JP3442764B1 - コネクタ端子およびコネクタ - Google Patents

コネクタ端子およびコネクタ

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JP3442764B1
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Abstract

【要約】 【課題】 本発明は、金層が剥離することがなく挿抜性
に優れるとともに高度な耐食性を備えたコネクタ端子お
よびそれを有するコネクタを提供することを目的とす
る。 【解決手段】 本発明のコネクタ端子は、導電性基体上
にルテニウム層が形成されており、該ルテニウム層上に
金層が形成されていることを特徴としている。また、本
発明のコネクタ端子は、導電性基体とルテニウム層との
間に、Ni、Cu、Au、Agからなる群から選ばれた
少なくとも一種の金属からなる下地層が少なくとも一層
形成されていることを特徴としている。そして、本発明
のコネクタは、上記のコネクタ端子を有するものであ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電気、電子製品や
半導体製品等において広く接続を目的として用いられて
いるコネクタに関するものであり、より詳細にはその接
触部であるコネクタ端子およびそれを有するコネクタに
関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、電気、電子製品や半導体製品
のコネクタとしては各種のものが用いられてきた。そし
て、特に接触信頼度が要求される用途においては、その
ようなコネクタの端子として導電性基体上にNi層を形
成し、その上に薄く金層を形成した構造の端子が用いら
れることが多かった。しかし、この構造においてはNi
層および金層の両者の硬度が比較的低いことから、コネ
クタの挿抜を繰り返すと金層が容易に剥離するという問
題があった。この問題は、単に外観が害されるというだ
けでなく、金層が剥離しNi層が表面に現れると該Ni
層は容易に酸化されてしまい接触電気抵抗(以下、単に
接触抵抗と記す)が非常に高くなるという致命的な問題
が生じるものであった。この問題を解決するために金層
を分厚く形成させることが考えられるが、金層を分厚く
するとコストが高くなるだけでなくコネクタの挿抜時の
接触摩擦が増大し挿抜性が害されるとともに金層自体が
さらに摩耗し易くなるため、この方法により問題を解決
することはできなかった。
【0003】一方さらに、導電性基体上にNi層と金層
を形成した上記構造のコネクタ端子においては、該Ni
層において容易にピンホールが発生し、このピンホール
において導電性基体と金層が直接接触することから両者
のイオン化傾向の差に基づいて電気腐食が生じるという
問題もあった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記のよう
な現状に鑑みなされたものであってその目的とするとこ
ろは、金層が剥離することがなく挿抜性に優れるととも
に高度な耐食性を備えたコネクタ端子およびそれを有す
るコネクタを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者は、上記課題を
解決するために鋭意研究を重ねたところ、金層の優れた
接触抵抗を保持したまま挿抜性や耐食性を向上させるた
めには金層の下層に位置する層の作用が重要であるとの
知見を得、かかる知見に基づきさらに研究を続けること
によりついに本発明を完成するに至った。
【0006】すなわち、本発明のコネクタ端子は、導電
性基体上に金属ルテニウムからなるルテニウム層が形成
されており、該ルテニウム層上に金層が形成されている
ことを特徴としている。このように金属ルテニウムから
なるルテニウム層を金層の下層に位置させることによ
り、該ルテニウム層が有する高い硬度によって金層が摩
耗したり剥離したりすることを有効に防止し、金層が有
する優れた接触抵抗を保持したまま優れた挿抜性が得ら
れるとともに、ピンホールの発生をも有効に防止し以っ
て耐食性を飛躍的に向上させることに成功したものであ
る。
【0007】また、本発明のコネクタ端子は、導電性基
体と金属ルテニウムからなるルテニウム層との間に、N
i、Cu、Au、Agからなる群から選ばれた少なくと
も一種の金属からなる下地層が少なくとも一層形成され
ていることを特徴としている。該ルテニウム層は高い硬
度を有する反面、応力も大きいものとなるため導電性基
体の種類によっては該ルテニウム層自体が剥離すること
があり、このためこの剥離現象を緩和するために特定の
下地層を形成させたものである。
【0008】一方、本発明においては、上記金属ルテニ
ウムからなるルテニウム層および金層が、バレルめっき
装置、引掛けめっき装置または連続めっき装置のいずれ
かを用いてめっき法により形成されることを特徴として
いる。これにより、これらの層を極めて効率良く形成さ
せることが可能となる。
【0009】また、本発明のコネクタは、上記のいずれ
かに記載のコネクタ端子を有するものとしている。これ
により、接触抵抗、挿抜性、耐食性に優れた極めて信頼
性の高いコネクタとすることができる。
【0010】
【発明の実施の形態】<導電性基体>本発明に用いられ
る導電性基体は、電気、電子製品や半導体製品等の接続
用のコネクタや各種の基板における接続用のパターン等
に用いられる従来公知の導電性基体であればいずれのも
のであっても用いることができる。たとえば、リン青
銅、黄銅、ベリリウム銅等の銅合金系素材、鉄(F
e)、ステンレス鋼等の鉄系素材、その他ニッケル系素
材や各種基板上の銅パターン等を挙げることができる。
【0011】<ルテニウム層> 本発明の金属ルテニウムからなるルテニウム層は、上記
導電性基体上に形成されるものであって、金属ルテニウ
ム(Ru)により構成されるものである。通常、このよ
うなルテニウム層は0.05〜1.5μm、好ましくは
0.2〜1.0μmの厚さとして金属ルテニウムを導電
性基体上にめっきすることにより形成される。0.05
μm未満の場合は、挿抜性の向上等本発明により得られ
る効果を十分に得ることができなくなる一方、1.5μ
mを超えるとルテニウム層自体の応力が大きくなり過ぎ
て導電性基体から剥離したりルテニウム層自体に亀裂が
生じたりすることがあるため好ましくない。
【0012】<金層> 本発明の金層は、上記ルテニウム層上に形成されるもの
であって、金属金(Au)により構成されるものであ
る。通常、金層は0.025〜1μm、好ましくは0.
1〜0.5μmの厚さとして金属金を金属ルテニウムか
らなるルテニウム層上にめっきすることにより形成され
る。0.025μm未満の場合は、金による優れた接触
抵抗が得られなくなる場合がある一方、1μmを超える
と挿抜時の接触摩擦が大きくなり挿抜性が害されるため
好ましくない。
【0013】<下地層> 本発明の下地層は、導電性基体の種類により上記ルテニ
ウム層が剥離し易くなる場合に必要に応じ形成されるも
のである。通常、該ルテニウム層は導電性基体がニッケ
ル系の素材で構成されている場合には自己の応力により
剥離することはほとんどないが、導電性基体がニッケル
系素材以外の素材で構成されている場合には容易に剥離
することがあり、このような場合に該下地層を形成させ
る必要がある。すなわち、該下地層は、金属ルテニウム
からなるルテニウム層の剥離を防止する作用を有するも
のである。したがって、該下地層は、導電性基体と金属
ルテニウムからなるルテニウム層の間に(すなわち、ル
テニウム層の下層として)形成され、Ni、Cu、A
u、Agからなる群から選ばれた少なくとも一種の金属
からなる層であって、少なくとも一層(すなわち、単層
もしくは複数層として)形成される。該下地層を複数層
として形成する場合は、金属ルテニウムからなるルテニ
ウム層の厚さや導電性基体の種類を考慮してそれぞれの
層を構成する金属の種類や厚さを決定することが好まし
い。たとえば、導電性基体が銅合金系素材の場合には、
導電性基体上に厚さ0.05〜5μmのNiからなる第
1の下地層を形成し、その上に厚さ0.05〜1μmの
AuまたはAgからなる第2の下地層を形成することが
好ましい。また、導電性基体が鉄系素材や黄銅の場合に
は、導電性基体上に厚さ0.05〜5μmのCuからな
る第1の下地層を形成し、その上に厚さ0.05〜2μ
mのNiからなる第2の下地層を形成することが好まし
い。このように該下地層は、通常単層もしくは複数層と
してその厚さが0.05〜7μm、好ましくは0.8〜
4.0μmとなるようにそれぞれの金属を導電性基体上
にめっきすることにより形成することができる。該下地
層の厚さが0.05μm未満の場合は、金属ルテニウム
からなるルテニウム層の剥離を防止することができなく
なる場合がある一方、7μmを超えるとコストアップに
つながり経済的に不利となるばかりか、経時的に厚みが
変化し寸法安定性に欠けるとともに導電性基体自体のバ
ネ性が喪失するため好ましくない。
【0014】<コネクタ端子>本発明のコネクタ端子
は、導電性基体上に上記の各層を形成させた構造を有し
ている。かかる構造を有する限り、メス型端子であって
もまたオス型端子であっても差し支えない。
【0015】<コネクタ>本発明のコネクタは、上記コ
ネクタ端子を有するものである。その構造上かかるコネ
クタ端子を有する限り、通常のコネクタのみに限らずた
とえば回路基板上のパターン等をも含む。このように本
発明のコネクタは、挿抜可能でかつ電気的な接続を目的
としたものである限り、その形状の別を問うものではな
い。
【0016】<製造装置>本発明の上記ルテニウム層お
よび金層は、上述の通り通常めっき法により形成される
が、特にそのめっき装置としてはバレルめっき装置、引
掛けめっき装置または連続めっき装置のいずれかを用い
ることにより実行することが好ましい。これらの装置を
用いることにより上記コネクタ端子を極めて効率良く製
造することができる。ここで、バレルめっき装置とは、
コネクタ端子を一個づつ個別にめっきする装置であり、
連続めっき装置とは、一度に複数個のコネクタ端子を連
続的にメッキする装置であり、また引掛けめっき装置と
は、前二者の中間に位置するものであり中規模の製造効
率を持った装置である。これらの装置は、めっき業界に
おいて良く知られた装置であり、構造自体も公知のもの
である限るいずれのものも使用することができる。な
お、上記した本発明の下地層についても、これらの装置
により形成することができる。
【0017】
【実施例】以下、実施例を挙げて本発明をより詳細に説
明するが、本発明はこれらに限定されるものではない。
【0018】<実施例1> 本実施例は、導電性基体上に金属ルテニウムからなる
テニウム層および金層をそれぞれこの順で形成させたコ
ネクタ端子に関するものである。以下、図1を参照して
説明する。
【0019】まず、導電性基体101として厚さ0.1
mmのテープ状のニッケルをコネクタの形状にプレス加
工し、連続状のコネクタ端子状としたものを70mmの
長さに切断した。該切断後、50g/lの活性剤(商品
名:エスクリーン30、奥野製薬工業(株)社製)を用
いて53℃で3分間洗浄することにより脱脂処理を行な
った。その後数回の水洗浄を行なった後さらに、100
g/lの活性剤(商品名:NCラストール、奥野製薬工
業(株)社製)を用いて50℃で2分間、電流密度5.
0A/dm2の条件下で洗浄することにより電解脱脂処
理を行なった。続いて、数回の水洗浄を行なった後5%
の硫酸を用いて25℃で1分間処理することにより酸活
性処理を行ない、その後数回の水洗浄を行なった。
【0020】次に、上記の処理を経た導電性基体101
に対して、ルテニウム濃度8g/lのルテニウムめっき
液(商品名:Ru−33、エヌ・イーケムキャット
(株)社製)を用いて60℃、pH2.0、電流密度
1.5A/dm2の条件下で5分間引掛けめっき装置に
より電気めっきすることにより、厚さ0.4μmの金属
Ruからなるルテニウム層102を形成した。
【0021】その後数回の水洗浄を行なった後、さらに
10%のアンモニア水でリンス洗浄(50℃、5分間)
した後、10%の塩酸を用いて25℃で0.5分間処理
することにより酸活性処理を行なった。
【0022】次いで、数回の水洗浄を行なった後、上記
の処理を経た金属ルテニウムからなるルテニウム層10
2上に、金濃度9g/lの金めっき液(商品名:N7
7、エヌ・イーケムキャット(株)社製)を用いて35
℃、pH4.1、電流密度1.2A/dm2の条件下で
1分間引掛けめっき装置により電気めっきすることによ
り、厚さ0.1μmの金属Auからなる金層103を形
成することにより図1に示した本発明のコネクタ端子を
得た。
【0023】このようにして得られたコネクタ端子は、
優れた接触抵抗、挿抜性、耐食性を有しており、したが
ってこのコネクタ端子を有してなるコネクタは極めて信
頼性の高いものであった。
【0024】<実施例2> 本実施例は、導電性基体上に下地層、金属ルテニウムか
らなるルテニウム層、金層をそれぞれこの順で形成させ
たコネクタ端子に関するものである。以下、図2を参照
して説明する。
【0025】まず、導電性基体201として厚さ0.1
mmのテープ状のリン青銅をコネクタの形状にプレス加
工し、連続状のコネクタ端子状としたものを70mmの
長さに切断した。該切断後、50g/lの活性剤(商品
名:エスクリーン30、奥野製薬工業(株)社製)を用
いて53℃で3分間洗浄することにより脱脂処理を行な
った。その後数回の水洗浄を行なった後さらに、100
g/lの活性剤(商品名:NCラストール、奥野製薬工
業(株)社製)を用いて50℃で2分間、電流密度5A
/dm2の条件下で洗浄することにより電解脱脂処理を
行なった。続いて、数回の水洗浄を行なった後5%の硫
酸を用いて25℃で1分間処理することにより酸活性処
理を行ない、その後数回の水洗浄を行なった。
【0026】次に、上記の処理を経た導電性基体201
に対して、ニッケルめっき液(240g/lの硫酸ニッ
ケル、50g/lの塩化ニッケル、40g/lの硼酸か
らなるもの)を用いて55℃、pH3.8、電流密度4
A/dm2の条件下で1分間引掛けめっき装置により電
気めっきすることにより厚さ0.95μmのNiからな
る下地層204を形成した。
【0027】続いて、数回の水洗浄を行なった後、上記
下地層204上に、ルテニウム濃度8g/lのルテニウ
ムめっき液(商品名:Ru−33、エヌ・イーケムキャ
ット(株)社製)を用いて60℃、pH2.0、電流密
度1.5A/dm2の条件下で5分間引掛けめっき装置
により電気めっきすることにより、厚さ0.4μmの金
属Ruからなるルテニウム層202を形成した。
【0028】その後数回の水洗浄を行なった後、さらに
10%のアンモニア水でリンス洗浄(50℃、5分間)
した後、10%の塩酸を用いて25℃で0.5分間処理
することにより酸活性処理を行なった。
【0029】次いで、数回の水洗浄を行なった後、上記
の処理を経た金属ルテニウムからなるルテニウム層20
2上に、金濃度9g/lの金めっき液(商品名:N7
7、エヌ・イーケムキャット(株)社製)を用いて35
℃、pH4.1、電流密度1.2A/dm2の条件下で
1分間引掛けめっき装置により電気めっきすることによ
り、厚さ0.1μmの金属Auからなる金層203を形
成することにより図2に示した本発明のコネクタ端子を
得た。
【0030】このようにして得られたコネクタ端子は、
優れた接触抵抗、挿抜性、耐食性を有しており、したが
ってこのコネクタ端子を有してなるコネクタは極めて信
頼性の高いものであった。
【0031】<実施例3> 本実施例は、導電性基体上に複数の下地層、金属ルテニ
ウムからなるルテニウム層、金層をそれぞれこの順で形
成させたコネクタ端子に関するものである。以下、図3
を参照して説明する。
【0032】まず、導電性基体301として厚さ0.1
mmのテープ状の黄銅をコネクタの形状にプレス加工
し、連続状のコネクタ端子状としたものを70mmの長
さに切断した。該切断後、50g/lの活性剤(商品
名:エスクリーン30、奥野製薬工業(株)社製)を用
いて53℃で3分間洗浄することにより脱脂処理を行な
った。その後数回の水洗浄を行なった後さらに、100
g/lの活性剤(商品名:NCラストール、奥野製薬工
業(株)社製)を用いて50℃で2分間、電流密度5A
/dm2の条件下で洗浄することにより電解脱脂処理を
行なった。続いて、数回の水洗浄を行なった後5%の硫
酸を用いて25℃で1分間処理することにより酸活性処
理を行ない、その後数回の水洗浄を行なった。
【0033】次に、上記の処理を経た導電性基体301
に対して、硫酸銅めっき液(硫酸銅90g/l、硫酸1
30g/l、塩素50ppmその他添加剤からなるも
の)を用いて28℃、電流密度2.5A/dm2、空気
攪拌の条件下で引掛けめっき装置により電気めっき処理
を施すことによって厚さ1.5μmのCuからなる第1
の下地層304aを形成した。次いで、数回の水洗浄を
行なった後、この第1の下地層304a上にニッケルめ
っき液(240g/lの硫酸ニッケル、50g/lの塩
化ニッケル、40g/lの硼酸からなるもの)を用いて
55℃、pH3.8、電流密度4A/dm2の条件下で
4分間引掛けめっき装置により電気めっきすることによ
り厚さ1.8μmのNiからなる第2の下地層304b
を形成した。
【0034】続いて、数回の水洗浄を行なった後、上記
第2の下地層304b上に、ルテニウム濃度8g/lの
ルテニウムめっき液(商品名:Ru−33、エヌ・イー
ケムキャット(株)社製)を用いて60℃、pH2.
0、電流密度1.5A/dm2の条件下で5分間引掛け
めっき装置により電気めっきすることにより、厚さ0.
4μmの金属Ruからなるルテニウム層302を形成し
た。
【0035】その後数回の水洗浄を行なった後、さらに
10%のアンモニア水でリンス洗浄(50℃、5分間)
した後、10%の塩酸を用いて25℃で0.5分間処理
することにより酸活性処理を行なった。
【0036】次いで、数回の水洗浄を行なった後、上記
の処理を経た金属ルテニウムからなるルテニウム層30
2上に、金濃度9g/lの金めっき液(商品名:N7
7、エヌ・イーケムキャット(株)社製)を用いて35
℃、pH4.1、電流密度1.2A/dm2の条件下で
1分間引掛けめっき装置により電気めっきすることによ
り、厚さ0.1μmの金属Auからなる金層303を形
成することにより図3に示した本発明のコネクタ端子を
得た。
【0037】このようにして得られたコネクタ端子は、
優れた接触抵抗、挿抜性、耐食性を有しており、したが
ってこのコネクタ端子を有してなるコネクタは極めて信
頼性の高いものであった。
【0038】<実施例4> 本実施例は、実施例3と同様、導電性基体上に複数の下
地層、金属ルテニウムからなるルテニウム層、金層をそ
れぞれこの順で形成させたコネクタ端子に関するもので
ある。以下、図3を参照して説明する。
【0039】まず、導電性基体301として厚さ0.1
mmのテープ状のリン青銅をコネクタの形状にプレス加
工し、連続状のコネクタ端子状としたものを70mmの
長さに切断した。該切断後、50g/lの活性剤(商品
名:エスクリーン30、奥野製薬工業(株)社製)を用
いて53℃で3分間洗浄することにより脱脂処理を行な
った。その後数回の水洗浄を行なった後さらに、100
g/lの活性剤(商品名:NCラストール、奥野製薬工
業(株)社製)を用いて50℃で2分間、電流密度5A
/dm2の条件下で洗浄することにより電解脱脂処理を
行なった。続いて、数回の水洗浄を行なった後5%の硫
酸を用いて25℃で1分間処理することにより酸活性処
理を行ない、その後数回の水洗浄を行なった。
【0040】次に、上記の処理を経た導電性基体301
に対して、ニッケルめっき液(240g/lの硫酸ニッ
ケル、50g/lの塩化ニッケル、40g/lの硼酸か
らなるもの)を用いて55℃、pH3.8、電流密度4
A/dm2の条件下で4分間引掛けめっき装置により電
気めっきすることにより厚さ1.8μmのNiからなる
第1の下地層304aを形成した。次いで、数回の水洗
浄を行なった後、この第1の下地層304a上に銀めっ
き液(30g/lの銀および110g/lのシアン化カ
リウムからなるもの)を用いて48℃、pH12.9、
電流密度1.0A/dm2の条件下で1分間引掛けめっ
き装置により電気めっきすることにより厚さ0.6μm
のAgからなる第2の下地層304bを形成した。
【0041】続いて、数回の水洗浄を行なった後、上記
第2の下地層304b上に、ルテニウム濃度8g/lの
ルテニウムめっき液(商品名:Ru−33、エヌ・イー
ケムキャット(株)社製)を用いて60℃、pH2.
0、電流密度1.5A/dm2の条件下で5分間引掛け
めっき装置により電気めっきすることにより、厚さ0.
4μmの金属Ruからなるルテニウム層302を形成し
た。
【0042】その後数回の水洗浄を行なった後、さらに
10%のアンモニア水でリンス洗浄(50℃、5分間)
した後、10%の塩酸を用いて25℃で0.5分間処理
することにより酸活性処理を行なった。
【0043】次いで、数回の水洗浄を行なった後、上記
の処理を経た金属ルテニウムからなるルテニウム層30
2上に、金濃度9g/lの金めっき液(商品名:N7
7、エヌ・イーケムキャット(株)社製)を用いて35
℃、pH4.1、電流密度1.2A/dm2の条件下で
1分間引掛けめっき装置により電気めっきすることによ
り、厚さ0.1μmの金属Auからなる金層303を形
成することにより図3に示した本発明のコネクタ端子を
得た。
【0044】このようにして得られたコネクタ端子は、
優れた接触抵抗、挿抜性、耐食性を有しており、したが
ってこのコネクタ端子を有してなるコネクタは極めて信
頼性の高いものであった。
【0045】<比較例1> 実施例2において、金属ルテニウムからなるルテニウム
層を形成させないことを除き、他は全て実施例2と同様
にしてコネクタ端子を製造した。かかるコネクタ端子
は、導電性基体上にNi層および金層がこの順で形成さ
れた構造となっており、従来のコネクタ端子に相当する
ものである。
【0046】<硬度試験>実施例1〜4で得られたコネ
クタ端子と比較例1で得られたコネクタ端子とを用い
て、表面硬度計(装置名:ビッカス型表面硬度計、
(株)アカシ製作所社製)を使用して、測定荷重10g
の下それぞれのAu層の表面より表面硬度を測定した。
その結果を以下の表1に示す。
【0047】<耐食性試験>実施例1〜4で得られたコ
ネクタ端子と比較例1で得られたコネクタ端子とを用い
て、それぞれの耐食性を測定した。測定条件は、5%の
食塩水を噴霧し、35℃で8時間経過後の腐食の度合い
を観察することにより行なった。そして、腐食が起こら
なかったものは「○」、少し腐食したものは「△」、か
なり腐食したものは「×」として評価した。その評価結
果を以下の表1に示す。
【0048】
【表1】
【0049】表1より明らかなように、比較例1のコネ
クタ端子に比し各実施例のコネクタ端子は、いずれも優
れた表面硬度を有することにより金層の剥離が一切発生
することがなく優れた挿抜性が示されたとともに、また
耐食性試験においても優れた耐食性が示された。なお、
各実施例の表面硬度において数値のばらつきが見られる
のは、金属ルテニウムからなるルテニウム層単独では7
00〜850HVの表面硬度が示されるものの、金属ル
テニウムからなるルテニウム層は比較的薄いため該層の
下層として存在する導電性基体や下地層の影響が現れた
ものと考えられる。
【0050】今回開示された実施の形態および実施例は
すべての点で例示であって制限的なものではないと考え
られるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではな
くて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と
均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれるこ
とが意図される。
【0051】
【発明の効果】本発明のコネクタ端子は、金層の下層と
して金属ルテニウムからなるルテニウム層を形成したこ
とにより優れた表面硬度を有したものとなり、金層が摩
耗したり剥離したりすることを有効に防止し金層が有す
る優れた接触抵抗を保持したまま優れた挿抜性が得られ
るとともに、ピンホールの発生をも有効に防止し以って
耐食性を飛躍的に向上させたものである。また、金属ル
テニウムからなるルテニウム層の下層として下地層を形
成すれば、導電性基体の種類にかかわらず、金属ルテニ
ウムからなるルテニウム層が剥離することを有効に防止
することができる。また、これらのルテニウム層や金層
をバレルめっき装置、引掛けめっき装置または連続めっ
き装置のいずれかを用いてめっき法により形成すれば、
これらの層を極めて効率良く形成させることが可能とな
る。したがって、本発明のコネクタ端子を有するコネク
タは、このようなコネクタ端子が有する固有の利点をそ
のまま踏襲したものであり、優れた接触抵抗、挿抜性、
耐食性を有しており、極めて信頼性の高いものとなる。
このため、本発明のコネクタは、電気、電子製品や半導
体製品等の接続用の用途に広範囲に利用することが可能
である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 導電性基体上に金属ルテニウムからなるルテ
ニウム層および金層をそれぞれこの順で形成させたコネ
クタ端子の概略断面図である。
【図2】 導電性基体上に下地層、金属ルテニウムから
なるルテニウム層、金層をそれぞれこの順で形成させた
コネクタ端子の概略断面図である。
【図3】 導電性基体上に複数の下地層、金属ルテニウ
ムからなるルテニウム層、金層をそれぞれこの順で形成
させたコネクタ端子の概略断面図である。
【符号の説明】
101,201,301 導電性基体、102,20
2,302 金属ルテニウムからなるルテニウム層、1
03,203,303 金層、204 下地層、304
a 第1の下地層、304b 第2の下地層。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01R 13/03 C25D 5/10 C25D 7/00

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 導電性基体上に金属ルテニウムからなる
    ルテニウム層が形成されており、該ルテニウム層上に金
    層が形成されていることを特徴とするコネクタ端子。
  2. 【請求項2】 導電性基体と金属ルテニウムからなる
    テニウム層との間に、Ni、Cu、Au、Agからなる
    群から選ばれた少なくとも一種の金属からなる下地層が
    少なくとも一層形成されていることを特徴とする請求項
    1記載のコネクタ端子。
  3. 【請求項3】 金属ルテニウムからなるルテニウム層お
    よび金層が、バレルめっき装置、引掛けめっき装置また
    は連続めっき装置のいずれかを用いてめっき法により形
    成されることを特徴とする請求項1または2記載のコネ
    クタ端子。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3のいずれかに記載のコネク
    タ端子を有するコネクタ。
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