JP3446926B2 - 光ディスク装置及び光ディスクへの記録方法 - Google Patents

光ディスク装置及び光ディスクへの記録方法

Info

Publication number
JP3446926B2
JP3446926B2 JP19700096A JP19700096A JP3446926B2 JP 3446926 B2 JP3446926 B2 JP 3446926B2 JP 19700096 A JP19700096 A JP 19700096A JP 19700096 A JP19700096 A JP 19700096A JP 3446926 B2 JP3446926 B2 JP 3446926B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
decoder
audio
data
disc
dvd
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP19700096A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH09134572A (ja
Inventor
美昭 田中
昭治 植野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Victor Company of Japan Ltd
Original Assignee
Victor Company of Japan Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Priority to JP19700096A priority Critical patent/JP3446926B2/ja
Application filed by Victor Company of Japan Ltd filed Critical Victor Company of Japan Ltd
Publication of JPH09134572A publication Critical patent/JPH09134572A/ja
Priority to US08/887,216 priority patent/US6151442A/en
Priority to US09/655,046 priority patent/US6393203B1/en
Priority to US09/985,048 priority patent/US6741801B2/en
Application granted granted Critical
Publication of JP3446926B2 publication Critical patent/JP3446926B2/ja
Priority to US10/795,297 priority patent/US7394973B2/en
Priority to US11/927,070 priority patent/US7792414B2/en
Priority to US11/926,957 priority patent/US7881942B2/en
Priority to US11/927,041 priority patent/US7805054B2/en
Priority to US11/927,089 priority patent/US8019204B2/en
Priority to US11/926,995 priority patent/US8019203B2/en
Priority to US11/927,016 priority patent/US7783165B2/en
Priority to US12/126,947 priority patent/US8019205B2/en
Priority to US12/126,946 priority patent/US8027569B2/en
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)
  • Optical Recording Or Reproduction (AREA)
  • Compression, Expansion, Code Conversion, And Decoders (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は光ディスク装置及び
光ディスクへの記録方法に係り、複数種類の光記録媒体
から情報を再生することの可能な光ディスク装置と記録
方法に関する。
【0002】
【従来の技術】オーディオ再生用光ディスクとしてのC
D(コンパクトディスク)が市場に出てから10数年が
経過し、既にオーディオ情報の記録媒体としては従来の
カセットテープを凌駕してめざましい普及をみせてい
る。かかる音楽を中心としたオーディオ情報の光記録媒
体としてのCDは外径が8cmのものと、12cmのも
のがあり、デジタルオーディオを記録するCDであるこ
とから一般にCD−DAと呼ばれている。デジタルディ
スクであるCDの物理・論理フォーマットは、8ビット
固定データ長シンボルのEFM変調記録方式やサブコー
ド・オーディオデータ・CRC等のデータフォーマット
方式として確立しており、各種のアプリケーション機能
を付加したCDプレーヤが開発されている。また、CD
はそのサブコードにおけるQチャンネルのコントロール
ビット(4ビット)で識別することによってコンピュー
タなどのデータ用のCD−ROMとしても利用されてお
り、デジタルディスクの大容量性や高速アクセス性を有
効に利用して電子出版の分野でその応用を拡大しつつあ
る。さらに、DVDと呼ばれる高密度ディスクがコンピ
ュータなどのデータ用のデジタルディスクとして利用さ
れようとしている。なお、デジタルディスクとはCD、
CD−ROM、DVDなどオーディオやビデオ信号がデ
ジタル信号として記録された光ディスクをいうものとす
る。
【0003】ところで、上記のCD−ROMでは音声が
ADPCMにより圧縮されており、その圧縮により原音
質が再現できず、よりハイファイ性の高い記録が望まれ
るようになってきている。換言すれば、圧縮しても通常
のCDより優れた音質で、例えば20ビット記録に匹敵
するオーディオディスクの出現が期待されている。その
ような観点から、本出願人会社は、従来16ビット2チ
ャンネルのデジタルデータとされていた音声データを量
子化ビット数16又は20、標本化周波数44.1kH
z又はそれ以上の周波数で量子化し、直交変換及び/又
はハフマン符号によりデータ処理を施して、データ量を
削減するための圧縮を行って、CD−ROMのフォーマ
ットで記録する記録装置並びにかかる方式で記録された
光ディスクを考え、すでに複数の特許出願を行っている
(以下先願という)。このディスクをCD−ROMオー
ディオと呼び、通常のデータ用のCD−ROMと区別す
ることとするが、CD−ROMオーディオはROMの形
式に必要なシンク、ヘッダを持つことができるととも
に、CD−DA以上の量のオーディオデータを記録する
ことを可能にしている。
【0004】さらに、DVDと呼ばれるデジタルディス
クでは音声がリニアPCMにより圧縮されずに記録され
ているため、よりハイファイ性の高い記録のためにはデ
ータ量を要し、記録時間が短くなる。このディスクのた
めには、直交変換及び/又はハフマン符号によりデータ
処理してデータ量を削減するための圧縮を行って、DV
Dのフォーマットで記録する記録装置並びにかかる方式
で記録された光ディスクが考えられる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、CD−RO
Mオーディオを通常の光ディスク装置で再生する場合、
データは直交変換及び/又はハフマン符号データとなっ
ていることから当然、信号処理回路に直交変換及び/又
はハフマン符号デコーダが必要になるが、ユーザにとっ
ては既に広範囲に普及しているCD−DAも共用再生で
きれば都合がよく、また、CD−ROMオーディオがC
D−ROM規格のデータフォーマットを基本フォーマッ
トとしているため、CD−ROMも共用再生することは
容易である。そこで、本発明は、特に、CDバリエイシ
ョンの範囲内でデータフォーマットが異なるCD−DA
とDVDなどを用いたいわゆるスーパーCDなどの特定
デジタルディスクが装填でき、それらのディスクの種類
を判別・確認して自動的に再生することが可能な光ディ
スク装置を提供することを目的とする。
【0006】また、本発明は、CDバリエイション(サ
イズ・変調方式)の範囲内でデータフォーマットが一般
に異なると見られているDVDオーディオ(特定ディス
クオーディオの一種)とCD−DAなどが装填でき、そ
れらのディスクの種類を判別・確認するとともに、DV
Dオーディオの再生時には、その記録時の圧縮方法に応
じた伸長デコードモードを自動的に設定して情報を再生
することが可能な光ディスク装置を提供することを目的
とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明では以下の1)〜4)記載の手段より成る。
すなわち、 1)CD−DAより高密度なオーディオ専用のDVDデ
ィスクであることを特定する情報と、オーディオデータ
を含むパックとを有する光ディスクへの記録方法であっ
て、 前記パックのユーザデータ領域に、 オーディオ信号
が前記CD−DAの量子化ビット数16を超える量子化
ビット数と前記CD−DAの標本化周波数44.1kH
zの2倍の標本化周波数88.2kHzにより量子化さ
れて、ハフマン符号又は直交変換・ハフマン符号により
符号化されたデータを収納し、その符号化方法をセクタ
単位で特定するための符号化IDとして、前記DVDの
各セクタのユーザデータ領域の所定のサブヘッダに収納
されるようにフォーマッティングし、このフォーマッテ
ィングされたデータをDVDフォーマットとして光ディ
スクに記録することを特徴とする光ディスクへの記録方
法。 2)CD−DAと、 このCD−DAより高密度なオーデ
ィオ専用のDVDディスクであって、オーディオ信号が
前記CD−DAの量子化ビット数16を超える量子化ビ
ット数と前記CD−DAの標本化周波数44.1kHz
を超える標本化周波数により量子化され直交変換・ハフ
マン符号により符号化されて、ヘッダとユーザデータと
で構成されるパックの前記ユーザデータに前記符号化さ
れたデータを収納し、その符号化方法をセクタ単位で特
定するための符号化IDとして、前記DVDの各セクタ
のユーザデータ領域の所定のサブヘッダに収納されるよ
うにフォーマティングされ、このフォーマッティングさ
れたデータをDVDフォーマットとして記録されると共
に、当該オーディオ専用のDVDディスクとして識別可
能なコードを付して記録されたオーディオ専用のDVD
ディスクと、の2種類のディスクから情報を再生するこ
とが可能な光ディスク装置であって、装填された光ディ
スクから読み出された信号に応答するCIRC復号用の
デコー ダと、 前記CIRC復号用のデコーダの出力信号
に応答するDVDディスクアンパッキングデコーダと、
前記装填された光ディスクの種類が前記オーディオ専用
のDVDディスクかCD−DAかを判別する判別手段
と、 前記CIRC復号用のデコーダ又は前記DVDディ
スクアンパッキングデコーダの出力信号に応答する直交
変換・ハフマン符号デコーダと、 前記判別手段がオーデ
ィオ専用のDVDディスクであると判別した場合には、
前記直交変換・ハフマン符号デコーダに前記アンパッキ
ングデコーダの出力信号を供給し、かつ前記直交変換・
ハフマン符号デコーダをデコードモードに設定し、 前記
判別手段がCD−DAであると判別した場合には、前記
CIRC復号用のデコーダの出力信号を出力するように
前記直交変換・ハフマン符号デコーダをスルーパスする
ように設定するモード設定手段と、を有している光ディ
スク装置。 3)CD−DAと、 このCD−DAより高密度なオーデ
ィオ専用のDVDディスクであって、オーディオ信号が
前記CD−DAの量子化ビット数16を超える量子化ビ
ット数と前記CD−DAの標本化周波数44.1kHz
を超える標本化周波数により量子化されハフマン符号に
より符号化されて、ヘッダとユーザデータとで構成され
るパックの前記ユーザデータに前記符号化されたデータ
を収納し、その符号化方法をセクタ単位で特定するため
の符号化IDとして、前記DVDの各セクタのユーザデ
ータ領域の所定のサブヘッダに収納されるようにフォー
マティングされ、このフォーマッティングされたデータ
をDVDフォーマットとして記録されると共に、前記オ
ーディオ専用のDVDディスクとして識別可能なコード
を付して記録されたオーディオ専用のDVDディスク
と、の2種類のディスクから情報を再生することが可能
な光ディスク装置であって、装填された光ディスクから
読み出された信号に応答するCIRC復号用のデコーダ
と、 前記CIRC復号用のデコーダの出力信号に応答す
るDVDディスクアンパッキングデコーダと、 前記装填
された光ディスクの種類が前記オーディオ専用のDVD
ディスクかCD−DAかを判別する判別手段と、 前記C
IRC復号用のデコーダ又は前記DVDディスクアンパ
ッキングデコーダの出力信号に応答するハフマン符号デ
コーダと、 前記判別手段がオーディオ専用のDVDディ
スクであると判別した場合には、前記ハフマン符号デコ
ーダに前記アンパッキングデコーダの出力信号を供給
し、かつ前記ハフマン符号デコーダをデコードモードに
設定し、 前記判別手段がCD−DAであると判別した場
合には、前記CIRC復号用のデコーダの出力信号を出
力するように前記ハフマン符号デコーダをスルーパスす
るように設定するモード設定手段と、を有している光デ
ィスク装置。 4)前記判別手段がオーディオ専用のDVDディスクで
あると判別した場合に、データを予備的に再生し、出力
データが正常な復号データであるか否かを判断する正常
復号データ検出手段と、 前記正常復号データ検出手段が
正常な復号データであることを確認したときに本再生モ
ードへ移行するためのモード移行手段を有する請求項2
又は3記載の光ディスク装置。
【0008】
【発明の実施の形態】以下図面と共に本発明の実施の形
態を好ましい実施例によって説明する。本発明の実施例
は多岐にわたる参考例を前提に説明するもので、その説
明の理解を容易なものとするために後述する表2、表3
各参考例及び実施例の内容をまとめてある。図1は本
発明の光ディスク装置の第1参考例を示すブロック図で
ある。この参考例は記録・再生の両機能を有している。
従来の光ディスク装置同様、相変化ディスクである光デ
ィスク1を回転駆動するスピンドルモータ2、レーザ及
び光学系を有する光ヘッド3、スピンドルモータ2を制
御するスピンドルサーボ部4、光ヘッド3を制御するフ
ォーカス・トラッキングサーボ部5、スピンドルサーボ
部4、フォーカス・トラッキングサーボ部5を制御する
サーボ制御回路6、光ヘッド3からの出力信号を増幅す
るRF増幅器7、RF増幅器7からの信号をEFM復調
する再生用デコーダ8、所定の処理がされた記録データ
信号をEFM変調する記録用エンコーダ10、記録用エ
ンコーダ10からの信号に応じて記録時に光ヘッド3の
パワーを制御するレーザ駆動部9を有している。信号処
理回路11は入力アナログ系回路13からの信号を記録
用エンコーダ10へ供給し、再生用デコーダ8からの信
号を出力アナログ系回路12へ供給するにあたり所定の
処理を行うものであり、この内容が本発明の重要部分で
あるので後に詳述する。
【0009】CPU(中央演算処理装置)14は信号処
理回路11を制御するものであり、その制御内容につい
てはフローチャートに従って後述する。もう一つのCP
U(中央演算処理装置)17は操作部15からの指示を
受けて表示部16とCPU14を制御して光ディスク装
置全体(システム)を制御するものであり、また表示部
16に所定の表示を行う。信号処理回路11の説明を行
う前に、第1参考例の適用される前述のCD−ROMオ
ーディオがどのようなものであるかを、その記録系のブ
ロック図と共に説明する。図9は本願に先立って本出願
人会社が出願した「オーディオ信号圧縮記録装置及びオ
ーディオ信号圧縮装置並びに光記録媒体」と題する特許
出願に示された記録装置又は圧縮装置の主要部を示すブ
ロック図である。また図10は図9中の信号処理回路の
例を示すブロック図である。
【0010】図9の記録装置又は圧縮装置の入力端子I
Nには例えば音楽信号などのアナログ信号が供給され、
出力端子OUT2は図示省略のCD原盤作成機、すなわ
ちマスタリング装置に必要に応じてプリマスタリング装
置を介して接続される。図9の装置は入力端子INに接
続されたA/D変換器31と、その出力に接続された信
号処理回路32と、信号処理回路32に接続されたメモ
リ33と、信号処理回路32の出力に接続されたCD−
ROM符号化回路34と、CD−ROM符号化回路34
の出力に接続されたCD符号化回路35を有している。
CD−ROM符号化回路34の出力は第1出力端子OU
T1に接続され、CD符号化回路35の出力は第2出力
端子OUT2に接続されている。なお、CD符号化回路
35は不要な場合がある。
【0011】A/D変換器31はオーディオ信号を量子
化ビット数20ビット、標本化周波数44.1kHz又
はそれ以上の周波数で量子化する量子化手段として動作
する。標本化周波数は参考例により44.1kHz又は
88.2kHzのいずれかになっているが、44.1k
Hz以上の適当な値とすることができる。音楽信号を対
象とする場合は、通常左右の2チャンネルであるが、サ
ラウンドその他の必要に応じて4チャンネルや6チャン
ネルなどとすることができる。ここでは2チャンネルで
ある場合について説明する。A/D変換器31で得られ
た量子化データは1チャンネルあたり2m個(mは正の整
数)を単位として、信号処理回路32を介してメモリ3
3に書込まれる。その後、信号処理回路32がこの2m
個のデータの処理を開始する。
【0012】図10は信号処理回路32の一例を示すブ
ロック図である。2m個のデータは直交変換回路40に
て直交変換が施され、周波数スペクトルが得られる。こ
の周波数スペクトルをバンド分割のための複数のフィル
タ36a,36b,36c...36nを有するフィル
タバンク36と選択手段としてのスイッチ回路37を介
して正規化部・量子化部41に与え、バンド毎にまとめ
て正規化・量子化する。ここで正規化レベル(ビット
数)を補助情報、スペクトルデータを主情報としてデー
タフレームとする。このデータフレームをハフマン符号
化回路38に与えて、ハフマン符号化処理を行い、デー
タ量を削減・圧縮するとともに、コードブックのインデ
ックスを補助情報、処理データを主情報として、新たな
データフレームを作成し、これを順次メモリ33に書き
込む。次にメモリ33からこの新たなデータフレームを
読み出し、アロケーション回路39を介して図9のCD
−ROM符号化回路34へ出力する。
【0013】CD−ROM符号化回路34では、所定の
フォーマットとなるように、各セクタに同期信号(SY
NC)やヘッダ、サブヘッダなどを付加し、各セクタの
ユーザデータ領域に信号処理回路32から与えられる圧
縮オーディオデータを配して出力する。CD−ROM符
号化回路34の出力データは第1出力端子OUT1を介
して出力され、例えば磁気テープに記録されて、再生専
用のCDを製造するためのプリマスタリング装置やマス
タリング装置に供給される。一方、CD−ROM符号化
回路34の出力データは、書込み可能な、いわゆるライ
トワンスタイプのCDの場合は、CD符号化回路35に
与えられ、CDフォーマット化され、第2出力端子OU
T2を介して図示省略の記録ヘッドにより記録される。
【0014】次に図23と共に上記先願にかかる記録装
置並びにCD−ROMオーディオのいくつかの態様につ
いて説明する。図23はCDの種々のフォーマットをセ
クタ単位で示したもので、第1段には通常の音楽用CD
である、CD−DAを示し、以下第2段から第6段まで
各種CD−ROMを示している。上記先願に示されたも
のとしては大別して次の(1)〜(4)の4つの態様が
ある。ただし、圧縮手法により更に細分化される。ま
た、本発明では、後述する図35に示すDVDに適用す
る場合が含まれ、その場合の(5)、(6)の2つの態
様が示されている。
【0015】 [表1] (1) CD−ROM(XA) モード2、フォーム2(図23の6段目) 標本化周波数 :44.1kHz 量子化ビット数:16ビット又は20ビット (2) CD−ROM(XA) モード2、フォーム2(図23の6段目) 標本化周波数 :88.2kHz 量子化ビット数:16ビット又は20ビット (3) CD−ROM モード2 (図23の4段目) 標本化周波数 :44.1kHz 量子化ビット数:16ビット又は20ビット (4) CD−ROM モード2 (図23の4段目) 標本化周波数 :88.2kkHz 量子化ビット数:16ビット又は20ビット (5) DVD (図35) 標本化周波数 :48kHz 量子化ビット数:20ビット又は24ビット (6) DVD (図35) 標本化周波数 :96kHz 量子化ビット数:20ビット又は24ビット
【0016】CD−ROM(XA) モード2、フォー
ム2ではユーザデータは2324バイトである。また、
CD−ROM モード2では、ユーザデータは2336
バイトである。これらの規格では、比較的ユーザデータ
のデータ量、すなわちバイト数が多いので、1枚のディ
スクに記録収納可能なデータ量が多く、有利である。ま
た、上記(1)、(2)のCD−ROM(XA) モー
ド2、フォーム2を用いた場合は、独自の割当てのサブ
ヘッダを規定することができる。
【0017】サブヘッダ中、サブモードバイトのビット
5〜2をこの符号化IDに用いることで、サブヘッダを
見ながら、このフォーマットのデコードを行うことがで
きる。サブヘッダにはフォーマット時の条件を記録する
ことができるが、その手法として2つの方法がある。そ
の一つはそのセクタのフォーマット条件を入れる方法で
あり、他の方法はフォーマット条件を複数のセクタに分
けて記録する方法であり、この場合これら複数のセクタ
の情報を集合して解読可能となる。
【0018】上記4つの態様中、標本化周波数が88.
2kHzである、(2)と(4)では、2ブロックで1
フレームを構成することとなる。したがって、44.1
kHzの場合と比較して、記録できる時間は半分とな
る。
【0019】図10の信号処理回路32を含む図9の装
置は、オーディオ信号を量子化ビット数20ビット、標
本化周波数44.1kHz又はそれ以上の周波数で量子
化する量子化手段と、前記量子化手段で量子化された所
定量の量子化データ毎に直交変換及びハフマン符号を適
用してデータ量を圧縮するデータ圧縮手段と、前記デー
タ圧縮手段で圧縮されたデータをCD−ROM(XA)
規格のモード2、フォーム2のユーザデータ領域に配す
るようフォーマッティングするフォーマッティング手段
と、前記フォーマッティング手段でフォーマッティング
されたデータをCDフォーマットとして記録媒体に記録
する手段とを有するオーディオ信号圧縮記録装置であ
る。
【0020】図11は上記先願と共に出願された本出願
人会社による他の先願に示されたもので、図9中の信号
処理回路の更に他の例を示すブロック図である。この回
路は図10とはハフマン符号化回路38を除いた点で異
なる。すなわち、図11の信号処理回路を含む図9の装
置は、オーディオ信号を量子化ビット数16ビット、標
本化周波数44.1kHz又はそれ以上の周波数で量子
化する量子化手段と、前記量子化手段で量子化された所
定量の量子化データ毎に直交変換を適用してデータ量を
圧縮するデータ圧縮手段と、前記データ圧縮手段で圧縮
されたデータをCD−ROM(XA)規格のモード2、
フォーム2のユーザデータ領域に配するようフォーマッ
ティングするフォーマッティング手段と、前記フォーマ
ッティング手段でフォーマッティングされたデータをC
Dフォーマットとして記録媒体に記録する手段とを有す
るオーディオ信号圧縮記録装置である。
【0021】また、図12は上記先願と共に出願された
本出願人会社による他の先願に示されたもので、図9中
の信号処理回路の更に他の例を示すブロック図である。
この回路は図10とは直交変換回路40を除いた点で異
なる。すなわち、図12の信号処理回路を含む図9の装
置は、オーディオ信号を量子化ビット数16ビット、標
本化周波数44.1kHz又はそれ以上の周波数で量子
化する量子化手段と、前記量子化手段で量子化された所
定量の量子化データ毎にハフマン符号を適用してデータ
量を圧縮するデータ圧縮手段と、前記データ圧縮手段で
圧縮されたデータをCD−ROM(XA)規格のモード
2、フォーム2のユーザデータ領域に配するようフォー
マッティングするフォーマッティング手段と、前記フォ
ーマッティング手段でフォーマッティングされたデータ
をCDフォーマットとして記録媒体に記録する手段とを
有するオーディオ信号圧縮記録装置である。
【0022】図10乃至図12の信号処理回路のいずれ
かを含む図9の記録装置により記録が行われて製造され
たCDの再生について図1に戻り説明する。信号処理回
路11がCIRC符号化/復号化・誤り検出と訂正等を
実行するCD−DA信号処理部20とともに、CD−R
OM(XA)フォーマットに係るエンコーダ21とデコ
ーダ22、そのエンコーダ21とデコーダ22のスルー
パス回路を構成するスイッチ回路23、24、直交変換
・ハフマン符号に係るエンコーダ25とデコーダ26、
及びそのエンコーダ25とデコーダ26のスルーパス回
路を構成するスイッチ回路27、28を内蔵しており、
記録モードでは操作部15からの選択指示入力により、
再生モードではCD−DA信号処理部20から得られる
復号処理データに基づいたCPU14の制御によって各
スイッチ回路23、24、27、28の接続状態が切り
換えられる。
【0023】先ず、記録モードにおいては、操作者が操
作部15から記録モードを設定するとともに、装填した
光ディスク1の規格と記録フォーマットに対応したフォ
ーマット選択ボタンをONにすると、CPU17はその
選択信号をCPU14へ通知し、CPU14が選択され
たCD−DA/CD−ROMオーディオに対応させてス
イッチ回路23、27の接続状態を制御する。すなわ
ち、記録モードの設定により出力系のスイッチ回路2
4、28はフローティング状態とされ、CD−DAフ
ォーマットが選択された場合には、スイッチ回路23が
e側に、スイッチ回路27がg側に接続されて、各エン
コーダ21、25が双方ともスルーパスモードに設定さ
れ、CD−ROMフォーマットが選択された場合に
は、スイッチ回路23がf側に、スイッチ回路27がg
側に接続されて、エンコーダ25がスルーパスモード
に、エンコーダ21がエンコードモードに設定され、
CD−ROMオーディオフォーマットが選択された場合
には、スイッチ回路23がf側に、スイッチ回路27が
h側に接続されて、各エンコーダ21、25の双方がエ
ンコードモードに設定される。
【0024】また、記録モードの設定により、サーボ制
御回路6がスピンドルサーボ部4とフォーカス・トラッ
キングサーボ部5によってスピンドルモータ2の回転速
度と光ヘッド3のフォーカスを最適に設定し、光ヘッド
3の位置を光ディスク1の記録開始位置にセットする。
入力アナログ系回路13を介して記録信号が入力される
と、CD−DAフォーマットの選択状態では、CD−
DA信号処理部20のみでCIRC符号化処理を施し
て、その符号化信号を記録用エンコーダ10へ供給して
光ディスク(CD−DA)1に対して通常のCD規格フ
ォーマットでの記録を行い、CD−ROMのフォーマッ
トの選択状態では、エンコーダ25をスルーパスした
データをエンコーダ21でCD−ROM(XA)規格に
対応したインタリーブフォーマットとして、そのデータ
に対してCD−DA信号処理部20でCIRC符号化処
理を施し、その符号化信号を記録用エンコーダ10へ供
給して光ディスク1へCD−ROMフォーマットでの記
録を行い、CD−ROMオーディオフォーマットの選択
状態では、エンコーダ25で直交変換・ハフマン符号
による圧縮処理を行い、その圧縮処理後のオーディオデ
ータをエンコーダ21でCD−ROM(XA)規格に対
応したインタリーブフォーマットとし、そのデータに対
してCD−DA信号処理部20でCIRC符号化処理し
た後、その符号化信号を記録用エンコーダへ供給して光
ディスク1へCD−ROMオーディオフォーマットでの
記録を行う。また、光ディスク1のプリフォーマット部
やプリグループ部から得られるアドレス情報に基づい
て、記録の開始/終了位置やアドレス・時間に係る情報
がTOC情報として光ディスク1のインナーエリアに記
録される。
【0025】次に、再生モードにおける動作手順を図2
のフローチャートを参照しながら説明する。先ず、スイ
ッチ回路23、24、27、28はフローティング状態
になっており、光ディスク1を装填した状態で操作部1
5から再生モードを設定して再生指示を与えると、記録
モードの場合と同様にスピンドル・フォーカス制御が実
行されるとともに、光ヘッド3が光ディスク1のインナ
ーエリアへ移動せしめられて、そのエリアのTOC情報
を読み取る(ステップS1、S2)。このとき、TOC
情報はRF増幅器7から再生用デコーダ8を介して信号
処理回路11に入力されるが、信号処理回路11のCD
−DA信号処理部20でCIRC復号処理されたTOC
情報はCPU14を介してCPU17にセーブされる。
【0026】ステップS2でTOCのコントロールビッ
ト(4ビット)を読むことによってCD−ROMである
かどうか判断できる。しかし、規格上CD−ROMでは
TOCの不存在を許容しているので、コントロールビッ
トを読めないディスクも存在する。そこで、TOCが読
めるか否かを判断するステップS2Aを設けてTOCが
読めない場合直ちにディスク再生不能表示しないで、第
1トラックのインフォーメーション部をリードする(ス
テップS7)ようにしている。ところで、TOC情報は
光ディスク1に記録されたプログラム(楽曲や映像)の
番号やアドレス・時間情報等の目次情報を含んでいる
が、データエリアのサブコーディングと同様に、そのQ
チャンネルは図3に示すようなフレーム構造になってお
り、前記の情報を表すデータビット(72ビット)に先
行してコントロールビット(4ビット)とアドレスビッ
ト(4ビット)が付加されている。そして、コントロー
ルビットQ1〜Q4は、Q2が“0”の場合にはオーデ
ィオディスクであることを、“1”の場合にはデータデ
ィスクであることを示すようになっており、CD−DA
は当然にオーディオディスクであり、CD−ROM及び
CD−ROMオーディオはデータディスクとして扱われ
る。そこで、CPU17はセーブされたコントロールビ
ットQ1〜Q4の内容から光ディスク1の種別を判断す
る(ステップS3)。
【0027】今、コントロールビットQ1〜Q4が“0
00000”/“1000”/“0001”/“100
1”のいずれかで、Q2が“0”であった場合、CPU
17は直にCD−DAフラグをONにし、そのフラグが
立ったことを検知したCPU14は信号処理回路11の
スイッチ回路24をb側に、スイッチ回路28をd側に
接続させる(ステップS3→ステップS4、S5)、す
なわち、Q2が“0”であることに基づいて装填されて
いる光ディスク1がCD−DAであると判断し、再生系
のCD−ROM(XA)デコーダ22と直交変換・ハフ
マン符号デコーダ26をスルーパスモードにして、CD
−DA信号処理部20のみを動作モードとする。
【0028】サーボ制御回路6がフォーカス・トラッキ
ングサーボ部5によって光ヘッド3を光ディスク1の第
1トラックへ移動させ、以降、サーボ制御回路6でスピ
ンドル・トラッキング制御を実行しながら第1トラック
以降のデータを読み出して再生する(ステップS6)。
具体的には、光ディスク1から読み取られた信号はRF
増幅器7で増幅され、再生用デコーダ8でEFM復調さ
れて信号処理回路11へ入力され、信号処理回路11で
はCD−DA信号処理部20でCIRC復号処理などを
施し、スイッチ回路24、28で構成されたスルーパス
回路を経て出力アナログ系回路12へ出力され、出力ア
ナログ系回路12でD/A変換されてオーディオ再生信
号が得られることになる。
【0029】次に、コントロールビットQ1〜Q4が
“0100”でQ2が“1”であった場合には、CPU
17は装填されている光ディスク1がCD−ROM又は
CD−ROMオーディオであると仮定し、サーボ制御回
路6によって光ヘッド3を光ディスク1の第1トラック
へ移動させてそのトラックを読み取らせ、第1トラック
に含まれているインフォメーション部のコードを確認す
る(ステップS3→ステップS7、S8)。この場合、
再生用デコーダ8のEFM復調データから確認してもよ
いが、本参考例では信号処理回路11のCD−DA信号
処理部20でCIRC復号されたインフォメーション部
のコードをCPU14が検出する。
【0030】ところで、そのインフォメーション部に
は、光ディスク1がCD−ROMの場合はCD−ROM
コードが、CD−ROMオーディオの場合にはオーディ
オ専用コードが記録されており、CPU14は検出した
コードに基づいて装填されている光ディスク1がCD−
ROMかCD−ROMオーディオかを確認することがで
きる。ここで、検出コードがオーディオ専用コードであ
った場合には、CPU14は信号処理回路11へスイッ
チ制御信号を出力し、スイッチ回路24をa側に接続さ
せてCD−ROM(XA)デコーダ22をデコードモー
ドとする。(S7,S8→S9)。すなわち、オーディ
オ専用コードが検出されたことによって装填されている
光ディスク1がCD−ROMオーディオと想定される
が、このCDは前述のようにCD−ROM(XA)フォ
ーマットで記録されているため、CD−ROM(XA)
デコーダ22による復号を必要とする。なお、この段階
ではスイッチ回路28を制御せず、そのままのフローテ
ィング状態に保つ。
【0031】そして、スイッチ回路24のa側への切換
えが完了した後、CD−ROMオーディオであることを
検知しているCPU17は予備再生モードを設定し、サ
ーボ制御回路6によって光ヘッド3を光ディスク1の所
定トラックへ移動させ、予備的にそのトラックのチェッ
クデータを再生する(ステップS10,S11)。この
予備再生モードでは、CPU14が直交変換・ハフマン
符号デコーダ26の出力側から直接的にデータを取り込
み、その復号データが正常か否かを確認する。
【0032】正常な復号データであることが確認された
場合には、直ちにCD−ROMオーディオフラグをON
にするとともに信号処理回路11へ制御信号を出力し、
この段階でスイッチ回路28をc側に接続させる(ステ
ップS13〜S15)。すなわち、この場合には、オー
ディオ専用コードによって装填されている光ディスク1
が一応CD−ROMオーディオであると判断されるが、
その段階では未だCD−ROMオーディオであると確定
させず、予備再生モードでの確認結果を待ってその判断
を確定させる。なお、この段階に至るまではスイッチ回
路28がフローティング状態を保っているため、予備再
生モードにおける読み取り・復号データは出力アナログ
系回路12側へ出力されない。
【0033】以上の手順を経てスイッチ回路28がc側
に接続されると、信号処理回路11から出力アナログ系
回路12へ直交変換・ハフマン符号復号データの出力が
可能になり、CPU17はサーボ制御回路6によって再
度第2トラックの最初から読み取り動作を開始させ、そ
の第2トラック以降のオーディオデータを順次再生する
(ステップS16)。その場合、信号処理回路11で
は、CD−DA信号処理部20でCIRC復号されたデ
ータをCD−ROM(XA)デコーダ22を介して直交
変換・ハフマン符号デコーダ26へ転送し、直交変換・
ハフマン符号デコーダ26で復号されたデータを出力ア
ナログ系回路12へ供給する。
【0034】一方、ステップS8においてインフォメー
ション部のコードがオーディオ専用コードではなくCD
−ROMコードであった場合には、CPU14は信号処
理回路11へスイッチ制御信号を出力し、スイッチ回路
24を同様にa側に接続させて、CD−ROM(XA)
デコーダ22をデコードモードとする(S8→S17,
S18)。この段階ではスイッチ回路28を制御せず
に、そのままのフローティング状態に保たれる。次にC
PU17がCD−ROMフラグをONにするとともに信
号処理回路11へスイッチ制御信号を与えてスイッチ回
路28をd側へ接続させ、直交変換・ハフマン符号デコ
ーダ26をスルーパスモードとする(ステップS23〜
S24A)。
【0035】以上の手順を経てスイッチ回路28がd側
に接続されると、信号処理回路11から出力アナログ系
回路12へのCD−ROM(XA)フォーマットデコー
ダ22からの復号データの出力が可能になり、CPU1
7はサーボ制御回路6によって再度第1トラックの最初
から読み取りを開始させ、その第1トラック以降のデー
タを順次再生させる(ステップS25)。その場合、信
号処理回路11では、CD−DA信号処理部20でCI
RC復号されたデータをCD−ROM(XA)デコーダ
で復号して出力アナログ系回路12へ供給する。
【0036】なお、ステップS3でCD−ROM又はC
D−ROMオーディオと判別されていても、ステップS
8→S17においてオーディオ専用コードもCD−RO
Mコードも検出されなかった場合や、ステップS13に
おいて正常な復号データが得られなかった場合は、この
光ディスク装置で再生できない他のバリエイションのデ
ィスクが装填されているものと推定される。そこでCP
U17は表示部16へ再生不能に係る表示データを転送
してその旨の表示を実行させる(ステップS17,S1
3→S26)。
【0037】以上のように、本参考例の光ディスク装置
はCD−DAとCD−ROMオーディオとCD−ROM
のいずれに対しても、共用して記録/再生ができる構成
を有しているが、CD−DAとCD−ROMオーディオ
のみの共用構成であってもよいことは当然であり、また
参考例では予備再生モードを設けているが、それはT
OC情報やトラックのインフォメーション部の読み取り
エラーに伴う再生エラーを防止するものであり、その読
み取りの信頼性が確保されていれば敢えて予備再生モー
ドを設ける必要はない。
【0038】次に図13及び図14に従って本発明の第
参考例について説明する。この第2参考例は図1及び
図2の第1参考例と次の点で異なる。すなわち、第1
考例はCD−DA、CD−ROMオーディオ、CD−R
OMについて兼用できるのに対し、第2参考例はCD−
DA、CD−ROMオーディオ、VCDについて兼用で
きる構成となっている。
【0039】ここで、VCDについて検討すると、VC
Dは既存のCD−I FMVとの互換性を有し、ディス
ク全体のデータは図4に示すようにCD−ROM(X
A)フォーマット フォーム1に準拠していて、ファイ
ル管理はISO9660フォーマットに従って行われ
る。図5はVCD規格におけるトラック構成を示す図で
あり、図6はVCD規格におけるビデオセクタのセクタ
フォーマット図である。また、図7はVCD規格におけ
るオーディオセクタのセクタフォーマット図であり、図
8はVCD規格におけるオーディオセクタとビデオセク
タのインターリーブ記録の図である。
【0040】第2参考例ではCD−DA、CD−ROM
オーディオ、VCDについて兼用できるようにするため
に、信号処理回路11の構成において次の変更点があ
る。第1参考例ではスイッチ回路28は直交変換・ハフ
マン符号デコーダ26をデコードモードとスルーパスモ
ードのいずれかに切り換えるものであったが、更にスイ
ッチ回路24の出力に応答するMPEGデコーダ29を
設け、スイッチ回路28がj側に接続されたとき、MP
EGデコーダ29の出力信号を選択する構成となってい
る。CPU14はかかる動作を行うよう予め用意された
プログラムにしたがって各スイッチ回路の制御などを行
う。
【0041】図14のフローチャートに従って第2参考
の動作を説明するが、図2のフローチャートと異なる
ステップのみについて説明する。図2のステップS17
に代えてステップS17AではVCDコードが存在する
か否かを判断する。またステップS18の後、ステップ
S10〜S13と同様なステップS19〜S22を実行
する。ただし、ステップS20では第2トラックを再生
するものとし、ステップS21ではMPEGデコーダ2
9によるMPEG復号結果をチェックする。ステップS
22で復号データが正常でないときは、ステップS26
で再生不能の表示を行う。復号データが正常であれば、
ステップS23AでVCDフラグをONとし、ステップ
S24Aでスイッチ回路28をj側に接続するよう制御
する。その結果ステップS25AでVCDの再生が行わ
れる。
【0042】次に本発明の第3参考例について図15、
図16と共に説明する。第3参考例は図1の第1参考例
の直交変換・ハフマン符号エンコーダ25と直交変換・
ハフマン符号デコーダ26をそれぞれ直交変換エンコー
ダ25Aと直交変換デコーダ26Aに変更したものであ
る。すなわち、再生するCD−ROMオーディオが図1
1に示した信号処理回路を図9に適用して記録された光
ディスク1の場合にこの参考例は適用される。したがっ
て、図16のフローチャートは図2のステップS16に
代えて、CD−ROM(XA)復号後に直交変換復号を
行うステップS16Aとなっている。
【0043】次に図17及び図18に従って本発明の第
参考例について説明する。この第4参考例は第2参考
同様CD−DA、CD−ROMオーディオ、VCDに
ついて兼用できる構成となっており、かつ第3参考例
様、直交変換エンコーダ25Aと直交変換デコーダ26
Aが用いられている。したがって、再生するCD−RO
Mオーディオが図11に示した信号処理回路を図9に適
用して記録された光ディスク1の場合にこの参考例は適
用される。よって、図18のフローチャートは図14の
ステップS16に代えて、図16同様のCD−ROM
(XA)復号後に直交変換復号を行うステップS16A
となっている。
【0044】次に本発明の第5参考例について図19、
図20と共に説明する。第5参考例は図1の第1参考例
の直交変換・ハフマン符号エンコーダ25と直交変換・
ハフマン符号デコーダ26をそれぞれハフマン符号エン
コーダ25Bとハフマン符号デコーダ26Bに変更した
ものである。すなわち、再生するCD−ROMオーディ
オが図12に示した信号処理回路を図9に適用して記録
された光ディスク1の場合にこの参考例は適用される。
したがって、図20のフローチャートは図2のステップ
S16に代えて、CD−ROM(XA)復号後にハフマ
ン符号復号を行うステップS16Bとなっている。
【0045】次に図21及び図22に従って本発明の第
参考例について説明する。この第6参考例は第2参考
同様CD−DA、CD−ROMオーディオ、VCDに
ついて兼用できる構成となっており、かつ第5参考例
様、ハフマン符号エンコーダ25Bとハフマン符号デコ
ーダ26Bが用いられている。したがって、再生するC
D−ROMオーディオが図12に示した信号処理回路を
図9に適用して記録された光ディスク1の場合にこの
考例は適用される。よって、図22のフローチャートは
図14のステップS16に代えて、図20同様、CD−
ROM(XA)復号後にハフマン符号復号を行うステッ
プS16Bとなっている。
【0046】次に図24〜図29に従って本発明の第7
参考例〜第12参考例について説明する。これらの第7
参考例〜第12参考例は基本的に上記第1参考例〜第6
参考例に対応するものであるが、次の点が異なってい
る。上記第1参考例〜第6参考例では、TOCを読めた
か否か、TOCを読めたときはコントロールビットQ1
〜Q4が”0100”であったか否かにより、CD−D
AかCD−ROMかを判断しているが、第7参考例〜第
12参考例ではデータブロックの先頭のシンク(同期)
信号の存在の有無によりCD−DAかCD−ROMかを
判断している。図23からわかるように、CD−ROM
の場合はモードなど差異に拘らずすべて先頭に12バイ
トのシンク信号(SYNC)が存在する。このシンク信
号はCD−ROMに特有の構成を有しており、具体的に
は最初のバイト(バイト番号0)と最後のバイト(バイ
ト番号11)が”00000000”で、その間の10
のバイト(バイト番号1〜10)が”1111111
1”である。一方、CD−DAの場合は1フレーム(5
88チャンネルビット)あたり24ビットの11T−1
1Tの同期信号すなわち、”100000000001
000000000010”が付加されている。よっ
て、図23からわかるようにデータブロックとして見た
ときに、各データブロックの先頭に所定の同期信号が存
在するわけではない。したがって、データブロックの先
頭にあるシンク信号を検出すれば、CD−DAディスク
かCD−ROMディスクかの判別が可能となる。
【0047】なお、データブロックの先頭にあるシンク
信号を検出することにより、ディスクの種類を判断する
技術は特公平7−70150号公報に記載されている。
この技術を利用して本参考例においては、データブロッ
クの先頭部にあるシンク信号がCD−ROMディスク特
有の構成を持つシンク信号であるか否かに基づいて、現
在装着部にセットされているディスクがCD−ROMデ
ィスクかCD−DAディスクかの判別を行うようにして
いる。以下、この判別の過程を細述する。
【0048】まず、ディスクとして、CD−ROMディ
スクが装着部にセットされると、CPU17の制御の下
に、光学ピックアップ3が駆動されデータの先頭位置に
移動される。そして、スピンドルモータ2が所定の回転
数に達すると、光学ピックアップ3によって、図23に
示されたデータブロック中のシンク信号「SYNC」の
部分が読み込まれる。このシンク信号は、RF増幅器
7、再生用デコーダ8、信号処理回路11を介しCPU
14に入力される。CPU14は、この信号を内部のメ
モリに記憶されている所定パターンのシンク信号と比較
することにより、一致したときはCD−ROMディスク
と判断し、その結果をCPU17に伝える。
【0049】次に、ディスクとして、CD−DAディス
クが装着部にセットされると、上述と同様に、データの
先頭部の信号が光学ピックアップ3によって読み込まれ
る。そして、CPU14によって上記と同様の所定パタ
ーンのシンク信号と比較され、同一でないと判別され
る。このように本参考例では、データブロックの先頭の
同期信号を用いてCD−ROMであるかどうかを判断で
きる。図24〜29の各フローチャートでは、ステップ
S30において、上記シンク信号によりCD−ROMか
否かの判断が行われる。これらの各フローチャートに示
す第7〜12参考例では、シンク信号を用いてCD−R
OMか否かをまず判断し、その判断後は上記第1〜6
考例と同様の方法により判断して、結果としてCD−D
A、CD−ROMオーディオ、CD−ROMの兼用再生
とCD−DA、CD−ROMオーディオ、VCDの兼用
再生ができる。
【0050】なお、チェックデータ(トラック1)を再
生し(S11)、この復号結果を用意したデータ(トラ
ック1)と比較チェックする。このような確認手段を用
いることによりTOC情報やトラックのインフォーメー
ション部の読み取りエラーに伴う再生エラーを防止し、
光ディスク装置の信頼性を向上させることができる。新
規格のCD−ROMオーディオと従来のCD−DAを共
用再生させることを可能にする。また、確認手段を用い
ることによりTOC情報やトラックのインフォメーショ
ン部の読み取りエラーに伴う再生エラーを防止し、光デ
ィスク装置の信頼性を向上させる。さらには、CD−R
OM規格に属するMPEG圧縮のVCDの共用再生も視
界にいれることができる。
【0051】次に本発明の第13参考例〜と第20参考
について説明する。第13参考例〜第18参考例は、
それぞれ第1参考例〜第6参考例の変形例(第7参考例
〜第12参考例の変形例でもある)でもあり、次の点で
これらの参考例と異なっている。第1参考例〜第6参考
をそれぞれ示す図2、図14、図16、図18、図2
0、図22の各フローチャートでは装填されたディスク
がCD−DAかCD−ROMかを判断するためにTOC
のデータを読み込んでおり、また、第7参考例〜第12
参考例をそれぞれ示す図24〜図29の各フローチャー
トでは装填されたディスクがCD−DAかCD−ROM
かを判断するために各データブロックの先頭の同期信号
の有無と、その構成を判断している。しかし、ディスク
装置であっても、CD−DAは対象とせず、CD−RO
MオーディオとCD−ROMの兼用(コンパチ)再生機
やCD−ROMオーディオとVCDの兼用(コンパチ)
再生機として構成することもできる。
【0052】したがって、第13参考例〜第18参考例
では図2、図14、図16、図18、図20、図22に
おけるステップS2、S2A、S3〜S6が削除され、
ステップS1から直接ステップS7へ行くよう構成され
る。また、図30〜図32に示す第19参考例と図3
4、図35に示す第20参考例は、第13参考例〜第1
参考例の変形例であり、伸長デコーダとして直交変換
デコーダとハフマン符号デコーダの縦列回路と、直交変
換デコーダと、ハフマン符号デコーダの3つのモードを
有し、択一的に選択するとともに、伸長デコーダ回路の
スルーパスモードを設けたものである。すなわち、参考
では3つのモードを設け、CD−ROMのタイプ別に
タイプ1を直交変換とし、タイプ2を直交変換+ハフマ
ン符号とし、タイプ3をハフマン符号としている。
【0053】図30において、圧縮エンコーダ25Cは
スイッチ回路27Aの端子h1が選択されたとき、タイ
プ1の直交変換による圧縮を行い、端子h2が選択され
たときタイプ2の直交変換+ハフマン符号による圧縮を
行い、端子h3が選択されたときタイプ3のハフマン符
号による圧縮を行うよう構成されている。具体的構成は
図10乃至図12の回路を切り換えて用いることができ
る。また、伸長デコーダ26Aはスイッチ回路28Aの
端子c1が選択されたとき、タイプ1の直交変換による
伸長を行い、端子c2が選択されたときタイプ2の直交
変換+ハフマン符号による伸長を行い、端子c3が選択
されたときタイプ3のハフマン符号による伸長を行うよ
う構成されている。伸長デコーダ26Cの具体的構成は
例えば図31に示すように直交変換デコーダ43と2つ
のハフマン符号デコーダ42、44を組み合わせたよう
なものである。なお、CD−DAを対象としない場合
は、図1他のスイッチ回路23、24とCD−ROM
(XA FORMAT)エンコーダ21のスルーパス回
路、CD−ROM(XA FORMAT)デコーダ22
のスルーパス回路は不要である。
【0054】図32のフローチャートにおいて図2と異
なる点について説明する。ステップS8からステップS
50に行くが、ステップS50ではタイプ1、タイプ
2、タイプ3あるいはリニア(無変換)のいずれかを判
断し、その結果によってステップS51でスイッチ回路
28Aを切り換える。具体的には、タイプ1なら、直交
変換デコーダモード(端子C1)を、タイプ2なら直交
変換デコーダとハフマン符号デコーダの縦列接続モード
(端子C2)を、タイプ3ならハフマン符号デコーダモ
ード(端子C3)を選択する。さらにCD−ROMにデ
ータを圧縮しないリニアPCM信号が記録されているデ
ィスクの場合は、CD−ROMオーディオではなく、C
D−ROMとなり(図32のステップS11でYE
S)、ステップS14でスイッチ回路28Aは端子dに
切り換えられ、伸長デコーダ26Cはスルーパスモード
となる。
【0055】図33、34の第20参考例はCD−RO
MオーディオとVCDの兼用再生機能を有するものであ
る。VCDを再生するためのMPEGデコーダ29が設
けられ、スイッチ回路28Aで切り換えて出力される。
なお、図34のフローチャートでステップS51Aでス
イッチ回路28Aの端子dが選択されると、ステップS
52Aでスルーパスモードが設定される。その他の処理
は関連する参考例と同様なので説明を省略する。よっ
て、第20参考例によればCD−ROMオーディオとビ
デオCDの兼用再生機が提供される。
【0056】なお、上記各参考例でスイッチ回路28又
は28Aは直交変換・ハフマンデコーダ26、直交変換
デコーダ26A、ハフマンデコーダ26B、伸長デコー
ダ26Cの出力側にそれぞれ設けられているが、これら
のデコーダの構成によっては、その入力側に設けたり、
デコーダ自体の内部接続を切り換えるようにすることも
でき、かかる構成により、図15の構成から重複した回
路を除外することもできる。また、上記各参考例で出力
アナログ系回路12と入力アナログ系回路13にサンプ
リング周波数fsの切換え手段を設け、44.1kHz
と88.2kHzの一方を選択することができるように
しておけば、記録参考例には所望のfsを選択でき、再
生時にはその光ディスク1の記録時のfsに合わせるこ
とができる。
【0057】上記各参考例は記録/再生が可能な光ディ
スク装置であるため、光ディスク1を相変化ディスクと
したが、当然に再生専用の光ディスクであってもよく、
更に光磁気ディスクにおいても、装置の光ヘッド3とレ
ーザ駆動部9を光磁気方式に変更するだけで、同様の手
順をもってCD−DAとCD−ROMオーディオとCD
−ROMの共用再生を行わせることができる。
【0058】上記各参考例に加えて、次にCD−DAと
DVDオーディオとDVDの共用再生を行うことのでき
る光ディスク装置の実施例(第1〜20実施例)につい
て説明する。図35はDVDのフォーマットをセクタ単
位で示すデータ配置模式図である。図35に示されるよ
うに、DVDでは通常1パックが2048バイト(1論
理セクタ)で構成され、その中のパケット(ユーザデー
タ)2034バイトが利用できる。図35において、
「パックスタート」は同期信号となるSYNCパターン
を有し、「SCR」は時間情報であるシステム・クロッ
ク・レファレンスであり、「Mux rate」は転送
レート(マルチプルレート)であり、「パケット(ユー
ザデータ)」はパケットヘッダとデータなどからなる。
【0059】この第1〜20実施例は、これまでに説明
した第1〜20参考例に対して次の変更を加えることで
構成することができる。すなわち、図1の信号処理回路
11のCD−ROM(XA FORMAT)エンコーダ
21及びCD−ROM(XAFORMAT)デコーダ2
2をそれぞれDVDエンコーダ(パッキングエンコー
ダ)とDVDデコーダ(アンパッキングデコーダ)に置
換すればよく、図2のステップS17は「CD−ROM
コード」の代わりに「DVDコード」とし、ステップS
23の「CD−ROMフラグ」の代わりに「DVDフラ
グ」とするなどの変更を行えばよい。また、図9の「C
D−ROM符号化回路34」は「DVD符号化回路」と
される。同様に、図13〜22、図24〜34にも変更
を加えればよい。なお、図14、図18、図22、図2
5、図27、図29、図34などにおける「VCDコー
ド」の代わりに「MPEGコード」とすればよい。第1
〜20実施例では上記第1〜20参考例の「CD−RO
Mオーディオ」は「DVDオーディオ」とし、「CD−
ROM」は「DVD」とすることにより、第1〜20
考例のDVD用版とすることができる。また、CD−D
AとDVDとではディスクを構成する層の厚さの差を考
慮して、フォーカスサーボ制御、トラッキングサーボ制
御を行うための2焦点型あるいは2レンズ切り換え型の
光ヘッドを用いるなど兼用機に要求される対策を講じる
必要があることは言うまでもない。
【0060】なお、CD−DAとその他のディスクの識
別に上記実施例ではTOCの存在あるいはTOCのコン
トロールビットの検出を行っているが、DVD及びDV
Dオーディオはディスクの厚さが1.2mmであり、C
D−DAやCD−ROM、CD−ROMオーディオ、V
CDの2倍の厚さである。この物理的特徴の差異に起因
して、フォーカスサーチ時などの光ピックアップの出力
の特徴によりディスクの種類を識別することができるの
で、DVD及びDVDオーディオとその他のディスクと
の識別には、必ずしもTOCの存在あるいはTOCのコ
ントロールビットの検出を行う必要はない。上記各参考
例及び実施例を整理すると次の表2と表3のようにな
る。
【0061】
【表2】
【0062】
【表3】
【0063】なお、上記各参考例及び実施例で出力アナ
ログ系回路12と入力アナログ系回路13にサンプリン
グ周波数fsの切換え手段を設け、44.1kHzと8
8.2kHzの一方を選択することができるようにして
おけば、記録参考例には所望のfsを選択でき、再生時
にはその光ディスク1の記録時のfsに合せることがで
きる。
【0064】上記各参考例及び実施例は記録/再生が可
能な光ディスク装置であるため、光ディスク1を相変化
ディスクとしたが、当然に再生専用の光ディスクであっ
てもよく、更に光磁気ディスクにおいても、装置の光ヘ
ッド3とレーザ駆動部9を光磁気方式に変更するだけ
で、同様の手順をもってCD−DAとCD−ROMオー
ディオとCD−ROMの共用再生を行わせることができ
る。
【0065】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、オーディ
オ専用のDVDであるDVDオーディオディスクである
ことを特定する情報とオーディオデータを含むパックと
を有する光ディスクへの記録方法に特徴があると共に、
16ビットを超えるビット数と88.2kHzのfsで
量子化され、セクタ毎にパックのユーザデータに設けた
サブヘッダに符号化方法を特定する符号化IDを配置し
て記録することに特徴を有する。また、その情報を利用
して再生する装置に特徴を有するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の光ディスク装置の第1参考例を示すブ
ロック図である。
【図2】第1参考例の再生モードにおける動作手順を示
すフローチャートである。
【図3】CDのTOC情報のQチャンネルのフレーム構
造図である。
【図4】VCD規格におけるディスク全体のデータ構成
図である。
【図5】VCD規格におけるトラック構成を示す図であ
る。
【図6】VCD規格におけるビデオセクタのセクタフォ
ーマット図である。
【図7】VCD規格におけるオーディオセクタのセクタ
フォーマット図である。
【図8】VCD規格におけるオーディオセクタとビデオ
セクタのインターリーブ記録の図である。
【図9】本出願人の先願にかかる記録装置のブロック図
である。
【図10】上記先願中の記録装置内の信号処理回路の例
を示すブロック図である。
【図11】本出願人の他の先願中の記録装置内の信号処
理回路の例を示すブロック図である。
【図12】本出願人の更に他の先願中の記録装置内の信
号処理回路の例を示すブロック図である。
【図13】本発明の光ディスク装置の第2参考例を示す
ブロック図である。
【図14】第2参考例の再生モードにおける動作手順を
示すフローチャートである。
【図15】本発明の光ディスク装置の第3参考例を示す
ブロック図である。
【図16】第3参考例の再生モードにおける動作手順を
示すフローチャートである。
【図17】本発明の光ディスク装置の第4参考例を示す
ブロック図である。
【図18】第4参考例の再生モードにおける動作手順を
示すフローチャートである。
【図19】本発明の光ディスク装置の第5参考例を示す
ブロック図である。
【図20】第5参考例の再生モードにおける動作手順を
示すフローチャートである。
【図21】本発明の光ディスク装置の第6参考例を示す
ブロック図である。
【図22】第6参考例の再生モードにおける動作手順を
示すフローチャートである。
【図23】CDの種々のフォーマットをセクタ単位で示
したデータ配置摸式図である。
【図24】本発明の光ディスク装置の第7参考例の再生
モードにおける動作手順を示すフローチャートである。
【図25】本発明の光ディスク装置の第8参考例の再生
モードにおける動作手順を示すフローチャートである。
【図26】本発明の光ディスク装置の第9参考例の再生
モードにおける動作手順を示すフローチャートである。
【図27】本発明の光ディスク装置の第10参考例の再
生モードにおける動作手順を示すフローチャートであ
る。
【図28】本発明の光ディスク装置の第11参考例の再
生モードにおける動作手順を示すフローチャートであ
る。
【図29】本発明の光ディスク装置の第12参考例の再
生モードにおける動作手順を示すフローチャートであ
る。
【図30】本発明の光ディスク装置の第19参考例を示
すブロック図である。
【図31】図30中の伸長デコーダの構成例を示すブロ
ック図である。
【図32】第19参考例の再生モードにおける動作手順
を示すフローチャートである。
【図33】本発明の光ディスク装置の第20参考例を示
すブロック図である。
【図34】第20参考例の再生モードにおける動作手順
を示すフローチャートである。
【図35】DVDのフォーマットをセクタ単位で示すデ
ータ配置模式図である。
【符号の説明】
1 光ディスク 2 スピンドルモータ 3 光ヘッド 4 スピンドルサーボ部 5 フォーカス・トラッキングサーボ部 6 サーボ制御回路 7 RF増幅器 8 再生用デコーダ 9 レーザ駆動部 10 記録用エンコーダ 11 信号処理回路 12 出力アナログ系回路 13 入力アナログ系回路 14 CPU(判別手段、確認手段、モード設定手段) 15 操作部 16 表示部 17 CPU 20 CD−DA信号処理部 21 CD−ROMエンコーダ 22 CD−ROMデコーダ 23、24、27、27A、28、28A スイッチ回
路 25 直交変換・ハフマン符号エンコーダ 25A 直交変換エンコーダ 25B ハフマン符号エンコーダ 25C 圧縮エンコーダ 26 直交変換・ハフマン符号デコーダ 26A、43 直交変換デコーダ 26B、42、44 ハフマン符号デコーダ 26C 伸長デコーダ 29 MPEGデコーダ 31 A/D変換回路(量子化手段) 32 信号処理回路(メモリ33とともにデータ圧縮手
段を構成する) 33 メモリ 34 CD−ROM符号化回路(フォーマッティング手
段) 35 CD符号化回路 36 フィルタバンク 37 スイッチ回路(選択手段) 38 ハフマン符号化回路 39 アロケーション回路 40 直交変換回路 41 正規化・量子化部 IN 入力端子 OUT1、OUT2 出力端子
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平8−161819(JP,A) 特開 平8−36829(JP,A) 特開 平6−131855(JP,A) 特開 平1−294276(JP,A) 特開 平7−154266(JP,A) 特開 平6−67699(JP,A) 特開 平3−108824(JP,A) 特開 平7−121198(JP,A) 特開 平5−119800(JP,A) 特開 昭58−122598(JP,A) 特開 昭57−20796(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G11B 20/10 - 20/16 351 H03M 3/00 - 11/00

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】CD−DAより高密度なオーディオ専用の
    DVDディスクであることを特定する情報と、オーディ
    オデータを含むパックとを有する光ディスクへの記録方
    法であって、 前記パックのユーザデータ領域に、 オーディオ信号が前記CD−DAの量子化ビット数16
    を超える量子化ビット数と前記CD−DAの標本化周波
    数44.1kHzの2倍の標本化周波数88.2kHz
    により量子化されて、ハフマン符号又は直交変換・ハフ
    マン符号により符号化されたデータを収納し、その符号
    化方法をセクタ単位で特定するための符号化IDとし
    て、前記DVDの各セクタのユーザデータ領域の所定の
    サブヘッダに収納されるようにフォーマッティングし、
    このフォーマッティングされたデータをDVDフォーマ
    ットとして光ディスクに記録することを特徴とする光デ
    ィスクへの記録方法。
  2. 【請求項2】CD−DAと、 このCD−DAより高密度なオーディオ専用のDVDデ
    ィスクであって、オーディオ信号が前記CD−DAの量
    子化ビット数16を超える量子化ビット数と前記CD−
    DAの標本化周波数44.1kHzを超える標本化周波
    数により量子化され直交変換・ハフマン符号により符号
    化されて、ヘッダとユーザデータとで構成されるパック
    の前記ユーザデータに前記符号化されたデータを収納
    し、その符号化方法をセクタ単位で特定するための符号
    化IDとして、前記DVDの各セクタのユーザデータ領
    域の所定のサブヘッダに収納されるようにフォーマティ
    ングされ、このフォーマッティングされたデータをDV
    Dフォーマットとして記録されると共に、当該オーディ
    オ専用のDVDディスクとして識別可能なコードを付し
    て記録されたオーディオ専用のDVDディスクと、 の2種類のディスクから情報を再生することが可能な光
    ディスク装置であって、 装填された光ディスクから読み
    出された信号に応答するCIRC復号用のデコーダと、 前記CIRC復号用のデコーダの出力信号に応答するD
    VDディスクアンパッキングデコーダと、 前記装填された光ディスクの種類が前記オーディオ専用
    のDVDディスクかCD−DAかを判別する判別手段
    と、 前記CIRC復号用のデコーダ又は前記DVDディスク
    アンパッキングデコーダの出力信号に応答する直交変換
    ・ハフマン符号デコーダと、 前記判別手段がオーディオ専用のDVDディスクである
    と判別した場合には、前記直交変換・ハフマン符号デコ
    ーダに前記アンパッキングデコーダの出力信号を供給
    し、かつ前記直交変換・ハフマン符号デコーダをデコー
    ドモードに設定し、 前記判別手段がCD−DAであると判別した場合には、
    前記CIRC復号用のデコーダの出力信号を出力するよ
    うに前記直交変換・ハフマン符号デコーダをスルーパス
    するように設定するモード設定手段と、 を有している 光ディスク装置。
  3. 【請求項3】CD−DAと、 このCD−DAより高密度なオーディオ専用のDVDデ
    ィスクであって、オーディオ信号が前記CD−DAの量
    子化ビット数16を超える量子化ビット数と前記CD−
    DAの標本化周波数44.1kHzを超える標本化周波
    数により量子化されハフマン符号により符号化されて、
    ヘッダとユーザデータとで構成されるパックの前記ユー
    ザデータに前記符号化されたデータを収納し、その符号
    化方法をセクタ単位で特定するための符号化IDとし
    て、前記DVDの各セクタのユーザデータ領域の所定の
    サブヘッダに収納されるようにフォーマティングされ、
    このフォーマッティングされたデータをDVDフォーマ
    ットとして記録されると共に、前記オーディオ専用のD
    VDディスクとして識別可能なコードを付して記録され
    たオーディオ専用のDVDディスクと、 の2種類のディスクから情報を再生することが可能な光
    ディスク装置であって、 装填された光ディスクから読み
    出された信号に応答するCIRC復号用のデコーダと、 前記CIRC復号用のデコーダの出力信号に応答するD
    VDディスクアンパッキングデコーダと、 前記装填された光ディスクの種類が前記オーディオ専用
    のDVDディスクかCD−DAかを判別する判別手段
    と、 前記CIRC復号用のデコーダ又は前記DVDディスク
    アンパッキングデコーダの出力信号に応答するハフマン
    符号デコーダと、 前記判別手段がオーディオ専用のDVDディスクである
    と判別した場合には、前記ハフマン符号デコーダに前記
    アンパッキングデコーダの出力信号を供給し、かつ前記
    ハフマン符号デコーダをデコードモードに設定し、 前記判別手段がCD−DAであると判別した場合には、
    前記CIRC復号用のデコーダの出力信号を出力するよ
    うに前記ハフマン符号デコーダをスルーパスするように
    設定するモード設定手段と、 を有している 光ディスク装置。
  4. 【請求項4】前記判別手段がオーディオ専用のDVDデ
    ィスクであると判別した場合に、データを予備的に再生
    し、出力データが正常な復号データであるか否かを判断
    する正常復号データ検出手段と、 前記正常復号データ検出手段が正常な復号データである
    ことを確認したときに本再生モードへ移行するためのモ
    ード移行手段を有する請求項2又は3記載の 光ディスク
    装置。
JP19700096A 1995-09-07 1996-07-08 光ディスク装置及び光ディスクへの記録方法 Expired - Lifetime JP3446926B2 (ja)

Priority Applications (13)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19700096A JP3446926B2 (ja) 1995-09-07 1996-07-08 光ディスク装置及び光ディスクへの記録方法
US08/887,216 US6151442A (en) 1996-07-08 1997-07-02 Signal compressing apparatus
US09/655,046 US6393203B1 (en) 1996-02-27 2000-09-05 Signal compressing apparatus
US09/985,048 US6741801B2 (en) 1996-07-08 2001-11-01 Signal compressing apparatus
US10/795,297 US7394973B2 (en) 1996-07-08 2004-03-09 Signal compressing apparatus
US11/927,016 US7783165B2 (en) 1996-07-08 2007-10-29 Signal compressing apparatus
US11/927,070 US7792414B2 (en) 1996-07-08 2007-10-29 Signal compressing apparatus
US11/926,995 US8019203B2 (en) 1996-07-08 2007-10-29 Signal compressing apparatus
US11/926,957 US7881942B2 (en) 1996-07-08 2007-10-29 Signal compressing apparatus
US11/927,041 US7805054B2 (en) 1996-07-08 2007-10-29 Signal compressing apparatus
US11/927,089 US8019204B2 (en) 1996-07-08 2007-10-29 Signal compressing apparatus
US12/126,947 US8019205B2 (en) 1996-07-08 2008-05-26 Signal compressing apparatus
US12/126,946 US8027569B2 (en) 1996-07-08 2008-05-26 Signal compressing apparatus

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP25569695 1995-09-07
JP7-255696 1995-09-07
JP19700096A JP3446926B2 (ja) 1995-09-07 1996-07-08 光ディスク装置及び光ディスクへの記録方法

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003131282A Division JP3724741B2 (ja) 1995-09-07 2003-05-09 光ディスク装置及び光ディスクへの記録方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH09134572A JPH09134572A (ja) 1997-05-20
JP3446926B2 true JP3446926B2 (ja) 2003-09-16

Family

ID=26510107

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP19700096A Expired - Lifetime JP3446926B2 (ja) 1995-09-07 1996-07-08 光ディスク装置及び光ディスクへの記録方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3446926B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
TW425543B (en) 1998-04-14 2001-03-11 Hitachi Ltd Data reproduction method and device, data scrambling method, data recording method and device, recorded data reproduction device and the verification method thereof, and semiconductor chip
CN1258763C (zh) 2000-01-21 2006-06-07 索尼公司 识别光盘的方法、重放光盘的方法和光盘设备
KR100447269B1 (ko) * 2004-02-24 2004-09-04 디브이에스 코리아 주식회사 디브이디 플레이어의 재생 제어 방법 및 그를 이용한디브이디 플레이어 장치

Also Published As

Publication number Publication date
JPH09134572A (ja) 1997-05-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3876444B2 (ja) 再生方法
JP3158557B2 (ja) 再生装置
JPH09147487A (ja) ディスク記録方法、ディスク再生装置およびディスク記録媒体
JP3796802B2 (ja) 光ディスクへの記録方法及び光ディスク装置
JP3446926B2 (ja) 光ディスク装置及び光ディスクへの記録方法
JP2001006336A (ja) 情報記録媒体、その再生装置、コンピュータプログラム記録済み記録媒体、情報伝送方法、及び情報伝送装置
JPH07272402A (ja) 光ディスク装置
JP3724743B2 (ja) 光ディスク装置及び光ディスクへの記録方法
JP3724744B2 (ja) 光ディスク装置及び光ディスクへの記録方法
JP3368755B2 (ja) 光ディスクへの記録方法及び光ディスク装置
JP3724745B2 (ja) 光ディスク装置及び光ディスクへの記録方法
JP3724741B2 (ja) 光ディスク装置及び光ディスクへの記録方法
JP3724742B2 (ja) 光ディスク装置及び光ディスクへの記録方法
JP3529542B2 (ja) 信号の伝送/記録/受信/再生方法と装置及び記録媒体
JPH09120645A (ja) オーディオ信号圧縮記録装置及びオーディオ信号圧縮装置並びに光記録媒体
JP3164308B2 (ja) 情報記録媒体、情報再生装置
JP2006318637A (ja) 記録装置及び記録方法
JP3729758B2 (ja) ディスク
JP3199248B2 (ja) 情報記録媒体、及びその再生装置
JP3199247B2 (ja) 情報記録媒体、及びその再生装置
JP3945533B2 (ja) 再生装置
JP3794380B2 (ja) 音声信号のエンコード方法及び再生装置
JP3726812B2 (ja) 音声信号のエンコード方法及び再生装置
JP3199249B2 (ja) 情報記録媒体、及びその再生装置
JP3794376B2 (ja) 音声信号のエンコード方法及び再生装置

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20030606

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080704

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080704

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090704

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090704

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100704

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110704

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120704

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120704

Year of fee payment: 9

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120704

Year of fee payment: 9

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120704

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130704

Year of fee payment: 10

EXPY Cancellation because of completion of term