JP3441813B2 - 機械式スイッチの接点間アークの消去装置 - Google Patents

機械式スイッチの接点間アークの消去装置

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JP3441813B2 JP24150494A JP24150494A JP3441813B2 JP 3441813 B2 JP3441813 B2 JP 3441813B2 JP 24150494 A JP24150494 A JP 24150494A JP 24150494 A JP24150494 A JP 24150494A JP 3441813 B2 JP3441813 B2 JP 3441813B2
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  • Driving Mechanisms And Operating Circuits Of Arc-Extinguishing High-Tension Switches (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、機械式スイッチに発生
するアークを消去する機械式スイッチの接点間アークの
消去装置に関する。
【0002】
【従来技術】従来技術として実公平4-47876号公報があ
り、これを図7に示してある。図7において、1はケー
ス2に貫通状態で取り付けた磁器等よりなるブッシング
であり、ケース内に位置した先端には接点取付台3が固
定されている。この接点取付台3はブッシング1の中央
を挿通するスタッドボルト(特に図示しない)を介して
電源側の電線に接続されている。4は垂直の取付部4a
と斜状の接触部4bとからなるバットコンタクトの固定
接点であり、その取付部4aをボルト5により接点取付
台3の先端面3aに接続させている。6は接触部の外周
面を囲むようにして設けたコ字形の鉄片である。また、
7はバットコンタクトの可動接点であり、上記の固定接
点4の接触部4bと対抗する位置には耐弧メタルからな
る球面状の接触部7aとその接触部7aの外周面を囲む
ようにしてコ字形の鉄片8とが設けられており、大電流
投入時には両接点に流れる電流によって両接点4,7の
鉄片6,8が吸引し合ってチャタリングを防止するよう
にしている。9は可動接点7が揺動できるようにネジ状
の連結ピン10とコイルスプリング11によって連結し
た可動導電バーであり、可動接点7とは電気的に接続さ
れまた、同バー9には可動接点7と固定接点4とが投入
状態にある時、後述する消弧装置12の補助接片13の
上部13aに対しその上方より弾力的に接触するステン
レス板あるいはリン青銅板からなる補助接点14を備え
ている。なお、上記可動接点7は可動導電バー9を介し
て終局的には図示外の負荷側の配電線に接続されてい
る。また、12は固定接点4に対し取付接続する消弧装
置でありL形の端子15を介して上記固定接点4の取付
部4aにボルト5により吊下状に取付接続されている。
なお、消弧装置12は逆並列に接続したサイリスタから
なる主体16と、主体16の一方に接続する上記取付金
具兼用の端子15と、主体16の他方に接続するバネ部
材例えばステンレス、リン青銅等からなるリング状の補
助接片13と、さらに上記サイリスタをトリガさせるた
めの光ファイバ17とから構成されており、上記主体1
6を固定接点4と可動接点7との間に電気的に介在させ
ると共に、光ファイバ17は離間時に両接点4,7間で
発生するアークを検出できるようにその検出部17aが
両接点間の近傍に位置して取付けられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記従来技
術では、可動接点7と固定接点4との間に光ファイバ1
7を設け、可動接点7が固定接点4に対して離間あるい
は接触する際、両接点7,4間で発生するアークを光と
して導入し、しかもこの導入した光によって可動接点7
と固定接点4に並列につながれている上記サイリスタを
オンさせ、アークを消すというものであった。しかしこ
の方法では、環境条件によってアークが一定せず、不安
定になり易くアークの光を確実にとらえることができな
いのでアークが発生しても上記サイリスタをオンさせる
ことができないという問題があった。
【0004】本発明の第1の目的は、アークの検知が確
実で、信頼性が高く、また、常時、電源回路に通電する
必要がなく、省電力が可能になる機械式スイッチの接点
間アークの消去装置を提供することにある。本発明の第
2の目的は、機械式スイッチの再アークを防ぐことがで
きる機械式スイッチの接点間アークの消去装置を提供す
ることにある。本発明の第3の目的は、時限回路のコン
デンサに蓄積された電荷をダイオードを通って速やかに
流し、素早く回路をリセットすることができる機械式ス
イッチの接点間アークの消去装置を提供することにあ
る。本発明の第4の目的は、機械式スイッチにアークが
飛んでいる時間を短くし機械式接点の損傷を防ぐことが
できる機械式スイッチの接点間アークの消去装置を提供
することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記第1の目的は、直流
電源と、この直流電源に直列に接続された機械式スイッ
チと、この機械式スイッチに発生するアークを消去する
ために前記機械式スイッチと並列に接続された半導体ス
イッチと、前記機械式スイッチの両接点に接続された電
源回路と、前記半導体スイッチをオン,オフするために
前記電源回路と前記半導体スイッチとの間に介在する制
御回路とを備え、前記機械式スイッチの一方の接点と前
記電源回路との間に時限回路を接続し、前記アークのア
ーク電圧により前記半導体スイッチをオンして前記アー
クを消去する第1の手段により達成される。
【0006】
【0007】前記第1の目的は、第の手段の機械式ス
イッチの接点間アークの消去装置において、前記時限回
路はコンデンサである第の手段により達成される。
【0008】前記第2の目的は、第1の手段の機械式ス
イッチの接点間アークの消去装置において、前記電源回
路と並列にコンデンサを設けた第の手段により達成さ
れる。
【0009】前記第3の目的は、第の手段の機械式ス
イッチの接点間アークの消去装置において、前記時限回
路に蓄積された電荷による電流を流すダイオードを前記
時限回路と前記半導体スイッチとに直列に設けた第
手段により達成される。
【0010】前記第4の目的は、第1の手段の機械式ス
イッチの接点間アークの消去装置において、前記アーク
によるアーク電圧を昇圧するための昇圧回路を設け、こ
の昇圧回路の出力を前記電源回路に接続した第の手段
により達成される。
【0011】前記第4の目的は、第の手段の機械式ス
イッチの接点間アークの消去装置において、前記昇圧回
路は複数のコンデンサと切り換えスイッチによって構成
されている第の手段により達成される。
【0012】
【作用】前記第1、第2の手段にあっては、機械式スイ
ッチにアークが飛んだ時にこれと並列に接続された電源
回路に電圧をもたせて、半導体スイッチをオンするので
アークの検知が確実である。また、機械式スイッチにア
ークが飛んだ時のみ、電源回路が入って制御回路を駆動
して半導体スイッチをオンするので、常時、電源回路に
通電する必要がなく、省電力が可能になる。
【0013】前記第の手段にあっては、定電圧回路の
電圧を機械式スイッチの接点が開になっても更に短時間
維持することができ、その間半導体スイッチをオンにし
ておくことができるので、機械式スイッチの再アークを
防ぐことができる。前記第の手段にあっては、時限回
路のコンデンサに蓄積された電荷はダイオードを通って
速やかに流すことができ、回路のリセットが早くでき
る。
【0014】前記第5,6の手段にあっては、使用する
半導体スイッチの駆動電圧が高い場合にも昇圧時間を短
くできるので、機械式スイッチにアークが飛んでいる時
間を短くし機械式スイッチの接点の損傷を防ぐことがで
きる。
【0015】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1は本発明に係る実施例を示すブロック図であ
る。図1において、20は直流電源、21は直流電源2
0に直列に接続された機械式スイッチ、22は機械式ス
イッチ21に発生するアークaを消去するために前記機
械式スイッチ21と並列に接続された半導体スイッチ、
23は機械式スイッチ21の両接点に接続された電源回
路、24は半導体スイッチ22をオン,オフするために
電源回路23と半導体スイッチ22との間に介在する制
御回路、25は機械式スイッチ21の一方の接点と電源
回路23との間に接続した時限回路、26は機械式スイ
ッチ21の他方の接点と直流電源20との間に介在する
負荷である。
【0016】次に、前記実施例の動作について説明す
る。図1に示される機械式スイッチ21がオフ状態から
オン状態に移るとき、機械式スイッチ21の接点が近づ
くとアークaが発生する(図1の状態)。アークaが発
生すると接点間に電圧降下が発生する。この電圧降下を
受けて時限回路25が作動し導通するため、電源回路2
3が電圧を持つ形になる。そして、電源回路23が制御
回路24を駆動し、半導体スイッチ22をオンする。半
導体スイッチ22をオンすると、半導体スイッチ22を
電流が流れて機械式スイッチ21のアークaは消えて機
械式スイッチ21はオンされる。そして、機械式スイッ
チ21がオンされると、機械式スイッチ21と半導体ス
イッチ22とでは機械式スイッチ21の方がインピーダ
ンスが小さいので、機械式スイッチ21の方に電流が流
れ、機械式スイッチ21の両端では電位がほぼ等しくな
るので、電源回路23が電圧をもたず、したがって制御
回路24は駆動されず半導体スイッチ22はオフとな
る。
【0017】一方、機械式スイッチ21がオン状態から
オフ状態に移るとき、機械式スイッチ21の接点が少し
離れるとアークaが発生する(図1の状態)。アークa
が発生すると接点間に電圧降下が発生する。この電圧降
下を受けて時限回路25が作動を開始し導通した後、電
源回路23が電圧を持つ形になる。そして、電源回路2
3が制御回路24を駆動し、半導体スイッチ22をオン
する。半導体スイッチ22をオンすると、半導体スイッ
チ22を電流が流れて機械式スイッチ21のアークaは
消えて機械式スイッチ21はオフされる。この後、充分
な時間的余裕をもって時限回路25が作動を停止し非導
通状態となるため、電源回路23は電圧をもたず、した
がって制御回路24は駆動されず半導体スイッチ22は
オフとなる。
【0018】このように構成された前記実施例にあって
は、直流電源20と、この直流電源20に直列に接続さ
れた機械式スイッチ21と、この機械式スイッチ21に
発生するアークを消去するために機械式スイッチ21と
並列に接続された半導体スイッチ22と、機械式スイッ
チ21の両接点に接続された電源回路23と、半導体ス
イッチ22をオン,オフするために電源回路23と半導
体スイッチ22との間に介在する制御回路24とを備え
たため、また、機械式スイッチ21の一方の接点と電源
回路23との間に時限回路25を接続したため、また、
時限回路25はコンデンサであるため、機械式スイッチ
21にアークaが飛んだ時にこれと並列に接続された電
源回路23に電圧をもたせて、半導体スイッチ22をオ
ンするので、アークaの検知が確実で、信頼性の高い機
械式スイッチの接点間アークの消去装置を提供すること
ができる。また、機械式スイッチ21にアークaが飛ん
だ時のみ、電源回路23が入って制御回路24を駆動し
て半導体スイッチ22をオンするので、常時、電源回路
23に通電する必要がなく、省電力が可能になる。
【0019】ところで、アークの発生は機械式スイッチ
21がオンからオフになるときの方が顕著に見られる。
そこで、機械式スイッチ21のアークが半導体スイッチ
の導通によりなくなった後、半導体スイッチがオフにな
ることによる再アークを防ぐことができる変形例を以下
説明する。図2は変形例を示すブロック図である。な
お、前記実施例と同一部分には同一符号を付して詳細な
説明を省略する。図2において、30は定電圧回路、3
1,32は定電圧回路に並列に接続したダイオード,コ
ンデンサである。機械式スイッチ21の接点開のときの
定電圧回路30に並列にコンデンサ32を接続したた
め、定電圧回路30の電圧を機械式スイッチ21の接点
が開になっても(アークがなくなっても)更に短時間維
持することができ、その間半導体スイッチ22をオンに
しておくことができる。機械式スイッチ21のアークが
なくなった時点で半導体スイッチがオフになると機械式
スイッチ21の再アークが始まる。そのため、機械式ス
イッチ21の再アークを防ぐことができる。また、図2
には時限回路25と半導体スイッチ22とダイオード3
1がループを形成するため、時限回路25のコンデンサ
に蓄積された電荷はダイオード31を通って速やかに流
れる。図3には実際の回路を示す。この図3に示すよう
に、定電圧回路はツェナーダイオード40,抵抗41,
コンデンサ42,ダイオード43により構成され、制御
回路は抵抗44,45及びコンデンサ46により構成さ
れ、時限回路はコンデンサ47により構成されている。
【0020】このように構成された変形例にあっては、
機械式スイッチ21の接点開のときの定電圧回路30に
並列にコンデンサ32を接続したため、定電圧回路30
に印加される電圧が減衰するのを防ぐことができるの
で、定電圧回路30の電圧を機械式スイッチ21の接点
が開になっても短時間維持することができ、その間半導
体スイッチ22をオンにしておくことができる。そのた
め、機械式スイッチ21の再アークを防ぐことができ
る。また、前記変形例にあっては、時限回路25に蓄積
された電荷による電流を流すダイオード31を時限回路
25と半導体スイッチ22とに直列に設けたため、時限
回路25のコンデンサに蓄積された電荷はダイオード3
1を通って速やかに流れる。
【0021】図4には機械式スイッチのアーク現象とし
てアーク時間とアーク電圧との関係を示してある。使用
する半導体スイッチ22の駆動電圧によって適当なアー
ク時間の時の電圧を使う。しかし、使用する半導体スイ
ッチ22の駆動電圧が高い場合はその電圧になるまで待
っていると、その待っている時間に機械式スイッチ21
にアークが飛んでいることになるので、待っている時間
が長くなると機械式スイッチ21の接点の損傷が大きく
なる。例えば半導体スイッチ22の駆動電圧が30〜35v
でこの電圧間で待つと5ms程度かかってしまう(図4参
照)。これでは機械式スイッチ21のダメージが大き過
ぎる。そこで、これを解決するために、1.5ms待ってア
ーク電圧を17vまで上げて、これを2倍に昇圧する方法
について説明する。図5は充電期間の昇圧回路を示す回
路図、図6は放電期間の昇圧回路を示す回路図である。
ここで、50は昇圧回路で、SW1,SW2,SW3は
半導体スイッチ(切り換えスイッチ)で、図5に示す充
電期間にコンデンサC1,C2にアーク電圧V1=17v
にて充電される。この後、図6に示すように、SW1,
SW2をオンからオフに、SW3をオフからオンにして
コンデンサC1,C2を直列につないで、V2=2×V
1=34vを得る。
【0022】このように構成された前記第2実施例にあ
っては、アークaによるアーク電圧V1を昇圧するため
の昇圧回路50を設け、この昇圧回路50の出力を電源
回路23に接続したため、また、昇圧回路50は複数の
コンデンサC1,C2と切り換えスイッチSW1,SW
2,SW3によって構成されているため、使用する半導
体スイッチ22の駆動電圧が高い場合にも昇圧時間を短
くできるので、機械式スイッチ21にアークaが飛んで
いる時間を短くし機械式スイッチ21の接点の損傷を防
ぐことができる。
【0023】
【発明の効果】請求項1、2記載の発明によれば、機械
式スイッチにアークが飛んだ時にこれと並列に接続され
た電源回路に電圧をもたせて、半導体スイッチをオンす
るのでアークの検知が確実で、信頼性の高い機械式スイ
ッチの接点間アークの消去装置を提供することができ
る。また、機械式スイッチにアークが飛んだ時のみ、電
源回路が入って制御回路を駆動して半導体スイッチをオ
ンするので、常時、電源回路に通電する必要がなく、省
電力が可能になる。
【0024】請求項記載の発明によれば、定電圧回路
の電圧を機械式スイッチの接点が開になっても更に短時
間維持することができ、その間半導体スイッチをオンに
しておくことができるので、機械式スイッチの再アーク
を防ぐことができる。請求項記載の発明によれば、時
限回路のコンデンサに蓄積された電荷はダイオードを通
って速やかに流すことができる。
【0025】請求項5,6記載の発明によれば、使用す
る半導体スイッチの駆動電圧が高い場合にも昇圧時間を
短くできるので、機械式スイッチにアークが飛んでいる
時間を短くし機械式接点の損傷を防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る実施例を示すブロック図である。
【図2】本発明に係る実施例の変形例を示すブロック図
である。
【図3】変形例の回路図である。
【図4】機械式スイッチのアーク現象としてアーク時間
とアーク電圧との関係を示す説明図である。
【図5】本発明に係る第2実施例の充電期間の昇圧回路
を示す回路図である。
【図6】本発明に係る第2実施例の放電期間の昇圧回路
を示す回路図である。
【図7】従来例を示す説明図である。
【符号の説明】
20 直流電源 21 機械式スイッチ 22 半導体スイッチ 23 電源回路 24 制御回路 25 時限回路 30 定電圧回路 31 ダイオード 32 コンデンサ 50 昇圧回路 C1,C2 コンデンサ SW1,SW2,SW3 切り換えスイッチ
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭51−9246(JP,A) 特開 昭62−43015(JP,A) 特開 昭61−260516(JP,A) 特開 平1−117652(JP,A) 特開 昭62−139220(JP,A) 特開 昭63−43228(JP,A) 特開 平6−162880(JP,A) 特開 昭61−259416(JP,A) 特開 平3−129614(JP,A) 特開 昭63−917(JP,A) 特開 平5−174675(JP,A) 特公 昭45−2939(JP,B2) 特公 昭45−2940(JP,B2) 実公 平4−47876(JP,Y2) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01H 33/59 H01H 33/16

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 直流電源と、この直流電源に直列に接続
    された機械式スイッチと、この機械式スイッチに発生す
    るアークを消去するために前記機械式スイッチと並列に
    接続された半導体スイッチと、前記機械式スイッチの両
    接点に接続された電源回路と、前記半導体スイッチをオ
    ン,オフするために前記電源回路と前記半導体スイッチ
    との間に介在する制御回路とを備え、前記機械式スイッチの一方の接点と前記電源回路との間
    に時限回路を接続し、 前記アークのアーク電圧により前記半導体スイッチをオ
    ンして前記アークを消去することを特徴とする機械式ス
    イッチの接点間アークの消去装置。
  2. 【請求項2】 請求項記載の機械式スイッチの接点間
    アークの消去装置において、 前記時限回路はコンデンサであることを特徴とする機械
    式スイッチの接点間アークの消去装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の機械式スイッチの接点間
    アークの消去装置において、 前記電源回路と並列にコンデンサを設けたことを特徴と
    する機械式スイッチの接点間アークの消去装置。
  4. 【請求項4】 請求項記載の機械式スイッチの接点間
    アークの消去装置において、 前記時限回路に蓄積された電荷による電流を流すダイオ
    ードを前記時限回路と前記半導体スイッチとに直列に設
    けたことを特徴とする機械式スイッチの接点間アークの
    消去装置。
  5. 【請求項5】 請求項1記載の機械式スイッチの接点間
    アークの消去装置において、 前記アークによるアーク電圧を昇圧するための昇圧回路
    を設け、この昇圧回路の出力を前記電源回路に接続した
    ことを特徴とする機械式スイッチの接点間アークの消去
    装置。
  6. 【請求項6】 請求項記載の機械式スイッチの接点間
    アークの消去装置において、 前記昇圧回路は複数のコンデンサと切り換えスイッチに
    よって構成されていることを特徴とする機械式スイッチ
    の接点間アークの消去装置。
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