JP3439807B2 - セラミック発熱体 - Google Patents

セラミック発熱体

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【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は各種加熱用ヒーター等に
好適な高温用のセラミック発熱体に関し、とりわけディ
ーゼルエンジンの始動時やアイドリング時に副燃焼室内
を急速に予熱する自己飽和型のグロープラグに用いられ
るセラミック発熱体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来よりディーゼルエンジンの始動促進
に用いられるグロープラグや各種点火用及び加熱用ヒー
ターとして、耐熱金属製のシース内に耐熱絶縁粉末を充
填し、該耐熱絶縁粉末中にニッケル(Ni)−クロム
(Cr)等を主体とする高融点金属線から成る発熱抵抗
体を埋設したシーズヒーターや、高電圧の火花放電を利
用する各種点火装置が使用されていた。
【0003】しかしながら、前記シーズヒーターは、耐
熱金属製のシース内に充填された耐熱絶縁粉末を介して
発熱抵抗体の熱を伝えるため、短時間の急速昇温が困難
であり、その上、耐摩耗性や耐久性に劣るという問題が
ある他、前記火花放電を利用した各種点火装置も、点火
時に雑音等の電波障害を生じたり、確実な点火と未着火
の場合の安全性という点からの信頼性に欠ける等の欠点
があった。
【0004】そこで、熱伝達効率が優れ、短時間の急速
昇温が可能で、電波障害が発生せず、しかも確実に点火
して安全性を確保し、耐摩耗性と耐久性に優れた信頼性
の高い発熱体として、セラミック焼結体中に高融点金属
の線材から成る発熱抵抗体を埋設したセラミック発熱体
が、内燃機関のグロープラグをはじめ、各種加熱用ヒー
ターとして広く利用されるようになってきた。
【0005】しかしながら、前記セラミック発熱体で
は、発熱抵抗体を急速昇温した後、飽和温度で安定した
発熱特性を得ることが困難であった。
【0006】そこで、図3に示すように高融点金属やそ
れらの化合物等を主体とする2種類の導電性セラミック
材を用いて発熱抵抗体13、14をセラミック基体15
上に形成し、その上に別の基体を重ねて焼成一体化した
セラミック発熱体16が提案されている(特開平4−2
68112号公報参照)。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記セ
ラミック発熱体16は、導電性セラミック材で発熱抵抗
体13、14が形成されているため、一般に発熱抵抗体
の抵抗値が高く、ディーゼルエンジン用のグロープラグ
として用いた場合、使用電圧が10〜35Vと低いた
め、リード部17と発熱抵抗体14との抵抗比を充分に
設定するためには、発熱抵抗体14の全抵抗を下げる必
要があり、その対策のひとつとして発熱抵抗体14の膜
厚を厚くすることがあげられるが、膜厚が厚くなると焼
成時の熱膨張差により発熱抵抗体14にクラックが発生
し易いため、膜厚に限界があり、その結果、リード部1
7が昇温して発熱抵抗体14に抵抗変化や電極の取り出
し金具との接続不良を起こして耐久性に劣る恐れがある
他、全長が長くなって強度的にも問題を生じる恐れがあ
る等の課題があった。
【0008】
【発明の目的】本発明は前記欠点に鑑み開発されたもの
で、その目的は、無機導電材から成る発熱抵抗体層とリ
ード線との接続部が昇温せず、該接続部で発熱抵抗体層
が抵抗変化を生じて断線したりせず、長時間の連続稼動
が可能で、耐久性に優れた簡単な構造のセラミック発熱
体を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明のセラミック発熱
体は、印刷方法等で形成した略平行な少なくとも2層の
無機導電材から成る第1の発熱抵抗体層と、該第1の各
発熱抵抗体層の端部に少なくとも一部を重ねて形成した
無機導電材から成る第2の発熱抵抗体層を介して接続し
た高融点金属の線材等から成るリード線と、同様の印刷
方法等で形成した無機導電材から成り前記リード線の他
端に接続する複数個に分割した電極取り出し層を、それ
ぞれ電気絶縁性セラミック焼結体中に埋設して一体化し
たことを特徴とするものであり、とりわけ、第2の発熱
抵抗体層の導通抵抗および電極取り出し層の導通抵抗
が、第1の発熱抵抗体層の導通抵抗よりも低く、第1の
発熱抵抗体層に一部重ねて形成した第2の発熱抵抗体層
の先端から、第2の発熱抵抗体層に接続したリード線の
先端までの距離が3mm以上10mm以下であることが
望ましく、さらに、リード線に接続した無機導電材から
成る第2の発熱抵抗体層の幅が、少なくとも第2の発熱
抵抗体層を重ねた部分の第1の発熱抵抗体層の幅より小
さいことがより望ましいものである。
【0010】
【作用】本発明のセラミック発熱体によれば、印刷方法
等で形成した略平行な少なくとも2層の無機導電材から
成る第1の発熱抵抗体層の端部に、少なくとも無機導電
材から成る第2の発熱抵抗体層の一部を重ねて形成し、
該第2の発熱抵抗体層を介して高融点金属の線材等から
成るリード線に接続することから、第1の発熱抵抗体層
が1000〜1300℃に及ぶ高温となっても、抵抗値
が低い第2の発熱抵抗体層は1000℃以下にしか昇温
せず、リード線と接続する部分では抵抗変化を生じるよ
うな高温に曝される恐れがなく、急速昇温を損なうこと
なく好適な自己飽和温度特性が得られ、長時間の連続稼
動における耐久性及び信頼性が向上することになる。
【0011】
【実施例】以下、本発明のセラミック発熱体の一実施例
を図面に基づき説明する。図1は本発明のセラミック発
熱体の正面の要部を示す断面図であり、図2は本発明の
セラミック発熱体の側面の要部を示す断面図である。
【0012】図1及び図2において、1は電気絶縁性セ
ラミック焼結体2中に、略平行な2層の無機導電材から
成る略U字状を成す第1の発熱抵抗体層3、4と、第1
の発熱抵抗体層3、4の各端部に少なくとも一部を重ね
て形成した第2の発熱抵抗体層5、6を介して接続した
高融点金属の線材から成るリード線7、8と、リード線
7、8にそれぞれ接続した無機導電材から成る複数個に
分割した電極取り出し層9、10を埋設し、電極取り出
し層9、10の一部が電気絶縁性セラミック焼結体2の
外周面に露出するとともに、その先端が略球面で、断面
が円形を成したセラミック発熱体である。
【0013】前記リード線7、8と接続した無機導電材
から成る第2の発熱抵抗体層の幅12は、少なくとも第
2の発熱抵抗体層5、6を重ねた部分の第1の発熱抵抗
体層の幅11より小さい方が好ましく、第1の発熱抵抗
体層の幅11の25〜90%程度が望ましい。
【0014】尚、電気絶縁性セラミック焼結体2として
は、高温での耐酸化性や強度に優れた窒化珪素(Si3
4 )を主成分とする焼結体が好適であるが、これに限
定されるものではない。。
【0015】また、無機導電材から成る第1の発熱抵抗
体層3、4あるいは第2の発熱抵抗体層5、6、電極取
り出し層9、10等の主成分は、タングステン(W)、
モリブデン(Mo)、レニウム(Re)等の高融点金属
やその合金の他、例えばタングステンカーバイド(W
C)、窒化チタン(TiN)や硼化ジルコニウム(Zr
2 )等の第4a族、第5a族、第6a族の炭化物また
は窒化物等があり、とりわけタングステンカーバイド
(WC)が好ましい。
【0016】但し、第2の発熱抵抗体層5、6及び電極
取り出し層9、10の無機導電材の導通抵抗は、第1の
発熱抵抗体層3、4より低抵抗であることが必要であ
る。
【0017】更に、電気絶縁性セラミック焼結体2が、
窒化珪素(Si3 4 )を主成分とする焼結体の場合に
は、第1の発熱抵抗体層3、4及び第2の発熱抵抗体層
5、6、電極取り出し層9、10は、セラミック焼結体
2の主成分である窒化珪素(Si3 4 )粉末にタング
ステンカーバイド(WC)を主成分として添加するか、
あるいは熱膨張係数を調整するために更に窒化硼素(B
N)粉末を添加し、それらの含有量を増減することで任
意の抵抗値に設定したものが好適である。
【0018】要するに、高温まで無機導電材として電気
絶縁性セラミック焼結体との熱膨張差が小さく、熱衝撃
抵抗性に優れ、安定した特性を有するものであれば良
い。
【0019】前述のような第1の発熱抵抗体層3、4及
び第2の発熱抵抗体層5、6、電極取り出し層9、10
としては、例えばタングステンカーバイド(WC)を6
5重量%以上含有したものを使用し、第1の発熱抵抗体
層3、4としてタングステンカーバイド(WC)が70
〜90重量%、第2の発熱抵抗体層5、6として同じく
80〜95重量%、電極取り出し層9、10として同じ
く85〜95重量%とすると、望ましい抵抗比を設定す
ることができる。
【0020】一方、リード線7、8には、高融点金属で
あるタングステン(W)、モリブデン(Mo)、レニウ
ム(Re)やその合金等が上げられるが、とりわけタン
グステン(W)が好適である。
【0021】また、セラミック発熱体の先端を略球面と
し、その断面を円形と成したのは、先端部近傍に最高発
熱部を有し、外周に効果的に均一に発熱させるためであ
り、この形状に限定されるものではない。
【0022】尚、第2の発熱抵抗体層の距離l、即ち第
1の発熱抵抗体層に一部重ねて形成した第2の発熱抵抗
体層の先端から、該第2の発熱抵抗体層に接続したリー
ド線の先端までの距離は、接続したリード線先端の温度
が1000℃以下となれば抵抗変化を生じ難いため、3
mm以上に設定することが望ましい。
【0023】次に、本発明のセラミック発熱体を評価す
るにあたり、先ず、高純度の窒化珪素(Si3 4 )粉
末に、焼結助剤としてイットリア(Y2 3 )や希土類
元素の酸化物を添加混合して調製した造粒体を使用し、
プレス成形法等、周知の成形法により平板状の窒化珪素
を主成分とするセラミック成形体を作製する。
【0024】次に、タングステンカーバイド(WC)の
微粉末80重量%と窒化珪素(Si3 4 )の微粉末2
0重量%の混合粉末に溶媒を加えて調製したペーストを
使用して、スクリーン印刷法等により設計抵抗値に基づ
いた寸法の略U字形状のパターンで、セラミック焼結体
の先端より5mm以内に位置するようにそれぞれ別のセ
ラミック成形体の表面に、厚さ約40μm の第1の発熱
抵抗体層3及び4を形成する。
【0025】次に、85重量%のタングステンカーバイ
ド(WC)と15重量%の窒化珪素(Si3 4 )の各
微粉末から成るペーストを使用して、前記第1の発熱抵
抗体層3及び4の端部に一部重なり、第2の発熱抵抗体
層の幅12が重なった第1の発熱抵抗体層の幅11より
小さくなるパターンで、前記同様にして厚さ約40μm
の第2の発熱抵抗体層5及び6をそれぞれ形成する。
【0026】一方、電極取り出し層9及び10も、第2
の発熱抵抗体層と同一組成のペーストを使用して前記セ
ラミック成形体表面の他端に、前記同様にして幅0.7
mm、厚さ70μm のパターンを4個、セラミック成形
体の側面まで平行に所定の配置でそれぞれ形成した。
【0027】次に、第1の発熱抵抗体層3及び4、第2
の発熱抵抗体層5及び6、電極取り出し層9及び10を
それぞれ印刷形成した各セラミック成形体の上に、直径
0.25mmのタングステン(W)線を第2の発熱抵抗
体層と各電極取り出し層にそれぞれ接続するように載置
して重ね、その上に発熱抵抗体層と電極取り出し層を印
刷形成していないセラミック成形体を重ねた後、炭素
(C)を含む還元性の雰囲気下、1750℃の温度で1
時間、加圧焼成した。
【0028】かくして得られたセラミック焼結体の周囲
を研磨し、第1の発熱抵抗体層側の先端を球面とすると
ともに断面円形に加工し、埋設した各電極取り出し層の
端面を円柱側面に露出させ、直径約3.5mmのセラミ
ック発熱体を作製した。
【0029】前記セラミック発熱体を用いて、少なくと
も電極取り出し層の露出部にメタライズ法やメッキ法等
によりニッケル(Ni)等の金属被膜を形成した後、セ
ラミック発熱体の側面に露出した一方の電極取り出し層
と接続するように筒状金具を外嵌めし、還元ガス雰囲気
中で銀ろうにて接合して負電極とし、他方の電極取り出
し層に、線材またはキャップ状の金具より成る電極取り
出し金具を前記同様に銀ろうにて接合して正電極として
接続し、正負の電極を導出した評価用のセラミック発熱
体を作製した。
【0030】次いで、前記評価用のセラミック発熱体を
使用し、該セラミック発熱体が1400℃の温度で飽和
する10〜35Vの直流電圧を5分間通電した後、通電
を停止して2分間圧搾空気を吹きつけ強制冷却する工程
を1サイクルとする高負荷耐久試験を行い、1000サ
イクル毎に両電極間の抵抗値を測定し、試験開始前の両
電極間の抵抗値に対する変化率が10%を越えると不良
と判断し、10%を越えた時のサイクル数で耐久性を評
価した。
【0031】尚、リード線と接続した無機導電材から成
る第2の発熱抵抗体層の幅wと第2の発熱抵抗体層を重
ねた第1の発熱抵抗体層の幅Wは、X線透過写真より計
測するとともに、同一仕様の他の評価用セラミック発熱
体をリード線と第2の発熱抵抗体層との接続部、及び第
1の発熱抵抗体層に第2の発熱抵抗体層が重なっている
部分のそれぞれで切断して幅Wとwの寸法を確認した。
【0032】また、第1の発熱抵抗体層に一部重ねて形
成した第2の発熱抵抗体層の先端から、該第2の発熱抵
抗体層に接続したリード線の先端までの距離をX線透過
写真より計測して第2の発熱抵抗体層の距離lとし、最
高発熱部の温度を1400℃とした時のリード線の先端
部に相当するセラミック発熱体の表面の温度を放射温度
計にて非接触で測定した。以上の結果を表1に示す。
【0033】
【表1】
【0034】
【発明の効果】叙上の如く、本発明のセラミック発熱体
は、略平行な少なくとも2層の無機導電材から成る第1
の発熱抵抗体層の端部に、無機導電材から成る第2の発
熱抵抗体層を少なくともその一部を重ねて形成し、該第
2の発熱抵抗体層を介して高融点金属の線材等から成る
リード線に接続することから、第1の発熱抵抗体層が高
温となっても、第2の発熱抵抗体層リード線との接続部
は昇温せず、該接続部で発熱抵抗体層が抵抗変化を生じ
て断線したりせず、その結果、長時間の連続稼動が可能
で、複雑な構造を必要としない耐久性に優れたセラミッ
ク発熱体を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のセラミック発熱体の正面の要部を示す
断面図である。
【図2】本発明のセラミック発熱体の側面の要部を示す
断面図である。
【図3】従来のセラミック発熱体の正面の要部を示す断
面図である。
【符号の説明】
1 セラミック発熱体 2 電気絶縁性セラミック焼結体 3、4 第1の発熱抵抗体層 5、6 第2の発熱抵抗体層 7、8 リード線 9、10 電極取り出し層 11 第1の発熱抵抗体層の幅 12 第2の発熱抵抗体層の幅
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H05B 3/14 H05B 3/10 H05B 3/48 H05B 3/18 F23Q 7/00

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電気絶縁性セラミック焼結体中に埋設され
    た、少なくとも2層の無機導電材から成る第1の発熱抵
    抗体層と、前記第1の発熱抵抗体層の端部に少なくとも
    一部を重ねて形成した無機導電材から成る第2の発熱抵
    抗体層と、前記第2の発熱抵抗体層を介して前記第1の
    発熱抵抗体層と接続した高融点金属から成るリード線
    と、前記リード線の他端に接続した無機導電材から成る
    電極取り出し層とからなり、かつ前記第2の発熱抵抗体
    層の導通抵抗および前記電極取り出し層の導通抵抗が、
    前記第1の発熱抵抗体層の導通抵抗よりも低く、前記第
    1の発熱抵抗体層に一部重ねて形成した前記第2の発熱
    抵抗体層の先端から、前記第2の発熱抵抗体層に接続し
    たリード線の先端までの距離が3mm以上10mm以下
    であることを特徴とするセラミック発熱体。
  2. 【請求項2】電気絶縁性セラミック焼結体中に埋設され
    た、少なくとも2層の無機導電材から成る第1の発熱抵
    抗体層と、前記第1の発熱抵抗体層の端部に少なくとも
    一部を重ねて形成した無機導電材から成る第2の発熱抵
    抗体層と、前記第2の発熱抵抗体層を介して前記第1の
    発熱抵抗体層と接続した高融点金属から成るリード線
    と、前記リード線の他端に接続した無機導電材から成る
    電極取り出し層とからなり、かつ前記第2の発熱抵抗体
    層の導通抵抗および前記電極取り出し層の導通抵抗が、
    前記第1の発熱抵抗体層の導通抵抗よりも低く、前記リ
    ード線と接続した無機導電材から成る前記第2の発熱抵
    抗体層の幅が、少なくとも前記第2の発熱抵抗体層を重
    ねた前記第1の発熱抵抗体層の幅より小であることを特
    徴とするセラミック発熱体。
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