JP3442047B2 - プロセスカートリッジ及び電子写真画像形成装置 - Google Patents

プロセスカートリッジ及び電子写真画像形成装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はプロセスカートリッ
ジ及び電子写真画像形成装置に関するものである。
【0002】ここで、電子写真画像形成装置とは、電子
写真画像形成方式を用いて記録媒体に画像を形成するも
のである。そして、画像形成装置の例としては、例えば
電子写真複写機、電子写真プリンタ(例えばレーザービ
ームプリンタ、LEDプリンタ等)ファクシミリ装置及
びワードプロセッサ等が含まれる。
【0003】また、プロセスカートリッジとは、帯電手
段、現像手段またはクリーニング手段と電子写真感光体
ドラムとを一体的にカートリッジ化し、このカートリッ
ジを電子写真画像形成装置本体に対して着脱可能とする
ものである。及び帯電手段、現像手段、クリーニング手
段の少なくとも一つと電子写真感光体とを一体的にカー
トリッジ化して電子写真画像形成装置本体に着脱可能と
するものである。更に、少くとも現像手段と電子写真感
光体ドラムとを一体的にカートリッジ化して電子写真画
像形成装置本体に着脱可能とするものをいう。
【0004】
【従来の技術】電子写真を用いた画像形成装置では、そ
の使用が長時間に及ぶと感光体ドラムの交換、現像剤の
補給や交換、その他(帯電器、クリーニング容器など)
の調整・清掃・交換が必要となる。
【0005】そこで、電子写真画像形成プロセスを用い
た画像形成装置においては、電子写真感光体及び前記電
子写真感光体に作用するプロセス手段を一体的にカート
リッジ化して、このカートリッジを画像形成装置本体に
着脱可能とするプロセスカートリッジ方式が採用されて
いる。このプロセスカートリッジ方式によれば、装置の
メンテナンスをサービスマンによらずにユーザー自身で
行うことができるので、格段に操作性を向上させること
ができた。そこでこのプロセスカートリッジ方式は、画
像形成装置において広く用いられている。
【0006】図33に示すように、従来のプロセスカー
トリッジ85は現像ローラ18等の現像部材を支持した
現像容器83とトナー収納容器86を超音波溶着して接
合した現像ユニットとし、この現像ユニットに対して、
感光体ドラム11、帯電ローラ12、クリーニングブレ
ード14等を支持したクリーニング容器87とを結合ピ
ン軸89で結合し、クリーニング容器87と現像容器8
3間に圧縮コイルばね82を縮設して、感光体ドラム1
1と現像ローラ18を近寄る方向へ付勢している。
【0007】このようなプロセスカートリッジ含めた電
子写真画像形成装置においては、プロセスカートリッジ
を交換するまでの寿命を長くする為に、トナー(現像
剤)収納容器の大容量化と、クリーニング容器の大型化
の動向がある。又、印字スピードの異なる製品のシリー
ズ化に伴い同仕様のプロセスカートリッジを使用可能に
する動向がある。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】トナー収納容器におい
ては、トナー撹拌、及び、トナー送りを行う機構が必要
である。
【0009】本発明は従来の技術を更に発展させたもの
であって、収納するトナーの大容量化、及び、長寿命化
に伴い、常に画像の安定したトナー撹拌の駆動装置を有
するプロセスカートリッジ及び電子写真画像形成装置を
提供することを目的とするものである。
【0010】本発明の目的は、プロセスカートリッジを
装置本体に装着した際に、電子写真感光体ドラムを中心
にして、即ち、電子写真感光体ドラムを調芯させて装置
本体に位置決めさせることができるとともに、カートリ
ッジ位置決め部を装置本***置決め部に対して確実に位
置決めすることができるプロセスカートリッジ、及び、
電子写真画像形成装置を提供することである。
【0011】
【課題を解決するための手段】主要な本発明は請求項と
対応する番号を付して示せば以下のとおりである。
【0012】本出願に係る第1の発明は電子写真画像形
成装置本体に着脱可能なプロセスカートリッジにおい
て、電子写真感光体ドラムと、前記電子写真感光体ドラ
に形成された静電潜像を現像するための現像部材と、
前記現像部材によって、前記静電潜像の現像に用いられ
る現像剤を収納するための現像剤収納部と、前記現像剤
収納部内に収納されている現像剤を前記現像部材の設け
られている方向へ送り出すための現像剤送り出し部材
と、前記装置本体に設けられている装置本***置決め部
と係合して、前記プロセスカートリッジの前記装置本体
に対する位置決めを行うカートリッジ位置決め部と、こ
こで、前記カートリッジ位置決め部は、前記電子写真感
光体ドラムの軸線方向と交差する方向において、前記現
像剤収納部の配置されている側に配置されている、前記
プロセスカートリッジが前記装置本体に装着された際
に、前記装置本体から前記電子写真感光体ドラムを回転
させるための駆動力を受けるための感光体駆動力受け部
と、ここで、前記感光体駆動力受け部は、前記電子写真
感光体ドラムの一端に設けられており、また前記プロセ
スカートリッジを前記装置本体に装着する装着方向前方
側に配置されており、前記装置本体に設けられたねじれ
た略三角柱の凹部と係合するねじれた略三角柱である、
また、前記プロセスカートリッジは、前記電子写真感光
体の軸線方向に沿って前記装置本体に装着される、前記
プロセスカートリッジが前記装置本体に装着された際
に、前記装置本体から前記現像剤送り出し部材を回転さ
せるための駆動力を受けるための送り出し部材駆動力受
け部と、ここで、前記送り出し部材駆動力受け部は、前
記装着方向前方側に配置されており、前記装置本体に設
けられた駆動力伝達部材と偏心していたとしても回転可
能に係合する、を有し、ここで、前記感光体駆動力受け
部と前記送り出し部材駆動力受け部が前記装置本体から
駆動力を受ける際に、前記感光体駆動力受け部と前記送
り出し部材駆動力受け部の回転方向が同じである、ま
た、前記回転方向は、前記カートリッジ位置決め部が前
記装置本***置決め部に当接する方向へ回転モーメント
を生じる方向である、また、前記ねじれた略三角柱の凹
部と前記ねじれた略三角柱は調芯する作用を有するが、
前記送り出し部材駆動力受け部は前記装置本体から現像
剤送り出し部材を回転させるための駆動力を受ける際に
前記ねじれた略三角柱の凹部と前記ねじ れた略三角柱の
調芯する作用を邪げない構成であることを特徴とするプ
ロセスカートリッジである。
【0013】
【0014】本出願に係る第の発明はプロセスカート
リッジを着脱可能であって、記録媒体に画像を形成する
電子写真画像形成装置において、 (a)電子写真感光体ドラムと、前記電子写真感光体
ラムに形成された静電潜像を現像するための現像部材
と、前記現像部材によって、前記静電潜像の現像に用い
られる現像剤を収納するための現像剤収納部と、前記現
像剤収納部内に収納されている現像剤を前記現像部材の
設けられている方向へ送り出すための現像剤送り出し部
材と、前記装置本体に設けられている装置本***置決め
部と係合して、前記プロセスカートリッジの前記装置本
体に対する位置決めを行うカートリッジ位置決め部と、
ここで、前記カートリッジ位置決め部は、前記電子写真
感光体ドラムの軸線方向と交差する方向において、前記
現像剤収納部の配置されている側に配置されている、前
記プロセスカートリッジが前記装置本体に装着された際
に、前記装置本体から前記電子写真感光体ドラムを回転
させるための駆動力を受けるための感光体駆動力受け部
と、ここで、前記感光体駆動力受け部は、前記電子写真
感光体ドラムの一端に設けられており、また前記プロセ
スカートリッジを前記装置本体に装着する装着方向前方
側に配置されており、前記装置本体に設けられたねじれ
た略三角柱の凹部と係合するねじれた略三角柱である、
また、前記プロセスカートリッジは、前記電子写真感光
体の軸線方向に沿って前記装置本体に装着される、前記
プロセスカートリッジが前記装置本体に装着された際
に、前記装置本体から前記現像剤送り出し部材を回転さ
せるための駆動力を受けるための送り出し部材駆動力受
け部と、ここで、前記送り出し部材駆動力受け部は、前
記装着方向前方側に配置されており、前記装置本体に設
けられた駆動力伝達部材と偏心していたとしても回転可
能に係合する、を有し、ここで、前記感光体駆動力受け
部と前記送り出し部材駆動力受け部が前記装置本体から
駆動力を受ける際に、前記感光体駆動力受け部と前記送
り出し部材駆動力受け部の回転方向が同じである、ま
た、前記回転方向は、前記カートリッジ位置決め部が前
記装置本***置決め部に当接する方向へ回転モーメント
を生じる方向である、また、前記ねじれた略三角柱の凹
部と前記ねじれた略三角柱は調芯する作用を有するが、
前記送り出し部材駆動力受け部は前記装置本体から現像
剤送り出し部材を回転させるた めの駆動力を受ける際に
前記ねじれた略三角柱の凹部と前記ねじれた略三角柱の
調芯する作用を邪げない構成であるプロセスカートリッ
ジを取り外し可能に装着するための装着部と、 (b)前記感光体駆動力受け部に駆動力を伝達するため
の駆動力伝達部材と、 (c)前記送り出し部材駆動力受け部に駆動力を伝達す
るための駆動力伝達部材と、を有することを特徴とする
電子写真画像形成装置である。
【0015】
【0016】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図1乃至図
9に基づいて説明する。この実施の形態における長手方
向とは記録媒体の搬送方向に直角で記録媒体の面に平行
な方向をいう。また、プロセスカートリッジの上面、下
面とはプロセスカートリッジを画像形成装置本体に装着
した状態での上面、下面のことである。
【0017】(プロセスカートリッジ及び装置本体の説
明)図2に本発明に係るプロセスカートリッジの主断面
図、図1に本発明に係る画像形成装置の主断面図を図示
する。このプロセスカートリッジは、電子写真感光体
と、電子写真感光体に作用するプロセス手段を備えたも
のである。ここでプロセス手段としては、例えば電子写
真感光体の表面を帯電させる帯電手段、電子写真感光体
にトナー像を形成する現像装置、電子写真感光体表面に
残留したトナーを除去するためのクリーニング手段があ
る。
【0018】本実施の形態のプロセスカートリッジ15
は、図2に示すように像担持体である電子写真感光体ド
ラム11の周囲に帯電手段である帯電ローラ12、現像
装置として、現像ローラ18、現像ブレード26、及び
クリーニング手段として、クリーニングブレード14を
配置し、ハウジングで覆って一体的にプロセスカートリ
ッジ15とし、画像形成装置本体(以下、装置本体とい
う)27に対して、着脱自在に構成している。
【0019】このプロセスカートリッジ15は図1に示
すような電子写真画像形成装置Cに装着されて画像形成
に用いられる。画像形成は装着下部に装着されたシート
カセット6から搬送ローラ7によってシートSを搬送
し、このシート搬送と同期して、感光体ドラム11に露
光装置8から選択的な露光をして潜像を形成する。その
後、トナー収納容器16に収納したトナーを現像ブレー
ド26により摩擦帯電電荷を付与すると共に現像ローラ
18表面に薄層担持し、現像ローラ18に現像バイアス
を印加することによって、潜像に応じてトナーを供給す
る。このトナー像を転写ローラ9へのバイアス電圧印加
によって搬送される記録媒体であるシートSに転写す
る。そのシートSを定着装置10へ搬送して画像定着
し、排紙ローラ1によって装置上部の排出部2に排出す
る。
【0020】一方、転写後、感光体ドラム11に残留し
たトナーはクリーニングブレード14で除去され、除去
トナー送り部材115により除去トナー溜め5の奥側へ
移動される。
【0021】(プロセスカートリッジの枠体構成)図3
から図9はプロセスカートリッジの枠体構成を示す図面
である。図7はこれらの枠体を組み付ける前の図であ
り、図3から図6はこれらの枠体を組み付けた後の図で
ある。プロセスカートリッジ15は感光体ドラム11、
帯電ローラ12、クリーニングブレード14を一体的に
支持しているクリーニング枠体13、現像ローラ18、
現像ブレード(図7では不図示、図2の符号26参照)
を一体的に支持している現像枠体(現像フレームともい
う)17、トナーを収納しているトナー収納容器(現像
剤フレームともいう)16の3つの枠体を有する。な
お、トナー収納容器16には現像下カバー45が付設さ
れている。更には、これら3枠体を一体的に支持するた
めクリーニング枠体13及びトナー収納容器16の両側
面をサイドカバー(エンドカバーともいう)19,20
で固定し現像枠体17をクリーニング枠体13により支
持してプロセスカートリッジ15として成り立ってい
る。なお、感光体ドラム11を支持する枠体はドラムフ
レームとも称せられる。
【0022】上述のようにプロセスカートリッジ15は
現像下カバー45を有している。ここで、現像下カバー
45は、プロセスカートリッジ15が装置本体27に装
着された際に、現像部材である現像ローラ18、現像ブ
レード26の下方となる位置に配置されている。そし
て、プロセスカートリッジ15の外壁の一部分をなすも
のである。また、現像下カバー45の長手方向の一端
は、第一エンドカバーであるサイドカバー19と結合し
ている。また、前記長手方向の他端は、第二エンドカバ
ーであるサイドカバー20と結合している。
【0023】サイドカバー19は、図3に示すように取
っ手29を有している。ここで、取っ手29は、プロセ
スカートリッジ15を装置本体27に着脱する際に操作
者が把持するものである。そして、プロセスカートリッ
ジ15は、感光体ドラム11の長手方向に沿って、装置
本体27に着脱される。更に、この着脱は装置本体27
の奥まで挿入された状態でプロセスカートリッジ15を
降下して装着位置に載置し或いは上昇させて引き出し可
能とするものである。
【0024】サイドカバー19は、穴部19aを有して
いる。そして、穴部19aから感光体ドラム11の軸受
となる軸と同心で外方へのびる軸22a1が突出してい
る。ここで、軸22a1は感光体ドラム11の一端をク
リーニング枠体13に支持している軸受部材22aの部
分である。そして、プロセスカートリッジ15が装置本
体27に装着された際に、軸22a1は装置本体27に
位置決めされる。即ち、プロセスカートリッジ15が装
置本体27の奥まで挿入されて降下して、軸22a1が
装置本体27の位置決め部(後述)に嵌合すると共に規
制当接部19g,20gが装置本体27で支持される。
【0025】トナー収納容器16は、図5に示すように
その上面に取っ手30を有している。ここで、上面は、
前記プロセスカートリッジ15が装置本体27に装着さ
れた際に、上方となる面である。また、取っ手30は、
プロセスカートリッジ15を運搬する際に操作者が把持
するものである。この取っ手30はトナー収納容器16
の上面の凹部16eに収納され、取っ手30の根本30
aが長手方向に平行なピン(不図示)でトナー収納容器
16に枢着されている。取っ手30使用の際は、該ピン
を中心に回動して立てて取っ手30とする。
【0026】クリーニング枠体13は、図2、図5に示
すように露光開口13gを有している。ここで、露光開
口13gはプロセスカートリッジ15が装置本体27に
装着された際に、装置本体27の露光装置8から感光体
ドラム11に照射する情報光を侵入させるためのもので
ある。
【0027】サイドカバー20は、図4、図7に示すよ
うに第一の穴部20a、及び、第二の穴部20eを有し
ている。そして、第一の穴部20aには、プロセスカー
トリッジ15が装置本体27に装着された際に、装置本
体27から感光体ドラム11を回転するための駆動力を
受ける第一駆動力受け部として第一カップリング105
aが設けられている。第一カップリング105aはフラ
ンジ11aと一体成形されている。フランジ11aは感
光体ドラム11の一端に固定されている。また、第二の
穴部20eには、プロセスカートリッジ15が装置本体
27に装着された際に、装置本体27からトナー収納容
器16に収納されているトナーを送り出すためのトナー
送り出し部材である撹拌部材113,114,123
(図2参照)を回転するための駆動力を受ける第二駆動
力受け部として第二カップリング106aが設けられて
いる。
【0028】現像枠体17に関しての詳細は後述する。
【0029】サイドカバー19,20はプロセスカート
リッジ15の主断面(記録媒体の搬送方向に従う垂直
面)を覆うほどの大きさを有しており、プロセスカート
リッジ15の長手方向両端部に配置され、クリーニング
枠体13とトナー収納容器16にわたっており、クリー
ニング枠体13、トナー収納容器16に両側から夫々固
定され、クリーニング枠体13及びトナー収納容器16
を一体的に支持している。
【0030】このサイドカバー19,20の図7に示す
穴部19a,20aがクリーニング枠体13の感光体ド
ラム中心と同軸上に位置決めされる。図示してあるサイ
ドカバー19側は、図7に示すように軸受部材22aが
クリーニング枠体13の穴部13aに圧入されている。
そして、フランジ22a2を挿通して小ねじ49をクリ
ーニング枠体13にねじ込んである。この軸受部材22
aはフランジ22a2に一本の軸22a1を一体的に設
けたものである。軸22a1の穴部13aに圧入された
先端側はフランジ11bの中心の穴に滑入される。感光
体ドラム11の一端にはフランジ11bが嵌入固定され
ている。このとき、軸受部材22aの外側の軸22a1
を介して、サイドカバー19の位置決めを行うので感光
体ドラム11に対するサイドカバー19の位置が精度良
く決まる。また、感光体ドラム11からできるだけ離れ
た位置に設けたダボである位置決め部19bをクリーニ
ング枠体13の側面13cに設けられた穴である位置決
め部13bに嵌合して感光体ドラム11の中心を中心と
してサイドカバー19の回転方向の位置を決めている。
そして、サイドカバー19をクリーニング枠体13の長
手方向の側面13cに固定している。
【0031】更にトナー収納容器16はその長手方向の
一端面16dに円筒形の位置決め部16a,16bを長
手方向に突設し、その位置決め部16a,16bをサイ
ドカバー19に配設された穴である位置決め部19c,
19dに嵌合してサイドカバー19に対する位置を決め
ている。そして、トナー収納容器16とサイドカバー1
9が固定される。他方のサイドカバー20も同様にトナ
ー収納容器16、クリーニング枠体13に位置決め固定
されている。現像枠体17は後述する方法で位置を決め
ている。即ち、クリーニング枠体13に圧入固定される
軸受部材22bの外周をサイドカバー20の穴部20a
に嵌合し、軸受部材22bの一部をサイドカバー20の
外方へ突出している。また、軸受部材22(22a,2
2b)は画像形成装置本体27へのプロセスカートリッ
ジ15の位置決めも兼ねている。
【0032】(枠体の固定方法)枠体の固定に先立っ
て、枠体の仮組立を行う。仮組立はクリーニング枠体1
3から突出している軸22a1とサイドカバー19の穴
部19a、クリーニング枠体13の側面の位置決め穴1
3bとサイドカバー19の位置決め部(円筒形ダボ)1
9b、トナー収納容器16の端面の位置決め部16a,
16b夫々とサイドカバー19の位置決め部(穴)19
c,19d夫々と、を各嵌合する。サイドカバー20の
側においても同様にサイドカバー20とクリーニング枠
体13、トナー収納容器16の各部を嵌合する。このよ
うに仮組立可能であるから、本組立(固定)前の取扱い
が容易である。
【0033】上述したサイドカバー19のクリーニング
枠体13及びトナー収納容器16への固定はサイドカバ
ー19の位置決め部19c,19dを挿通してトナー収
納容器16の位置決め部16a,16bへ小ねじ28を
ねじ込む。また、サイドカバー19の穴19hを挿通し
て小ねじ28をクリーニング枠体13のダボ13eにね
じ込む。なお、位置決め部19c,19d、穴19hは
段穴で外部側が***である。この***は小ねじ28は挿
通できるが、位置決め部16a,16b及びダボ13e
よりも小さい。サイドカバー20でクリーニング枠体1
3とトナー収納容器16を結合固定するのも、サイドカ
バー19でクリーニング枠体13とトナー収納容器16
を結合固定するのと同様である。
【0034】なお、サイドカバー19,20でクリーニ
ング枠体13とトナー収納容器16を結合する方法は、
樹脂結合してもよい。この樹脂結合は、サイドカバー1
9,20とクリーニング枠体13、トナー収納容器16
との接合部分に沿って樹脂流路を成形時に設けておい
て、サイドカバー19,20に成形時に用いたのとは別
の金型のゲートから、上記樹脂流路までの樹脂注入用の
流路を設けて、溶融樹脂を注入固化するものである。こ
の場合、プロセスカートリッジ15は仮組立をしておい
て樹脂結合に用いる金型に収納する。
【0035】トナー収納容器16から現像ローラ18へ
トナーを供給するため、トナー収納容器16、現像枠体
17に夫々開口部16c(図2参照)、開口部17bを
設けている。現像枠体17とトナー収納容器16は開口
部17b,16cをつなげるように密封部材として可撓
性のシール部材21(図7参照)により連結されてい
る。また、トナー収納容器16はサイドカバー19,2
0に対して位置決めされており、現像枠体17はクリー
ニング枠体13に対して位置決めされているため、現像
枠体17とトナー収納容器16間は寸法誤差があるので
間隔をあけておく必要がある。そして、プロセスカート
リッジ15は感光体ドラム11を支持するクリーニング
枠体13側で画像形成装置本体27のカートリッジ装着
部に位置決めして装着され、トナー収納容器16は大量
のトナーを収容している場合と、空の場合とで重量差が
大きくトナー収納容器16又はサイドカバー19,20
の両者又はどちらかにひずみが生じる恐れがある。その
ため、シール部材21は可撓性のある材質を使用してい
る。
【0036】このような構成にすることにより、トナー
が増大した時でも、トナーによる負荷はサイドカバー1
9,20に掛かり、現像枠体17に支持された現像ロー
ラ18に生じることはない。従って、感光体ドラム11
に余計な負荷を与えず安定した画像を得ることができ
る。
【0037】また、図2に示すように現像装置Dの現像
枠体17は長手方向の一方端が現像ローラ18、現像ブ
レード26等の現像手段を支持して吊り穴13eを回転
中心とするように揺動可能にクリーニング枠体13の吊
り穴13eにピン66(図20参照)で支持されてい
る。そして図8に示すようにクリーニング枠体13に突
設したばね掛け13dと現像枠体17に突設したばね掛
け17fとの間に引っ張りコイルばね36を張設してあ
る。なお、ばね掛け17fに関しては更に好適な実施の
形態が後述される。また、サイドカバー19内部には例
えば圧縮コイルばねの弾性部材67(図9参照)が現像
ローラ軸受と同心の突部材17eを加圧するように配置
されている。これと前記引っ張りコイルばね36のばね
力により現像ローラ18の両端部に設けた現像ローラ1
8と同心で現像隙間(略300μm)だけ半径の大きな
突き当てコロ18bが感光体ドラム11の画像領域外に
圧接している。
【0038】これによって、現像枠体17とトナー収納
容器16の間には隙間が出来るように構成されている。
更にトナー収納容器16は容器底部が略水平な線に沿う
ように構成されている。
【0039】(シート部材の構成)本実施の形態では現
像装置Dとトナー収納容器16間の隙間を密封する構成
である。上記密封する構成は密封部材としてシート部材
21を貼り合わせ蛇腹形状を形成して密封している。シ
ート部材21は接合部材としての板状部材33を介して
トナー収納容器16に取りつけられている。この場合シ
ート部材21とは厚さ1mm以下であるが、前記蛇腹形
状の可撓性が損なわない材質を選定することで、厚みが
1mm以上でも成り立つ。
【0040】次に図10及び図11にシート部材21の
袋状密封部材の形成方法概略を示す。図10に示すよう
にシート部材21は板状部材33及び現像枠体17の開
口部33b,17bと略同一面積もしくは同一面積以上
の開口部21f,21eを有している。
【0041】このシート部材21を板状部材33及び現
像枠体17に各開口部33b,17bの回りの縁に閉じ
た形状(図10の斜線部)の第一接着部21k、第二接
着部21mで接合する。これによって、図11に示すよ
うにシート部材21の開口部21eは現像枠体17の開
口部17bと合わさって一つの貫通穴となる。またシー
ト部材21の開口部21fは板状部材33の開口部33
bと合わさって一つの貫通穴となる。
【0042】本実施の形態の場合、現像枠体17及び板
状部材33とシート部材21の接合はヒートシール法、
インパルスシール法などの熱溶着によって行われるが、
超音波溶着、接着剤、粘着テープ等を用いても良い。
【0043】次に図11に示すようにシート部材21は
現像枠体17と板状部材33に貼り付けられた後に、矢
印の方向に両開口部17b,33bがシート部材21を
間にして向い合うように折り曲げられ、蛇腹(袋形状)
を形成し、折り返して合わさる面の外周縁である端部2
1d(斜線部)同志を接合し密封させる。この場合の密
封手段もヒートシール法、インパルスシール法などの熱
溶着、又は超音波溶着、接着剤、粘着テープを用いるこ
とができる。
【0044】次に板状部材33をトナー収納容器16に
取りつけるが、このときにトナーシール24が通過でき
るように取付の一部を溶着または接着していない。
【0045】本実施の形態の場合は図7に示すように3
3a部を溶着し、トナー封止部材25がトナーシール2
4を抑えつける領域は溶着しないまたは接着されていな
い構成となっている。
【0046】このようにしてあるため、トナー収納容器
16と現像枠体17の対向面の間隔が変動しても密封部
材であるシート部材21は袋形状の蛇腹状になっている
ため変位が生ずる際の抵抗を極めて小さくできる。ま
た、シート部材21を板状部材33と現像枠体17の間
に取りつけることで板状部材33がトナーシール24を
覆うように取りつけることができる。そして、トナーシ
ール24が通過する隙間を封止するようにトナー封止部
材25を板状部材32に取りつけることが可能になり、
トナー漏れを防止できる。
【0047】更に、シート部材とトナー収納容器を同一
平面でシールする際にトナー収納容器16の本体に直接
シート部材を貼る場合と比べて、板状部材を用いると、
溶着に必要な溶着受け台の形状が単純化できる。
【0048】更に、板状部材33があることで現像枠体
17とユニット化が可能になり、トナー収納容器16へ
の取付が容易になる。
【0049】(現像枠体及びトナー収納枠体へのシール
部材の取付方法)現像枠体及びトナー収納枠体間の開口
部を通ずると共に外部とは封止しておくためのシール部
材であって厚さの極めて薄いシール部材の現像枠体及び
トナー収納枠体への取付方法を説明する。
【0050】本実施の形態の場合シート部材21は0.
1mm以下であり、使用時には剥離紙を除去し、単一層
のシート部材である。単一層のシート部材を選定するこ
とで、より低い剛性のシール部材を実現できる。
【0051】本実施の形態におけるシート部材21は図
12に示すように可撓性を備えた層21a及び層21a
よりも剛性のある剥離紙21bによって構成されてい
る。層21aはPET(ポリエチレンテレフタレー
ト)、PP(ポリプロピレン)、ONy(2軸延伸ナイ
ロン)、ヒートシール部材、エステル系樹脂、エチレン
ビニルアセテート(EVA)、ポリウレタン系樹脂、ポ
リエステル系樹脂、オレフィン系樹脂などを用いる。
【0052】次に蛇腹形状の作成方法について説明す
る。
【0053】図12に示すように取付保持部材31はシ
ート部材吸着のためのオリフィス孔31aがあけられて
おり、このオリフィス孔31aは図示されない真空ポン
プ装置へ連通している。このシート部材21は複数のオ
リフィス孔31aによって層21aの面で真空吸着され
て図13に示すように取付保持部材31に保持されてい
る。なお、取付保持部材表面を帯電して静電気でシート
部材を吸着するようにしてもよい。吸着後に、図14に
示すようにシート部材21の第2の層である剥離紙21
bを剥離して、層21a(シート部材21)のみが取付
保持部材31に残る。
【0054】取付保持部材31には図12に示すように
インパルスシールに用いられる発熱体32が取りつけら
れている。次に図15に示すように、取付保持部材31
に保持されたシート部材21を板状部材33と現像枠体
17に押し付けた後に発熱体32に瞬間的に電流が流れ
て発熱し、直後に冷却される。結果的にシート部材21
は板状部材33と現像枠体17に溶着される。その後、
真空吸着を解除し取付保持部材31を上昇して現像枠体
17と板状部材33に溶着されたシート部材21から離
間させる。なお、板状部材33はトナー収納容器16の
一部として機能するものである。即ち、板状部材33の
開口部33bは実質的にトナー収納容器16の開口部で
ある。
【0055】尚、このシート部材21の溶着は、板状部
材33及び現像枠体17に各開口部33b,17b付近
の閉じた形状で接合されている。
【0056】次に図11に示すようにシート部材21は
現像枠体17と板状部材33に貼り付けられた後に、矢
印の方向に両開口部21e,21fが向い合うように折
り曲げられ、蛇腹(袋形状)を形成し、折り返して合わ
さる面の端部21d(斜線部)同志を接合し密封させ
る。この蛇腹には折り目が形成される。また、複数の折
り目によってアコーデオン状の蛇腹とすることもでき
る。
【0057】本実施の形態ではシート部材の層21aに
エステル系シールフィルムを用いているが、EVA(エ
チレン酢酸ビニル共重合体)等のホットメルトシートで
も良い。
【0058】また、本実施の形態の場合、シート部材2
1を単一層21aで構成しているため、常時加熱されて
いるヒートシール法では加熱部分にシート部材が溶着し
てしまう恐れがあり、加熱と冷却、保持が短時間で行え
るインパルスシールによって溶着が行われることで目的
とする取付が可能になる。
【0059】更に、他の実施の形態として、瞬間的に発
熱する超音波溶着、発熱を伴わない接着剤、粘着テープ
等を用いても良い。
【0060】このように組み立てられるため、シート部
材が非常に薄く、シワ無く貼り付けることが困難な場合
でも、吸着後に剥離紙を除去することで形状が固定さ
れ、目的とする個所に溶着が可能になる。
【0061】また、他の実施の形態として、シート部材
を複数の層から構成されるシート部材の場合でも前述の
取付方法が適用可能である。
【0062】次に板状部材33をトナー収納容器16に
取りつけるが、このときにトナーシール24が通過でき
るように取付の一部を溶着または接着していない。
【0063】図7に示すように本実施の形態の場合、3
3a部を溶着し、トナー封止部材25がトナーシール2
4を抑えつける領域は溶着または接着されていない構成
となっている。
【0064】ここでトナー封止部材25はフェルトのよ
うな弾性部材であって板状部材33の長手方向の一方端
に短手方向に細長く設けられている。トナー封止部材2
5は板状部材33の板面に凹部33cを設けて、凹部3
3cの底面に貼り付けられている(図8参照)。
【0065】このようにしてあるため、トナー収納容器
16と現像枠体17の対向面の間隔が変動してもシール
部材21は袋形状の蛇腹状であり、かつ薄い可撓性シー
トで構成できるため、現像枠体17に変位が生ずる際の
抵抗を極めて小さくできる。
【0066】(現像枠体及びトナー収納枠体間を密封す
るシート部材の他の実施の形態)図16はこのシート部
材の他の実施の形態を説明するために用いる分解斜視図
である。この図16は図7を簡略にして示すと共にシー
ト部材を図7とは異にしている。
【0067】図17はプロセスカートリッジの縦断面図
である。
【0068】シート部材21iは合成樹脂発泡体、例え
ば発泡ウレタン、低硬度ゴム、シリコン等の柔軟性材料
でできており板状であって開口部21jを備えている。
開口部21jはシート部材21iを取りつけた状態で現
像枠体17の開口部17b、トナー収納容器16の開口
部16cと夫々重なる。シート部材21i、開口部21
jは開口部17b,16cとほぼ等しい。シート部材2
1iは現像枠体17とトナー収納枠体16の対向面の何
れか又は両者に貼り付けられる。ただし、トナーシール
24が外部へ引き出されるべく通過する部分においては
シート部材21iはトナー収納容器16には貼り付けら
れていない。
【0069】このようなシート部材21iの厚さは、組
立状態における現像枠体17の開口部17b回りのトナ
ー収納容器16に対向する対向面17gと、トナー収納
容器16の開口部16c回りの前記対向面17gに対向
する対向面16fとの間の距離よりも大きい。
【0070】従って、図17のように組み立てられたプ
ロセスカートリッジ15においてシート部材21iは現
像枠体17の対向面17gとトナー収納容器16の対向
面16fによって圧縮されている。このシート部材21
iを圧縮したことによる反力は現像ローラ18の突き当
てコロ18bが感光体ドラム11に対して加圧力として
作用するからシート部材21iのばね力は極力小さい方
が良い。
【0071】このシート部材21iを用いると、前述の
実施の形態で述べた板状部材33をなくすることが可能
であり、施工も容易である。
【0072】(トナーシール)トナーシール24はトナ
ー収納容器16の開口部16cを封止した後に折り返し
て封止した部分に重ねて折り返した位置より反対側へ図
7に示すように引き出してある。トナーシール24を行
う前に撹拌部材113,114,123を組込んでお
く。トナーシールを行った後は、トナー充填口16gか
らトナー収納容器16中へトナーを充填する。トナー充
填後、トナー充填口16gにトナーキャップ37を圧入
固定する。
【0073】上述したシート部材についてまとめて要約
すると、現像枠体17とトナー収納容器16は、可撓性
のシート部材21で結合されている。そして、可撓性の
シート部材21は、現像枠体17と前記トナー収納容器
16とに貼り付けられている。
【0074】可撓性のシート部材21は貫通穴を有して
いる。そして、貫通穴の一端は、トナー収納容器16に
設けられたトナー供給開口である開口部16cと対向し
ている。また、貫通穴の他端は、現像枠体17に設けら
れたトナー受け入れ開口である開口部17bと対向して
いる。ここで、トナー供給開口は、トナー収納容器16
のトナー収納部に収納されているトナーを現像部材であ
る現像ローラ18の設けられている方向へ供給するため
のものである。また、トナー受け入れ開口は、トナー供
給開口を通過したトナーを受け入れるためのものであ
る。また、可撓性のシート部材21は貫通穴の一端の周
囲をトナー収納容器16に貼り付けられている。及び、
前記貫通穴の他端の周囲を前記現像枠体17に貼り付け
られている。ここで貫通穴の一端の開口部21eは現像
枠体17の開口部17bと対向している。貫通穴の他端
の開口部21fはトナー収納容器16の開口部16cと
対向している。
【0075】可撓性のシート部材21は袋形状である。
そして、袋の向い合った一面と他面には開口部17e,
17fが設けられている。そして、前記一面に設けられ
た開口部17fは、トナー収納容器16に設けられたト
ナー供給開口部16cと対向している。また、前記他面
に設けられた開口部21eは、現像枠体17に設けられ
たトナー受け入れ開口部17bと対向している。ここ
で、トナー供給開口部16bは、トナー収納部を有する
トナー収納容器16に収納されているトナーを現像ロー
ラ18の設けられている方向へ供給するためのものであ
る。また、トナー受け入れ開口部17bは、トナー供給
開口部16cを通過したトナーを受け入れるためのもの
である。また、可撓性のシート部材21は前記一面に設
けられた開口部21fの周囲を前記トナー収納容器16
の一部として設けた板状部材33に貼り付けられてい
る。及び、前記他面に設けられた開口部21eの周囲を
現像枠体17に貼り付けられている。
【0076】可撓性のシート部材21は、現像枠体17
とトナー収納容器16とに貼り付けられている間に、少
なくとも一つ以上の折り目を有する。そして、可撓性の
シート部材21は、一端がトナー収納容器16の一部と
して設けた板状部材33に貼り付けられており、他端が
現像枠体17に貼り付けられた蛇腹形状である。
【0077】可撓性のシート部材21は、弾性部材、或
いは、ヒートシール部材で形成されている。
【0078】上述に対して、平板状の可撓性のシート部
材21iの材質は、発泡ウレタン、低硬度ゴム、シリコ
ン等である。
【0079】(現像装置の構成)既に、現像枠体17と
クリーニング枠体13間に引っ張りコイルばね36を張
設する構成を説明した(図8参照)。本例はこの構成を
更に発展させたものである。
【0080】次に、現像装置の構成について、図18、
図19を用いて説明する。図18は現像装置の各部品が
組み込まれる前の状態の斜視図であり、図19は現像装
置の各部品が組み込まれたあとの状態の斜視図である。
現像枠体17には、画像形成に係る構成要素として、現
像ローラ18、現像ブレード26等が組み込まれてい
る。なお、本実施の形態では他方側のサイドカバー20
側のみ限定して述べるが、一方側のサイドカバー19側
も同様な構成である。
【0081】現像ブレード26は、厚さ1〜2mm程度
の板金26aにウレタンゴム26bがホットメルト、両
面接着テープ等で固定されたもので、ウレタンゴム26
bが現像ローラ18の母線に接することによって現像ロ
ーラ18周面上のトナー量を規制する。なお、現像ブレ
ード26としてはシリコンゴムを採用する場合がある。
図18に示すように現像枠体17に設けられたブレード
取付部としてのブレード突き当て平面17hにはめねじ
17iが設けられている。そして、やや中央寄りには位
置決め用ダボ(不図示)が設けられている。そこで、板
金26aに設けられた嵌合穴26dを現像枠体17の夫
々ダボ(不図示)に嵌合する。その後、板金26aに設
けられたねじ穴26cを挿通して小ねじ68をめねじ1
7iにねじ込み、板金26aを平面17hに固定する。
こうしてウレタンゴム26bの先端の位置が決まり、現
像ローラ18へのウレタンゴム26bの当接圧が決ま
り、ウレタンゴム26bの先端から当接位置までの距離
が決まり現像条件が決まる。また、現像ブレード26の
板金26aは、ウレタンゴム26bが現像ローラ18へ
長手方向で均一に当接させるよう板金の剛性を高めるた
め、その一端は略90゜に曲げられ曲げ部26eとなっ
ている。また、板金26aの端部は現像枠体17から飛
び出すほどの長さを有しており、そこに後述する加圧ば
ねの取りつける取付穴26fが形成されている。
【0082】なお、現像枠体17には、その開口部17
bの上方長手方向(第1直線部17n)から短手方向
(第2直線部17p)に沿って、トナーの外部への漏れ
を防ぐため、略コの字状のモルトプレーン等の弾性シー
ル部材61を貼り付けている。弾性シール部材61の第
1直線部61c、第2直線部61aは現像枠体17の第
1直線部17n、第2直線部17pと接して貼り付けら
れている。現像枠体17と現像ブレード26の間にこの
弾性シール部材61を挟み込み、つぶすことによってト
ナーの外部への漏れを防止している。更に、この弾性シ
ール部材61はその長手方向端部に数mm飛び出してい
る耳部61bが形成されている。この耳部61bは不図
示の磁気シールの位置決めを担っている。
【0083】また、開口部17bの長手方向両端から現
像ローラ18に沿う円弧面17l(エル)までに沿って
設けた溝17kには、磁気シール(不図示)が取りつけ
られ、その磁力により現像ローラ18からトナーが漏れ
るのを防いでいる。
【0084】また更に、下あご部17mには現像ローラ
18の母線に接する薄片の弾性シール部材(不図示)が
貼り付けられている。
【0085】現像ローラ18はアルミ、ステンレス等の
金属材料からなる円筒部材である。その外径は16〜2
0mm程度であり、肉厚は0.5〜1mm程度である。
また、その表面には現像剤の帯電性を高めるためにカー
ボンコート、ブラスト等が施されている。本実施の形態
ではカーボンコートのみである。
【0086】また、現像ローラ18の両端部にはアル
ミ、ステンレス等の金属材料よりなる段付きの円筒部材
であるスリーブフランジ18a(一端部のみ図示)が圧
入されている。スリーブフランジ18aは現像ローラ1
8と同軸であり外径が大きい第1円筒部18d、第1円
筒部18dよりも小径の第2円筒部18cが設けられて
いる。この第1円筒部18dには、現像ローラ18と感
光体ドラム11の対向距離(以下「SDギャップ」)を
規制するためのリング状の距離規制部材(以下突き当て
コロという)18bが設けられている。この突き当てコ
ロ18bはポリアセタール等の絶縁性の材質からできて
いる。この突き当てコロ18bの外径は現像ローラ18
の直径よりもSDギャップの2倍だけ大である。また、
第2円筒部18cには現像ローラ18を回転自在に支持
し現像枠体17に位置決めするための現像軸受部材63
(図20に特に拡大して逆側からみた斜視図を図示)を
配置している。また、第2円筒部18cの先端には二面
幅部18eを有し、この二面幅部付の円筒部に嵌合して
回り止めされて合成樹脂製の現像ローラギア62が嵌合
している。この現像ローラギア62は感光体ドラム11
の端部に設けられたはす歯のドラムギア(不図示)から
駆動を受けて、現像ローラ18を回転させている。ま
た、その軸方向の推力は現像ローラ18の中央部へ向う
ように捩じれている。また、現像ローラ18の内部に
は、トナーを現像ローラ18周面上に付着させるための
マグネットローラ(不図示)を内包している。
【0087】現像軸受部材63は摺動性が向上した樹脂
製の部材からなり、厚さ2〜5mm程度の平板状であ
る。この平面部63gの略中央には円筒状の軸受部63
aが形成されている。この軸受部63aはその内径は8
〜15mmである。この軸受部63aがスリーブフラン
ジ18aの第2円筒部18cと嵌合し、現像ローラ18
が回転摺動している。また平面部63gには現像枠体1
7との位置を決めるためのダボ63c,63dが軸受部
63aと略平行に形成され、現像枠体17に位置決めさ
れる。このダボのうちダボ63cの先端で、ダボ63c
と同軸であるダボ63d,63eは磁気シールの位置決
めとして使用される。また、同じく平面部63gには現
像軸受部材63を現像枠体17と、小ねじ35等で固定
するためのねじ穴63bが設けられている。現像軸受部
材63のダボ63cが現像枠体17の長手方向の一端の
端面の不図示の嵌合穴に嵌合し、ダボ63fが同じく不
図示の嵌合長穴に嵌合し現像軸受部材63の平面部63
gが現像枠体17の前記端面に突き当たり、前記端面に
設けられためねじに現像軸受部材63に設けられたねじ
穴63bを挿通して小ねじ64を現像枠体17にねじ込
み、現像軸受部材63を現像枠体17に固定する。これ
により、現像枠体17に固定される現像ブレード26と
現像ローラ18の位置は確実に決まり安定した画像が出
力される。
【0088】前述してきた現像軸受部材63はその軸受
部63aに現像ローラ18のスリーブフランジ18aを
回転摺動するため、材料は摺動特性の良い、比較的高価
な材質を用いることがある(例えば、ポリフェニレンス
ルフイドPPS、ポリアミドPAベースの軸受材)。そ
のために摺動する部分のみ軸受ブッシュとして、ハウジ
ングと部品を分ければ、高価な材質を使う部品の体積は
少なくて済み、ハウジングは耐衝撃性ポリスチレンHI
PS等の比較的安価な材質で済む。
【0089】また、現像ローラ18の内部には、トナー
を現像ローラ18周面上に付着させるためのマグネット
ローラ(不図示)を内包している。
【0090】(現像装置の支持の構成)次に現像装置の
支持構成について図7、図20、図21、図22、図2
3を用いて説明する。図20は現像装置をクリーニング
枠体13で支持する前の状態の斜視図(駆動側)であ
る。図21は現像装置をクリーニング枠体13で支持し
た後の状態の斜視図(駆動側)である。図22は図4を
一部拡大し、サイドカバーが無い状態を示した側面図で
ある。図23は現像枠体と非駆動側のサイドカバーを組
み付ける前の斜視図である。
【0091】先に説明したように、最適な画像を出力す
るためには現像ローラ18と感光体ドラム11は最適な
SDギャップ(感光体ドラム11と現像ローラ18間の
隙間)を保っていなければならない。そのために、本実
施の形態では感光体ドラム11に対して現像ローラ18
を最適な加圧力(以下、D加圧という)で加圧し、SD
ギャップを保持している(図2参照)。この場合最適な
D加圧とは駆動側、非駆動側夫々500g〜2000g
程度である。これ以下だと、振動等でSDギャップが開
いてしまい、白抜け等の画像不良が発生する。これ以上
だと、D加圧により、突き当てコロ18bがつぶれ、S
Dギャップが狭くなる。また、D加圧により突き当てコ
ロ18b内周、外周に負荷がかかり耐久により削れ等が
発生し、最適なSDギャップが保持できなくなる恐れが
ある。本実施の形態では以下に示すような構成をとるこ
とにより安定したSDギャップを保持している。以下、
駆動側、非駆動側に分けて現像装置の支持(SDギャッ
プの保持方法)について説明する。
【0092】図20、図21、図22に示すように、駆
動側では現像枠体17(現像ローラ、現像ブレード等を
含んだ現像装置)は現像枠体17のアーム部17cの先
端に設けた吊り穴17dをクリーニング枠体13の支持
穴13eに同軸に配置し、平行ピン66を吊り穴17
d、支持穴13e両者に貫通させることにより揺動の回
転中心とし、感光体ドラム中心に現像ローラ中心が向う
ように揺動可能に支持されている。この時、駆動側の感
光体ドラム11に対する現像ローラ18の加圧力は、図
22に示すように現像装置の感光体ドラム11のフラン
ジ11aに配置されたギア部11a1と現像ローラギア
62のギア部62bの噛合力(噛み合いピッチポイント
をとおる作用線上の歯荷重)F1と、クリーニング枠体
13と現像装置に掛けられた引っ張りコイルばね36に
よるばね力F2と、現像装置の重心を通る現像装置の自
重F3の3力により発生している。つまり、3力とも図
22において、平行ピン(揺動中心)66を中心に反時
計回りにモーメントが発生し、現像ローラ18が感光体
ドラム11に対して加圧されるように設定されている。
この時、感光体ドラム11と突き当てコロ18bの接触
点と揺動中心(66)を結んだ線と噛合力F1のなす角
度は5゜程度の小さな角度になるように、揺動中心の位
置が設定されている。なぜなら、トルクのばらつきによ
り噛合力F1がばらつき、結果的にD加圧が大きくばら
つくのを防止するためである。また、自重F3は先に説
明したように現像剤による負荷が現像装置Dに加わらな
い構成となっているため、安定している。また、ばね力
F2も以下に説明するようにロス無く配置、支持されて
いるため、駆動側のD加圧D1は安定した数値となる。
【0093】即ち、引っ張りコイルばね36は図20に
示すように線径0.5〜1mm程度の引っ張りばねとな
っている。その両端部にはフック部36a,36bを設
け装置への取付部となっている。また、その材質はSU
S、ピアノ線、りんせい銅等のばね性のある材質が用い
られる。このばね部材の一方のフック部36aを現像ブ
レード26の板金26aに形成された穴部26gに引っ
掛け、他方のフック部36bがクリーニング枠体13に
設けられた軸状のばね掛け13dに引っ掛けている。ま
た、現像ブレード26の穴部26gは現像枠体17から
外側に飛び出た所に配置されており、その穴は幅2〜5
mm程度、長さ4〜8mm程度の大きさである。また、
クリーニング枠体13のばね掛け13dは感光体ドラム
11の近傍に配置され、その径2〜5mm程度であり、
クリーニング枠体13と一体となっている。また、ブレ
ード板金26aの穴部26gとクリーニング枠体13の
ばね掛け13dを結んだ線と穴部26gと揺動中心(6
6)を結んだ線は略直角となるように穴部26g、ばね
掛け13dの双方の位置が設定されている。また、引っ
張りコイルばね36は現像ブレード26に掛けられてい
るため、現像枠体17単体では軸等のばね取付部を枠体
から飛び出す形で設ける必要が無い。このため、現像枠
体17の長手方向の端面の形状が簡単となり、先に説明
したシート部材21の現像枠体17への取付時に取りつ
け用の治具が設置しやすく組立性の向上につながる。ま
た、現像ブレード26に引っ張りコイルばね36を取り
つけることにより、金属という弾性率が高いものに取り
つけることになり、ばね力によるばね掛け部の変形等、
D加圧のロスにつながるようなことが無くなる。また、
現像枠体17に直接ダボ等の取付部を設ける場合におい
ては、変形によるD加圧のロスをなくすため、形状を大
きくする必要が出てくるが、このダボが無いため、省ス
ペース化につながる。
【0094】更に、現像枠体17の非駆動側には、図2
3に示すように現像ローラ18の長手方向中心軸線上に
突出部として突部材17eを有し、該突部材17eを感
光体ドラム11中心方向に加圧するように構成されてい
る。この突部材17eは現像ローラ18を支持する非駆
動側の軸受部材を一体に有する。
【0095】次に、非駆動側のD加圧の構成について述
べる。図7、図23に示すように現像枠体17の非駆動
側には、現像ローラ18長手方向中心軸線上に突部材1
7eが固定されている。そして、該突部材17eを感光
体ドラム11の方向に向って加圧するように構成されて
いる。突部材17eは現像枠体17にねじ止めされてい
る。図23に示すように該突部材17eはサイドカバー
19に設けられた溝19e(本実施の形態では感光体ド
ラム中心方向に略平行で直線形状の長穴)に挿入され、
感光体ドラム中心方向に移動可能に構成されている。ま
た、溝19e内部で突部材17eを間にして感光体ドラ
ム11とは反対側には弾性部材67が前記突部材17e
を押圧部材67aを介して加圧するように配設されてい
る。弾性部材67は線径0.5〜1mm程度のコイル状
の圧縮ばねである。このばねによるばね力がそのまま、
非駆動側の現像ローラ18の感光体ドラム11に対する
加圧力D2となり、ばね力のみで決まることになり安定
した加圧力が得られる。この溝19eは同時に現像ロー
ラ18の移動方向を規制する位置決めの役割も担ってい
る。この溝19eはサイドカバー19の内部から見て凹
部になっており、この溝19eの外部側は幅がせまく、
押圧部材67aが外部へ脱出しないようになっている。
【0096】なお、弾性部材67と突部材17eの間に
は押圧部材67aが設けてある。押圧部材67の平面6
7bは弾性部材67と接している。平面67bは弾性部
材67の加圧方向に直角である。押圧部材67の平面6
7bと反対側は平面67bと平行な平面であって、突部
材17eの平坦部17e1に接している。
【0097】(カップリング部材の説明)ここで図24
〜図26を用いてカップリング形状について説明する。
【0098】図24においてプロセスカートリッジ15
の第一カップリング105aは、略三角形の凸部105
a1を有しており、詳しくは凸部105a1は軸の回転
方向にねじれた三角柱である。また本体第一カップリン
グ103は、この凸部105a1と係合する軸方向にね
じれた略三角柱の凹部103aを有している。これによ
り第一カップリング105aと本体第一カップリング1
03が係合し回転されると、凸部105a1の各頂点と
凹部103aの内面とが等しく当接するために互いに軸
芯が合致し駆動伝達される。
【0099】このように第一カップリング105a、本
体第一カップリング103はねじれた三角柱の凸部と凹
部であり、係合して回転すると軸方向の推力が生じ互い
に引き合う。
【0100】図25、図26において、画像形成装置の
本体第二カップリング104は円柱が二方取りされた二
面幅部を有しており、当接部104a,104bを有す
る。当接部104a,104bは前記二面幅部の片面の
両側にあり、片側に関しては二面幅部両面で異なる当接
部104aと104bとなっている。プロセスカートリ
ッジ15内の第二カップリング106aは円形状の凹部
106dに三角形のリブが周方向を等配して2か所に設
けられている。この三角形のリブは互いに直角方向に平
面の当接部106e,106fを有する。
【0101】そして、本体第二カップリング104が図
25に示すように不図示のトナーシール自動開封機構を
介してトナーシール24を開封する方向Eに回転すると
第二カップリング106aの三角リブ当接部106eと
本体第二カップリング104の当接部104aが当接し
駆動を伝達する。
【0102】図25に示すように第二カップリング10
6aの凹部106dはトナーシールを開封する方向Eに
回転すると第二カップリング106aの三角リブ当接部
106eと本体第二カップリング104の当接部104
aが当接する。このとき本体第二カップリング104の
外周104dと第二カップリング106aの凹部106
dとの径方向の隙間g1が小となるように円形状の凹部
106dの径を変化させた形状となっている。このため
凹部106dは円弧の途中から面106fにほぼ平行な
面106gを有する。
【0103】なお、本体第二カップリング104の外周
104dは円弧であって、本体第二カップリング104
の回転中心を中心とする円上にある。また、トナーシー
ル24の開封駆動が終了すると本体第二カップリング1
04がI方向に逆回転し第二カップリング106aの当
接部106fと本体第二カップリング104の当接部1
04bが当接し第二カップリング106aを駆動し、ト
ナー撹拌部材113,114,123等に駆動を伝達す
る構成となっている。このとき本体第二カップリング1
04と第二カップリング106aは、回転軸に対して半
径方向の隙間g2を有する構成となっている。本実施の
形態では、隙間g2は約2mmである。
【0104】この構成をとることによりトナーシール2
4を開封時には感光体ドラム11を回転駆動せず、本体
第二カップリング104と第二カップリング106aと
の間で回転中心が決められる。そして、トナーシール2
4を開封終了後、即ち、画像形成されるときには感光体
ドラム11に設けられた第一カップリング105aと本
体第一カップリング103が回転中心となり、トナー撹
拌部材113,114,123等に駆動伝達する第二カ
ップリング106aと本体第二カップリング104は、
偏心していたとしても調芯作用は生ぜず偏心したまま駆
動を伝達するのみで本体第一カップリング103と第一
カップリング105aの軸芯の合致を妨げない構成とな
っている。
【0105】(駆動系の説明)図27は、本実施の形態
における駆動列の系統図である。又、図36は駆動列の
配置を説明する分解斜視図である。
【0106】装置本体27側に設けられたプロセスカー
トリッジ15の駆動源101,102例えばモーターは
プロセスカートリッジ15を装置本体27にセットした
状態で、カップリング103,104でプロセスカート
リッジ側の入力ギア105b,106bと一体に回転す
るカップリング105a,106aと連結している。カ
ップリング106aは軸受20eで支持されている。カ
ップリング105aとギア105bは一体又は一体的に
ギアフランジ105となっていて軸受22bを介してク
リーニング枠体13で支持している。また、例えば、駆
動源102をドラム駆動源101と別のモーターにする
ことで、モーターの回転速度を制御装置121によって
可変可能に構成すれば、カップリング104、プロセス
カートリッジ側の入力カップリング106aと連動し
て、トナーの撹拌系駆動速度を変えることが出来る。
【0107】制御装置121は、プロセスカートリッジ
15の使用枚数、プロセスカートリッジ15のトナー容
量、プロセスカートリッジ15の撹拌駆動トルク等の状
態に合わせて駆動源102の駆動をON,OFFした
り、駆動スピードを変えることが可能である。
【0108】又、印字速度が速い仕様の装置本体27で
は、駆動源102の駆動速度を変えて設定することで、
感光体ドラム11、現像ローラ18の速度は、速度が速
くなっても、撹拌速度は変えないで一定にすることが可
能な構成である。ここで駆動源102は、可変速装置を
介して駆動源101と同一駆動モーターであってもかま
わない。その時は、装置本体27の仕様に合わせて変速
することで最適な撹拌の動きに設定することができる。
【0109】プロセスカートリッジ側の駆動系の説明を
する。
【0110】静電潜像の現像に直接かかわる感光体ドラ
ム11と現像ローラ18には、ギア105b,107b
とフランジを一体成形したギアフランジ105,107
が夫々一端側に固定され、他端側には軸受フランジ11
9,120が固定され、夫々ユニット状態である。ギア
105bとスリーブギア107bとが噛み合っている。
【0111】装置本体27側の駆動源101によってカ
ップリング103が回転すると、感光体ドラム11と、
現像ローラ18は回転する。感光体ドラムユニットは、
軸受部材22a,22bで回転自在に支持されている。
又、現像ローラ18は、現像ローラ18より外径の大き
な同一中心の突き当てコロ18bを感光体ドラム11に
圧接して、感光体ドラム11の表面と最適なギャップを
保ちながら回転する。軸受部材22a,22bは、プロ
セスカートリッジ15のクリーニング枠体13に直接設
けた穴、又はこの枠体に固定された部材(図7参照)で
あり、フランジ105,119のジャーナル部が嵌合す
る。
【0112】撹拌系の駆動は、入力ギア106bと噛み
合うアイドラギア126を介して噛み合うアイドラギア
108、アイドラギア108を固定した軸108aに固
定されたアイドラギア129、アイドラギア129と噛
み合うアイドラギア128、ここでアイドラギア128
は2段ギアでその小ギア128aと噛み合う撹拌ギア1
09,127を介して撹拌部材113,114へと駆動
力を伝えるように連結してある。なお、入力ギア106
bの軸と撹拌部材114の軸は一直線上になくともかま
わないので、入力ギア106bの位置は広い範囲で選べ
る。ここで、プロセスカートリッジ15内の各ギアはプ
ロセスカートリッジ15の枠体に回転自在に支持されて
いる。
【0113】又、アイドラギア108の軸108aは、
駆動伝達棒122と一体又は一直線に連結されている。
駆動伝達棒122は長手反対側のアイドラギア124と
連結し、アイドラギア110aと噛み合う撹拌ギア12
5を介して撹拌部材123へと駆動力を伝える。ここ
で、駆動伝達棒122、各撹拌部材113,114,1
23はトナー収納容器16に回転自在に支持されてい
る。
【0114】故に、入力ギア106bが回転すると撹拌
部材114,113,123と伝達棒122は、それぞ
れのジャーナル部がトナー収納容器16に設けた軸受部
に回転自在に支持されているので、連動して回転する。
【0115】カップリング103は、図24に示すよう
にドラムフランジ105側のねじれた3角柱の凸部10
5a1と装置本体27側のねじれた凹部103aで駆動
時に噛み合うことで、互いに引き込みかつ、調心するの
で装置本体27とプロセスカートリッジ15との位置が
決まる。この時カップリング104の凸部と入力カップ
リング106aの凹部とが噛み合うが、ある程度偏心出
来る嵌合間隙を持っているので、ドラムフランジ側の第
一カップリング105aの位置決めに影響を与えること
はない(図25、図26、図36参照)。さらに、プロ
セスカートリッジ15の回り止めとして、サイドカバー
19,20の規制当接部19g,20gの凸部が装置本
体27に位置決めされている。すなわち、画像に影響す
る現像、潜像の駆動入力側は、カップリングの調心作用
で装置本体27と位置決めするが、撹拌系の駆動入力側
は駆動の伝達するだけでラフな結合構成にしてある。
【0116】さらに、除去トナー溜め5にもなっている
クリーニング枠体13内には、感光体ドラム11から除
去された除去トナーを搬送する羽根状の除去トナー送り
部材115が収容されている。この除去トナー送り部材
115はクリーニング枠体13に設けた軸受部で回転可
能に軸支されている。除去トナー送り部材115の一端
に除去トナー送り部入力ギア112が固定されている。
この除去トナー送りギア112はアイドラギア111
c,111b,111a,125,110aを介してギ
ア124と噛み合っている。伝達棒122にはその一端
に固定した入力ギア108と反対側の非駆動側に出力ギ
ア124が固定されている。アイドラギア111a,1
11b,111cは夫々の軸をサイドカバー19の軸受
部で回転可能に支持されている。ここで、駆動伝達棒1
22が回転すると、連動して除去トナー送り部材115
も回転する。なお、上記アイドラギア111a,111
b,111cを支持する軸受部はサイドカバー19と一
体成形した固定軸である。
【0117】又、アイドラギア111cは2段の段ギア
として大ギアをアイドラギア111bと噛み合わせ小ギ
アを除去トナー送りギア112と噛み合せてもよい。
【0118】以上説明したようにプロセスカートリッジ
15内の各運動部分は感光体ドラム11、現像ローラ1
8系の駆動列と、撹拌、除去トナー送りの駆動列とが、
装置本体27側の駆動源から分割されて駆動される構成
である。
【0119】又、除去トナー送りをトナー収容容器16
の撹拌部材113又は114の入力部と反対側からの伝
達構成で駆動するとか、撹拌部の入力ギア106b,1
09,127、アイドラギア108,128の何れかか
ら歯車列を介して入力をもらうとかして駆動してもよ
い。
【0120】(冷却風路の構成)図28、図29は感光
体ドラム周辺に配置されたギア列の模式図であり、図2
8はサイドカバーを外して見る側面図、図29はサイド
カバーを架想線で示した側面図である。クリーニング枠
体13の内部には回収した除去トナーを除去トナー溜め
5の奥側に搬送する送り部材115を設けている。除去
トナー送り部材115は感光体ドラム11から駆動を受
ける場合、大幅な減速を行わなければならない場合もあ
るが、トナー収納容器16内部のトナー撹拌部材114
から駆動を受ければ、大幅な減速の必要がなく、適切な
回転速度を得ることが容易となる。この場合、ギア11
1b,111cはトナー収納容器16から現像枠体17
の外部側を通り感光体ドラム11近傍に配設されること
になる(図28参照)。
【0121】本実施の形態の場合、感光体ドラム近傍の
昇温を防止する為に、サイドカバー19には感光体ドラ
ム近傍に風路19f(図29参照)が確保されている
が、ギア列の内、ギア111b,111cが内部の冷却
の為の風路19fを塞いでしまうため、ギア111b,
111cには軸流ファンの羽根を構成するようにスリッ
ト34a,34bを設け風路19fを通じて積極的に吸
気又は排気を行っている。
【0122】更に、図30、図31、図32を用いて冷
却風路の構成についてのべる。図31はギア111cの
斜視図であるがギア111bはギア111cの歯のねじ
れ方向、風路のねじれ方向が共に逆であるほかは同様で
あるので、ギア111cで代表して説明する。図32は
図31のB−Bを展開して示す断面図、図30は図31
のA−A断面図である。
【0123】ギア111cははすばギアであり、歯部を
有するリム111c2とボス111c1を結ぶデイスク
状のハブ111c3には周方向を等配してスリット34
aが貫通している。ハブ111c3の面はサイドカバー
19の内側面19iとは離れている。これによってサイ
ドカバー19を内外に通ずるサイドカバー19に設けた
風路19fとスリット34aは空間46を介して連なっ
ている。ボス111c1の中心穴はサイドカバー19の
内側に長手方向へ突設した軸部19Gに回転自在に支持
され、図示されない軸用止め輪を軸部19Gに嵌め込ん
で軸方向に移動しないようになっている。上記リム11
1c2は1側面111c4がサイドカバー19の内側面
19iに近傍している。両側面19i,111c4は空
気のとおりぬけを可及的に小さくする。そのため、両側
面19i,111c4はラビリンスのように互いに入り
込んでもよい。
【0124】上記スリット34aは風路19fと重なる
ようになっている。
【0125】図32に示すように相隣るスリット34a
とスリット34a間はねじ羽根形状の羽根34gであ
る。相隣るスリット34aの形状は軸流ファンのように
空力的に送風効率をよくするようにすることは望ましい
が、ギア111cの回転速度が遅いので簡易に斜設した
羽根でも良い。これらスリット34aによってリム11
1c2の内側には羽根車が構成される。
【0126】図31、図32に示すように矢印34cの
方向にギア111cが回転すると、図30に示すよう
に、空気が矢印34dのように軸方向へ流れて空間46
へ入り、空間46から風路19fへ向い矢印34hのよ
うにサイドカバー19の風路19fをとおってプロセス
カートリッジ外へ排出される。
【0127】このように空間46を総てのスリット34
aに同時的に通ずるようにしてあるため全部の羽根34
gが空気流の生成に寄与する。
【0128】また、羽根34gの表面の向き34fを逆
にすると、同じ回転方向でも空気の流れは逆向きとな
り、画像形成装置外部の空気をプロセスカートリッジ1
5の内部に送り込むことができる。部品の配置風路の全
体構成から有利な向きにすると効果的である。
【0129】なお、はすばギア111cの歯筋34eの
ねじれ方向を羽根34gの向き34fと同じ方向に合わ
せると空気の流れは軸方向で同方向となり、かつ樹脂成
形の場合型構成上有利である。そして、ギア111cの
歯筋34eと羽根34gを軸方向の同方向へ空気を送る
ようにする場合は、リム111c2の側面とサイドカバ
ー19の内面は空気のとおりぬける隙間を設けると共に
歯車の噛み合い部を除いてギア111cの外周に沿って
カバーを設けて送風機のケーシングとするとよい。
【0130】上述のようにギア111cの中心を中心と
してスリット34aで斜めの面34fを有する羽根34
gで羽根車を構成したため、画像形成時にギア111
b,111cが回転するのでプロセスカートリッジ15
内の、帯電部、クリーニングブレード部で滞留した昇温
した空気は、排出される。又、定着装置10等で発生す
る熱も除去される。なお、画像形成装置本体27には画
像形成装置本体内の空気を入れ換えるための自然通気穴
或いはファン等の換気手段(不図示)が設けられてい
る。
【0131】(装置本体のカートリッジ装着部)図34
は装置本体のカートリッジ装着部の斜視図を示す。装置
本体27の前面の扉(不図示)を開けるとカートリッジ
装着部71の入口が見える。
【0132】このカートリッジ装着部71には長手方向
のガイドレール72,73が記録媒体であるシートSの
搬送方向に直角でシートS面に平行に設けられている。
図35に示すようにガイドレール72は軸74でもって
揺動して軌道面72a側が上下方向に可動である。ガイ
ドレール73は固設されている。ガイドレール72,7
3はほぼ平行に、略同一高さの位置即ち、ほぼ水平面上
に配されている。
【0133】上記、カートリッジ装着部71にプロセス
カートリッジ15を長手方向から進退して、プロセスカ
ートリッジ15のガイド部15a,15bをカートリッ
ジ装着部71のガイドレール72,73に係合して装置
本体27にプロセスカートリッジ15が着脱される。
【0134】図35に示すように軸74は装置本体27
に回動可能に設けられている。このガイドレール72の
揺動先端部には長手方向に上に向って開いたほぼ半円形
の軌道面72aが形成されている。この軌道面72aに
はプロセスカートリッジ15のガイド部15aの凸形状
の下方に向って凸な半円弧が丁度係合可能となってい
る。
【0135】装置本体27には図35に示すように可動
のカートリッジガイド72が軸74を中心にして時計回
りに回動することによって、プロセスカートリッジ15
のガイド部15aが下った際に、同時に下るプロセスカ
ートリッジ15の図35において右側の規制当接部19
g,20gを支持する突き当て部材76が固設してあ
る。またプロセスカートリッジ15の位置決め用の軸受
部材22(22a,22bただし22bはプロセスカー
トリッジ15の装着方向の奥側であって図に現われな
い)の軸22a1が丁度嵌合する位置決め溝75が装置
本体27に設けてある。即ち、プロセスカートリッジ1
5は長手方向の両側で位置決めされる。
【0136】軸74は図34に示すように装置本体27
の手前側へ突出してその外部にレバー77が固定されて
いる。
【0137】レバー77は軌道面72aが上方へ向かっ
て不図示のばねでプロセスカートリッジ15を支持して
押し上げられ、不図示のストッパーで図35の位置を保
っている。レバー77を上記不図示のばねのばね力に抗
して上げると、プロセスカートリッジ15はガイド部1
5bと、ガイドレール73の当接部を支点にして下が
る。そして、先ず、プロセスカートリッジ15の規制当
接部19g,20g(20gは奥側)が装置本体27の
突き当て部材76に当接して、更にレバー72が下がる
とプロセスカートリッジ15のガイド部15bと装置本
体27のガイドレール73が離れる。次にプロセスカー
トリッジ15の軸受部材22aの軸22a1が装置本体
27の位置決め溝75に嵌合してプロセスカートリッジ
15の装置本体27に対する位置が定まる。なお、軸受
部材22bについても同様に奥側の溝75に嵌合する。
レバー77は更に下がって不図示のノッチ等で係止され
る。
【0138】プロセスカートリッジ15の取り外しは上
記と逆である。
【0139】上述したプロセスカートリッジ及び電子写
真画像形成装置を駆動装置に関し、要約すると共に説明
を補足すると次のとおりである。
【0140】第1は画像形成装置本体27に着脱可能な
プロセスカートリッジ15において、感光体ドラム11
と、感光体ドラム11に形成された静電潜像を現像する
ための現像部材である現像ローラ18、現像ブレード2
6と、前記現像部材によって、前記静電潜像の現像に用
いられるトナーを収納するためのトナー収納容器16
と、トナー収納容器16内に収納されているトナーを前
記現像部材の設けられている方向へ送り出すための現像
剤送り出し部材であるトナー撹拌部材113,114,
123と、プロセスカートリッジ15が装置本体27に
装着された際に、装置本体27に設けられている装置本
***置決め部である位置決め溝75、突き当て部材76
と係合するカートリッジ位置決め部である軸22a1、
規制当接部19g、20gと、ここで、前記カートリッ
ジ位置決め部である規制当接部19g、20gは、感光
体ドラム11の軸線方向と交差する方向において、トナ
ー収納容器16の配置されている側に配置されている、
プロセスカートリッジ15が装置本体27に装着された
際に、装置本体27から感光体ドラム11を回転させる
ための駆動力を受けるための感光体駆動力受け部として
設けた第一カップリング105aと、ここで、前記感光
体駆動力受け部は、感光体ドラム11の一端に設けられ
ており、またプロセスカートリッジ15を装置本体27
に装着する装着方向前方側に配置されており、装置本体
27の本体第一カップリング103に設けられたねじれ
た略三角柱の凹部103aと係合するねじれた略三角柱
の凸部105a1である。また、プロセスカートリッジ
15は、感光体ドラム11の軸線方向に沿って装置本体
27に装着される、プロセスカートリッジ15が装置本
体27に装着された際に、装置本体27から前記現像剤
送り出し部材を回転させるための駆動力を受けるための
送り出し部材駆動力受け部として設けた第二カップリン
グ106aと、ここで、前記送り出し部材駆動力受け部
は、前記装着方向前方側に配置されている、を有し、こ
こで、感光体駆動力受け部である第一カップリング10
5aと前記送り出し部材駆動力受け部である第二カップ
リング106aが装置本体27から駆動力を受ける際
に、前記感光体駆動力受け部と前記送り出し部材駆動力
受け部の回転方向が同じである、また、前記回転方向
は、前記カートリッジ位置決め部が前記装置本***置決
め部の下方面に当接する方向へ回転モーメントを生じる
方向である、また、ねじれた略三角柱の凹部103aと
ねじれた略三角柱の凸部105a1は調芯するが、送り
出し部材駆動力受け部である第二カップリング106a
はねじれた略三角柱の凹部103aとねじれた略三角柱
の凸部105a1の調芯する作用を邪げることがない
ロセスカートリッジである。
【0141】第2は前記カートリッジ位置決め部である
規制当接部20gは、前記プロセスカートリッジ15の
外壁の外側であって、装着方向に向かって突出して設け
られている、またカートリッジ位置決め部は、前記装着
方向前方側に配置されている。
【0142】第3はカートリッジ位置決め部は、前記現
像部材を支持している現像フレームである現像枠体17
と、前記現像部材によって前記静電潜像の現像に用いら
れるトナーを収納しているトナー収納部を有するトナー
収納容器16と、感光体ドラム11を支持しているドラ
ムフレームであるクリーニング枠体13の装着方向の先
端側を覆うエンドカバーであるサイドンバー20と一体
に設けられている、ここで、前記エンドカバーには、第
一の穴部20aと第二の穴部20eが設けられている、
そして、前記第一の穴部20aを介して前記装置本体2
7から感光体駆動力受け部である第一カップリング10
5aへ駆動力が伝達される、また、前記第二の穴部20
eを介して装置本体27から前記送り出し部材駆動力受
け部へ駆動力が伝達される。
【0143】第4は前記装着方向において、前記カート
リッジ位置決め部である規制当接部20gの先端面は、
前記エンドカバーであるサイドカバー20の外表面とほ
ぼ同じ位置に設けられている。
【0144】第5は前記感光体駆動力受け部である第一
カップリング105aが装置本体27から受けた駆動力
でもって感光体ドラム11が回転される、また、前記駆
動力は前記現像部材としての現像ローラ18に伝達され
て、現像ローラ18を回転させる。
【0145】第6はトナー収納容器16には、前記現像
剤送り出し部材であるトナー撹拌部材113,114,
123としての第一のトナー撹拌部材113と第二のト
ナー撹拌部材114部材を有する、ここで、前記装着方
向において、前記第一の現像剤送り出し部材と第二の現
像剤送り出し部材は、前記送り出し部材駆動力受け部で
ある第二カップリング106aが配置されているのと同
じ側でもって、前記送り出し部材駆動力受け部が装置本
体27から受けた駆動力を伝達される。
【0146】第7は更に、トナー収納容器16には、前
記現像剤送り出し部材としての第三の現像剤送り出し部
材であるトナー撹拌部材123が配置されている、ここ
で、前記現像剤の送り出し方向において、前記第三の現
像剤送り出し部材は前記第一の現像剤送り出し部材と第
二の現像剤送り出し部材よりも下流側に配置されてい
る、そして、前記第三の現像剤送り出し部材には、前記
送り出し部材駆動力受け部である第二カップリング10
6aが装置本体27から受けた駆動力が、前記装着方向
において、前記送り出し部材駆動力受け部が配置されて
いるのとは反対側でもって伝達される。
【0147】第8は更に、プロセスカートリッジ15
は、感光体ドラム11に残留するトナーを除去するため
のクリーニングブレー14を有する、そして、クリーニ
ングブレード14によって除去されたトナーを除去トナ
ー溜め51内へ送り込む現像剤送り込み部材である除去
トナー送り部材115を有する、ここで、前記現像剤送
り込み部材には前記送り出し部材駆動力受け部である第
二カップリング106aが装置本体27から受けた駆動
力が、前記装着方向において、前記送り出し部材駆動力
受け部が配置されているのとは反対側でもって伝達され
る。
【0148】
【0149】
【0150】
【0151】
【0152】第9はプロセスカートリッジ15を着脱可
能であって、記録媒体であるシートSに画像を形成する
電子写真画像形成装置Cにおいて、 (a)第1に記載のプロセスカートリッジ15を取り外
し可能に装着するためのガイド部15a,15bを備え
た装着部と、 (b)感光体駆動力受け部である第一カップリング10
5aに駆動力を伝達するための駆動力伝達部材である本
体第一カップリング103と、 (c)前記送り出し部材駆動力受け部である第二カップ
リング106aに駆動力を伝達するための駆動力伝達部
材である本体第二カップリング104と、 を有する。
【0153】上述した実施の形態(代表的には第14
0、第152段落)によれば、プロセスカートリッジを
装置本体に装着した際に、電子写真感光体ドラムを中心
にして、即ち、電子写真感光体ドラムを調芯させて装置
本体に位置決めさせることができるとともに、カートリ
ッジ位置決め部を装置本***置決め部に対して確実に位
置決めすることができる。なぜならば、ねじれた略三
角柱の凹部とねじれた略三角柱は調芯するが送り出し部
材駆動力受け部によって、感光体ドラムの調芯作用が邪
げられることがないからである。更に、感光体駆動力
受け部と送り出し部材駆動力受け部が前記装置本体から
駆動力を受ける際に、感光体駆動力受け部と送り出し部
材駆動力受け部の回転方向が同じである、また、回転方
向は、カートリッジ位置決め部が装置本***置決め部に
当接する方向へ回転モーメントを生じる方向であるか
ら、カートリッジ位置決め部を装置本***置決め部に押
し付ける回転モーメントが生ずるから、この回転モーメ
ントによってカートリッジ位置決め部が装置本***置決
め部に押し付けられるからである。
【0154】
【発明の効果】この出願に係る発明によれば、プロセス
カートリッジを装置本体に装着した際に、電子写真感光
体ドラムを中心にして、即ち、電子写真感光体ドラムを
調芯させて装置本体に位置決めさせることができるとと
もに、カートリッジ位置決め部を装置本***置決め部に
対して確実に位置決めすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】電子写真画像形成装置の縦断面図である。
【図2】プロセスカートリッジの縦断面図である。
【図3】プロセスカートリッジの正面図である。
【図4】プロセスカートリッジの背面図である。
【図5】プロセスカートリッジを装着方向の手前側右上
から見る斜視図である。
【図6】プロセスカートリッジを装着方向の反対側から
見て右下から見る斜視図である。
【図7】プロセスカートリッジの分解斜視図である。
【図8】サイドカバーを外したプロセスカートリッジの
略背面図である。
【図9】サイドカバーを外したプロセスカートリッジの
略正面図である。
【図10】トナー収納容器と現像枠体間を密封するシー
ト部材を説明する斜視図である。
【図11】トナー収納容器と現像枠体間を密封するシー
ト部材を説明する斜視図である。
【図12】シート部材の施工を示す斜視図である。
【図13】シート部材の施工を示す斜視図である。
【図14】シート部材の施工を示す斜視図である。
【図15】シート部材の施工を示す斜視図である。
【図16】トナー収納容器と現像枠体間を密封する他の
実施の形態のシート部材を示すためのプロセスカートリ
ッジの分解斜視図である。
【図17】トナー収納容器と現像枠体間を密封する他の
実施の形態のシート部材を備えたプロセスカートリッジ
の縦断面図である。
【図18】現像枠体とクリーニング容器の結合構成を説
明するための現像装置の分解斜視図である。
【図19】現像装置の一部斜視図である。
【図20】現像装置とクリーニング枠体の結合構成を示
す分解斜視図である。
【図21】現像装置とクリーニング枠体の結合を示す斜
視図である。
【図22】現像装置とクリーニング枠体の結合部を示す
背面図である。
【図23】現像枠体とサイドカバーの関係を示す分解斜
視図である。
【図24】感光体ドラムを駆動するためのカップリング
を示す斜視図である。
【図25】撹拌部材を駆動するためのカップリングを示
す背面図である。
【図26】撹拌部材を駆動するためのカップリングを示
す背面図である。
【図27】プロセスカートリッジの駆動系統図である。
【図28】プロセスカートリッジの冷却手段を示す正面
図である。
【図29】プロセスカートリッジの冷却手段を示す正面
図である。
【図30】図31のA−A断面図である。
【図31】羽根車付ギアの斜視図である。
【図32】図31のB−B断面図である。
【図33】従来例のプロセスカートリッジの縦断面図で
ある。
【図34】プロセスカートリッジの画像形成装置本体へ
の着脱を示す斜視図である。
【図35】プロセスカートリッジの画像形成装置本体へ
の着脱を示す正面図である。
【図36】プロセスカートリッジの駆動系統を示す分解
斜視図である。
【符号の説明】
C…電子写真画像形成装置 D…現像装置 S…シート g1…隙間 g2…隙間 1…排紙ローラ 2…排出部 5…除去トナー溜め 6…シートカセット 7…搬送ローラ 8…露光装置 9…転写ローラ 10…定着装置 11…感光体ドラム 11a…フランジ 11b…フラ
ンジ 11a1…ギア部 12…帯電ローラ 13…クリーニング枠体 13a…穴部 13b…位置
決め穴 13c…側面 13d…ばね掛け 13e…支持穴 13g…露光開口 14…クリーニングブレード 15…プロセスカートリッジ 15a,15b…ガイド
部 16…トナー収納容器 16a…位置決め部 16b…
位置決め部 16c…開口部 16d…端面 16e…
凹部 16f…対向面 16g…トナー充填口 17…現像枠体 17a…開口部 17b…開口部 1
7c…アーム 17d…吊り穴 17e…突部材 17
e1…平坦部 17f…ばね掛け 17g…対向面 1
7h…ブレード突き当て平面 17i…めねじ 17l
(エル)…円弧面 17k…溝 17m…下あご部 1
7n…第1直線部 17p…第2直線部 18…現像ローラ 18a…スリーブフランジ 18b
…突き当てコロ 18c…第2円筒部 18d…第1円
筒部 18e…二面幅部 19…サイドカバー 19a…穴部 19b…位置決め
部 19c…位置決め部 19d…位置決め部 19e
…溝 19f…風路 19g…規制当接部 19h…穴
19i…内側面 19G…軸部 20…サイドカバー 20a…穴部 20e…穴部 2
0g…規制当接部 21…シート部材 21a…層 21b…剥離紙 21
d…端部 21e…開口部 21f…開口部 21i…
シート部材 21j…開口部 21k…第1接点部 2
1m…第2接点部 22,22a…軸受部材 22a1…軸 22a2…フ
ランジ 22b…軸受部材 24…トナーシール 25…トナー封止部材 26…現像ブレード 26a…板金 26b…ウレタン
ゴム 26c…ねじ穴 26d…嵌合穴 26e…曲げ部 26f…穴 26g
…穴部 27…装置本体 28…小ねじ 29…取っ手(トナー収納容器) 30…取っ手(サイドカバー) 30a…根本 31…取付保持部材 31a…オリフイス孔 32…発熱体 33…板状部材 33a…溶着部 33b…開口部 3
3c…凹部 34a…スリット 34b…開口部 34e…歯筋 3
4f…羽根表面の向き 34g…羽根 35…小ねじ 36…引張りコイルばね 36a…フック部 36b…
フック部 37…トナーキャップ 45…現像下カバー 46…空間 49…小ねじ 61…弾性シール部材 61a…第1直線部 61b…
耳部 61c…第2直線部 62…現像ローラギア 63…現像軸受部材 63a…軸受部 63b…ねじ穴
63c…ダボ 63d…ダボ 63e…ダボ 63g
…平面部 64…小ねじ 64b…ギア部 66…平行ピン(揺動中心) 66a…スライドピース 67…弾性部材 67a…押圧部材 67b…平面 68…小ねじ 71…カートリッジ装着部 72…ガイドレール 72a…軌道面 73…ガイドレール 74…軸 75…位置決め溝 76…突き当て部材 77…本体レバー 82…圧縮コイルばね 83…現像容器 85…プロセスカートリッジ 86…トナー収納容器 87…クリーニング容器 89…結合ピン 101…装置本体側の駆動源 102…装置本体側の駆動源 103…本体第一カップリング 103a…凹部 104…本体第二カップリング 104a…当接部 1
04b…当接部 104d…外周 105…ギアフランジ 105a…プロセスカートリッ
ジ側の第一カップリンク 105a1…凸部 105b
…入力ギア 106a…プロセスカートリッジ側の第二カップリング
106b…入力ギア 106d…凹部 106e…当接部 106f…当接部
106g…面 107…現像ローラのギアフランジ 107b…現像ロ
ーラの駆動ギア(スリーブギア) 108…アイドラギア 108a…軸 109…撹拌駆動ギア 110…撹拌出力ギア 111a…アイドラギア 111b…アイドラギア 1
11c…アイドラギア 111c1…ボス 111c2…リム 111c3…ハ
ブ 111c4…一側面 112…除去トナー送り入力ギア 113…トナー撹拌部材 114…トナー撹拌部材 115…除去トナー送り部材 116a…軸受 116b…軸受 116c…軸受 1
16d…軸受 116e…軸受 117a…軸受 117b…軸受 117c…軸受 1
17d…軸受 117e…軸受 117g…軸受 118a…突き当てコロ 118b…突き当てコロ 119…軸受フランジ 120…軸受フランジ 123…トナー撹拌部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平5−80651(JP,A) 特開 昭63−214785(JP,A) 特開2000−235301(JP,A) 特開 平9−311610(JP,A) 特開2000−275933(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G03G 15/00 G03G 15/00 550 G03G 21/16 - 21/18

Claims (9)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電子写真画像形成装置本体に着脱可能な
    プロセスカートリッジにおいて、 電子写真感光体ドラムと、 前記電子写真感光体ドラムに形成された静電潜像を現像
    するための現像部材と、 前記現像部材によって、前記静電潜像の現像に用いられ
    る現像剤を収納するための現像剤収納部と、 前記現像剤収納部内に収納されている現像剤を前記現像
    部材の設けられている方向へ送り出すための現像剤送り
    出し部材と、 前記装置本体に設けられている装置本***置決め部と係
    して、前記プロセスカートリッジの前記装置本体に対
    する位置決めを行うカートリッジ位置決め部と、ここ
    で、前記カートリッジ位置決め部は、前記電子写真感光
    ドラムの軸線方向と交差する方向において、前記現像
    剤収納部の配置されている側に配置されている、 前記プロセスカートリッジが前記装置本体に装着された
    際に、前記装置本体から前記電子写真感光体ドラムを回
    転させるための駆動力を受けるための感光体駆動力受け
    部と、ここで、前記感光体駆動力受け部は、前記電子写
    真感光体ドラムの一端に設けられており、また前記プロ
    セスカートリッジを前記装置本体に装着する装着方向前
    方側に配置されており、前記装置本体に設けられたねじ
    れた略三角柱の凹部と係合するねじれた略三角柱であ
    る、また、前記プロセスカートリッジは、前記電子写真
    感光体の軸線方向に沿って前記装置本体に装着される、 前記プロセスカートリッジが前記装置本体に装着された
    際に、前記装置本体から前記現像剤送り出し部材を回転
    させるための駆動力を受けるための送り出し部材駆動力
    受け部と、ここで、前記送り出し部材駆動力受け部は、
    前記装着方向前方側に配置されており、前記装置本体に
    設けられた駆動力伝達部材と偏心していたとしても回転
    可能に係合する、 を有し、 ここで、前記感光体駆動力受け部と前記送り出し部材駆
    動力受け部が前記装置本体から駆動力を受ける際に、前
    記感光体駆動力受け部と前記送り出し部材駆動力受け部
    の回転方向が同じである、また、前記回転方向は、前記
    カートリッジ位置決め部が前記装置本***置決め部に当
    接する方向へ回転モーメントを生じる方向である、ま
    た、前記ねじれた略三角柱の凹部と前記ねじれた略三角
    柱は調芯する作用を有するが、前記送り出し部材駆動力
    受け部は前記装置本体から現像剤送り出し部材を回転さ
    せるための駆動力を受ける際に前記ねじれた略三角柱の
    凹部と前記ねじれた略三角柱の調芯する作用を邪げない
    構成であることを特徴とするプロセスカートリッジ。
  2. 【請求項2】 前記カートリッジ位置決め部は、前記プ
    ロセスカートリッジの外壁の外側であって、前記装着方
    向に向かって突出して設けられている、また前記カート
    リッジ位置決め部は、前記装着方向前方側に配置されて
    いる、請求項1に記載のプロセスカートリッジ。
  3. 【請求項3】 前記カートリッジ位置決め部は、前記現
    像部材を支持している現像フレームと、前記現像部材に
    よって前記静電潜像の現像に用いられる現像剤を収納し
    ている現像剤収納部を有する現像剤フレームと、前記電
    子写真感光体を支持しているドラムフレームの前記装着
    方向の先端側を覆うエンドカバーと一体に設けられてい
    る、ここで、前記エンドカバーには、第一の穴と第二の
    穴が設けられている、そして、前記第一の穴を介して前
    記装置本体から前記感光体駆動力受け部へ駆動力が伝達
    される、また、前記第二の穴を介して前記装置本体から
    前記送り出し部材駆動力受け部へ駆動力が伝達される請
    求項1又は2に記載のプロセスカートリッジ。
  4. 【請求項4】 前記装着方向において、前記カートリッ
    ジ位置決め部の先端面は、前記エンドカバーの外表面と
    ほぼ同じ位置に設けられている請求項3に記載のプロセ
    スカートリッジ。
  5. 【請求項5】 前記感光体駆動力受け部が前記装置本体
    から受けた駆動力でもって前記電子写真感光体が回転さ
    れる、また、前記駆動力は前記現像部材としての現像ロ
    ーラに伝達されて、前記現像ローラを回転させる請求項
    1に記載のプロセスカートリッジ。
  6. 【請求項6】 前記現像剤収納部には、前記現像剤送り
    出し部材としての第一の現像剤送り出し部材と第二の現
    像剤送り出し部材を有する、ここで、前記装着方向にお
    いて、前記第一の現像剤送り出し部材と第二の現像剤送
    り出し部材は、前記送り出し部材駆動力受け部が配置さ
    れているのと同じ側でもって、前記送り出し部材駆動力
    受け部が前記装置本体から受けた駆動力を伝達される請
    求項1に記載のプロセスカートリッジ。
  7. 【請求項7】 更に、前記現像剤収納部には、前記現像
    剤送り出し部材として第三の現像剤送り出し部材が配置
    されている、ここで、前記現像剤の送り出し方向におい
    て、前記第三の現像剤送り出し部材は前記第一の現像剤
    送り出し部材と第二の現像剤送り出し部材よりも下流側
    に配置されている、そして、前記第三の現像剤送り出し
    部材には、前記送り出し部材駆動力受け部が前記装置本
    体から受けた駆動力が、前記装着方向において、前記送
    り出し部材駆動力受け部が配置されているのとは反対側
    でもって伝達される請求項6に記載のプロセスカートリ
    ッジ。
  8. 【請求項8】 更に、前記プロセスカートリッジは、前
    記電子写真感光体に残留する現像剤を除去するためのク
    リーニング部材を有する、そして、前記クリーニング部
    材によって除去された現像剤を除去現像剤収納部内へ送
    り込む現像剤送り込み部材を有する、ここで、前記現像
    剤送り込み部材には前記送り出し部材駆動力受け部が前
    記装置本体から受けた駆動力が、前記装着方向におい
    て、前記送り出し部材駆動力受け部が配置されているの
    とは反対側でもって伝達される請求項7に記載のプロセ
    スカートリッジ。
  9. 【請求項9】 プロセスカートリッジを着脱可能であっ
    て、記録媒体に画像を形成する電子写真画像形成装置に
    おいて、 (a) 電子写真感光体ドラムと、 前記電子写真感光体ドラムに形成された静電潜像を現像
    するための現像部材と、 前記現像部材によって、前記静電潜像の現像に用いられ
    る現像剤を収納するための現像剤収納部と、 前記現像剤収納部内に収納されている現像剤を前記現像
    部材の設けられている方向へ送り出すための現像剤送り
    出し部材と、 前記装置本体に設けられている装置本***置決め部と係
    して、前記プロセスカートリッジの前記装置本体に対
    する位置決めを行うカートリッジ位置決め部と、ここ
    で、前記カートリッジ位置決め部は、前記電子写真感光
    ドラムの軸線方向と交差する方向において、前記現像
    剤収納部の配置されている側に配置されている、 前記プロセスカートリッジが前記装置本体に装着された
    際に、前記装置本体から前記電子写真感光体ドラムを回
    転させるための駆動力を受けるための感光体駆動力受け
    部と、ここで、前記感光体駆動力受け部は、前記電子写
    真感光体ドラムの一端に設けられており、また前記プロ
    セスカートリッジを前記装置本体に装着する装着方向前
    方側に配置されており、前記装置本体に設けられたねじ
    れた略三角柱の凹部と係合するねじれた略三角柱であ
    る、また、前記プロセスカートリッジは、前記電子写真
    感光体の軸線方向に沿って前記装置本体に装着される、
    前記プロセスカートリッジが前記装置本体に装着された
    際に、前記装置本体から前記現像剤送り出し部材を回転
    させるための駆動力を受けるための送り出し部材駆動力
    受け部と、ここで、前記送り出し部材駆動力受け部は、
    前記装着方向前方側に配置されており、前記装置本体に
    設けられた駆動力伝達部材と偏心していたとしても回転
    可能に係合する、 を有し、 ここで、前記感光体駆動力受け部と前記送り出し部材駆
    動力受け部が前記装置本体から駆動力を受ける際に、前
    記感光体駆動力受け部と前記送り出し部材駆動力受け部
    の回転方向が同じである、また、前記回転方向は、前記
    カートリッジ位置決め部が前記装置本***置決め部に当
    接する方向へ回転モーメントを生じる方向である、ま
    た、前記ねじれた略三角柱の凹部と前記ねじれた略三角
    柱は調芯する作用を有するが、前記送り出し部材駆動力
    受け部は前記装置本体から現像剤送り出し部材を回転さ
    せるための駆動力を受ける際に前記ねじれた略三角柱の
    凹部と前記ねじれた略三角柱の調芯する作用を邪げない
    構成であるプロセスカートリッジを取り外し可能に装着
    するための装着部と、 (b)前記感光体駆動力受け部に駆動力を伝達するため
    の駆動力伝達部材と、 (c)前記送り出し部材駆動力受け部に駆動力を伝達す
    るための駆動力伝達部材と、 を有することを特徴とする電子写真画像形成装置。
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