JP3445191B2 - オキサゾール化合物の製造方法 - Google Patents

オキサゾール化合物の製造方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、シクロオキシゲナ
ーゼ−2(COX−2)の選択的阻害作用を有する下記
一般式〔7〕
【0002】
【化16】
【0003】(式中、Rは置換されてもよいシクロア
ルキル基、置換されてよいアリール基又は置換されても
よい複素環基であり、Rは低級アルキル基又はハロゲ
ン化低級アルキル基であり、Rはハロゲン原子又は水
素原子である)で示されるオキサゾール化合物の新規製
造方法に関する。本発明はまた、上記一般式〔7〕で示
される化合物を製造するための中間体の製造方法に関す
る。
【0004】
【従来の技術】シクロオキシゲナーゼ−2(COX−
2)を選択的に阻害する上記化合物〔7〕は、例えば、
抗炎症剤として有用である。化合物〔7〕の製造方法に
ついては、WO96/19463号明細書で既に具体的
に開示されている。しかしながら、従来の製造方法にお
いては、多くの処理工程を経ることにより、最終生成物
及びそれらの中間体の収率という面では、未だ十分に満
足できるものではなかった。また、各々の各工程で使用
する試薬、溶媒等においては、実験室レベルでは使用可
能であるが、工業生産を考えた場合、使用困難な物質が
あり、実用性に欠けるという問題点があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明者は上記問題点
を解決すべく、各工程を詳細に検討し改善した。具体的
には、最も類似するWO96/19463号記載の製造
方法(以下、「A法」という)と比較検討した。例え
ば、A法では以下の第1〜4工程を経て本願発明の目的
化合物の一つである化合物〔7'〕を製造している。
【0006】
【化17】
【0007】第1工程 A法では化合物〔1'〕を酢酸エチル中、トリエチルア
ミンの存在下、クロロ炭酸エチルと反応させ化合物
〔2'〕を得ている。この工程で、試薬としてクロロ炭
酸エチルを使用すると、副生成物としてエタノールが生
成され、これが化合物〔2'〕を分解する。このため主
反応である環化反応の後に、脱塩ろ過、濃縮という煩雑
な後処理工程を必要とした。このような煩雑な後処理工
程と副生成物の生成により化合物〔2'〕の収率が下が
るという問題点があった。本発明者らはこの問題点を解
決するために、クロロ炭酸エチルの代わりに安価な塩化
チオニルを使用することを検討した。その結果、塩化チ
オニルを使用することにより、驚くべきことに、上記の
煩雑な後処理工程を必要とせず、かつ、副生成物が生成
されないことを見出し、収率の向上が実現できた。また
不安定な化合物〔2'〕はそのまま単離精製せずに次工
程に用いることができることも、併せて見出した。これ
らのことにより、収率を上げるげることができた。
【0008】第2工程 A法では化合物〔2'〕を塩化マグネシウムのテトラヒ
ドロフラン懸濁液中で、トリエチルアミンの存在下、化
合物〔3'〕と反応させることにより、化合物〔4'〕を
得ている。この工程で試薬兼溶媒として使用しているテ
トラヒドロフランは、工業生産上、大量に使用する場
合、コストの点からは最適の溶媒とはいえなかった。そ
こで本発明者らは、安価でかつ、工業的生産に適した溶
媒、また収率向上という面からも溶媒の検討を行った。
その結果、WO96/19463号明細書中に一般的例
示としては挙げられているが、具体的な実施例として開
示されていない酢酸エチルを用いることによっても、こ
の反応を同様に行うことができることを見出した。この
ような溶媒の変更は、単なるコスト低減というメリット
があるだけではなく、次工程(第3工程)における抽出
前の反応溶媒濃縮工程を省略することも可能にした。こ
のことにより、コスト低減と収率向上という問題点を一
挙に解決することができた。併せて、不安定な化合物
〔4'〕を単離精製することなしに次工程に用いること
を見出した。これらの改善により、収率の向上を達成し
た。
【0009】第3工程 A法ではテトラヒドロフラン中の化合物〔4'〕に、塩
酸を加え、加水分解及び脱炭酸反応を行っている。引き
続き、後処理として、反応溶媒(テトラヒドロフラン)
の濃縮、抽出、抽出溶媒の濃縮等の工程を経て化合物
〔5'〕を得ている。本発明者らは、前工程(第2工
程)で溶媒として使用しているテトラヒドロフランを酢
酸エチルに代えることにより、第3工程も引き続き酢酸
エチル中で行うことができ、抽出操作の前のテトラヒド
ロフランを濃縮する工程を省くことに成功した。このこ
とが化合物〔5'〕の収率向上へと繋がった。化合物
〔1'〕から化合物〔5'〕の収率で比較すると、A法で
は67.7%であったが、本発明法では84.7%とな
り、17%の収率の向上を達成することができた。
【0010】第4工程 A法では化合物〔5'〕をクロロホルム中、クロロスル
ホン酸と反応させることにより化合物〔6'〕を得てい
る。更に、これを単離することなく、テトラヒドロフラ
ン中、アンモニア水と反応させることにより目的化合物
〔7'〕を得ている。ここで、溶媒として使用している
クロロホルムは、毒性が強く、工業的使用という面では
問題があった。本発明者らは、WO96/19463号
明細書中に一般的例示はあるが、具体的な実施例として
開示されたいない方法を用いることによりこの問題点を
解決した。具体的には、驚くべきことに、無溶媒でもク
ロロホルムを使用したときと同様に反応がスムーズに進
行することを見出した。また、A法は目的化合物
〔7'〕の収率という面でも未だ満足できるものではな
っかた。A法では後処理として、反応溶媒(テトラヒド
ロフラン)の濃縮、抽出、抽出溶媒の濃縮等の工程を経
て化合物〔7'〕を得ている。本発明者らは、第2工程
と同様に、アミド化反応における溶媒をテトラヒドロフ
ランから酢酸エチルに代えることにより、抽出操作の前
のテトラヒドロフランを濃縮する工程を省くことに成功
した。これにより、化合物〔5'〕から化合物〔7'〕の
収率を77.2%から82.0%へと約5%向上させ、
従来法の問題点を解決することができ、発明を完成する
に到った。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明者らは上記の如
く、目的化合物の収率の向上と工業的に製造可能な方法
の確立を目的として、各工程における問題点を詳細に検
討した。その結果、各工程で使用する溶媒、試薬等を上
記の通り選択することにより、目的化合物を収率よく得
ることができ、しかも工業的に実用可能な製造方法を見
出し、本発明を完成するに到った。即ち、本発明は下記
(1)〜(9)に示す通りである。
【0012】(1) 一般式〔1〕
【0013】
【化18】
【0014】(式中、Rは置換されてもよいシクロア
ルキル基、置換されてよいアリール基又は置換されても
よい複素環基であり、Rは低級アルキル基又はハロゲ
ン化低級アルキル基である)で表される化合物を、不活
性溶媒中、塩基の存在下、塩化チオニルと反応させるこ
とによって、一般式〔2〕
【0015】
【化19】
【0016】(式中、R及びRは前記と同じであ
る)で表されるオキサゾロン化合物となし、引き続きこ
の化合物を酢酸エチル中、マグネシウム塩及び塩基の存
在下に一般式〔3〕
【0017】
【化20】
【0018】(式中、Rはハロゲン原子又は水素原子
であり、Xはハロゲン原子である)で表される化合物と
反応させ、一般式〔4〕
【0019】
【化21】
【0020】(式中、R、R及びRは前記と同じ
である)で表される化合物を得、この化合物を酸により
加水分解及び脱炭酸反応に付し、一般式〔5〕
【0021】
【化22】
【0022】(式中、R、R及びRは前記と同じ
である)で表される化合物となし、この化合物をスルホ
ン化剤により環化及びスルホン化し、更に塩化チオニル
でクロロ化反応を行い、一般式〔6〕
【0023】
【化23】
【0024】(式中、R、R及びRは前記と同じ
である)で表される化合物となし、続いてこの化合物を
酢酸エチル中、アンモニア水でアミド化することを特徴
とする、一般式〔7〕
【0025】
【化24】
【0026】(式中、R、R及びRは前記と同じ
である)で示されるオキサゾール化合物の製造方法。
【0027】(2) Rがシクロアルキル基であり、
が低級アルキル基であり、Rがハロゲン原子であ
る(1)記載の製造方法。
【0028】(3) Rがシクロヘキシル基であり、
がメチル基であり、Rがフッ素原子である(1)
記載の製造方法。
【0029】(4) 一般式〔1〕
【0030】
【化25】
【0031】(式中、Rは置換されてもよいシクロア
ルキル基、置換されてよいアリール基又は置換されても
よい複素環基であり、Rは低級アルキル基又はハロゲ
ン化低級アルキル基である)で表される化合物を、不活
性溶媒中、塩基の存在下、塩化チオニルと反応させるこ
とによって、一般式〔2〕
【0032】
【化26】
【0033】(式中、R及びRは前記と同じであ
る)で表されるオキサゾロン化合物となし、引き続きこ
の化合物を酢酸エチル中、マグネシウム塩及び塩基の存
在下に一般式〔3〕
【0034】
【化27】
【0035】(式中、Rはハロゲン原子又は水素原子
であり、Xはハロゲン原子である)で表される化合物と
反応させ、一般式〔4〕
【0036】
【化28】
【0037】(式中、R、R及びRは前記と同じ
である)で表される化合物を得、この化合物を酸による
加水分解及び脱炭酸反応に付すことを特徴とする、一般
式〔5〕
【0038】
【化29】
【0039】(式中、R、R及びRは前記と同じ
である)で表されるアセトフェノン化合物の製造方法。
【0040】(5) Rがシクロアルキル基であり、
が低級アルキル基であり、Rがハロゲン原子であ
る(4)記載の製造方法。
【0041】(6) Rがシクロヘキシル基であり、
がメチル基であり、Rがフッ素原子である(4)
記載の製造方法。
【0042】(7) 一般式〔5〕
【0043】
【化30】
【0044】(式中、Rは置換されてもよいシクロア
ルキル基、置換されてよいアリール基又は置換されても
よい複素環基であり、Rは低級アルキル基又はハロゲ
ン化低級アルキル基であり、Rはハロゲン原子又は水
素原子である)で表される化合物をスルホン化剤により
環化及びスルホン化し、更に塩化チオニルでクロロ化反
応を行い、一般式〔6〕
【0045】
【化31】
【0046】(式中、R、R及びRは前記と同じ
である)で表される化合物となし、続いてこの化合物を
酢酸エチル中、アンモニア水でアミド化することを特徴
とする、一般式〔7〕
【0047】
【化32】
【0048】(式中、R、R及びRは前記と同じ
である)で示されるオキサゾール化合物の製造方法。
【0049】(8) Rがシクロアルキル基であり、
が低級アルキル基であり、Rがハロゲン原子であ
る(7)記載の製造方法。
【0050】(9) Rがシクロヘキシル基であり、
がメチル基であり、Rがフッ素原子である(7)
記載の製造方法
【0051】本明細書において使用する各置換基の定義
は次の通りである。
【0052】「シクロアルキル基」とは炭素数3乃至8
個のシクロアルキル基を意味し、具体的にはシクロプロ
ピル基、シクロブチル基、シクロペンチル基、シクロヘ
キシル基、シクロヘプチル基、シクロオクチル基であ
る。好ましくは炭素数5乃至7個のシクロアルキル基で
あり、具体的にはシクロペンチル基、シクロヘキシル
基、シクロヘプチル基である。特に好ましくはシクロヘ
キシル基である。
【0053】「複素環基」とは、環を構成する原子とし
て炭素原子以外に窒素原子、酸素原子、硫黄原子から選
ばれる1乃至3個のヘテロ原子を含む5乃至6員の芳香
族複素環、飽和複素環、不飽和複素環、又はこれらの複
素環とベンゼン環若しくはシクロヘキサン環とが縮合し
た縮合複素環を意味し、具体的には、チエニル基、フリ
ル基、ピロリル基、イミダゾリル基、ピラゾリル基、チ
アゾリル基、イソチアゾリル基、オキサゾリル基、イソ
オキサゾリル基、モルホリノ基、モルホリニル基、ピペ
ラジニル基、ピペリジル基、ピラニル基、チオピラニル
基、ピリジル基、ベンゾチエニル基、ベンゾフラニル
基、インドリル基、4,5,6,7−テトラヒドロイン
ドリル基、4,5,6,7−テトラヒドロベンゾチエニ
ル基、4,5,6,7−テトラヒドロベンゾフラニル基
等である。好ましくはチエニル基、フリル基、ピロリル
基、モルホリノ基、モルホリニル基、ピペラジニル基、
ピペリジル基である。特に好ましくはチエニル基であ
る。
【0054】「アリール基」とは、例えば、フェニル
基、ナフチル基、ビフェニリル基等であり、好ましくは
フェニル基である。
【0055】「置換されてもよい」とは、1乃至3個の
置換基により置換されてもよいことを意味し、該置換基
は同一又は異なってもよい。また、置換基の位置は任意
であって、特に制限されるものではない。具体的には、
メチル基、エチル基、プロピル基、イソプロピル基、ブ
チル基、tert−ブチル基等の低級アルキル基;水酸
基;メトキシ基、エトキシ基、プロポキシ基、ブトキシ
基等の低級アルコキシ基;フッ素、塩素、臭素等のハロ
ゲン原子;ニトロ基;シアノ基;アシル基(例えば、ホ
ルミル基、又はアセチル基、プロピオニル基等の低級ア
ルキルカルボニル基);ホルミルオキシ基、アセチルオ
キシ基、プロピオニルオキシ基等のアシルオキシ基(ア
シル部は前記と同じ);メルカプト基;メチルチオ基、
エチルチオ基、プロピルチオ基、ブチルチオ基、イソブ
チルチオ基等の低級アルキルチオ基;アミノ基;メチル
アミノ基、エチルアミノ基、プロピルアミノ基、ブチル
アミノ基等の低級アルキルアミノ基;ジメチルアミノ
基、ジエチルアミノ基、ジプロピルアミノ基、ジブチル
アミノ基等のジ低級アルキルアミノ基;カルボキシ基;
メトキシカルボニル基、エトキシカルボニル基、プロポ
キシカルボニル基等の低級アルコキシカルボニル基;ア
ミド基;トリフルオロメチル基;メチルスルホニル基、
エチルスルホニル基等の低級アルキルスルホニル基;ア
ミノスルホニル基;シクロペンチル基、シクロヘキシル
基等の低級シクロアルキル基;フェニル基;アセトアミ
ド基、プロピオンアミド基等のアシルアミノ基(アシル
部は前記と同じ)等であり、好ましくは水酸基、低級ア
ルキル基、低級カルコキシ基、メルカプト基、低級アル
キルチオ基、ハロゲン原子、トリフルオロメチル基、低
級アルキルカルボニル基、低級アルコキシカルボニル
基、アシルアミノ基である。ここで低級とは好ましくは
炭素数1乃至6個、より好ましくは1乃至4個である。
【0056】より具体的には、「置換されてもよいアリ
ール基」とは、ハロゲン原子、水酸基、低級アルキル
基、低級アルコキシ基、低級アルキルスルホニル基、ア
ミノスルホニル基等で置換されてもよいアリール基、特
にフェニル基を意味し、例えばフェニル基、フルオロフ
ェニル基、メチルフェニル基、メトキシフェニル基、メ
チルスルホニルフェニル基、アミノスルホニルフェニル
基等、好ましくはフェニル基、4−フルオロフェニル基
を挙げることができる。
【0057】「置換されてもよい複素環基」とは、ハロ
ゲン原子、水酸基、低級アルキル基、低級アルコキシ
基、低級アルキルスルホニル基、アミノスルホニル基等
で置換されてもよい複素環基であり、好ましくはチエニ
ル基、フリル基、5−メチルチエニル基、5−クロロチ
エニル基である。
【0058】「置換されてもよいシクロアルキル基」と
は、ハロゲン原子、水酸基、低級アルキル基、低級アル
コキシ基、低級アルキルスルホニル基、アミノスルホニ
ル基等で置換されてもよいシクロアルキル基等であり、
好ましくはシクロプロピル基、シクロブチル基、シクロ
ペンチル基、シクロヘキシル基、4−メチルシクロヘキ
シル基、4−ヒドロキシシクロヘキシル基、4−フルオ
ロシクロヘキシル基等であり、特に好ましくは、シクロ
ヘキシル基である。
【0059】「低級アルキル基」とは炭素数1乃至6の
直鎖又は分枝してもよいアルキル基であり、例えばメチ
ル基、エチル基、プロピル基、イソプロピル基、ブチル
基、イソブチル基、sec−ブチル基、tert−ブチ
ル基、ペンチル基、イソペンチル基、ネオペンチル基、
1−エチルプロピル基、tert−ペンチル基又はヘキ
シル基等であり、好ましくはメチル基である。
【0060】「ハロゲン原子」とは、塩素原子、臭素原
子、フッ素原子等であり、好ましくは塩素原子、フッ素
原子である。Rにおいて好ましくは、フッ素原子であ
り、Xにおいて好ましくは、塩素原子である。
【0061】「ハロゲン化低級アルキル基」とは、上記
定義の低級アルキル基が上記定義のハロゲン原子で置換
されたものであり、具体的にはフルオロメチル基、クロ
ロメチル基、ブロモメチル基、ヨードメチル基、ジフル
オロメチル基、ジクロロメチル基、トリフルオロメチル
基、トリクロロメチル基、フルオロエチル基、クロロエ
チル基、ジフルオロエチル基、ジクロロエチル基、トリ
フルオロエチル基、トリクロロエチル基、テトラクロロ
エチル基、ペンタフルオロエチル基、フルオロプロピル
基等であり、好ましくはフルオロメチル基、クロロメチ
ル基、ジクロロメチル基、ジフルオロメチル基、トリク
ロロメチル基、トリフルオロメチル基である。
【0062】「不活性溶媒」とは、酢酸エチル、テトラ
ヒドロフラン、トルエン、ジクロロメタン等であり、好
ましくは酢酸エチルである。
【0063】「塩基」とはトリエチルアミン、ピリジ
ン、N−メチルモルホリン等の三級アミン;ジエチルア
ミン、ジイソプロピルアミン等の二級アミン;炭酸カリ
ウム、炭酸ナトリウム等の無機塩基であり、好ましくは
三級アミンであり、より好ましくはトリエチルアミンで
ある。
【0064】「マグネシウム塩」とは、無水塩化マグネ
シウム、無水臭化マグネシウム等であり、好ましくは無
水塩化マグネシウムである。
【0065】「酸」とは塩酸、しゅう酸、希硫酸、リン
酸等であり、好ましくは塩酸である。
【0066】「スルホン化剤」とは、クロロスルホン
酸、無水硫酸、濃硫酸、発煙硫酸等であり、好ましくは
クロロスルホン酸である。
【0067】次に、一般式〔7〕で表されるオキサゾー
ル化合物の製造方法について詳しく述べる。
【0068】
【化33】
【0069】(式中、R、R、R及びXは前記と
同じである)
【0070】
【一般製法】第1工程 化合物〔1〕を不活性溶媒中、塩基の存在下、塩化チオ
ニルと反応させることにより化合物〔2〕を得ることが
出きる。反応に用いる不活性溶媒としては、酢酸エチ
ル、テトラヒドロフラン、トルエン、ジクロロメタン等
であり、好ましくは酢酸エチルである。塩基としては、
トリエチルアミン、ピリジン、N−メチルモルホリン等
の三級アミン;ジエチルアミン、ジイソプロピルアミン
等の二級アミン;炭酸カリウム、炭酸ナトリウム等の無
機塩基等であり、好ましくは三級アミンであり、より好
ましくはトリエチルアミンである。反応温度は−20℃
乃至20℃、好ましくは−10℃乃至0℃である。反応
時間は、0.5時間乃至10時間、好ましくは0.5時
間乃至2時間である。なお、この反応を行う場合、水分
混入による収率低下を防ぐために、窒素等の不活性ガス
雰囲気下で反応を行うことが望ましい。また、得られた
化合物〔2〕は単離することなく、次の反応に用いるこ
とができる。
【0071】第2工程 化合物〔2〕を酢酸エチル中、マグネシウム塩及び塩基
の存在下、化合物〔3〕と反応させることにより、化合
物〔4〕を得ることができる。マグネシウム塩として
は、無水塩化マグネシウム又は無水臭化マグネシウム等
であり、好ましくは、無水塩化マグネシウムである。塩
基としては、トリエチルアミン、ピリジン、N−メチル
モルホリン等の三級アミン;ジエチルアミン、ジイソプ
ロピルアミン等の二級アミン;炭酸カリウム、炭酸ナト
リウム等の無機塩基等であり、好ましくは三級アミンで
あり、より好ましくはトリエチルアミンである。反応温
度は−20℃乃至20℃、好ましくは0℃乃至10℃で
ある。反応時間は、1時間乃至20時間、好ましくは6
時間乃至15時間である。なお、この反応を行う場合も
工程1と同様に、水分混入による収率低下を防ぐため
に、窒素等の不活性ガス雰囲気下で反応を行うことが望
ましい。また、この工程では、試薬としてテトラヒドロ
フラン又はジエチルエーテル等のエーテル類、好ましく
はテトラヒドロフランを用いることにより、反応をスム
ーズに進行させることができる。エーテル類は化合物
〔2〕に対して2乃至5当量、好ましくは2当量程度の
量で使用する。更に、得られた化合物〔4〕は単離する
ことなく、次の反応に用いることができる。
【0072】第3工程 化合物〔4〕を、酸による加水分解及び脱炭酸反応に付
すことにより化合物〔5〕を得ることができる。この反
応は、好ましくは酢酸エチル及び水の混合溶媒中で行う
ことができる。使用する酸としては、塩酸、しゅう酸、
希硫酸、リン酸等が挙げられ、好ましくは、塩酸であ
る。反応温度は−20℃乃至100℃、好ましくは35
℃乃至45℃である。反応時間は、1時間乃至20時
間、好ましくは1時間乃至3時間である。
【0073】第4工程 化合物〔5〕を、スルホン化剤により環化及びスルホン
化し、更に塩化チオニルでクロロ化することにより化合
物〔6〕を得ることができる。続いてその生成物を単離
することなく、酢酸エチル中、アンモニア水と反応させ
ることにより目的化合物〔7〕を得ることができる。環
化及びスルホン化の反応は、好ましくは無溶媒で行う。
使用するスルホン化剤としては、クロロスルホン酸、無
水硫酸、濃硫酸、発煙硫酸等であり、好ましくは、クロ
ロスルホン酸である。化合物〔5〕から化合物〔6〕を
得る反応の反応温度は、0℃乃至200℃、好ましくは
75℃乃至95℃である。環化及びスルホン化の反応の
反応時間は、1時間乃至10時間、好ましくは2時間乃
至5時間である。クロロ化の反応時間は、0.5時間乃
至10時間、好ましくは、0.5時間乃至5時間であ
る。なお、化合物〔5〕から化合物〔6〕を得る反応に
おいては、第1工程と同様に水分混入による収率低下を
防ぐために、窒素等の不活性ガス雰囲気下で反応を行う
ことが望ましい。化合物〔6〕から化合物〔7〕を得る
反応の反応温度は、−20℃乃至200℃、好ましくは
−10℃乃至10℃である。反応時間は、1時間乃至2
4時間、好ましくは1時間乃至3時間である。
【0074】
【実施例】実施例1 2−N−アセチルアミノ−2−シクロヘキシル−3'−
フルオロアセトフェノン(化合物〔5〕(R1=シクロ
ヘキシル基、R2=メチル基、R3=3−フルオロ)の製
造方法) 窒素雰囲気下、DL−N−アセチル−2−シクロヘキシ
ルグリシン(60.0g)を酢酸エチル(420mL)
に懸濁させ、トリエチルアミン(45.7g)を添加し
溶解させた。氷塩冷下、塩化チオニル(37.6g)、
次いでトリエチルアミン(106.6g)を内温が0℃
を越えないように滴下した。滴下終了後、−10〜0℃
で30分間以上撹拌し4−シクロヘキシル−2−メチル
−5−オキサゾロンの酢酸エチル混合液を得た。この4
−シクロヘキシル−2−メチル−5−オキサゾロンの酢
酸エチル混合液に、窒素雰囲気下、予め酢酸エチル(1
20mL)およびテトラヒドロフラン(43.4g)に
無水塩化マグネシウム(28.7g)を添加して調製し
ておいた混合液を添加し、0〜10℃で1時間以上撹拌
した。さらに、0〜10℃で3−フルオロベンゾイルク
ロライド(47.7g)を滴下し、同温で6時間以上撹
拌して4−シクロヘキシル−4−(3−フルオロベンゾ
イル)−2−メチル−5−オキサゾロンの酢酸エチル混
合液を得た。この4−シクロヘキシル−4−(3−フル
オロベンゾイル)−2−メチル−5−オキサゾロンの酢
酸エチル混合液に35%塩酸(72.1g)および水
(173mL)を内温が45℃を越えないように滴下し
た。この反応液を35〜45℃で1時間以上撹拌後、1
0〜30℃まで冷却し、静置分層して水層を除いた。得
られた有機層を水(420mL)、20%炭酸カリウム
水溶液(420g)、ついで10%食塩水(420g)
で洗浄した。静置分層して得られた有機層を198gま
で濃縮した後、残査を加温溶解してヘプタン(212m
L)を添加した。内温を55〜65℃まで徐冷し、55
〜65℃で1時間以上晶析熟成、さらに−10℃以下ま
で冷却し、−10℃以下で1時間以上晶析熟成した。こ
の晶析液を濾過し、濾取した結晶を、−10℃以下に冷
却した酢酸エチル(54mL)とヘプタン(162m
L)の混液で洗浄後、減圧乾燥し、表題化合物(化合物
〔5〕;70.7g、収率:84.7%)を微黄白色結
晶として得た。 mp. : 116〜118℃ 1H-NMR (300MHz, CDCl3, TMS) :δ 0.9〜1.3 (5H, m),
1.5 (1H, m) 1.6〜1.9 (4H, m), 2.07 (3H, s), 5.52(1
H, dd), 6.27 (1H, br-d), 7.31 (1H, td), 7.49 (1H, td), 7.67 (1
H, td), 7.79 (1H,br-d) IR (KBr) : 3282, 2920, 1681, 1637, 1588, 1297 cm-1 MS (FAB+) : 278 (MH+)
【0075】実施例2 5−(4−アミノスルホニル−3−フルオロフェニル)
−4−シクロヘキシル−2−メチルオキサゾール(化合
物〔7〕(R1=シクロヘキシル基、R2=メチル基、R
3=3−フルオロ)の製造方法) 窒素雰囲気下、クロロスルホン酸(126.1g)に2
−N−アセチルアミノ−2−シクロヘキシル−3'−フ
ルオロアセトフェノン(60.0g)を内温が20℃を
越えないように分割投入した。内温75〜95℃で2時
間以上撹拌後、75〜95℃で塩化チオニル(77.2
g)を滴下し、75〜95℃で30分間以上撹拌した。
反応液を5℃以下まで冷却した中に酢酸エチル(180
mL)を、内温が10℃を越えないように滴下し、さら
に5℃以下まで冷却した。この反応液を冷却した酢酸エ
チル−水混液(120mL−480mL;5℃以下)の
中へ、内温が10℃を越えないように滴下した。滴下容
器を酢酸エチル(60mL)および水(60mL)で洗
浄し、反応液と洗液を併せた後、静置分層して水層を除
いた。得られた有機層を水(300mL)で洗浄して5
−(4−クロロスルホニル−3−フルオロフェニル)−
4−シクロヘキシル−2−メチルオキサゾールの酢酸エ
チル溶液を得た。この5−(4−クロロスルホニル−3
−フルオロフェニル)−4−シクロヘキシル−2−メチ
ルオキサゾールの酢酸エチル溶液を0℃以下に冷却後、
予め0℃以下に冷却した25%アンモニア水(73.7
g)と酢酸エチル(180mL)の混液へ、内温が10
℃を越えないように滴下し、−10〜10℃で1時間以
上撹拌した。この反応液に25%食塩水(226g)を
加え、静置分層して水層を除き、有機層を25%食塩水
(226g)で洗浄した。静置分層して得られた酢酸エ
チル抽出液を濃縮してイソプロピルアルコール晶析液に
溶媒置換した。このスラリーを加温溶解後30〜50℃
まで徐冷し、同温で1時間以上晶析熟成、さらに10℃
以下まで冷却し、同温で2時間以上晶析熟成した。晶析
液を濾過し、イソプロピルアルコール(180mL)を
10℃以下に冷却した溶液で洗浄し、減圧乾燥し、表題
化合物(化合物〔7〕;60.0g、収率:82.0
%)を白色結晶として得た。 mp. : 166〜167℃ 1H-NMR (300MHz, CDCl3, TMS) :δ 1.3〜1.5 (3H, m),
1.7〜1.9 (7H, m), 2.51 (3H, s), 2.79 (1H, tt, J=3.
7, 11.3Hz), 5.19 (2H, br-s), 7.36〜7.43 (2H, m), 7.94 (1H, t) IR (KBr) : 3342, 3244, 2932, 1612, 1344, 1168 cm-1 MS (FAB+) : 339 (MH+)
【0076】
【発明の効果】上記から明らかなとおり、本発明によれ
ば、従来の方法に比べて極めて効率よく、高収率で希望
するシクロオキシゲナーゼ−2(COX−2)を選択的
に阻害する化合物〔7〕を製造することが可能である。
また、本発明の製造方法は実用性の高い、工業的にも非
常に有用な製造方法である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平10−120566(JP,A) 特開 平5−70425(JP,A) 国際公開96/019463(WO,A1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C07D 263/32 CA(STN) CASREACT(STN) REGISTRY(STN)

Claims (9)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一般式〔1〕 【化1】 (式中、Rは置換されてもよいシクロアルキル基、置
    換されてよいアリール基又は置換されてもよい複素環基
    であり、Rは低級アルキル基又はハロゲン化低級アル
    キル基である)で表される化合物を、不活性溶媒中、塩
    基の存在下、塩化チオニルと反応させることによって、
    一般式〔2〕 【化2】 (式中、R及びRは前記と同じである)で表される
    オキサゾロン化合物となし、引き続きこの化合物を酢酸
    エチル及びテトラヒドロフラン中、マグネシウム塩及び
    塩基の存在下に一般式〔3〕 【化3】 (式中、Rはハロゲン原子又は水素原子であり、Xは
    ハロゲン原子である)で表される化合物と反応させ、一
    般式〔4〕 【化4】 (式中、R、R及びRは前記と同じである)で表
    される化合物を得、この化合物を酸による加水分解及び
    脱炭酸反応に付し、一般式〔5〕 【化5】 (式中、R、R及びRは前記と同じである)で表
    される化合物となし、この化合物をスルホン化剤により
    環化及びスルホン化し、更に塩化チオニルでクロロ化反
    応を行い、一般式〔6〕 【化6】 (式中、R、R及びRは前記と同じである)で表
    される化合物となし、続いてこの化合物を酢酸エチル
    中、アンモニア水でアミド化することを特徴とする、一
    般式〔7〕 【化7】 (式中、R、R及びRは前記と同じである)で示
    されるオキサゾール化合物の製造方法。
  2. 【請求項2】 Rがシクロアルキル基であり、R
    低級アルキル基であり、Rがハロゲン原子である請求
    項1記載の製造方法。
  3. 【請求項3】 Rがシクロヘキシル基であり、R
    メチル基であり、R がフッ素原子である請求項1記載
    の製造方法。
  4. 【請求項4】 一般式〔1〕 【化8】 (式中、Rは置換されてもよいシクロアルキル基、置
    換されてよいアリール基又は置換されてもよい複素環基
    であり、Rは低級アルキル基又はハロゲン化低級アル
    キル基である)で表される化合物を、不活性溶媒中、塩
    基の存在下、塩化チオニルと反応させることによって、
    一般式〔2〕 【化9】 (式中、R及びRは前記と同じである)で表される
    オキサゾロン化合物となし、引き続きこの化合物を酢酸
    エチル及びテトラヒドロフラン中、マグネシウム塩及び
    塩基の存在下に一般式〔3〕 【化10】 (式中、Rはハロゲン原子又は水素原子であり、Xは
    ハロゲン原子である)で表される化合物と反応させ、一
    般式〔4〕 【化11】 (式中、R、R及びRは前記と同じである)で表
    される化合物を得、この化合物を酸による加水分解及び
    脱炭酸反応に付すことを特徴とする、一般式〔5〕 【化12】 (式中、R、R及びRは前記と同じである)で表
    されるアセトフェノン化合物の製造方法。
  5. 【請求項5】 Rがシクロアルキル基であり、R
    低級アルキル基であり、Rがハロゲン原子である請求
    項4記載の製造方法。
  6. 【請求項6】 Rがシクロヘキシル基であり、R
    メチル基であり、R がフッ素原子である請求項4記載
    の製造方法。
  7. 【請求項7】 一般式〔5〕 【化13】 (式中、Rは置換されてもよいシクロアルキル基、置
    換されてよいアリール基又は置換されてもよい複素環基
    であり、Rは低級アルキル基又はハロゲン化低級アル
    キル基であり、Rはハロゲン原子又は水素原子であ
    る)で表される化合物をスルホン化剤により環化及びス
    ルホン化し、更に塩化チオニルでクロロ化反応を行い、
    一般式〔6〕 【化14】 (式中、R、R及びRは前記と同じである)で表
    される化合物となし、続いてこの化合物を酢酸エチル
    中、アンモニア水でアミド化することを特徴とする、一
    般式〔7〕 【化15】 (式中、R、R及びRは前記と同じである)で示
    されるオキサゾール化合物の製造方法。
  8. 【請求項8】 R1がシクロアルキル基であり、R2が低
    級アルキル基であり、Rがハロゲン原子である請求項
    7記載の製造方法。
  9. 【請求項9】 Rがシクロヘキシル基であり、R
    メチル基であり、R がフッ素原子である請求項7記載
    の製造方法。
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