JP3433608B2 - 照明制御システム - Google Patents

照明制御システム

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JP3433608B2
JP3433608B2 JP09281296A JP9281296A JP3433608B2 JP 3433608 B2 JP3433608 B2 JP 3433608B2 JP 09281296 A JP09281296 A JP 09281296A JP 9281296 A JP9281296 A JP 9281296A JP 3433608 B2 JP3433608 B2 JP 3433608B2
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    • Y02B20/40Control techniques providing energy savings, e.g. smart controller or presence detection

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  • Circuit Arrangement For Electric Light Sources In General (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の照明負荷を
連動制御する照明制御システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、オフィス照明などの照明制御
システムとして、図6に示すように、複数の照明器具7
2a〜72dや制御用端末器711 〜713 を信号線7
0を介して制御装置73に接続した構成のものがある。
この構成では、各照明器具72a〜72dおよび各制御
操作用端末器711 〜713 に対して個別にアドレスが
設定してあり、アドレスを用いることで各制御操作用端
末器711 〜713 での操作情報を個別に識別し、且つ
照明器具に対して点灯・消灯の指示を個別に与えること
ができるようになっている。したがって、どの制御用端
末器からの制御入力に対してどの照明器具を点灯させる
かという関係を制御装置73に予め登録しておけば、各
制御操作用端末器711 〜713 からの入力に対して、
予め制御装置73に登録された設定内容に従って各照明
器具72a〜72dが制御される。
【0003】例えば、制御装置73は、(1)アドレス
ad1 の制御操作用端末器711 から信号線70を介し
て制御入力があればアドレスad5 の照明器具およびア
ドレスad6 の照明器具が点灯し且つアドレスad7
照明器具およびアドレスad 8 の照明器具が消灯するよ
うに制御したり、(2)アドレスad2 の制御操作用端
末器712 から信号線70を介して制御入力があればア
ドレスad7 の照明器具およびアドレスad8 の照明器
具が点灯し且つアドレスad5 の照明器具が消灯するよ
うに制御したり、(3)アドレスad3 の制御操作用端
末器713 から信号線70を介して制御入力があればア
ドレスad5 〜ad7 の照明器具が消灯するように制御
する。
【0004】また、各照明器具に個別にアドレスを設定
しない照明制御システムとして、例えば、図7に示すよ
うに、各照明器具72a〜72e間に信号線70を配線
して、ある照明器具に外部から制御トリガがかかるとそ
の照明器具が信号線70を介して隣接する照明器具へ制
御信号を伝送するものである。このような照明制御シス
テムは、例えば、照明器具72cに接続された人体検知
センサ74cが人を検知すれば、照明器具72cが10
0%の光出力で点灯されると共に隣接する照明器具72
b,72dへ信号線70を介して制御信号が伝送され照
明器具72b,72d夫々が50%の光出力で点灯され
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図6に
示した照明制御システムでは、制御装置73によって複
数の照明器具72a〜72dを制御するようにしている
から、各照明器具72a〜72dに個別にアドレス設定
が必要であり、また、各照明器具72a〜72dを制御
装置73に信号線70で接続する必要があるから、アド
レス設定及び接続に手間がかかり施工に大きな苦労とコ
ストがかかるという問題がある。
【0006】また、図7に示した照明制御システムで
は、各照明器具72a〜72eへのアドレス設定の必要
はないが、隣接する照明器具間に信号線70を配線する
必要があり、制御信号は信号線70を介して隣接する照
明器具しか伝送されないという問題がある。本発明は上
記事由に鑑みて為されたものであり、その目的は、各照
明器具へのアドレス設定及び配線作業が不要で且つ多様
な制御を行うことができる照明制御システムを提供する
ことにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、上記
目的を達成するために、照明負荷と、前記照明負荷の制
御を開始するためのトリガ信号を取り込む外部インター
フェース部と、他の照明負荷の連動制御を行うための第
1の制御信号を無線媒体で伝送する一つまたは複数の送
信部と、他の送信部からの第2の制御信号を受信する一
つ又は複数の受信部と、前記トリガ信号あるいは前記第
2の制御信号に基づいて予め設定された動作内容が得ら
れるように前記照明負荷を制御する制御部と、前記第1
の制御信号の出力を設定することにより前記第1の制御
信号の送信範囲を設定する送信範囲設定部とを具備した
照明器具が複数設置されて構成されることを特徴とする
ので、各照明器具へのアドレス設定および配線作業が不
要であり、施工が容易になると共に、所望する範囲内の
照明負荷に限定して連動制御することができる。
【0008】しかも、外部インターフェース部でトリガ
信号を受信した照明器具が複数の送信部から夫々異なる
信号出力を有する第1の制御信号を他の照明器具へ送信
し、他の照明器具は前記第1の制御信号を受信可能な信
号レベルが異なる複数の受信部で受けることにより、受
信できた第1の制御信号の信号出力値に基づいて前記照
明器具間の距離を判別して、予め設定された距離以内の
照明器具だけが連動制御されることを特徴とするので、
各照明器具へのアドレス設定および配線作業が不要であ
り、施工が容易になると共に、所望する範囲内の照明負
荷に限定して連動制御することができる。
【0009】請求項2の発明は、照明負荷と、前記照明
負荷の制御を開始するためのトリガ信号を取り込む外部
インターフェース部と、他の照明負荷の連動制御を行う
ための第1の制御信号を無線媒体で伝送する一つまたは
複数の送信部と、他の送信部からの第2の制御信号を受
信する一つ又は複数の受信部と、前記トリガ信号あるい
は前記第2の制御信号に基づいて予め設定された動作内
容が得られるように前記照明負荷を制御する制御部と、
前記第1の制御信号の出力を設定することにより前記第
1の制御信号の送信範囲を設定する送信範囲設定部とを
具備した照明器具が複数設置されて構成されることを特
徴とするので、各照明器具へのアドレス設定および配線
作業が不要であり、施工が容易になると共に、所望する
範囲内の照明負荷に限定して連動制御することができ
る。 しかも、外部インターフェース部でトリガ信号を受
信した照明器具が複数の送信部から夫々異なる無線媒体
で第1の制御信号を他の照明器具へ送信し、他の照明器
具は前記第1の制御信号の種類に対応した複数の受信部
で受信し、前記各制御信号を受信する時間の差により求
めた前記照明器具間の距離に応じて前記他の照明器具が
連動制御されることを特徴とするので、各照明器具への
アドレス設定および配線作業が不要であり、施工が容易
になると共に、所望する範囲内の照明負荷に限定して連
動制御することができる。
【0010】請求項3の発明は、照明負荷と、前記照明
負荷の制御を開始するためのトリガ信号を取り込む外部
インターフェース部と、他の照明負荷の連動制御を行う
ための第1の制御信号を無線媒体で伝送する一つまたは
複数の送信部と、他の送信部からの第2の制御信号を受
信する一つ又は複数の受信部と、前記トリガ信号あるい
は前記第2の制御信号に基づいて予め設定された動作内
容が得られるように前記照明負荷を制御する制御部と、
前記第1の制御信号の出力を設定することにより前記第
1の制御信号の送信範囲を設定する送信範囲設定部とを
具備した照明器具が複数設置されて構成されることを特
徴とするので、各照明器具へのアドレス設定および配線
作業が不要であり、施工が容易になると共に、所望する
範囲内の照明負荷に限定して連動制御することができ
る。 しかも、各照明器具に、前記各照明器具間で同期し
た計時手段を付加し、外部インターフェース部でトリガ
信号を受信した照明器具は送信部から第1の時刻の情報
を含む第1の制御信号を送信し、他の照明器具は前記第
1の制御信号を受信部で受信し、前記第1の時刻と前記
受信部で第1の制御信号を受信した第2の時刻との時間
差より求めた前記照明器具間の距離に応じて前記他の照
明器具が連動制御されることを特徴とするので、各照明
器具へのアドレス設定および配線作業が不要であり、施
工が容易になると共に、所望する範囲内の照明負荷に限
定して連動制御することができる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明を実施の形態により
説明する。 (実施の形態1)本実施の形態の照明制御システムは、
図1に示すように、赤外線信号発生装置よりなる送信部
2と、他の照明器具10の送信部2から送信された赤外
線信号を受信できる受信部3とを有する照明器具10が
複数個設置されており、各照明器具10の夫々の外部信
号インターフェース部6(以下、外部信号I/F部6と
称す)には規定の検知エリア内の人の存否を検出する人
体検知センサ11が照明器具10に一対一で接続されて
いる。
【0012】本照明制御システムでは、例えば、照明器
具10の外部信号I/F部6に接続された人体検知セン
サ11が人を検知した場合、外部信号I/F部6からの
信号を受けた制御部1は照明負荷8を100%の光出力
で点灯させ、その照明器具10を中心に所定領域(例え
ば4m以内)に存在する照明器具10の照明負荷を50
%の光出力で点灯させる。この場合、人を検知した人体
検知センサ11に接続された照明器具10の送信部2か
ら送信される赤外線信号(制御信号)は、4m(の距
離)進んだ時の信号レベルが受信部3で受信可能な最低
レベル(例えば電圧で200mV)となるように各照明
器具10の送信範囲設定部4において設定しておく。ま
た、各照明器具10は、外部信号I/F部6に接続され
ている人体検知センサ11が人を検知すれば照明負荷8
を例えば100%の光出力で点灯し、他の照明器具から
の制御信号を受信すれば照明負荷8を例えば50%の光
出力で点灯するという動作の設定を各照明器具10の夫
々の動作設定部7において行う。
【0013】以下、上記動作を簡単に説明する。本照明
制御システムは、図2に示すように、多数の照明器具1
0a〜10yがオフィスなどの広い室内に配設されてい
る場合に、例えば、照明器具10bに接続された人体検
知センサ11(図1参照)の人体検知エリアAに人が進
入し前記人体検知センサ11が人を検知すると、(1)
照明器具10gの制御部1(図1参照)は動作設定部7
(図1参照)の設定に基づいて照明器具10gの照明負
荷8(図1参照)を100%の光出力で点灯する、
(2)照明器具10gの制御部1は他の照明器具へ(ど
の照明器具へかは照明器具10gにはわからない)赤外
線信号からなる制御信号を送信部2gから送信させる、
(3)照明器具10gの送信部2gから送信した制御信
号の電圧レベルが200mV以上で届く範囲B内にある
照明器具(この場合、照明器具10a,10b,10
c,10f,10h,10k,10l,10m)は照明
器具10gの送信部2gが送信した制御信号の電圧レベ
ルが200mV以上で到達するので、制御信号を各受信
部3a,3b,3c,3f,3h,3k,3l,3mで
受信することができる。このため、照明器具10a,1
0b,10c,10f,10h,10k,10l,10
m夫々の制御部1は、夫々の動作設定部7の設定に基づ
いて各照明負荷8を50%の光出力で点灯する。
【0014】従って、本照明制御システムは、各照明器
具10を信号線で配線することなく、また、各照明器具
10に個別にアドレス設定することなく、動作設定部7
や送受信範囲設定部4の設定によりさまざまな連動制御
を行うことが可能になる。なお、本実施の形態では、制
御信号として赤外線信号を用いたが、赤外線信号に限定
するものではなく、制御信号は、送信出力を調整・設定
できるものであれば良い。
【0015】また、本実施の形態では、各照明器具10
に一つの送信部2と一つの受信部3があり、2つの照明
器具10間では夫々の送信部2、受信部3が1対1で対
応している。しかし、各照明器具10が、異なる信号出
力を持つ複数の送信部2と、異なる受信可能信号レベル
を持つ複数の受信部3を持つように構成すれば、照明器
具10間での制御信号の送受信によりどの受信可能信号
レベルの受信部3まで制御信号を受信できたかによって
照明器具10間の距離を判別して連動制御範囲を限定す
ることもできる。
【0016】また、送信部2の信号出力を調整すること
により制御信号の到達範囲を設定・制限したが、受信部
3における制御信号の受信レベルを設定することによ
り、制御信号の到達範囲を設定して照明負荷8の連動制
御範囲を制限してもよい。なお、本実施の形態のよう
に、送信部2からの制御信号として赤外線信号を用いる
場合、例えば、送信範囲設定部4に光学系手段を設けて
送信範囲を設定することにより、制御信号の到達範囲は
送信元の照明器具10から同心円状に設定するだけでな
く、四角形状や三角形状、半円状など様々な範囲に設定
することも可能である。
【0017】ところで、他の照明器具10からの制御信
号が受信部3に頻繁に入力される場合、外部信号I/F
部6から入力された信号をトリガとして動作設定部7の
設定に基づいて制御部1が制御していた動作内容が、そ
の直後に他の照明器具10の送信部2から送信されてき
た制御信号により変わってしまい、都合が悪い場合があ
る。このような場合は、外部信号I/F部6あるいは他
の照明器具10から送信されてきた制御信号を受信して
動作した後、例えば、ある一定時間の間は外部信号I/
F部6からの入力だけしか受け付けないなどのマスク機
能を照明器具10の動作設定部7で設定すればよい。
【0018】また、本実施の形態では、制御信号を送信
側(送信部2)と受信側(受信部3)とで通信する2点
間通信の連動制御を行っているが、動作設定部7の設定
により受信した制御用信号を順次リレーして送受信して
いき複数の連動制御を行ってもよい。なお、本実施の形
態では、外部信号I/F部6に人体検知センサ11を接
続したものについて説明したが、人体検知センサ11に
限定するものではなく、外部信号I/F部6に何らかの
トリガ信号を送信できるものであれば良く、スイッチや
照度センサ、温度センサ、マイクロフォンなどでも良
い。
【0019】(実施の形態2)本実施の形態の照明制御
システムの基本構成は図1と同じであり、本照明制御シ
ステムの特徴とするところは、各照明器具10間で同期
のとれている時計等の計時手段(図示せず)を制御部1
に付加したことにある。以下、本照明制御システムの動
作を説明する。
【0020】例えば、図3に示すように、照明器具10
gの外部信号I/F部6(図1参照)に接続されている
人体検知センサ11の検知エリアAに人が入り、人体検
知センサ11が人を検知した場合、照明器具10gの制
御部1は照明器具10gの照明負荷8を100%の光出
力で点灯させ、照明器具10gを中心に例えば4m以内
に存在する照明器具10a,10b,10c,10f,
10h,10k,10l,10m夫々の照明負荷8を5
0%の光出力で点灯させる場合について説明する。
【0021】照明器具10gに接続されている人体検知
センサ11だけが人を検知すると、(1)照明器具10
gの制御部1は動作設定部7の設定に基づいて照明器具
10gの照明負荷8を100%の光出力で点灯させると
共に、(2)照明器具10gの制御部1は、他の照明器
具10(どの照明器具へかは照明器具10gにはわから
ない)へ、送信時刻(例えば5時18分24.005
秒)を含む制御信号を送信部2gから送信させ、(3)
照明器具10gの送信部2gが送信した制御信号を各照
明器具10が受信して、夫々その受信した時刻と、受信
した制御信号に書かれている「送信時刻」とを比較して
その時間差を計算して、その時間差が照明器具10gと
の距離が4mに相当する時間差以内である照明器具(こ
の場合、範囲B内の照明器具10a,10b,10c,
10f,10h,10k,10l,10m)がこの制御
信号を有効な制御信号として受け取り、これらの照明器
具10a,10b,10c,10f,10h,10k,
10l,10m夫々の制御部1は夫々の動作設定部7の
設定に基づいて夫々の照明負荷8を50%の光出力で点
灯させる。
【0022】ところで、前記時間差の設定を各照明器具
10夫々で異なった値に設定することにより連動制御さ
れる照明器具10は、送信元の照明器具10から同心円
状に設定するだけでなく、四角形状や三角形状、半円状
など様々に設定することも可能である。なお、制御信号
は時刻のような数値データを書き込むことのできる信号
であれば良く、例えば、リモートコントロール信号とし
て用いる赤外線信号、FM波のような無線信号などでも
良い。
【0023】また、本実施の形態では、制御信号を送信
側(送信部2)と受信側(受信部3)とで通信する2点
間通信の連動制御を行っているが、動作設定部7の設定
により受信した制御用信号を順次リレーして送受信して
いき複数の連動制御を行ってもよい。また、他の照明器
具10からの制御信号が受信部3に頻繁に入力される場
合、外部信号I/F部6から入力された信号をトリガと
して動作設定部7の設定に基づいて制御部1が制御して
いた動作内容が、その直後に他の照明器具10の送信部
2から送信されてきた制御信号により変わってしまい、
都合が悪い場合がある。このような場合は、外部信号I
/F部6あるいは他の照明器具10から送信されてきた
制御信号を受信して動作した後、例えば、ある一定時間
の間は外部信号I/F部6からの入力だけしか受け付け
ないなどのマスク機能を照明器具10の動作設定部7で
設定すればよい。
【0024】(実施の形態3)本実施の形態の照明制御
システムの基本構成は図1と略同じであり、本照明制御
システムの特徴とするところは、図1における送信部2
が異なる無線媒体で制御信号を送信する第1の信号送信
部21 、第2の信号送信部22 から成り、受信部3が第
1、第2の信号送信部夫々からの制御信号を受信する第
1の信号受信部31 、第2の信号受信部32 から成るこ
とにある。
【0025】以下、本照明制御システムの動作を説明す
る。例えば、図4に示すように、照明器具10gの外部
信号I/F部6(図1参照)に接続された人体検知セン
サ11(図1参照)の検知エリアAに人が入り、人体検
知センサ11が人を検知した場合、照明器具10gの制
御部1は照明器具10gの照明負荷8を100%の光出
力で点灯させ、照明器具10gを中心に範囲B(例えば
半径4m以内)に存在する照明器具10a,10b,1
0c,10f,10h,10k,10l,10m夫々の
照明負荷8を50%の光出力で点灯させる場合について
図5を用いて説明する。
【0026】照明器具10gに接続されている人体検知
センサ11だけが人を検知すると、(1)照明器具10
gの制御部1は動作設定部7(図1参照)の設定に基づ
いて照明器具10gの照明負荷8(図1参照)を100
%の光出力で点灯させると共に、(2)照明器具10g
の制御部1は、他の照明器具(どの照明器具かは照明器
具10gにはわからない)へ、第1の信号送信部21
ら例えば光信号を、第2の信号送信部22 から例えば超
音波信号を、夫々同時に送信し(図5(a)参照)、
(3)前記光信号を第1の信号受信部31 で、前記超音
波信号を第2の信号受信部32 で、夫々受信し(図5
(c)参照)、光信号と超音波信号の受信する時間差を
夫々の照明器具の制御部1で計算して、その時間差が照
明器具10gと距離4m以内に相当する時間差tTH以内
である照明器具(この場合、照明器具10a,10b,
10c,10f,10h,10k,10l,10m)が
この制御信号を有効な制御信号として受け取り、動作設
定部7の設定に基づいて照明負荷8を50%の光出力で
点灯させる。
【0027】従って、例えば、照明器具10hでの前記
時間差をtghとすると、tghは、図5(c)に示すよう
に、(Sgh)÷(超音波信号の伝達速度)で求められ、
一方、照明器具10iでの前記時間差をtgiとすると、
giは、図5(d)に示すように、(Sgi)÷(超音波
信号の伝達速度)で求められる。ここで、tgh<tTH
giであれば、照明器具10hは点灯し、照明器具10
iは点灯しないのである。
【0028】このような一連の動作により、各照明器具
10g〜10y間に信号配線をすることなく、また、各
照明器具10g〜10yにアドレス設定することなく、
さまざまな連動制御を行うことが可能になり、大幅な省
施工、作業軽減が実現される。なお、制御信号の無線媒
体は光信号と超音波信号とに限定するものではなく、伝
達速度が異なる信号の組み合わせであれば何でもよく、
その信号の種類も何種類でもかまわない。
【0029】ところで、他の照明器具10からの制御信
号が第1、第2の信号受信部31 、32 に頻繁に入力さ
れる場合、外部信号I/F部6から入力された信号をト
リガとして動作設定部7の設定に基づいて制御部1が制
御していた動作内容が、その直後に他の照明器具10の
第1、第2の信号送信部21 、22 から送信されてきた
制御信号により変わってしまい、都合が悪い場合があ
る。このような場合は、外部信号I/F部6あるいは他
の照明器具10から送信されてきた制御信号を受信して
動作した後、例えば、ある一定時間の間は外部信号I/
F部6からの入力だけしか受け付けないなどのマスク機
能を照明器具10の動作設定部7で設定すればよい。
【0030】また、本実施の形態では、制御信号を送信
側(第1、第2の信号送信部21 、22 )と受信側(第
1、第2の信号受信部31 、32 )とで通信する2点間
通信の連動制御を行っているが、動作設定部7の設定に
より受信した制御用信号を順次リレーして送受信してい
き複数の連動制御を行ってもよい。なお、本実施の形態
では、外部信号I/F部6に人体検知センサ11を接続
したものについて説明したが、人体検知センサ11に限
定するものではなく、外部信号I/F部6に何らかのト
リガ信号を送信できるものであれば良く、スイッチや照
度センサ、温度センサ、マイクロフォンなどでも良い。
【0031】
【発明の効果】請求項1の発明は、照明負荷と、前記照
明負荷の制御を開始するためのトリガ信号を取り込む外
部インターフェース部と、他の照明負荷の連動制御を行
うための第1の制御信号を無線媒体で伝送する一つまた
は複数の送信部と、他の送信部からの第2の制御信号を
受信する一つ又は複数の受信部と、前記トリガ信号ある
いは前記第2の制御信号に基づいて予め設定された動作
内容が得られるように前記照明負荷を制御する制御部
と、前記第1の制御信号の出力を設定することにより前
記第1の制御信号の送信範囲を設定する送信範囲設定部
とを具備した照明器具が複数設置されて構成されること
を特徴とするので、各照明器具へのアドレス設定および
配線作業が不要であり、施工が容易になると共に、所望
する範囲内の照明負荷に限定して連動制御することがで
きるという効果がある。
【0032】
【0033】しかも、外部インターフェース部でトリガ
信号を受信した照明器具が複数の送信部から夫々異なる
信号出力を有する第1の制御信号を他の照明器具へ送信
し、他の照明器具は前記第1の制御信号を受信可能な信
号レベルが異なる複数の受信部で受けることにより、受
信できた第1の制御信号の信号出力値に基づいて前記照
明器具間の距離を判別して、予め設定された距離以内の
照明器具だけが連動制御されることを特徴とするので、
各照明器具へのアドレス設定および配線作業が不要であ
り、施工が容易になると共に、所望する範囲内の照明負
荷に限定して連動制御することができるという効果があ
る。
【0034】請求項2の発明は、照明負荷と、前記照明
負荷の制御を開始するためのトリガ信号を取り込む外部
インターフェース部と、他の照明負荷の連動制御を行う
ための第1の制御信号を無線媒体で伝送する一つまたは
複数の送信部と、他の送信部からの第2の制御信号を受
信する一つ又は複数の受信部と、前記トリガ信号あるい
は前記第2の制御信号に基づいて予め設定された動作内
容が得られるように前記照明負荷を制御する制御部と、
前記第1の制御信号の出力を設定することにより前記第
1の制御信号の送信範囲を設定する送信範囲設定部とを
具備した照明器具が複数設置されて構成されることを特
徴とするので、各照明器具へのアドレス設定および配線
作業が不要であり、施工が容易になると共に、所望する
範囲内の照明負荷に限定して連動制御することができる
という効果がある。 しかも、外部インターフェース部で
トリガ信号を受信した照明器具が複数の送信部から夫々
異なる無線媒体で第1の制御信号を他の照明器具へ送信
し、他の照明器具は前記第1の制御信号の種類に対応し
た複数の受信部で受信し、前記各制御信号を受信する時
間の差により求めた前記照明器具間の距離に応じて前記
他の照明器具が連動制御されることを特徴とするので、
各照明器具へのアドレス設定および配線作業が不要であ
り、施工が容易になると共に、所望する範囲内の照明負
荷に限定して連動制御することができるという効果があ
る。
【0035】請求項3の発明は、照明負荷と、前記照明
負荷の制御を開始するためのトリガ信号を取り込む外部
インターフェース部と、他の照明負荷の連動制御を行う
ための第1の制御信号を無線媒体で伝送する一つまたは
複数の送信部と、他の送信部からの第2の制御信号を受
信する一つ又は複数の受信部と、前記トリガ信号あるい
は前記第2の制御信号に基づいて予め設定された動作内
容が得られるように前記照明負荷を制御する制御部と、
前記第1の制御信号の出力を設定することにより前記第
1の制御信号の送信範囲を設定する送信範囲設定部とを
具備した照明器具が複数設置されて構成されることを特
徴とするので、各照明器具へのアドレス設定および配線
作業が不要であり、施工が容易になると共に、所望する
範囲内の照明負荷に限定して連動制御することができる
という効果がある。 しかも、各照明器具に、前記各照明
器具間で同期した計時手段を付加し、外部インターフェ
ース部でトリガ信号を受信した照明器具は送信部から第
1の時刻の情報を含む第1の制御信号を送信し、他の照
明器具は前記第1の制御信号を受信部で受信し、前記第
1の時刻と前記受信部で第1の制御信号を受信した第2
の時刻との時間差より求めた前記照明器具間の距離に応
じて前記他の照明器具が連動制御されることを特徴とす
るので、各照明器具へのアドレス設定および配線作業が
不要であり、施工が容易になると共に、所望する範囲内
の照明負荷に限定して連動制御することができるという
効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は実施の形態1のシステム構成図であ
る。(b)は同上の要部の構成図である。
【図2】実施の形態1の動作状態図である。
【図3】実施の形態2の動作状態図である。
【図4】実施の形態3の動作状態図である。
【図5】実施の形態3の動作状態図である。
【図6】従来例の概略構成図である。
【図7】他の従来例の概略構成図である。
【符号の説明】
1 制御部 2 送信部 3 受信部 4 送信範囲設定部 5 受信範囲設定部 6 外部信号I/F部 7 動作設定部 10 照明器具 11 人体検知センサ

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 照明負荷と、前記照明負荷の制御を開始
    するためのトリガ信号を取り込む外部インターフェース
    部と、他の照明負荷の連動制御を行うための第1の制御
    信号を無線媒体で伝送する一つまたは複数の送信部と、
    他の送信部からの第2の制御信号を受信する一つ又は複
    数の受信部と、前記トリガ信号あるいは前記第2の制御
    信号に基づいて予め設定された動作内容が得られるよう
    に前記照明負荷を制御する制御部と、前記第1の制御信
    号の出力を設定することにより前記第1の制御信号の送
    信範囲を設定する送信範囲設定部とを具備した照明器具
    が複数設置されて構成され、外部インターフェース部で
    トリガ信号を受信した照明器具は複数の送信部から夫々
    異なる信号出力を有する第1の制御信号を他の照明器具
    へ送信し、他の照明器具は前記第1の制御信号を受信可
    能な信号レベルが異なる複数の受信部で受けることによ
    り、受信できた第1の制御信号の信号出力値に基づいて
    前記照明器具間の距離を判別して、予め設定された距離
    以内の照明器具だけが連動制御されることを特徴とする
    照明制御システム。
  2. 【請求項2】 照明負荷と、前記照明負荷の制御を開始
    するためのトリガ信号を取り込む外部インターフェース
    部と、他の照明負荷の連動制御を行うための第1の制御
    信号を無線媒体で伝送する一つまたは複数の送信部と、
    他の送信部からの第2の制御信号を受信する一つ又は複
    数の受信部と、前記トリガ信号あるいは前記第2の制御
    信号に基づいて予め設定された動作内容が得られるよう
    に前記照明負荷を制御する制御部と、前記第1の制御信
    号の出力を設定することにより前記第1の制御信号の送
    信範囲を設定する送信範囲設定部とを具備した照明器具
    が複数設置されて構成され、外部インターフェース部で
    トリガ信号を受信した照明器具は複数の送信部から夫々
    異なる無線媒体で第1の制御信号を他の照明器具へ送信
    し、他の照明器具は前記第1の制御信号の種類に対応し
    た複数の受信部で受信し、前記各制御信号を受信する時
    間の差により求めた前記照明器具間の距離に応じて前記
    他の照明器具が連動制御されることを特徴とする照明制
    御システム。
  3. 【請求項3】 照明負荷と、前記照明負荷の制御を開始
    するためのトリガ信号を取り込む外部インターフェース
    部と、他の照明負荷の連動制御を行うための 第1の制御
    信号を無線媒体で伝送する一つまたは複数の送信部と、
    他の送信部からの第2の制御信号を受信する一つ又は複
    数の受信部と、前記トリガ信号あるいは前記第2の制御
    信号に基づいて予め設定された動作内容が得られるよう
    に前記照明負荷を制御する制御部と、前記第1の制御信
    号の出力を設定することにより前記第1の制御信号の送
    信範囲を設定する送信範囲設定部とを具備した照明器具
    が複数設置されて構成され、各照明器具に、前記各照明
    器具間で同期した計時手段を付加し、外部インターフェ
    ース部でトリガ信号を受信した照明器具は送信部から第
    1の時刻の情報を含む第1の制御信号を送信し、他の照
    明器具は前記第1の制御信号を受信部で受信し、前記第
    1の時刻と前記受信部で第1の制御信号を受信した第2
    の時刻との時間差より求めた前記照明器具間の距離に応
    じて前記他の照明器具が連動制御されることを特徴とす
    る照明制御システム
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