JP3438634B2 - Driver airbag - Google Patents

Description

【発明の詳細な説明】 【０００１】 【発明の属する技術分野】本発明は車両の運転席に装備
し、車両の衝突事故の際に自動的に膨張し、乗員を保護
する運転席用のエアバッグに係り、詳しくは該エアバッ
グの展開形状の改良に関するものである。 【０００２】 【従来の技術】エアバッグ装置は、車両が衝突した時、
衝撃が所定以上である場合に、シートベルトの補助とし
て瞬時にバッグが膨張し、乗員を保護する安全装置であ
り、通常、ガス発生器であるインフレータと、インフレ
ータのガスにより膨張するバッグと、上記インフレータ
を該バッグと共に略気密に囲繞収納するエアバッグケー
スとで構成されている。 【０００３】そして、このエアバッグ装置はその作動に
あたり、インフレータから噴出された噴出ガスがエアバ
ッグケースとエアバッグ内に充満して内圧を発し、この
内圧によりバッグが展開する。 【０００４】一方、上記した運転席用のエアバッグ装置
は、ハンドルの中心部にインフレータを埋設し、作動時
にはこのハンドルの円周上に円盤状にエアバッグを膨出
させて、ハンドルと乗員との間に介在して乗員を保護す
ることが可能である。 【０００５】ところが、上記従来の運転席用エアバッグ
装置では、エアバッグはハンドル上に展開する。単一の
エアバッグにてハンドル周囲を良好に包み込むエアバッ
グがない。 【０００６】そこで、この出願の発明者等は、新たな構
成のエアバッグを発明した。即ち、このエアバッグは、
インフレータに取着する開口部を有するインフレータ側
基布の外周縁部に、乗員側基布の外周縁部を縫着してな
る運転席用エアバッグであって、上記インフレータ側基
布の開口周縁部付近から、インフレータ側もしくは乗員
側基布の外周縁付近に亘らせて、これら各部間の基布の
長さより所要短い短冊状の規制部材を複数、放射状に取
着せしめ、上記規制部材によってインフレータ側基布に
所定のたるみを形成させてエアバッグの展開時にこのた
るみ部をハンドルの外周に膨出させる構成を有してい
る。 【０００７】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記規
制部材を有するエアバッグは、製造時においては、上記
短冊状の規制部材を複数、しかも基布をたるませなが
ら、その両端部を縫着せねばならず、このことから工数
が増えると共にその作製にも時間と熟練を要し、製造方
法に未だ改良の余地を残していた。 【０００８】本発明は、叙上の如き実状に対処してなさ
れたものであり、上記規制部材の構造の改良により、上
記規制部材を有するエアバッグを簡便かつ効率的に製造
することができる運転席用エアバッグを提供することを
目的とするものである。 【０００９】 【課題を解決するための手段】即ち、上記目的を達成し
うる本発明のエアバッグは、インフレータを取着する開
口部を有するインフレータ側基布と、該インフレータ側
基布とほぼ等しい外形を有する乗員側基布と、該インフ
レータ側基布にたるみを形成させるための規制部材用布
とよりなり、上記インフレータ側基布と上記乗員側基布
とが外周縁部で縫合されるとともに、上記規制部材用布
が上記インフレータ側基布と乗員側基布との間で上記イ
ンフレータ側基布の開口周縁部と外周縁部とを連結して
なる運転席用エアバッグであって、上記規制部材用布
は、上記インフレータ側基布とほぼ等しい外形と開口部
とを有し、かつ該開口部の回りに上記インフレータの噴
出ガスを連通させる連通穴が放射状に複数穿設されたも
のよりなり、該規制部材用布の開口周縁部と外周縁部と
が上記インフレータ側基布の開口周縁部と外周縁部とに
縫合されるとともに、上記連通穴同士の間に形成された
複数の帯状部が、それぞれ長さ方向中間部で２つ折り状
につままれて縫合されることにより、その長さが縮めら
れてなることを特徴とする。なお、ここでいう２つ折り
とは単に折り曲げることを意味するものであり、上記帯
状部を３重あるいはそれ以上、折り曲げるようにしても
よい。 【００１０】 【作用】上記本発明のエアバッグによれば、インフレー
タ側基布の開口周縁部と外周縁部とが、これら各部間の
該インフレータ側基布の寸法より短くされた上記規制部
材用布の上記帯状部によって連結されているため、上記
インフレータ側基布にはたるみが形成される。そのため
エアバッグの展開時には、上記連通穴を通じて流れ込む
ガスにより、上記インフレータ側基布のたるみ部がハン
ドル外周側に膨出 し、ハンドルの外周を取り囲むことが
できる。 しかも、上記規制部材用布は、インフレータ側
基布とほぼ等しい外形と開口部を有するものよりなるの
で、このエアバッグの製造においては、該規制部材用布
をインフレータ側基布に重ね合わせて両者の開口周縁部
を縫合し、さらにこれらに乗員側基布を重ね合わせて両
基布と規制部材用布の外周縁部を縫合することが容易に
可能になる。すなわち、基布をたるませることなく縫合
できる。そして、この後、上記の規制部材用布の連通穴
同士の間に形成された複数の帯状部を、それぞれ長さ方
向中間部で２つ折り状につまんで縫合し、さらに必要に
応じて各基布を反転させ表に返すことにより、上記のよ
うにインフレータ側基布とほぼ等しい外形を有するもの
よりなるにも拘わらず帯状部の長さを縮めて、インフレ
ータ側基布にたるみを形成したエアバッグを得ることが
できる。 【００１１】 【発明の実施の形態】以下、さらに添付図面を参照し
て、本発明の実施例を説明する。 【００１２】図１は本発明実施例に係る運転席用エアバ
ッグを構成する部材を分解した説明図であり、図６は本
発明実施例に係る運転席用エアバッグを示している。図
において（１）はインフレータが取着される開口部（ｌ
ａ）とベントホール（ｌｃ）とを有する円形のインフレ
ータ側基布、（２）はこのインフレータ側基布（１）と
等しい外形を有する乗員側基布を夫々示しており、また
（３）は上記インフレータ側基布（１）と等しい外形と
開口部（３ａ）を有し、さらにこの開口部（３ａ）の回
りにインフレータの噴出ガスを連通させる連通穴（３
ｃ）を放射状に複数穿設せしめたものよりなる規制部材
用布を示している。 【００１３】本発明実施例に係る運転席用エアバッグ
は、図６のように、上記インフレータ側基布（１）と上
記乗員側基布（２）とが外周縁部（ｌｄ），（２ｄ）で
縫合され、また、上記規制部材用布（３）は上記インフ
レータ側基布（１）と乗員側基布（２）との間で上記イ
ンフレータ側基布（１）の開口周縁部（ｌｂ）と外周縁
部（ｌｄ）とを連結している。さらに規制部材用布
（３）は、該規制部材用布（ ３）の開口周縁部（３ｂ）
と外周縁部（３ｄ）とが上記インフレータ側基布（１）
の開口周縁部（ｌｂ）と外周縁部（ｌｄ）とに縫合され
るとともに、上記連通穴（３ｃ）（３ｃ）同士間の複数
の帯状部（４）が、それぞれ長さ方向中間部で２つ折り
状につままれて縫合されることにより、その長さが縮め
られてなる。そして、上記エアバッグは、上記のインフ
レータ側基布（１）、乗員側基布、及び規制部材用布
（３）を用いて、次のようにして製造することができ
る。先ず第１工程として、図２に示すように、上記イン
フレータ側基布（１）の裏面に規制部材用布（３）を重
ね合わせて、これらの開口周縁部（ｌｂ），（３ｂ）を
補強布等と共に縫合する。 【００１４】次に、第２工程として、図３に示すように
上記インフレータ側基布（１）の表面に、その表面が向
かい合うよう乗員側基布（２）を重ね合わせて、これら
両基布（１），（２）と、先に開口周縁部（３ｃ）を縫
合していた上記規制部材用基布（３）の各外周縁部（ｌ
ｄ），（２ｄ），（３ｄ）を縫合する。このとき基布を
たるませる必要がない。さらに、第３工程として、図
４，図５に示すように、上記規制部材用布（３）におい
て上記各連通穴（３ｃ）（３ｃ）間に残存して形成され
た、規制部材としての複数の帯状部（４）を、図示の如
く夫々長さ方向中間部で２つ折り状につまんで、この２
つ折り状につまんだ各帯状部（４）の部分を該折り端部
（４ａ）から所要長さの位置で縫合（所謂つまみ縫い）
することにより、規制部材用布（３）の開口周縁部（３
ｂ）と外周縁部（３ｄ）との間の長さを縫合前の長さの
８０〜３０％程度になるようにして、展開形状における
各帯状部（４）の長さを短く縮める。 【００１５】そして、第４工程として、上記裏返して縫
製された各基布（１），（２）を従来と同じ方法によっ
て反転させ、図６に示すように表に返すことにより、エ
アバッグの作製は完了する。なお、上記２つ折り状につ
まんだ帯状部（４）の折り端部（４ａ）側の部分は、そ
のまま残しておいてもよいし、あるいは切除してもよ
い。 【００１６】上記の製造方法によれば、規制部材用布
（３）の基布（１），（２）への縫着を、一般の製造ラ
インを利用して行うことが可能である。 【００１７】即ち、インフレータ側基布（１）の開口部
（ｌａ）への補強布（図示せず）の縫着工程にて上記第
１工程が同時に行え、またインフレータ側基布（１）と
乗員側基布（２）の外周縁部同士の縫着工程にて上記第
２工程が同時に行える。従って、規制部材のために増え
る工程は、帯状部（４）を２つ折りにして縫合する上記
第３工程だけであり、この製造方法によれば、従来に比
し格段に工数を減じて、極めて簡便かつ効率的に上記規
制部材を具備する本発明のエアバッグを作製することが
可能となる。 【００１８】また、図７は、上記製造方法により作製し
た本発明実施例の運転席用エアバッグの作動状態を示す
断面図であり、上記エアバッグでは、インフレータ側基
布（１）の開口周縁部（ｌｂ）と外周縁部（ｌｄ）とが
これら各部間の基布（１）より短い上記帯状部（４）に
よって連結されてなるため、上記インフレータ側基布
（１）には図示の如くたるみ（５）が形成され、実際の
使用時おけるエアバッグの展開時には、同図に示す如く
上記たるみ部（５）がハンドル外周側に膨出し、ハンド
ル（６）の外周を取り囲むことができる。即ち、ハンド
ル外周に形成された、上記たるみ部（５）からなるエア
バッグ膨出部が図示の如く乗員（Ｍ）とハンドル（６）
との間に介在する。 【００１９】 【発明の効果】以上説明したように、本発明の運転席用
エアバッグによれば、エアバッグの展開時には、規制部
材用布の帯状部によって形成されたインフレータ側基布
のたるみ部がハンドル外周側に膨出して、ハンドルの外
周を取り囲むことができ、乗員の保護を良好になし得
る。 そればかりか、上記規制部材用布がインフレータ側
基布とほぼ等しい外形と開口部を有するものよりなるの
で、エアバッグの製造において、該規制部材用布の イン
フレータ側基布および乗員側基布に対する縫着作業を容
易に行え、規制部材を有する上記のエアバッグを簡便か
つ効率的に製造することができる。 例えば、エアバッグ
を製造するに際し、インフレータのガスを連通させる連
通穴を放射状に複数有する規制部材用布を、インフレー
タ側基布に重着してその開口周縁部および外周縁部を縫
合した後、上記規制部材用布の連通穴間に形成される複
数の帯状部を２つ折り状につまんで縫合することによ
り、規制部材としての帯状部の長さを短く縮める方法を
採用することができる。これにより、通常の製造工程で
あるエアバッグ用の基布への補強布の縫着工程ならびに
外周縁部の縫着工程を有効に利用でき、規制部材のため
に増える工数は上記帯状部の２つ折り縫合だけで、従来
の短冊状の規制部材を個々に取付ける方法に比べ格段に
工数を減らし、極めて簡便かつ効率的に規制部材を具備
するエアバッグを製造しうるとの顕著な効果を奏するも
のである。Description: BACKGROUND OF THE INVENTION 1. Field of the Invention The present invention is provided in a driver's seat of a vehicle, and automatically expands in the event of a vehicle collision to protect the occupant. relates to grayed, more particularly, to an improvement of the developed shape of diether airbag. 2. Description of the Related Art An airbag device is used when a vehicle collides.
When the impact is equal to or greater than a predetermined value, the bag is inflated instantaneously as an aid of the seat belt, and is a safety device that protects an occupant. And an airbag case that substantially surrounds and stores the inflator together with the bag. In the operation of the airbag device, the gas ejected from the inflator fills the airbag case and the airbag to generate an internal pressure, and the bag is deployed by the internal pressure. On the other hand, the above-described airbag device for a driver's seat has an inflator buried in the center of a steering wheel, and when activated, the airbag is inflated in a disk shape on the circumference of the steering wheel, so that the steering wheel and the occupant can communicate with each other. It is possible to protect the occupant by interposing between them. [0005] However, in the above-mentioned conventional driver airbag device, the airbag is deployed on the steering wheel. There is no airbag that wraps around the handle well with a single airbag. The inventors of the present application have invented an airbag having a new configuration. That is, the air bag,
An airbag for a driver's seat obtained by sewing an outer peripheral edge of an occupant-side base cloth to an outer peripheral edge of an inflator-side base cloth having an opening to be attached to an inflator, wherein the opening peripheral edge of the inflator-side base cloth From the vicinity of the part, to the vicinity of the outer peripheral edge of the inflator side or the occupant side base cloth, a plurality of strip-shaped restricting members shorter than the length of the base cloth between these parts are attached radially, and the restricting member A predetermined slack is formed on the base fabric on the inflator side, and the slack portion is bulged to the outer periphery of the handle when the airbag is deployed. However, in manufacturing an airbag having the above-mentioned regulating member, at the time of manufacture, a plurality of the above-mentioned strip-like regulating members are stitched at both ends thereof while the base cloth is slackened. They had to be dressed, which increased man-hours and required time and skill in the production thereof, leaving room for improvement in the production method. SUMMARY OF THE INVENTION The present invention has been made in view of the above-described situation. By improving the structure of the regulating member, it is possible to easily and efficiently manufacture an airbag having the regulating member. It is an object of the present invention to provide a seat airbag . [0009] [Means for Solving the Problems] That is, airbags of the present invention is capable of achieving the above object, an inflator-side base fabric having an opening to attach the inflator, approximately equal to the inflator-side base fabric a passenger-side base fabric having an outer shape regulating member fabric for forming the slack in the inflation <br/> regulator side base cloth
The inflator-side base cloth and the occupant-side base cloth
Are sewn at the outer peripheral edge, and the
Between the inflator-side fabric and the occupant-side fabric.
By connecting the opening edge and the outer edge of the base fabric on the inflator side
An airbag for a driver seat, comprising:
The outer shape and opening are almost the same as the inflator side base cloth.
And the injection of the inflator around the opening.
A plurality of radial communication holes for communicating the outgoing gas
And the opening peripheral edge and the outer peripheral edge of the regulating member cloth.
At the opening edge and the outer edge of the inflator-side base fabric.
Sewn and formed between the communication holes
Multiple strips are folded in two at the middle part in the length direction
And the length is reduced
It is characterized by becoming. Note that the folding in this case means simply bending, and the band may be folded three or more times. According to the airbag of the present invention, the inflation
The peripheral edge of the opening and the peripheral edge of the
The restricting portion which is shorter than the size of the base fabric on the inflator side.
Because it is connected by the strip of the material cloth
A slack is formed on the inflator-side base fabric. for that reason
When the airbag is deployed, it flows through the communication hole
The slack part of the base fabric on the inflator side is hung by the gas.
Can bulge toward the outside of the dollar and surround the outer periphery of the handle
it can. In addition, the above-mentioned regulating member cloth is
It has a shape and an opening that are almost the same as the base cloth.
In the manufacture of the airbag, the cloth for the regulating member is used.
Is overlapped on the inflator side base cloth,
And then put the occupant side fabric on top of them.
It is easy to sew the outer peripheral edge of the base cloth and the regulating member cloth.
Will be possible. In other words, suturing without sagging the base fabric
it can. Then, thereafter, the communication hole of the above-described regulating member cloth is formed.
Each of the multiple strips formed between
Fold in the middle part of the direction and sew it together.
Invert each base cloth accordingly and return to the table,
With an outer shape that is almost the same as the base fabric on the inflator side
In the inflation
It is possible to obtain an airbag with a slack formed on the data base fabric.
it can. Embodiments of the present invention will be described below with reference to the accompanying drawings. FIG. 1 is an exploded view of members constituting an airbag for a driver's seat according to an embodiment of the present invention, and FIG.
1 shows an airbag for a driver's seat according to an embodiment of the invention. In the figure, (1) is an opening (l) to which an inflator is attached.
a) and a circular inflator-side fabric having vent holes (lc), (2) shows an occupant-side fabric having the same outer shape as that of the inflator-side fabric (1), and (3) shows an occupant-side fabric. It has the same outer shape and opening (3a) as the above-mentioned inflator-side base fabric (1), and further has a communication hole (3) through which the gas discharged from the inflator communicates around the opening (3a).
The regulating member fabric made of those allowed more bored c) radially is shown. An airbag for a driver's seat according to an embodiment of the present invention.
As shown in FIG. 6, the upper fabric and the inflator-side fabric (1) are
The occupant side base cloth (2) is at the outer peripheral edges (ld) and (2d).
The regulation member cloth (3) is stitched.
Between the base fabric (1) and the occupant side fabric (2).
Opening edge (lb) and outer edge of the inflator-side base fabric (1)
(Ld). In addition, cloth for regulating members
(3) is an opening peripheral portion (3b) of the regulating member cloth ( 3).
And the outer peripheral portion (3d) are the inflator-side base fabric (1).
Are sewn to the outer peripheral edge (ld) and the outer peripheral edge (ld).
And between the communication holes (3c) (3c)
Is folded in two at the middle part in the longitudinal direction.
The length is shortened by being stitched and sewn
Become. The airbag can be manufactured using the inflator- side fabric (1), the occupant-side fabric, and the regulating member fabric (3) as follows.
You. First, as a first step, as shown in FIG. 2, a regulating member cloth (3) is superimposed on the back surface of the inflator-side base cloth (1) to reinforce these opening peripheral parts (lb) and (3b). Suture with a cloth or the like. Next, as a second step, as shown in FIG. 3, the occupant-side base cloth (2) is superimposed on the surface of the inflator-side base cloth (1) so that the surfaces thereof face each other. (1), (2) and the respective outer peripheral edges (l) of the regulating member base fabric (3) to which the opening peripheral edges (3c) were previously stitched.
d), (2d), and (3d) are sutured. At this time,
No need to sag. Further, as a third step, as shown in FIGS. 4 and 5, in the regulating member cloth (3) it is formed by remaining between the respective communication holes (3c) (3c), a plurality of the regulating member As shown in the figure, the belt-shaped portion (4) is folded in two at the middle portion in the longitudinal direction , and the two
Stitching at the position of the required length each belt portion pinched in folded form part of (4)該折Litan unit from (4a) (so-called knob sewing)
As a result, the opening peripheral portion (3
The length between each of the band-shaped portions (4) in the developed shape is set so that the length between the b) and the outer peripheral edge (3d) is about 80 to 30% of the length before the suture. Shrink short. [0015] Then, as a fourth step, the base fabric is sewn upside down above (1), is inverted by the same manner as conventional one (2), by Succoth returned in Table 6, the air bag Is completed. In addition, One to the two-fold form
The portion on the side of the folded end (4a) of the rolled band (4) may be left as it is or may be cut off. According to manufacturing method described above, the base fabric (1) of the regulating member cloth (3), can be performed by using the sewing, general production line to (2). That is, in the step of sewing a reinforcing cloth (not shown) to the opening portion (la) of the inflator-side base cloth (1), the above-described first step can be performed at the same time. The second step can be performed simultaneously in the step of sewing the outer peripheral edges of the occupant-side base cloth (2). Therefore, the only additional step for the regulating member is the third step in which the band-shaped portion (4) is folded in two and sewn. According to this manufacturing method, the number of steps is significantly reduced as compared with the conventional method, and the number of steps is extremely reduced. It is possible to simply and efficiently manufacture the airbag of the present invention including the above-mentioned regulating member. FIG. 7 is a sectional view showing the operating state of the driver's seat airbag according to the embodiment of the present invention produced by the above-described manufacturing method. In the airbag, the opening edge of the inflator-side base fabric (1) is shown. Since the portion (lb) and the outer peripheral edge (ld) are connected by the band-like portion (4) shorter than the base fabric (1) between these portions, the inflator-side base fabric (1) is as shown in the drawing. A slack (5) is formed, and when the airbag is deployed in actual use, the slack portion (5) bulges toward the outer periphery of the handle as shown in the figure, and can surround the outer periphery of the handle (6). That is, the airbag bulging portion formed on the outer periphery of the handle and including the slack portion (5) includes the occupant (M) and the handle (6) as shown in the figure.
Intervene between [0019] As described above, according to the present invention, according to the driver's seat for the airbags of the present invention, at the time of air bag deployment, restricting portion
Inflator-side base fabric formed by strips of material cloth
The slack part bulges to the outer periphery of the handle, and the outside of the handle
Circumference can be secured and occupants can be protected well
You. Not only that, the above-mentioned regulating member cloth is
It has a shape and an opening that are almost the same as the base cloth.
In, in the manufacture of the air bag, the regulation member's fabric Inn
Sewing work on the base fabric on the freighter side and on the occupant side
Easy to use and easy to use the above airbag with regulating member
Can be manufactured efficiently. For example, when manufacturing an airbag, a fabric for a regulating member having a plurality of radially communicating holes for communicating gas of an inflator,
And sew the opening edge and outer edge.
After joining, the plurality of band-shaped portions formed between the communication holes of the regulating member cloth are pinched in two and sewn.
To reduce the length of the band as a regulating member.
Can be adopted. This makes it possible to effectively use the sewing process of the reinforcing cloth on the base fabric for the airbag and the sewing process of the outer peripheral edge portion, which are the usual manufacturing processes, and the man-hour required for the regulating member is 2 With a remarkable effect that it is possible to manufacture an airbag equipped with a regulating member extremely simply and efficiently by reducing the number of man-hours significantly compared to the conventional method of individually attaching the strip-shaped regulating members only by folding and stitching. It is.

【図面の簡単な説明】 【図１】本発明実施例の運転席用エアバッグを構成する
部材を分解した説明図である。 【図２】同実施例のエアバッグの製造方法の第１工程を
示す説明図である。 【図３】同実施例製造方法の第２工程を示す説明図であ
る。 【図４】同実施例のエアバッグの製造方法の第３工程を
示す平面図である。 【図５】同断面図である。 【図６】本発明実施例の運転席用エアバッグを示す断面
図である。 【図７】同エアバッグの作動伏態を示す断面図である。 【符号の説明】 （１） インフレータ側基布 （ｌａ） 開口部 （ｌｂ） 開口周縁部 （ｌｃ） ベントホール （ｌｄ） 外周縁部 （２） 乗員側基布 （２ｄ） 外周縁部 （３） 規制部材用布 （３ａ） 開口部 （３ｂ） 開口周縁部 （３ｃ） 連通穴 （３ｄ） 外周縁部 （４） 帯状部（規制部材） （４ａ） ２つ折り端部 （５） たるみ （６） ハンドル （Ｍ） 乗員 Constituting BRIEF DESCRIPTION OF THE DRAWINGS [Figure 1] the driver-seat airbag of the present invention embodiment
It is explanatory drawing which decomposed | disassembled the member . FIG. 2 is an explanatory view showing a first step of the method for manufacturing an airbag of the embodiment. FIG. 3 is an explanatory view showing a second step of the manufacturing method according to the embodiment. FIG. 4 is a plan view showing a third step of the method for manufacturing the airbag of the embodiment. FIG. 5 is a sectional view of the same. 6 is a sectional view showing a driver's seat airbags of the present invention embodiment. FIG. 7 is a cross-sectional view showing an operating state of the airbag. [Description of Signs] (1) Inflator-side fabric (la) Opening (lb) Opening periphery (lc) Vent hole (ld) Outer periphery (2) Occupant-side fabric (2d) Outer periphery (3) Cloth for regulating member (3a) Opening (3b) Peripheral edge of opening (3c) Communication hole (3d) Outer peripheral edge (4) Band (regulating member) (4a) Folded end (5) Slack (6) Handle (M) crew

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 曽木 秀仁 愛知県西加茂郡三好町大字打越字生賀山 ３番地 東洋ゴム工業株式会社自動車部 品技術センター内 (56)参考文献 特開 平５−246294（ＪＰ，Ａ) 特開 平２−175353（ＪＰ，Ａ) 実開 平２−123445（ＪＰ，Ｕ) 実開 平２−106953（ＪＰ，Ｕ) (58)調査した分野(Int.Cl.⁷，ＤＢ名) B60R 21/16 ──────────────────────────────────────────────────続 き Continuing on the front page (72) Inventor Hidehito Soki 3rd Ikuyama, Uchikoshi, Miyoshi-cho, Nishikamo-gun, Aichi Prefecture Toyo Tire & Rubber Co., Ltd. Automotive Parts Technology Center (56) References JP-A-5-246294 (JP, A) JP-A-2-175353 (JP, A) JP-A-2-123445 (JP, U) JP-A-2-106953 (JP, U) (58) Fields investigated (Int. Cl. ⁷⁾ , DB name) B60R 21/16

Claims (1)

(57)【特許請求の範囲】 【請求項１】 インフレータを取着する開口部を有する
インフレータ側基布と、該インフレータ側基布とほぼ等
しい外形を有する乗員側基布と、該インフレータ側基布
にたるみを形成させるための規制部材用布とよりなり、
上記インフレータ側基布と上記乗員側基布とが外周縁部
で縫合されるとともに、上記規制部材用布が上記インフ
レータ側基布と乗員側基布との間で上記インフレータ側
基布の開口周縁部と外周縁部とを連結してなる運転席用
エアバッグであって、 上記規制部材用布は、 上記インフレータ側基布とほぼ等
しい外形と開口部とを有し、かつ該開口部の回りに上記
インフレータの噴出ガスを連通させる連通穴が放射状に
複数穿設されたものよりなり、該規制部材用布の開口周
縁部と外周縁部とが上記インフレータ側基布の開口周縁
部と外周縁部とに縫合されるとともに、上記連通穴同士
の間に形成された複数の帯状部が、それぞれ長さ方向中
間部で２つ折り状につままれて縫合されることにより、
その長さが縮められてなることを特徴とする運転席用エ
アバッグ。 (57) and an inflator-side base fabric having openings All Claims attaching the claim 1 inflator, the passenger-side base fabric having substantially equal outer and said inflator side base cloth, the inflator side group cloth
It is made of cloth for regulating members to form slack,
The inflator-side base cloth and the occupant-side base cloth are formed at an outer peripheral edge.
And the cloth for the regulating member is
Between the inflator side fabric and the occupant side fabric,
For driver's seat that connects the opening edge and outer edge of the base cloth
The airbag, wherein the regulating member cloth has an outer shape and an opening substantially equal to the inflator-side base cloth, and a communication hole for communicating the gas discharged from the inflator around the opening is formed in a radial shape. A plurality of perforations, around the opening of the regulating member cloth.
The edge and the outer peripheral edge are the opening edge of the inflator-side base cloth.
Part and the outer peripheral edge, and the communication holes
A plurality of strips formed between
By being folded and sewn in the middle,
Airbags for the driver's seat, characterized in that the length are thus shortened.