JP3431401B2 - 自動通報装置 - Google Patents

自動通報装置

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JP3431401B2
JP3431401B2 JP17703996A JP17703996A JP3431401B2 JP 3431401 B2 JP3431401 B2 JP 3431401B2 JP 17703996 A JP17703996 A JP 17703996A JP 17703996 A JP17703996 A JP 17703996A JP 3431401 B2 JP3431401 B2 JP 3431401B2
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尚夫 沢田
英夫 今村
一郎 芳川
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株式会社大興電機製作所
財団法人電気通信共済会
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、電話回線に接続
されて、非常事態の発生時に、所定の通報先に通報メッ
セージを送出するようにする自動通報装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の自動通報装置は、例えば、盗
難、火災等の非常事態が発生した場合に、押ボタンスイ
ッチやセンサにより起動されて、予め設定された通報先
の電話番号を電話回線を通じて送出し、通報先の相手が
応答すると、予め記憶されている通報メッセージを送出
するように構成されている。
【0003】この場合、通報の緊急性から、通報先の相
手が通報メッセージを、その冒頭から聴取できるように
することが重要である。応答した相手が通報メッセージ
を途中から聴取したためにメッセージ情報が不完全な場
合には、応答した相手は次のメッセージサイクルまで待
つことになり、一刻を争う非常事態への対応が遅れるこ
とになるためである。
【0004】通報先の相手が、通報メッセージを冒頭か
ら聴取できるようにするためには、通報先の相手の応答
を検出し、応答があったことを確認した後に通報メッセ
ージを送出するようにすればよい。
【0005】応答の確認は、一般的には、通話線間の直
流電圧の極性反転を検出して行うことができる。しか
し、農村用集団電話用等や、消防署への緊急通報用(1
19番)、警察署への緊急通報用(110番)の電話回
線の場合には、応答があっても通話線間の直流電圧の極
性反転は生じないので、極性反転による応答の確認方法
は、適用できない。
【0006】そこで、出願人は、先に、特願昭60−4
3476号(特公平3−24113号)として、電話回
線の種別に関係なく、通報先の相手の応答を確認した後
に通報メッセージを送出できるようにした自動通報装置
を提供している。
【0007】この先に提供した自動通報装置は、通報先
の電話番号の送出をした後の通話線間の信号レベルを検
出するレベル検出手段と、音声帯域の信号の有無を検出
する音声検出手段と、トーン信号の周波数である400
Hzの信号を検出する400Hz検出手段とを備え、前
記のレベル検出手段、音声検出手段および400Hz検
出手段の出力から、通報先の相手の応答を判定し、相手
の応答を確認した後に通報メッセージを送出するように
している。
【0008】すなわち、この先の自動通報装置におい
て、レベル検出手段の検出出力と、音声検出手段の検出
出力と、400Hz検出手段の検出出力とから、呼び出
し中のリングバックトーンやビジートーンが通話線間に
存在し、未だ、通報先の相手が応答していない状態か、
あるいは前記のトーン信号がなくなり、通報先の相手が
応答して話を始めた状態または通報先の相手が応答して
も何も話さない状態を判定することができ、通報先の相
手の応答を確実に確認した後に、通報メッセージを送出
することができる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
先の自動通報装置は、前記のようにレベル検出手段と、
音声検出手段と、400Hz検出手段と、これら検出手
段の検出出力から応答の確認を行うための判定手段とを
備え、判定手段の判定結果を、例えばマイクロコンピュ
ータからなる制御手段に供給して、制御手段が通報メッ
セージ送出手段やNCU(ネットワークコントロールユ
ニット;網制御回路)を制御する構成であったので、部
品点数が多く、コスト高になると共に、消費電力が大き
く、また保守が厄介であるという問題があった。
【0010】この発明は、以上の点に鑑み、通報先の相
手の応答をソフトウエアで実現可能な構成とすることに
より、部品点数が少なく、消費電力を抑えることがで
き、保守の容易な自動通報装置を提供することを目的と
する。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、この発明による自動通報装置は、後述の図1の機能
ブロック図の各部の参照符号を対応させると、起動信号
に応じて、予め設定された電話番号を送出すると共に、
通報メッセージを送出する自動通報装置において、通話
線間の信号をパルス化するパルス化部5と、前記電話番
号を送出した後の前記パルス化部5の出力信号を受け
て、通報先の応答を判定し、通報先が応答したと識別し
たときに前記通報メッセージの送出を開始するように制
御する応答判定制御部7とを備え、前記応答判定制御部
7は、400Hz近傍の周波数であるトーン信号の1周
期よりも長い予め定められた所定時間毎の前記パルス化
部の出力信号のパルス数を計数する第1のカウント手段
11と、前記第1のカウント手段11のカウント結果に
基づいて、音声帯域の信号の有無を判定する音声有無判
定手段12と、前記パルス化部5の出力信号のパルス周
期を計測して、計測されたパルス周期がトーン信号の周
期に等しいものであるかを判定する周期計測判定手段1
3と、前記所定時間の間における、前記周期計測判定手
段13で計測されたパルス周期がトーン信号のパルス周
期に等しいと判断される個数を計数する第2のカウント
手段14と、前記第1のカウント手段11のカウント結
果と、前記第2のカウント手段14のカウント結果とを
比較して、その比較結果から前記トーン信号と、その他
の音声帯域の信号とを区別するトーン/他音声判定手段
15と、前記音声有無判定手段12の判定結果と、前記
トーン/他音声判定手段15の判定結果とに基づいて、
前記通報先の応答の判定を行う応答判定手段17とを備
えることを特徴とする。
【0012】
【作用】上記の構成の自動通報装置においては、これが
起動され、通報先の電話番号が送出されると、応答判定
制御部7の各手段により次のようにして通報先の相手の
応答の判定が行われる。
【0013】応答判定制御部7の第1のカウント手段1
1のカウント値は、前記所定時間の間に、パルス化部5
の出力信号にパルスが現れないときは、零である。パル
ス化部5の出力信号にパルスが現れると、第1のカウン
ト手段11は、前記所定時間毎のパルス数のカウントを
行う。音声有無判定手段12は、この所定時間毎の第1
のカウント手段11のカウント値が零であれば、前記所
定時間の間は無音と検出し、カウント値が零でなければ
前記所定時間の間に何等かの音声帯域の信号が有ると検
知する。
【0014】また、周期計測判定手段は、パルス化部5
の出力信号のパルス周期を計測する。そして、前記所定
時間の間において、計測されたパルス周期が、400H
z近傍の周波数であるトーン信号の周期に等しいもので
あると判定した個数を、第2のカウント手段14は計数
する。
【0015】したがって、通話線間にリングバックトー
ンやビジートーン等のトーン信号が現れているときに
は、第1のカウント手段11のカウント値と、第2のカ
ウント手段14のカウント値は等しいものとなる。これ
らトーン信号が通話線間に存在するときには、他の信号
が存在することはないからである。
【0016】また、通話線間にトーン信号以外の音声帯
域の信号が有るときには、第1のカウント手段11のカ
ウント値と、第2のカウント手段14のカウント値とは
異なるものとなる。400Hzの信号が継続的に通話音
声に含まれることは希であるからである。
【0017】トーン/他音声判定手段15は、第1およ
び第2のカウント手段11および14のカウント結果を
比較して、通話線間に現れている信号が、トーンか、他
の信号かを判定する。
【0018】応答判定手段17は、音声有無判定手段1
2による音声帯域の信号の有無の判定結果に基づいて、
無音が例えば一定時間以上継続したことを検知したとき
には、通報先では無音で応答していると判定する。ま
た、音声有無判定手段12による音声帯域の信号の有無
の判定結果により、通話線間に音声帯域の信号が存在す
ると判定したときには、トーン/他音声判定手段15の
判定結果を参照し、通話線間に存在する信号がリングバ
ックトーンやビジートーンであると検知したときは、未
だ、相手が応答していない状態であると検知する。ま
た、トーン/他音声判定手段15の判定結果により、通
話線間に存在する信号がリングバックトーンやビジート
ーン以外の信号であると判定したときには、通報先の相
手の音声による応答が有ったと判定する。
【0019】そして、この応答判定手段の判定により、
通報先の相手が応答したと判定したときに、通報メッセ
ージを送出するようにする。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、この発明による自動通報装
置の一実施の形態を図を参照しながら説明する。
【0021】この実施の形態の自動通報装置は、図2の
ブロック図に示すように、電話回線1に接続される網制
御回路2と、メッセージ送出回路3と、ダイヤル送出回
路4と、パルス化回路5と、起動手段6と、応答判定制
御部としても働く制御部7とからなる。
【0022】網制御回路2は従来一般的に用いられてい
るものと同様のものであり、回線の捕捉、ダイヤル送出
回路4からのダイヤル信号の送出等を行う。メッセージ
送出回路3は、予め通報メッセージを磁気テープや音声
合成回路のメモリ等により保持しており、制御部7から
の指示により、網制御回路2を介して電話回線1に通報
メッセージを送出する。
【0023】ダイヤル送出回路4は、予め通報先の電話
番号を保持しており、制御部7からの指示により、当該
通報先の電話番号を網制御回路2を通じて電話回線1に
送出する。
【0024】パルス化回路5は、線路10により網制御
回路2に接続され、通話線間に現れる音声帯域の信号の
レベルを、所定の基準レベルと比較してパルス化して、
パルス信号S5を得、そのパルス信号S5を制御部7に
入力する。
【0025】起動手段6は、押ボタンスイッチまたはセ
ンサ等からなり、緊急事態が発生したときに、制御部7
に起動信号を与える。
【0026】制御部7は、この実施の形態においては、
マイクロコンピュータにより構成されるもので、CPU
71と、種々のプログラム等を記憶するROM72と、
主としてワークエリアとして働くRAM73とを備える
と共に、上述の網制御回路2、メッセージ送出回路3、
ダイヤル送出回路4、パルス化回路5、起動手段6との
入出力のやり取りをするための複数個の入出力ポート7
4〜78を備える。
【0027】制御部7は、ポート78を通じて起動手段
6からの起動信号を受けると、ポート74を通じて網制
御回路2に制御信号を送り、この網制御回路2を駆動す
る。網制御回路2は、これに応じて電話回線1を捕捉す
る。制御部7は、電話回線1を捕捉したことを確認した
後に、ダイヤル送出回路4にポート75を通じてダイヤ
ル送出指示を与える。すると、ダイヤル送出回路4は通
報先の電話番号を網制御回路2を通じて電話回線1に送
出する。網制御回路2は、以上のようにしてダイヤル送
出をした後、電話回線1に線路10を接続し、電話回線
1に到来する信号がパルス化回路5に入力されるように
する。
【0028】制御部7は、このダイヤル送出後に、パル
ス化回路5の出力信号をポート77を通じて取り込む。
そして、後で詳述するような応答判定制御処理を行い、
通報先の相手の応答を確認した後、ポート74を通じて
網制御回路2を制御して、線路10を電話回線1から切
り離すと共に、ポート75を通じてメッセージ送出手段
3にメッセージ送出指示を送る。メッセージ送出手段3
は、この指示により保持している通報メッセージを網制
御回路2を通じて電話回線1に送出する。
【0029】制御部7は、また、応答判定制御処理にお
いて、通報先の相手が一定時間応答しなかった場合や、
相手が話し中で、ビジーである場合には、自動通報動作
を、回線捕捉動作からやり直すようにする処理も行う。
【0030】制御部7で実行される応答判定制御処理を
その処理機能を中心にした機能ブロック図で表すと、図
1に示すようなものとなる。
【0031】すなわち、制御部7の機能としての応答判
定制御部は、入力パルス数カウント手段11と、音声有
無判定手段12と、パルス周期計測判定手段13と、4
00Hz検出カウント手段14と、トーン/他音声判定
手段15と、トーン種別判定手段16と、応答判定手段
17と、通報制御手段18により実行される。
【0032】入力パルス数カウント手段11は、電話回
線1の通話線間にトーン信号や他の音声帯域の信号が現
れたときに、それがパルス化回路5によりパルスS5に
変換されるので、そのパルス数を計測するもので、例え
ばパルスS5の立ち下がりをカウントすることにより、
パルス数をカウントするが、一定周期の信号Tsにより
リセットされる。したがって、この入力パルス数カウン
ト手段11は、この信号Tsの1周期の時間毎のパルス
化回路5からの入力パルス数を計測する。
【0033】この場合、信号Tsの周期は、その周期中
に、通話音声やトーン信号のパルスを複数個計数できる
ような値に選定される。トーン信号の周波数は350H
z〜450Hz(1周期は2.2〜2.9ミリ秒)であ
り、音声信号の周波数は300Hz〜1500Hz(1
周期は0.67〜3.33ミリ秒)であるので、この実
施の形態では、Ts=16.67ミリ秒と選定される。
【0034】そして、第1のカウント手段11は、この
16.67ミリ秒間隔毎の入力パルスS5のカウント値
出力S11を、音声有無判定手段12およびトーン/他
音声判定手段15に供給する。
【0035】音声有無判定手段12は、入力パルス数カ
ウント手段11からの、16.67ミリ秒間隔毎の出力
カウント値S11を、信号Tsに同期して取り込み、こ
の出力カウント値S11から、音声帯域の信号の有無を
判定する。
【0036】すなわち、音声帯域の信号が電話回線1に
現れていないときには、入力パルス数カウント手段11
の出力カウント値S11は零であるので、このカウント
値S11が零であることが、一定時間以上、例えば10
秒間以上、継続したときに、電話回線1は無音の状態で
あると判定する。入力パルス数カウント手段11の出力
カウント値S11が零ではなく、1以上であるときに
は、電話回線1に音声帯域の信号が存在する状態である
と判定する。この音声有無判定手段12は、音声帯域の
信号の有無の判定出力S12をトーン種別判定手段16
および応答判定手段17に供給する。
【0037】パルス周期計測判定手段13は、この実施
の形態では、パルス化回路5からのパルスS5の周期を
計測し、それがトーン信号の周期に等しいとみなせるか
否かを判定する。この実施の形態の場合には、このパル
ス周期計測判定手段13は、図3に示すように、入力パ
ルスS5の立ち下がりから次の立ち下がりまでの間隔
を、図示しない周期カウンタの計数値として計測する。
【0038】すなわち、パルス周期計測判定手段13
は、入力パルスS5の周波数に比較して十分に高い周波
数のクロックパルスを計数する周期カウンタを備え、こ
の周期カウンタが入力パルスS5の立ち下がりによりリ
セット(カウント値が零クリア)されると共に、リセッ
トされる直前のカウント値がパルス周期として取得さ
れ、そのカウント値から周期を測定する。
【0039】そして、測定したパルス周期が350〜4
50Hzの信号の周期とみなせる場合には、400Hz
カウント手段14に検出パルスS13を供給する。
【0040】400Hzカウント手段14は、この検出
パルスS13の個数をカウントする。そして、この40
0Hzカウント手段14は、信号Tsにより、16.6
7ミリ秒毎にリセットされて、カウント値が零クリアさ
れる。したがって、400Hzカウント手段14は、1
6.67ミリ秒毎の検出パルスS13の個数を計数す
る。そして、この400Hzカウント手段14は、1
6.67ミリ秒毎のカウント値出力S14をトーン/他
音声判定手段15に供給する。
【0041】トーン/他音声判定手段15は、入力パル
ス数カウント手段11の出力カウント値と、400Hz
カウント手段14の出力カウント値S14とを、信号T
sに同期して取り込んで両カウント値を比較し、両カウ
ント値が等しいと判断できるときには、入力パルスS5
は、リングバックトーンやビジートーンなどのトーン信
号と判定し、両カウント値が不一致と判断できる場合に
は、入力パルスS5は、トーン信号以外の他の音声帯域
の信号であると判定する。トーン信号以外の音声帯域の
信号にも350〜450Hzの信号成分も含まれるが、
それが連続して一定時間以上、例えば16.67ミリ秒
以上の間、継続して含まれることは殆どないからであ
る。
【0042】そして、トーン/他音声判定手段15は、
その判定出力S15をトーン種別判定手段16および応
答判定手段17に供給する。
【0043】トーン種別判定手段16は、信号Tsに同
期して16.67ミリ秒毎に、音声有無判定手段12か
らの無音の判定出力S12と、トーン/他音声判定手段
15からの判定出力S15とを取り込み、トーン信号の
継続時間と無音の継続時間とを計測する。
【0044】そして、トーン種別判定手段16は、トー
ン信号と無音の交互の継続時間から、判定されたトーン
信号はビジートーンか、リングバックトーンかを判定す
る。この実施の形態においては、図4Aに示すように、
トーン信号の1秒継続と、無音の2秒継続が交互に複数
回、例えば3回続いたときには、リングバックトーンと
判定し、また、図4Bに示すように、トーン信号の0.
5秒継続と、無音の0.5秒継続が交互に複数回、例え
ば5回続いたときには、ビジートーンと判定する。そし
て、トーン種別判定手段16は、そのトーン種別判定出
力S16を応答判定手段17に供給する。
【0045】応答判定手段17は、信号Tsに同期し
て、16.67ミリ秒毎に、音声有無判定手段12の無
音検出出力S12と、トーン/他音声判定手段15から
の判定出力S15と、トーン種別判定手段16からのト
ーン種別判定出力S16とを取得する。
【0046】そして、応答判定手段17は、トーン/他
音声判定手段15からの判定出力S15がトーン信号以
外の他の音声帯域の信号である、つまり通報先の相手の
応答音声であることを一定時間継続、例えば700ミリ
秒継続したことを検出したときには、相手の応答があっ
たと認定して、その旨を通報制御手段18に供給する。
通報制御手段18は、これを受けて、通報メッセージ送
出回路3に通報開始の指示を送る。
【0047】また、応答判定手段17は、音声有無判定
手段12からの無音判定出力S12により、無音が一定
時間、例えば10秒継続したことを検出したときにも、
相手の応答があったと認定して、その旨を通報制御手段
18に供給する。通報制御手段18は、これを受けて、
通報メッセージ送出回路3に通報開始の指示を送る。
【0048】また、応答判定手段17は、トーン種別判
定手段16からのトーン種別判定出力S16がビジート
ーンを検出したことを意味するものであるときには、そ
の旨を通報制御手段18に供給する。通報制御手段18
は、これを受けて、網制御回路2に制御信号を送り、電
話回線を一旦開放させる。そして、もう一度、回線捕捉
し直して、通報先への電話番号送出動作からやり直すよ
うに動作制御する。
【0049】さらに、応答判定手段17は、トーン種別
判定手段16からのトーン種別判定出力S16がリング
バックトーンを検出したことを意味するものであって、
これが一定時間、例えば34秒程度継続したと判定した
ときには、その旨を通報制御手段18に供給する。通報
制御手段18は、これを受けて、網制御回路2に制御信
号を送り、電話回線を一旦開放させ、もう一度、回線捕
捉し直して、通報先への電話番号送出動作からやり直す
ように動作制御する。これにより、通報先の相手の応答
の機会を増やすことができ、緊急通報をより確実に通報
先に送ることができるようになる。
【0050】以上のような図1の機能動作を制御部7
は、実際的には、ソフトウエアにより、実行する。この
制御部7において実際的に実行される応答判定処理ルー
チンを、図5〜図7のフローチャートを参照して説明す
る。
【0051】図5は、応答判定処理のメインルーチン1
00のフローチャートである。すなわち、自動通報装置
に電源が投入され、装置が動作開始となると、起動信号
の入力待ちの状態になる(ステップ101)。
【0052】この状態で、起動ボタンが押されたり、セ
ンサにより異常が検出されたりして、起動信号が制御部
7に入力されると、制御部7は網制御回路2を制御して
電話回線を捕捉する(ステップ102)。そして、電話
回線にダイヤルトーンが得られたことを検出(ステップ
103)した後、ダイヤル送出回路4に番号送出指示を
送り、通報先へのダイヤル発信動作をする(ステップ1
04)。この場合、制御部7は、ステップ103でのダ
イヤルトーンの検出も、パルス化回路5からのパルスS
5を取り込んで、前述と同様にして、トーン種別判定手
段16を用いて行うものである。
【0053】ステップ104で通報先にダイヤル発信を
行った後、網制御回路2により電話回線1と線路10と
を接続させ、16.67ミリ秒毎のタイマ割り込み処理
ルーチンと、パルス化回路5からのパルスS5のパルス
エッジ(この例では立ち下がり)による割り込み処理ル
ーチンとの実行を許可する(ステップ105)。
【0054】このため、図6のパルスエッジ割り込み処
理ルーチン200と、図7のタイマ割り込み処理ルーチ
ン300が実行可能となる。
【0055】すなわち、パルス化回路5からパルス出力
S5が得られると、その立ち下がりのエッジによりパル
スエッジ割り込み処理ルーチン200がスタートとな
り、入力パルス数カウンタのカウント値CA(=S1
1)を「1」だけカウントアップする(ステップ20
1)。
【0056】次に、その立ち下がり時点でのパルス周期
計測カウンタのカウント値、つまり、1つ前の立ち下が
りから今回の立ち下がりまでの時間(パルス周期)に相
当するカウント値CBを取得した後、このパルス周期計
測カウンタのカウント値をクリアして、この立ち下がり
からの周期計測を開始する(ステップ202)。
【0057】次に、取得したカウント値CBから、入力
パルスS5の周波数が350〜450Hzであるか否か
判定する(ステップ203)。入力パルスS5の周波数
が350〜450Hzでなければ、このルーチン200
のそのまま終了してメインルーチン100に戻る。入力
パルスS5の周波数が350〜450Hzであれば、4
00Hzカウンタのカウント値CC(=S14)を
「1」だけ、カウントアップした後(ステップ20
4)、このルーチン200を終了して、メインルーチン
100に戻る。
【0058】このルーチン200のステップ201の入
力パルス数カウンタは、前述した入力パルス数カウント
手段11に相当し、ステップ202のパルス周期計測カ
ウンタおよびステップ203の判定ステップはパルス周
期計測判定手段13に相当する。また、ステップ204
の400Hzカウンタは、400Hzカウント手段14
に相当する。なお、入力パルス数カウンタのカウント値
CAと、400Hzカウンタのカウント値CCのクリア
は、後述するように、タイマ割り込み処理ルーチン30
0のステップ305において行われる。
【0059】図6の割り込み処理ルーチンと並行して、
16.67ミリ秒毎に、図7の割り込み処理ルーチン3
00が起動される。
【0060】すなわち、まず、入力パルス数カウンタの
カウント値CAが零か否かを判定する(ステップ30
1)。カウント値CAが零であれば、それより以前の1
6.67ミリ秒の間は、通話線間にパルス出力S5が現
れず、無音状態であると判定され、カウント値CAが零
でなければ、パルス出力S5が現れた有音状態と判定す
る。
【0061】そして、ステップ301で、パルス出力S
5が現れたと判定したときには、入力パルス数カウンタ
のカウント値CAと、400Hzカウンタのカウント値
CCとを比較して、両カウント値が等しいか否か判定す
る(ステップ302)。前述したように、両カウント値
が等しいときには、通話線間の音声帯域の信号はトーン
信号と判定し、両カウント値が等しくなければ他の音声
帯域の信号であると判定する。
【0062】そして、通話線間の音声帯域の信号は、ト
ーン信号であると判定したときには、トーン信号の1秒
継続と、無音の2秒継続が交互に複数回、例えば3回続
いたか否か判定し(ステップ303)、そうであれば、
リングバックトーンを検出したと決定する(ステップ3
04)。そして、入力パルス数カウンタおよび400H
zカウンタをクリアした後(ステップ305)、この割
り込み処理ルーチン300を終了する。
【0063】ステップ303での判定の結果、トーン信
号の1秒継続と、無音の2秒継続ではない、あるいはそ
れが3回続いたものではないと判定したときには、トー
ン信号の0.5秒継続と、無音の0.5秒継続が交互に
複数回、例えば5回続いたか否か判定し(ステップ30
6)、そうであれば、ビジートーンを検出したと決定す
る(ステップ307)。そして、タイマ割り込み処理ル
ーチン300およびパルスエッジ割り込み処理ルーチン
200の実行を禁止し(ステップ308)、その後、ス
テップ305に進んで、入力パルス数カウンタおよび4
00Hzカウンタをクリアした後、この割り込み処理ル
ーチン300を終了する。
【0064】ステップ306での判定の結果、トーン信
号の0.5秒継続と、無音の0.5秒継続ではない、あ
るいはそれが5回続いたものではないと判定したときに
は、ステップ305に進んで、入力パルス数カウンタお
よび400Hzカウンタをクリアした後、この割り込み
処理ルーチン300を終了する。
【0065】ステップ302での判定の結果、入力パル
ス数カウンタのカウント値CAと400Hzカウンタの
カウント値CCとが不一致で、パルス出力S5がトーン
信号でないと判定されたときには、両カウント値の不一
致の状態が一定時間、例えば700ミリ秒継続したか否
か判定する(ステップ309)。そして、ステップ30
9で、700ミリ秒以上継続したと判定したときには、
相手の通話音声を検出したと決定する(ステップ31
0)。そして、ステップ308に進み、タイマ割り込み
処理ルーチン300およびパルスエッジ割り込み処理ル
ーチン200の実行を禁止した後、ステップ305に進
んで、入力パルス数カウンタおよび400Hzカウンタ
をクリアし、この割り込み処理ルーチン300を終了す
る。
【0066】また、ステップ309で、700ミリ秒以
上継続していないと判別したときには、ステップ305
に進んで、入力パルス数カウンタおよび400Hzカウ
ンタをクリアした後、この割り込み処理ルーチン300
を終了する。
【0067】そして、ステップ301において、入力パ
ルス数カウンタのカウント値CAが零であると判定した
ときには、それが継続して10秒以上続いているか否か
判定する(ステップ311)。そして、10秒以上続い
ていると判別したときには、相手が応答しているが無音
であると決定する(ステップ312)。そして、ステッ
プ308に進み、タイマ割り込み処理ルーチン300お
よびパルスエッジ割り込み処理ルーチン200の実行を
禁止した後、ステップ305に進んで、入力パルス数カ
ウンタおよび400Hzカウンタをクリアし、この割り
込み処理ルーチン300を終了する。
【0068】また、ステップ311で、無音が10秒以
上は継続していないと判別したときには、ステップ30
5に進んで、入力パルス数カウンタおよび400Hzカ
ウンタをクリアした後、この割り込み処理ルーチン30
0を終了する。
【0069】ステップ301は図1の音声有無判定手段
12に相当し、ステップ302は、トーン/他音声判定
手段15に相当する。また、ステップ303、306は
トーン種別判定手段16に相当する。さらに、ステップ
304、307、310、312は応答判定手段17に
相当する。
【0070】以上のようにして、パルスエッジ割り込み
処理ルーチン200およびタイマ割り込み処理ルーチン
300により、通報先の応答があったかどうかが決定さ
れるが、メインルーチンでは、前記ステップ304、3
07、310、312のいずれかで検出結果が得られて
通報先の応答に関する状態の識別が確定したか否かをス
テップ106で監視する。そして、前記ステップ30
4、307、310、312のいずれかで検出結果が得
られると、ステップ106からステップ107に進む。
【0071】ステップ107では、検出結果は、相手が
応答して通話音声が有る状態か、あるいは相手が応答し
たが無音の状態であるか否かを判別する。そして、いず
れかの状態であると判別したときには、ステップ108
に進んで、網制御回路2を制御して、電話回線1から線
路10を切り離すと共に、メッセージ送出回路3から通
報メッセージを送出させるように指示を出す。
【0072】そして、ステップ109に進んで、一旦、
回線を開放し、通報先からの確認のための着信を待つ。
そして、ステップ110で、この通報先からの着信(逆
信)を検出すると、ステップ111で通話を行い、ステ
ップ112で通話終了処理をした後、ステップ101に
戻り、起動信号の待機状態に復帰する。
【0073】また、ステップ107で、相手が応答して
通話音声が有る状態か、あるいは相手が応答したが無音
の状態のいずれの状態でもないと判定されたときには、
トーン信号が電話回線に現れているとしてステップ12
1に進み、そのトーン信号は、ビジートーンか、あるい
はリングバックトーンかを判定する。ビジートーンであ
ると判定されたときには、ステップ124に進んで、回
線を開放し、その後、ステップ102に戻って、回線捕
捉処理からの通報処理をやり直す。
【0074】また、ステップ121での判定結果がリン
グバックトーンであるときには、ステップ122に進ん
で、一定時間、例えば34秒、リングバックトーンの状
態が継続したか否か判別し、34秒経過していなければ
ステップ106に戻り、応答判定が確定するのを待つ。
【0075】そして、リングバックトーンの状態が34
秒以上継続したと判定したときには、ステップ123に
進み、タイマ割り込み処理ルーチン300およびパルス
エッジ割り込み処理ルーチン200の実行を禁止した
後、ステップ124に進み、回線を開放する。そして、
ステップ102に戻って、回線捕捉処理からの通報処理
をやり直す。
【0076】以上のようにして、この実施の形態によれ
ば、通報先へのダイヤル発信後の通話線間の信号を、パ
ルス化回路5を通じてマイクロコンピュータを備える制
御部7に取り込み、ソフトウエア処理により通報先の相
手の応答判定を行うことができるような構成にしたの
で、ハードウエア構成が非常に簡単になり、保守点検が
容易になる。
【0077】そして、無音と有音との判定は、パルス化
回路5からのパルスを計数する入力パルス数カウンタの
カウント値により行い、トーン信号と他の音声帯域の信
号との区別判定は、入力パルス数カウンタと、400H
zカウンタのカウント値の比較により行えるように構成
したので、ソフトウエア構成も非常に簡単である。
【0078】また、上述の実施の形態においては、通報
先へのダイヤル発信後の通話線間の状態からビジートー
ンを検出したときには、即座に自動通報のやり直しを行
うように構成したので、緊急性を有する通報をより迅速
に行える。
【0079】同様に、リングバックトーンが一定時間以
上継続するようなときにも、自動通報のやり直しを行う
ように構成したので、通報の相手先の応答の機会が増加
し、より確実な通報が行える。
【0080】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、通話線間の信号をパルス化するパルス化回路と、マ
イクロコンピュータを備える制御部により、通報先の応
答の判定を行う回路部を構成することができるような構
成であるので、装置の構成が容易であり、コスト的に安
価になると共に、消費電力が抑えられ、保守が容易な自
動通報装置を実現することができる。
【0081】また、相手が話中などの場合のように、回
線が塞がっているときには、即座に再通報処理を行うよ
うに構成したので、緊急性のある通報を、より確実に通
報先に送ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明による自動通報装置の一実施の形態の
要部の機能ブロック図である。
【図2】この発明による自動通報装置の一実施の形態の
全体のブロック図である。
【図3】この発明による自動通報装置の一実施の形態の
動作を説明するための図である。
【図4】この発明による自動通報装置の一実施の形態の
動作を説明するための図である。
【図5】この発明による自動通報装置の一実施の形態の
要部の説明のためのフローチャートである。
【図6】この発明による自動通報装置の一実施の形態の
要部の説明のためのフローチャートである。
【図7】この発明による自動通報装置の一実施の形態の
要部の説明のためのフローチャートである。
【符号の説明】
1 電話回線 2 網制御回路 3 メッセージ送出回路 4 ダイヤル送出回路 5 パルス化回路 6 起動手段 7 制御部 71 CPU 72 ROM(プログラム用)
フロントページの続き (72)発明者 芳川 一郎 東京都港区虎ノ門三丁目8番21号 財団 法人電気通信共済会内 (56)参考文献 特開 平1−218161(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04M 11/00 - 11/10

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】起動信号に応じて、予め設定された電話番
    号を送出すると共に、通報メッセージを送出する自動通
    報装置において、 通話線間の信号をパルス化するパルス化部と、 前記電話番号を送出した後の前記パルス化部の出力信号
    を受けて、通報先の応答を判定し、通報先が応答したと
    識別したときに前記通報メッセージの送出を開始するよ
    うに制御する応答判定制御部とを備え、 前記応答判定制御部は、 400Hz近傍の周波数であるトーン信号の1周期より
    も長い予め定められた所定時間毎の前記パルス化部の出
    力信号のパルス数を計数する第1のカウント手段と、 前記第1のカウント手段のカウント結果に基づいて、音
    声帯域の信号の有無を判定する音声有無判定手段と、 前記パルス化部の出力信号のパルス周期を計測して、計
    測されたパルス周期が前記トーン信号の周期に等しいも
    のであるかを判定する周期計測判定手段と、 前記所定時間の間における、前記周期計測判定手段で計
    測されたパルス周期がトーン信号のパルス周期に等しい
    と判断される個数を計数する第2のカウント手段と、 前記第1のカウント手段のカウント結果と、前記第2の
    カウント手段のカウント結果とを比較して、その比較結
    果から前記トーン信号と、その他の音声帯域の信号とを
    区別するトーン/他音声判定手段と、 前記音声有無判定手段の判定結果と、前記トーン/他音
    声判定手段の判定結果とに基づいて、前記通報先の応答
    の判定を行う応答判定手段とを備えることを特徴とする
    自動通報装置。
  2. 【請求項2】前記判定制御部は、CPUを備え、前記第
    1のカウント手段、第2のカウント手段、音声有無判定
    手段、トーン/他音声判定手段、応答判定手段のそれぞ
    れがソフトウエアによる機能手段として構成されるもの
    であり、 前記第1のカウント手段、周期計測判定手段および前記
    第2のカウント手段は、前記パルス化部の出力信号のパ
    ルスのエッジにより割り込み開始となる割り込み処理に
    より実行され、 前記音声有無判定手段、前記トーン/他音声判定手段お
    よび応答判定手段は、前記予め定められた所定時間毎の
    割り込み処理により実行されることを特徴とする請求項
    1に記載の自動通報装置。
  3. 【請求項3】起動信号に応じて、予め設定された電話番
    号を送出すると共に、通報メッセージを送出する自動通
    報装置において、 通話線間の信号をパルス化するパルス化部と、 前記電話番号を送出した後の前記パルス化部の出力信号
    を受けて、通報先の応答を判定し、通報先が応答したと
    識別したときに前記通報メッセージの送出を開始するよ
    うに制御する応答判定制御部と、 を備え、 前記応答判定制御部は、 400Hz近傍の周波数であるトーン信号の1周期より
    も長い予め定められた所定時間毎の前記パルス化部の出
    力信号のパルス数を計数する第1のカウント手段と、 前記第1のカウント手段のカウント結果に基づいて、音
    声帯域の信号の有無を判定する音声有無判定手段と、 前記パルス化部の出力信号のパルス周期を計測して、計
    測されたパルス周期が前記トーン信号の周期に等しいも
    のであるかを判定する周期計測判定手段と、 前記所定時間の間における、前記周期計測判定手段で計
    測されたパルス周期がトーン信号のパルス周期に等しい
    と判断される個数を計数する第2のカウント手段と、 前記第1のカウント手段のカウント結果と、前記第2の
    カウント手段のカウント結果とを比較して、その比較結
    果から前記トーン信号と、その他の音声帯域の信号とを
    区別するトーン/他音声判定手段と、 前記音声有無判定手段の判定結果と、前記トーン/他音
    声判定手段の判定結果とを受けて、前記トーン信号の継
    続時間と無音の継続時間との関係から、前記トーン/他
    音声判定手段で検出されたトーン信号が、ビジートーン
    か、リングバックトーンかを判別するトーン種別判定手
    段と、 前記音声有無判定手段の判定結果と、前記トーン/他音
    声判定手段の判定結果と、前記トーン種別判定手段の判
    定結果とを受けて、前記通報先が応答したかの判定と、
    通報先が話中でビジーであるかの判定とを行なう応答判
    定手段と、 前記応答判定手段から、前記通報先が応答したとの判定
    結果を受けたときには、前記通報メッセージの送出を開
    始するように制御し、前記応答判定手段から、前記通報
    先が話中でビジーであるとの判定結果を受けたときに
    は、一旦、回線を開放して、再発信を行なうように制御
    する通報制御手段と、 を備えることを特徴とする自動通報装置。
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