JP3445349B2 - リフロー装置 - Google Patents

リフロー装置

Info

Publication number
JP3445349B2
JP3445349B2 JP04688594A JP4688594A JP3445349B2 JP 3445349 B2 JP3445349 B2 JP 3445349B2 JP 04688594 A JP04688594 A JP 04688594A JP 4688594 A JP4688594 A JP 4688594A JP 3445349 B2 JP3445349 B2 JP 3445349B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
furnace
conveyor
rail
furnace body
gas
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP04688594A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH07263858A (ja
Inventor
晴彦 小池
洋 武井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tamura Corp
Original Assignee
Tamura Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tamura Corp filed Critical Tamura Corp
Priority to JP04688594A priority Critical patent/JP3445349B2/ja
Publication of JPH07263858A publication Critical patent/JPH07263858A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3445349B2 publication Critical patent/JP3445349B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Electric Connection Of Electric Components To Printed Circuits (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本発明は、窒素ガス等の低酸素濃
度雰囲気中でリフローはんだ付けを行うリフロー装置に
関するものである。 【0002】 【従来の技術】図3に示されるように、従来のリフロー
装置にて炉体内への基板搬入および炉体内からの基板搬
出に使用されている基板搬送コンベヤ11は、左右一対の
コンベヤレール12にそれぞれ無端チェン13を移動自在に
嵌合し、この左右の無端チェン13から突出した搬送ピン
14に部品実装基板Pを係合して搬送する。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】前記コンベヤレール12
は、炉体内の高温雰囲気中にさらされるので熱により撓
みが生じ、これにより左右搬送ピン14の間隔が拡大した
場合は基板Pが脱落する問題がある。 【0004】本発明は、このような点に鑑みなされたも
ので、リフロー装置において基板の脱落につながるほど
のコンベヤレールの熱による撓みを防止することを目的
とするものである。 【0005】 【課題を解決するための手段】本発明は、炉体内で高温
の炉内雰囲気を循環させて、基板搬送コンベヤにより炉
体内に搬入された基板を加熱するリフロー装置におい
て、前記基板搬送コンベヤのコンベヤレール内に設けら
れ炉内雰囲気が必要とする不活性ガスをこのレールに沿
って供給するための少なくとも一つの長孔と、コンベヤ
レールの長孔から炉体の外部に開口された気体供給口
と、コンベヤレールの長孔から炉体の内部に開口された
気体吹出口とを具備した構成のリフロー装置である。 【0006】 【作用】本発明は、コンベヤレールの気体供給口からレ
ール内の長孔に、炉内雰囲気が必要とする不活性ガス
注入する。この不活性ガスは、コンベヤレール内の長孔
を通りながらコンベヤレールを冷却するとともに、コン
ベヤレールから熱を吸収して温度上昇してから気体吹出
口より炉体の内部に吹出す。 【0007】 【実施例】以下、本発明を図1に示される一実施例およ
び図2に示される他の実施例を参照して詳細に説明す
る。 【0008】図1(B)に示されるリフロー装置は、プ
リヒート用の複数の炉体21,22,23およびリフロー用の
複数の炉体24,25が一体的に設けられ、各炉体21,22,
23,24,25の中央部を貫通するようにして、部品実装基
板Pを搬送する基板搬送コンベヤ11が配置されている。 【0009】各炉体21,22,23,24,25の内部には、モ
ータ31により駆動される送風機(シロッコファン)32
と、炉内雰囲気を循環させるためにコンベヤ11の両側に
対称に設けられた送風案内板33と(なお、図ではコンベ
ヤ11の一側のみの送風案内板33を示す)、この送風案内
板33により炉体内の上部に案内された後に炉体内中央で
下向きに移動される炉内雰囲気を加熱して熱風とするヒ
ータ34とが、それぞれ配置されている。 【0010】そして、送風機32により循環されヒータ34
により加熱された高温の炉内雰囲気を、基板搬送コンベ
ヤ11により炉体内に搬入された基板Pに対し吹付けるこ
とにより、基板Pを加熱して基板上のソルダペーストを
溶融し、リフローはんだ付けを行う。 【0011】次に、前記基板搬送コンベヤ11は、図1
(A)に示されるように一対のコンベヤレール12(なお
一方のコンベヤレールは図示を省略する)の内側面に、
一方のレール端から他方のレール端にわたって2本のチ
ェン嵌合溝41が設けられ、この各チェン嵌合溝41に無端
チェン13の上側移行部および下側移行部を移動自在に嵌
合し、この無端チェン13から突出した搬送ピン14に部品
実装基板Pを係合して搬送する。 【0012】前記一対のコンベヤレール12の内部には、
炉内雰囲気が必要とする酸化防止用の不活性ガス(窒素
ガス)をこのレール12に沿って供給するための長孔42
が、各レール12のほぼ全長にわたり設けられている。こ
の長孔42の一端および他端は閉じられている。 【0013】図1(B)に示される位置a,bにて、コ
ンベヤレール12の長孔42から炉体の外部に気体供給口43
が開口され、また、図1(B)に示される位置c,dに
て、長孔42からリフロー用の炉体24の内部に気体吹出口
44が開口されている。 【0014】この炉体24は、各炉体21〜25のなかで最も
高温に加熱され、はんだ付け部を酸化するおそれも高い
ので、先ずこの炉体24内に不活性ガスを供給して酸素濃
度を低下させるために炉体24内に気体吹出口44が開口さ
れている。炉体24内の不活性ガスは、炉体間の基板搬送
開口を通して炉体23,25内へと供給される。 【0015】このような構成において、コンベヤレール
12の気体供給口43から長孔42に、炉内雰囲気が必要とす
る常温の不活性ガス(窒素ガス)を注入する。この常温
の不活性ガスは、長孔42を通りながら炉体21〜23内およ
び炉体25内の熱風にて加熱されたコンベヤレール12を冷
却するとともに、ガス自身はコンベヤレール12から熱を
吸収し、常温からリフロー炉体24内の高温雰囲気に悪影
響を与えない温度まで温度上昇して、気体吹出口44より
その炉体24内に吹出す。 【0016】次に、図2にエアミックス用の基板搬送コ
ンベヤを示す。この実施例は、コンベヤレール12内に二
つの長孔42a ,42b が設けられている。一方の長孔42a
は炉内雰囲気が必要とする一方の気体としての窒素ガス
などの不活性ガスを供給するためのものであり、他方の
長孔42b は炉内雰囲気が必要とする他方の気体としての
エアを供給するためのものである。 【0017】図1(B)に示される位置a,bにて、コ
ンベヤレール12の長孔42a ,42b から炉体の外部に気体
供給口43a ,43b が開口され、また、図1(B)に示さ
れる位置c,dにて、コンベヤレール12の長孔42a ,42
b から炉体24の内部に気体吹出口44a ,44b が開口され
ている。 【0018】そして、コンベヤレール12の気体供給口43
a ,43b からレール12内の二つの長孔42a ,42b に、炉
内雰囲気が必要とする常温の不活性ガス(窒素ガス)お
よびエアをそれぞれ注入する。この常温の不活性ガスお
よびエアは、長孔42a ,42bを通りながら炉体21〜23内
および炉体25内の熱風にて加熱されたコンベヤレール12
を冷却するとともに、不活性ガスおよびエア自身は、コ
ンベヤレール12から熱を吸収し、リフロー炉体24内の高
温雰囲気に悪影響を与えない温度まで温度上昇して、各
々の気体吹出口44a ,44b より炉体24内に吹出す。 【0019】この同時供給された不活性ガスおよびエア
はリフロー炉体24内で混合され(エアミックス)、炉体
24内が一定の酸素濃度に制御される。このエアミックス
方式は、エアを積極的に炉体24内へ注入することにより
自動制御される不活性ガスの供給流量も必然的に多くな
ることから、基板Pによる炉体内へのエア持込みなどに
よる炉体内酸素濃度の変動を小さく抑えることができる
メリットがある。 【0020】 【発明の効果】本発明によれば、炉体外部の気体供給口
からコンベヤレール内の長孔に供給される、炉内雰囲気
が必要とする不活性ガスにより炉体内の高温コンベヤレ
ールを冷却できるから、基板の脱落につながるほどのコ
ンベヤレールの熱による撓みを防止できる。同時に、前
不活性ガスはコンベヤレールから熱を吸収して温度上
昇し気体吹出口より炉体内部に吹出すから、この不活性
ガスを特別な加熱手段により温度上昇させなくても炉体
内のリフロー温度に悪影響を与えない効果がある。さら
に、炉内雰囲気が必要とする不活性ガスをコンベヤレー
ル内の長孔により炉体内に供給できるから、コンベヤレ
ールを有効利用して配管を節約できる利点もある。
【図面の簡単な説明】 【図1】(A)は本発明のリフロー装置に使用されてい
る基板搬送コンベヤの一例を示す基板幅方向の断面図、
(B)はそのリフロー装置の基板搬送方向の断面図であ
る。 【図2】同上基板搬送コンベヤの他の例を示す基板幅方
向の断面図である。 【図3】従来の基板搬送コンベヤの断面図である。 【符号の説明】 P 基板 11 基板搬送コンベヤ 12 コンベヤレール 24 炉体 42 長孔 43 気体供給口 44 気体吹出口
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H05K 3/34 B23K 1/008 B23K 1/012

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 炉体内で高温の炉内雰囲気を循環させ
    て、基板搬送コンベヤにより炉体内に搬入された基板を
    加熱するリフロー装置において、 前記基板搬送コンベヤのコンベヤレール内に設けられ炉
    内雰囲気が必要とする不活性ガスをこのレールに沿って
    供給するための少なくとも一つの長孔と、 コンベヤレールの長孔から炉体の外部に開口された気体
    供給口と、 コンベヤレールの長孔から炉体の内部に開口された気体
    吹出口とを具備したことを特徴とするリフロー装置。
JP04688594A 1994-03-17 1994-03-17 リフロー装置 Expired - Fee Related JP3445349B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP04688594A JP3445349B2 (ja) 1994-03-17 1994-03-17 リフロー装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP04688594A JP3445349B2 (ja) 1994-03-17 1994-03-17 リフロー装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH07263858A JPH07263858A (ja) 1995-10-13
JP3445349B2 true JP3445349B2 (ja) 2003-09-08

Family

ID=12759821

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP04688594A Expired - Fee Related JP3445349B2 (ja) 1994-03-17 1994-03-17 リフロー装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3445349B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH07263858A (ja) 1995-10-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0469788B1 (en) Method and apparatus for reflow-soldering of print circuit boards
EP0960681A1 (en) Reflow method and reflow device
JPH0555732A (ja) リフロー自動半田付け装置
WO2000022898A1 (fr) Dispositif de chauffage et procede de chauffage
JP2731665B2 (ja) リフローはんだ付け装置
JP3445349B2 (ja) リフロー装置
JP4041628B2 (ja) 加熱装置と加熱方法
JP2546689B2 (ja) リフロー半田付け方法及び装置
JP2001144427A (ja) リフローはんだ付け装置
JP2923725B2 (ja) リフロー炉およびそれに使用する熱風吹出型ヒータ
JP3818834B2 (ja) リフローはんだ付け装置
JP3191398B2 (ja) リフロー装置
JPH05161961A (ja) リフロー炉
JP3007700B2 (ja) リフローはんだ付け装置
JP2502826B2 (ja) プリント基板のリフロ−はんだ付け方法
JP3072913B2 (ja) 不活性ガス雰囲気リフローはんだ付け装置
JPH05503664A (ja) ハンダ付けのためのガスカーテン添加物およびゾーンに分けられたトンネル
JPH0741408B2 (ja) リフロー炉およびそれに用いる面吹出し型ヒータ
JP3974245B2 (ja) リフロー装置
JPH0753807Y2 (ja) リフロー炉
JPH1168303A (ja) リフローはんだ付け装置
JP2847020B2 (ja) リフローはんだ付け装置
JP3406005B2 (ja) リフロー装置およびリフロー方法
JP2001345550A (ja) はんだ付け用加熱炉
JP2003031940A (ja) リフロー半田装置

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080627

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090627

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090627

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100627

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100627

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110627

Year of fee payment: 8

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees