JP3446986B2 - ベルト調節具 - Google Patents

ベルト調節具

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、衣服たとえばベ
ルトレスズボン、スカートなどにおけるウエストベルト
の長さ調節が簡単にできる、一般にベルトアジャスター
と呼ばれているベルト調節具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のベルト調節具は、たとえば図14
に示すようにベルトレスズボン、スカートなどのウエス
トに形成される打ち合わせ部の内側腰回り部の外面に装
着し、内面に係止歯を列設したガイド用テープと、打ち
合わせ部の外側腰回り部に装着され、ガイド用テープに
沿って左右にスライドし、係止歯に係脱自在に係合する
調節用スライダーが、スライド方向左右にテープ挿通口
を有し、スライド方向上下に操作体用上支持孔と操作体
用下支持孔を有する偏平筒形の金具本体と、ガイド用テ
ープの係止歯に係合する係合突起を有し、下部に支持
脚、上部に押圧操作片を延設して操作体用上支持孔と操
作体用下支持孔に支持し、かつ下方向にバネに抗して押
圧される金具本体内に装着された調節用操作体と、金具
本体と外側腰回り部に固定するための止め金具とから構
成されたベルト調節具が特開平7−79808号公報に
開示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前項で述べた図14で
示した公知のベルト調節具は、スライダーおよび操作体
が金属板から形成されているから、操作体をスライダー
に支持させるためには、スライダーの上下に設けた支持
孔に、操作体の上下に突設した操作片および支持脚を嵌
挿し支持させなければならないので、操作体を押圧しス
ライダーを摺動させるとき、支持脚がスライダーから突
出するため、スライダーの摺動操作の際邪魔になり操作
に難儀をする。また、操作の仕方によっては衣服に引っ
掛かり操作が円滑に行えない。さらに調節具は板金加工
であるからスライダーと操作体とをスプリングを介して
組付ける作業が面倒で生産性の向上が図れないなど問題
点がある。
【0004】この発明は、上述の問題点を考慮して発明
されたものであり、請求項1記載の発明は、スライダー
内で調節帯と操作片とを確実に隔離して調節操作を容易
に行うことができ、衣服を傷つけることのないベルト調
節具であり、しかも熱可塑性樹脂の射出または押出成形
に適した形態のベルト調節具であって、製作が簡単で体
裁のよいベルト調節具を提供することが主たる目的であ
る。
【0005】請求項2および3記載の発明は、請求項1
記載の発明の目的に加え、操作片をスライダーに的確に
装着でき、一方はスライダーから操作片が絶対に突出し
ない体裁のよいタイプであり、他方はスライダーの成形
が簡易にできるタイプのベルト調節具を提供することが
目的である。
【0006】請求項4記載の発明は、請求項1記載の発
明の目的に加え、スライダー内にガイド部として配設す
る隔壁の設置形態を特定することによって、操作片のガ
イドをより的確かつ容易に行うことができるベルト調節
具を提供することが目的である。
【0007】請求項5記載の発明は、請求項1記載の発
明の目的に加え、スライダー内に配する隔壁の前方にお
けるスライダー表面に、操作片の挿入部に連通する開口
部を配設することによって、隔壁の成形加工が簡便に行
え生産性の向上が図れるベルト調節具を提供することが
目的である。
【0008】請求項6記載の発明は、請求項1記載の発
明の目的に加え、操作片の形態を特定することによっ
て、熱可塑性樹脂の射出成形または押出成形が簡易にで
きるタイプであって、しかもスプリングの装着および作
動が的確に行え、そのうえスライダーに簡便に装着でき
る操作片を備えたベルト調節具を提供することが目的で
ある。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するた
め、この発明のうち請求項1記載の発明は、表面に等間
隔で調節突部6を突設した調節帯1と、左右側壁が開口
し調節帯1を挿通するための挿通部8を横方向に貫設
し、上面が開口し操作片3を挿入するための挿入部9を
縦方向に設けたスライダー2と、一面に調節突部6と係
合する係止突部24を突設した直方板から形成された操
作片3とを組合せ、スライダー2の上部と操作片3の上
部との間にスプリング4を配して操作片3を上方へ付勢
させ、かつスライダー2内に配設された調節帯1を挿通
するための挿通部8と、操作片3を挿入するための挿入
部9との間にコ字状の隔壁11を下方に介在させて、操
作片3をガイドするためのガイド部12を形成した熱可
塑性樹脂製のベルト調節具を主な構成とするものであ
る。
【0010】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発
明の構成に加え、スライダー2に設けた操作片3を挿入
するための挿入部9の上部には挿入孔7を設け、下部は
密閉され底部10を有する操作片挿入部9を形成したベ
ルト調節具である。
【0011】請求項3記載の発明は、請求項1記載の発
明の構成に加え、スライダー2に設けた操作片3を挿入
するための挿入部9の上部には挿入孔7を設け、下方は
開口され貫通部13を有する操作片の挿入部9を形成し
たベルト調節具である。
【0012】請求項4記載の発明は、請求項1記載の発
明の構成に加え、スライダー2内の調節帯1の挿通部8
と、操作片3の挿入部9との間に配される隔壁11は、
スライダー2の底部10から間隔をおいてコ字状に設け
ベルト調節具である。
【0013】請求項5記載の発明は、請求項1記載の発
明の構成に加え、スライダー2内の調節帯1の挿通部8
と、操作片3の挿入部9との間に配されるコ字状の隔壁
11の前方に位置するスライダー2の表面に操作片3の
挿入部9に連通する開口部28を配設したベルト調節具
である。
【0014】請求項6記載の発明は、請求項1記載の発
明の構成に加え、操作片3はスライダー2の縦寸法と同
等もしくは短小の直方板から形成され、上方に厚手の操
作部 18を設け、この操作部18の下方における首部1
9の一側にスプリング支持用の支軸20を突設し、首部
19の他側にスプリング挿入用の挿入凹部21または挿
入孔部30を横設し、この支軸20の下方における孔部
22の側縁部23を太く、他方の側縁部23を薄く形成
し、側縁部23の反対面に係止突部24を設け、支軸2
0に鋏形スプリング26の巻回部分を枢支して操作片3
を装備させたベルト調節具である。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、この発明におけるベルト調
節具の実施の形態について、図面を参照しながら具体的
に説明する。
【0016】この発明のベルト調節具は、図1〜4に示
すように、調節帯1、スライダー2、操作片3、スプリ
ング4、取付固定具5の5部材から構成され、これらの
部材のうち調節帯1、スライダー2、操作片3、取付固
定具5は、それぞれポリアミド、ポリアセタール、ポリ
プロピレン、ポリチレンテレフタレートなどの熱可塑
性樹脂を射出成形加工または押出成形加工によって成形
する。
【0017】そしてベルト調節具のうち調節帯1は、長
尺状のベルト帯であって、表面に等間隔で調節突部6が
2段に突出した形態で列設され、この調節突部6の形状
は縦長状で両側が平行する六角形を呈するように形成さ
れ、調節帯1の裏面側は平坦で全体が弾性を備えたベル
ト帯から形成されている。
【0018】スライダー2は、全体が方形体で両側壁は
開口して調節帯1を挿通するための挿通部8が貫設さ
れ、スライダー2の上面には落込んだ挿入孔7を設け、
この挿入孔7から挿通部8と交差する状態でスライダー
の表面側へ偏った位置に、操作片3を挿入できる挿入部
9を縦設し、挿入部9の下側にはスライダー2に挿通さ
れる調節帯1と、挿入される操作片3とが互いに衝合し
ないよう隔離するため、底部10から一定の間隔をおい
て隔壁11をスライダー2表面の裏側にコ字状に形成
し、操作片3のガイド部12が形成されている。また隔
壁11の下方における底部10は開口して貫通部13が
形成され、操作片3の先端が一部嵌入できるように形成
されている。
【0019】さらにスライダー2は表面すなわち操作片
3を挿入する側に縦長状の透孔部14が設けられ、かつ
スライダー2の裏面には固定用孔部15が設けられ、取
付固定具5に設けた脚部16が挿入でき、挿入された脚
部16は透孔部14を通じて、先端を圧潰できるように
形成されている。また固定用孔部15の先端側には凹部
が形成され、脚部16の圧潰に適した形態に形成されて
いる。またスライダー2の挿入部9側の内面にはスプリ
ング受部17が突設されている。
【0020】操作片3はスライダー2の縦寸法と同等も
しくは短小の直方板から形成され、上方には厚手の操作
部18が形成され、この操作部18の下方における首部
19の一側にはスプリング4を枢支するための支軸20
が突設され、また首部19の他側にはスプリング4の先
端が挿入できる挿入凹部21が横方向に設けられてい
る。
【0021】また操作片3の首部19から下側の中央部
分に前記スライダー2の表面に設けた透孔部14と合致
する孔部22が設けられ、この孔部22の一側の側縁部
23すなわち支軸20が設置された側の側縁部23は太
く形成し補強され、他側の側縁部23は薄く形成され、
支軸20に枢支されたスプリング4の作動に支障を来た
さないように形成されている。
【0022】さらに操作片3の反対面の両側縁部23に
は前記調節帯1の表面に突設した調節突部6に対向し係
合できる係止突部24が上下2段に突設され、また首部
19の下側における両側縁部23の外側面に小突起25
を設け、スライダー2に配した挿入部9に操作片3を挿
入したとき、挿入孔7から抜脱しないように形成されて
いる。
【0023】一方、スプリング4は、ワイヤー製の鋏形
スプリング26で一端にコイル状の巻回部27が形成さ
れ、鋏形スプリング26の下側のワイヤーの先端はくの
字状に上方へ屈曲され、スライダー2内面に突設された
スプリング受部17に弾接固定され、また上側ワイヤー
の先端は横方向へ屈曲され、操作片3に設けた挿入凹部
21に挿入できるように形成されている。
【0024】スライダー2を衣服に取付けるための取付
固定具5は、一面に一対の脚部16が突設され、この脚
部16は衣服の生地を刺通してスライダー2の固定用孔
部15に挿入し、先端を圧潰して固定される。また挿入
凹部21は図4に示すように貫通孔状の挿入孔部30と
して形成してもよい。
【0025】以上説明したベルト調節具の使用態様を説
明すると、まずスライダー2を衣服のウエストにおける
脇の重ね合せ部分の外側ウエストベルト36の裏側に取
付固定具5の脚部16を刺通し先端を圧潰して固定し、
スライダー2内に調節帯1を挿通して両端をウエスト重
ね合せ部分の内側ウエストベルトの表面に取付け、次に
図2、3に示すように操作片3の支軸20に鋏形スプリ
ング26の巻回部27を枢支し、上側ワイヤーの先端を
挿入凹部21に挿入した状態で、スライダー2の挿入孔
7から挿入部9に挿入し、小突起25がスライダー2内
に係止可能な状態まで挿入するとともに、鋏形スプリン
グ26の下側ワイヤー先端をスプリング受部17に弾接
固定し、操作片3をスライダー2から抜脱不能に形成す
る。
【0026】なお、操作片3はスライダー2の上面に設
けた挿入孔7と、挿入部9の下方に配設したガイド部1
2としてのコ字状の隔壁11とによってガイド支持さ
れ、調節帯1の調節突部6と、操作片3の係止突部24
とを係脱自在に組合せて、衣服のウエスト緊締の調節を
行うものである。
【0027】図5、6に示したベルト調節具は、前記実
施形態と大きく異なるところは、スライダー2の表面に
設けた透孔部14の下方位置であって、コ字状の隔壁1
1の前面に相当するスライダー2に、開口した開口部2
8を挿入部9に連通する状態に形成したことである。か
つまた挿入部9の下方は密閉された底部10が形成さ
れ、操作片3の先端がスライダー2から突出することが
不能な形態である。なお開口部28の設置は、挿入部9
の下方が密閉された有底状態の場合における隔壁11を
成形するのに便宜を図ったものである。
【0028】図7に示したベルト調節具のスライダー2
は、スライダー2に配設した操作片挿入部9の下方が有
底形態であり、隔壁11は底部10から一定間隔をおい
て内方にコ字状に成形されている。スライダー2の表面
には開口部が配設されていない形態のスライダーを示し
たものである。
【0029】図8に示したベルト調節具のスライダー2
は、スライダー2内に配設した操作片挿入部9の下方は
無底状で貫通部13が形成され、コ字状の隔壁11は両
側に支板29が一体に成形され、支板29の上端に底部
10から一定間隔をおいて隔壁11が設置されているス
ライダー2を示したものである。
【0030】図9に示したベルト調節具のスライダー2
、スライダー2内の下方に無底状で貫通部13形成
、コ字状の隔壁11底部10から方に向って一体
的に立設して、操作片3をガイドするガイド部12とし
て形成する。
【0031】図10に示すベルト調節具のスライダー2
は、操作片挿入部9の下部は有底状で、隔壁11は底部
10から内方に向って一体に立設され、ガイド部12が
形成されている。なおかつ隔壁11の前面は開口され大
きな開口部28が形成され、隔壁11の成形の簡易化を
図ったものである。
【0032】図11に示すベルト調節具のスライダー2
は、操作片挿入部9の下部が一部有底形態であり、隔壁
11は底部10から内方に向って一体に立設され、ガイ
ド部12が形成されている。そして隔壁11の前面には
小さな開口部28が2個設けられ、この開口部28の設
置は底部10と隔壁11の成形の簡易化を図ったもので
ある。
【0033】図12に示すベルト調節具のスライダー2
は、隔壁11が底部10から内方へ向って一体に立設さ
れているが、隔壁11内の底部10は他の底面よりも落
込み状態であり、操作片3の作動範囲を多少なりとも拡
大した形態のものである。
【0034】図13に示すベルト調節具のスライダー2
は、操作片挿入部9の下部は無底状で貫通部13が形成
され、隔壁11は底部10から立設され両側に立設され
た支板29における下部には空隙部35が配された形態
のスライダー2を示したものである。
【0035】
【発明の効果】この発明のベルト調節具は、以上説明し
たとおりの構成であり、この構成によって下記の効果を
奏する。
【0036】この発明のうち請求項1記載の発明は、表
面に等間隔で調節突部を突設した調節帯と、左右に貫通
する調節帯挿通部を設け、また上下方向に操作片挿入部
を設けたスライダーと、一面に調節突部と係合する係止
突部を設けた操作片とを組合せ、スライダーの上部と操
作片の上部との間にスプリングを配して操作片を上方へ
付勢し、スライダー内下方配した調節帯挿通部と操作
片挿入部との間に隔壁を介在させ、操作片のガイド部を
形成したことによって、調節帯、スライダー、操作片、
スプリングを簡単に組合せることができ、しかも操作片
の下端がスライダーから突出しないので、把持し易く摺
動の際衣服を損傷することがない、また操作片のガイド
部がスライダー内に配されているのでガイド性もよく、
的確に作動するなどの効果がある。
【0037】さらにベルト調節具の材質に熱可塑性樹脂
を用いているから、各部材が複雑な形態でも、また複雑
な内部形態でも簡単に成形することができ、しかも体裁
のよい製品に仕上げることができる効果がある。
【0038】請求項記載の発明は、請求項1記載の発
明の効果に加え、スライダーにおけ る操作片挿入部の上
部には挿入孔を設け、下部は密閉され底部を有する操作
片挿入部を形成したことによって、操作片をスライダー
に的確に装備することができ、しかも操作片の下端はス
ライダーから突出しないので、スライダーの把持が容易
で摺動操作が円滑に行え、かつ衣服を損傷する弊害がな
いなどの効果がある。
【0039】請求項3記載の発明は、請求項1記載の発
明の効果に加え、スライダーにおける操作片挿入部の上
部には挿入孔を設け、下方は開口され貫通部を有する操
作片挿入部を形成したことによって、操作片をスライダ
ーに的確に装備することができ、しかもスライダーの成
形、特に操作片挿入部の成形が簡易にできるなどの効果
がある。
【0040】請求項4記載の発明は、請求項1記載の発
明の効果に加え、スライダー内に配される隔壁はスライ
ダーの底部から間隔をおいてコ字状に配設したことによ
って、操作片をガイドするコ字状の隔壁は、スライダー
の内部深く設置することができるので、操作片を的確か
つ容易にガイドできる効果がある。
【0041】請求項5記載の発明は、請求項1記載の発
明の効果に加え、スライダー内に配されるコ字状の隔壁
の前方におけるスライダー表面に開口部を設けたことに
よって、操作片をガイドするコ字状の隔壁はスライダー
の内部に設置しているので、的確に操作片をガイドする
ことができ、しかも開口部の設置によって、隔壁の成形
加工がきわめて容易であるなどの効果がある。
【0042】請求項記載の発明は、請求項1記載の発
明の効果に加え、操作片はスライダーと同等もしくは短
小の直方板から形成されているので、操作片の下端がス
ライダーから突出することがなく、操作部は厚手である
ので操作がし易いし、スプリングは支軸に枢支し先端を
挿入凹部または挿入孔部に挿入できるから、スプリング
を安定した状態で装着できる、また支軸の下方の側縁部
を太く形成したので、操作片を補強することができ、ま
た他方の側縁部を薄く形成したので、枢支されたスプリ
ングの作動を妨げることがない、また操作片は成形加工
が簡単にできる 形態であるなど、この発明が奏する効果
はきわめて顕著である。
【図面の簡単な説明】
【図1】ベルト調節具の分解斜視図である。
【図2】同上ベルト調節具の使用状態を示す図3におけ
るA−A断面図である。
【図3】同上ベルト調節具の使用状態を示す要部縦断面
図である。
【図4】同上ベルト調節具における他の操作片の斜視図
である。
【図5】第2実施形態のベルト調節具におけるスライダ
ーの一部破断斜視図である。
【図6】同上ベルト調節具の使用状態を示す断面正面図
である。
【図7】第3実施形態のベルト調節具におけるスライダ
ーの要部の一部破断斜視図である。
【図8】第4実施形態のベルト調節具におけるスライダ
ーの要部の一部破断斜視図である。
【図9】第5実施形態のベルト調節具におけるスライダ
ーの要部の一部破断斜視図である。
【図10】第6実施形態のベルト調節具におけるスライ
ダーの要部の一部破断斜視図である。
【図11】第7実施形態のベルト調節具におけるスライ
ダーの要部の一部破断斜視図である。
【図12】第8実施形態のベルト調節具におけるスライ
ダーの要部の一部破断斜視図である。
【図13】第9実施形態のベルト調節具におけるスライ
ダーの要部の一部破断斜視図である。
【図14】公知のベルト調節具の使用状態を示す断面正
面図である。
【符号の説明】
1 調節帯 2 スライダー 3 操作片 4 スプリング 5 取付固定具 6 調節突部 7 挿入孔 8 挿通部 9 挿入部 10 底部 11 隔壁 12 ガイド部 13 貫通部 14 透孔部(スライダー) 18 操作部 20 支軸 21 挿入凹部 22 孔部(操作片) 23 側縁部 24 係止突部 26 鋏形スプリング 28 開口部 30 挿入孔部

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表面に等間隔で調節突部6を突設した調
    節帯1と、左右側壁が開口する調節帯挿通部8を貫設
    し、上面が開口する操作片挿入部9を設けたスライダー
    2と、一面に調節突部6と係合する係止突部24を突設
    した直方板の操作片3とを組合せ、スライダー2の上部
    と操作片3の上部との間にスプリング4を配し操作片3
    を上方へ付勢させ、かつスライダー2内の下方調節帯
    挿通部8と操作片挿入部9との間に隔壁11を介在さ
    せ、操作片3のガイド部12を形成したことを特徴とす
    る熱可塑性樹脂製のベルト調節具。
  2. 【請求項2】 スライダー2における操作片挿入部9の
    上部には挿入孔7を設け、下部は密閉され底部10を有
    する操作片挿入部9を形成してなる請求項1記載のベル
    ト調節具。
  3. 【請求項3】 スライダー2における操作片挿入部9の
    上部には挿入孔7を設け、下方は開口され貫通部13を
    有する操作片挿入部9を形成してなる請求項1記載のベ
    ルト調節具。
  4. 【請求項4】 スライダー2内に配される隔壁11はス
    ライダー2の底部10から間隔をおいてコ字状に配設し
    てなる請求項1記載のベルト調節具。
  5. 【請求項5】 スライダー2内に配されるコ字状の隔壁
    11の前方におけるスライダー2の表面に開口部28を
    配設してなる請求項1記載のベルト調節具。
  6. 【請求項6】 操作片3はスライダー2と同等もしくは
    短小の直方板から形成され、上方に厚手の操作部18を
    設け、操作部18の下方における一側にスプリング支持
    用の支軸20を突設し、他側にスプリング挿入用の挿入
    凹部21または挿入孔部30を横設し、支軸20の下方
    孔部22の側縁部23を太く、他方の側縁部23を薄く
    形成し、側縁部23の反対面に係止突部24を設け、支
    軸20に鋏形スプリング26を枢支して操作片3を形成
    してなる請求項1記載のベルト調節具。
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