JP3447718B2 - データ転送システムおよびファクシミリ送信システム - Google Patents

データ転送システムおよびファクシミリ送信システム

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JP3447718B2
JP3447718B2 JP2001130759A JP2001130759A JP3447718B2 JP 3447718 B2 JP3447718 B2 JP 3447718B2 JP 2001130759 A JP2001130759 A JP 2001130759A JP 2001130759 A JP2001130759 A JP 2001130759A JP 3447718 B2 JP3447718 B2 JP 3447718B2
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礼次郎 佐谷
成崇 南出
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、データ転送シス
テムに関し、特に、クライアントコンピュータで作成し
たデータの簡易な送信に関する。
【0002】
【従来技術】従来、ネットワーク対応のファクシミリ送
受信システムが知られている。かかるシステムは、サー
バコンピュータ(以下サーバと略す)およびクライアン
トコンピュータ(以下クライアントと略す)にそれぞ
れ、専用のファクシミリ送受信プログラムをインストー
ルしておく。クライアントで原稿を作成し、送信先を指
定してサーバに送信する。サーバはFAXモデムを介し
て、指定された送信先に電話回線を用いてファクシミリ
送信する。一方、受信時には、前記サーバは、他のファ
クシミリ機から受信要求があると、前記FAXモデムを
介してファクシミリデータを受け取り、受け取ったファ
クシミリデータを所定のクライアントに送信する。クラ
イアントは受け取ったデータを表示する。
【0003】かかるシステムにおいては、サーバおよび
クライアントに専用プログラムをインストールしておく
必要があり、外出先にて、かかる専用プログラムがイン
ストールされていない他のコンピュータにて自己宛のフ
ァクシミリデータを受け取ることができない。
【0004】発明者は、かかる問題を解決するために、
クライアントに一般的に搭載されているブラウザプログ
ラムを用いて、所定のURIにアクセスし、ファクシミ
リデータの送受信することを検討した。
【0005】受信時には、サーバに接続し、ログインし
て受信画面を選択することにより、ユーザは自己宛のフ
ァクシミリデータを受信することができる。
【0006】一方、送信時には、クライアントの操作者
は、ブラウザプログラムを立ち上げて、サーバにアクセ
スし、図11に示すようなデータ送信用画面をクライア
ントに表示させる。操作者はかかる画面にて相手先FA
X番号などを入力し、送信対象データを本文として記述
して、送信ボタン303をクリックすればよい。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、かかる
ブラウザプログラムを用いてファイルを添付する形式で
データをファクシミリ送信する場合には、以下のような
問題があった。
【0008】ブラウザプログラムを立ち上げて、図11
に示すようなデータ送信用画面をクライアントに表示さ
せ、相手先FAX番号などを入力するまでは同じであ
る。この後、またはこの前に、添付ファイルを作成する
アプリケーションプログラムを起動して、送信対象のデ
ータ、例えば地図データなどを作成し、所定のファイル
名でクライアントのハードディスクに一旦記憶してお
く。添付ファイル指定ボタン301をクリックすると、
ファイル参照用のダイアログボックスが開かれるので、
かかる参照用ダイアログボックスにて、添付すべきファ
イルを特定する。これにより、送信先情報および送信対
象データが決定されたので、操作者は送信ボタン303
をクリックする。
【0009】すなわち、アプリケーションプログラムで
作成した送信対象データを、一旦ファイル名を特定して
記憶しておき、かかるファイルが記憶されているフォル
ダを参照して、指定する必要があった。なぜなら、ブラ
ウザプログラムにおいては、セキュリティ確保のため
に、アプリケーションプログラム側から送り込まれたデ
ータを受け取って送信することができないように決めら
れているからである。
【0010】この発明は、上記問題を解決し、前記煩雑
な処理を必要とせず、クライアントのアプリケーション
プログラムで作成した送信対象データを簡易に送信する
ことができるデータ送受信システムを提供することを目
的とする。詳しくは、クライアントのアプリケーション
プログラムで作成した送信対象データを、前記ブラウザ
プログラムの制約にとらわれることなく、サーバからフ
ァクシミリ送信することができるデータ送受信システム
またはその方法を提供することを目的とする。
【0011】また、クライアントのアプリケーションプ
ログラムで送信対象データを作成したあと、自動的にブ
ラウザプログラムを立ち上げてサーバから送信すること
ができるデータ送受信システムまたはその方法を提供す
ることを目的とする。
【0012】また、ブラウザプログラムを採用する場合
に、操作になれていない操作者でも送信処理をスムーズ
に行うことができるデータ送信システムまたはその方法
を提供することを目的とする。
【0013】また、操作になれていない操作者でもデー
タ転送処理をスムーズに行うことができるデータ転送シ
ステムまたはその方法を提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段および発明の効果】1)本
発明にかかるファクシミリ送信システムは、A )以下の
a1),a2)を備え、a1)指定された送信先へ送信対象データ
をファクシミリ送信するサーバ、a2)前記サーバにネッ
トワーク接続されたクライアント、前記サーバは前記ク
ライアントから送信対象データおよび送信先データを受
け取ると、指定された送信先へ前記送信対象データを送
信するファクシミリ送信システムであって、B)前記ク
ライアントにはプリンタドライバとして、以下のような
自動通信処理プログラムがインストールされており、b
1)送信対象データ作成可能アプリケーションプログラム
にて、作成された送信対象データの出力先を制御するプ
リンタードライバとして選択されて、送信対象データが
出力指定されると、前記サーバに当該送信対象データを
送信し、b2)前記クライアントのブラウザプログラムを
起動して、定められた送信先データ作成画面データを生
成するURIにアクセスさせる、C)前記サーバは、前
記クライアントから送信された送信対象データを、前記
送信先データ作成画面データで表示された画面にて入力
された送信先データによって特定される送信先に、ファ
クシミリ送信する。したがって、クライアントの操作者
は、前記アプリケーションプログラムにて作成した送信
対象データを自動通信処理プログラムへ出力すれば、自
動的にブラウザプログラムが起動して、表示画面にした
がい、送信先データを入力すれば、所望の相手にファク
シミリが可能となる。
【0015】4)本発明にかかるファクシミリ送信シス
テムまたはファクシミリ送信サーバにおいては、前記サ
ーバは、前記クライアントから個別セッションidが特定
された送信対象データを受け取るとこれを記憶するとと
もに、前記送信対象データの送信先データを特定するた
めのウェブページを送信する。したがって、複数の送信
対象データを受け取った場合でも、送信先データと正確
な関連づけが可能となる。
【0016】5)本発明にかかるファクシミリ送信シス
テムまたはファクシミリ送信サーバにおいては、前記サ
ーバは、前記クライアントからセッション開始要求を受
け取ると、個別セッションidを当該クライアントに送信
する。このように、クライアントの要求に応じて、前記
個別セッションidが発行されるので、複数の送信対象デ
ータを受け取った場合でも、送信先データと正確な関連
づけが可能となる。
【0017】6)本発明にかかるファクシミリ送信シス
テムまたはファクシミリ送信サーバにおいては、前記送
信対象データの送信先データを特定するためのウェブペ
ージの送信は、前記サーバが、前記クライアントから個
別セッションidを特定するウェブページの送信要求を受
け取って実行される。したがって、前記サーバは個別セ
ッションidを発行して、クライアントからのダウンロー
ド要求があれば、これに対応するデータを送信すること
により、複数の送信対象データを受け取った場合でも、
送信先データとの正確な関連づけが可能となる。
【0018】7)本発明にかかるファクシミリ送信シス
テムまたはファクシミリ送信クライアントにおいては、
前記クライアントは個別セッションidが特定された送信
対象データを前記サーバに送信し、当該送信対象データ
の送信先データを特定するためのウェブページを送信さ
せる送信要求を前記サーバに送信する。サーバは、かか
る要求に応じて、前記個別セッションidが発行すること
により、前記サーバは複数の送信対象データを受け取っ
た場合でも、送信先データとの正確な関連づけが可能と
なる。
【0019】8)本発明にかかるファクシミリ送信シス
テムまたはファクシミリ送信クライアントにおいては、
前記クライアントは、前記サーバにセッション開始要求
を送信し、受け取った個別セッションidの前記送信対象
データとして送信する。したがって、前記クライアント
とサーバ間のデータ送受信を特定することができる。こ
れにより、送信対象データと送信先データとの正確な関
連づけが可能となる。
【0020】9)本発明にかかるファクシミリ送信シス
テムまたはファクシミリ送信クライアントにおいては、
前記クライアントは、前記サーバに対して個別セッショ
ンidを特定するウェブページの送信要求を送信し、前記
送信対象データの送信先データを特定するためのウェブ
ページを受信すると、これを表示する。したがって、送
信対象データと送信先データと正確な関連づけが可能と
なる。
【0021】10)本発明にかかるファクシミリ送信シ
ステムまたはファクシミリ送信クライアントにおいて
は、前記クライアントは、前記送信対象データ用の送信
先をクライアントの操作者が指定するための画面データ
を受け取るためのリソース識別子を、前記ブラウザプロ
グラムに渡して、起動する。これにより、ブラウザプロ
グラムに送信先データを入力する画面を自動表示するこ
とができる。
【0022】13)本発明にかかるファクシミリ送信方
法は、指定された送信先へ送信対象データをファクシミ
リ送信するサーバにクライアントをネットワーク接続
し、前記クライアントから送信対象データおよび送信先
データを受け取ると、前記サーバは指定された送信先へ
前記送信対象データを送信するファクシミリ送信方法で
あって、前記クライアントは、送信対象データ作成可能
アプリケーションプログラムにて作成された送信対象デ
ータの出力先を制御するプリンタードライバとして選択
された状況で送信対象データが出力指定されると、前記
サーバに当該送信対象データを送信するとともに、前記
送信対象データの送信先データを入力する画面を表示す
る画面データを受け取るためのリソース識別子をブラウ
ザプログラムに与え、前記サーバは、前記クライアント
から送信された送信対象データを、前記送信先データを
入力する画面にて入力された送信先データによって特定
される送信先に、ファクシミリ送信する。したがって、
クライアントの操作者は、前記アプリケーションプログ
ラムにて作成した送信対象データを所定のプリンタドラ
イバへ出力すれば、自動的にブラウザプログラムが起動
して、表示画面にしたがい、送信先データを入力すれ
ば、所望の相手にファクシミリが可能となる。
【0023】16)本発明にかかるデータ転送サーバ
は、ネットワーク接続されたクライアントから送信先を
指定された送信対象データを受け取ると、前記送信先へ
送信対象データをデータ転送するデータ転送サーバであ
って、クライアントから送信対象データを受け取ると、
これを記憶するとともに、送信対象データ用の送信先を
クライアントの操作者が指定するためのデータを要求す
る送信先データ特定データ要求を前記クライアントのブ
ラウザプログラムから受け取ると、前記送り先を指定す
るためのデータをクライアントに送信し、前記クライア
ントから送信先データを受け取ると、前記送信対象デー
タを指定された送信先へ転送する。したがって、アプリ
ケーションプログラムが作成したデータを直接受け取る
ことができないというブラウザプログラムの制約がある
場合であっても、指定された送信先へ前記送信対象デー
タを転送することができる。
【0024】17)本発明にかかるデータ転送サーバ
は、ネットワーク接続されたクライアントから送信先を
指定された送信対象データを受け取ると、前記送信先へ
送信対象データをデータ転送するデータ転送サーバであ
って、クライアントから送信対象データを受け取ると、
これを記憶するとともに、かかる送信対象データ用の送
信先をクライアントの操作者が指定するためのデータを
クライアントに送信し、前記クライアントから前記送信
対象データに関連づけられた送信先データを受け取る
と、関連づけられた送信対象データをこの送信先へ転送
する。したがって、送信対象データとその送信対象デー
タの送信先データを別々にサーバに送った場合でも、指
定された送信先へ前記送信対象データを転送することが
できる。
【0025】18)本発明にかかるデータ転送サーバ
は、クライアントから送信対象データ用の送信先を指定
するための画像データの送信要求があると、かかるデー
タを当該クライアントに送信し、当該クライアントから
送信先の特定されていない送信対象データを受け取る
と、これを記憶するとともに、当該クライアントに送信
対象データ特定idを送信し、前記クライアントから送信
対象データ特定idが付与された送信対象データを受け取
ると、この送信対象データ特定idによって特定される送
信先へ当該送信対象データを転送する。したがって、送
信対象データとその送信対象データの送信先データを別
々にサーバに送った場合でも、指定された送信先へ前記
送信対象データを転送することができる。 19)本発明にかかるデータ転送方法は、指定された送
信先へ送信対象データをデータ転送するサーバにクライ
アントをネットワーク接続し、前記クライアントから送
信対象データおよび送信先データを受け取ると、前記サ
ーバは指定された送信先へ前記送信対象データを転送す
るデータ転送方法であって、前記クライアントの送信対
象データ作成可能アプリケーションプログラムにて作成
された送信対象データが、プリンタードライバとして機
能する通信プログラムを介して送信されるとこれを記憶
しておき、その後、前記クライアントから、前記送信対
象データの送信先データを入力する画面を表示するため
の送信先データ作成画面データのダウンロード要求があ
ると、前記サーバは当該クライアントに送信し、前記ク
ライアントから送信された送信対象データを、前記送信
先データ作成画面データに対して返信された送信先デー
タによって特定される送信先に転送する。したがって、
クライアントの操作者は、前記アプリケーションプログ
ラムにて作成した送信対象データを前記通信プログラム
へ出力すれば、送信先を特定するための表示画面が表示
されるので、送信先データを入力すれば、所望の相手へ
のデータ転送が可能となる。
【0026】なお、本明細書において、「ファクシミリ
送信」とは、電話回線のみでファクシミリ送信する場合
はもちろん、一部をインターネット網を介して送信する
ことも含む。
【0027】また、「リソース識別子」とは、ブラウザ
で表示される画像データを受け取るためのリソースを識
別可能な識別子であり、実施形態ではURI(Uniform R
esource Identifier)に該当する。なお、URIはUR
Lを含む概念である。
【発明の実施の形態】1.概略 本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。図1に
本システムの概要を示す。サーバ1にはクライアント1
0がネットワークを介して接続されている。クライアン
ト0は、作成データ送信手段3および送り先データ送信
手段5を備えている。サーバ1は、作成データ記憶手段
13および出力手段15を備えている。
【0028】作成データ送信手段3は、送信対象のデー
タが与えられると、サーバ1に送信する。サーバ1は作
成データ記憶手段13に記憶する。また、作成データ送
信手段13は、送り先データ送信手段5に対して、前記
送信対象のデータと後で関連づけが可能となるように、
関連づけデータを与える。送り先データ送信手段5は、
ユーザによって送信先が指定されると、与えられた関連
づけデータとともに、サーバ1に送信する。サーバ1の
出力手段15は、前記関連づけデータを用いて、作成デ
ータ記憶手段13に記憶された作成データの送信先を決
定し、送信する。
【0029】このように、クライアント10は、あらか
じめ送信対象の実データをクライアント10からサーバ
1に転送しておき、その後前記実データ用の送り先デー
タをサーバ1に転送し、サーバ1は、実データを受け取
った後、前記実データに関連づけられた送り先データを
受け取ると、当該送り先データで指定された送信先へ前
記実データを送信する。このように、両者を分けて送信
することにより、実データの送信に制限がある場合であ
っても、サーバから送り先へ転送することができる。
【0030】なお、かかる関連づけを行うためには、サ
ーバが識別子を発行して、かかる識別子をクライアント
が受け取ってデータに付加して送信してもよく、または
クライアントごとにユニークな識別子をあらかじめ決め
ておき、クライアントが前記識別子にさらに動的に識別
番号を付与するようにしてもよい。また、クライアント
は前記実データを送信する前に、サーバに対して識別子
付与要求を送信してもよく、サーバは前記実データを受
け取ると、クライアントに対して識別子を送信してもよ
い。
【0031】かかる識別子の用い方としては、送り先デ
ータにもかかる識別子を付与して送信してもよい。
【0032】なお、図1においてはサーバ1に1のクラ
イアントが接続されている場合について説明したが、複
数のクライアントを接続することが可能である。
【0033】2.詳細な機能ブロック図 図1に示すデータ転送システムをファクシミリデータ送
信システムとして実現した場合の機能ブロック図を図2
に示す。クライアント100は、画像データ生成手段1
03,通信処理手段105,起動設定手段107,およ
び送り先データ処理手段109を備えている。サーバ2
00は、通信処理手段201、データ処理手段203、
識別id発行管理手段209,画像データ変換手段20
5,ウェブページ生成手段207,通信管理手段21
1,通信エンジン213を備えている。
【0034】クライアント100の画像データ生成手段
103は、ユーザの指令等に基づいて送信対象の画像デ
ータを生成し、通信処理手段105に与える。通信処理
手段105は、画像データを受け取ると、サーバ200
に対して、識別id発行要求を送信する。サーバ200の
通信処理手段201はかかる要求を識別id発行管理手段
209に出力する。識別id発行管理手段209は、ユニ
ークな識別idを発行し、通信処理手段201に出力す
る。通信処理手段201はクライアント100に返信す
る。通信処理手段105はかかる識別idを付与して、画
像データ生成手段103から与えられた画像データをサ
ーバ200に送信する。通信処理手段201は受け取っ
た画像データをデータ処理手段203に与える。データ
処理手段203はかかる画像データを画像データ変換手
段205に与える。画像データ変換手段205は与えら
れた画像データを所定のデータ形式に変換し、データ処
理手段203に与える。この例では、プレビュー用のサ
ムネイル形式および実際の送信形式の画像データに変換
するようにした。データ処理手段203は変換後のデー
タを記憶する。
【0035】一方、通信処理手段105は、画像データ
を識別idを特定して送信した後、起動設定手段107に
当該付与した識別idを与える。起動設定手段107は、
あらかじめ定められたURIに前記付与した識別idを追
加して送り先データ処理手段109に与える。これによ
り送り先データ送信手段109は、このURIからデー
タを受け取る。例えば、あらかじめ定められたURIが
http://www.megasoft.co.jp/starfax.exeであり、与え
られた識別idが100001である場合、http://www.megasof
t.co.jp/starfax.exe?ID=100001としてアクセス要求が
サーバ200に対して送信される。
【0036】通信処理手段201は、受け取ったアクセ
ス(接続)要求をウェブページ生成手段207に与え
る。ウェブページ生成手段207は、要求されたURI
に付与された識別idを識別し、その識別idに該当するデ
ータをデータ処理手段203から受け取り、ウェブペー
ジを生成する。この場合、前記クライアントから送られ
てきた画像データを含む入力枠データがウェブページと
して生成される。通信処理手段201は、かかるウェブ
ページをクライアント100に送信する。送り先データ
処理手段109は、前記入力枠データを表示する。
【0037】ユーザはかかる入力枠データに送り先デー
タ(例えば、送り先fax番号、宛名など)を入力し、送
信先特定完了指示をクライアント100に与える。送り
先データ処理手段109はサーバ200に対して、送信
先データを送信する。
【0038】サーバ200のデータ処理手段203は、
通信処理手段201を介して、かかる送信先データを画
像データとともに通信管理手段211へ送る。通信管理
手段211は、これを通信エンジン213に送り結果を
待つ。通信エンジン213は、特定された送り先へ画像
データを転送する。通信管理手段211は、通信エンジ
ン213の動作を管理しており、転送が完了すると、デ
ータ処理手段203に結果を報告する。データ処理手段
203は、ウェブページ生成手段207にHTML形式で結
果情報を生成させる。ウェブページ生成手段207は通
信処理手段201を介してクライアント100に送信す
る。
【0039】なお、上記実施形態においては、前記クラ
イアントから送られてきた画像データを含む入力枠デー
タをウェブページとして生成し、これをクライアントに
返信するようにしたが、画像データを含まない入力枠デ
ータだけをクライアントに返信し、クライアントから画
面確認要求があった場合に、確認のためにクライアント
に画像データを送るようにしてもよい。
【0040】3.ハードウェア構成 クライアント100のハードウェア構成について、図3
を用いて説明する。図3は、クライアント100をCP
Uを用いて構成したハードウェア構成の一例である。
【0041】クライアント100は、CPU123、メ
モリ127、ハードディスク126、CRT130、C
DD(CDROMドライブ)125、キーボード12
8、マウス131、ネットワーク管理部132およびバ
スライン129を備えている。CPU123は、ハード
ディスク126に記憶された各プログラムにしたがいバ
スライン129を介して、各部を制御する。
【0042】ハードディスク126には、オペレーティ
ングプログラム(OS)記憶部126o、プリンタドラ
イバ記憶部126p、ブラウザプログラム記億部126
b、およびCADプログラム記憶部126cを有する。ブ
ラウザプログラム記憶部126b、CADプログラム記
憶部126cに記憶されたプログラムは、それぞれ、ブ
ラウザプログラム、CADプログラムが記憶されてい
る。本実施形態においては、ブラウザプログラムとし
て、(株)マイクロソフト社製のインターネットエクス
プローラを採用した。プリンタドライバ記憶部126p
には、自動通信処理プログラムであるドライバ「WebSTA
RFAX」(商標)がプリンタドライバとして記憶されてい
る。かかるドライバによる処理については後述する。
【0043】なお、プリンタドライバは、ネットワーク
管理部132を介してダウンロードされ、ハードディス
ク26にインストールされたものである。なお、通信回
線を用いてダウンロードする代わりに、CDROM、フ
レキシブルディスク(FD)、ICカード等のプログラ
ムをコンピュータ可読の記録媒体から、ハードディスク
にインストールさせるようにしてもよい。
【0044】本実施形態においては、ダウンロードした
プログラムをハードディスク26にインストールさせる
ことにより、CDROMに記憶させたプログラムを間接
的にコンピュータに実行させるようにしている。しか
し、これに限定されることなく、記録媒体に記録させた
プログラムをCDD125等から直接的に実行するよう
にしてもよい。なお、コンピュータによって、実行可能
なプログラムとしては、そのままのインストールするだ
けで直接実行可能なものはもちろん、一旦他の形態等に
変換が必要なもの(例えば、データ圧縮されているもの
を、解凍する等)、さらには、他のモジュール部分と組
合して実行可能なものも含む。
【0045】図4にサーバ200のハードウェア構成を
示す。サーバ200のハードウェア構成は、クライアン
ト100とほぼ同じであるが、ファックスモデム34を
有している点およびハードディスク126のプログラム
記憶部26pにインストールされているプログラムが異
なる。かかるプログラムについては、CDROM等のプ
ログラムをコンピュータ可読の記録媒体から、ハードデ
ィスクにインストールさせればよい。
【0046】なお、本実施形態においては、OSプログ
ラム26o、OSプログラム126oとして、マイクロソ
フト(株)社製のWindows2000(商標)を採用したが、
これに限定されるものではない。クライアントのOSは
他のOSでもよく、また、サーバの管理する規模が大き
い場合には、UNIX(登録商標)やLINUX(商
標)等を採用してもよい。さらに、サーバの処理は、複
数コンピュータに分散処理させるようにしてもよい。
【0047】4.フローチャート つぎに、クライアント100がサーバ200を介して、
所望の相手先にデータをファクシミリ送信する場合の処
理について、図5を用いて説明する。以下では、クライ
アント100のCADプログラムで生成した地図データ
を送信対象データとして送信する場合について説明す
る。
【0048】まず、クライアント100のユーザは、C
ADプログラムにて送信対象データを生成する(図5ス
テップS1)。具体的には、CADプログラムを起動し
て、原稿を作成すればよい。
【0049】つぎに、ユーザはクライアント100から
送信対象データを送信する(ステップS3)。サーバ2
00は、かかる送信対象データを受信して記憶する(ス
テップS11)。ステップS3,ステップS5の詳細
を、図6ステップS21〜ステップS29を用いて説明
する。
【0050】ユーザは、CADプログラムの印刷メニュ
ーを開き、プリンタードライバをドライバ「WebSTARFA
X」(商標)に設定した状態で、印刷を実行する(図示
せず)。これにより、プリンタドライバとして選択され
ているドライバ「WebSTARFAX」に基づき、CPU123
は、処理を実行する。具体的には、TIFF形式で画像
ファイルを作成し、メモリ127に記憶する(図6ステ
ップS21)。CPU123は、サーバ200にログイ
ンし、セッションオープンを要求する(ステップS2
3)。なお、ログインに際しては、ユーザに、ユーザid
およびパスワードを入力させるようにしてもよい。
【0051】サーバ200のCPU23は、プログラム
記憶部26pに記憶されたプログラムに基づいて、かか
る要求に対して、個別セッションを開き、ユニークなセ
ッション番号を個別セッションidとして、クライアント
100に返信する(ステップS25)。このようにサー
バ200がユニークなセッション番号を発行することに
より、多くのクライアントから同時期にFAX送信要求
があった場合にも送り先データと送信対象データとの関
連づけをすることができる。
【0052】クライアント100のCPU123は、受
け取ったセッション番号をもちいて、TIFF形式に変
換された画像ファイルをサーバ100に送信する(ステ
ップS27)。
【0053】サーバ200のCPU23はかかる画像フ
ァイルをFAX送信可能なTIFF形式として保存する
一方、詳細表示形式およびプレビュー形式のデータに変
換し、前記セッション番号に対応する送信対象データと
して記憶する(ステップS29)。例えば、クライアン
ト100にて作成された原稿ファイルhomemap.tifがセ
ッション番号100001で送信された場合、セッション番号
100001の原稿としてhomemap.tifを保存し、原稿ファイ
ルhomemap.nml、homemap.sumが記憶される。なお、拡張
子「.nml」は詳細表示形式、「.sum」は、サムネイル形
式でブラウザに表示可能な画像形式のファイルをそれぞ
れ表す。
【0054】これにより、図5ステップS3,ステップ
S11の処理が終了する。つぎに、クライアント100
は、送り先データの指定処理を行い(図5ステップS
5)、サーバ200は、これを受信する(ステップS1
3)。かかる処理について、図6ステップS31〜ステ
ップS43を用いて説明する。
【0055】クライアント100のCPU123は、前
記サーバ200への送信が終了すると、ブラウザプログ
ラムに対して、アクセスするURIを指定した立ち上げ
命令を与える(ステップS31)。この場合、アクセス
するURIはサーバ200の所定のURIに前記セッシ
ョン番号を付与して、特定される。例えば、サーバ20
0の所定のURIが、http://www.megasoft.co.jp/starf
ax.exeでセッション番号が100001である場合、アクセス
するURIは、http://www.megasoft.co.jp/starfax.ex
e?ID=100001となる。
【0056】ブラウザプログラムが起動し、CPU12
3は、かかるブラウザプログラムに基づいて、かかるU
RIにアクセスし、ウェブページ送信要求を出力する
(ステップS33)。
【0057】サーバ200のCPU23は、かかるアク
セス要求に基づいて、要求されたウェブページを送信す
る(ステップS35)。具体的には、リクエストされた
URIに付与されたセッション番号を識別し、そのセッ
ション番号に該当する送信先データを入力するための画
面データを生成し、クライアント100に送信する。本
実施形態においては、コンパイルされたEXE形式(実
行ファイル形式)のプログラムで前記画面データを生成
するようにしたが、PERL等で記述されたプログラム
を用いて生成するようにしてもよい。
【0058】クライアント100は、かかる送信設定画
面を受信すると、これを表示する。図7に本実施形態に
おいて採用した送信設定画面の一例を示す。ユーザはか
かる画面にて、送信設定(相手先FAX番号の指定など)
を行う。
【0059】クライアントにて、図8に示すように、入
力ボックスに送信先を入力し、設定が完了したらFAX
スタートボタン181を押す。これにより、送信先情報
がサーバ200に送られる(ステップS41)。
【0060】サーバ200は、かかる送信要求を受け
て、クライアント100に対して、図9に示すようなF
AX送信受付完了画面を送信する(ステップS43)。
【0061】つぎに、サーバ200は、FAX送信処理
を行う(図5ステップS15)。具体的には、送信先情
報のセッション番号をもつ原稿ファイルをハードディス
ク26から読み出して、ファックスモデム34を介して
相手先に送信する。
【0062】このように、本実施形態においては、アプ
リケーションプログラムで作成した送信対象データをサ
ーバに送信しておき、かかる送信対象データの送り先デ
ータをブラウザプログラムを用いて特定し、サーバ20
0から転送させている。送信対象データと送信先データ
を分けてサーバに転送することにより、他のアプリケー
ションプログラムからのデータ受け取りができないとい
うブラウザプログラムにおける制約がある場合でも、所
望の送り先にデータ転送することができる。
【0063】また、アプリケーションプログラムで作成
した送信対象データを印刷コマンドを用いてプリンタド
ライバを介して、サーバに送信するとともに、ブラウザ
プログラムを前記プリンタドライバから自動起動するこ
とにより、操作に慣れていないユーザであっても、デー
タ転送が容易となる。なぜなら、ユーザは印刷コマンド
で前記プリンタドライバを特定して、印刷コマンドを実
行するだけで、それ以降は送信先を入力する画面が自動
起動し、送信先データと送信対象データの関連づけを意
識することなく、データ転送が可能だからである。
【0064】このように、印刷コマンドのプリンタード
ライバとして、上記通信プログラムを設定することによ
り、印刷コマンドを有するアプリケーションプログラム
であれば、どのようなアプリケーションプログラムから
でも、簡易にファクシミリ送信が可能となる。
【0065】また,クライアントにはブラウザプログラ
ムがインストールされていれば、前記サーバの所定のU
RIにアクセスすることにより、上記通信プログラムを
ダウンロードすることができるので、前記通信プログラ
ムが設定されていないコンピュータからでも、インター
ネットを介して、前記サーバにアクセスして、ファクシ
ミリ送信することができる。
【0066】なお、本実施形態においては、予めサーバ
に送信対象データを送信しておき、あとから送信先デー
タを入力するようにしている。したがって、両者が間違
いなく関連づけられているかを確認できるようにしても
よい。例えば、ユーザが、図8に示す状態でFAXスタ
ートボタン181ではなく、プレビューボタン183を
選択すると、プレビュー画面送信要求がサーバ200に
送信される。サーバ200は、当該セクションidで特定
されるサムネイル形式の画像ファイルをクライアント1
00に送信する。クライアント100のCPU123
は、図10に示すようなプレビュー画面を表示する。サ
ムネイル形式で表示されたプレビュー画面の画像表示領
域191がユーザによって選択されると、内容確認可能
な画面データの送信要求がサーバ200に送信され、サ
ーバ200は、当該セクションidで特定される詳細表示
形式の画像ファイルをクライアント100に送信する。
クライアント100のCPU123は、受け取った画像
ファイルを表示する。これにより、確認が可能となる。
【0067】また、クライアント100のユーザが図1
0に示す画面にて、送信結果レポート要求ボタン195
を選択すると、サーバ200にかかる要求が送信され、
サーバ200は、送信結果(送信成功・送信失敗)など
の情報をHTML形式にして、返信する。これによりク
ライアント100のユーザは所望の送り先に送信された
か否かを把握することができる。
【0068】なお、この実施形態においては、送信先デ
ータを直接入力する場合について説明したが、予めサー
バに記憶しておいた電話帳データを読み出して、それを
参照して送り先を指定することもできる。
【0069】なお、FAX送信処理について説明した
が、受信処理については、通常のFAX機で受信しても
よく、また、このブラウザプログラムを用いてコンピュ
ータの画面に表示し、さらに印刷することもできる。こ
の場合は、ブラウザプログラムを起動して、ウェブペー
ジのURIからユーザ認証を経てログインして、表示す
るファクシミリデータを選択するようにすればよい。
【0070】また、送信時に、図10に示す受信ボック
ス格納データ表示ボタン197を選択することにより受
信することもできる。
【0071】なお、前記セッションidの特定するため
に、HTMLデータ中に隠蔽属性(hidden属性)を用い
てセッションidを埋め込み、これをサーバとクライアン
ト間で付加して送受信するようにすればよい。また、ク
ッキー(cookie)をもちいるようにしてもよい。セッシ
ョンidが特定できれば既に受け取った画像データを特定
することができる。これにより、送信対象データと送信
先データを分けて受け取った場合でも、両者を正確に関
連づけることができる。
【0072】5.他の実施形態 なお、上記実施形態においては、送信対象データをアプ
リケーションプログラムから送信しておき、その後送信
先データをブラウザプログラムを用いて前記送信対象デ
ータに関連づけて送信するようにしている。したがっ
て、アプリケーションプログラムに印刷メニューさえ用
意されていれば、作成した送信対象データをサーバに転
送することができる。しかし、これに限定されず、先に
ブラウザプログラムを用いて送信先データを転送してお
き、サーバはその個別セッションidを通信プログラムで
あるプリンタドライバに送信しておき、添付ファイル指
定ボタンがユーザによって選択されると、アプリケーシ
ョンプログラムを起動して、送信対象データを生成後、
印刷メニューからプリンタドライバが選択されると、前
記サーバから与えられた個別セッションidを特定してサ
ーバに転送するようにしてもよい。
【0073】上記実施形態においては、電話回線だけを
用いてファクシミリ送信する場合について説明したが、
一部をインターネット網を採用してもよい。この場合、
送信先として、最終受け先のFAX番号およびゲートウ
ェイコンピュータ用のメールアドレスを指定して、ゲー
トウェイコンピュータに送信し、ゲートウェイコンピュ
ータが自己のメールボックスに格納されたメールを最終
受け先のFAX番号に送信するようにすればよい。
【0074】また、上記実施形態においては、ファクシ
ミリ送信する場合について説明したが、メール送信の場
合も同様に適用することができる。例えば、ウェブメー
ルなどで、地図データを添付して送信する場合、同様に
して、地図データを作成するプログラムで、出力先を前
記プリンタードライバとし指定すると、一旦サーバに当
該地図データを送信しておき、かかる送信対象データの
送信先をブラウザプログラムを立ち上げて指定するよう
にすればよい。
【0075】また、上記実施形態においては、クライア
ントから送信対象データを送信したあと、送信先データ
を送信する場合について説明したが、送信対象データに
ついては、予めサーバにアップロードしておき、かかる
送信対象データから選択するようにしてもよい。また、
同じクライアント(コンピュータ)から送信対象データ
および送信先データを送信するのではなく、予め送信対
象データを送信しておき、別のクライアントから送信先
データを送信することもできる。この場合、両者の関連
づけは、例えば、サーバから予め記憶された送信対象デ
ータのリストを送信先データを入力するクライアントに
送信し、選択させるようにすればよい。上記実施形態に
おいては、CADプログラムで作成した場合について説
明したが、他の画像データ作成プログラムについても同
様に適用できる。また、ファクシミリ送信でなく、デー
タ転送する場合には、画像データ以外の他のデータであ
っても同様に適用することができる。例えば、聴覚で把
握できるものとしては、MIDIデータなどがある。具
体的には、アプリケーションプログラムのメニューに
は、コマンド「送る」のように、外部出力コマンドが用
意されていれば、その送り先として上記プリンタドライ
バのようなサーバ通信プログラムをインストールしてお
き、かかるサーバ通信プログラムが当該アプリケーショ
ンプログラムで作成したデータをサーバに転送するとと
もに、ブラウザプログラムを立ち上げて上記の送信先を
指定するようにすればよい。なお、コマンド「送る」が
存在しない場合には、前記サーバ通信プログラムのショ
ートカットアイコンをデスクトップ画面等に貼り付けて
おき、かかるアイコンに一旦ファイル名をつけて保存し
たファイルをドラッグアンドドロップするようにしても
よい。
【0076】さらに、データ転送する場合には、送信対
象データは静止画像だけでなく、動画像であってもよ
い。この場合には、例えば、MPEG形式、または他の
動画のファイル形式で送信するようにすればよい。
【0077】上記実施形態においては、セッションオー
プンをクライアント100が要求し、サーバ200から
与えられたセッション番号を用いて、送信対象データを
サーバ200に送信するようにしたが、クライアント1
00からサーバ200に送信対象データを送信して、受
け付けた送信対象データの識別idを前記通信機能を有す
るプリンタドライバに返信し、かかる識別idを用いてブ
ラウザプログラムを立ち上げるようにしてもよい。
【0078】また、上記実施形態においては、HTTP
形式でファイルをサーバに転送するようにしたので、上
記処理を実行するプログラム(CGIを含む)をインス
トールされたHTTPサーバであれば、FTPサーバを
別途用意することなく処理が可能である。
【0079】また、プリンタドライバとして選択されて
いるドライバ”WebSTARFAX”はTIFF形式で画像ファ
イルを作成して、サーバ200に送信するようにした
が、他の画像形式例えば、PNG形式,JPEG形式な
ど、どのようなものであってもよい。
【0080】上記実施形態においては、サーバ200が
発行するセッション番号を用いて、送信対象データと送
信先データの関連づけを行っている。しかし、これに限
定されず、クライアント100が送信先データをサーバ
200にアップロードするときに、既にアップロードし
ている送信対象データとの関連づけを示す関連づけデー
タを送信先データに付加するようにしてもよい。
【0081】本実施形態においては、図1に示す機能を
実現する為に、CPUを用い、ソフトウェアによってこ
れを実現している。しかし、その一部もしくは全てを、
ロジック回路等のハードウェアによって実現してもよ
い。
【0082】なお、プログラムの一部の処理をオペレー
ティングシステム(OS)にさせるようにしてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】全体の概略を示す図である。
【図2】図1をより詳細に説明した詳細ブロック図であ
る。
【図3】図2に示すクライアント100をCPUを用い
て実現したハードウエア構成の一例を示す図である。
【図4】図2に示すサーバ200をCPUを用いて実現
したハードウエア構成の一例を示す図である。
【図5】全体のフローチャートである。
【図6】詳細フローチャートである。
【図7】送信先入力画面の一例である。
【図8】送信先が入力された状態を示す画面である。
【図9】受付完了を示す画面である。
【図10】プレビュー画面である。
【図11】参照形式でデータを添付する場合の画面であ
る。
【符号の説明】
23・・・CPU 27・・・メモリ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平10−191010(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 1/00 - 1/00 108 H04N 1/32 - 1/36 G06F 13/00 - 13/42

Claims (14)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】A )以下のa1),a2)を備え a1)指定された送信先へ送信対象データをファクシミリ
    送信するサーバ、 a2)前記サーバにネットワーク接続されたクライアン
    ト、 前記サーバは前記クライアントから送信対象データおよ
    び送信先データを受け取ると、指定された送信先へ前記
    送信対象データを送信するファクシミリ送信システムで
    あって、 B)前記クライアントにはプリンタドライバとして、以
    下のような自動通信処理プログラムがインストールされ
    ており、 b1)送信対象データ作成可能アプリケーションプログラ
    ムにて、作成された送信対象データの出力先を制御する
    プリンタードライバとして選択されて、送信対象データ
    が出力指定されると、前記サーバに当該送信対象データ
    を送信し、 b2)前記クライアントのブラウザプログラムを起動し
    て、定められた送信先データ作成画面データを生成する
    URIにアクセスさせる、 C)前記サーバは、前記クライアントから送信された送
    信対象データを、前記送信先データ作成画面データで表
    示された画面にて入力された送信先データによって特定
    される送信先に、ファクシミリ送信すること、 を特徴とするファクシミリ送信システム。
  2. 【請求項2】ネットワーク接続されたサーバを介して、
    指定された送信先へ送信対象データをファクシミリ送信
    するクライアントであって、 送信対象データ作成アプリケーションプログラムから送
    信対象データを受け取り、その送信対象データを前記サ
    ーバに送信するプリンタドライバがインストールされて
    おり、 前記プリンタドライバは、前記送信対象データを前記サ
    ーバに送信すると、ブラウザプログラムによって前記送
    信対象データの送信先データを入力させる送信先データ
    入力画面を表示させること、 を特徴とするファクシミリ送信クライアント。
  3. 【請求項3】請求項1のファクシミリ送信システムに
    いて、 前記サーバは、前記クライアントから個別セッションid
    が特定された送信対象データを受け取るとこれを記憶す
    るとともに、前記送信対象データの送信先データを特定
    するためのウェブページを送信すること、 を特徴とするもの。
  4. 【請求項4】請求項のファクシミリ送信システムにお
    いて、 前記サーバは、前記クライアントからセッション開始要
    求を受け取ると、個別セッションidを当該クライアント
    に送信すること、 を特徴とするもの。
  5. 【請求項5】請求項3または請求項4のファクシミリ送
    信システムにおいて、 前記送信対象データの送信先データを特定するためのウ
    ェブページの送信は、前記サーバが、前記クライアント
    から個別セッションidを特定するウェブページの送信要
    求を受け取って実行されること、 を特徴とするもの。
  6. 【請求項6】請求項のファクシミリ送信システムまた
    は請求項のファクシミリ送信クライアントにおいて、 前記クライアントは個別セッションidが特定された送信
    対象データを前記サーバに送信し、当該送信対象データ
    の送信先データを特定するためのウェブページを送信さ
    せる送信要求を前記サーバに送信すること、 を特徴とするもの。
  7. 【請求項7】請求項のファクシミリ送信システムまた
    はファクシミリ送信クライアントにおいて、 前記クライアントは、前記サーバにセッション開始要求
    を送信し、受け取った個別セッションidの前記送信対象
    データとして送信すること、 を特徴とするもの。
  8. 【請求項8】請求項6または請求項7のファクシミリ送
    信システムまたはファクシミリ送信クライアントにおい
    て、 前記クライアントは、前記サーバに対して個別セッショ
    ンidを特定するウェブページの送信要求を送信し、前記
    送信対象データの送信先データを特定するためのウェブ
    ページを受信すると、これを表示すること、 を特徴とするもの。
  9. 【請求項9】請求項6〜請求項8のいずれかのファクシ
    ミリ送信システムまたはファクシミリ送信クライアント
    において、 前記クライアントは、前記送信対象データ用の送信先を
    クライアントの操作者が指定するための画面データを受
    け取るためのリソース識別子を、前記ブラウザプログラ
    ムに渡して、起動すること、 を特徴とするもの。
  10. 【請求項10】ネットワーク接続されたサーバを介し
    て、指定された送信先へ送信対象データをファクシミリ
    送信するクライアントとしてコンピュータを機能させる
    ためのコンピュータ可読のプログラムであって、 プリンタドライバとして、送信対象データ作成アプリケ
    ーションプログラムから送信対象データを受け取り、そ
    の送信対象データを前記サーバに送信するとともに、前
    記送信対象データの送信先データを入力させる送信先デ
    ータ入力画面が表示されるようにブラウザプログラムを
    起動させること、 ためのコンピュータ可読のプログラム。
  11. 【請求項11】指定された送信先へ送信対象データをフ
    ァクシミリ送信するサーバにクライアントをネットワー
    ク接続し、前記クライアントから送信対象データおよび
    送信先データを受け取ると、前記サーバは指定された送
    信先へ前記送信対象データを送信するファクシミリ送信
    方法であって、 前記クライアントは、送信対象データ作成可能アプリケ
    ーションプログラムにて作成された送信対象データの出
    力先を制御するプリンタードライバとして選択された状
    況で送信対象データが出力指定されると、前記サーバに
    当該送信対象データを送信するとともに、前記送信対象
    データの送信先データを入力する画面を表示する画面デ
    ータを受け取るためのリソース識別子をブラウザプログ
    ラムに与え、 前記サーバは、前記クライアントから送信された送信対
    象データを、前記送信先データを入力する画面にて入力
    された送信先データによって特定される送信先に、ファ
    クシミリ送信すること、 を特徴とするファクシミリ送信方法。
  12. 【請求項12】ネットワーク接続されたサーバを介して
    クライアントから指定された送信先へ送信対象データを
    ファクシミリ送信するファクシミリ送信方法であって、 送信対象データを送信対象データ作成アプリケーション
    プログラムの印刷コマンドから専用プリンタドライバを
    介して前記サーバに送信し、 前記送信対象データを前記サーバに送信すると、ブラウ
    ザプログラムによって前記送信対象データの送信先デー
    タを入力させる送信先データ入力画面を表示させるこ
    と、 を特徴とするクライアントを用いたファクシミリ送信方
    法。
  13. 【請求項13】ネットワーク接続されたクライアントか
    ら送信先を指定された送信対象データを受け取ると、前
    記送信先へ送信対象データをデータ転送するデータ転送
    サーバであって、 クライアントから送信対象データ用の送信先を指定する
    ための画像データの送信要求があると、かかるデータを
    当該クライアントに送信し、当該クライアントから送信
    先の特定されていない送信対象データを受け取ると、こ
    れを記憶するとともに、当該クライアントに送信対象デ
    ータ特定idを送信し、当該クライアントから送信対象デ
    ータ特定idが付与された送信対象データを受け取ると、
    この送信対象データ特定idによって特定される送信先へ
    当該送信対象データを転送すること、 を特徴とするデータ転送サーバ。
  14. 【請求項14】指定された送信先へ送信対象データをデ
    ータ転送するサーバにクライアントをネットワーク接続
    し、前記クライアントから送信対象データおよび送信先
    データを受け取ると、前記サーバは指定された送信先へ
    前記送信対象データを転送するデータ転送方法であっ
    て、 前記クライアントの送信対象データ作成可能アプリケー
    ションプログラムにて作成された送信対象データが、プ
    リンタードライバとして機能する通信プログラムを介し
    て送信されるとこれを記憶しておき、 その後、前記クライアントから、前記送信対象データの
    送信先データを入力する画面を表示するための送信先デ
    ータ作成画面データのダウンロード要求があると、前記
    サーバは当該クライアントに送信し、 前記クライアントから送信された送信対象データを、前
    記送信先データ作成画面データに対して返信された送信
    先データによって特定される送信先に、転送すること、 を特徴とするデータ転送方法。
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