JP3442627B2 - エアクリーナダクトの支持構造 - Google Patents

エアクリーナダクトの支持構造

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JP3442627B2
JP3442627B2 JP28884197A JP28884197A JP3442627B2 JP 3442627 B2 JP3442627 B2 JP 3442627B2 JP 28884197 A JP28884197 A JP 28884197A JP 28884197 A JP28884197 A JP 28884197A JP 3442627 B2 JP3442627 B2 JP 3442627B2
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  • Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はエアクリーナにエア
を導入するエアクリーナダクトの支持構造に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】一般に、自動車用内燃機関の吸気系にお
いては、エアクリーナダクトやエアクリーナホースを通
してエアクリーナに外気を導入し、スロットルボディ、
サージタンク、吸気マニホールドを通して各気筒に吸気
を供給するように構成されている。エアクリーナダクト
は、その先端が車体前端部の雨水等が入る恐れのないヘ
ッドランプ後部位置などに開口され、基端部が必要に応
じてエアクリーナホースを介してエアクリーナのエア入
口に嵌合接続されており、例えば特開平8−13553
4号公報に開示されているように、エアクリーナは車体
に固定支持され、エアクリーナダクトは先端から適当距
離の中間部が車体に取付固定されたブラケットにて固定
支持されている。
【0003】エアクリーナに単体のエアクリーナダクト
を接続した場合の従来のエアクリーナダクトの支持構造
を図4を参照して説明する。エアクリーナ21は、エア
クリーナ本体22に対して開閉可能にエアクリーナキャ
ップ23が装着され、エアクリーナキャップ23を開い
てエアクリーナエレメント25のメンテナンスを行うよ
うに構成されている。また、エアクリーナ本体22の側
面に設けられたエア出口28にスロットルボディ(図示
せず)が接続され、エアクリーナキャップ23の側面に
設けられたエア入口29にエアクリーナダクト10の基
端部が嵌合接続されている。
【0004】そして、エアクリーナ本体22はその外面
から突設されたブラケット27を車体又はエンジン本体
にボルト固定することによって支持され、エアクリーナ
ダクト30はその基端部がエア入口29に嵌合されてエ
アクリーナキャップ23で支持され、先端から適当距離
の位置に突設されたブラケット31が車体又はエンジン
本体にボルト固定されて支持されている。
【0005】また、エアクリーナ本体22とエアクリー
ナキャップ23との接合面は垂直で、その下端部がヒン
ジ24にて開閉可能に枢支され、上部両側に配設したク
リップ26にて閉止するように構成されている。
【0006】なお、エアクリーナダクト30の先端から
適当距離の位置にブラケット31を突設する代わりに、
図5に示すように、上方に向けてU字状に開いた把持部
33を有する針金クランプ32や板クランプを車体又は
エンジン本体側に取付けたものも提案されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記図4の
構成においては、エアクリーナエレメント25のメンテ
ナンスを行うためには、クリップ26を外してエアクリ
ーナキャップ23を開く前に、エアクリーナダクト30
のブラケット31を固定しているボルトを取り外す必要
があり、作業性が悪いという問題があった。
【0008】また、図5の針金クランプ32等を用いた
ものでは、エアクリーナダクト30をワンタッチで外す
ことができるが、エアクリーナダクト30のクランプ部
分の摩耗が発生するという問題がある。
【0009】本発明は、上記従来の問題点に鑑み、エア
クリーナダクトを確実に支持しながらエアクリーナエレ
メントのメンテナンスの作業性が良いエアクリーナダク
トの支持構造を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明のエアクリーナダ
クトの支持構造は、車体又はエンジン本体に支持された
エアクリーナ本体に開閉可能にエアクリーナキャップを
連結し、エアクリーナキャップに設けられたエア入口に
エアクリーナダクトの基端部を嵌合接続して成るエアク
リーナにおけるエアクリーナダクトの支持構造であっ
て、エアクリーナダクトの先端から適当距離の支持箇所
に、エアクリーナキャップの開閉に伴うエアクリーナダ
クト基端部の移動平面に対して垂直にピボットを突設
し、車体又はエンジン本体に設けた支持ブラケットにピ
ボットが嵌入係合する支持穴を設けたものであり、エア
クリーナダクトの基端部はエアクリーナにて、先端から
適当距離の支持箇所がピボットを介して支持ブラケット
にてそれぞれ確実に支持され、かつエアクリーナエレメ
ントのメンテナンス時にエアクリーナ本体に対してエア
クリーナキャップを開くとエアクリーナダクトはエアク
リーナキャップの移動にともなってピボットを中心にし
て揺動するため、エアクリーナダクトを脱着する必要は
なく、エアクリーナ本体とエアクリーナキャップの間の
開口からエアクリーナエレメントの交換等を作業性良く
行うことができる。
【0011】また、支持穴をグロメットにて構成し、ピ
ボットの先端を軸部より大径の略球面形状とすると、組
み付け時にピボットをグロメットに圧入するだけで確実
に取付支持でき、かつ弾性支持によって耐摩耗性が向上
するととともに吸気騒音を抑制することができる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明のエアクリーナダク
トの支持構造の一実施形態について、図1〜図3を参照
して説明する。
【0013】図1において、1はエアクリーナ、2はそ
のエアクリーナ本体、3はエアクリーナ本体2に対して
開閉可能に装着されたエアクリーナキャップである。エ
アクリーナ本体2とエアクリーナキャップ3の接合面は
垂直で、その下端に配設されたヒンジ4にて上部を矢印
Cで示すように略水平に前後方向に開閉可能に構成され
ている。5はエアクリーナ本体2内のエアクリーナキャ
ップ3との接合部近傍に着脱可能に可能に配設されたエ
アクリーナエレメントであり、エアクリーナキャップ3
を開いて上方からそのメンテナンスを行うように構成さ
れている。6はエアクリーナキャップ3を閉じた状態で
エアクリーナキャップ3の上部両側に係合して閉止する
クリップである。7はエアクリーナ本体2の外面の適所
に突設されたブラケットであり、ボルトにて車体又はエ
ンジン本体に固定される。
【0014】8はエアクリーナ本体2の車体後方の側面
の上部に設けられたエア出口であり、スロットルボディ
(図示せず)に接続される。9はエアクリーナキャップ
3の左側面の上部に設けられたエア入口であり、エアク
リーナダクト10の基端部が嵌合接続されている。エア
クリーナダクト10の先端から適当距離の支持箇所の下
面には、図2に詳細に示すように、支持座11が形成さ
れ、その中央からピボット12が垂下されている。そし
て、車体又はエンジン本体に設けられた支持ブラケット
13の上端部に固着されたグロメット14の上面に支持
座11が当接されるとともに中心の支持穴15にピボッ
ト12が嵌入係合されている。ピボット12は軸部16
の先端に略球面の球面形状部17が設けられている。
【0015】以上の構成において、エアクリーナ1の組
み付け時にはエアクリーナ本体2のブラケット7を車体
又はエンジン本体にボルト固定し、エアクリーナダクト
10の先端部のピボット12をグロメット14の支持穴
15に圧入し、支持座11をグロメット14の上面に当
接させるだけでよい。
【0016】この組み付け状態でエアクリーナ1はその
エアクリーナ本体2がブラケット7を介して車体又はエ
ンジン本体に固定されることによって確実に支持され
る。また、エアクリーナダクト10はその基端部がエア
入口9に嵌合接続されて支持され、かつ先端から適当距
離の位置の支持座11がグロメット14上面に当接する
とともに、ピボット12がグロメット14の支持穴15
に嵌入係合し、さらに球面形状部17がグロメット14
の下縁に係合することによって、エアクリーナダクト1
0は確実にかつ弾性的に支持される。このようにエアク
リーナダクト10が弾性支持されるので、耐摩耗性が向
上するととともに吸気騒音の抑制に効果が得られる。
【0017】また、エアクリーナエレメント5のメンテ
ナンス時には、クリップ6を外し、図3(b)に示すよ
うに、エアクリーナキャップ3の上部を下端のヒンジ4
を支点にして開く。その際、エアクリーナダクト10が
ピボット12を中心にして水平揺動可能であるためエア
クリーナダクト10は取付けたままでエアクリーナキャ
ップ3の上部を開くことができる。また、エアクリーナ
ダクト10の基端部とエア入口9の嵌合接続部では若干
の撓みが発生するが、極めて僅かであるため許容範囲に
収まる。こうして、エアクリーナ本体2とエアクリーナ
キャップ3の上部間が開口することにより、その開口を
通して上方からエアクリーナエレメント5の交換等を作
業性良く行うことができる。
【0018】なお、上記実施形態ではエアクリーナ本体
2とエアクリーナキャップ3の接合面を垂直にした例を
示したが、接合面を水平にしてエアクリーナキャップ3
の一端側を上方に開くようにすることもでき、その場合
ピボット12は水平方向に突設すればよい。また、上記
実施形態では、支持ブラケット13にグロメット14を
固着した例を示したが、グロメット14は設けずに支持
ブラケット13に支持穴15を設けてもよい。
【0019】
【発明の効果】本発明によれば、以上のようにエアクリ
ーナダクトの先端から適当距離の支持箇所に、エアクリ
ーナキャップの開閉に伴うエアクリーナダクト基端部の
移動平面に対して垂直にピボットを突設し、車体又はエ
ンジン本体に設けた支持ブラケットにピボットが嵌入係
合する支持穴を設けたので、エアクリーナダクトの基端
部はエアクリーナにて、先端から適当距離の支持箇所は
ピボットを介して支持ブラケットにてそれぞれ確実に支
持でき、かつエアクリーナエレメントのメンテナンス時
にエアクリーナ本体に対してエアクリーナキャップを開
く際に、エアクリーナダクトがピボットを中心にして揺
動するためにエアクリーナダクトを脱着する必要がな
く、エアクリーナ本体とエアクリーナキャップの間の開
口からエアクリーナエレメントの交換等を作業性良く行
うことができる。
【0020】また、支持穴をグロメットにて構成し、ピ
ボットの先端を軸部より大径の略球面形状とすると、組
み付け時にピボットをグロメットに圧入するだけで確実
に取付支持でき、かつ弾性支持によって耐摩耗性が向上
するととともに吸気騒音を抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のエアクリーナダクトの支持構造の一実
施形態を示し、(a)は平面図、(b)は正面図、
(c)は(b)のA−A矢視側面図である。
【図2】同実施形態の要部の拡大縦断面図である。
【図3】同実施形態におけるエアクリーナエレメントメ
ンテナンス時の動作を説明する斜視図である。
【図4】従来例のエアクリーナダクトの支持構造を示
し、(a)は平面図、(b)は(a)のB−B矢視側面
図である。
【図5】他の従来例で用いる針金クランプの正面図であ
る。
【符号の説明】
1 エアクリーナ 2 エアクリーナ本体 3 エアクリーナキャップ 9 エア入口 10 エアクリーナダクト 12 ピボット 13 支持ブラケット 14 グロメット 15 支持穴 16 軸部 17 球面形状部

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車体又はエンジン本体に支持されたエア
    クリーナ本体に開閉可能にエアクリーナキャップを連結
    し、エアクリーナキャップに設けられたエア入口にエア
    クリーナダクトの基端部を嵌合接続して成るエアクリー
    ナにおけるエアクリーナダクトの支持構造であって、エ
    アクリーナダクトの先端から適当距離の支持箇所に、エ
    アクリーナキャップの開閉に伴うエアクリーナダクト基
    端部の移動平面に対して垂直にピボットを突設し、車体
    又はエンジン本体に設けた支持ブラケットにピボットが
    嵌入係合する支持穴を設けたことを特徴とするエアクリ
    ーナダクトの支持構造。
  2. 【請求項2】 支持穴をグロメットにて構成し、ピボッ
    トの先端を軸部より大径の略球面形状としたことを特徴
    とする請求項1記載のエアクリーナダクトの支持構造。
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JP4480472B2 (ja) * 2004-06-01 2010-06-16 ダイハツ工業株式会社 内燃機関における吸気装置
JP5024894B2 (ja) * 2007-10-03 2012-09-12 トヨタ自動車株式会社 車両用冷却装置
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CN106347077A (zh) * 2016-10-10 2017-01-25 周峰 一种可调式空滤器支架

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