fittings on vehicles for protecting or preventing injuries to occupants or pedestrians in case of accidents or other traffic risks
- B60R2021/0002—Type of accident
- B60R2021/0006—Lateral collision
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- B60R22/00—Safety belts or body harnesses in vehicles
- B60R22/02—Semi-passive restraint systems, e.g. systems applied or removed automatically but not both ; Manual restraint systems
- B60R22/023—Three-point seat belt systems comprising two side lower and one side upper anchoring devices
- B60R2022/026—Three-point seat belt systems comprising two side lower and one side upper anchoring devices at least two ends of the belt being retractable after use
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- B60R22/00—Safety belts or body harnesses in vehicles
- B60R22/18—Anchoring devices
- B60R2022/1812—Connections between seat belt and buckle tongue
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Automotive Seat Belt Assembly (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は3点式シートベルト装置
に関する。
に関する。
【0002】
【従来の技術】自動車用シートベルト装置として、リト
ラクタから上方に引出したシートベルトをスルーアンカ
ーを通し、その先端部を車体床面にアンカーを介して固
着し、更にベルトの中間部にタングを挿通した3点式シ
ートベルト装置が知られている。この3点式シートベル
ト装置はタングを車体側のバックルに差し込むことで、
スルーアンカーとタングとの間の部分が乗員の上半身前
側を斜めに横切るショルダーベルト部となり、タングと
アンカーとの間の部分が乗員の腰前側を横切るラップベ
ルト部となる。そして、衝突によってシートベルトに急
激な引張力が作用すると、リトラクタのロック機構によ
ってシートベルトの引出しを規制し、乗員が前方へ投げ
出されるのを防止する。
ラクタから上方に引出したシートベルトをスルーアンカ
ーを通し、その先端部を車体床面にアンカーを介して固
着し、更にベルトの中間部にタングを挿通した3点式シ
ートベルト装置が知られている。この3点式シートベル
ト装置はタングを車体側のバックルに差し込むことで、
スルーアンカーとタングとの間の部分が乗員の上半身前
側を斜めに横切るショルダーベルト部となり、タングと
アンカーとの間の部分が乗員の腰前側を横切るラップベ
ルト部となる。そして、衝突によってシートベルトに急
激な引張力が作用すると、リトラクタのロック機構によ
ってシートベルトの引出しを規制し、乗員が前方へ投げ
出されるのを防止する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、衝突には前
方及び後方からの衝突の他に、側方からの衝突がある。
前方及び後方からの衝突シートベルトのショルダーベル
ト部とラップベルト部の両方が乗員を拘束する機能を発
揮するが、側方からの衝突に対してはラップベルト部が
乗員を拘束する機能を発揮し、ショルダーベルト部は乗
員を拘束する機能を発揮しない。
方及び後方からの衝突の他に、側方からの衝突がある。
前方及び後方からの衝突シートベルトのショルダーベル
ト部とラップベルト部の両方が乗員を拘束する機能を発
揮するが、側方からの衝突に対してはラップベルト部が
乗員を拘束する機能を発揮し、ショルダーベルト部は乗
員を拘束する機能を発揮しない。
【0004】従来の3点式シートベルト装置にあって
は、ショルダーベルト部とラップベルト部とは連続した
1本のシートベルトの一部であるので、衝突の方向性に
関係なくショルダーベルト部及びラップベルト部ともロ
ックがかかってしまう。しかしながら、前記したように
側方からの衝突に対してはショルダーベルト部は乗員の
拘束に関与しない。にもかかわらずショルダーベルト部
がロックされていると、単に乗員の動きを不自由にする
だけである。
は、ショルダーベルト部とラップベルト部とは連続した
1本のシートベルトの一部であるので、衝突の方向性に
関係なくショルダーベルト部及びラップベルト部ともロ
ックがかかってしまう。しかしながら、前記したように
側方からの衝突に対してはショルダーベルト部は乗員の
拘束に関与しない。にもかかわらずショルダーベルト部
がロックされていると、単に乗員の動きを不自由にする
だけである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決すべく本
発明は、乗員の上半身前側を横切るショルダーベルト部
と、乗員の腰前側を横切るラップベルト部とを有するシ
ートベルト装置において、前後方向からの衝突によって
前記ショルダーベルト部とラップベルト部が共にロック
され、左右方向からの衝突によって前記ラップベルト部
のみがロックされるようにした。
発明は、乗員の上半身前側を横切るショルダーベルト部
と、乗員の腰前側を横切るラップベルト部とを有するシ
ートベルト装置において、前後方向からの衝突によって
前記ショルダーベルト部とラップベルト部が共にロック
され、左右方向からの衝突によって前記ラップベルト部
のみがロックされるようにした。
【0006】本発明には、先端部が車体側に固定され基
端部がリトラクタ内に引き込み可能に巻き取られた1本
のシートベルトの中間部にタングを挿通し、このタング
を車体側のバックルに差し込むことでシートベルトの一
部が乗員の上半身前側を横切るショルダーベルト部とな
り、シートベルトの他の一部が腰前側を横切るラップベ
ルト部になるようにし、更にこのシートベルト装置は前
後方向からの衝突を検知する第1衝突検知部と左右方向
からの衝突を検知する第2衝突検知部とを備え、前記リ
トラクタは前記第1衝突検知部からの信号を受けてシー
トベルトの動きを規制するロック機構を備え、前記タン
グまたはバックルは前記第2衝突検知部からの信号を受
けてシートベルトの動きを規制するロック機構を備えた
シートベルト装置が含まれる。
端部がリトラクタ内に引き込み可能に巻き取られた1本
のシートベルトの中間部にタングを挿通し、このタング
を車体側のバックルに差し込むことでシートベルトの一
部が乗員の上半身前側を横切るショルダーベルト部とな
り、シートベルトの他の一部が腰前側を横切るラップベ
ルト部になるようにし、更にこのシートベルト装置は前
後方向からの衝突を検知する第1衝突検知部と左右方向
からの衝突を検知する第2衝突検知部とを備え、前記リ
トラクタは前記第1衝突検知部からの信号を受けてシー
トベルトの動きを規制するロック機構を備え、前記タン
グまたはバックルは前記第2衝突検知部からの信号を受
けてシートベルトの動きを規制するロック機構を備えた
シートベルト装置が含まれる。
【0007】また本発明には、第1シートベルト及び第
2シートベルトのそれぞれの基端部が第1リトラクタ及
び第2リトラクタ内に引き込み可能に巻き取られ、また
各シートベルトの先端部が1つのタングに固着され、こ
のタングを車体側のバックルに差し込むことで第1シー
トベルトが乗員の上半身前側を横切るショルダーベルト
部となり、第2シートベルトが乗員の腰前側を横切るラ
ップベルト部となるようにし、更にこのシートベルト装
置は前後方向からの衝突を検知する第1衝突検知部と左
右方向からの衝突を検知する第2衝突検知部とを備え、
前記第1リトラクタは前記第1衝突検知部からの信号を
受けてシートベルトの動きを規制するロック機構を備
え、前記第2リトラクタは前記第1衝突検知部及び第2
衝突検知部からの信号を受けてシートベルトの動きを規
制するロック機構を備えたシートベルト装置が含まれ
る。
2シートベルトのそれぞれの基端部が第1リトラクタ及
び第2リトラクタ内に引き込み可能に巻き取られ、また
各シートベルトの先端部が1つのタングに固着され、こ
のタングを車体側のバックルに差し込むことで第1シー
トベルトが乗員の上半身前側を横切るショルダーベルト
部となり、第2シートベルトが乗員の腰前側を横切るラ
ップベルト部となるようにし、更にこのシートベルト装
置は前後方向からの衝突を検知する第1衝突検知部と左
右方向からの衝突を検知する第2衝突検知部とを備え、
前記第1リトラクタは前記第1衝突検知部からの信号を
受けてシートベルトの動きを規制するロック機構を備
え、前記第2リトラクタは前記第1衝突検知部及び第2
衝突検知部からの信号を受けてシートベルトの動きを規
制するロック機構を備えたシートベルト装置が含まれ
る。
【0008】更に本発明には、第1シートベルト及び第
2シートベルトのそれぞれの基端部が第1リトラクタ及
び第2リトラクタ内に引き込み可能に巻き取られ、また
各シートベルトの先端部が別々のタングに固着され、こ
れらタングを車体側のバックルに個別に又は一体として
差し込むことで第1シートベルトが乗員の上半身前側を
横切るショルダーベルト部となり、第2シートベルトが
乗員の腰前側を横切るラップベルト部となるようにし、
更にこのシートベルト装置は前後方向からの衝突を検知
する第1衝突検知部と左右方向からの衝突を検知する第
2衝突検知部とを備え、前記第1リトラクタは前記第1
衝突検知部からの信号を受けてシートベルトの動きを規
制するロック機構を備え、前記第2リトラクタは前記第
1衝突検知部及び第2衝突検知部からの信号を受けてシ
ートベルトの動きを規制するロック機構を備えたシート
ベルト装置が含まれる。
2シートベルトのそれぞれの基端部が第1リトラクタ及
び第2リトラクタ内に引き込み可能に巻き取られ、また
各シートベルトの先端部が別々のタングに固着され、こ
れらタングを車体側のバックルに個別に又は一体として
差し込むことで第1シートベルトが乗員の上半身前側を
横切るショルダーベルト部となり、第2シートベルトが
乗員の腰前側を横切るラップベルト部となるようにし、
更にこのシートベルト装置は前後方向からの衝突を検知
する第1衝突検知部と左右方向からの衝突を検知する第
2衝突検知部とを備え、前記第1リトラクタは前記第1
衝突検知部からの信号を受けてシートベルトの動きを規
制するロック機構を備え、前記第2リトラクタは前記第
1衝突検知部及び第2衝突検知部からの信号を受けてシ
ートベルトの動きを規制するロック機構を備えたシート
ベルト装置が含まれる。
【0009】
【作用】シートベルトのショルダーベルト部とラップベ
ルト部を個別にロックすることで、衝突の方向に応じた
制御が可能になる。
ルト部を個別にロックすることで、衝突の方向に応じた
制御が可能になる。
【0010】
【実施例】以下に本発明の実施例を添付図面に基づいて
説明する。図1は3点式シートベルト装置の全体斜視図
であり、車体のドア側下部にリトラクタ1が固定され、
このリトラクタ1からスプリングに抗してシートベルト
2が導出され、このシートベルト2はリトラクタ1上方
において車体に固定されたスルーアンカー3で折り返
し、その先端はアンカー4を介してシート5側方の車体
床面に固着されている。
説明する。図1は3点式シートベルト装置の全体斜視図
であり、車体のドア側下部にリトラクタ1が固定され、
このリトラクタ1からスプリングに抗してシートベルト
2が導出され、このシートベルト2はリトラクタ1上方
において車体に固定されたスルーアンカー3で折り返
し、その先端はアンカー4を介してシート5側方の車体
床面に固着されている。
【0011】また、シートベルト2の中間にはタング6
が挿通され、このタング6をリトラクタ1とは反対側の
シート5側部に設けたバックル7に差し込むことで、シ
ートベルト2の一部が乗員Pの上半身前側を横切るショ
ルダーベルト部2aとなり、また他の一部が乗員Pの腰
前側を横切る横切るラップベルト部2bとなる。
が挿通され、このタング6をリトラクタ1とは反対側の
シート5側部に設けたバックル7に差し込むことで、シ
ートベルト2の一部が乗員Pの上半身前側を横切るショ
ルダーベルト部2aとなり、また他の一部が乗員Pの腰
前側を横切る横切るラップベルト部2bとなる。
【0012】ところで、第1実施例にあっては図2に示
すように、前後方向からの衝突を検知する第1衝突検知
部8と、左右方向からの衝突を検知する第2衝突検知部
9を備え、第1衝突検知部8とリトラクタ1とを信号線
で接続し、第2衝突検知部9とバックル7とを信号線で
接続し、リトラクタ1内には第1衝突検知部8からの信
号を受けてシートベルトの動きを規制するロック機構を
設け、またバックル7内には第2衝突検知部9からの信
号を受けてシートベルトの動きを規制するロック機構を
設けている。
すように、前後方向からの衝突を検知する第1衝突検知
部8と、左右方向からの衝突を検知する第2衝突検知部
9を備え、第1衝突検知部8とリトラクタ1とを信号線
で接続し、第2衝突検知部9とバックル7とを信号線で
接続し、リトラクタ1内には第1衝突検知部8からの信
号を受けてシートベルトの動きを規制するロック機構を
設け、またバックル7内には第2衝突検知部9からの信
号を受けてシートベルトの動きを規制するロック機構を
設けている。
【0013】次に第1実施例に係るシートベルト装置の
バックル7内或いはタング6に設けるロック機構を説明
する。バックル7内に設けるロック機構としては、例え
ば図3及び図4に示すものが考えられる。図3はロック
機構を備えたバックル7とタング6の斜視図、図4は同
バックル7の断面図であり、バックル7はボルト20に
て車体側に固定されるケース21にスライド部材22を
収納している。
バックル7内或いはタング6に設けるロック機構を説明
する。バックル7内に設けるロック機構としては、例え
ば図3及び図4に示すものが考えられる。図3はロック
機構を備えたバックル7とタング6の斜視図、図4は同
バックル7の断面図であり、バックル7はボルト20に
て車体側に固定されるケース21にスライド部材22を
収納している。
【0014】スライド部材22にはタング6の係合金具
23が入り込む係合穴24が上部に設けられ、下部には
ラックギヤ25が形成され、このラックギヤ25にモー
タ26の回転軸に固着されたピニオン27が噛合してい
る。
23が入り込む係合穴24が上部に設けられ、下部には
ラックギヤ25が形成され、このラックギヤ25にモー
タ26の回転軸に固着されたピニオン27が噛合してい
る。
【0015】而して、第2衝突検知部9からの信号を受
けてモータ26が駆動し、ピニオン27が回転するとス
ライド部材22が図において下方に移動し、タング6を
引き下げ、シートベルト2をケース21の上端傾斜面に
設けた凹凸部28に押し付け、ロックを掛ける。尚、ロ
ックは所定の秒数経過後自動的に解除するようにする。
けてモータ26が駆動し、ピニオン27が回転するとス
ライド部材22が図において下方に移動し、タング6を
引き下げ、シートベルト2をケース21の上端傾斜面に
設けた凹凸部28に押し付け、ロックを掛ける。尚、ロ
ックは所定の秒数経過後自動的に解除するようにする。
【0016】また、バックル7にロック機構を設ける代
りに図5乃至図7に示すようにタング6にロック機構を
設けてもよい。ここで、図5はロック機構を備えたタン
グの斜視図、図6は同タングの一部を切欠した正面図、
図7は同タングの断面図であり、タング6はケース30
の上部にシートベルト2の挿通穴31が形成され、ケー
ス30内にはピン32を中心としてアーム33を揺動自
在に収納し、このアーム33の上端に歯部34を設け、
またアーム33の下端をソレノイドコイル35内に配置
された鉄芯36に連結し、更にケース30からは電気接
点37を突出せしめている。
りに図5乃至図7に示すようにタング6にロック機構を
設けてもよい。ここで、図5はロック機構を備えたタン
グの斜視図、図6は同タングの一部を切欠した正面図、
図7は同タングの断面図であり、タング6はケース30
の上部にシートベルト2の挿通穴31が形成され、ケー
ス30内にはピン32を中心としてアーム33を揺動自
在に収納し、このアーム33の上端に歯部34を設け、
またアーム33の下端をソレノイドコイル35内に配置
された鉄芯36に連結し、更にケース30からは電気接
点37を突出せしめている。
【0017】一方、バックル7にはタング6の係合金具
38が入り込む係合穴40が形成され、この係合穴40
には係合用板ばね41が設けられ、更にバックル7の上
面にはタング6を嵌め込んだ状態で前記電気接点37と
接触する電気接点42を設けている。
38が入り込む係合穴40が形成され、この係合穴40
には係合用板ばね41が設けられ、更にバックル7の上
面にはタング6を嵌め込んだ状態で前記電気接点37と
接触する電気接点42を設けている。
【0018】而して、図7の状態で側方からの衝突があ
ると、これを第2衝突検知部9が検知しこの検知部9か
らの信号を受けてソレノイドコイル35に通電される。
すると、鉄芯36が図中右方に移動し、アーム33がピ
ン32を中心として反時計方向に回動し歯部34がシー
トベルト2を挿通穴31の壁面に押し付けてラップベル
ト部にロックを掛ける。尚、側面衝突の時はリトラクタ
はロック状態にならないので、ショルダーベルト部はロ
ック状態にならない。
ると、これを第2衝突検知部9が検知しこの検知部9か
らの信号を受けてソレノイドコイル35に通電される。
すると、鉄芯36が図中右方に移動し、アーム33がピ
ン32を中心として反時計方向に回動し歯部34がシー
トベルト2を挿通穴31の壁面に押し付けてラップベル
ト部にロックを掛ける。尚、側面衝突の時はリトラクタ
はロック状態にならないので、ショルダーベルト部はロ
ック状態にならない。
【0019】第8図は第2実施例を示す図2と同様の図
であり、第2実施例にあっては第1シートベルト11及
び第2シートベルト12の2本のシートベルトを備え、
第1シートベルト11及び第2シートベルト12のそれ
ぞれの基端部を第1リトラクタ13及び第2リトラクタ
14から引き出し可能とし、更に第1シートベルト11
及び第2シートベルト12の先端部を1つのタング15
に固着し、このタング15をバックル16に差し込むこ
とで、第1シートベルト11がショルダーベルト部に、
第2シートベルト12がラップベルト部になるようにし
ている。
であり、第2実施例にあっては第1シートベルト11及
び第2シートベルト12の2本のシートベルトを備え、
第1シートベルト11及び第2シートベルト12のそれ
ぞれの基端部を第1リトラクタ13及び第2リトラクタ
14から引き出し可能とし、更に第1シートベルト11
及び第2シートベルト12の先端部を1つのタング15
に固着し、このタング15をバックル16に差し込むこ
とで、第1シートベルト11がショルダーベルト部に、
第2シートベルト12がラップベルト部になるようにし
ている。
【0020】また第2実施例にあっては、前後方向から
の衝突を検知する第1衝突検知部18と、左右方向から
の衝突を検知する第2衝突検知部19を備え、第1リト
ラクタ13と第1衝突検知部18とを信号線で接続し、
第2リトラクタ14と第1衝突検知部18及び第2衝突
検知部19とを信号線で接続している。
の衝突を検知する第1衝突検知部18と、左右方向から
の衝突を検知する第2衝突検知部19を備え、第1リト
ラクタ13と第1衝突検知部18とを信号線で接続し、
第2リトラクタ14と第1衝突検知部18及び第2衝突
検知部19とを信号線で接続している。
【0021】而して、前後方向からの衝突の場合には第
1シートベルト11と第2シートベルト12の両方をロ
ックし、左右方向からの衝突の場合には第1シートベル
ト11をロックせず第2シートベルト12のみをロック
する。
1シートベルト11と第2シートベルト12の両方をロ
ックし、左右方向からの衝突の場合には第1シートベル
ト11をロックせず第2シートベルト12のみをロック
する。
【0022】第9図は第3実施例を示す図2と同様の図
であり、第3実施例にあってはショルダーベルト部とな
る第1シートベルト11及びラップベルト部となる第2
シートベルト12の2本のシートベルトを備え、第1シ
ートベルト11及び第2シートベルト12のそれぞれの
基端部を第1リトラクタ13及び第2リトラクタ14か
ら引き出し可能とし、更に第1シートベルト11及び第
2シートベルト12の先端部に別々のタング15a,1
5bを固着し、これらタング15a,15bを車体側の
バックル16a,16bに個別に差し込むようにしてい
る。
であり、第3実施例にあってはショルダーベルト部とな
る第1シートベルト11及びラップベルト部となる第2
シートベルト12の2本のシートベルトを備え、第1シ
ートベルト11及び第2シートベルト12のそれぞれの
基端部を第1リトラクタ13及び第2リトラクタ14か
ら引き出し可能とし、更に第1シートベルト11及び第
2シートベルト12の先端部に別々のタング15a,1
5bを固着し、これらタング15a,15bを車体側の
バックル16a,16bに個別に差し込むようにしてい
る。
【0023】第3実施例にあってはも、前後方向からの
衝突を検知する第1衝突検知部18と、左右方向からの
衝突を検知する第2衝突検知部19を備え、第1リトラ
クタ13と第1衝突検知部18とを信号線で接続し、第
2リトラクタ14と第1衝突検知部18及び第2衝突検
知部19とを信号線で接続することで、前後方向からの
衝突の場合には第1シートベルト11と第2シートベル
ト12の両方をロックし、左右方向からの衝突の場合に
は第1シートベルト11をロックせず第2シートベルト
12のみをロックするようにしている。
衝突を検知する第1衝突検知部18と、左右方向からの
衝突を検知する第2衝突検知部19を備え、第1リトラ
クタ13と第1衝突検知部18とを信号線で接続し、第
2リトラクタ14と第1衝突検知部18及び第2衝突検
知部19とを信号線で接続することで、前後方向からの
衝突の場合には第1シートベルト11と第2シートベル
ト12の両方をロックし、左右方向からの衝突の場合に
は第1シートベルト11をロックせず第2シートベルト
12のみをロックするようにしている。
【0024】図10は第3実施例に係るシートベルト装
置のバックルの変形例を示す図であり、この図に示すよ
うに1つのバックル16に2つタング15a,15bの
それぞれが係合する挿入孔を設けるようにしてもよい。
置のバックルの変形例を示す図であり、この図に示すよ
うに1つのバックル16に2つタング15a,15bの
それぞれが係合する挿入孔を設けるようにしてもよい。
【0025】第11図は第4実施例を示す図2と同様の
図であり、第4実施例にあっては第1実施例と同様に、
リトラクタ1から導出されるシートベルト2をスルーア
ンカー3で折り返し、その先端は車体床面に固着し、中
間に挿通したタング50をバックル7に差し込むこと
で、シートベルト2の一部がショルダーベルト部2aと
なり、また他の一部がラップベルト部2bとなるように
し、更に前後方向からの衝突を検知する第1衝突検知部
8と、左右方向からの衝突を検知する第2衝突検知部9
を備え、第1衝突検知部8とリトラクタ1とを信号線で
接続し、第2衝突検知部9とバックル7とを信号線で接
続し、リトラクタ1内には第1衝突検知部8からの信号
を受けてシートベルトの動きを規制するロック機構を設
けている。
図であり、第4実施例にあっては第1実施例と同様に、
リトラクタ1から導出されるシートベルト2をスルーア
ンカー3で折り返し、その先端は車体床面に固着し、中
間に挿通したタング50をバックル7に差し込むこと
で、シートベルト2の一部がショルダーベルト部2aと
なり、また他の一部がラップベルト部2bとなるように
し、更に前後方向からの衝突を検知する第1衝突検知部
8と、左右方向からの衝突を検知する第2衝突検知部9
を備え、第1衝突検知部8とリトラクタ1とを信号線で
接続し、第2衝突検知部9とバックル7とを信号線で接
続し、リトラクタ1内には第1衝突検知部8からの信号
を受けてシートベルトの動きを規制するロック機構を設
けている。
【0026】そして、第4実施例にあってはタング50
をバックル7に差し込んだシートベルト装着状態で、ラ
ップベルト部2bをロック状態にする機構を備えてい
る。
をバックル7に差し込んだシートベルト装着状態で、ラ
ップベルト部2bをロック状態にする機構を備えてい
る。
【0027】また、図12はシートベルト装着状態でラ
ップベルト部2bをロック状態にするタングの斜視図で
あり、このタング50は上半部をコ字状に折り曲げて対
向片51,51とし、これら対向片51,51にスリッ
ト52,52を形成し、これらスリット52,52間に
角状ロッド53を掛け渡し、更にタング50のプレート
部に形成した開口54を介して一面側からシートベルト
2をタング50に挿入し、前記角状ロッド53を半周程
巻回して再び開口54から取り出すようにしている。
ップベルト部2bをロック状態にするタングの斜視図で
あり、このタング50は上半部をコ字状に折り曲げて対
向片51,51とし、これら対向片51,51にスリッ
ト52,52を形成し、これらスリット52,52間に
角状ロッド53を掛け渡し、更にタング50のプレート
部に形成した開口54を介して一面側からシートベルト
2をタング50に挿入し、前記角状ロッド53を半周程
巻回して再び開口54から取り出すようにしている。
【0028】而して、図13(A)に示すようにシート
ベルト2に対してタング50を立てた状態、つまりタン
グ50をバックルに装填していない状態では、シートベ
ルト2は自由に移動する。一方、図13(B)に示すよ
うにシートベルト2に対してタング50を寝かせた状
態、つまりタング50をバックルに装填した状態では、
角状ロッド53がスリット52に沿って移動し、ロッド
53と開口54との間でシートベルト2がロックされ
る。これにより、ショルダーベルト側はリトラクタによ
って第1発明と同様に作動するのに対して、ラップベル
ト側はタング装填時は常時ロックされる。
ベルト2に対してタング50を立てた状態、つまりタン
グ50をバックルに装填していない状態では、シートベ
ルト2は自由に移動する。一方、図13(B)に示すよ
うにシートベルト2に対してタング50を寝かせた状
態、つまりタング50をバックルに装填した状態では、
角状ロッド53がスリット52に沿って移動し、ロッド
53と開口54との間でシートベルト2がロックされ
る。これにより、ショルダーベルト側はリトラクタによ
って第1発明と同様に作動するのに対して、ラップベル
ト側はタング装填時は常時ロックされる。
【0029】図14は第5実施例に係るシートベルト装
置の斜視図であり、第5実施例にあっては第2実施例と
同様にショルダーベルト部となる第1シートベルト11
及びラップベルト部となる第2シートベルト12の2本
のシートベルトを備え、第1シートベルト11及び第2
シートベルト12のそれぞれの基端部を第1リトラクタ
13及び第2リトラクタ14から引き出し可能とし、更
に第1シートベルト11及び第2シートベルト12の先
端部を1つのタング15に固着し、このタング15をバ
ックル16に差し込むようにしている。
置の斜視図であり、第5実施例にあっては第2実施例と
同様にショルダーベルト部となる第1シートベルト11
及びラップベルト部となる第2シートベルト12の2本
のシートベルトを備え、第1シートベルト11及び第2
シートベルト12のそれぞれの基端部を第1リトラクタ
13及び第2リトラクタ14から引き出し可能とし、更
に第1シートベルト11及び第2シートベルト12の先
端部を1つのタング15に固着し、このタング15をバ
ックル16に差し込むようにしている。
【0030】そして、第5実施例にあっては、前後方向
からの衝突を検知する第1衝突検知部18と第1リトラ
クタ13とを信号線で接続し、またバックル16と第2
リトラクタ14とを信号線で接続している。
からの衝突を検知する第1衝突検知部18と第1リトラ
クタ13とを信号線で接続し、またバックル16と第2
リトラクタ14とを信号線で接続している。
【0031】而して、シートベルト装着状態でバックル
16からの信号により第2シートベルト12をロック状
態にする。尚、前後方向からの衝突の場合には第1シー
トベルト11と第2シートベルト12の両方をロック
し、左右方向からの衝突の場合には第1シートベルト1
1をロックしない。
16からの信号により第2シートベルト12をロック状
態にする。尚、前後方向からの衝突の場合には第1シー
トベルト11と第2シートベルト12の両方をロック
し、左右方向からの衝突の場合には第1シートベルト1
1をロックしない。
【0032】図15は第6実施例に係るシートベルト装
置の斜視図であり、第6実施例は第5実施例と類似の構
造であるが、第6実施例にあっては第1シートベルト1
1及び第2シートベルト12の先端部を別々のタング1
5a,15bに固着し、これらタング15a,15bを
バックル16a,16bに差し込むようにし、一方のバ
ックル16bと第2リトラクタ14とを信号線で接続
し、シートベルト装着状態でバックル16bからの信号
により第2シートベルト12をロック状態にするように
している。
置の斜視図であり、第6実施例は第5実施例と類似の構
造であるが、第6実施例にあっては第1シートベルト1
1及び第2シートベルト12の先端部を別々のタング1
5a,15bに固着し、これらタング15a,15bを
バックル16a,16bに差し込むようにし、一方のバ
ックル16bと第2リトラクタ14とを信号線で接続
し、シートベルト装着状態でバックル16bからの信号
により第2シートベルト12をロック状態にするように
している。
【0033】以上の第1実施例から第6実施例までのロ
ック及び及びアンロックと衝突の態様との関係を以下の
(表1)に示す。
ック及び及びアンロックと衝突の態様との関係を以下の
(表1)に示す。
【0034】
【表1】
【0035】
【発明の効果】以上に説明したように本発明によれば、
3点式シートベルトのショルダーベルト部とラップベル
ト部を個別にロック可能とし、前後方向からの衝突の場
合にはショルダーベルト部とラップベルト部の両方をロ
ックし、左右方向からの衝突の場合にはショルダーベル
ト部をロックせずラップベルト部のみをロックするよう
にしたので、不必要に乗員の身体が拘束されることがな
い。
3点式シートベルトのショルダーベルト部とラップベル
ト部を個別にロック可能とし、前後方向からの衝突の場
合にはショルダーベルト部とラップベルト部の両方をロ
ックし、左右方向からの衝突の場合にはショルダーベル
ト部をロックせずラップベルト部のみをロックするよう
にしたので、不必要に乗員の身体が拘束されることがな
い。
【図面の簡単な説明】
【図1】3点式シートベルト装置の全体斜視図
【図2】第1実施例に係るシートベルト装置の斜視図
【図3】ロック機構を備えたバックルとタングの斜視図
【図4】ロック機構を備えたバックルの断面図
【図5】ロック機構を備えたタングの斜視図
【図6】ロック機構を備えたタングの一部を切欠した正
面図
面図
【図7】ロック機構を備えたタングの断面図
【図8】第2実施例に係るシートベルト装置の斜視図
【図9】第3実施例に係るシートベルト装置の斜視図
【図10】第3実施例に係るシートベルト装置のバック
ルの変形例を示す図
ルの変形例を示す図
【図11】第4実施例に係るシートベルト装置の斜視図
【図12】第4実施例に係るシートベルト装置のタング
の斜視図
の斜視図
【図13】(A)は第4実施例に係るシートベルト装置
のタングのアンロック状態を示す図、(B)同タングの
ロック状態を示す図
のタングのアンロック状態を示す図、(B)同タングの
ロック状態を示す図
【図14】第5実施例に係るシートベルト装置の斜視図
【図15】第6実施例に係るシートベルト装置の斜視図
1,13,14…リトラクタ、2,11,12…シート
ベルト、2a…ショルダーベルト部、2b…ラップベル
ト部、6,15…タング、7,16…バックル、8,1
8…第1衝突検知部、9,19…第2衝突検知部。
ベルト、2a…ショルダーベルト部、2b…ラップベル
ト部、6,15…タング、7,16…バックル、8,1
8…第1衝突検知部、9,19…第2衝突検知部。
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(56)参考文献 特開 平5−193439(JP,A)
特開 平5−85301(JP,A)
特開 平3−186455(JP,A)
特開 昭55−73203(JP,A)
(58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名)
B60R 22/36
Claims (4)
- 【請求項1】 乗員の上半身前側を横切るショルダーベ
ルト部と、乗員の腰前側を横切るラップベルト部とを有
するシートベルト装置において、前後方向からの衝突に
よって前記ショルダーベルト部とラップベルト部が共に
ロックされ、左右方向からの衝突によって前記ラップベ
ルト部のみがロックされることを特徴とするシートベル
ト装置。 - 【請求項2】 請求項1に記載のシートベルト装置にお
いて、このシートベルト装置は、先端部が車体側に固定
され基端部がリトラクタ内に引き込み可能に巻き取られ
た1本のシートベルトの中間部にタングを挿通し、この
タングを車体側のバックルに差し込むことでシートベル
トの一部が乗員の上半身前側を横切るショルダーベルト
部となり、シートベルトの他の一部が腰前側を横切るラ
ップベルト部になるようにし、更にこのシートベルト装
置は前後方向からの衝突を検知する第1衝突検知部と左
右方向からの衝突を検知する第2衝突検知部とを備え、
前記リトラクタは前記第1衝突検知部からの信号を受け
てシートベルトの動きを規制するロック機構を備え、前
記タングまたはバックルは前記第2衝突検知部からの信
号を受けてシートベルトの動きを規制するロック機構を
備えていることを特徴とするシートベルト装置。 - 【請求項3】 請求項1に記載のシートベルト装置にお
いて、このシートベルト装置は、第1シートベルト及び
第2シートベルトのそれぞれの基端部が第1リトラクタ
及び第2リトラクタ内に引き込み可能に巻き取られ、ま
た各シートベルトの先端部が1つのタングに固着され、
このタングを車体側のバックルに差し込むことで第1シ
ートベルトが乗員の上半身前側を横切るショルダーベル
ト部となり、第2シートベルトが乗員の腰前側を横切る
ラップベルト部となるようにし、更にこのシートベルト
装置は前後方向からの衝突を検知する第1衝突検知部と
左右方向からの衝突を検知する第2衝突検知部とを備
え、前記第1リトラクタは前記第1衝突検知部からの信
号を受けてシートベルトの動きを規制するロック機構を
備え、前記第2リトラクタは前記第1衝突検知部及び第
2衝突検知部からの信号を受けてシートベルトの動きを
規制するロック機構を備えていることを特徴とするシー
トベルト装置。 - 【請求項4】 請求項1に記載のシートベルト装置にお
いて、このシートベルト装置は、第1シートベルト及び
第2シートベルトのそれぞれの基端部が第1リトラクタ
及び第2リトラクタ内に引き込み可能に巻き取られ、ま
た各シートベルトの先端部が別々のタングに固着され、
これらタングを車体側のバックルに個別に又は一体とし
て差し込むことで第1シートベルトが乗員の上半身前側
を横切るショルダーベルト部となり、第2シートベルト
が乗員の腰前側を横切るラップベルト部となるように
し、更にこのシートベルト装置は前後方向からの衝突を
検知する第1衝突検知部と左右方向からの衝突を検知す
る第2衝突検知部とを備え、前記第1リトラクタは前記
第1衝突検知部からの信号を受けてシートベルトの動き
を規制するロック機構を備え、前記第2リトラクタは前
記第1衝突検知部及び第2衝突検知部からの信号を受け
てシートベルトの動きを規制するロック機構を備えてい
ることを特徴とするシートベルト装置。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16153094A JP3449500B2 (ja) | 1993-08-24 | 1994-07-13 | シートベルト装置 |
DE4428921A DE4428921C2 (de) | 1993-08-24 | 1994-08-16 | Sicherheitssitzgurtvorrichtung |
US08/591,086 US5634664A (en) | 1993-08-24 | 1996-01-25 | Safety seat belt device |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5-209500 | 1993-08-24 | ||
JP20950093 | 1993-08-24 | ||
JP16153094A JP3449500B2 (ja) | 1993-08-24 | 1994-07-13 | シートベルト装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07112654A JPH07112654A (ja) | 1995-05-02 |
JP3449500B2 true JP3449500B2 (ja) | 2003-09-22 |
Family
ID=26487630
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16153094A Expired - Fee Related JP3449500B2 (ja) | 1993-08-24 | 1994-07-13 | シートベルト装置 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5634664A (ja) |
JP (1) | JP3449500B2 (ja) |
DE (1) | DE4428921C2 (ja) |
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