JP3446799B2 - 加入者系伝送装置 - Google Patents

加入者系伝送装置

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  • Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、網側装置と加入者
側装置との間に設置される加入者系伝送装置に関する。
【0002】
【従来の技術】加入者系伝送装置は、通信距離の延長等
を目的として、交換機等の網側装置と加入者側装置との
間に設置される。
【0003】近年、交換機がディジタル統合終端装置
(IDT:Integrated Digital Teminal)を備えるよう
になり、このIDTと加入者系伝送装置である遠隔ディ
ジタル終端装置(RDT:Remote Digital Teminal)と
が、DS1回線等のディジタル回線によって直接接続さ
れるようになった。
【0004】そして、従来は、図10に示されるよう
に、交換機内のIDTとDS1回線を介して接続される
RDTが、アナログメタリック線を介して、加入者電話
を収容していた。このような加入者系伝送システムにお
いては、図10に示されるように、RDTは、交換機内
のタイミングソースから交換機内に設置されるIDT及
びDS1回線を介してマスタークロックを供給され、こ
のマスタークロックに同期して動作する。
【0005】更に、加入者系伝送装置の高機能化等を目
的として、本発明の出願人は、DS1エクステンション
システムと呼ばれる加入者系伝送システムを開発した。
DS1エクステンションシステムでは、図11に示され
るように、RDTは、交換機内のIDTとDS1回線を
介して接続されるのみならず、交換機以外のネットワー
ク側装置であるディジタル網エレメント(DNE:Digi
tal Network Element )と呼ばれる装置とDS1回線を
介して接続される。更に、RDTは、アナログメタリッ
ク線を介して加入者電話を収容するのみならず、加入者
電話以外の加入者側装置(CPE:Customer Prizes Eq
uipment )とDS1回線を介して接続される。DNEと
しては、図11に示されるように、ディジタルクロスコ
ネクトシステム(DCS:Digital Cross-connect Syst
em)又はD4チャネルバンク(D4 CHBK:D4 Cha
nnel Bank )、或いは、特には図示しない市外交換機等
がある。一方、CPEは、小規模の交換局に相当する機
能を備える。
【0006】そして、図11に示されるようなDS1エ
クステンションシステムでは、IDTに接続されるDS
1回線とCPEに接続されるDS1回線、或いは、DN
Eに接続されるDS1回線とCPEに接続されるDS1
回線とを、それぞれ透過的(トランスペアレント)に接
続する機能の実装が要求される。このような機能は、Un
-channelized DS1機能と呼ばれる。
【0007】また、図11に示されるようなDS1エク
ステンションシステムでは、IDTに接続されるDS1
回線に収容される各DS0コネクションと、CPEに接
続されるDS1回線に収容される各DS0コネクション
との間で、或いは、DNEに接続されるDS1回線に収
容される各DS0コネクションと、CPEに接続される
DS1回線に収容される各DS0コネクションとの間
で、チャネル(タイムスロット)を固定的に交換する機
能、即ちクロスコネクト機能の実装も、要求される。こ
のような機能は、Channelized DS1 機能と呼ばれる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ここで、図11に示さ
れるようなDS1エクステンションシステムでは、ID
Tを収容する交換機とDNEと、それぞれ独立したタイ
ミングソースA及びBに同期して動作している。従っ
て、DS1エクステンションシステムを構成するRDT
において、IDTを収容する交換機と、DNE、及びC
PEの各動作タイミングの同期を確立させる技術が、非
常に重要となってくる。
【0009】DS1エクステンションシステムを構成す
るRDTは、図11に示されるような種々の装置が接続
される複数のDS1回線に収容される複数のDS0コネ
クションに対してクロスコネクト処理を実行する必要が
ある。このため、RDTは、共通のタイミング、特にそ
れが接続されるIDTを収容する交換機の動作タイミン
グに同期して動作する必要がある。従って、RDTは、
一般に、交換機内のIDTに接続されるDS1回線から
抽出される、上記交換機内のタイミングソースAに同期
したクロック(図11に示される、RDTクロック#
1)をマスタークロックとして、クロスコネクト処理等
を実行する。
【0010】更に、RDTは、このRDTクロック#1
に同期して、CPEに向かうDS1回線に、クロスコネ
クトされた通信データを送出する。ここで、1つの装置
が終端する上りDS1回線上の通信データと下りDS1
回線上の通信データは、同じクロックに同期することが
要請されている。このような条件が満たされるとき、一
般にループタイミングが保証されているといわれる。従
って、RDTに接続されるCPEは、それが終端する上
りDS1回線と下りDS1回線とに関して、ループタイ
ミングを保証するために、RDTからのDS1回線から
抽出されるクロックに同期して、RDTに向かうDS1
回線に通信データを送出する。CPEにおいてループタ
イミングが完全に保証されていれば、RDTは、RDT
クロック#1に同期して、CPEからのDS1回線上を
転送されてくる通信データを受信し、それに対しクロス
コネクト処理を実行することができる。しかし、CPE
においてループタイミングが必ずしも完全に保証されて
いるとは限らず、RDTクロック#1と、CPEからの
DS1回線上のクロック(図11に示される、CPEか
らのクロック#3)は、常に同期しているとは限らな
い。そのような場合には、RDTは、CPEからのDS
1回線上を転送されてくる通信データに対し、その受信
処理及びクロスコネクト処理を実行する場合に、どのよ
うに同期を確立するかが問題となる。
【0011】しかし、このような同期確立技術は、従来
知られていなかった。一方、RDTに接続されるDNE
は、それが内蔵するタイミングソースBから生成される
クロック(図11に示される、DNEからのクロック#
2)に同期して、RDTに向かうDS1回線に通信デー
タを送出する。これに対して、RDTは、DNEに対す
る上りDS1回線と下りDS1回線とに関して、ループ
タイミングを保証するために、DNEからのDS1回線
から抽出されるクロックに同期して、DNEに向かうD
S1回線に通信データを送出する必要がある。しかし、
前述したように、RDTは、RDTクロック#1に同期
して動作するため、DNEに向かうDS1回線上を転送
されてゆく通信データに対して、クロスコネクト処理及
びループタイミングが保証された送信処理を実行する場
合に、どのように同期を確立するかが問題となる。
【0012】しかし、このような同期確立技術は、従来
知られていなかった。以上示した問題点は、DS1エク
ステンションシステムに限られるものではなく、複数の
タイミングソースに同期する複数の回線を終端し、かつ
それらの回線間でクロスコネクト処理を実行するような
加入者系伝送装置に関して、一般的に存在する。
【0013】本発明の課題は、複数のタイミングソース
に同期する複数の回線のそれぞれに対してループタイミ
ングを保証し、かつそれらの回線間でクロスコネクト処
理を実現することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明は、交換機等の網
側装置と加入者側装置との間に設置される加入者系伝送
装置(RDT101)を前提とする。
【0015】まず、回線終端手段(クロック再生部10
9、117、フレーム同期/シグナリング抽出部11
0、118、フレーム生成/シグナリング挿入部11
6、113)は、複数のタイミングソースに同期する複
数の回線を終端する。この回線終端手段は、例えば、独
立したタイミングソースに同期して動作する網側装置
(DNE103)が接続される回線(DS1回線)を終
端するものと、加入者系伝送装置(RDT101)に依
存したタイミングで動作する加入者側装置(CPE10
4)が接続される回線(DS1回線)を終端するものと
を含む。
【0016】クロスコネクト手段(クロスコネクト部1
07)は、回線終端手段が終端する複数の回線間でクロ
スコネクト処理を実行する。非同期クロック変換手段
(非同期クロック変換部111d、111s、112
d、112s、119d、119s)は、互いに非同期
のクロックに基づいて動作する回線終端手段とクロスコ
ネクト手段の間で通信される通信データにつき、その通
信データが同期するクロックの変換を行う。この非同期
クロック変換手段は、例えば、網側装置(DNE10
3)が接続される回線を終端する回線終端手段とクロス
コネクト手段の間で相方向で通信される通信データのそ
れぞれにつき、その通信データが同期するクロックの変
換を行うもの(非同期クロック変換部111d、111
s、112d、112s)と、加入者側装置(CPE1
04)が接続される回線を終端する回線終端手段からク
ロスコネクト手段の方向へ通信される通信データにつ
き、その通信データが同期するクロックの変換を行うも
の(非同期クロック変換部119d、119s)とを含
む。この非同期クロック変換手段は、その具体的な構成
として、所定の複数のチャネルデータからなるデータ群
を1つのフレームとして、複数のフレーム分の通信デー
タを記憶する記憶手段(DPRAM202)と、入力側
のクロック(WCLK)に同期して記憶手段にフレーム
を単位として通信データを順次書き込む書込み制御手段
(WPG203)と、出力側のクロック(RCLK)に
同期して記憶手段からフレームを単位として通信データ
を順次読み出す読出し制御手段(RPG203)と、入
力側のクロックと出力側のクロックの位相関係を比較す
ることにより、書込み制御手段又は読出し制御手段に対
してフレームを単位として通信データの廃棄又は重複出
力を指示する、スタッフ制御を実行する位相制御手段
(位相制御部205)とを含む。
【0017】以上の発明の構成により、クロスコネクト
手段は統一された1つのマスタークロックに同期して複
数の回線間でクロスコネクト処理を実現できると同時
に、複数のタイミングソースに同期する複数の回線のそ
れぞれに対してループタイミングを保証することができ
る。
【0018】上述の発明の構成において、通信データ
(DS1信号)は、ユーザデータ(DS0データ)と制
御データ(シグナリングデータ)とを含み、その場合
に、非同期クロック変換手段は、ユーザデータ及び制御
データのそれぞれに対し独立に、その各データが同期す
るクロックの変換を行うように構成することができる
(非同期クロック変換部111dと111sの関係、1
12dと112sの関係、及び119dと119sの関
係)。
【0019】このようにユーザデータと制御データとに
対して独立して非同期クロック変換処理が実行されるこ
とにより、ユーザデータと制御データの間の伝送レート
の相違を吸収することができる。
【0020】また、上述の発明の構成において、複数の
回線終端手段の間で、クロスコネクト処理及び非同期ク
ロック変換処理を実行せずに透過的に通信データを通信
させる選択手段(セレクタ114、115、120、1
21を更に含むように構成することができる。
【0021】このように、選択的に通信データを透過さ
せることが可能となることにより、加入者系伝送装置の
機能を高めることができる。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら本発明
の実施の形態について詳細に説明する。 <本実施の形態の全体構成の説明>図1は、本発明によ
るRDT101の実施の形態の構成図であり、DS1エ
クステンションシステムを実現するものである。
【0023】まず、RDT101において、交換機内の
IDT102に接続されるDS1回線から抽出タイミン
グクロックが抽出され、そのクロックに基づいて、PL
L(Phased Lock Loop)回路122がRDT101のマ
スタークロックであるRDTクロックを抽出する。
【0024】一方、RDT101と単数又は複数のDN
E103とを接続する#1〜#nのDS1回線ペアは、
RDT101内の#1〜#nのDNE側ユニット105
によって終端される。
【0025】更に、RDT101と単数又は複数のCP
E104とを接続する#1〜#nのDS1回線ペアは、
RDT101内の#1〜#nのCPE側ユニット106
によって終端される。なお、DNE103側のDS1回
線ペアの組数nとCPE104側のDS1回線ペアの組
数nは、同一である必要はない。
【0026】DNE103からRDT101に向かう1
本のDS1回線上を伝送されてきたDNE側受信DS1
信号は、そのDS1回線を終端しているDNE側ユニッ
ト105に入力する。
【0027】このDNE側ユニット105において、D
NE側受信DS1信号は、まず、セレクタ114(後述
する)を介して、クロック再生部109に入力する。ク
ロック再生部109は、DNE側受信DS1信号から、
クロック(DNEクロック:図1の、DNEからのクロ
ック#2に対応する)を再生する。
【0028】次に、フレーム同期/シグナリング抽出部
110は、クロック再生部109が再生したDNEクロ
ックに基づいて、DNE側受信DS1信号に対してフレ
ーム同期を確立することにより、DNE側受信DS1信
号の各フレーム(=125μsec)を構成する24チ
ャネルからなるDS0データ群とシグナリングデータと
を分離する。
【0029】次に、非同期クロック変換部(DS0)1
11d及び非同期クロック変換部(シグナリング)11
1sは、それぞれ、上述の分離されたDS0データ群及
びシグナリングデータに対して、現(カレント)DNE
側ユニット105が終端するDS1回線より抽出された
DNEクロックからRDTクロックへの乗せ換え処理を
実行する。この結果、現DNE側ユニット105が終端
するDS1回線より抽出されたDNEクロックに同期し
ていたDS0データ群及びシグナリングデータは、RD
T101のマスタークロックであるRDTクロックに同
期するようになる。
【0030】非同期クロック変換部(DS0)111d
から出力されたDS0データ群と、非同期クロック変換
部(シグナリング)111sから出力されたシグナリン
グデータは、クロスコネクト部107(受信側)に入力
する。このクロスコネクト部107(受信側)には、#
1〜#nの各DNE側ユニット105から、DS0デー
タ群とシグナリングデータのペアが入力される。
【0031】このようにして、クロスコネクト部107
(受信側)は、各DNE側ユニット105が終端するD
S1回線上のDS0データ及びシグナリングデータに対
し、共通のRDTクロックに基づいてクロスコネクト処
理を実行することが可能となる。
【0032】一方、クロスコネクト部107(送信側)
から出力される1組のDS0データ群とシグナリングデ
ータは、その組に対応するDNE側ユニット105に入
力する。
【0033】そして、このDNE側ユニット105にお
いて、上記1組のDS0データ群とシグナリングデータ
は、それぞれ、非同期クロック変換部(DS0)112
d及び非同期クロック変換部(シグナリング)112s
に入力する。
【0034】非同期クロック変換部(DS0)112d
及び非同期クロック変換部(シグナリング)112s
は、それぞれ、クロスコネクト部107(送信側)から
出力されるDS0データ群及びシグナリングデータに対
して、RDTクロックから現DNE側ユニット105が
終端するDS1回線から抽出されたDNEクロックへの
乗せ換え処理を実行する。この結果、RDTクロックに
同期していたDS0データ群及びシグナリングデータ
は、現DNE側ユニット105が終端するDS1回線か
ら抽出されたDNEクロックに同期するようになる。こ
のようにして、各DNE側ユニット105が終端するD
S1回線に関して、ループタイミングが保証される。
【0035】次に、フレーム生成/シグナリング挿入部
113は、非同期クロック変換部(DS0)112dか
ら出力された24チャネルからなるDS0データ群と、
非同期クロック変換部(シグナリング)112sから出
力されたシグナリングデータとから、DNE側送信DS
1信号を構成する各フレームを生成する。
【0036】フレーム生成/シグナリング挿入部113
から出力されるDNE側送信DS1信号は、セレクタ1
15(後述する)を介して、現DNE側ユニット105
に対応するDS1回線に出力される。
【0037】続いて、CPE側ユニット106について
説明する。前述したように、CPE側ユニット106
は、RDT101と単数又は複数のCPE104とを接
続する#1〜#nのDS1回線ペアに対応して、#1〜
#nのn個が存在する。そして、クロスコネクト部10
7(受信側)から出力される1組のDS0データ群とシ
グナリングデータは、その組に対応するCPE側ユニッ
ト106に入力する。
【0038】そして、このCPE側ユニット106にお
いて、フレーム生成/シグナリング挿入部116は、ク
ロスコネクト部107(受信側)から出力された24チ
ャネルからなるDS0データ群及びシグナリングデータ
から、CPE側送信DS1信号を構成する各フレームを
生成する。
【0039】フレーム生成/シグナリング挿入部116
から出力されるCPE側送信DS1信号は、セレクタ1
20(後述する)を介して、現CPE側ユニット106
に対応するDS1回線に出力される。
【0040】このようにして、CPE104に向かうD
S1回線に出力されるCPE側送信DS1信号は、RD
T101のマスタークロックであるRDTクロックに同
期させられる。
【0041】一方、CPE104からRDT101に向
かう1本のDS1回線上を伝送されてきたCPE側受信
DS1信号は、そのDS1回線を終端しているCPE側
ユニット106に入力する。
【0042】このCPE側ユニット106において、C
PE側受信DS1信号は、まず、セレクタ121(後述
する)を介して、クロック再生部117に入力する。ク
ロック再生部117は、CPE側受信DS1信号から、
クロック(CPEクロック:図1の、CPEからのクロ
ック#3に対応する)を再生する。
【0043】次に、フレーム同期/シグナリング抽出部
118は、クロック再生部117が再生したCPEクロ
ックに基づいて、CPE側受信DS1信号に対してフレ
ーム同期を確立することにより、CPE側受信DS1信
号の各フレームを構成する24チャネルからなるDS0
データ群とシグナリングデータとを分離する。
【0044】次に、非同期クロック変換部(DS0)1
19d及び非同期クロック変換部(シグナリング)11
9sは、それぞれ、上述の分離されたDS0データ群及
びシグナリングデータに対して、現CPE側ユニット1
06が終端するDS1回線より抽出されたCPEクロッ
クからRDTクロックへの乗せ換え処理を実行する。こ
の結果、現CPE側ユニット106が終端するDS1回
線より抽出されたCPEクロックに同期していたDS0
データ群及びシグナリングデータは、RDT101のマ
スタークロックであるRDTクロックに同期するように
なる。
【0045】非同期クロック変換部(DS0)119d
から出力されたDS0データ群と、非同期クロック変換
部(シグナリング)119sから出力されたシグナリン
グデータは、クロスコネクト部107(送信側)に入力
する。このクロスコネクト部107(送信側)には、#
1〜#nの各CPE側ユニット106から、DS0デー
タ群とシグナリングデータのペアが入力される。
【0046】このようにして、クロスコネクト部107
(送信側)は、各CPE側ユニット106が終端するD
S1回線上のDS0データ及びシグナリングデータに対
し、共通のRDTクロックに基づいてクロスコネクト処
理を実行することが可能となる。
【0047】続いて、クロスコネクト部107(受信
側)は、#1〜#nのDNE側ユニット105から出力
されるn組のDS0データ群のそれぞれを構成する24
チャネルのDS0データのそれぞれを、#1〜#nのC
PE側ユニット106に接続されるn本のリンク上の各
24個のチャネルの何れかに割り付ける。
【0048】また、クロスコネクト部107(受信側)
は、#1〜#nのDNE側ユニット105から出力され
るn組のシグナリングデータのそれぞれに対して、所定
の変換処理を実行した後、その結果得られる新たなn組
のシグナリングデータを、#1〜#nのCPE側ユニッ
ト106に転送する。
【0049】一方、クロスコネクト部107(送信側)
は、#1〜#nのCPE側ユニット106から出力され
るn組のDS0データ群のそれぞれを構成する24チャ
ネルのDS0データのそれぞれを、#1〜#nのDNE
側ユニット105に接続されるn本のリンク上の各24
個のチャネルの何れかに割り付ける。
【0050】また、クロスコネクト部107(送信側)
は、#1〜#nのCPE側ユニット106から出力され
るn組のシグナリングデータのそれぞれに対して、所定
の変換処理を実行した後、その結果得られる新たなn組
のシグナリングデータを、#1〜#nのDNE側ユニッ
ト105に転送する。
【0051】クロスコネクト部107(受信側)及びク
ロスコネクト部107(送信側)に対する各種設定動作
は、制御部108が実行する。一方、DNE103から
RDT101に向かう1本のDS1回線上を伝送されて
きたUn-channelized DS1信号は、そのDS1回線を終端
しているDNE側ユニット105に入力した後、そのユ
ニット内のセレクタ114でスイッチされ、RDT10
1からCPE104に向かう所定のDS1回線を終端し
ているCPE側ユニット106に直接送られ、そのユニ
ット内のセレクタ120からそのユニットが終端してい
るDS1回線に送出される。
【0052】逆に、CPE104からRDT101に向
かう1本のDS1回線上を伝送されてきたUn-channeliz
ed DS1信号は、そのDS1回線を終端しているCPE側
ユニット106に入力した後、そのユニット内のセレク
タ121でスイッチされ、RDT101からDNE10
3に向かう所定のDS1回線を終端しているDNE側ユ
ニット105に直接送られ、そのユニット内のセレクタ
115からそのユニットが終端しているDS1回線に送
出される。 <非同期クロック変換部の説明>次に、図2は、図1の
非同期クロック変換部(DS0)111d、112d、
又は119dの構成図である。
【0053】図2の構成が図1の非同期クロック変換部
(DS0)111dのものである場合は、入力側シリア
ルDS0データはフレーム同期/シグナリング抽出部1
10から出力されるDS0データ群に対応し、出力側パ
ラレルDS0データはクロスコネクト部107(受信
側)に出力され、書込みクロックWCLKはDNEクロ
ックに対応し、読出しクロックRCLKはRDTクロッ
クに対応する。
【0054】また、図2の構成が図1の非同期クロック
変換部(DS0)119dのものである場合は、入力側
シリアルDS0データはフレーム同期/シグナリング抽
出部118から出力されるDS0データ群に対応し、出
力側パラレルDS0データはクロスコネクト部107
(送信側)に出力され、書込みクロックWCLKはCP
Eクロックに対応し、読出しクロックRCLKはRDT
クロックに対応する。
【0055】更に、図2の構成が図1の非同期クロック
変換部(DS0)112dのものである場合は、図2の
シリアル/パラレル変換回路201は実装されず、クロ
スコネクト部107(送信側)のパラレルDS0データ
がそのままDPRAM202に入力され、出力側パラレ
ルDS0データはフレーム生成/シグナリング挿入部に
出力され、書込みクロックWCLKはRDTクロックに
対応し、読出しクロックRCLKはDNEクロックに対
応する。
【0056】なお、以下の説明では、シリアル/パラレ
ル変換回路201の有無と入力側シリアルDS0データ
に対する読替えが、暗黙のうちに行われるものとする。
図2の構成において、入力側シリアルDS0データはシ
リアル/パラレル変換回路201によって、8ビットパ
ラレルのDS0データ(以下、書込みデータという)に
変換された後、デュアルポートRAM(DPRAM)2
02の入力端子D0〜D7に入力する。
【0057】DPRAM202は、24チャネル×3フ
レーム分のDS0データ群を記憶することができる。D
PRAM202への書込みデータの書込みは、クロック
端子WCKに入力する書込みクロックWCLKに同期し
て、その書込みクロックWCLKに同期して書込みパル
ス発生回路(WPG)203から書込みアドレス端子W
AD0〜WAD6に入力される書込みアドレスに対して
実行される。
【0058】この場合に、WPG203は、3フレーム
のそれぞれに対応する上位アドレスブロックを決定する
3進カウンタと、各アドレスブロック内の24チャネル
分の各下位アドレスを決定する24進カウンタとを有し
ている。WPG203内の3進カウンタは、WPG20
3内の24進カウンタが1フレーム分=24チャネル分
のカウント動作を終了する毎に出力するキャリー信号に
よってカウントアップされ、書込みタイミングパルスW
TPによってリセットされる。この書込みタイミングパ
ルスWTPは、書込みクロックWCLKに同期したフレ
ームクロックの周期の3倍の周期を有するパルスであ
り、例えば、図1のフレーム同期/シグナリング抽出部
110又は118等において生成される(図3(a) 参
照)。
【0059】DPRAM202からのDS0データ(以
下、読出しデータという)の読出しは、クロック端子R
CKに入力する読出しクロックRCLKに同期して、そ
の読出しクロックRCLKに同期して読出しパルス発生
回路(RPG)204から読出しアドレス端子RAD0
〜RAD6に入力される読出しアドレスに対して実行さ
れる。
【0060】この場合に、RPG204は、WPG20
3と同様に、3フレームのそれぞれに対応する上位アド
レスブロックを決定する3進カウンタと、各アドレスブ
ロック内の24チャネル分の各下位アドレスを決定する
24進カウンタとを有している。RPG204内の3進
カウンタは、RPG204内の24進カウンタが1フレ
ーム分=24チャネル分のカウント動作を終了する毎に
出力するキャリー信号によって0〜2までサイクリック
にカウントアップされる。カウント値が2である場合に
キャリー信号が入力すると、カウント値は0に戻る。ま
た、カウント値が0に戻るタイミングで、RPG203
は、後述する位相制御部205に、読出しタイミングパ
ルスRTPを出力する(図3(e) 参照)。
【0061】上述の構成によって、図3(b) に示される
ように、順次入力する各フレームの書込みデータA1、
B1、C1、A2、B2、・・・がDPRAM202に
順次書き込まれ、図3(f) に示されるように、上記書込
み動作に対して非同期に、各フレームの読出しデータA
1、B1、C1、A2、B2、・・・がDPRAM20
2から順次読み出される。
【0062】上述のようにDPRAM202に対する書
込み動作と読出し動作は互いに非同期であるため、以下
に説明するStuff制御処理を実行する。まず、位相
制御部205は、図3(a) に示される書込みタイミング
パルスWTPの立上がりに同期してハイレベルに立ち上
がり所定時間後にローレベルに戻る、図3(c) に示され
るINC(インクリメント)タイミング信号を生成す
る。
【0063】また、位相制御部205は、書込みタイミ
ングパルスWTPに先行してハイレベルに立ち上がり、
書込みタイミングパルスWTPの立上がりに同期してロ
ーレベルに戻る、図3(d) に示されるDEC(ディクリ
メント)タイミング信号を生成する。
【0064】そして、位相制御部205は、図3(g) に
示される比較タイミング期間において、以下のStuf
f制御処理を実行する。即ち、図4(d) 及び(e) に示さ
れるように(図4(a) 〜(f) は図3(a) 〜(f)に対応す
る)、位相制御部205内の第1比較部206が、RP
G203から読出しタイミングパルスRTPが出力され
るタイミングにおいて、DECタイミング信号がハイレ
ベルとなっていることを検出すると、位相制御部205
内の出力制御部208は、RPG203に対して、DE
C信号を出力する。RPG203は、DEC信号を受信
すると、その内部の3進カウンタに対して、カウント値
1を強制的に設定する。
【0065】この結果、RPG203内の3進カウンタ
においてカウント値0の出力が抑制されることによっ
て、DPRAM202から次に読み出されるべき3フレ
ーム分の読出しデータのうち、先頭フレーム(図4(f)
のA3フレーム)が読み出されずに廃棄される。
【0066】このようにして、書込みクロックWCLK
に対して読出しクロックRCLKが徐々に遅れるような
場合には、非同期クロック変換部(DS0)によってフ
レーム単位での廃棄処理(DEC(ディクリメント)処
理)が実行される。
【0067】また、図5(d) 及び(e) に示されるように
(図5(a) 〜(f) は図3(a) 〜(f)に対応する)、位相
制御部205内の第2比較部207が、RPG203か
ら読出しタイミングパルスRTPが出力されるタイミン
グにおいて、INCタイミング信号がハイレベルとなっ
ていることを検出すると、位相制御部205内の出力制
御部208は、RPG203に対して、INC信号を出
力する。RPG203は、INC信号を受信すると、そ
の内部の3進カウンタに対して、カウント値2を強制的
に設定する。
【0068】この結果、RPG203内の3進カウンタ
においてカウント値2の出力が2回続くことによって、
前回DPRAM202から読み出された3フレーム分の
読出しデータのうち、最終フレーム(図5(f) のC5フ
レーム)が重複して読み出される。
【0069】このようにして、書込みクロックWCLK
に対して読出しクロックRCLKが徐々に進むような場
合には、非同期クロック変換部(DS0)によってフレ
ーム単位での重複処理(INC(インクリメンント)処
理)が実行される。
【0070】以上のようにして、非同期クロック変換部
(DS0)によって、書込みクロックWCLKから読出
しクロックRCLKへのDS0データの乗せ換え処理が
実現される。
【0071】次に、図1の非同期クロック変換部(シグ
ナリング)111s、112s、119sの機能構成
は、基本的には、上述の非同期クロック変換部(DS
0)111d、112d、又は119dの機能構成と同
じである。
【0072】但し、非同期クロック変換部(シグナリン
グ)111s、112s、119sには、1フレームあ
たり、4ビットのシグナリングビットと4ビットの他の
制御用ビットの8ビットからなる1つのパラレルデータ
が入力される。このため、図2に示されるシリアル/パ
ラレル変換回路201は必要なく、図2のDPRAM2
02は、3フレーム分=3アドレス分の記憶容量があれ
ばよい。従って、WPG203及びRPG203からD
PRAM202へは、それぞれが内蔵する3進カウンタ
のカウント値のみが、書込みアドレス又は読出しアドレ
スとして供給されればよい。 <クロスコネクト部の説明>図6は、図1のクロスコネ
クト部107(受信側)又はクロスコネクト部107
(送信側)におけるDS0データの処理部分の構成図で
ある。
【0073】前述のように、クロスコネクト部107
は、入力側の各DS1回線の各チャネルのデータ(入力
DS0データ)を、出力側の指定されたDS1回線の指
定されたチャネルのデータ(出力DS0データ)として
割り付けるクロスコネクト処理を実行する。
【0074】図6において、#Aと#Bの2つのデュア
ルポートRAM(DPRAM)602は、それぞれ、 1フレーム分×n本のDS1回線分=24×nバイト のDS0データを記憶することができる。
【0075】そして、#AのDPRAM602に1フレ
ーム分の入力DS0データが書き込まれているフレーム
期間においては、#BのDPRAM602から1フレー
ム分の出力DS0データが読み出されると共に、その読
出しが完了したアドレスに無効データ「−」が書き込ま
れることによりそのアドレスの内容がクリアされる。逆
に、#BのDPRAM602に1フレーム分の入力DS
0データが書き込まれているフレーム期間においては、
#AのDPRAM602から1フレーム分の出力DS0
データが読み出されると共に、その読出しが完了したア
ドレスに無効データ「−」が書き込まれることによりそ
のアドレスの内容がクリアされる。
【0076】なお、このクリア動作は、設定の変更によ
り今まで使用されていた出力チャネルが使用されなくな
った場合に、その出力チャネルに対応するDPRAM6
02のアドレスから、設定変更前に書き込まれた不要な
データが送出されてしまうことを防止するために実行さ
れる。
【0077】各DPRAM602では、図7に示される
ように、アドレス0〜n−1は、出力側の#1〜#nの
DS1回線の各第1チャネル(各第1タイムスロット)
のDS0データ#1−1、#2−1、#3−1、・・
・、#n−1に対応し、アドレスn〜2n−1は、出力
側の#1〜#nのDS1回線の各第2チャネル(各第2
タイムスロット)のDS0データ#1−2、#2−2、
#3−2、・・・、#n−2に対応し、以下、同様にし
て、最後のアドレス23n〜24n−1は、出力側の#
1〜#nのDS1回線の各第24チャネル(各第24タ
イムスロット)のDS0データ#1−24、#2−2
4、#3−24、・・・、#n−24に対応している。
【0078】今、RDTクロック(図1参照)に同期し
て書込みカウンタ(WC)607の出力カウント値WC
−Qが0〜24n−1までカウントアップする間に、入
力DS0データとして、図7の配置関係と同様の関係
で、#1〜#nのDS1回線の各第1チャネルのDS0
データ#1−1、#2−1、#3−1、・・・、#n−
1、#1〜#nのDS1回線の各第2チャネルのDS0
データ#1−2、#2−2、#3−2、・・・、#n−
2、・・・・・、#1〜#nのDS1回線の各第24チ
ャネルのDS0データ#1−24、#2−24、#3−
24、・・・、#n−24が、順次入力する。
【0079】そして、アクセルコントロールメモリ(A
CM)608には、図8に示されるように、WC607
の各出力カウント値WC−Q毎に、書込み動作を行って
いるDPRAM602に対して指定される書込みアドレ
スRWA(ランダムライトアドレス)を示すテーブル
が、図1の制御部108によって、図6に示される接続
更新データとして設定されている。
【0080】このようにして、入力側の各DS1回線の
1フレーム分の各チャネルの入力DS0データが、出力
側の各DS1回線の各チャネルに対応するDPRAM6
02内のアドレスの記憶領域に書き込まれる。
【0081】このDPRAM602の内容(図7)が、
次のフレーム期間において、RDTクロックに同期して
カウントアップするシリアルリードカウンタ(SRC)
609が出力するシリアルリードアドレスSRAによっ
て、アドレス0から順に読み出されることにより、入力
側の各DS1回線の各チャネルのデータを出力側の指定
されたDS1回線の指定されたチャネルのデータとして
割り付けるクロスコネクト処理が実現される。
【0082】図6の更に詳細な構成及び動作について説
明する。まず、フレーム切替回路606は、RDTクロ
ックに同期して、RDTクロックの24チャネル分をカ
ウントする毎、即ち各フレーム期間毎に、図9(a) に示
されるように、ローレベルとハイレベルが切り替わるフ
レーム切替信号を出力する。
【0083】このフレーム切替信号がハイレベルの期間
では、#Aのバッファ(BF)601がオンとなり、ま
た、#Aのセレクタ(SEL)603がa端子を介して
ACM608から入力するランダムライトアドレスRW
Aを選択しそれを#AのDPRAM602の書込み側の
アドレス入力端子AD及びストローブ端子STBに供給
する。
【0084】この結果、図9(a) に示されるフレーム期
間tにおいて、図9(d) に示されるように、RDTクロ
ックに同期してWC607の出力カウント値WC−Qが
0〜24n−1までカウントアップする間に、図9(b)
に示されるように順次入力される入力DS0データ(入
力DS0番号(#DS1回線番号−チャネル番号)は図
9(c) を参照)a,b,c,・・・,d,e,・・・,
fが、図9(e) に示されるようにACM608から順次
供給される各ランダムライトアドレスRWAに対応する
#AのDPRAM602の各記憶領域(出力DS0番号
(#DS1回線番号−チャネル番号)は図9(f) を参
照)に書き込まれる(図9(g) )。
【0085】フレーム切替信号がハイレベルの期間で
は、#Aのバッファ605はオフとなるため、無効デー
タ「−」は#AのDPRAM602には書き込まれな
い。また、フレーム切替信号がハイレベルの期間では、
#AのDPRAM602のリードイネーブル端子REの
入力状態はローレベルとなり、かつ#Aのバッファ60
4がオフとなるため、#AのDPRAM602からはデ
ータは読み出されない。
【0086】なお、各DPRAM602のライトイネー
ブル端子Wの入力状態は、常にハイレベルとなってい
る。また、フレーム切替信号がハイレベルの期間では、
#BのDPRAM602のリードイネーブル端子REの
入力状態はハイレベルとなり、#Bのバッファ604が
オンとなり、かつ、SRC609が出力するシリアルリ
ードアドレスSRAが、#BのDPRAM602の読出
し側のアドレス入力端子AD及びストローブ端子STB
に供給される。
【0087】この結果、図9(a) に示されるフレーム期
間tにおいて、図9(i) に示されるように、RDTクロ
ックに同期してSRC609が出力するシリアルリード
アドレスSRAが0〜24n−1まで変化する間に、そ
のアドレスに対応する#BのDPRAM602の各記憶
領域(出力DS0番号(#DS1回線番号−チャネル番
号)は図9(j) を参照)のデータが、図9(k) に示され
るように、出力DS0データとして順次読み出される
(図9(h) )。
【0088】また、フレーム切替信号がハイレベルの期
間では、#Bのバッファ601はオフ、#Bのバッファ
605はオンとなり、無効データ「−」が#BのDPR
AM602に入力する。更に、この場合に、#Bのセレ
クタ603がa端子を介してシリアルライトカウンタ
(SWC)611から入力するシリアルライトアドレス
SWAを選択しそれを#BのDPRAM602の書込み
側のアドレス入力端子AD及びストローブ端子STBに
供給する。
【0089】SWC611は、RDTクロックが遅延回
路(DL)610で1クロック分遅延させられて得られ
るクロックに従って、カウントアップする。従って、シ
リアルライトアドレスSWAのカウント値は、図9(m)
に示されるように、図9(i)に示されるシリアルライト
アドレスSWAのカウント値に対して1クロック分遅れ
たカウント値となっている。
【0090】このため、フレーム切替信号がハイレベル
のフレーム期間tでは、#BのDPRAM602におい
て、1クロック前に読出しが完了している記憶領域(出
力DS0番号(#DS1回線番号−チャネル番号)は図
9(n) を参照)に、図9(o)に示されるように、無効デ
ータ「−」が順次書き込まれる。これにより、読出しが
完了した#BのDPRAM602の内容をクリアするこ
とができる。
【0091】続いて、フレーム切替信号がローレベルと
なる図9(a) のフレーム期間t−1では、上述の#Aと
#Bの各部分の動作関係が全く逆になる。この結果、#
AのDPRAM602から1つ前のフレーム期間tで各
記憶領域に書き込まれた1フレーム分の出力DS0デー
タが読み出されるようになり、その読出しが完了したア
ドレスに無効データ「−」が書き込まれることによりそ
のアドレスの内容がクリアされ、また、#BのDPRA
M602には新たな1フレーム分の入力DS0データが
書き込まれるようになる。
【0092】以上のようにしてクロスコネクト処理が実
現される。
【0093】
【発明の効果】本発明によれば、複数の回線間のクロス
コネクト処理を統一された1つのマスタークロックに同
期して実現することができると同時に、複数のタイミン
グソースに同期する複数の回線のそれぞれに対してルー
プタイミングを保証することが可能となる。
【0094】また、本発明によれば、ユーザデータと制
御データとに対して独立して非同期クロック変換処理が
実行されることにより、ユーザデータと制御データの間
の伝送レートの相違を吸収することが可能となる。
【0095】更に、本発明によれば、選択的に通信デー
タを透過させることが可能となることにより、加入者系
伝送装置の機能を高めることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態の構成図である。
【図2】非同期クロック変換部の構成図である。
【図3】非同期クロック変換部の動作タイミングチャー
ト(その1)である。
【図4】非同期クロック変換部の動作タイミングチャー
ト(その2)である。
【図5】非同期クロック変換部の動作タイミングチャー
ト(その3)である。
【図6】クロスコネクト部の構成図である。
【図7】クロスコネクト部内DPRAMのデータ構成図
である。
【図8】ACMのデータ構成図である。
【図9】クロスコネクト部の動作タイミングチャートで
ある。
【図10】従来の加入者系伝送システムの構成図であ
る。
【図11】DS1エクステンションシステムの構成図で
ある。
【図12】DS1エクステンションシステムに要求され
るクロック同期機構の説明図である。
【符号の説明】
101 RDT 102 IDT 103 DNE 104 CPE 105 DNE側ユニット 106 CPE側ユニット 107 クロスコネクト部 108 制御部 109、117 クロック再生部 110、118 フレーム同期/シグナリング抽出
部 111d、112d、119d 非同期クロック変換
部(DS0) 111s、112s、119s 非同期クロック変換
部(シグナリング) 113、116 フレーム生成/シグナリング挿入
部 114、115、120、121 セレクタ 201 シリアル/パラレル変換回路 202 DPRAM 203 WPG 204 RPG 205 位相制御部 206 第1比較部 207 第2比較部 208 出力制御部 601、604、605 バッファ(BF) 602 DPRAM 603 セレクタ(SEL) 606 フレーム切替回路 607 WC 608 ACM 609 SRC 610 遅延回路(DL) 611 SWC
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04Q 11/04

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 網側装置と加入者側装置との間に設置さ
    れる加入者系伝送装置において、 複数のタイミングソースに同期する複数の回線を終端す
    る回線終端手段と、 前記回線終端手段が終端する前記複数の回線間でクロス
    コネクト処理を実行するクロスコネクト手段と、 互いに非同期のクロックに基づいて動作する前記回線終
    端手段と前記クロスコネクト手段の間で通信される通信
    データにつき、該通信データが同期するクロックの変換
    を行う非同期クロック変換手段と、 を含むことを特徴とする加入者系伝送装置。
  2. 【請求項2】 前記回線終端手段は、独立したタイミン
    グソースに同期して動作する網側装置が接続される回線
    を終端するものと、前記加入者系伝送装置に依存したタ
    イミングで動作する加入者側装置が接続される回線を終
    端するものとを含み、 前記非同期クロック変換手段は、前記網側装置が接続さ
    れる回線を終端する回線終端手段と前記クロスコネクト
    手段の間で相方向で通信される通信データのそれぞれに
    つき、該通信データが同期するクロックの変換を行うも
    のと、前記加入者側装置が接続される回線を終端する回
    線終端手段から前記クロスコネクト手段の方向へ通信さ
    れる通信データにつき、該通信データが同期するクロッ
    クの変換を行うものとを含む、 ことを特徴とする請求項1に記載の加入者系伝送装置。
  3. 【請求項3】 前記通信データは、ユーザデータと制御
    データとを含み、 前記非同期クロック変換手段は、前記ユーザデータ及び
    前記制御データのそれぞれに対して独立に、該各データ
    が同期するクロックの変換を行う、 ことを特徴とする請求項1又は2の何れか1項に記載の
    加入者系伝送装置。
  4. 【請求項4】 前記非同期クロック変換手段は、 所定の複数のチャネルデータからなるデータ群を1つの
    フレームとして、複数の前記フレーム分の前記通信デー
    タを記憶する記憶手段と、 入力側のクロックに同期して前記記憶手段に前記フレー
    ムを単位として前記通信データを順次書き込む書込み制
    御手段と、 出力側のクロックに同期して前記記憶手段から前記フレ
    ームを単位として前記通信データを順次読み出す読出し
    制御手段と、 前記入力側のクロックと前記出力側のクロックの位相関
    係を比較することにより、前記書込み制御手段又は前記
    読出し制御手段に対して前記フレームを単位として前記
    通信データの廃棄又は重複出力を指示する、スタッフ制
    御を実行する位相制御手段と、 を含むことを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項に
    記載の加入者系伝送装置。
  5. 【請求項5】 前記複数の回線終端手段の間で、前記ク
    ロスコネクト処理及び前記非同期クロック変換処理を実
    行せずに透過的に前記通信データを通信させる選択手段
    を更に含む、 ことを特徴とする請求項1乃至4の何れか1項に記載の
    加入者系伝送装置。
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