JP3445583B2 - フレキシブルプリント回路基板用コネクタ、これを備えたヘッドアクチュエータ、およびディスク装置 - Google Patents

フレキシブルプリント回路基板用コネクタ、これを備えたヘッドアクチュエータ、およびディスク装置

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JP3445583B2
JP3445583B2 JP2001200177A JP2001200177A JP3445583B2 JP 3445583 B2 JP3445583 B2 JP 3445583B2 JP 2001200177 A JP2001200177 A JP 2001200177A JP 2001200177 A JP2001200177 A JP 2001200177A JP 3445583 B2 JP3445583 B2 JP 3445583B2
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    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B5/00Recording by magnetisation or demagnetisation of a record carrier; Reproducing by magnetic means; Record carriers therefor
    • G11B5/48Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed
    • G11B5/4806Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed specially adapted for disk drive assemblies, e.g. assembly prior to operation, hard or flexible disk drives
    • G11B5/486Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed specially adapted for disk drive assemblies, e.g. assembly prior to operation, hard or flexible disk drives with provision for mounting or arranging electrical conducting means or circuits on or along the arm assembly

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  • Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)
  • Moving Of Heads (AREA)
  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、フレキシブルプ
リント回路基板同士を接続するコネクタ、このコネクタ
を備えたヘッドアクチュエータ、およびディスク装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、磁気ディスク装置は、ケース内
に配設された磁気ディスク、磁気ディスクを支持および
回転駆動するスピンドルモータ、磁気ヘッドを支持した
ヘッドアクチュエータ、ヘッドアクチュエータを駆動す
るボイスコイルモータ、基板ユニット等を備えて構成さ
れている。
【0003】ヘッドアクチュエータは、ケースに取り付
けられた軸受部と、軸受部から延出した複数のアーム
と、を備え、各アームには、サスペンションを介して磁
気ヘッドが取り付けられている。基板ユニットはメイン
フレキシブルプリント回路基板(以下メインFPCと称
する)を有し、このメインFPCの先端部は軸受部近傍
まで延出している。また、各磁気ヘッドは、アーム上に
設けられた中継フレキシブルプリント回路基板(以下中
継FPCと称する)の一端に接続され、中継FPCの他
端部はメインFPCに接続されている。従って、各磁気
ヘッドは、中継FPCおよびメインFPCを介して基板
ユニットに電気的に接続され、この基板ユニットによっ
て制御される。
【0004】上記のようにプリント回路基板同志を電気
的に接続する場合、つまり、各アームに設けられた中継
FPCとメインFPCとを電気的に接続する場合、各プ
リント回路基板に接続パッドを設けるとともに、この接
続パッドに予備半田層を形成し、これらのパッド同志を
対向配置する。この状態で、一方のプリント回路基板の
ベース層側から予備半田層を加熱することにより、予備
半田層を溶融させてパッド同志を電気的かつ機械的に接
続する。
【0005】中継FPCとメインFPCとの接続は圧着
による方法も考えられるが、磁気ディスク装置におい
て、この接続部は、ヘッドアクチュエータの回動動作に
伴って移動するとともに、振動、衝撃が作用する部分で
もあるため、接続の信頼性向上は不可欠であり、半田付
けが広く用いられている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】一般に、磁気ディスク
装置の組立工程において、上述したFPC間の半田付け
作業はクリーンルーム内で行われる。しかしながら、半
田付け作業では、半田ごてによって半田を溶融する工程
があり、その際、半田に含まれているフラックス等から
アウトガスが発生し、クリーンルーム内の雰囲気を汚染
してしまうとともに他の部品に悪影響を及ぼす恐れもあ
る。
【0007】また、中継FPCとメインFPCとの間の
半田付けは、非常に小さく細かな接続パッド部について
行う必要があり、確実で信頼性の高い半田付けを行える
か否かは作業者の熟練度の影響を受け易い。
【0008】更に、ヘッドアクチュエータの修理時に
は、接続部の半田を一旦外した後、再び半田付けする必
要がある。そのため、修理作業が面倒であるとともに、
修理完成度の低下を招き易い。また、現在使用されてい
る磁気ヘッドには、MR素子が利用されて、これらの磁
気ヘッドは非常に静電気に弱い。そのため、通常、ヘッ
ドアクチュエータおよびこれを備えた磁気ディスク装置
の組み立てにおいては、外部から磁気ヘッドへの大電流
の進入を防止する静電気破壊対策を施す必要がある。
【0009】この発明は以上の点に鑑みなされたもの
で、その目的は、フレキシブルプリント回路基板同志を
容易にかつ確実に接続することが可能なフレキシブルプ
リント回路基板用コネクタ、これを備えたヘッドアクチ
ュエータ、および磁気ディスク装置を提供することにあ
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、この発明に係るフレキシブルプリント回路基板用コ
ネクタは、回動アームの表面上に固定され、この回動ア
ームの先端部から回動基端部まで延びた第1フレキシブ
ルプリント回路基板と、上記回動アーム以外の部分から
上記回動基端部に向けて延出した第2フレキシブルプリ
ント回路基板と、を電気的に接続するフレキシブルプリ
ント回路基板用コネクタにおいて、上記第1フレキシブ
ルプリント回路基板の上記回動基端部側の端部に、導体
パターンの一部を露出させてなる複数の第1コンタクト
および複数の短絡コンタクトと、上記複数の短絡コンタ
クトに接触して上記導体パターンを閉ループとする短絡
片とを有した接続部を設け、それぞれ上記第1フレキシ
ブルプリント回路基板が設けられた2本の回動アーム
を、上記接続部同士が所定の隙間を持って対向するよう
に配置して、一対の接続部を有した雌コネクタを形成
し、上記雌コネクタに嵌合する凸部および押圧部と、こ
の凸部に露出して設けられているとともに上記第2フレ
キシブルプリント回路基板の導体パターンに接続された
第2コンタクトとを有した雄コネクタを、上記第2フレ
キシブルプリント回路基板に設け、上記雄コネクタの凸
部および押圧部を上記雌コネクタの接続部間に嵌合する
ことにより、雌コネクタの第1コンタクトと雄コネクタ
の第2コンタクトとを互いに圧接させて上記第1フレキ
シブルプリント回路基板と第2フレキシブルプリント回
路基板とを電気的に接続するとともに、上記押圧部によ
り上記短絡片を押圧して上記短絡コンタクトから離間さ
せ閉ループを解除することを特徴としている。
【0011】上記のように構成されたフレキシブルプリ
ント回路基板用コネクタによれば、第2フレキシブルプ
リント回路基板に設けられた雄コネクタの凸部および押
圧部を雌コネクタの接続部間に挿入し嵌合させるだけの
簡単な作業により、第1および第2フレキシブルプリン
ト回路基板を電気的に接続することができる。そのた
め、第1および第2フレキシブルプリント回路基板同士
を接続する際、半田付けが不要となり、クリーンルーム
の雰囲気を汚染することがなくなるとともに、熟練度も
不要となり作業者による完成度の格差を緩和することが
できる。
【0012】また、雌コネクタは、回動アームに設けら
れた第1フレキシブルプリント回路基板の接続部同士を
対向させることによって構成されているため、特別なコ
ネクタハウジング等を設ける必要がなく、構成の簡略化
を図ることができる。
【0013】また、各回動アームの第1フレキシブルプ
リント回路基板に設けられた接続部は、短絡コンタクト
およびこれらを短絡した短絡片を有し、回動アーム自体
で静電気破壊を防止するための短絡機構を備えているた
め、回動アーム単体の状態においても、第1フレキシブ
ルプリント回路基板に接続された電子部品の静電破壊を
確実に防止することができる。
【0014】更に、雌コネクタに雄コネクタを接続する
と、これに連動して、短絡片による短絡が解除され、第
1および第2メインフレキシブルプリント回路基板を電
気的に接続することができる。また、雌コネクタから雄
コネクタを取り外した場合には、再び、各短絡片によっ
て第1フレキシブルプリント回路基板のに閉ループが形
成され、電子部品の静電破壊が防止される。
【0015】従って、雄、雌コネクタの挿抜により、静
電気破壊防止機能を容易に停止、再開することができ、
第1および第2フレキシブルプリント回路基板の接続性
を容易にしつつ、電子部品の交換などの修理も容易に行
うことが可能となる。
【0016】また、この発明に係るヘッドアクチュエー
タは、軸受部と、上記軸受部に取り付けられた回動基端
部と磁気ヘッドを支持した先端部とをそれぞれ有し、上
記軸受部から延出しているとともに互いに所定の隙間を
置いて対向した2本の回動アームと、各回動アームの表
面上に固定され、上記磁気ヘッドに電気的に接続されて
いるとともに上記磁気ヘッドから回動基端部まで延びた
第1フレキシブルプリント回路基板と、上記第1フレキ
シブルプリント基板に接続された第2フレキシブルプリ
ント回路基板と、上記第2フレキシブルプリント回路基
板に取り付けられた雄コネクタと、を備え、上記各第1
フレキシブルプリント回路基板は、上記回動基端部側の
端部に設けられているとともに、導体パターンの一部を
露出させてなる複数の第1コンタクトおよび複数の短絡
コンタクトと、上記複数の短絡コンタクトに接触して上
記導体パターンを閉ループとする短絡片とを有した接続
部を備え、上記2本の回動アームに設けられた第1フレ
キシブルプリント回路基板の接続部は所定の隙間を持っ
て互いに対向して雌コネクタを形成し、上記雄コネクタ
は、上記雌コネクタに脱着可能に嵌合する凸部および押
圧部と、この凸部に露出して設けられているとともに上
記第2フレキシブルプリント回路基板の導体パターンに
接続された第2コンタクトとを有し、上記雄コネクタの
凸部および押圧部を上記雌コネクタの接続部間に嵌合す
ることにより、雌コネクタの第1コンタクトと雄コネク
タの第2コンタクトとを互いに圧接させて上記第1フレ
キシブルプリント回路基板と第2フレキシブルプリント
回路基板とを電気的に接続するとともに、上記押圧部に
より上記短絡片を押圧して上記短絡コンタクトから離間
させ閉ループを解除することを特徴としている。
【0017】更に、この発明に係るディスク装置は、デ
ィスクと、上記ディスクに対して情報の記録再生を行う
ヘッドと、上記ヘッドを上記ディスクに対して移動自在
に支持したヘッドアクチュエータと、上記ヘッドに対し
て信号を入出力する基板ユニットと、上記基板ユニット
から延出しているとともに、上記ヘッドアクチュエータ
に接続されたメインフレキシブルプリント回路基板と、
上記メインフレキシブルプリント回路基板に取り付けら
れた雄コネクタと、を備え、上記ヘッドアクチュエータ
は、軸受部と、上記軸受部に取り付けられた回動基端部
とヘッドを支持した先端部とをそれぞれ有し、上記軸受
部から延出しているとともに互いに所定の隙間を置いて
対向した2本の回動アームと、各回動アームの表面上に
固定され、上記ヘッドに電気的に接続されているととも
に上記ヘッドから回動基端部まで延びた中継フレキシブ
ルプリント回路基板と、を備え、上記各中継フレキシブ
ルプリント回路基板は、上記回動基端部側の端部に設け
られているとともに、導体パターンの一部を露出させて
なる第1コンタクトおよび複数の短絡コンタクトと、上
記複数の短絡コンタクトに接触して上記導体パターンを
閉ループとする短絡片とを有した接続部を備え、これら
接続部は所定の隙間を持って互いに対向して雌コネクタ
を形成し、上記雄コネクタは、上記雌コネクタに脱着可
能に嵌合する凸部および押圧部と、この凸部に露出して
設けられているとともに上記メインフレキシブルプリン
ト回路基板の導体パターンに接続された第2コンタクト
とを有し、上記雄コネクタの凸部および押圧部を上記雌
コネクタの接続部間に嵌合することにより、雌コネクタ
の第1コンタクトと雄コネクタの第2コンタクトとを互
いに圧接させて上記中継フレキシブルプリント回路基板
とメインフレキシブルプリント回路基板とを電気的に接
続するとともに、上記押圧部により上記短絡片を押圧し
て上記短絡コンタクトから離間させ閉ループを解除する
ことを特徴としている。
【0018】このように構成されたディスク装置によれ
ば、メインフレキシブルプリント回路基板に設けられた
雄コネクタの凸部を雌コネクタの接続部間に挿入し嵌合
させるだけの簡単な作業により、中継フレキシブルプリ
ント回路基板およびメインフレキシブルプリント回路基
板を電気的に接続することができる。そのため、これら
のフレキシブルプリント回路基板同士を接続する際、半
田付けが不要となり、クリーンルームの雰囲気を汚染す
ることがなくなるとともに、熟練度も不要となり作業者
による完成度格差を緩和することができる。
【0019】また、雌コネクタは、回動アームに設けら
れた中継フレキシブルプリント回路基板の接続部同士を
対向させることによって構成されているため、軸受部に
回動アームを組み付けることにより、自動的に雌コネク
タが形成され、特別なコネクタハウジング等を設ける必
要がなく、構成の簡略化を図ることができる。
【0020】ヘッドアクチュエータの各アームの接続部
は、短絡コンタクトおよびこれらを短絡した短絡片を有
し、アーム自体で静電気破壊を防止するための短絡機構
を備えているため、組み立て前のアーム単体の状態にお
いても、ヘッドの静電破壊を確実に防止することができ
る。
【0021】更に、ヘッドアクチュエータの雌コネクタ
にメインフレキシブルプリント回路基板の雄コネクタを
接続すると、これに連動して、短絡片による短絡が解除
され、磁気ヘッドとメインフレキシブルプリント回路基
板とを電気的に接続することができる。また、ヘッドア
クチュエータの雌コネクタからメインフレキシブルプリ
ント回路基板の雄コネクタを取り外した場合には、再
び、各短絡片によって各ヘッドの回路が閉ループが形成
され、磁気ヘッドの静電破壊が確実に防止される。
【0022】従って、雄、雌コネクタの挿抜により、静
電気破壊防止機能を容易に停止、再開することができ、
ヘッドアクチュエータとメインフレキシブルプリント回
路基板との接続性を容易にしつつ、ヘッドアクチュエー
タのヘッド交換などの修理も容易に行うことが可能とな
る。
【0023】更に、雌コネクタを回転アームの回動基端
部側に設け、この雌コネクタに雄コネクタを接続する構
成とすることにより、ヘッドアクチュエータの回転中心
部にコネクタの重心を近づけ慣性モーメント低減および
アクセス速度の向上を図ることが可能となる。
【0024】
【発明の実施の形態】以下図面を参照しながら、この発
明を磁気ディスク装置としてのハードディスクドライブ
(以下HDDと称する)に適用した実施の形態について
詳細に説明する。
【0025】図1に示すように、HDDは、上面の開口
した矩形箱状のケース10と、複数のねじによりケース
にねじ止めされてケースの上端開口を閉塞する図示しな
いトップカバーと、を有している。
【0026】ケース10内には、磁気記録媒体としての
2枚の磁気ディスク12a、12b、これらの磁気ディ
スクを支持および回転させるスピンドルモータ13、磁
気ディスクに対して情報の記録、再生を行なう複数の磁
気ヘッド、これらの磁気ヘッドを磁気ディスク12a、
12bに対して移動自在に支持したヘッドアクチュエー
タ14、ヘッドアクチュエータを回動および位置決めす
るボイスコイルモータ(以下VCMと称する)16、磁
気ヘッドが磁気ディスクの最外周に移動した際、磁気ヘ
ッドを磁気ディスクから離間した位置に保持するランプ
ロード機構18、ヘッドクチュエータを退避位置に保持
するイナーシャラッチ機構20、およびプリアンプ等の
回路部品が実装されたフレキシブルプリント回路基板ユ
ニット(以下、FPCユニットと称する)17が収納さ
れている。
【0027】また、ケース10の外面には、FPCユニ
ット17を介してスピンドルモータ13、VCM16、
および磁気ヘッドの動作を制御する図示しないプリント
回路基板がねじ止めされ、ケースの底壁と対向して位置
している。
【0028】各磁気ディスク12a、12bは、例え
ば、直径65mm(2.5インチ)に形成され、上面お
よび下面に磁気記録層を有している。2枚の磁気ディス
ク12a、12bは、スピンドルモータ13の図示しな
いハブに互いに同軸的に嵌合されているとともにクラン
プばね21によりクランプされ、ハブの軸方向に沿って
所定の間隔をおいて積層されている。そして、磁気ディ
スク12a、12bは、スピンドルモータ13により所
定の速度で回転駆動される。
【0029】図1ないし図3に示すように、ヘッドアク
チュエータ14は、ケース10の底壁上に固定された軸
受組立体24を備えている。軸受部として機能する軸受
組立体24は、ケース10の底壁に立設された枢軸23
と、枢軸に一対の軸受を介して回転自在に支持された円
筒形状のハブ26と、を有している。ハブ26の上端に
は環状のフランジ29が形成され、下端部外周には図示
しないねじ部が形成されている。
【0030】また、ヘッドアクチュエータ14は、ハブ
26に取り付けられた4本のアーム27a、27b、2
7c、27dおよび2つのスペーサリング28a、28
bと、各アームに支持された4つの磁気ヘッド組立体3
0と、を備えている。
【0031】アーム26aないし26dの各々は、例え
ば、SUS304等のステンレス系の材料により、板厚
250μm程度の薄い平板状に形成され、その一端、つ
まり、基端には円形の透孔31が形成されている。
【0032】各磁気ヘッド組立体30は、板ばねによっ
て形成された細長いサスペンション32と、サスペンシ
ョンに固定された磁気ヘッド33と、を備えている。サ
スペンション32は、板厚60〜70μmの板ばねによ
り構成され、その基端がスポット溶接あるいは接着によ
りアーム27aないし27dの先端に固定され、アーム
から延出している。
【0033】各磁気ヘッド33は、図示しないほぼ矩形
状のスライダとこのスライダに形成された記録再生用の
MR(磁気抵抗)ヘッドとを有し、サスペンション32
の先端部に形成されたジンバル部に固定されている。ま
た、各磁気ヘッド33は、図示しない4つの電極を有し
ている。なお、サスペンション32は、アームと同一の
材料によりアームと一体的に形成されていてもよい。ま
た、各サスペンション30およびアームは、この発明に
おける回動アームを構成している。
【0034】一方、図2および図3に示すように、ヘッ
ドアクチュエータ14の各磁気ヘッド33は、それぞれ
中継フレキシブルプリント回路基板(以下、中継FPC
と称する)62を介して後述するメインFPC42に電
気的に接続される。第1フレキシブルプリント回路基板
として機能する中継FPC62は、ヘッドアクチュエー
タ14の各アームおよびサスペンション32の表面に貼
り付け固定され、サスペンションの先端からアームの回
動基端に亘って延びている。
【0035】中継FPC62は、全体として細長い帯状
に形成され、その先端は磁気ヘッド33に電気的に接続
されているとともに、その基端部は接続部64を構成し
ている。中継FPC62は、ポリイミド等の絶縁材から
なるベース層と、ベース層上に形成された銅箔からなる
導体パターンと、パッド部を除き、導体パターンに重ね
てベース層上に形成されたソルダレジスト層と、を有し
ている。
【0036】そして、中継FPC62の先端部に設けら
れた図示しないパッド部に磁気ヘッド33の電極が半田
付けされている。また、図2ないし図4に示すように、
中継FPC62の接続部64は、導体パターンの一部を
露出させてなる複数の第1コンタクト65を有し、アー
ムの回動基端部において、アームの側縁に隣接して設け
られている。各接続部64は、4本の細長い第1コンタ
クト65を有し、これらの第1コンタクトは、アームの
長手方向とほぼ直交する方向、つまり、アームの側縁と
ほぼ直行する方向に延びているとともに、アームの長手
方向に所定の隙間を置いて並んでいる。
【0037】また、各接続部64は、第1コンタクト6
5と並んで設けられた一対の短絡コンタクト80を有
し、これらの短絡コンタクトは、2つの第1コンタクト
65にそれぞれ接続されている。更に、接続部64に
は、金属からなりばね性を有した短絡片82が固定され
ている。この短絡片82は、その先端部が一対の短絡コ
ンタクト80に弾性的に押し付けられ、これらの短絡片
82を電気的に導通、つまり、短絡している。したがっ
て、磁気ヘッド33から延びている中継FPC62の導
体パターンを閉ループとなり、ヘッドアーム単体におい
て、磁気ヘッド33への過大電流侵入を防止し、磁気ヘ
ッドの静電気破壊を防止することができる。このよう
に、短絡コンタクト80および短絡片82は、磁気ヘッ
ド33の静電気破壊を防止するための短絡機構を構成し
ている。なお、図4では、アーム27bを代表して示し
たが、他のアーム27a、27c、27dに設けられた
接続部64も上記と同様に構成されている。
【0038】このように磁気ヘッド組立体30および中
継FPC62が取り付けられた4本のアーム27a、2
7b、27c、27dは、透孔31にハブ26を挿通す
ることにより、フランジ27上に積層された状態でハブ
の外周に嵌合されている。また、スペーサリング28a
は、アーム27a、27b間、およびスペーサリング2
8bは、アーム27c、27d間にそれぞれ挟まれた状
態でハブ26の外周に嵌合されている。
【0039】ハブ26の外周に嵌合された4本のアーム
27aないし27d、および2つのスペーサリング28
a、28bは、ハブ26のねじ部に螺合された図示しな
いナットとフランジ29との間に挟持され、ハブ26の
外周上に固定保持されている。それにより、4本のアー
ム27aないし27dは、所定の間隔を置いて互いに平
行に位置しているとともにハブ26から同一の方向へ延
出している。
【0040】アーム27a、27bに取り付けられた磁
気ヘッド組立体30の磁気ヘッド33は互いに向かい合
って位置し、また、アーム27c、27dに取り付けら
れた磁気ヘッド組立体30の磁気ヘッド33は互いに向
かい合って位置している。そして、アーム27aないし
27dおよびこれらのアームに固定された磁気ヘッド組
立体30は、ハブ26と一体的に回動可能となってい
る。
【0041】また、図2および図3に示すように、アー
ム27a、27bに取り付けられた中継FPC62の接
続部64は、アームの回動基端部において、互いに所定
の隙間を置いて対向し、後述するメインFPCを接続す
るための雌コネクタ66を構成している。同様に、アー
ム27c、27dに取り付けられた中継FPC62の接
続部64は、アームの回動基端部において、互いに所定
の隙間を置いて対向し、メインFPCを接続するための
雌コネクタ66を構成している。
【0042】図2に示すように、各スペーサリング28
a、28bは、対応するアームの回動基端部側縁に向か
って中継FPC62の接続部64近傍まで延出した延出
部29を有している。また、延出部29には、アームの
側縁まで突出した一対の当接部25が形成されている。
これら一対の当接部25は、アームの延出方向に沿って
互いに所定間隔だけ離間し、接続部64の両側に位置し
ている。従って、アーム27aないし27dおよびスペ
ーサリング28a、28bを軸受組立体24のハブ26
に組み付けた状態において、各スペーサリングの延出部
29および一対の当接部25は、アームの側縁側を除い
て、隣接対向する2つの接続部64の周囲を囲んで位置
している。なお、各スペーサリング28a、28bの一
方の当接部25には、後述する雄コネクタをねじ止めす
るためのねじ孔25aが形成されている。
【0043】また、スペーサリング28bは、アーム2
7aないし27dと反対方向へ延出した支持フレーム3
4を有し、合成樹脂等によって一体に整形されている。
支持フレーム34には、VCM16の一部を構成するボ
イスコイル36が埋め込まれている。この支持フレーム
34からはピン状の2本の第3コンタクト35が突出
し、雌コネクタ66と並んで位置している。これらの第
3コンタクト35は、支持フレーム34内に埋め込まれ
た図示しない配線を介してボイスコイル36に電気的に
接続されている。
【0044】図1からよくわかるように、上記のように
構成されたヘッドアクチュエータ14をケース10に組
み込んだ状態において、磁気ディスク12aはアーム2
7a、27b間に位置し、また、磁気ディスク12bは
アーム27c、27d間に位置している。
【0045】そして、HDDの動作時、アーム27a、
27bに取り付けられた磁気ヘッド33は、磁気ディス
ク12aの上面および下面にそれぞれ対向し、磁気ディ
スク12aを両面側から挟持する。同様に、アーム27
c、27dに取り付けられた磁気ヘッド33は、磁気デ
ィスク12bの上面および下面にそれぞれ対向し、磁気
ディスク12bを両面側から挟持する。
【0046】また、ヘッドアクチュエータ14をケース
10に組み込んだ状態において、支持フレーム34に固
定されたボイスコイル36は、ケース10上に固定され
た一対のヨーク38間に位置し、これらのヨークおよび
一方のヨークに固定された図示しない磁石とともにVC
M16を構成している。そして、ボイスコイル36に通
電することにより、ヘッドアクチュエータ14が回動
し、磁気ヘッド33は磁気ディスク12a、12bの所
望のトラック上に移動および位置決めされる。
【0047】図1ないし図4に示すように、基板ユニッ
ト17は、ケース10の底壁上に固定された矩形状の基
板本体40を有し、この基板本体上には、複数の電子部
品およびコネクタ等が実装されている。また、基板ユニ
ット17は、基板本体40とヘッドアクチュエータ14
とを電気的に接続した帯状のメインフレキシブルプリン
ト回路基板(以下、メインFPCと称する)42を有し
ている。第2フレキシブルプリント回路基板として機能
するメインFPC42は基板本体40から延出し、その
延出端部の裏面には、メインFPC42とヘッドアクチ
ュエータ14とを電気的にコネクタ接続するための雄コ
ネクタ44が貼り付けられている。なお、メインFPC
42は、フレキシブルプリント回路基板により基板本体
40と一体的に形成されている。
【0048】メインFPC42は、ポリイミド等の絶縁
材からなるベースフィルムと、ベースフィルム上に形成
された銅箔をパターニングすることにより構成された導
体パターンと、メインFPCの延出端部に位置した導体
パターンのパッド部を除いて、導体パターンおよびベー
スフィルム上に被覆された絶縁材からなるソルダレジス
ト層と、を有している。
【0049】図3および図5に示すように、メインFP
C42の導体パターンは、FPCの軸方向に沿って互い
に平行に延びる多数の導線45を有している。また、メ
インFPC42の延出端部には、磁気ヘッド33の数に
対応して4組の接続パッド郡46、およびボイスコイル
36に接続される2つのパッド部47が形成され、それ
ぞれ導線45を介して基板本体40に導通している。各
組の接続パッド郡46は、磁気ヘッド33の電極数およ
びヘッドICの極数に対応して4個づつ接続パッドを有
し、所定の配列、例えば、一定の間隔を置いてメインF
PC42の軸方向に直線状に並んで設けられている。ま
た、メインFPC42の延出端部には、この先端部をヘ
ッドアクチュエータ14の軸受組立体24にねじ止めす
るための透孔48が形成されている。
【0050】図3、図5、および図6に示すように、メ
インFPC42の延出端部に取り付けられた雄コネクタ
44は、矩形板状の基台50と、基台の一方の表面から
それぞれ垂直に突出した一対の矩形状の凸部52と、を
有し、合成樹脂等の絶縁材によって一体に整形されてい
る。基台50は0.5mm厚程度に形成され、その強度
を維持するため、ガラスを含有した合成樹脂により整形
されている。そして、メインFPC42の延出端部は、
基台50の他面上に貼付されている。
【0051】一対の凸部52は、それぞれヘッドアクチ
ュエータ14の雌コネクタ66に嵌合する寸法および形
状に形成され、所定の隙間を持って互いに平行に並んで
位置しているとともに、メインFPC43の長手方向に
沿って延びている。各凸部52は、基台50から垂直に
延出しているとともにメインFPC42の長手方向に延
びた一対の接続面54を有し、これらの接続面は所定の
間隔を置いて対向している。また、各接続面54には、
それぞれ基台50に対して垂直に延びた6本の係合溝5
5が形成され、メインFPC42の長手方向に所定の間
隔を置いて並んでいる。
【0052】そして、各係合溝55には、ヘッドアクチ
ュエータ14の中継FPC62と導通するための細長い
棒状の第2コンタクト56が嵌合され、係合溝に沿って
延びているとともに接続面54から僅かに突出してい
る。更に、各第2コンタクト56は、基台50およびメ
インFPC42を貫通してメインFPCから突出し、メ
インFPCの対応するパッド郡46の各パッド部に半田
付けされている。これにより、各凸部52に設けられた
合計8本の第2コンタクト56は、メインFPC42の
導体パターンにそれぞれ電気的に接続されている。
【0053】また、雄コネクタ44は、基台50の一方
の表面からそれぞれ垂直に突出した一対の押圧突起84
を有し、これらの押圧突起84は合成樹脂等の絶縁材に
よってそれぞれ凸部52と一体に整形されている。押圧
部として機能する各押圧突起84は凸部52に連続して
メインFPC43の長手方向に沿って延びている。
【0054】また、各押圧突起84は、基台50から垂
直に延出した一対の押圧爪85を有し、これらの押圧爪
は所定の間隔を置いて対向している。そして、これらの
押圧爪85は、雄コネクタ44をヘッドアクチュエータ
14の雌コネクタ66に接続した際、対応する短絡片8
2を短絡コンタクト80から離間する方向に押圧し、短
絡を解除、つまり、中継FPC64の閉ループを解除す
る短絡解除部として機能する。
【0055】雄コネクタ44には、ボイスコイル36へ
通電するための第4コンタクトが設けられ、ハイブリッ
ド化されている。すなわち、基台50には一対の貫通孔
58が形成され、各貫通孔内には、その内周面に沿って
第4コンタクト60が設けられている。各第4コンタク
ト60は、メインFPC42を貫通してメインFPCか
ら突出し、メインFPCの対応するパッド部47に半田
付けされている。これにより、2本の第4コンタクト6
0は、メインFPC42の導体パターンにそれぞれ電気
的に接続されている。
【0056】なお、雄コネクタ44の基台50には、メ
インFPC42と共に雄コネクタをヘッドアクチュエー
タ14にねじ止めするための透孔61が形成され、メイ
ンFPCの透孔48と整列している。
【0057】このように構成された雄コネクタ44が取
り付けられたメインFPC42をヘッドアクチュエータ
14に接続する場合には、図3、図7、および図8に示
すように、一対の凸部52をそれぞれ対応する雌コネク
タ66内に挿入して嵌合する。その際、スペーサリング
28a、28bにそれぞれ設けられた一対の当接部25
をガイドとして凸部52および押圧突起84を挿入す
る。これにより、各凸部52および押圧突起84は、雌
コネクタ66に対し所定位置に位置決めされた状態で、
つまり、一対の当接部25により、アームの長手方向C
に沿った位置を位置決めされた状態で嵌合される。それ
により、各凸部52に設けられた第2コンタクト56が
雌コネクタ66の対向する第1コンタクト65に圧接さ
れて導通し、中継FPC62とメインFPC42とが電
気的に接続される。
【0058】また、雄コネクタ44をヘッドアクチュエ
ータ14の雌コネクタ66に接続する際、同時に、支持
フレーム34から突出した2本の第3コンタクト35が
雄コネクタの貫通孔58に挿入し嵌合する。それによ
り、各第3コンタクト35は、貫通孔58内に設けられ
た第4コンタクト60に圧接して導通し、ボイスコイル
36とメインFPC42とが電気的に接続される。
【0059】更に、図9に示すように、雄コネクタ44
をヘッドアクチュエータ14の雌コネクタ66に接続す
ると、各凸部52の第2コンタクト56が雌コネクタ6
6の第1コンタクト65に圧接されて完全に導通した
後、雄コネクタ44に設けられた各押圧突起84の各押
圧爪85が対応する短絡片82と短絡コンタクト80と
の間に押し込まれる。そのため、各短絡片82は押圧爪
85によって押されて弾性変形し、短絡コンタクト80
から離間する。その結果、各接続部64における一対の
短絡コンタクト80の短絡が解除され、磁気ヘッド33
および中継FPC62の閉ループが解除されて開放状態
となる。この際、既に磁気ヘッド33はコ雄コネクタ4
4との接続が完了しているため、閉ループは別な形で提
供され、静電気破壊を生じることはない。
【0060】そして、雄コネクタ44をヘッドアクチュ
エータ14に接続した後、メインFPC42の透孔48
および雄コネクタの透孔61を通して、ねじ70をスペ
ーサリング28bの当接部25に形成されたねじ孔25
aへねじ込み、雄コネクタ44を軸受組立体24にねじ
止め固定する。これにより、ヘッドアクチュエータ14
に対するメインFPC42の接続作業が終了する。
【0061】なお、HDDのメインテナンス、あるいは
修理等を行うために、ヘッドアクチュエータ14の雌コ
ネクタ66からメインFPC42の雄コネクタ44を取
り外した場合、まず、雄コネクタの各押圧突起84が雌
コネクタ66の短絡片82から離間する。そのため、各
短絡片82は自身の弾性により再び一対の短絡コンタク
ト80に接触して磁気ヘッド33および中継FPC62
の回路を閉ループとする。
【0062】そして、このように閉ループが形成され、
磁気ヘッドの静電破壊が防止された後、各凸部52の第
2コンタクト56が雌コネクタ66の第1コンタクト6
5から離間し、これら第1および第2コンタクト間の接
続が解除される。
【0063】以上のように構成されたHDDによれば、
メインFPC42に設けられた雄コネクタ44の凸部5
2をヘッドアクチュエータ14に設けられた雌コネクタ
66の接続部64間に挿入し嵌合させるだけの簡単な作
業により、中継FPC62およびメインFPC42を電
気的に接続することができる。そのため、これらのFP
C同士を接続する際、半田付けが不要となり、クリーン
ルームの雰囲気を汚染することがなくなるとともに、熟
練度も不要となり作業者による完成度格差を緩和するこ
とができる。その結果、組立作業時間を短縮し製造効率
の向上および製造コストの低減を図ることができるとと
もに、接続の信頼性を向上することが可能となる。
【0064】また、雌コネクタ66は、アームに設けら
れた中継FPCの接続部64同士を対向させることによ
って構成されているため、軸受組立体24にアームを組
み付けることにより、自動的に雌コネクタ66を形成す
ることができる。また、スペーサリング28a、28b
に設けた当接部25により雌コネクタ66のハウジング
を兼用することができ、コネクタ専用の特別なハウジン
グ等を設ける必要がなく、構成の簡略化を図ることがで
きる。
【0065】スペーサリング28a、28bに設けた当
接部25により雄コネクタ44を雌コネクタ66に対し
位置決めすることによって、第1および第2コンタクト
65、56を正確に導通させることができる。これによ
り、コンタクトの狭ピッチ化を実現し、コネクタの小型
化を図ることが可能となる。また、ねじ止め固定するこ
とにより振動、衝撃、およびヘッドアクチュエータの回
転から受ける外れ防止に対する信頼性を向上させること
ができる。
【0066】また、ヘッドアクチュエータ14の各アー
ムの接続部64は、短絡コンタクト80およびこれらを
短絡した短絡片82を有し、アーム自体で静電気破壊を
防止するための短絡機構を備えているため、組み立て前
のアーム単体の状態においても、磁気ヘッド33の静電
破壊を確実に防止することができる。
【0067】更に、ヘッドアクチュエータ14の雌コネ
クタ66にメインFPC42の雄コネクタ44を接続す
ると、これに連動して、短絡片82による短絡が解除さ
れ、磁気ヘッド33とメインFPCとを電気的に接続す
ることができる。また、ヘッドアクチュエータ14の雌
コネクタ66からメインFPC42の雄コネクタ44を
取り外した場合には、再び、各短絡片82によって各磁
気ヘッドの回路が閉ループが形成され、磁気ヘッドの静
電破壊が確実に防止される。
【0068】従って、雄、雌コネクタ44、66の挿抜
により、静電気破壊防止機能を容易に停止、再開するこ
とができ、ヘッドアクチュエータ14とメインFPC4
2との接続性を容易にしつつ、ヘッドアクチュエータの
磁気ヘッド交換などの修理も容易に行うことが可能とな
る。
【0069】更に、雌コネクタ66をアームの回動基端
部側に設け、この雌コネクタに雄コネクタ44を接続す
る構成とすることにより、ヘッドアクチュエータ14の
回転中心部にコネクタの重心を近づけ慣性モーメント低
減およびアクセス速度の向上を図ることが可能となる。
【0070】また、上記実施の形態によれば、雄コネク
タ44にボイスコイル34とメインFPC42とを接続
するための第4コンタクト60を設けることにより、雄
コネクタ44をハイブリッド化することができ、1つの
コネクタで中継FPC62およびボイスコイル36をメ
インFPC42に接続することができる。従って、ヘッ
ドアクチュエータ14に対するメインFPC42の接続
を完全にコネクタ化することができ、一層接続作業を容
易に行うことが可能となる。
【0071】なお、この発明は上述した実施の形態に限
定されることなく、この発明の範囲内で更に種々変形可
能である。例えば、上述した実施の形態では、回動アー
ムを4本備えた構成について説明したが、この発明は、
回動アームが偶数であれば適用することができ、回動ア
ームを2本あるいは6本以上としてもよい。
【0072】
【発明の効果】以上詳述したように、この発明によれ
ば、フレキシブルプリント回路基板同志を容易にかつ確
実に接続できるとともに、磁気ヘッドの静電破壊を確実
に防止でき、更に、修理、メインテナンスが容易なフレ
キシブルプリント回路基板用コネクタ、これを備えたヘ
ッドアクチュエータ、およびディスク装置を提供するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態に係るHDDの内部を示
す斜視図。
【図2】上記HDDに設けられたヘッドアクチュエータ
の分解斜視図。
【図3】上記ヘッドアクチュエータの斜視図。
【図4】上記ヘッドアクチュエータの各アームに設けら
れた接続部を示す平面図、断面図、および斜視図。
【図5】上記ヘッドアクチュエータの雄コネクタを示す
斜視図。
【図6】上記雄コネクタの断面図。
【図7】上記ヘッドアクチュエータの雌コネクタと雄コ
ネクタとの接続工程を概略的に示す断面図。
【図8】上記ヘッドアクチュエータの雌コネクタと雄コ
ネクタとの接続状態を概略的に示す断面図。
【図9】上記ヘッドアクチュエータの雌コネクタと雄コ
ネクタとの接続に応じた閉ループ解除工程を概略的に示
す断面図。
【符号の説明】
12a、12b…磁気ディスク 14…ヘッドアクチュエータ 16…ボイスコイルモータ 17…基板ユニット 24…軸受組立体 26a、26b、26c、26d…アーム 28a、28b…スペーサリング 30…磁気ヘッド組立体 33…磁気ヘッド 34…支持フレーム 35…第3コンタクト 36…ボイスコイル 42…メインFPC 44…雄コネクタ 50…基台 52…凸部 56…第2コンタクト 58…貫通孔 60…第4コンタクト 62…中継FPC 64…接続部 65…第1コンタクト 66…雌コネクタ 80…短絡コンタクト 82…短絡片 84…押圧突起 85…押圧爪
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G11B 21/02 601 G11B 25/04 101 H01R 13/707 H01R 12/26

Claims (18)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】回動アームの表面上に固定され、この回動
    アームの先端部から回動基端部まで延びた第1フレキシ
    ブルプリント回路基板と、上記回動アーム以外の部分か
    ら上記回動基端部に向けて延出した第2フレキシブルプ
    リント回路基板と、を電気的に接続するフレキシブルプ
    リント回路基板用コネクタにおいて、 上記第1フレキシブルプリント回路基板の上記回動基端
    部側の端部に、導体パターンの一部を露出させてなる複
    数の第1コンタクトおよび複数の短絡コンタクトと、上
    記複数の短絡コンタクトに接触して上記導体パターンを
    閉ループとする短絡片とを有した接続部を設け、 それぞれ上記第1フレキシブルプリント回路基板が設け
    られた2本の回動アームを、上記接続部同士が所定の隙
    間を持って対向するように配置して、一対の接続部を有
    した雌コネクタを形成し、 上記雌コネクタに嵌合する凸部および押圧部と、この凸
    部に露出して設けられているとともに上記第2フレキシ
    ブルプリント回路基板の導体パターンに接続された第2
    コンタクトとを有した雄コネクタを、上記第2フレキシ
    ブルプリント回路基板に設け、 上記雄コネクタの凸部および押圧部を上記雌コネクタの
    接続部間に嵌合することにより、雌コネクタの第1コン
    タクトと雄コネクタの第2コンタクトとを互いに圧接さ
    せて上記第1フレキシブルプリント回路基板と第2フレ
    キシブルプリント回路基板とを電気的に接続するととも
    に、上記押圧部により上記短絡片を押圧して上記短絡コ
    ンタクトから離間させ閉ループを解除することを特徴と
    するフレキシブルプリント回路基板用コネクタ。
  2. 【請求項2】上記各接続部の第1コンタクトは、上記回
    動アームの延出方向と交差する方向にそれぞれ延びてい
    るとともに、上記回動アームの延出方向に所定の隙間を
    置いて並んで設けられ、 上記複数の短絡コンタクトは、上記第1コンタクトと並
    んで設けられているとともに異なる第1コンタクトにそ
    れぞれ接続され、 上記凸部は上記雌コネクタの一対の接続部にそれぞれ対
    向した一対の接続面を有し、上記雄コネクタは、上記第
    1コンタクトに対応して上記凸部の各接続面に設けられ
    た複数の上記第2コンタクトを有し、 上記押圧部は、上記接続部の短絡片をそれぞれ押圧する
    一対の押圧爪を有していることを特徴とする請求項1に
    記載のフレキシブルプリント回路基板用コネクタ。
  3. 【請求項3】上記雄コネクタは、上記第2フレキシブル
    プリント回路基板の延出端部に固定されているとともに
    絶縁体で形成された基台を有し、 上記凸部および上記押圧部は上記基台から突出して設け
    られ、 上記凸部の各接続面に設けられた第2コンタクトは、上
    記第2フレキシブルプリント回路基板の導体パターンに
    接続されていることを特徴とする請求項2に記載のフレ
    キシブルプリント回路基板用コネクタ。
  4. 【請求項4】上記短絡片は弾性を有し、上記雌コネクタ
    から雄コネクタを外した際、上記短絡コンタクトと接触
    するように弾性変形可能に形成されていることを特徴と
    する請求項1ないし3のいずれか1項に記載のフレキシ
    ブルプリント回路基板用コネクタ。
  5. 【請求項5】上記押圧部は、上記雄コネクタを雌コネク
    タに接続する際、上記第1および第2コンタクトが互い
    に圧接した後、上記短絡片を押圧するとともに、上記雄
    コネクタを雌コネクタから外す際、上記第1および第2
    コンタクトの接続が解除される前、上記短絡片から離間
    する位置に設けられていることを特徴とする請求項1な
    いし4のいずれか1項に記載のフレキシブルプリント回
    路基板用コネクタ。
  6. 【請求項6】軸受部と、 上記軸受部に取り付けられた回動基端部と磁気ヘッドを
    支持した先端部とをそれぞれ有し、上記軸受部から延出
    しているとともに互いに所定の隙間を置いて対向した2
    本の回動アームと、 各回動アームの表面上に固定され、上記磁気ヘッドに電
    気的に接続されているとともに上記磁気ヘッドから回動
    基端部まで延びた第1フレキシブルプリント回路基板
    と、 上記第1フレキシブルプリント基板に接続された第2フ
    レキシブルプリント回路基板と、 上記第2フレキシブルプリント回路基板に取り付けられ
    た雄コネクタと、を備え、 上記各第1フレキシブルプリント回路基板は、上記回動
    基端部側の端部に設けられているとともに、導体パター
    ンの一部を露出させてなる複数の第1コンタクトおよび
    複数の短絡コンタクトと、上記複数の短絡コンタクトに
    接触して上記導体パターンを閉ループとする短絡片とを
    有した接続部を備え、 上記2本の回動アームに設けられた第1フレキシブルプ
    リント回路基板の接続部は所定の隙間を持って互いに対
    向して雌コネクタを形成し、 上記雄コネクタは、上記雌コネクタに脱着可能に嵌合す
    る凸部および押圧部と、この凸部に露出して設けられて
    いるとともに上記第2フレキシブルプリント回路基板の
    導体パターンに接続された第2コンタクトとを有し、 上記雄コネクタの凸部および押圧部を上記雌コネクタの
    接続部間に嵌合することにより、雌コネクタの第1コン
    タクトと雄コネクタの第2コンタクトとを互いに圧接さ
    せて上記第1フレキシブルプリント回路基板と第2フレ
    キシブルプリント回路基板とを電気的に接続するととも
    に、上記押圧部により上記短絡片を押圧して上記短絡コ
    ンタクトから離間させ閉ループを解除することを特徴と
    するヘッドアクチュエータ。
  7. 【請求項7】上記各接続部の第1コンタクトは、上記回
    動アームの延出方向と交差する方向にそれぞれ延びてい
    るとともに、上記回動アームの延出方向に所定の隙間を
    置いて並んで設けられ、 上記複数の短絡コンタクトは、上記第1コンタクトと並
    んで設けられているとともに異なる第1コンタクトにそ
    れぞれ接続され、 上記凸部は上記雌コネクタの一対の接続部にそれぞれ対
    向した一対の接続面を有し、上記雄コネクタは、上記第
    1コンタクトに対応して上記凸部の各接続面に設けられ
    た複数の上記第2コンタクトを有し、 上記押圧部は、上記接続部の短絡片をそれぞれ押圧する
    一対の押圧爪を有していることを特徴とする請求項6に
    記載のヘッドアクチュエータ。
  8. 【請求項8】上記雄コネクタは、上記第2フレキシブル
    プリント回路基板の延出端部に固定されているとともに
    絶縁体で形成された基台を有し、 上記凸部および上記押圧部は上記基台から突出して設け
    られ、 上記凸部の各接続面に設けられた第2コンタクトは、上
    記第2フレキシブルプリント回路基板の導体パターンに
    接続されていることを特徴とする請求項7に記載のヘッ
    ドアクチュエータ。
  9. 【請求項9】上記短絡片は弾性を有し、上記雌コネクタ
    から雄コネクタを外した際、上記短絡コンタクトと接触
    するように弾性変形可能に形成されていることを特徴と
    する請求項6ないし8のいずれか1項に記載のヘッドア
    クチュエータ。
  10. 【請求項10】上記押圧部は、上記雄コネクタを雌コネ
    クタに接続する際、上記第1および第2コンタクトが互
    いに圧接した後、上記短絡片を押圧するとともに、上記
    雄コネクタを雌コネクタから外す際、上記第1および第
    2コンタクトの接続が解除される前、上記短絡片から離
    間する位置に設けられていることを特徴とする請求項6
    ないし9のいずれか1項に記載のヘッドアクチュエー
    タ。
  11. 【請求項11】上記基台は、上記軸受部にねじ止めされ
    ていることを特徴とする請求項6ないし10のいずれか
    1項に記載のヘッドアクチュエータ。
  12. 【請求項12】上記軸受部は、上記2本の回動アーム間
    に挟持されたスペーサを備え、 上記スペーサは、上記雌コネクタに嵌合された上記凸部
    に当接し、上記雌コネクタに対して上記回動アームの延
    出方向に沿った上記凸部および押圧部の位置を位置決め
    する当接部を有していることを特徴とする請求項6ない
    し11のいずれか1項に記載のヘッドアクチュエータ。
  13. 【請求項13】上記軸受部から延出しているとともに回
    動駆動用のコイルが実装された支持フレームと、 上記支持フレームに設けられているとともに上記コイル
    に電気的に接続された第3コンタクトと、を備え、 上記雄コネクタは、上記第2フレキシブルプリント回路
    基板の導体パターンに接続されているとともに第3コン
    タクトに圧接され上記第2フレキシブルプリント回路基
    板と上記コイルとを電気的に接続した第4コンタクトを
    備えていることを特徴とする請求項6ないし12のいず
    れか1項に記載のヘッドアクチュエータ。
  14. 【請求項14】ディスクと、 上記ディスクに対して情報の記録再生を行うヘッドと、 上記ヘッドを上記ディスクに対して移動自在に支持した
    ヘッドアクチュエータと、 上記ヘッドに対して信号を入出力する基板ユニットと、 上記基板ユニットから延出しているとともに、上記ヘッ
    ドアクチュエータに接続されたメインフレキシブルプリ
    ント回路基板と、 上記メインフレキシブルプリント回路基板に取り付けら
    れた雄コネクタと、を備え、 上記ヘッドアクチュエータは、軸受部と、上記軸受部に
    取り付けられた回動基端部とヘッドを支持した先端部と
    をそれぞれ有し、上記軸受部から延出しているとともに
    互いに所定の隙間を置いて対向した2本の回動アーム
    と、各回動アームの表面上に固定され、上記ヘッドに電
    気的に接続されているとともに上記ヘッドから回動基端
    部まで延びた中継フレキシブルプリント回路基板と、を
    備え、 上記各中継フレキシブルプリント回路基板は、上記回動
    基端部側の端部に設けられているとともに、導体パター
    ンの一部を露出させてなる第1コンタクトおよび複数の
    短絡コンタクトと、上記複数の短絡コンタクトに接触し
    て上記導体パターンを閉ループとする短絡片とを有した
    接続部を備え、これら接続部は所定の隙間を持って互い
    に対向して雌コネクタを形成し、 上記雄コネクタは、上記雌コネクタに脱着可能に嵌合す
    る凸部および押圧部と、この凸部に露出して設けられて
    いるとともに上記メインフレキシブルプリント回路基板
    の導体パターンに接続された第2コンタクトとを有し、 上記雄コネクタの凸部および押圧部を上記雌コネクタの
    接続部間に嵌合することにより、雌コネクタの第1コン
    タクトと雄コネクタの第2コンタクトとを互いに圧接さ
    せて上記中継フレキシブルプリント回路基板とメインフ
    レキシブルプリント回路基板とを電気的に接続するとと
    もに、上記押圧部により上記短絡片を押圧して上記短絡
    コンタクトから離間させ閉ループを解除することを特徴
    とするディスク装置。
  15. 【請求項15】上記各接続部の第1コンタクトは、上記
    回動アームの延出方向と交差する方向にそれぞれ延びて
    いるとともに、上記回動アームの延出方向に所定の隙間
    を置いて並んで設けられ、 上記複数の短絡コンタクトは、上記第1コンタクトと並
    んで設けられているとともに異なる第1コンタクトにそ
    れぞれ接続され、 上記凸部は上記雌コネクタの一対の接続部にそれぞれ対
    向した一対の接続面を有し、上記雄コネクタは、上記第
    1コンタクトに対応して上記凸部の各接続面に設けられ
    た複数の上記第2コンタクトを有し、 上記押圧部は、上記接続部の短絡片をそれぞれ押圧する
    一対の押圧爪を有していることを特徴とする請求項14
    に記載の磁気ディスク装置。
  16. 【請求項16】上記雄コネクタは、上記第2フレキシブ
    ルプリント回路基板の延出端部に固定されているととも
    に絶縁体で形成された基台を有し、 上記凸部および上記押圧部は上記基台から突出して設け
    られ、 上記凸部の各接続面に設けられた第2コンタクトは、上
    記第2フレキシブルプリント回路基板の導体パターンに
    接続されていることを特徴とする請求項15に記載のデ
    ィスク装置。
  17. 【請求項17】上記短絡片は弾性を有し、上記雌コネク
    タから雄コネクタを外した際、上記短絡コンタクトと接
    触するように弾性変形可能に形成されていることを特徴
    とする請求項14ないし16のいずれか1項に記載のデ
    ィスク装置。
  18. 【請求項18】上記押圧部は、上記雄コネクタを雌コネ
    クタに接続する際、上記第1および第2コンタクトが互
    いに圧接した後、上記短絡片を押圧するとともに、上記
    雄コネクタを雌コネクタから外す際、上記第1および第
    2コンタクトの接続が解除される前、上記短絡片から離
    間する位置に設けられていることを特徴とする請求項1
    4ないし17のいずれか1項に記載のディスク装置。
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