JP3437781B2 - 超音波モータ及びステアリング装置 - Google Patents

超音波モータ及びステアリング装置

Info

Publication number
JP3437781B2
JP3437781B2 JP06170999A JP6170999A JP3437781B2 JP 3437781 B2 JP3437781 B2 JP 3437781B2 JP 06170999 A JP06170999 A JP 06170999A JP 6170999 A JP6170999 A JP 6170999A JP 3437781 B2 JP3437781 B2 JP 3437781B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
shaft
ultrasonic motor
rotary shaft
rotor
rotating shaft
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP06170999A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2000166267A (ja
Inventor
行秀 石野
祥広 足立
陽二 樋口
孝 福井
忠幸 鈴木
幸一 池田
秀樹 手嶋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Asmo Co Ltd
Original Assignee
Asmo Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Asmo Co Ltd filed Critical Asmo Co Ltd
Priority to JP06170999A priority Critical patent/JP3437781B2/ja
Publication of JP2000166267A publication Critical patent/JP2000166267A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3437781B2 publication Critical patent/JP3437781B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Steering Controls (AREA)
  • General Electrical Machinery Utilizing Piezoelectricity, Electrostriction Or Magnetostriction (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、超音波モータの回
転軸の支持構造及び超音波モータを駆動源として、例え
ばステアリングコラムをチルト作動させるステアリング
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、車両に搭載される各種アクチュエ
ータの駆動源、例えばステアリングコラムをチルト作動
させるアクチュエータの駆動源として超音波モータが利
用されているものがある。
【0003】図14は、チルト機構を備えた従来のステ
アリング装置50を示す。車体51の一部に固定された
固定ブラケット52には、ステアリングコラム53が回
動軸54にて上下方向に回動(傾動)可能に支持され
る。固定ブラケット52及びステアリングコラム53は
略円筒形であって、該コラム53の傾動とともに屈曲可
能なステアリングシャフト55が挿通され回転可能に支
持される。ステアリングコラム53の上端から突出する
ステアリングシャフト55には、ステアリングホイール
56が固定される。ステアリングホイール56は、固定
ブラケット52に対してステアリングコラム53ととも
に傾動可能である。
【0004】ステアリングコラム53の下面側には一対
の取付片53aが備えられ、該取付片53aにはチルト
駆動用の超音波モータ1が上下方向に回動可能に支持さ
れる。超音波モータ1の回転軸6には、その外周面にね
じ溝が形成されたウォーム部6aが一体に形成される。
【0005】一方、固定ブラケット52の下面側には一
対の取付片52aを備え、取付片52aにはナット部材
57が上下方向に傾動可能に支持される。ナット部材5
7は、前記超音波モータ1よりのびる回転軸6のウォー
ム部6aと螺合する。そして、前記超音波モータ1の作
動により回転軸6が正逆回転すると、ウォーム部6a及
びナット部材57によってステアリングコラム53(ス
テアリングホイール56)が上下方向に傾動する。この
ようにして、ステアリングホイール56の位置が超音波
モータ1の作動により調整される。
【0006】図11は、その超音波モータ1の断面図を
示す。超音波モータ1のハウジング2は基台3とカバー
4とから構成される。基台3にはボールベアリング5の
アウタレース5aが固着される。ボールベアリング5の
インナレース5bは回転軸6に固着される。前記カバー
4にはすべり軸受7が固着される。そして、回転軸6は
前記ウォーム部6aを備え、ボールベアリング5とすべ
り軸受7によってハウジング2に対して回転可能に支持
される。
【0007】前記基台3にはステータ8がネジ9で固定
される。ステータ8の外周部には、後述するロータ13
に振動を伝達する振動伝達部8aが形成されている。振
動伝達部8aにおけるステータ8の外周部下面にはベー
スリング10が固着され、ベースリング10の下面には
圧電素子11が固着される。
【0008】前記ステータ8の上面には、前記振動伝達
部8aに当接するライニング材12を備えたロータ13
が配設される。ロータ13は、回転軸6に対して軸方向
移動可能に、かつ相対回転不能に連結される。ロータ1
3の上面は、皿バネ14とプレート15とからなる加圧
付勢部材16により加圧される。即ち、皿バネ14を弾
性変形させた状態で、前記プレート15が回転軸6に対
して回転不能に、かつサークリップ17によりそれ以上
図11において上動不能に連結される。このようにし
て、皿バネ14の弾性力によって、ロータ13は前記ス
テータ8に所定の圧接力で圧接される。因みに、この形
態では、ステータ8に対するロータ13の圧接力は、2
8[kgf]に設定されている。
【0009】このとき、前記回転軸6は、皿バネ14の
弾性力によって上方(図11においてA矢印方向)に2
8[kgf]の付勢力で付勢される。そのため、図12
(a)にその詳細を示すように、ボールベアリング5の
性質上、アウタレース5aとインナレース5bとが相対
的に僅かにずれるため、回転軸6は上端位置に位置して
いる。
【0010】このように構成された超音波モータ1で
は、圧電素子11に高周波駆動電圧が印加されると該圧
電素子11が振動し、圧電素子11の振動がベースリン
グ10を介してステータ8の振動伝達部8aにおいて進
行波振動に変換される。そして、この進行波振動に基づ
いてロータ13が回転し、回転軸6が回転するようにな
っている。このような回転軸6の回転が上記したステア
リングコラム53のチルト作動に利用されている。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】ところが、ステアリン
グコラム53には、車両の振動や運転者の荷重等による
外力が作用する。このとき、該コラム53をチルト作動
させる前記モータ1の回転軸6には大きな荷重(この場
合、ナット部材57によって生じる反力)がかかること
になる。
【0012】このように回転軸6に荷重がかかり、特に
ステアリングホイール56を下げる等して図11及び図
14においてB矢印方向に荷重(反力)がかかると、そ
の荷重が直接皿バネ14に作用して該皿バネ14を更に
弾性変形させてしまう。すると、ステータ8に対するロ
ータ13の圧接力が変化し、ロータ13の回転特性が変
化してしまう。このため、ステアリングコラム53のチ
ルト作動がスムーズに作動せず、運転者に不快感を与え
るおそれがある。
【0013】更に、図13に示すように、前記回転軸6
にかかる荷重が皿バネ14の弾性力(ロータ13の圧接
力)を超える、即ちその荷重が28[kgf]を超える
と、図12(b)に示すようにアウタレース5aとイン
ナレース5bとが相対的にずれ、回転軸6が下端位置
(ガタ変位量が最大値lmax )まで変位してしまう。つ
まり、この回転軸6の変位がステアリングコラム53の
がたつきとなり、上記と同様に運転者に不快感を与える
おそれがある。
【0014】本発明は、上記問題点を解決するためにな
されたものであって、第1の目的は、回転軸にかかる軸
方向の荷重によるロータの回転特性の変化と、同荷重に
よる回転軸のがたつきをともに抑制することができる超
音波モータを提供することにある。
【0015】又、第2の目的は、超音波モータを駆動源
としたステアリング装置において、運転者に与える不快
感を抑制することができるステアリング装置を提供する
ことにある。
【0016】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
め、請求項1に記載の発明は、圧電素子を取り付けたス
テータに対して、ハウジングに回転可能に支持される回
転軸に連結されたロータを、該回転軸に係合する加圧付
勢部材の付勢力に基づいて圧接させて、該圧電素子の駆
動に基づいてロータを回転させ、回転軸を回転させる超
音波モータにおいて、前記加圧付勢部材の付勢力によっ
て前記回転軸が付勢される方向と同方向に該回転軸を付
勢し、回転軸に対して前記方向とは反対方向にかかる荷
重を吸収する軸付勢部材を備えた。
【0017】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の超音波モータにおいて、前記回転軸には、軸方向にの
び、かつ前記軸付勢部材を収容する収容凹部を形成し
た。請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の超音波
モータにおいて、前記軸付勢部材は、前記回転軸に付勢
力を付与する弾性部材と、前記弾性部材を弾性変形させ
る規制部材とを備え、前記規制部材に当接して弾性部材
を弾性変形させた状態で前記ハウジングに固定されるプ
レートを備えた。
【0018】請求項4に記載の発明は、車体に固定され
た固定ブラケットに対して上下方向に傾動可能に支持さ
れたステアリングコラムを備え、ウォーム部を有する回
転軸を回転させる駆動源を固定ブラケット又はステアリ
ングコラムのいずれか一方側に取着し、回転軸の回転運
動を往復直線運動に変換すべくウォーム部に螺合するナ
ット部材をその他方側に取着して、駆動源の駆動により
ステアリングコラムを固定ブラケットに対して傾動させ
るステアリング装置であって、前記駆動源は、圧電素子
を取り付けたステータに対して、ハウジングに回転可能
に支持される回転軸に連結されたロータを、該回転軸に
係合する加圧付勢部材の付勢力に基づいて圧接させて、
該圧電素子の駆動に基づいてロータを回転させ、回転軸
を回転させる超音波モータであって、前記加圧付勢部材
の付勢力によって前記回転軸が付勢される方向と同方向
に該回転軸を付勢し、回転軸に対して前記方向とは反対
方向にかかる荷重を吸収する軸付勢部材を備えた。
【0019】請求項5に記載の発明は、請求項4に記載
のステアリング装置において、前記軸付勢部材を、前記
超音波モータに一体に組み付けた。請求項6に記載の発
明は、請求項4に記載のステアリング装置において、前
記軸付勢部材を、前記ナット部材と前記超音波モータの
ハウジングとの間に介在させた。
【0020】請求項7に記載の発明は、請求項4に記載
のステアリング装置において、前記軸付勢部材を、前記
固定ブラケットと前記ステアリングコラムとの間に介在
させた。
【0021】請求項8に記載の発明は、車体に固定され
た固定ブラケットに対して上下方向に傾動可能に支持さ
れたステアリングコラムを備え、ウォーム部を有する回
転軸を回転させる駆動源を固定ブラケット又はステアリ
ングコラムのいずれか一方側に取着し、回転軸の回転運
動を往復直線運動に変換すべくウォーム部に螺合するナ
ット部材をその他方側に取着して、駆動源の駆動により
ステアリングコラムを固定ブラケットに対して傾動させ
るステアリング装置であって、前記駆動源は、圧電素子
を取り付けたステータに対して、ハウジングに回転可能
に支持される回転軸に連結されたロータを、該回転軸に
係合する加圧付勢部材の付勢力に基づいて圧接させて、
該圧電素子の駆動に基づいてロータを回転させ、回転軸
を回転させる超音波モータであって、前記傾動する部材
の自重により前記回転軸に作用する荷重の方向と、前記
加圧付勢部材の付勢力によって前記回転軸が付勢される
方向とが同方向となるように前記超音波モータを配置し
た。
【0022】従って、請求項1に記載の発明によれば、
軸付勢部材は、ステータにロータを圧接させる加圧付勢
部材の付勢力によって回転軸が付勢される方向と同方向
に該回転軸を付勢し、回転軸に対して前記方向とは反対
方向にかかる荷重を吸収する。従って、回転軸に対して
加圧付勢部材にてステータにロータを圧接する方向と同
方向に荷重がかかっても、軸付勢部材がその荷重を吸収
するので、ステータに対するロータの圧接力が大きく変
化しない。その結果、ロータの回転特性の変化を抑制す
ることができる。しかも、回転軸にかかる荷重が、加圧
付勢部材の付勢力と軸付勢部材の付勢力を加算した付勢
力を超えたとき、回転軸ががたつく。従って、回転軸が
がたつく荷重が高くなるので、そのがたつきが発生する
頻度が激減する。その結果、回転軸のがたつきを抑制す
ることができる。
【0023】請求項2に記載の発明によれば、回転軸に
は、軸方向にのび、かつ軸付勢部材を収容する収容凹部
が形成される。従って、軸付勢部材は収容凹部に収容さ
れるので、モータの軸方向への大型化を防止することが
できる。
【0024】請求項3に記載の発明によれば、軸付勢部
材には、回転軸に付勢力を付与する弾性部材と、弾性部
材を弾性変形させる規制部材とが備えられる。そして、
プレートは、規制部材に当接して弾性部材を弾性変形さ
せた状態でハウジングに固定される。従って、プレート
により軸付勢部材を構成する弾性部材と規制部材とをモ
ータに対して容易に組み付けることができる。
【0025】請求項4に記載の発明によれば、軸付勢部
材は、ステータにロータを圧接させる加圧付勢部材の付
勢力によって回転軸が付勢される方向と同方向に該回転
軸を付勢し、回転軸に対して前記方向とは反対方向にか
かる荷重を吸収する。従って、回転軸に対して加圧付勢
部材にてステータにロータを圧接する方向と同方向に荷
重がかかっても、軸付勢部材がその荷重を吸収するの
で、ステータに対するロータの圧接力が大きく変化しな
い。その結果、ロータの回転特性の変化を抑制すること
ができるので、ステアリングコラムのチルト作動がスム
ーズに作動するようになる。しかも、回転軸にかかる荷
重が、加圧付勢部材の付勢力と軸付勢部材の付勢力を加
算した付勢力を超えたとき、回転軸ががたつく。従っ
て、回転軸ががたつく荷重が高くなるので、そのがたつ
きが発生する頻度が激減する。その結果、回転軸のがた
つきを抑制することができるので、ステアリングコラム
のがたつきを抑制できる。このようなことにより、運転
者に与える不快感を抑制することができる。
【0026】請求項5に記載の発明によれば、軸付勢部
材は超音波モータに一体に組み付けられるので、ステア
リング装置の組み立て作業を簡単にすることができる。
請求項6に記載の発明によれば、軸付勢部材はナット部
材と超音波モータのハウジングとの間に介在されるの
で、軸付勢部材を後付によりステアリング装置に組み付
けることができる。
【0027】請求項7に記載の発明によれば、軸付勢部
材は固定ブラケットとステアリングコラムとの間に介在
されるので、軸付勢部材を後付によりステアリング装置
に組み付けることができる。
【0028】請求項8に記載の発明によれば、超音波モ
ータは、ステアリングコラム等の傾動する部材の自重に
より回転軸に作用する荷重の方向と、加圧付勢部材の付
勢力によって回転軸が付勢される方向とが同方向となる
ように配置されてステアリング装置に組み付けられる。
このようにすれば、加圧付勢部材の付勢力に抗してステ
ータに対するロータの圧接力を変化させる荷重や、回転
軸をがたつかせたりする荷重が小さくなる。従って、余
分な部品を必要とすることなく超音波モータの配置する
向きを適切にするだけで、該モータの回転軸にかかる軸
方向の荷重によるロータの回転特性の変化と、同荷重に
よる回転軸のがたつきをともに抑制することができる。
その結果、運転者に与える不快感を抑制することができ
る。
【0029】
【発明の実施の形態】(第1の実施の形態)以下、本発
明を具体化した第1の実施の形態を図1〜図5に従って
説明する。尚、説明の便宜上、図11〜図14の従来例
と同様の構成については同一の符号を付してその説明を
一部省略する。
【0030】図1は、本実施の形態の超音波モータ20
の断面図を示す。この超音波モータ20は、図5に示す
車両のステアリング装置50aに備えられ、そのステア
リングコラム53をチルト作動させるアクチュエータの
駆動源として利用される。そして、この形態の超音波モ
ータ20は、回転軸の支持構造に特徴がある。
【0031】詳述すると、回転軸21にはボールベアリ
ング5のインナレース5bが固着され、該回転軸21は
ボールベアリング5とすべり軸受7によってハウジング
2に対して回転可能に支持される。又、図5に示すよう
に、この回転軸21には、ナット部材57と螺合するウ
ォーム部21aを備えている。
【0032】回転軸21の下部には、その下端から軸方
向にのびる水平断面円形状の収容凹部21aが形成され
る。収容凹部21aには、図1〜図3に示すようにコイ
ルバネ22、カラー23、及びスラストチップ24から
なる軸付勢部材25が収容される。因みに、この形態で
は、コイルバネ22及びカラー23は鉄製であって、ス
ラストチップ24はポリイミド系樹脂製である。
【0033】コイルバネ22は、収容凹部21aの内周
面にほぼ当接する径で形成される。カラー23は、収容
凹部21aの開口面積とほぼ同じ面積で円盤状に形成さ
れ、コイルバネ22が収容凹部21aに挿入された後に
挿入される。又、カラー23には、軸方向にのびる円形
の取付孔23aが形成される。スラストチップ24は、
軸方向にのびる四角柱状の連結凸部24aと、円盤状の
摺接部24bとが連結されて構成されている。スラスト
チップ24は、その連結凸部24aがカラー23の取付
孔23aに圧入され、該カラー23に固着される。
【0034】基台3には、その底部(回転軸21の収容
凹部21aの開口)を覆うプレート26がネジ27にて
固定される。因みに、この形態では、プレート26は鉄
製である。プレート26は、前記スラストチップ24の
摺接部24bが当接する。
【0035】プレート26は、スラストチップ24の摺
接部24bに当接して前記コイルバネ22を弾性変形さ
せた状態で前記基台3に固定される。そして、弾性変形
されたコイルバネ22は、回転軸21を上方(図1にお
いてA矢印方向)に付勢する。因みに、この形態では、
コイルバネ22による付勢力は、15[kgf]に設定
されている。
【0036】又、コイルバネ22と収容凹部21aの底
面21bとの間と、コイルバネ22とカラー23との間
には摩擦力が作用するため、軸付勢部材25が回転軸2
1とともに回転する。そのため、図2に示すようにスラ
ストチップ24の摺接部24bとプレート26との間に
は摩擦力を低減するためのグリス28が塗布される。因
みに、この形態では、グリス28はリチウム石鹸と鉱油
を混合したものである。
【0037】前記回転軸21には、ステータ8に圧接さ
れるロータ13が軸方向移動可能に、かつ相対回転不能
に連結される。ロータ13は、皿バネ14の弾性力によ
ってステータ8に所定の圧接力で圧接される。因みに、
この形態では、従来と同様にステータ8に対するロータ
13の圧接力が28[kgf]に設定されている。
【0038】このとき、前記回転軸21は、皿バネ14
の弾性力とコイルバネ22の弾性力によって上方(図1
においてA矢印方向)に43[kgf](=28[kg
f]+15[kgf])の付勢力で付勢される。
【0039】このように構成された超音波モータ20で
は、従来と同様に圧電素子11に高周波駆動電圧が印加
されるとロータ13が回転し、回転軸21が回転して、
ステアリングコラム53のチルト作動が行われる。
【0040】又、ステアリングコラム53に作用する外
力によって回転軸21には荷重(この場合、ナット部材
57によって生じる反力)がかかり、特にステアリング
ホイール56を下げる等して図1及び図5においてB矢
印方向に荷重(反力)がかかると、コイルバネ22は該
荷重に対応して付勢力(反発力)を発生するので、荷重
が変動的であっても、定常的であっても対応することが
できる。
【0041】従って、回転軸21にかかる荷重が15
[kgf]までは、その荷重が皿バネ14にほとんど作
用せず、ステータ8に対するロータ13の圧接力がほぼ
28[kgf]に維持される。その結果、荷重が15
[kgf]までは、ロータ13の回転特性がほとんど変
化しない。
【0042】更に、図4に示すように、前記回転軸21
にかかる荷重が皿バネ14とコイルバネ22とによって
生ずる付勢力(43[kgf])を超えると、回転軸2
1のがたつき(ガタ変位量が最大値lmax )が発生す
る。従って、この形態では、回転軸21ががたつく荷重
が従来例より高くなるので、そのがたつきが発生する頻
度が激減する。即ち、本実施の形態では、回転軸21の
がたつきが抑制される。
【0043】上記したように、本実施の形態では、以下
に示す作用効果を得ることができる。 (1)回転軸21に形成された収容凹部21aには、コ
イルバネ22、カラー23、及びスラストチップ24か
らなる軸付勢部材25が収容される。このコイルバネ2
2は、回転軸21を上方(図1においてA矢印方向)、
即ち皿バネ14が該回転軸21を付勢する方向と同方向
に付勢する。そのため、回転軸21に対して図1におい
てB矢印方向(前記付勢方向とは反対方向)に荷重がか
かると、コイルバネ22はその荷重が15[kgf]ま
では該荷重をほぼ吸収する。従って、ステータ8に対す
るロータ13の圧接力がほぼ28[kgf]に維持され
る。その結果、荷重が15[kgf]までは、ロータ1
3の回転特性の変化を抑制することができる。
【0044】(2)又、回転軸21にかかる荷重が皿バ
ネ14とコイルバネ22とによって生ずる付勢力(43
[kgf])を超えると、回転軸21ががたつく。従っ
て、この形態では、回転軸21ががたつく荷重が従来例
より高くなるので、そのがたつきが発生する頻度が激減
する。その結果、回転軸21のがたつきを抑制すること
ができる。
【0045】(3)更に、軸付勢部材25は回転軸21
に形成された収容凹部21aに収容されるので、超音波
モータ20の軸方向への大型化を防止することができ
る。 (4)しかも、この収容凹部21aによって、軸付勢部
材25、特にコイルバネ22の径方向への移動を規制す
ることができる。
【0046】(5)プレート26は、スラストチップ2
4の摺接部24bに当接してコイルバネ22を弾性変形
させた状態で基台3に対しネジ27で固定される。従っ
て、プレート26により軸付勢部材25を構成するコイ
ルバネ22、カラー23、及びスラストチップ24を超
音波モータ20に対して容易に組み付けることができ
る。
【0047】(6)この形態では、軸付勢部材25にコ
イルバネ22を使用したので、軸付勢部材25を簡単に
構成することができる。 (7)軸付勢部材25は超音波モータ20に一体に組み
付けられるので、ステアリング装置50aの組み立て作
業を簡単にすることができる。
【0048】尚、上記した実施の形態は以下のように変
更してもよい。 ○上記実施の形態では、皿バネ14が発生する付勢力は
28[kgf]に設定され、コイルバネ22が発生する
付勢力は15[kgf]に設定したが、この数値に限定
されるものではない。
【0049】○上記実施の形態では、軸付勢部材25を
コイルバネ22、カラー23、及びスラストチップ24
から構成したが、回転軸21を上記実施の形態と同じ方
向に付勢できれば、構成はこれに限定されるものではな
い。例えば、コイルバネ22をコイルバネ22以外の弾
性部材に変更してもよい。又、カラー23とスラストチ
ップ24とを別体としたが、一体であってもよい。
【0050】○上記実施の形態では、回転軸21に軸付
勢部材25を収容すべく図1に示すようにその下端から
軸方向にのびる水平断面円形状の収容凹部21aを形成
したが、形状はこれに限定されるものではない。又、収
容凹部21aを特に形成しなくてもよい。
【0051】○上記実施の形態では、コイルバネ22、
カラー23、及びプレート26を鉄製、スラストチップ
24をポリイミド系樹脂製、グリス28をリチウム石鹸
と鉱油を混合したものを使用したが、材質はこれに限定
されるものではない。
【0052】○上記実施の形態では、図1に示すような
順でコイルバネ22、カラー23及びスラストチップ2
4を配置したが、これらの配置を図1において上下逆に
配置してもよい。この場合、コイルバネ22の一端はプ
レート26に当接し、スラストチップ24は収容凹部2
1aの底面21bに当接(摺接)する。
【0053】(第2の実施の形態)以下、本発明を具体
化した第2の実施の形態を図6及び図7に従って説明す
る。尚、説明の便宜上、図11〜図14の従来例と同様
の構成については同一の符号を付してその説明を一部省
略する。
【0054】図6及び図7に示すように、本実施形態の
ステアリング装置50bでは、超音波モータ1のハウジ
ング2(カバー4)とナット部材57との間にコイルバ
ネ30が弾性変形した状態で介在される。コイルバネ3
0には、該モータ1の回転軸6が挿通されている。する
と、ステアリングコラム53が固定ブラケット52に対
して常に上方向に傾動するように付勢される。つまり、
コイルバネ30は、前記第1実施形態で用いたコイルバ
ネ22と同様に作用し、皿バネ14と協働して回転軸6
を図7においてA矢印方向に付勢する。
【0055】そのため、ステアリングコラム53に作用
する外力によって回転軸6には荷重(この場合、ナット
部材57によって生じる反力)がかかり、特にステアリ
ングホイール56を下げる等して図6及び図7において
B矢印方向に荷重がかかっても、コイルバネ30は該荷
重に対応して付勢力(反発力)を発生するので、荷重が
変動的であっても、定常的であっても対応することがで
きる。
【0056】従って、本実施形態においても、回転軸6
にかかる軸方向の荷重によるロータ13の回転特性の変
化と、同荷重による回転軸6のがたつきをともに抑制す
ることができる。しかも、コイルバネ30を後付によ
り、容易にステアリング装置50bに取り付けることが
できる。又、従来の超音波モータ1を変更することなく
使用することができる。
【0057】尚、図8に示すように、固定ブラケット5
2及びステアリングコラム53の上面側において、両部
材間に前記コイルバネ31を介在させ、コイルバネ31
の収縮力を利用する。すると、ステアリングコラム53
が固定ブラケット52に対して常に上方向に傾動するよ
うに付勢される。つまり、回転軸6はコイルバネ31に
よりA矢印方向に付勢されることになる。このようなス
テアリング装置50cとしても、上記と同様の作用効果
を得ることができる。又、この場合、車体51とステア
リングコラム53との間であってもよい。
【0058】(第3の実施の形態)以下、本発明を具体
化した第3の実施の形態を図9及び図10に従って説明
する。尚、説明の便宜上、図11〜図14の従来例と同
様の構成については同一の符号を付してその説明を一部
省略する。
【0059】図9及び図10に示すように、本実施形態
のステアリング装置50dにおいて、超音波モータ40
の回転軸41には、図11及び図14に示す従来例と逆
の端部にウォーム部41aが形成されている。そのた
め、本実施の形態では、皿バネ14は回転軸41を図1
0においてB矢印方向に付勢する。
【0060】このようにすると、従来例とは逆に、ステ
アリングホイール56を持ち上げる等して回転軸41に
A矢印方向に荷重(この場合、ナット部材57によって
生じる反力)がかかると、該荷重が皿バネ14の付勢力
に悪影響を与えてしまう。すると、従来例と同様に、ス
テータ8に対するロータ13の圧接力が変化してロータ
13の回転特性が変化したり、その荷重が皿バネ14の
弾性力を超えて回転軸41ががたつく。
【0061】しかしながら、本実施の形態では、ステア
リングコラム53、ステアリングホイール56等の回動
軸54を支点として傾動する部材の自重によって回転軸
41に作用する荷重(ナット部材57によって生じる反
力)の向きは、皿バネ14が回転軸41を付勢する方向
(B矢印方向)と同じである。つまり、本実施形態にお
いてがたつき等の不具合が発生するA矢印方向の荷重
(反力)の中には、傾動する部材の自重により生じる反
力が含まれないため、回転軸41に対してA矢印方向に
過大な荷重(反力)がかかり難い。
【0062】言い換えれば、図11及び図14に示す従
来例では、傾動する部材の自重により生じる反力が、皿
バネ14が回転軸41を付勢する方向(図11及び図1
4においてA矢印方向)と逆方向(図11及び図14に
おいてB矢印方向)に作用するため、従来例においてが
たつき等の不具合が発生するB矢印方向の荷重の中に
は、その自重による反力が含まれることになる。従っ
て、従来例では、回転軸41に対して不具合が発生する
B矢印方向に過大な荷重がかかり易くなっていた。
【0063】従って、本実施形態においても、回転軸4
1にかかる軸方向の荷重によるロータ13の回転特性の
変化と、同荷重による回転軸41のがたつきをともに抑
制することができる。しかも、余分な部品を必要としな
いため、部品数を少なくすることができる。
【0064】上記各実施の形態から把握できる請求項以
外の技術的思想について、以下にその効果とともに記載
する。 (イ)請求項3に記載の超音波モータにおいて、前記弾
性部材はコイルバネであることを特徴とする超音波モー
タ。このように構成すれば、軸付勢部材を簡単に構成す
ることができる。
【0065】
【発明の効果】以上詳述したように、請求項1〜3の発
明によれば、回転軸にかかる軸方向の荷重によるロータ
の回転特性の変化と、同荷重による回転軸のがたつきを
ともに抑制することができる超音波モータ及び超音波モ
ータを駆動源としたステアリング装置を提供することが
できる。
【0066】又、請求項4〜8の発明によれば、超音波
モータを駆動源としたステアリング装置において、運転
者に与える不快感を抑制することができるステアリング
装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 第1の実施の形態における超音波モータの断
面図。
【図2】 超音波モータの一部拡大断面図。
【図3】 超音波モータの要部分解斜視図。
【図4】 回転軸にかかる荷重と回転軸の変位量を説明
するための図。
【図5】 ステアリング装置の概略構成図。
【図6】 第2の実施の形態におけるステアリング装置
の概略構成図。
【図7】 ステアリング装置の要部断面図。
【図8】 別例におけるステアリング装置の要部断面
図。
【図9】 第3の実施の形態におけるステアリング装置
の概略構成図。
【図10】 ステアリング装置の要部断面図。
【図11】 従来の超音波モータの断面図。
【図12】 超音波モータの一部拡大断面図。
【図13】 回転軸にかかる荷重と回転軸の変位量を説
明するための図。
【図14】 ステアリング装置の概略構成図。
【符号の説明】
1,20,40…駆動源としての超音波モータ、2…ハ
ウジング、6,21,41…回転軸、6a,21a,4
1a…ウォーム部、8…ステータ、11…圧電素子、1
3…ロータ、16…加圧付勢部材、21a…収容凹部、
22…軸付勢部材を構成する弾性部材としてのコイルバ
ネ、23…規制部材を構成するカラー、24…規制部材
を構成するスラストチップ、25…軸付勢部材、26…
プレート、30,31…軸付勢部材としてのコイルバ
ネ、51…車体、52…固定ブラケット、53…ステア
リングコラム、57…ナット部材。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 福井 孝 静岡県湖西市梅田390番地 アスモ 株 式会社 内 (72)発明者 鈴木 忠幸 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自 動車 株式会社 内 (72)発明者 池田 幸一 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自 動車 株式会社 内 (72)発明者 手嶋 秀樹 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自 動車 株式会社 内 (56)参考文献 特開 平8−98566(JP,A) 特開 平9−201081(JP,A) 特開 平9−121572(JP,A) 特開 平10−234189(JP,A) 特開 平6−9164(JP,A) 特開 平7−23573(JP,A) 特開 平10−66363(JP,A) 特開 平10−181613(JP,A) 特開 平9−240492(JP,A) 実開 平4−86576(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H02N 2/00 B62D 1/18

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 圧電素子(11)を取り付けたステータ
    (8)に対して、ハウジング(2)に回転可能に支持さ
    れる回転軸(21)に連結されたロータ(13)を、該
    回転軸(21)に係合する加圧付勢部材(16)の付勢
    力に基づいて圧接させて、該圧電素子(11)の駆動に
    基づいてロータ(13)を回転させ、回転軸(21)を
    回転させる超音波モータにおいて、 前記加圧付勢部材(16)の付勢力によって前記回転軸
    (21)が付勢される方向と同方向に該回転軸(21)
    を付勢し、回転軸(21)に対して前記方向とは反対方
    向にかかる荷重を吸収する軸付勢部材(25)を備えた
    ことを特徴とする超音波モータ。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の超音波モータにおい
    て、 前記回転軸(21)には、軸方向にのび、かつ前記軸付
    勢部材(25)を収容する収容凹部(21a)を形成し
    たことを特徴とする超音波モータ。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の超音波モータにおい
    て、 前記軸付勢部材(25)は、 前記回転軸(21)に付勢力を付与する弾性部材(2
    2)と、 前記弾性部材(22)を弾性変形させる規制部材(2
    3,24)とを備え、 前記規制部材(23,24)に当接して弾性部材(2
    2)を弾性変形させた状態で前記ハウジング(2)に固
    定されるプレート(26)を備えたことを特徴とする超
    音波モータ。
  4. 【請求項4】 車体(51)に固定された固定ブラケッ
    ト(52)に対して上下方向に傾動可能に支持されたス
    テアリングコラム(53)を備え、ウォーム部(6a,
    21a)を有する回転軸(6,21)を回転させる駆動
    源(1,20)を固定ブラケット(52)又はステアリ
    ングコラム(53)のいずれか一方側に取着し、回転軸
    (6,21)の回転運動を往復直線運動に変換すべくウ
    ォーム部(6a,21a)に螺合するナット部材(5
    7)をその他方側に取着して、駆動源(1,20)の駆
    動によりステアリングコラム(53)を固定ブラケット
    (52)に対して傾動させるステアリング装置であっ
    て、 前記駆動源(1,20)は、圧電素子(11)を取り付
    けたステータ(8)に対して、ハウジング(2)に回転
    可能に支持される回転軸(6,21)に連結されたロー
    タ(13)を、該回転軸(6,21)に係合する加圧付
    勢部材(16)の付勢力に基づいて圧接させて、該圧電
    素子(11)の駆動に基づいてロータ(13)を回転さ
    せ、回転軸(6,21)を回転させる超音波モータ
    (1,20)であって、 前記加圧付勢部材(16)の付勢力によって前記回転軸
    (6,21)が付勢される方向と同方向に該回転軸
    (6,21)を付勢し、回転軸(6,21)に対して前
    記方向とは反対方向にかかる荷重を吸収する軸付勢部材
    (25,30,31)を備えたことを特徴とするステア
    リング装置。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載のステアリング装置にお
    いて、 前記軸付勢部材(25)を、前記超音波モータ(20)
    に一体に組み付けたことを特徴とするステアリング装
    置。
  6. 【請求項6】 請求項4に記載のステアリング装置にお
    いて、 前記軸付勢部材(30)を、前記ナット部材(57)と
    前記超音波モータ(1)のハウジング(2)との間に介
    在させたことを特徴とするステアリング装置。
  7. 【請求項7】 請求項4に記載のステアリング装置にお
    いて、 前記軸付勢部材(31)を、前記固定ブラケット(5
    2)と前記ステアリングコラム(53)との間に介在さ
    せたことを特徴とするステアリング装置。
  8. 【請求項8】 車体(51)に固定された固定ブラケッ
    ト(52)に対して上下方向に傾動可能に支持されたス
    テアリングコラム(53)を備え、ウォーム部(41
    a)を有する回転軸(41)を回転させる駆動源(4
    0)を固定ブラケット(52)又はステアリングコラム
    (53)のいずれか一方側に取着し、回転軸(41)の
    回転運動を往復直線運動に変換すべくウォーム部(41
    a)に螺合するナット部材(57)をその他方側に取着
    して、駆動源(40)の駆動によりステアリングコラム
    (53)を固定ブラケット(52)に対して傾動させる
    ステアリング装置であって、 前記駆動源(40)は、圧電素子(11)を取り付けた
    ステータ(8)に対して、ハウジング(2)に回転可能
    に支持される回転軸(41)に連結されたロータ(1
    3)を、該回転軸(41)に係合する加圧付勢部材(1
    6)の付勢力に基づいて圧接させて、該圧電素子(1
    1)の駆動に基づいてロータ(13)を回転させ、回転
    軸(41)を回転させる超音波モータ(40)であっ
    て、 前記傾動する部材の自重により前記回転軸(41)に作
    用する荷重の方向と、前記加圧付勢部材(16)の付勢
    力によって前記回転軸(41)が付勢される方向とが同
    方向となるように前記超音波モータ(40)を配置した
    ことを特徴とするステアリング装置。
JP06170999A 1998-09-25 1999-03-09 超音波モータ及びステアリング装置 Expired - Fee Related JP3437781B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP06170999A JP3437781B2 (ja) 1998-09-25 1999-03-09 超音波モータ及びステアリング装置

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP27196598 1998-09-25
JP10-271965 1998-09-25
JP06170999A JP3437781B2 (ja) 1998-09-25 1999-03-09 超音波モータ及びステアリング装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2000166267A JP2000166267A (ja) 2000-06-16
JP3437781B2 true JP3437781B2 (ja) 2003-08-18

Family

ID=26402774

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP06170999A Expired - Fee Related JP3437781B2 (ja) 1998-09-25 1999-03-09 超音波モータ及びステアリング装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3437781B2 (ja)

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4464108B2 (ja) * 2003-11-10 2010-05-19 キヤノン株式会社 振動型アクチュエータ
KR101845542B1 (ko) * 2011-07-08 2018-04-05 현대모비스 주식회사 모터 샤프트의 지지 플러그
JP5839194B2 (ja) 2012-02-10 2016-01-06 アイシン精機株式会社 車両のステアリング装置
JP2015140124A (ja) * 2014-01-30 2015-08-03 アイシン精機株式会社 車両のステアリング装置
WO2020031910A1 (ja) * 2018-08-10 2020-02-13 株式会社Piezo Sonic 圧電モータ及び注入機器

Also Published As

Publication number Publication date
JP2000166267A (ja) 2000-06-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4255118B2 (ja) ステアリングコラムのガタ防止構造
EP0491677B1 (en) Tilting and telescope travelling steering column arrangement
JP3158346B2 (ja) ラックピニオン型舵取り装置
JP5782956B2 (ja) 車両のステアリング装置
JP4325403B2 (ja) 電動式ステアリングコラム装置
GB2327652A (en) Noise reduction in electrically-assisted power steering
WO2004052712A1 (ja) 電動パワーステアリング装置
JP2008051233A (ja) ステアリング装置
JP3376869B2 (ja) 電動式パワーステアリング装置
JP3437781B2 (ja) 超音波モータ及びステアリング装置
WO2006022351A1 (ja) 自在継手
CN112771278B (zh) 轴承设备、调节设备、可调节转向柱、调节设备制造方法
JP2006205956A (ja) ステアリングコラムのガタ防止構造
WO2022269932A1 (ja) ステアリングコラム装置
JP2007203947A (ja) 電動式パワーステアリング装置用ウォーム減速機及びこれを組み込んだ電動式パワーステアリング装置
KR20080036303A (ko) 차량용 전동 스티어링 장치의 기어 치합 상태 유지장치
JP5076383B2 (ja) ステアリング装置
JPS6268174A (ja) 電動式テイルトステアリング装置
JP4340589B2 (ja) インホイールモータシステム
JP2008094129A (ja) 電動チルト式ステアリング装置
KR100807052B1 (ko) 자동차용 스티어링 칼럼의 베어링 조립구조
JPH088940Y2 (ja) 電動ティルトステアリング装置
JPH1148987A (ja) ステアリング装置
JP2014019291A (ja) アクチュエータユニット及びこれを備えた車両用操舵装置
JP2008049890A (ja) ステアリングコラムのガタ防止構造

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080606

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090606

Year of fee payment: 6

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees