JP3440107B2 - 容器口部の製造方法及び装置 - Google Patents

容器口部の製造方法及び装置

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JP3440107B2
JP3440107B2 JP01029093A JP1029093A JP3440107B2 JP 3440107 B2 JP3440107 B2 JP 3440107B2 JP 01029093 A JP01029093 A JP 01029093A JP 1029093 A JP1029093 A JP 1029093A JP 3440107 B2 JP3440107 B2 JP 3440107B2
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molten resin
container mouth
sheet
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manufacturing
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保幸 今泉
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Yoshino Kogyosho Co Ltd
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Yoshino Kogyosho Co Ltd
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  • Extrusion Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Blow-Moulding Or Thermoforming Of Plastics Or The Like (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は容器口部の製造方法及び
装置に係り、特に、複数色のデザインが施された容器口
部の製造が可能な容器口部の製造方法及び装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来より、チューブ容器は化粧品、食品
等の包装に広く用いられている。このようなチューブ容
器の口部は、内容物を注出するための円筒状の注出口
と、この注出口と連続して徐々にその径が拡開する肩部
とから構成されている。そして、注出口の外周面には、
キャップを螺合させるための螺合条が形成されている。
【0003】従来このような容器口部に複数色のデザイ
ンを施す場合、容器口部を成形した後、別途印刷を施し
ていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、成形された容
器口部に別途印刷を施そうとすると、その分工程が多く
なり、製造工程が複雑化し、製造コストが高くなる。
【0005】また、チューブ容器の口部には、その形状
の複雑さから印刷を施すのが困難である場合もある。本
発明は上述した問題点を解決するためになされたもので
あり、複数色のデザインが施された容器口部を簡易、迅
速に製造することが可能な容器口部の製造方法及び装置
を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】以上の目的を達成するた
め本発明は、内容物を注出するための円筒状の注出口
と、この注出口と連続して徐々にその径が拡開する肩部
とを備えた容器口部の製造方法において、複数の異色の
シート状溶融樹脂を押し出して複数色が配列された溶融
樹脂を形成する工程と、前記複数色が配列されたシート
溶融樹脂を型押して前記注出口及び前記肩部を形成す
る工程とを含んで成るように構成した。
【0007】
【0008】さらに、内容物を注出するための円筒状の
注出口と、この注出口と連続して徐々にその径が拡開す
る肩部とを備えた容器口部の製造装置において、複数異
色のシート状溶融樹脂を押し出して複数の異色の溶融樹
脂を押し出して複数色が配列された溶融樹脂を形成する
共押出成形機と、前記複数色が配列された溶融樹脂を型
押して前記注出口及び前記肩部を形成するための金型と
を含んで成るように構成した。
【0009】また、上述の容器口部の製造装置におい
て、前記共押出成形機は、シート状溶融樹脂を押し出す
とともに、前記シート状溶融樹脂上に所定間隔を配して
異色の線状溶融樹脂を複数押し出すように構成した。
【0010】
【作用】本発明の容器口部の製造方法及び装置において
は、共押出成形機により複数色が配列された溶融樹脂を
形成し、この溶融樹脂を金型で型押して注出口及び肩部
を形成する。このように本発明の容器口部の製造方法及
び装置よれば、複数色が配列された溶融樹脂でデザイン
を形成するので、別途印刷を施す必要がなくなり、複数
色のデザインが施された容器口部を簡易、迅速に製造す
ることができる。
【0011】また、上述した方法及び装置において、共
押出成形機により、シート状溶融樹脂を押し出すととも
に、前記シート状溶融樹脂上に所定間隔を配して異色の
線状溶融樹脂を複数押し出すようにすれば、縞模様が施
された趣のある容器口部の製造が可能になる。
【0012】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例につい
て説明する。図1は、本発明に係る容器口部の製造装置
10を示す。
【0013】図1において、容器口部の製造装置10
は、シート状溶融樹脂上に異色の線状溶融樹脂が複数押
し出した積層溶融樹脂42を成形するための共押出成形
機40と、この積層溶融樹脂42を一定方向に搬送する
ための溶融樹脂搬送装置30と、この積層溶融樹脂42
から注出口及び肩部を有する容器口部を成形するための
容器口部成形装置50とを備えている。
【0014】溶融樹脂搬送装置30は、駆動手段(図示
せず)により、図1の矢印A方向に間欠的に搬送される
溶融樹脂搬送ベルト44と、この溶融樹脂搬送ベルト4
4をガイドするためのガイドプーリー34とを備えてい
る。
【0015】この共押出成形機40は、第1押出ダイ4
0aと第2押出ダイ40bとから構成されている。そし
て、第1押出ダイ40aから溶融樹脂搬送ベルト44上
に透明なシート状溶融樹脂42aを押し出すと共に、第
2押出ダイ40bからこのシート状溶融樹脂42a上に
着色された線状溶融樹脂42bを、所定間隔を配して複
数押し出すと、図2に示されるような積層溶融樹脂42
を形成することができる。
【0016】このような共押出成形機40としては、シ
ングルマニホールドダイ、マルチマニホールドダイ、マ
ルチスロットダイ等共押出成形に用いられる各種の押出
ダイを用いることができる。また、このような共押出成
形機40から押し出される溶融樹脂42a、42bとし
ては、例えば、ポリエチレン、ポリプピレン等のポリオ
レフィン系樹脂を用いることができる
【0017】さらに搬送方向下流側には、容器口部成形
装置50が設けられている。この容器口部成形装置50
は4本のパイプ部材52を備えている。これらのパイプ
部材52の下端面には、それぞれ、カッター54が備え
られており、このカッター54により、間欠的に搬送さ
れてきた積層溶融樹脂42を円形状に打ち抜くことがで
きるように構成されている。
【0018】また、パイプ部材52の内部には、図3
示されるように、成形する容器口部の形状に対応した心
金(雄型)58が備えられている。一方、パンチ台56
の内部には、前記心金58に対応する形状であって、こ
れに嵌合する外金(雌型)60が収納されている。そし
て、積層樹脂体42は、カッター54とパンチ56によ
りディスク状に打ち抜かれた後、心金58と外金60と
の間に挟まれて圧縮される。
【0019】次に、本発明に係るチューブ容器口部の製
造方法について説明する。まず、共押出成形機40の第
1押出ダイ40aからシート状溶融樹脂42aが溶融樹
脂搬送ベルト44上に押し出さる。これとともに、この
シート状溶融樹脂42a上に線状溶融樹脂42bが所定
の間隔を配し、その搬送方向に延びる線状に押し出さ
れ、積層溶融樹脂42が成形される。
【0020】この積層溶融樹脂42は溶融樹脂搬送ベル
ト44により容器口部成形装置50の下方に搬送され
る。積層溶融樹脂42が容器口部成形装置50の下方に
搬送されると、パイプ部材52が下降し、このパイプ部
材52の下端面に取付けられたカッター54により積層
溶融樹脂42が円形状に打ち抜かれる。そして、この円
形状に打ち抜かれた積層溶融樹脂42はパイプ部材52
の下端面に接着する。
【0021】次いで、パイプ部材52の内部に設けられ
ている心金58が下降し、パイプ部材52の下端面に接
着された積層溶融樹脂42は、この心金58と、パイプ
部材52の下方に設けられている外金60との間で挟ま
れて圧縮され、心金58、外金60の形状に応じて注出
口及び肩部を有する容器口部が形成される
【0022】この成形により、積層されたシート状溶融
樹脂42aと線状溶融樹脂42bは一体化するととも
に、容器口部の形状の成形に伴い、図4に示されるよう
な縞模様が形成され、趣のあるデザインが施された容器
口部70が形成される。
【0023】このように本発明に係る容器口部の製造方
法によれば、複数色が配列された溶融樹脂でデザインを
形成するので、別途印刷を施す必要がなくなり、複数色
のデザインが施された容器口部を簡易、迅速に製造する
ことができる。
【0024】上述のようにして形成された容器口部70
は、円筒状のチューブ本体と溶着されてチューブ容器と
なる。また、上記の打ち抜かれた後の積層溶融樹脂42
は、溶融樹脂搬送ベルト44により搬送されて廃棄され
る。
【0025】尚、本発明は上述した実施例に限定される
ものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲において適宜
変更を加えることが可能である。例えば、上述した実施
例はシート状溶融樹脂42a上に異色の線状溶融樹脂4
2bを押し出したものであるが、本発明はこれに限定さ
れるものではない。例えば、図5に示されるように、互
いに異なる色の溶融樹脂81、82を並べて押し出し、
ツートーンカラーの容器口部80を形成することも可能
である。
【0026】
【発明の効果】以上のように構成した本発明によれば、
複数色のデザインが施された容器口部を簡易、迅速に製
造することが可能になるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る容器口部の製造装置の概略を示
す図。
【図2】 積層溶融樹脂を示す断面図。
【図3】 容器口部成形装置をの概略を示す図。
【図4】 本発明に係る容器口部の製造方法により製造
された容器口部を示す平面図。
【図5】 本発明に係る容器口部の製造方法の他の例に
より製造された容器口部を示す平面図。
【符号の説明】
10・・・容器口部の製造装置 20・・・共押出成形機 21・・・積層溶融樹脂 21a・・・シート状溶融樹脂 21b・・・線状溶融樹脂 43・・・心金(雄型) 44・・・外金(雌型) 50、60・・・容器口部

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内容物を注出するための円筒状の注出口
    と、この注出口と連続して徐々にその径が拡開する肩部
    とを備えた容器口部の製造方法において、 複数の異色のシート状溶融樹脂を押し出して複数色が配
    列された溶融樹脂を形成する工程と、 前記複数色が配列されたシート状溶融樹脂を型押して前
    記注出口及び前記肩部を形成する工程とを含んで成るこ
    とを特徴とする容器口部の製造方法。
  2. 【請求項2】 前記複数色が配列された溶融樹脂は、シ
    ート状溶融樹脂を押し出すとともに、前記シート状溶融
    樹脂上に所定間隔を配して異色の線状溶融樹脂を複数押
    し出して形成されることを特徴とする請求項1記載の容
    器口部の製造方法。
  3. 【請求項3】 内容物を注出するための円筒状の注出口
    と、この注出口と連続して徐々にその径が拡開する肩部
    とを備えた容器口部の製造装置において、 複数の異色のシート状溶融樹脂を押し出して複数色が配
    列された溶融樹脂を形成する共押出成形機と、 前記複数色が配列されたシート状溶融樹脂を型押して前
    記注出口及び前記肩部を形成するための金型とを含んで
    成ることを特徴とする容器口部の製造装置。
  4. 【請求項4】 前記共押出成形機は、シート状溶融樹脂
    を押し出すとともに、前記シート状溶融樹脂上に所定間
    隔を配して異色の線状溶融樹脂を複数押し出すことを特
    徴とする請求項3記載の容器口部の製造装置。
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