JP3436958B2 - 画像入力装置 - Google Patents

画像入力装置

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JP3436958B2
JP3436958B2 JP30787693A JP30787693A JP3436958B2 JP 3436958 B2 JP3436958 B2 JP 3436958B2 JP 30787693 A JP30787693 A JP 30787693A JP 30787693 A JP30787693 A JP 30787693A JP 3436958 B2 JP3436958 B2 JP 3436958B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、たとえば、デジタル式
カラー複写機において、原稿上のカラー画像を入力する
画像入力装置に係り、特に、特定の原稿の有無を自動的
に識別して、入力画像の出力態様を制御する機能を有す
る画像入力装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、デジタル式カラー複写機の普及
と、その高画質化が進展するにつれて、紙幣やその他の
有価証券などの偽造犯罪が発生する恐れが高まってきて
いる。そこで、最近、それを防止する手段として、原稿
上のカラー画像を入力するラインセンサなどの画像入力
手段の出力から特定のパターンを抽出し、あらかじめ設
定された基準パターンとのマッチング演算を行なうこと
により、紙幣などの有無を検出し、検出された場合には
複写動作を中断あるいは不可とするものが開発されてい
る。
【0003】ところで、このように、カラー画像を用い
て不特定の対象から特定の対象を精度高く検出し識別す
る方法として、たとえば、特開平4−54681号公報
に開示されている方法が知られている。これは、カラー
画像から頻度分布を作成し、分布パターンを基準パター
ンと比較することにより、紙幣を検出し識別するもので
ある。
【0004】また、別の方法として、たとえば、特開昭
61−220085号公報に開示されている印刷物判別
装置が知られている。この方法は、明度パターンの類似
度と対象内の平均色相を基準パターンと比較することに
より、紙幣を識別するものである。さらに、明度画像を
用いた識別方法をRGB画像にそれぞれ個別に適用し
て、特定の原稿を識別する方法も同様に知られている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来の特定
原稿の識別方法、たとえば、カラー画像の頻度分布を基
準データと比較する識別方法では、異なるパターンでも
同一の頻度分布を持つ場合、誤識別の恐れがある。ま
た、画像パターンだけでなく、頻度分布データの記憶手
段が必要となり、装置の構成が大規模となる。
【0006】また、明度パターンの類似度と対象内の平
均色相を基準データと比較する識別方法では、色相の平
均値が同じでパターンが異なる場合、誤った識別を行な
う恐れがある。
【0007】さらに、明度画像を用いた識別方法をRG
B画像それぞれに適用する場合は、明度画像の識別の拡
張でRGBの関連が充分に考慮されておらず、誤識別の
可能性が高くなる。
【0008】そこで、本発明は、画像入力が禁止されて
いる特定の原稿を常に精度高く的確に識別でき、しか
も、装置の規模を小さくできる画像入力装置を提供する
ことを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の画像入力装置
は、色データを有する原稿上の画像を読取る読取手段
と、この読取手段で読取られた画像から特定の領域を抽
出する抽出手段と、この抽出手段で抽出された特定領域
の画像に対し複数の領域を抽出し、この抽出した領域ご
とに、この領域に含まれる色データに基づいて、所定の
色データを示す画素に変換する変換手段と、基準色デー
タを記憶している記憶手段と、前記変換手段によって変
換された画素の色データと前記記憶手段に記憶されてい
る基準色データとの画素ごとの色差を全画素にわたって
累積した値を求めて照合することにより、前記読取手段
で読取られた原稿の種類を識別する識別手段と、この識
別手段の識別結果に基づいて、前記原稿を特定の種類の
原稿であると識別された場合に、前記読取手段によって
読取られる画像の出力を禁止する禁止手段とを具備して
いる。
【0010】また、本発明の画像入力装置は、色データ
を有する原稿上の画像を読取る読取手段と、この読取手
段で読取られた画像から特定の領域を抽出する抽出手段
と、この抽出手段で抽出された特定領域の画像に対し複
数の領域を抽出し、この抽出した領域ごとに、この領域
に含まれる色データに基づいて、所定の色データを示す
画素に変換する変換手段と、基準色データを記憶してい
る記憶手段と、前記変換手段によって変換された画素の
色データと前記記憶手段に記憶されている基準色データ
の画素ごとの色差を全画素にわたって累積した値を求
めて照合することにより、前記読取手段で読取られた原
稿の種類を識別する識別手段と、この識別手段の識別結
果に基づいて、前記原稿を特定の種類の原稿であると識
別された場合に、前記読取手段によって読取られた原稿
上の画像とは異なる画像を出力する出力手段とを具備し
ている。
【0011】また、本発明の画像入力装置は、色データ
を有する原稿上の画像を読取る読取手段と、この読取手
段で読取られた画像から特定の領域を抽出する抽出手段
と、この抽出手段で抽出された特定領域の画像を明度、
色相、彩度の色データに変換する変換手段と、基準とな
る明度、色相、彩度を示す色データを記憶している記憶
手段と、前記変換手段によって変換された明度、色相、
彩度の色データと前記記憶手段に記憶されている基準と
なる明度、色相、彩度を示す色データとの画素ごとの色
差を全画素にわたって累積した値を求めて照合すること
により、前記読取手段で読取られた原稿の種類を識別す
る識別手段と、この識別手段の識別結果に基づいて、前
記原稿を特定の種類の原稿であると識別された場合に、
前記読取手段によって読取られる画像の出力を禁止する
禁止手段とを具備している。
【0012】さらに、本発明の画像入力装置は、色デー
タを有する原稿上の画像を読取る読取手段と、この読取
手段で読取られた画像から特定の領域を抽出する抽出手
段と、この抽出手段で抽出された特定領域の画像を明
度、色相、彩度の色データに変換する変換手段と、基準
となる明度、色相、彩度を示す色データを記憶している
記憶手段と、前記変換手段によって変換された明度、色
相、彩度の色データと前記記憶手段に記憶されている基
準となる明度、色相、彩度を示す色データとの画素ごと
の色差を全画素にわたって累積した値を求めて照合する
ことにより、前記読取手段で読取られた原稿の種類を識
別する識別手段と、この識別手段の識別結果に基づい
て、前記原稿を特定の種類の原稿であると識別された場
合に、前記読取手段によって読取られた原稿上の画像と
は異なる画像を出力する出力手段とを具備している。
【0013】
【作用】本発明によれば、上記したように構成すること
により、たとえば、紙幣などの特定原稿の色パターンに
対し、色パターンによる高精度の識別が可能となる。し
かも、特定領域のカラー画像を例えば大きさ一定に正規
化することにより、画像入力条件の変動などがあって
も、それに対処できる。また、たとえば、正規化した後
にカラー画像をぼかすことにより、検出の位置ずれなど
の影響を排除できる。したがって、画像入力が禁止され
ている紙幣などの特定の原稿を常に精度高く的確に識別
することができる。
【0014】また、画像パターンの辞書(基準データ)
は、従来のカラー画像の頻度分布による識別方法に比
べ、小さな規模でよく、しかも、頻度分布データのため
の記憶手段が不要となるので、装置の規模を小さくでき
る。
【0015】
【実施例】以下、本発明の一実施例について図面を参照
して説明する。図1は、本実施例に係る、たとえば、デ
ジタル式カラー複写機において、原稿上のカラー画像を
入力する画像入力装置の構成を概略的に示すもので、読
取手段としてのカラーラインセンサ101、カラー画像
入力部102、画像データ記憶部103、領域抽出手段
としての原稿切出し部104、第1の変換手段としての
正規化変換部105、第2の変換手段としての画像ぼか
し部106、第3の変換手段としての明度・色相・彩度
変換部107、基準色データ記憶手段としての辞書デー
タ記憶部108、識別手段としてのパターンマッチング
部109、および、画像データの出力を禁止する禁止手
段、あるいは、画像データを出力する出力手段としての
画像出力制御部110から構成されている。
【0016】画像を読取る読取対象物としての原稿P
は、キャリッジ111に取着されて図示矢印方向に移動
するカラーラインセンサ101の読取エリア(画像読取
範囲)112内に存在するものとする。
【0017】以下、各部について詳細に説明する。カラ
ーラインセンサ101は、読取エリア112内のカラー
画像を撮像して電気信号に変換する。この撮像されたカ
ラー画像は、カラー画像入力部102を介してデジタル
化され、画像データ記憶部103に記憶される。この実
施例では、たとえば、横方向に512画素、縦方向に5
12画素、各画素1バイトのR(赤),G(緑),B
(青)画像(以後、単にRGB画像と略称する)とし
て、図2に示すようなメモリ配置で画像データ記憶部1
03に記憶される。
【0018】原稿切出し部104は、画像データ記憶部
103に格納されたRGB画像データに対して、原稿P
の範囲を特定する。すなわち、原稿切出し部104は、
図2の形態で記憶されたRGB画像データのうち、1つ
の色成分、たとえば、G成分の画像データ(図3参照)
に対して、一定値THR(たとえば5)で閾値処理を行
ない、図4に示すように、2値画像の開始点M1 、最上
位点M2 、終了点M4の座標データをそれぞれ検出し、
回転補正しながら切出しを行ない、RGBの画像に対し
て、それぞれ図5に示すG画像の切出し結果のような画
像データを出力するものである。ここで、図3の数値が
記入されていない画素は‘0’の値をとり、原稿Pが存
在していない領域を表している。
【0019】原稿切出し部104は、具体的には例えば
図6に示すような構成で実現できる。すなわち、画像デ
ータ記憶部103から、バッファ制御回路601が出力
するアドレス信号ADR1にしたがってRGB画像デー
タが読出され、R画像バッファ603、G画像バッファ
602、B画像バッファ604にそれぞれ書込まれる。
これと同時に、閾値処理部605は、G画像データに対
して一定値THR以上の値を取る画素のみ‘1’、他の
画素を‘0’とする閾値処理を行なう。
【0020】続いて、終了点座標記憶部607、開始点
座標記憶部608、および、最上位点座標記憶部609
が、バッファ制御回路601から出力されるアドレス信
号ADR1のうち、閾値処理部605で初めて‘1’の
画素が検出された時点のアドレス信号ADR1を保持す
ることにより、図4に示す矢印の先端に相当するライン
センサ101の主走査方向、副走査方向の座標値を各走
査ラインについて求めていく。
【0021】そして、開始点座標記憶部608は、主走
査方向の座標値がセンサ走査幅(ラインセンサ101の
主走査幅)SW以下の最初の端点M1 (x1 ,y1 )
を、最上位点座標記憶部609は、主走査方向の座標値
がセンサ走査幅SW以下の最も小さい最上位点M2 (x
2 ,y2 )を、終了点座標記憶部607は、主走査方向
の座標値がセンサ走査幅SW以下の最後の端点M4 (x
4 ,y4 )を、それぞれ記憶する。この3点の座標値を
用いて、座標変換パラメータ計算部610が入力画像か
ら原稿を切出すための座標変換のパラメータを求める。
【0022】座標変換パラメータ計算部610は、たと
えば、図7に示すような構成で座標変換の8つのパラメ
ータを求める。ここで説明を容易にするため、以下、数
式と併記して図7を説明する。減算器700は、開始点
の座標値x1 と最上位点の座標値x2 との差を計算する
と同時に、減算器701は、終了点の座標値y4 と最上
位点の座標値y2 との差を求め、比較器702は、この
2つの差の値を比較する。
【0023】2つの差の値を求めることは、図8および
図9に示すように、原稿Pの2つの長さL1 とL2 とを
求めることに等しく、この2つの値を比較器702が比
較することにより、原稿Pの長い方の辺が長さL1 (す
なわち、図8)か、短い方の辺が長さL1 (すなわち、
図9)かを判定し、選別信号SELを出力する。
【0024】図8と図9の2つの場合に対して、それぞ
れ図10および図11に示すように、角度θだけ回転さ
せて目的とする画像データに変換する。回転角度θを求
めるために、減算器700が図8の長さL1 を求め、減
算器703が図8の長さL3を開始点および最上位点の
各座標値から求め、除算器704と正接逆演算器705
により、 θ=tan-1(L1 /L3 ) ……(1) の計算を行なう。
【0025】ここで、正接逆演算器705は、公知のテ
ーラー展開など解析的繰り返しする構造、または、あら
かじめ計算した値が記憶されているルックアップテーブ
ルを読出す構造で実現することができる。この角度θの
値を用いて、正弦演算器706がsinθを、余弦演算
器707がcosθを、符号反転器708が−sinθ
をそれぞれ求める。図10で示す端点M1 (x1 ,y1
)を中心とした角度θの回転は、下記数1による計算
で点(x,y)を(x′,y′)に変換することである
が、その変換に必要なパラメータを計算しているわけで
ある。
【0026】
【数1】
【0027】また、図11の変換は、下記数2による計
算で実現できるので、その変数行列のパラメータを、減
算器709を介して正弦演算器710でsin(θ−π
/2)、余弦演算器711でcos(θ−π/2)、符
号反転器712で−sin(θ−π/2)として求め
る。
【0028】
【数2】
【0029】それぞれのパラメータは、上記数1あるい
は数2のいずれの場合かを比較器702で選別して、そ
の出力SELに基づき、パラメータ1選択器712、パ
ラメータ2選択器713、パラメータ3選択器714、
および、パラメータ4選択器715が相当する変数行列
のパラメータを選択して出力する。これと同時に、パラ
メータ5バッファ716、および、パラメータ6バッフ
ァ717が回転中心点の座標値を出力する。
【0030】また、座標変換パラメータ計算部610
は、変換対象の画像範囲をも求める。すなわち、変換さ
れた画像について、その範囲を考えると、図10の場合
は、点(0,0)から点(x4 ′,y2 ′)、図11の
場合は、点(0,0)から点(x4 ′,y4 ′)の範囲
をとる。図7の構成にしたがえば、選択器718によっ
てy2 あるいはy4 のいずれかを選択し、減算器719
および720、乗算器721,722,724,72
5、および、加算器723,726を用いて、前記数1
もしくは数2の変換式にしたがい、画像範囲(x4 ′,
y2 ′)もしくは(x4 ′,y2 ′)を求め、パラメー
タ7バッファ727、および、パラメータ8バッファ7
28から、その画像範囲を出力する。
【0031】このように、座標変換パラメータ計算部6
10は、座標変換に必要な6つのパラメータと、変換範
囲の2つのパラメータを出力する。この結果に基づき、
バッファ制御部611は、座標変換した画像を指定され
た範囲内で読込むようなアドレス信号ADR1′を発生
し、そのアドレス信号ADR1′に基づき、G画像バッ
ファ602から読出したG画像データをG画像バッファ
612へ、R画像バッファ603から読出したR画像デ
ータをR画像バッファ613へ、B画像バッファ604
から読出したB画像データをB画像バッファ614へ、
それぞれ書込む。ここで、図3で示された1つの色成分
の画像データは、回転補正および位置補正が施され、図
5のような形態で記憶されることになる。
【0032】また、座標変換パラメータ計算部610で
求められた画像範囲は、開始点を(xss,yss)、
終了点を(xse,yse)として画像範囲出力部61
5から出力される。
【0033】次に、正規化変換部105では、原稿切出
し部104から出力される画像データの範囲を示す座標
データxss,yss,xse,yseを用いて、その
範囲内の画像データの大きさを正規化する。すなわち、
たとえば、原稿Pのカラー画像hr(x,y)、hg
(x,y)、hb(x,y)を、縦xst画素および横
yst画素の画像mr(x,y)、mg(x,y)、m
b(x,y)に正規化するためには、 mr((x-xss)*xst/(xse-xss+1),(y-yss)*yst/(yse-yss+1))=hr(x,y) mg((x-xss)*xst/(xse-xss+1),(y-yss)*yst/(yse-yss+1))=hg(x,y) mb((x-xss)*xst/(xse-xss+1),(y-yss)*yst/(yse-yss+1))=hb(x,y) ただし、x=xst〜xse、y=yst〜yse ……(2) の変換を行なう。
【0034】たとえば、原稿切出し部104によって抽
出された原稿Pの座標データxss,xse,yss,
yseに基づいて、図5に示すようなRGB画像のうち
の1つの色成分の画像データに対して、yst=28、
xst=19で正規化すると、図12に示すような正規
化画像データが得られる。この処理をRGBそれぞれ3
成分画像に対して行ない、図13に示すようなデータ形
態として正規化変換部105が記憶する。
【0035】正規化変換部105は、具体的には例えば
図14に示すような構成で実現できる。すなわち、バッ
ファ制御部1501から出力されるアドレス信号ADR
5は、アドレス変換部1502にて前記(2)式の座標
値として示されるアドレス信号ADR4に変換され、そ
のアドレス信号ADR4に基づき、原稿切出し部104
から、そのアドレスに相当するRGB画像データを読出
しながら、新しいアドレス信号ADR5で指定されてR
画像バッファ1503、G画像バッファ1504、B画
像バッファ1505にそれぞれ書込まれる。
【0036】次に、画像ぼかし部106では、正規化変
換部105で正規化されたRGB画像に対して、ぼけた
小さな画素構成のRGB画像に変換する。すなわち、正
規化変換部105から得られる正規化RGB画像に対し
て、図15の番号で示す70個のサンプル点に対して、
図16に示す重みをかけた近傍画素との5×5平滑化デ
ータを求め、横7画素、縦10画素のぼけ画像を作成す
る。
【0037】この際、図15のサンプル点のうち端の点
は、画像サンプルデータ以外の領域も平滑化の範囲とし
ているが、この周辺2画素分のデータは図15のように
画素値「0」として計算する。また、各画素の演算結果
は、画素の重み係数の総和「18」で割ったものを出力
とする。この平滑化処理の結果、たとえば、図12のサ
ンプルに対して、図17に示すようなぼけ画像が得られ
る。このぼけ画像をRGBそれぞれについて求め、その
画像データを図18に示すような形態で画像ぼかし部1
06が記憶する。
【0038】画像ぼかし部106は、具体的には例えば
図19に示すような構成で実現できる。画像ぼかし部1
06は、R画像ぼかし処理部2002、G画像ぼかし処
理部2003、B画像ぼかし処理部2004の3つの処
理部から構成されるが、3つとも構成は同じであるの
で、ここではR画像ぼかし処理部2002について詳し
く説明する。バッファ制御部2001から出力されるア
ドレス信号ADR6により、正規化変換部105から正
規化されたR画像が読出され、R画像バッファ2005
に書込まれる。この際、図15に示すように、周辺画素
を「0」としておくような形態で記憶する。
【0039】続いて、バッファ制御部2001が1画素
に対応したアドレス信号ADR7を生成し、そのアドレ
ス信号ADR7に基づき、R画像バッファ2005から
画像データを読出すとともに、ラインバッファ200
6,2007,2008,2009、シフトレジスタ2
010,2011,2012,2013,2014、こ
れらの出力にそれぞれ図示する重み係数をかけて累積す
る積和演算器2015,2016,2017,201
8,2019、これらの数値を加算する加算器202
0、および、除算器2021により、各画素について図
16の近傍画素演算を実現する。
【0040】この演算を司るアドレス信号ADR7に同
期した形で、バッファ制御部2001は、図15で70
点規定したサンプル点に対応するアドレス信号ADR8
を生成し、サンプル点の平滑化データだけをR画像バッ
ファ2022に書込んでいく。
【0041】次に、明度・色相・彩度変換部107で
は、この横7画素、縦10画素のRGB画像に対して、
人間の色の知覚量として広く用いられている修正マンセ
ル表色系のH(色相)、V(明度)、C(彩度)値(以
後、単にHVC値と略称する)を直交座標で表した値へ
変換する。すなわち、図20に示すような色相彩度面を
張る極座標のHC値を、 c=cosH×C+128 d=sinH×C+128 ……(3) と変換して求めた値cとdと、明度Vの3つの値でカラ
ー画像データを表現する(以後、Vcd値と呼ぶ)。
【0042】この変換は、たとえば、図21に示すよう
な、少なくとも3層からなるニューラルネットワークに
より構成され、入力層へ入力するRGB値をVcd値に
変換するもので、図22に示すようなマンセル変換表3
201、算術演算部3202、および、ニューラルネッ
トワーク3203からなる構成で、あらかじめRGB値
とHVC値との対応が得られている図23に示すような
データを用いて、変換誤差が一定値以下になるように繰
り返し学習をさせたものである。
【0043】たとえば、3層のニューラルネットワーク
で、中間層が17ユニット、入力層がRGB値に対応さ
せた3ユニット、出力層がVcd値に対応させた3ユニ
ットで、JIS Z8721で示されているHVC値と
xyY値との対応データからHVC値を直交座標に変換
したVcd値とRGB値との対応を求めたデータを学習
データに用い、変換の平均誤差が0.5NBSになるま
で繰り返し学習させることにより、約1万回で収束す
る。
【0044】この明度・色相・彩度変換部107が、画
像ぼかし部106から出力される横7画素、縦10画素
のRGBカラー画像を横7画素、縦10画素のVcd画
像に変換し、その結果を記憶する。
【0045】明度・色相・彩度変換部107は、具体的
には例えば図24に示すような構成で実現できる。すな
わち、バッファ制御部2501はアドレス信号ADR9
を生成し、そのアドレス信号ADR9に基づき、画像ぼ
かし部106からRGB画像データが読出される。この
読出された画像データは、ニューラルネットワークの中
間層を構成する17個の積和演算器2502,250
3,…2504と、17個のシグモイド関数演算器25
05,2506,…2507と、出力層を構成する積和
演算器2508,2509,2510と、シグモイド関
数演算器2511,2512,2513とを介して演算
が行なわれ、その演算結果がV画像バッファ2514、
c画像バッファ2515、d画像バッファ2516にそ
れぞれ記憶される。
【0046】ここで、中間層および出力層の積和演算器
は、あらかじめ図22のように学習させたニューラルネ
ットワークの重み係数が与えられている。次に、パター
ンマッチング部109では、明度・色相・彩度変換部1
07で変換されたVcd画像と、辞書データ記憶部10
8に記憶されている辞書データVcdとを比較し、最も
近いパターンを選択する。パターンの比較方法として、
7×10のパターンに対して辞書データとの類似度を求
める。類似度は、サンプルのVcd画像Vs(i),c
s(i),ds(i)[i=0,1,…,69]と辞書
データのVcd画像Vd(i),cd(i),dd
(i)[i=0,1,…,69]に対して、それぞれ下
記数3の演算を行ない、
【0047】
【数3】 最終的に下記数4を求める。
【0048】
【数4】
【0049】たとえば、図25に示すVcd画像のうち
V画像に関する図26に示す辞書データVとの類似度
は、 Simv = ( 6x7 + 13x15 + 13x15 + 13x15 + 13x15 + 13x17 + 6x7 + 9x10 + 17x18 + 21x23 + 26x27 + 31x33 + 30x32 + 17x18 + 9x10 + 17x18 + 32x35 + 45x47 + 52x53 + 57x59 + 28x20 + 10x11 + 24x26 + 35x38 + 42x45 + 66x70 + 81x83 + 28x29 + 12x13 + 30x31 + 41x43 + 52x55 + 88x91 + 119x121 + 35x36 + 14x15 + 32x33 + 45x48 + 55x57 + 91x96 + 125x127 + 30x37 + 11x12 + 25x28 + 51x53 + 55x57 + 118x121 + 121x124 + 31x32 + 11x12 + 27x29 + 44x46 + 45x48 + 59x61 + 64x65 + 23x32 + 9x10 + 15x17 + 15x17 + 15x17 + 15x17 + 17x19 + 12x24 + 6x7 + 13x15 + 13x15 + 13x15 + 13x15 + 13x15 + 6x7 ) / ( ( 6x6 + 13x13 + 13x13 + 13x13 + 13x13 + 13x13 + 6x6 + 9x9 + 17x17 + 21x21 + 26x26 + 31x31 + 30x30 + 17x17 + 9x9 + 17x17 + 32x32 + 45x45 + 52x52 + 57x57 + 28x28 + 10x10 + 24x24 + 35x35 + 42x42 + 66x66 + 81x81 + 28x28 + 12x12 + 30x30 + 41x41 + 52x52 + 88x88 + 119x119 + 35x35 + 14x14 + 32x32 + 45x45 + 55x55 + 91x91 + 125x125 + 30x30 + 11x11 + 25x25 + 51x51 + 55x55 + 118x118 + 121x121 + 31x31 + 11x27 + 27x27 + 44x44 + 45x45 + 59x59 + 63x63 + 23x23 + 9x9 + 15x15 + 15x15 + 15x15 + 15x15 + 17x17 + 12x12 + 6x6 + 13x13 + 13x13 + 13x13 + 13x13 + 13x13 + 6x6 ) 1/2 x ( 7x7 + 15x15 + 15x15 + 15x15 + 15x15 + 15x15 + 7x7 + 10x10 + 18x18 + 23x23 + 27x27 + 33x33 + 32x32 + 18x18 + 10x10 + 18x18 + 35x35 + 47x47 + 53x53 + 59x59 + 29x29 + 11x11 + 26x26 + 38x38 + 45x45 + 70x70 + 83x83 + 29x29 + 13x13 + 31x31 + 43x43 + 55x55 + 91x91 + 121x121 + 36x36 + 15x15 + 33x33 + 48x48 + 57x57 + 96x96 + 127x127 + 37x37 + 12x12 + 28x28 + 53x53 + 57x57 + 121x121 + 124x124 + 32x32 + 12x12 + 29x29 + 46x46 + 48x48 + 61x61 + 65x65 + 32x32 + 10x10 + 17x17 + 17x17 + 17x17 + 17x17 + 19x19 + 24x24 + 7x7 + 15x15 + 15x15 + 15x15 + 15x15 + 15x15 + 7x7 ) 1/2 ) となる。この場合、類似度の値が最も大きなカテゴリを
識別結果として出力することになる。
【0050】ここで、辞書データ記憶部108には、1
カテゴリが図26に示すように、全カテゴリに対しては
図27に示すように、あらかじめ画像データを収集して
正規化およびぼかし処理を施したVcd画像データが複
数記憶してある。たとえば、このカテゴリを、図28に
示すように、それぞれ方向の異なる3種類の紙幣のパタ
ーンとすると、原稿Pとして紙幣が置かれているか否か
の識別を行なうことができる。
【0051】パターンマッチング部109は、具体的に
は例えば図29に示すような構成で実現できる。なお、
類似度の演算について、V類似度演算部3002、c類
似度演算部3003、d類似度演算部3004は同じ構
成なので、V類似度演算部3002について詳しく説明
する。すなわち、バッファ制御部3001は、明度・色
相・彩度変換部107からサンプル画像データを読出す
ためのアドレス信号ADR10と、カテゴリ制御部30
20で指示された領域の辞書データを指示するアドレス
信号ADR11とを同時に生成し、そのアドレス信号A
DR10,ADR11に基づき、識別するサンプル画像
データおよび辞書データを読込む。
【0052】V類似度演算部3002では、サンプル画
像データのV画像の各画素について乗算器3005が2
乗の値を計算しながら、自らの出力を一方の入力とする
加算器3008がその値を累積する。同様に、辞書デー
タのV画像も乗算器3007で2乗を計算し、加算器3
010がその値の累積値を計算する。
【0053】バッファ制御部3001が1画像分の読出
しを終了した時点で、加算器3008,3010の出力
に対して、平方根演算器3011,3012がそれぞれ
の平方根を求め、その結果の積を乗算器3013が求め
る。これは、前記数3の分母の部分の計算に相当する。
同時に、乗算器3006は、サンプル画像データのV画
像と辞書データのV画像の画素ごとの積を求め、加算器
3009にてその値を累積することで、前記数3の分子
の部分の値を求める。
【0054】その後、加算器3009の出力値に対する
乗算器3013の出力値の商を、除算器3014が求め
ることで、V画像の類似度が得られる。同様に、c類似
度演算部3003、d類似度演算部3004が、それぞ
れc画像類似度、d画像類似度を求める。そして、それ
ぞれの類似度の2乗の値を乗算器3015,3016,
3017が求め、加算器3018が3つの値の和を、平
方根演算器3019が平方根を求めることで、前記数4
の計算を行なう。この類似度を、辞書のカテゴリを変え
て繰り返し求め、その中で最も高い類似度を持つカテゴ
リを最大カテゴリ検出部3021が識別結果として出力
する。
【0055】また、パターンマッチング部109の他の
実施例としては、サンプル画像データと辞書データとの
色差の累積を求め、辞書データの中で最も近いパターン
を選択する。まず、サンプル画像データおよび辞書デー
タの明度画像Vs(i)およびVd(i)を、画像内最
大値Vsmax,Vdmax、および、画像内最小値V
smin,Vdminとして、それぞれ明度の正規化を
行なう。これは、それぞれの画像について、 Vs'(i) = 255 x ( Vs(i) - Vsmin ) / ( Vsmax - Vsmin) Vd'(f) = 255 x ( Vd(i) - Vdmin ) / ( Vdmax - Vdmin) ……(5) と変換した後、下記数5を求める。そして、全てのカテ
ゴリで色差累積を計算し、最も小さいカテゴリを識別結
果として出力する。ここで、kは色差を計算するために
定めた定数である。
【0056】
【数5】
【0057】この実施例のパターンマッチング部109
は、具体的には例えば図30に示すような構成で実現で
きる。すなわち、バッファ制御部3101は、明度・色
相・彩度変換部107からサンプル画像データを読出す
ためのアドレス信号ADR10と、カテゴリ制御部31
25で指示された領域の辞書データを指示するアドレス
信号ADR11と、サンプルV画像バッファ3104、
および、辞書V画像バッファ3113を制御するアドレ
ス信号ADR12とを同時に生成し、そのアドレス信号
ADR10,ADR11,ADR12に基づき、識別す
るサンプル画像データおよび辞書データを読込む。
【0058】サンプル画像データのV画像と辞書データ
のV画像については、濃度の正規化を行なうために、サ
ンプルV画像バッファ3104、および、辞書V画像バ
ッファ3113に書込むと同時に、それぞれの最大値と
最小値を、最大値検出部3102,3111、最小値検
出部3103,3112にて求める。そして、前記式
(5)の演算を行なうために、減算器3105,310
6,3114,3115、乗算器3107,3116、
除算器3108,3117を図示のようにそれぞれ配置
する。
【0059】前記式(5)の演算を行なうための最大値
および最小値を求めた後、バッファ制御部3101は、
サンプルV画像バッファ3104、および、辞書V画像
バッファ3113を制御するアドレス信号ADR12
と、明度・色相・彩度変換部108からサンプルc画像
データを読出すアドレス信号ADR10と、辞書データ
記憶部109からカテゴリ制御部3125で指定される
辞書データを読出すアドレス信号ADR11を出力す
る。
【0060】減算器3109,3118,3119は、
それぞれc画像、d画像、正規化したV画像の画素の差
分値を求め、乗算器3110,3120,3121が差
の2乗を求める。また、乗算器3121,3122は、
c画像とd画像の差分値に重み係数kを乗算する。加算
器3123、平方根演算器3124、および、加算器3
126は、これらの画素偏差の2乗の和の累積を計算
し、前記数5の色差累積値dcを求める。この色差累積
値dcを全てのカテゴリに対して計算し、最も値の小さ
いカテゴリを最小カテゴリ検出部3127が選択し、識
別結果として出力する。
【0061】最後に、画像出力制御部110は、パター
ンマッチング部109から出力される識別結果に基づ
き、カラー画像入力部102から出力される画像データ
を外部へ出力するか否かを制御する。この場合、もし複
写が禁じられている紙幣のような特定の原稿であると識
別された場合にのみ、画像出力制御部110は、カラー
画像入力部102から出力される画像データの外部への
出力を停止(禁止)する。
【0062】以上説明したように上記実施例によれば、
原稿上のカラー画像を入力し、この入力されたカラー画
像から原稿領域を抽出し、この原稿領域のカラー画像を
大きさ一定に正規化した後、ぼかした画像に変換し、こ
のぼかし画像を人間の色の知覚量としてのVcd画像に
変換した後、あらかじめ設定される辞書データと照合す
ることで、複写が禁じられている紙幣のような特定の原
稿を識別することにより、色パターンによる高精度の識
別が可能となる。
【0063】しかも、原稿領域のカラー画像を大きさ一
定に正規化することで、画像入力条件の変動などがあっ
ても、それに対処できる。また、正規化した後にカラー
画像をぼかすことで、検出の位置ずれなどの影響を排除
できる。さらに、カラー画像を人間の知覚量に変換する
ことで、人間を基準とした識別誤差を少なくすることが
できる。
【0064】したがって、複写が禁じられている紙幣の
ような特定の原稿を常に精度高く検出し識別することが
できる。また、小さな画像パターンの辞書を準備するだ
けなので、従来のカラー画像の頻度分布による識別方法
に比べ、小さな規模でよく、しかも、頻度分布データの
ための記憶手段が不要となるので、装置の規模を小さく
することができる。
【0065】次に、本発明の他の実施例について説明す
る。図31は、本発明の他の実施例に係る画像入力装置
の構成を概略的に示すものである。なお、図1と同一部
分には同一符号を付して詳細な説明は省略する。この実
施例は、前記図1の実施例に対して、明度・色相・彩度
変換部107を省略したもので、このようにしても前記
実施例と同様な作用効果が期待できる。
【0066】すなわち、読取エリア112内のカラー画
像は、カラーラインセンサ101でRGB画像として撮
像され、カラー画像入力部102でデジタルRGB画像
データに変換され、画像データ記憶部103に記憶され
る。この画像データ記憶部103内の画像データに対し
て、原稿切出し部104が原稿Pの位置情報を検出し、
そのRGB画像データを抽出する。
【0067】その後、原稿PのRGB画像データは、正
規化変換部105で大きさを一定に変換され、画像ぼか
し部106でぼけ画像に変換される。このぼけ画像は、
たとえば、図32に示すような構成で辞書データ記憶部
108に記憶されている全ての紙幣の種類のRGBぼけ
画像データと、パターンマッチング部109で比較さ
れ、その比較結果が識別結果として出力される。
【0068】この場合、もし複写が禁じられている紙幣
のような特定の原稿であると識別された場合、前記実施
例と同様に、画像出力制御部110は、カラー画像入力
部102から出力される画像データの外部への出力を停
止する。
【0069】なお、画像出力制御部110は、たとえ
ば、図33に示すような構成とすることにより、カラー
画像入力部102から出力される画像データとは異なる
画像データを外部に出力して、複写が禁止されている画
像データを出力することを防止することも可能である。
【0070】すなわち、入力画像データ受信部3401
がカラー画像入力部102から出力される画像データを
受信し、制御信号受信部3402がパターンマッチング
部109から、入力画像データの出力可もしくは出力不
可の判断結果を受信し、それに基づきデータ切換部34
03を制御することにより、入力画像データ受信部34
01の出力か、入力画像データとは異なる別の画像デー
タが記憶されている画像データ記憶部3404からの画
像データのどちらかを選択する。
【0071】データ切換部3403は、複写が禁止され
ている原稿が含まれるとき、画像データ記憶部3404
にあらかじめ記憶されている画像データを選択するよう
に制御される。データ切換部3403によって選択され
た画像データは、画像データ送信部3405を介して外
部に出力される。
【0072】このようにすることにより、たとえば、画
像データ記憶部3404に図34に示すような全面黒レ
ベルの画像データ3501を記憶しておけば、入力され
た画像データをそのまま外部に出力することを防止する
ことができる。なお、本発明は前記実施例に限定される
ものではなく、本発明の要旨を変えない範囲において種
々変形可能なことは勿論である。
【0073】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、画
像入力が禁止されている特定の原稿を常に精度高く的確
に識別でき、しかも、装置の規模を小さくできる画像入
力装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る画像入力装置の構成を
概略的に示すブロック図。
【図2】画像データ記憶部が記憶するカラー画像データ
の配置例を示す図。
【図3】画像データ記憶部が記憶するカラー画像データ
の1つの色成分データの配置例を示す図。
【図4】原稿切出し部が検出する3つの端点の配置例を
示す概念図。
【図5】原稿切出し部が出力する画像データの一例を示
す図。
【図6】原稿切出し部の構成を示すブロック図。
【図7】原稿切出し部における座標変換パラメータ計算
部の構成を示すブロック図。
【図8】原稿切出し部が測定する原稿の辺の長さを示す
概念図。
【図9】原稿切出し部が測定する原稿の辺の長さを示す
概念図。
【図10】原稿切出し部が行なう画像の回転を示す概念
図。
【図11】原稿切出し部が行なう画像の回転を示す概念
図。
【図12】正規化変換部が出力する大きさを一定に変換
したカラー画像データのうちの1つの色成分のデータの
配置例を示す図。
【図13】正規化変換部が処理結果として記憶するデー
タの配置例を示す図。
【図14】正規化変換部の構成を示すブロック図。
【図15】画像ぼかし部が標本化するサンプル点の位置
を示す図。
【図16】画像ぼかし部が平滑化する近傍画素の重みを
示す図。
【図17】画像ぼかし部が出力する処理結果の一例を示
す図。
【図18】画像ぼかし部が処理結果として記憶するデー
タの配置例を示す図。
【図19】画像ぼかし部の構成を示すブロック図。
【図20】明度・色相・彩度変換部が変換する明度・色
相・彩度を示す概念図。
【図21】明度・色相・彩度変換部におけるニューラル
ネットワークの構成図。
【図22】ニューラルネットワークの学習方法を説明す
る図。
【図23】ニューラルネットワークの学習に用いるデー
タ例を示す図。
【図24】明度・色相・彩度変換部の構成を示すブロッ
ク図。
【図25】パターンマッチング部が識別するカラー画像
の一例を示す図。
【図26】パターンマッチング部で用いる辞書データの
1カテゴリデータの一例を示す図。
【図27】辞書データ記憶部が記憶する辞書データの配
置例を示す図。
【図28】紙幣識別の際の辞書データの配置例を示す
図。
【図29】パターンマッチング部の構成を示すブロック
図。
【図30】パターンマッチング部の他の構成を示すブロ
ック図。
【図31】本発明の他の実施例に係る画像入力装置の構
成を概略的に示すブロック図。
【図32】紙幣識別の際の辞書データの配置例を示す
図。
【図33】画像出力制御部の変形例を示すブロック図。
【図34】図33の画像出力制御部における画像データ
記憶部に記憶される入力画像データとは異なる画像デー
タの一例を示す図。
【符号の説明】
P……原稿 101……カラーラインセンサ(読取手段) 102……カラー画像入力部(読取手段) 103……画像データ記憶部 104……原稿切出し部(領域抽出手段) 105……正規化変換部(第1の変換手段) 106……画像ぼかし部(第2の変換手段) 107……明度・色相・彩度変換部(第3の変換手段) 108……辞書データ記憶部(基準色データ記憶手段) 109……パターンマッチング部(識別手段) 110……画像出力制御部(禁止手段、出力手段) 111……キャリッジ 112……読取エリア(画像読取範囲)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI G07D 7/00 G06F 15/64 310 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 1/40 G03G 21/00 560 G03G 21/04 G06T 1/00 G06T 7/00 G07D 7/00

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 色データを有する原稿上の画像を読取る
    読取手段と、 この読取手段で読取られた画像から特定の領域を抽出す
    る抽出手段と、 この抽出手段で抽出された特定領域の画像に対し複数の
    領域を抽出し、この抽出した領域ごとに、この領域に含
    まれる色データに基づいて、所定の色データを示す画素
    に変換する変換手段と、 基準色データを記憶している記憶手段と、 前記変換手段によって変換された画素の色データと前記
    記憶手段に記憶されている基準色データとの画素ごとの
    色差を全画素にわたって累積した値を求めて照合するこ
    とにより、前記読取手段で読取られた原稿の種類を識別
    する識別手段と、 この識別手段の識別結果に基づいて、前記原稿を特定の
    種類の原稿であると識別された場合に、前記読取手段に
    よって読取られる画像の出力を禁止する禁止手段と、 を具備したことを特徴とする画像入力装置。
  2. 【請求項2】 色データを有する原稿上の画像を読取る
    読取手段と、 この読取手段で読取られた画像から特定の領域を抽出す
    る抽出手段と、 この抽出手段で抽出された特定領域の画像に対し複数の
    領域を抽出し、この抽出した領域ごとに、この領域に含
    まれる色データに基づいて、所定の色データを示す画素
    に変換する変換手段と、 基準色データを記憶している記憶手段と、 前記変換手段によって変換された画素の色データと前記
    記憶手段に記憶されている基準色データとの画素ごとの
    色差を全画素にわたって累積した値を求めて照合するこ
    とにより、前記読取手段で読取られた原稿の種類を識別
    する識別手段と、 この識別手段の識別結果に基づいて、前記原稿を特定の
    種類の原稿であると識別された場合に、前記読取手段に
    よって読取られた原稿上の画像とは異なる画像を出力す
    る出力手段と、 を具備したことを特徴とする画像入力装置。
  3. 【請求項3】 色データを有する原稿上の画像を読取る
    読取手段と、 この読取手段で読取られた画像から特定の領域を抽出す
    る抽出手段と、 この抽出手段で抽出された特定領域の画像を明度、色
    相、彩度の色データに変換する変換手段と、 基準となる明度、色相、彩度を示す色データを記憶して
    いる記憶手段と、 前記変換手段によって変換された明度、色相、彩度の色
    データと前記記憶手段に記憶されている基準となる明
    度、色相、彩度を示す色データとの画素ごとの色差を全
    画素にわたって累積した値を求めて照合することによ
    り、前記読取手段で読取られた原稿の種類を識別する識
    別手段と、 この識別手段の識別結果に基づいて、前記原稿を特定の
    種類の原稿であると識別された場合に、前記読取手段に
    よって読取られる画像の出力を禁止する禁止手段と、 を具備したことを特徴とする画像入力装置。
  4. 【請求項4】 色データを有する原稿上の画像を読取る
    読取手段と、 この読取手段で読取られた画像から特定の領域を抽出す
    る抽出手段と、 この抽出手段で抽出された特定領域の画像を明度、色
    相、彩度の色データに変換する変換手段と、 基準となる明度、色相、彩度を示す色データを記憶して
    いる記憶手段と、 前記変換手段によって変換された明度、色相、彩度の色
    データと前記記憶手段に記憶されている基準となる明
    度、色相、彩度を示す色データとの画素ごとの色差を全
    画素にわたって累積した値を求めて照合することによ
    り、前記読取手段で読取られた原稿の種類を識別する識
    別手段と、 この識別手段の識別結果に基づいて、前記原稿を特定の
    種類の原稿であると識別された場合に、前記読取手段に
    よって読取られた原稿上の画像とは異なる画像を出力す
    る出力手段と、 を具備したことを特徴とする画像入力装置。
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