JP3447178B2 - 蓄熱空調システムの制御方法 - Google Patents
蓄熱空調システムの制御方法Info
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Description
の制御方法に関し、特に蓄熱運転と放熱運転の完了を確
実に検出してこれらの運転を停止するようにした蓄熱空
調システムの制御方法に関する。
に潜熱あるいは顕熱を利用して蓄熱し、昼間に蓄熱した
熱量を使いながら空調運転を行う蓄熱空調システムの開
発が進んでいる。
最も一般的な水を用いた氷蓄熱空調システムの一例であ
り、スタティックタイプ内融式と呼ばれる形式のもので
ある。これは、図9に示すように、例えばポリプロピレ
ン製や銅製等のパイプからなる製氷用の多数の熱交換用
の配管2aが所定の細ピッチで設置されており、蓄熱運
転時は一次媒体を冷凍機との間で循環してこのパイプの
周りに製氷し、放熱運転時は一次媒体を空調側との間で
循環して氷を内側から融解させるようになっている。
ステムには、氷蓄熱槽2と冷凍機3又は熱交換器7との
間で一次媒体(ブライン)を循環させる一次媒体系4
と、空間と熱交換器との間で二次媒体(水)を循環させ
る二次媒体系6とが備えられ、これらには、媒体を所定
の経路に流通させるための流体ポンプと開閉弁が設けら
れている。
槽を循環する主ライン(蓄熱ライン)4aと、蓄熱槽と
熱交換器を循環する分岐ライン(放熱ライン)4bとを
有しており、主ラインには一次ポンプ(蓄熱用ポンプ)
1が、分岐ライン4bには、氷放熱ブラインポンプ8が
配置されている。主ライン4aの分岐ライン4bとの分
岐点の下流側及び合流点の上流側には自動弁9a,9b
が、分岐ライン4bの入口側及び出口側には自動弁9
c,9dがそれぞれ配置され、これらの開閉により主ラ
イン及び/又は分岐ラインの流通の切替を行なうように
なっている。
は、図7に示すように、主ライン4a内の自動弁9a,
9bを開き、分岐ライン4b内の自動弁9c,9dを閉
じて、一次ポンプ1を駆動させつつ、冷凍機3で一次媒
体(ブライン)を、例えば−5℃に冷却する。これによ
り、冷却させた一次媒体を氷蓄熱槽2に導き、この氷蓄
熱槽2内に氷を生成して蓄熱する。
空調運転を行う時には、図8に示すように、主ライン4
a内の自動弁9a,9bを閉じ、分岐ライン4bの自動
弁9c,9dを開いて、氷放熱ブラインポンプ8及び二
次ポンプ5を駆動させる。これにより、一次媒体が氷蓄
熱槽2内の氷の潜熱により冷却された後に熱交換器7内
に流入し、ここで二次媒体系6内を流れる二次媒体
(水)と熱交換を行う。
熱量や残蓄量が適当な値になれば停止するが、そのため
にこれらの量を判断する必要がある。従来の、上記氷蓄
熱槽2内の蓄熱量を計測し、蓄熱完了や放熱完了を決定
するために、図11乃至図13に示すような計測装置が
用いられている。
%増加して、これが氷蓄熱槽2の水位に表れる点を利用
したもので、図11は、氷蓄熱槽2の内部に水面の位置
を計測するフロートスイッチ20を配置したものであ
り、図12は、氷蓄熱槽2の壁面に圧力センサ21を取
り付け、この圧力センサ21で計測した圧力変動を基に
水面の位置を計測するようにしたものである。また、図
13は、氷蓄熱槽2内に電極棒22をその一部が液面化
に位置するように配置して、電気抵抗値を基に水面の位
置を計測するようにしたものである。
来例にあっては、そのいずれもが氷蓄熱槽内の水位の変
化によって、氷蓄熱槽内の蓄熱量を計測しているため、
特にスタテックタイプで内融式の氷蓄熱槽にあっては、
次のような問題があった。
固定用部材が配置されているため、水位の変化は直線的
でなく、しかも、これらの設置位置の誤差や経時変化が
あり、精度良い対応関係が得られない。 同じ形状・寸法の装置でも、据え付けるスペースと
の関係で修正することがあり、その場合の水位と蓄熱量
との関係の調整が容易ではない。 氷蓄熱槽内の水量の初期設定を正確に行う必要があ
る。
を水位の変化に基づくことなく媒体の温度を介して精度
良く計測して、蓄熱完了及び放熱完了を決定できるよう
にした蓄熱空調システムの制御方法を提供することを目
的とする。
は、蓄熱媒体としての水を収容した内融式氷蓄熱槽と、
この氷蓄熱槽と冷凍機との間で一次媒体を循環させて氷
蓄熱槽内の貯留水と一次媒体との間で熱交換を行なう一
次媒体系と、二次媒体を循環させる二次媒体系と、上記
一次媒体系と二次媒体系との間で熱交換を行なう熱交換
器とを備え、夜間の蓄熱運転による蓄熱を負荷時に用い
て放熱運転を行なう蓄熱空調システムの制御方法におい
て、予め一次媒体系における一次媒体の氷蓄熱槽出口温
度と蓄熱レベルの関係を求めておき、この関係と一次媒
体の氷蓄熱槽出口温度の測定値から蓄熱運転及び/又は
放熱運転を制御することを特徴とする蓄熱空調システム
の制御方法である。
内の残蓄量と蓄熱運転時または放熱運転時の一次媒体の
氷蓄熱槽出口温度との間に一定の関係が成り立つことか
ら、この関係を利用し、常時測定した一次媒体の氷蓄熱
槽出口温度から氷蓄熱槽の蓄熱量を計測して、蓄熱完了
及び放熱完了を決定することができる。
熱槽出口温度をしきい値として定め、一次媒体の氷蓄熱
槽出口温度の測定値がしきい値に達した時に運転を完了
するように制御することを特徴とする請求項1記載の蓄
熱空調システムの制御方法である。温度自体をしきい値
とすることで、簡単な手法で有効な制御が行われる。
の水を収容した内融式氷蓄熱槽と、この氷蓄熱槽と冷凍
機との間で一次媒体を循環させて氷蓄熱槽内の貯留水と
一次媒体との間で熱交換を行なう一次媒体系と、二次媒
体を循環させる二次媒体系と、上記一次媒体系と二次媒
体系との間で熱交換を行なう熱交換器とを備え、夜間の
蓄熱運転による蓄熱を負荷時に用いて放熱運転を行なう
蓄熱空調システムの制御方法において、予め一次媒体系
における一次媒体の氷蓄熱槽出口温度と蓄熱レベルの関
係を求め、この一次媒体の氷蓄熱槽出口温度の時間当た
りの変化量をしきい値として定め、一次媒体の氷蓄熱槽
出口温度の測定値の時間当たりの変化量がしきい値に達
した時に蓄熱運転及び/又は放熱運転を完了するように
制御することを特徴とする蓄熱空調システムの制御方法
である。請求項4に記載の発明は、前記一次媒体はブラ
インであることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか
に記載の蓄熱空調システムの制御方法である。
の水を収容した内融式氷蓄熱槽と、この氷蓄熱槽と冷凍
機との間で一次媒体を循環させて氷蓄熱槽内の貯留水と
一次媒体との間で熱交換を行なう一次媒体系と、二次媒
体を循環させる二次媒体系と、上記一次媒体系と二次媒
体系との間で熱交換を行なう熱交換器とを備え、夜間の
蓄熱運転による蓄熱を負荷時に用いて放熱運転を行なう
蓄熱空調システムの制御方法において、予め一次媒体系
における一次媒体の氷蓄熱槽出口温度と蓄熱レベルの関
係を求めておき、この関係と一次媒体の氷蓄熱槽出口温
度の測定値から蓄熱運転及び/又は放熱運転を制御する
ようにしたことを特徴とする蓄熱空調システムの制御装
置である。請求項6に記載の発明は、蓄熱媒体としての
水を収容した内融式氷蓄熱槽と、この氷蓄熱槽と冷凍機
との間で一次媒体を循環させて氷蓄熱槽内の貯留水と一
次媒体との間で熱交換を行なう一次媒体系と、二次媒体
を循環させる二次媒体系と、上記一次媒体系と二次媒体
系との間で熱交換を行なう熱交換器とを備え、夜間の蓄
熱運転による蓄熱を負荷時に用いて放熱運転を行なう蓄
熱空調システムの制御方法において、予め一次媒体系に
おける一次媒体の氷蓄熱槽出口温度と蓄熱レベルの関係
を求め、この一次媒体の氷蓄熱槽出口温度の時間当たり
の変化量をしきい値として定め、一次媒体の氷蓄熱槽出
口温度の測定値の時間当たりの変化量がしきい値に達し
た時に蓄熱運転及び/又は放熱運転を完了するように制
御するようにしたことを特徴とする蓄熱空調システムの
制御装置である。
乃至図6を参照して説明する。この実施の形態は、上記
図7及び図8に示す従来例と同様に、冷媒(一次媒体)
としてブラインを使用し、スタティックタイプ内融式の
氷蓄熱槽に熱を蓄熱するとともに、冷水(二次媒体)を
冷却するようにしたもので、同一部材には同一符号を付
している。
1、氷蓄熱槽2及び冷凍機3を有する一次媒体系4と、
二次ポンプ5を有する二次媒体系6と、一次媒体系4と
二次媒体系6との間で熱交換を行わせる熱交換器7とが
備えられ、この熱交換器7は、一次媒体系4の主ライン
4aから分岐した分岐ライン4bの中に設置され、この
分岐ライン4bには、氷放熱ブラインポンプ8が配置さ
れている。更に、主ライン4a及び分岐ライン4bに
は、自動弁9a〜9dが配置されている。
側には、この内部に設置した配管2a内を通過した後の
冷媒の氷蓄熱槽出口温度を測定する温度センサ30が備
えられている。そして、この温度センサ30によって常
時測定された温度信号は、制御部31の温度変換器32
に入力される。
設けられ、この記憶検出部33には、図3及び図4に示
す氷蓄熱特性、すなわち時間に対応した蓄熱レベル
(%)と一次媒体の氷蓄熱槽出口温度との関係と、図5
及び図6に示す氷標準放熱特性、すなわち時間に対応し
た蓄熱レベル(%)と一次媒体の氷蓄熱槽出口温度との
関係が記憶されている。
体の氷蓄熱槽出口温度の関係は、実測値に基づくグラフ
により設定されている。すなわち、図3に示すグラフ
は、実際に蓄熱運転を行った時の蓄熱レベル(%)と時
間との関係を示すものであり、図4に示すグラフは、同
じく一次媒体の氷蓄熱槽出口温度と時間との関係を示す
ものである。同様に、図5に示すグラフは、放熱運転を
行った時の蓄熱レベル(%)と時間との関係を示すもの
であり、図6に示すグラフは、同じく氷蓄熱槽出口温度
と時間との関係を示すものである。
の式によって行っている。 Q=Σ(F×│T2−T1│) ここで、T1は蓄熱槽入口温度、T2は蓄熱槽出口温
度、Fは、一次媒体の流量である。以下に、この蓄熱レ
ベルと一次媒体の氷蓄熱槽出口温度の関係から運転完了
を判断するしきい値を定め方法を説明する。
に冷却された一次媒体が氷蓄熱槽2に供給されて、蓄熱
槽2内の水と熱交換を行った後、−2℃で氷蓄熱槽2か
ら出るように設定すると、図9に示すように、互いに隣
接する配管2aの周りに成長した氷10が互いに接触し
始め、配管2aの冷却面積が減少していく。このため、
水の熱交換量が次第に減少して、図4に示すように、一
次媒体の蓄熱槽出口温度が−2.5℃から−3℃、更に
−3.5℃と徐々に低下する。
設定器34によって、蓄熱レベル(%)が所定の値に達
した時の一次媒体の氷蓄熱槽出口温度から、しきい値
を、例えば−4℃に定める。
蓄熱槽2に供給されて、蓄熱槽2内の氷と熱交換を行っ
た後、2℃で氷蓄熱槽2から出るように設定すると、図
10に示すように、配管2aの周りの氷が解氷して水と
なるため、次第に氷と一次媒体との熱交換能力が低下す
る。そのため、図6に示すように、一次媒体の蓄熱槽出
口温度が2.5℃から3℃、更に3.5℃と徐々に高温
となる。
設定器35によって、蓄熱レベル(%)が所定の値に達
した時の一次媒体の氷蓄熱槽出口温度から、しきい値
を、例えば5℃に定める。なお、各しきい値は、蓄熱レ
ベルと氷蓄熱槽出口温度の関係を基に設定し手動で入力
しても良い。
る信号と、蓄熱完了温度設定器34及び放熱完了温度設
定器35によって設定されたしきい値に基づき、記憶検
出部33は、蓄熱完了信号及び放熱完了信号を出力す
る。
−4℃に設定した時には、温度センサ30から制御部3
1に常時入力される信号が、このしきい値に相当する値
に達した時に記憶検出部33から蓄熱完了信号を出力す
る。一方、例えば放熱運転時のしきい値を5℃に設定し
た時には、温度センサ30から制御部31に常時入力さ
れる信号が、このしきい値に相当する値に達した時に記
憶検出部33から放熱完了信号を出力する。
ることなく、一次媒体の氷蓄熱槽出口温度を介して氷蓄
熱槽2内の蓄熱量を計測し、蓄熱運転時にはこの温度が
所定の温度以下に達した時に満杯になったことを、放熱
運転時にはこの温度が所定の温度以上に達した時に残氷
量が0になったことをそれぞれ確実に検出してこれらの
運転を完了させることができる。
て、一次媒体の氷蓄熱槽出口温度そのものを使用した例
を示しているが、氷蓄熱槽内の蓄熱レベルと一次媒体の
氷蓄熱槽出口温度との関係を基に、蓄熱レベルが所定の
範囲にある時の一次媒体の氷蓄熱槽出口温度の温度勾配
からしきい値を定めることもできる。
には蓄熱レベルが増加するに従って一次媒体の蓄熱槽出
口温度の温度勾配が急になり、図6に示すように、放熱
運転時には蓄熱レベルが低下するに従って一次媒体の蓄
熱槽出口温度の温度勾配が急になる。
口温度の測定値の所定時間内における温度勾配を順次求
め、この測定値(温度勾配)がしきい値を超えた時に、
蓄熱運転または放熱運転の完了を検出するようにするこ
とができる。
氷蓄熱槽内の水位の変動によることなく、一次媒体の氷
蓄熱槽出口温度を介して氷蓄熱槽内の蓄熱量を計測し
て、蓄熱運転の完了及び放熱運転の完了を確実に検出す
ることができるので、以下のような効果を奏する。 計測システムとしての単純化を図るとともに、機械
的動作を伴うことがないので、耐久性が良い。 氷蓄熱槽の容量や形状に関係なく、蓄熱運転及び放
熱運転の完了を検出することができる。 氷蓄熱槽内の水量の初期設定を正確に行う必要がな
いので、試運転時の調整時間の短縮化を図ることができ
る。
る。
ルと時間との関係を示すグラフである。
の氷蓄熱槽出口温度と時間との関係を示すグラフであ
る。
レベルと時間との関係を示すグラフである。
媒体の氷蓄熱槽出口温度と時間との関係を示すグラフで
ある。
図である。
ある。
明に付する図である。
する図である。
る。
である。
Claims (6)
- 【請求項1】 蓄熱媒体としての水を収容した内融式氷
蓄熱槽と、 この氷蓄熱槽と冷凍機との間で一次媒体を循環させて氷
蓄熱槽内の貯留水と一次媒体との間で熱交換を行なう一
次媒体系と、 二次媒体を循環させる二次媒体系と、 上記一次媒体系と二次媒体系との間で熱交換を行なう熱
交換器とを備え、 夜間の蓄熱運転による蓄熱を負荷時に用いて放熱運転を
行なう蓄熱空調システムの制御方法において、 予め一次媒体系における一次媒体の氷蓄熱槽出口温度と
蓄熱レベルの関係を求めておき、この関係と一次媒体の
氷蓄熱槽出口温度の測定値から蓄熱運転及び/又は放熱
運転を制御することを特徴とする蓄熱空調システムの制
御方法。 - 【請求項2】 一次媒体の氷蓄熱槽出口温度をしきい値
として定め、一次媒体の氷蓄熱槽出口温度の測定値がし
きい値に達した時に運転を完了するように制御すること
を特徴とする請求項1記載の蓄熱空調システムの制御方
法。 - 【請求項3】 蓄熱媒体としての水を収容した内融式氷
蓄熱槽と、 この氷蓄熱槽と冷凍機との間で一次媒体を循環させて氷
蓄熱槽内の貯留水と一次媒体との間で熱交換を行なう一
次媒体系と、 二次媒体を循環させる二次媒体系と、 上記一次媒体系と二次媒体系との間で熱交換を行なう熱
交換器とを備え、 夜間の蓄熱運転による蓄熱を負荷時に用いて放熱運転を
行なう蓄熱空調システムの制御方法において、 予め一次媒体系における一次媒体の氷蓄熱槽出口温度と
蓄熱レベルの関係を求め、この 一次媒体の氷蓄熱槽出口
温度の時間当たりの変化量をしきい値として定め、一次
媒体の氷蓄熱槽出口温度の測定値の時間当たりの変化量
がしきい値に達した時に蓄熱運転及び/又は放熱運転を
完了するように制御することを特徴とする蓄熱空調シス
テムの制御方法。 - 【請求項4】 前記一次媒体はブラインであることを特
徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の蓄熱空調シ
ステムの制御方法。 - 【請求項5】 蓄熱媒体としての水を収容した内融式氷
蓄熱槽と、 この氷蓄熱槽と冷凍機との間で一次媒体を循環させて氷
蓄熱槽内の貯留水と一次媒体との間で熱交換を行なう一
次媒体系と、 二次媒体を循環させる二次媒体系と、 上記一次媒体系と二次媒体系との間で熱交換を行なう熱
交換器とを備え、 夜間の蓄熱運転による蓄熱を負荷時に用いて放熱運転を
行なう蓄熱空調システムの制御方法において、 予め一次媒体系における一次媒体の氷蓄熱槽出口温度と
蓄熱レベルの関係を求めておき、この関係と一次媒体の
氷蓄熱槽出口温度の測定値から蓄熱運転及び/又は放熱
運転を制御するようにしたことを特徴とする蓄熱空調シ
ステムの制御装置。 - 【請求項6】 蓄熱媒体としての水を収容した内融式氷
蓄熱槽と、 この氷蓄熱槽と冷凍機との間で一次媒体を循環させて氷
蓄熱槽内の貯留水と一次媒体との間で熱交換を行なう一
次媒体系と、 二次媒体を循環させる二次媒体系と、 上記一次媒体系と二次媒体系との間で熱交換を行なう熱
交換器とを備え、 夜間の蓄熱運転による蓄熱を負荷時に用いて放熱運転を
行なう蓄熱空調システムの制御方法において、 予め一次媒体系における一次媒体の氷蓄熱槽出口温度と
蓄熱レベルの関係を求め、この一次媒体の氷蓄熱槽出口
温度の時間当たりの変化量をしきい値として定め、一次
媒体の氷蓄熱槽出口温度の測定値の時間当たりの変化量
がしきい値に達した時に蓄熱運転及び/又は放熱運転を
完了するように制御するようにしたことを特徴とする蓄
熱空調システムの制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18147496A JP3447178B2 (ja) | 1996-06-21 | 1996-06-21 | 蓄熱空調システムの制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18147496A JP3447178B2 (ja) | 1996-06-21 | 1996-06-21 | 蓄熱空調システムの制御方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH109642A JPH109642A (ja) | 1998-01-16 |
JP3447178B2 true JP3447178B2 (ja) | 2003-09-16 |
Family
ID=16101395
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18147496A Expired - Lifetime JP3447178B2 (ja) | 1996-06-21 | 1996-06-21 | 蓄熱空調システムの制御方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3447178B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6095994B2 (ja) * | 2013-02-05 | 2017-03-15 | 大成建設株式会社 | 蓄熱量算出方法および蓄熱量算出装置 |
-
1996
- 1996-06-21 JP JP18147496A patent/JP3447178B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH109642A (ja) | 1998-01-16 |
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