JP3430015B2 - 信頼性試験システム - Google Patents

信頼性試験システム

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JP3430015B2 JP15669098A JP15669098A JP3430015B2 JP 3430015 B2 JP3430015 B2 JP 3430015B2 JP 15669098 A JP15669098 A JP 15669098A JP 15669098 A JP15669098 A JP 15669098A JP 3430015 B2 JP3430015 B2 JP 3430015B2
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  • Testing Of Individual Semiconductor Devices (AREA)
  • Tests Of Electronic Circuits (AREA)
  • Measuring Leads Or Probes (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、信頼性試験システ
ムに関し、更に詳しくは、半導体ウエハ(以下、単に
「ウエハ」と称す。)とコンタクタとを一括接触させて
一体化物を形成し、信頼性試験後の一体化物をウエハ及
びコンタクタを円滑に分解し、それぞれを元の位置に確
実に戻すことができる信頼性試験システムに関する。
【0002】
【従来の技術】半導体検査工程ではウエハの表面に多数
形成された半導体素子(以下、「チップ」と称す。)に
ついてウエハ状態のまま個々のチップについて電気的特
性検査を行い、電気的特性に欠陥のないチップをスクリ
ーニングするようにしている。スクリーニングされた良
品チップは組立工程で合成樹脂またはセラミックによっ
てパッケージしている。また、信頼性試験ではパッケー
ジ製品に温度的、電気的ストレスを加えてチップの潜在
的欠陥等を顕在化させ、不良品を除去するようにしてい
る。
【0003】一方、電気製品の小型化、高機能化に伴っ
てチップが小型化、高集積化している。しかも、最近で
は、半導体製品の更なる小型化のための実装技術が種々
開発され、特に、チップをパッケージ化せず、いわゆる
ベアチップのまま実装する技術が開発されている。ベア
チップを市場に出すためには品質保証されたベアチップ
が要求される。品質保証されたベアチップを市場に出す
には信頼性試験を行わなくてはならない。従来の信頼性
試験装置を用いてベアチップを検査するには、ベアチッ
プとソケットとの電気的接続等の種々の難しい点を解決
しなくてならず、しかも小さなベアチップを取り扱うた
め、取り扱いが極めて煩雑になり検査コストの上昇を招
く虞がある。
【0004】そこで、複数枚のウエハをウエハ状態のま
ま同時に低コストで信頼性試験を行える試験技術が例え
ば特開平7−231019号公報、特開平8−5666
号公報及び特開平8−340030号公報において提案
されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来
は、ウエハの一括接触を行う時にはコンタクタ及びウエ
ハを互いに対向させて配置し、コンタクタの基準となる
複数の接触端子とこれらに対応するウエハの基準となる
電極パッドとを目視によりそれぞれの位置を確認しなが
ら順次位置合わせ(以下、「アライメント」と称す。)
を行い、両者がアライメントされた時点でこれら両者を
一括して接触させるため、オペレータが基準となる接触
端子とこれに対応する電極パッドとのアライメント作業
に長時間を費やし、作業効率が悪くオペレータに多大な
負荷がかかり、しかもアライメント精度に個人差があっ
て安定した接触状態を得ることが難しいという課題があ
った。
【0006】そこで、本出願人は信頼性試験システムを
構築するために、特願平10−54423号明細書にお
いて位置決めピンを介して載置台(メインチャック)上
で位置決め保持されたウエハ保持体(ウエハチャック)
と、ウエハチャック上に搬送機構(ピンセット)を介し
て載置されたウエハと、ヘッドプレートに着脱自在に装
着されたコンタクタの三者を一体化物(以下、「シェ
ル」と称す。)として一体化する時、メインチャックを
X、Y、Z及びθ方向に移動させることによりウエハと
コンタクタをアライメントした後、メインチャックが上
昇し、メインチャックに付帯する真空継手とウエハチャ
ックの弁機構とを接続してウエハチャックに対してウエ
ハ及びコンタクタを真空吸着する位置合わせ装置(アラ
イナー)を提案した。また、特願平9−318920号
明細書において信頼性試験時にウエハをシェルとして一
定の試験温度に管理するウエハ温度制御装置及びウエハ
収納室として提案した。しかし、ウエハ収納室(以下、
「試験室」と称す。)でウエハの信頼性試験を行った後
アライナーにおいてシェルを分解する場合には、メイン
チャックが一体化した時と同一の位置(X、Y、θがそ
れぞれ同一の位置)に控えていないと、メインチャック
を上昇させてもヘッドプレートにシェルとして装着され
たウエハチャックの位置決めピン用の孔とメインチャッ
クの位置決めピンの位置が合わず、メインチャックとシ
ェルとを接合することができず、ひいてはメインチャッ
クの真空継手とウエハチャックの弁機構とを接続するこ
とができず、シェルの真空を解除して三者に分解するこ
とができないという課題があった。
【0007】本発明は、上記課題を解決するためになさ
れたもので、信頼性試験後にシェルをウエハ保持体、ウ
エハ及びコンタクタとして分解する時に、これら三者を
一体化した時の位置へメインチャック(載置台)を自動
的に移動させてシェルと載置台を円滑且つ確実に接合す
ることができ、シェルをウエハ保持体、ウエハ及びコン
タクタとして迅速に分解することができる信頼性試験シ
ステムを提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に記載
の信頼性試験システムは、第1制御装置による制御下で
X、Y、Z及びθ方向に移動可能な載置台上でウエハ保
持体からの真空吸着により半導体ウエハ及びコンタクタ
上記ウエハ保持体上で一括接触させてこれら三者をシ
ェルとして一体化するアライナーと、このアライナーに
よって一体化された上記シェルを受け取って第2制御装
置による制御下で上記シェル内の半導体ウエハの信頼性
試験を行う信頼性試験装置とを備えた信頼性試験システ
ムであって、上記半導体ウエハに付設された第1識別符
号を読み取る第1読取手段及び上記コンタクタに付設さ
れた第2識別符号を読み取る第2読取手段を上記アライ
ナーにそれぞれ設けると共に上記第2識別符号を読み取
る第3読取手段を上記信頼性試験装置に設け、且つ、上
記アライナーと上記信頼性試験装置間で第1、第2、第
3読取手段による読取情報を互いに交信する通信手段を
設けると共に上記読取情報に基づいて上記半導体ウエハ
と上記コンタクタとを関連付けて記憶する記憶手段を第
1制御装置に設けたことを特徴とするものである。
【0009】また、本発明の請求項2に記載の信頼性試
験システムは、請求項1に記載の発明において、上記ウ
エハ保持体、半導体ウエハ及びコンタクタが一体化した
位置を上記記憶手段に記憶させること特徴とするもので
ある。
【0010】また、本発明の請求項3に記載の信頼性試
験システムは、第1制御装置による制御下でX、Y、Z
及びθ方向に移動可能な載置台上でウエハ保持体からの
真空吸着により半導体ウエハ及びコンタクタを上記ウエ
ハ保持体上で一括接触させてこれら三者をシェルとして
一体化するアライナーと、このアライナーによって一体
化された上記シェルを受け取って第2制御装置による制
御下で上記シェル内の半導体ウエハの信頼性試験を行う
信頼性試験装置とを備えた信頼性試験システムであっ
て、上記半導体ウエハに付設された識別符号を読み取る
第1読取手段及びこの読取情報を記録する記録手段を
れぞれ上記アライナーに設け、また、上記記録手段によ
り上記読取情報を記憶させる記憶手段を上記コンタクタ
に設け、且つ、上記記憶手段の記憶内容を読み取る第2
読取手段を上記信頼性試験装置に設けたことを特徴とす
るものである。
【0011】また、本発明の請求項4に記載の信頼性試
験システムは、請求項3に記載の発明において、上記ウ
エハ保持体、半導体ウエハ及びコンタクタが一体化した
位置を上記記憶手段に記憶させること特徴とするもので
ある。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、図1〜図10に示す実施形
態に基づいて本発明を説明する。本実施形態の信頼性試
験システムは、図1に示すように、ウエハチャックを介
してウエハとコンタクタをシェル1として一体化するア
ライナー2と、このアライナー2において一体化された
シェル1を受け取ってウエハの信頼性試験を行う信頼性
試験装置3と、この信頼性試験装置3とアライナー2間
で種々のデータを交信する通信手段4とを備え、ウエハ
に識別符号として付設された文字情報とコンタクタに識
別符号として付設されたバーコードに基づいてウエハ、
コンタクタ及びウエハの試験結果をそれぞれ管理するよ
うにしてある。通信手段4としては例えばRS232C
等のインターフェースを用いたり、イーサネット等のL
ANを用いて構築することができる。
【0013】上記アライナー2は、例えば図2に示すよ
うに、ウエハWをカセット単位で収納し且つウエハWを
ロード、アンロードするローダ室21と、このローダ室
21に隔壁を介して隣接し且つウエハチャック11を介
してウエハWとコンタクタ12とを位置合わせした後一
括接触させてシェル1として一体化するアライメント室
22と、ウエハWに付設された文字情報13を読み取る
オプチカルキャラクタリーダ(OCR)23と、コンタ
クタ12に付設されたバーコード14を読み取るバーコ
ードリーダ24とを備え、制御装置25の制御下で駆動
するようにしてある。そして、図示してないがローダ室
21には搬送機構(ピンセット)及び予備位置合わせ機
構(サブチャック)がそれぞれ配設され、ピンセットを
介してカセット内からウエハWを一枚ずつ搬送し、搬送
過程でOCR23によりウエハWの文字情報13を読み
取ってウエハWのウエハID、ロットIDを認識した
後、サブチャック上でオリフラを基準にしてウエハWを
予備位置合わせ(プリアライメント)し、ピンセットを
介してウエハWをアライメント室22へ搬送するように
してある。また、コンタクタ12のバーコード14はシ
ェル1として一体化する前にバーコードリーダ24によ
って読み取るようにしてある。
【0014】また、図2に示すように上記アライメント
室22にはヘッドプレート22Aが開閉可能に取り付け
られ、このヘッドプレート22Aにコンタクタ12を装
着し、開閉駆動機構22Bを介してアライメント室22
の上面開口を開閉するようにしてある。アライメント室
22内のヘッドプレート22Aの下方にはX、Y、Z及
びθ方向で移動可能なメインチャック26が配設され、
メインチャック26上にウエハチャック11を載置する
ようにしてある。このメインチャック26は図3に示す
ように回転昇降機構26Aを介してXステージ26B上
でZ方向に昇降すると共にθ方向に正逆回転可能に配置
されている。Xステージ26BはYステージ26C上に
X方向に往復移動可能に支持され、Yステージ26Cは
基台(図示せず)上にY方向に往復移動可能に支持され
ている。そして、ローダ室21内のピンセットを介して
プリアライメント後のウエハWをアライメント室22内
のメインチャック26上のウエハチャック11へ移載す
るようにしてある。
【0015】更に、アライメント室22内には図示しな
いアライメント機構が配設され、このアライメント機構
はアライメントブリッジに固定された上カメラと、メイ
ンチャック26側に固定された下カメラとを備えてい
る。メインチャック26を移動させて上カメラでウエハ
チャック11で保持されたウエハWの検査用電極用パッ
ドを撮像すると共にメインチャック26を移動させて下
カメラでヘッドプレート22Aに固定されたコンタクタ
12の接触端子(例えば、バンプ端子)12Aを撮像
し、これらの画像データに基づいてウエハWとコンタク
タ12をアライメントするようにしてある。このアライ
メント機構としては例えば特願平10−54423号に
おいて提案した技術を用いることができる。
【0016】而して、上記アライメント室22内でウエ
ハWをアライメントした後、メインチャック26を回転
昇降機構26Aを介して上昇させ、図3に示すようにウ
エハWの検査用電極パッドとコンタクタ12のバンプ端
子12Aを一括接触させ、後述するようにウエハチャッ
ク11上にコンタクタ12を真空吸着し、ウエハチャッ
ク11、ウエハW及びコンタクタ12をシェルとして一
体化するようにしてある。
【0017】そして、第1制御装置25は、図示しない
中央処理装置、記憶装置及び入出力装置を備え、中央処
理装置が駆動してウエハWの文字情報13の読取値(O
CR値)とコンタクタ12のBCR値を互いに関連付け
てデータベースを作成し、このデータベースを記憶装置
に格納するようにしてある。また、記憶装置ではウエハ
チャック11、ウエハW及びコンタクタ12をシェル1
として一体化した時のメインチャック26のX、Y、Z
及びθの位置座標データを記憶し、この位置座標データ
を後述のようにシェル1の分解時に利用するようにして
ある。
【0018】また、図4に示すようにウエハチャック1
1の上面にはリング状溝11A、11Bが同心円状に形
成され、これらのリング状溝11A、11Bの複数箇所
で内部流路が開口している。また、ウエハチャック11
上面の外周近傍にはシリコンゴム等の柔軟性に富んだ弾
性部材からなるシールリング11Cが取り付けられ、ウ
エハチャック11とコンタクタ12とが一体化した時に
シールリング11Cで真空漏れを防止するようにしてあ
る。また、上記ウエハチャック11の周面には第1、第
2弁機構11D、11Eが隣接して設けられ、これらの
弁機構11D、11Eを介して内部流路に対して空気を
給排気するようにしてある。
【0019】また、図3、図4に示すようにメインチャ
ック26の周面には弁操作機構27が取り付けられ、こ
の弁操作機構27を介して第1、第2弁機構11D、1
1Eを開閉操作するようにしてある。即ち、弁操作機構
27は、図3、図4に示すように、第1、第2弁機構1
1D、11Eに対応する第1、第2クイック継手27
A、27Bと、これらのクイック継手27A、27Bが
接続された内部流路を有する躯体27Cと、この躯体2
7Cが先端に固定されたピストンロッドを有するエアシ
リンダ27Dと、このエアシリンダ27Dを介して進退
動する躯体27Cを移動方向へ案内する一対のガイドロ
ッド27Eとを備え、エアシリンダ27Dを介して第
1、第2クイック継手27A、27Bが進出して第1、
第2弁機構11D、11E内にそれぞれ嵌入してそれぞ
れの弁体を開き、後退して第1、第2クイック継手27
A、27Bが第1、第2弁機構11D、11Eから外れ
てそれぞれの弁体を自動的に閉じるようにしてある。従
って、ウエハチャック11上にウエハW及びコンタクタ
12をこの順序で重ね、弁操作機構27の第1、第2ク
イック継手27A、27Bをウエハチャック11の第
1、第2弁機構11D、11Eに接続して真空引きする
とウエハチャック11上でウエハWコンタクタ12が三
者が一体化して外れなくなる。尚、図4において、26
Dはアライメント時に使用するθ駆動機構で、このθ駆
動機構26Dを介してメインチャック26をθ方向で正
逆回転させる。
【0020】一方、信頼性試験装置3は、図1、図5に
示すように、アライナー2で一体化したシェル1を収納
してウエハWの信頼性試験を行う試験室31と、これら
の試験室31が上下複数段(例えば7段)に渡って組み
込まれた筐体32と、各試験室31内に収納されたウエ
ハWとの間で試験用信号を送受信するテスタ33と、各
試験室31及びテスタ33をそれぞれ制御する第1、第
2制御装置34、35とを備えている。各試験室31は
第1制御装置34の制御下でシェル1を受け取り、シェ
ル1の試験温度等を制御するようにしてあり、テスタ3
3は第2制御装置35の制御下で試験用信号を各試験室
31へ送信し、各試験室31からそれぞれの試験結果信
号を受信し、試験結果を解析するようにしてある。ま
た、信頼性試験装置3には図1に示すようにバーコード
リーダ36が設けられ、シェル1を構成するコンタクタ
12に付設されたバーコード14を読み取り、シェル1
をシェルIDに基づいて識別するようにしてある。
【0021】さて、第1、第2制御装置34、35及び
アライナー2の制御装置25は前述したように通信手段
4のケーブル41で互いに接続され、相互間で種々のデ
ータを送受信できるようにしてある。即ち、アライナー
2から信頼性試験装置3へシェル1を搬送すると、バー
コードリーダ36によってコンタクタ12のバーコード
14を読み取り、そのBCR値に基づいてシェルIDを
認識すると共に図1の(b)に示すようにコンタクタ1
2即ちシェル1のBCR値を通信手段4を介してアライ
ナー2へ送信するようにしてある。アライナー2ではシ
ェル1のBCR値を受信した後、正常受信信号アクノリ
ッジを信頼性試験装置3へ送信すると共にシェル1のB
CR値に該当するウエハWのウエハID、ロットID、
スロットID(以下、単に「ウエハデータ」と称す。)
を検索し信頼性試験装置2へ送信するようにしてある。
また、信頼性試験装置3ではウエハデータを正常受信し
た旨の正常受信信号アクノリッジをアライナー2へ送信
し、これらの手続きが完了した後、ウエハWの信頼性試
験を行うようにしてある。
【0022】上記試験試験室31は、例えば図6に示す
ように、温度制御室31Aと、温度制御室31Aに隣接
するコネクタ室31Bとからなっている。更に、同図に
示すように上記温度制御室31A内の基板31Cの四隅
にはシリンダ機構31Dが配設され、各シリンダ機構3
1Dのシリンダロッド上端はそれぞれ基板31Cの上方
には配設された押圧板31Eの四隅に連結されている。
この押圧板31Eの裏面には図示しないクランプ機構が
配設され、このクランプ機構を介してシェル1を受け取
るようにしてある。また、コネクタ室31B内にはテス
タ33と接続するためのコネクタ及び配線基板が配設さ
れている。また、同図に示すように基板31Cにはボト
ムジャケット(図示せず)が配設され、このボトムジャ
ケットを囲む多数(例えば、2000〜3000本)の
ポゴピン31Fがリング状に複数列に渡って植設されて
いる。これらのポゴピン31Fはコンタクタ12のバン
プ端子の周囲にリング状に配置された多数の外部端子に
対応して設けられ、一括接触時にバンプ端子と外部端子
が電気的に導通しテスタ33からの試験用信号を送受信
するようにしてある。ボトムジャケットは温度調節機構
を内蔵し、押圧板31Eに固定された冷却ジャケット
(図示せず)とで試験時にシェル1を所定の試験温度
(例えば、110℃)まで昇温し、その温度を保持する
ようにしてある。また、温度制御室31A内では冷却ジ
ャケット及びボトムジャケットによってシェル1の周囲
の温度が極力上昇しないようにしてある。
【0023】次に、図7のフローチャートを参照しなが
ら信頼性試験システムの動作について説明する。尚、図
7において、AAMはアライナーを、BRMは信頼性試
験装置を意味する。まず、開閉駆動機構22Bを介して
ヘッドプレート22Aを開き、ヘッドプレート22Aに
コンタクタ12を装着すると共にメインチャック26上
にウエハチャック11を載置する。この時、ウエハチャ
ック11の第1、第2弁機構11D、11Eを第1、第
2クイック継手27A、27Bの位置に合わせる。次い
で、開閉駆動機構22Bを介してヘッドプレート22A
を閉じた後、真空排気装置(図示せず)を駆動してメイ
ンチャック26上にウエハチャック11を真空吸着する
と共に弁操作機構27のエアシリンダ27Dを駆動して
第1、第2クイック継手27A、27Bをウエハチャッ
ク11の第1、第2弁機構11D、11Eに接続する。
【0024】次いで、ローダ室21内のカセットからウ
エハWを一枚ずつ取り出し、ピンセット及びサブチャッ
クを介してウエハWをプリアライメントした後、ピンセ
ットを介してウエハWをウエハチャック11上へ載置す
る(ステップS1)。この間にOCR23によってウエ
ハWの文字情報13を読み取り(ステップS2)、バー
コードリーダ24によってコンタクタ12のバーコード
14を読み取った後(ステップS3)、第1制御装置2
5では中央処理装置が駆動してそれぞれのOCR値、B
CR値に基づいて両者を関連付けたデータベースを作成
し(ステップS4)、記憶装置に格納する。ウエハWを
ウエハチャック11上に載置した時、ウエハWの中心と
ウエハチャック11、更に云えばウエハチャック11と
中心が一致するメインチャック26の中心とが互いに一
致している訳ではない(勿論一致することもあるが、一
致しない方が一般的である)。そのため、予め判ってい
るヘッドプレート22Aの中心位置座標(特にX、Y座
標)を第1制御装置25の記憶装置に格納しておく。次
いで、弁操作機構27が駆動して第1、第2クイック継
手27A、27Bがウエハチャック11の弁機構11
D、11Eと接続し、ウエハチャック11上にウエハW
を真空吸着した後、X、Yステージ26B、26C及び
θ駆動機構26Dが駆動すると共にアライメント機構が
駆動し、ウエハWの電極パッドとコンタクタ12のバン
プ端子12Aのアライメントを行うとウエハWとヘッド
プレート22Aの中心は一致する。しかし、上述したよ
うにウエハWの中心はメインチャック26の中心から僅
かにX、Y方向の位置ずれがあるため、コンタクタ12
が装着されたヘッドプレート22Aの中心位置座標
(X、Y)とアライメント後のメインチャック26の中
心位置座標(X、Y)間とのX、Y方向の位置ずれ量を
第1制御装置25の中央処理装置を介して演算し、その
位置ずれ量を記憶装置に格納しておくこのようにして
アライメントが終了すると、回転昇降機構26Aが駆動
してメインチャック26が上昇し、ウエハWの電極パッ
ドとバンプ端子12Aが図3に示すように一括接触す
る。この状態で真空排気装置を介してウエハチャック1
1、ウエハW及びコンタクタ12がシェル1として一体
化する(ステップS5)。その後、弁操作機構27が駆
動して弁操作機構27A、27Bを弁機構11D、11
Eから切り離すと、ウエハチャック11とコンタクタ1
2間の真空を保持し、シェル1として搬送可能な状態に
なる。ウエハチャック11、ウエハW及びコンタクタ1
2が上述のようにして一体化した後、この時のメインチ
ャック26の基準位置からのX、Y、Z、θの各位置座
標及び上述のヘッドプレート22Aとメインチャック2
6の中心間の位置ずれ量をコンタクタ12とウエハWと
を関連付けたデータベースとして第1制御装置25の記
憶装置に格納しておく。
【0025】次いで、オペレータがシェル1をアライナ
ー2から取り出し、信頼性試験装置3へ搬入する(ステ
ップS6)。この際、バーコードリーダ36でシェル1
のバーコード14を読み取ると(ステップS7)、図1
の(b)に示すように通信手段4を介してBCR値をア
ライナー2へ転送する(ステップS8)。アライナー2
では信頼性試験装置3からBCR値を受信すると、正常
受信信号アクノリッジを送信すると共にウエハデータを
信頼性試験装置3へ転送する(ステップS9)。信頼性
試験装置3においてアライナー2からウエハデータを受
信すると、正常受信信号アクノリッジをアライナー2へ
送信し、試験の準備ができたことを通知する。そして、
上述のようにして一体化したシェル1を各試験室31へ
装着すると、第1、第2制御装置34、35が駆動し、
テスタ33からの試験用信号に基づいて各試験室31で
は所定の試験温度で各ウエハWの信頼性試験を実行する
(ステップS10)。試験が終了すると各ウエハWそれ
ぞれのチップの試験結果を作成し(ステップS11)、
第1、第2制御装置の記憶装置に格納する。
【0026】しかる後、オペレータは各試験室31から
シェル1を取り出し、アライナー2へ搬入する(ステッ
プS12)。この際、シェル1(コンタクタ12)のバ
ーコード14をバーコードリーダ24によって読み取り
(ステップS13)、このBCR値に基づいてそのシェ
ル1を特定する。次いで、ヘッドプレート22Aにシェ
ル1を装着すると、アライナー2の制御装置25ではシ
ェル1のBCR値に基づいて該当するウエハWの一体化
時の位置座標データ及びウエハWとメインチャック26
間の位置ずれ量データをデータベースから検索した後、
メインチャック26がウエハWの位置データまで移動
し、更にメインチャック26がX、Y方向に移動してウ
エハWとの間の位置ずれ量を調整して一体化した時と同
一の位置まで移動し、次いでその位置から上昇すると、
メインチャック26の位置決めピンがウエハチャック1
2の孔に嵌入し、メインチャック26がシェル1と接合
する。次いで、弁操作機構27の第1、第2クィック継
手27A、27Bがウエハチャック11の弁機構11
D、11Eの接続位置の延長線上にあるため、弁操作機
構27が駆動すると第1、第2クィック継手27A、2
7Bをシェル1の弁機構11D、11Eに対して円滑に
接続し、メインチャック26の内部流路を大気に開放
し、シェル1が分解できる状態になる。シェル1とメイ
ンチャック26を接合させる時に、メインチャック26
がただ単にその中心をヘッドプレート22A、即ちウエ
ハWの中心位置まで移動すれば、ウエハWの中心とウエ
ハチャック11の中心とがずれているため、ウエハチャ
ック11の孔とメインチャック26の位置決めピンとが
一致せず、両者を接合することができないが、本実施形
態ではコンタクタ12のバーコード14に基づいてウエ
ハWの位置とメインチャック26間のずれ量からメイン
チャック26の位置を調整するようにしてあるため、シ
ェル1とメインチャック26を確実に接合させ、確実に
分解することができる。しかる後、シェル1を分解し
(ステップS14)、制御装置25ではシェル1のBC
R値に基づいて該当するウエハWのウエハデータ(ウエ
ハID、ロットID、スロットID)を検索し、ピンセ
ットが駆動しスロットIDに該当するカセット内の元の
位置へウエハWを戻す(ステップS15)。
【0027】以上説明したように本実施形態によれば、
ウエハWに付設された文字情報13を読み取るOCR2
及びコンタクタ12に付設されたバーコード14を読
み取るバーコードリーダ24をアライナー2に設けると
共にシェル1のバーコード14を読み取るバーコードリ
ーダ36を信頼性試験装置3に設け、更に、アライナー
2と信頼性試験装置3間でOCR23、バーコードリー
ダ24、36による読取情報を互いに交信する通信手段
4を設けると共にOCR23、バーコードリーダ24、
36による読取情報に基づいてウエハWとコンタクタ1
2とを関連付けて記憶する記憶装置を第1制御装置25
に設けたため、ウエハWの文字情報13及びコンタクタ
12のバーコード14に基づいてウエハWの信頼性試験
を間違うことなく確実に行うことができ、試験後のシェ
ル1を一体化した時の位置で分解した後、ウエハWをカ
セットの元の場所へ確実に戻すことができる。
【0028】また、本実施形態によれば、ウエハチャッ
ク11、ウエハW及びコンタクタ12が一体化してシェ
ル1を組み立てた位置をアライナー2の制御装置25の
記憶装置に記憶させるようにしたため、シェル1をアラ
イナー2で分解する前にそのバーコード14をアライナ
ー2のバーコードリーダ24で読み取ると、シェル1を
メインチャック26上に載置するだけでメインチャック
26が制御装置25の制御下でシェル1のBCR値に基
づいてX、Y、Z及びθ方向に移動してシェル1を組み
立てた位置へ迅速に移動して一体化した時の位置を再現
し、メインチャック26とシェル1を確実に接合させる
ことができ、もってウエハチャック11の弁機構11
D、11Eに対して弁操作機構27の第1、第2クィッ
ク継手27A、27Bと迅速且つ確実に接続することが
でき、ひいてはシェル1をウエハチャック11、ウエハ
W及びコンタクタ12として迅速且つ確実に分解するこ
とができる。
【0029】また、図8、図9は本発明の他の実施形態
を示す図で、本実施形態の信頼性試験システムを上記実
施形態と同一または相当部分には同一符号を附して説明
する。本実施形態では、図8に示すようにコンタクタ1
にはバーコード14に代えて磁性材料からなるメモリ
14Aを設けてある。また、アライナー2にはバーコー
ドリーダ24に代えて読取・書込手段例えば磁気ヘッド
24Aを記録手段として設けてある。更に、信頼性試験
装置2のバーコードリーダ36に代えて読取・書込手段
として磁気ヘッド36Aを設けてある。そして、OCR
23によって読み取った文字情報13、信頼性試験装置
3における試験結果をメモリ14Aに格納するようにし
てある。従って、本実施形態では上記実施形態の通信手
段4を省略することができる。その他は上記実施形態に
準じて構成されている。
【0030】次に、図9を参照しながら動作について説
明する。ローダ室21内のカセットからウエハWを一枚
ずつ取り出し、ピンセット及びサブチャックを介してウ
エハWをプリアライメントした後、ピンセットを介して
ウエハWをウエハチャック11上へ載置する(ステップ
S21)。この間にOCR23によってウエハWの文字
情報13を読み取り(ステップS22)、その読取情報
を磁気ヘッド24Aによってメモリ14Aに書き込んで
ウエハデータを格納する(ステップS23)。次いで、
第1制御装置25の制御下で弁操作機構27が駆動して
第1、第2クイック継手27A、27Bがウエハチャッ
ク11の弁機構11D、11Eと接続し、ウエハチャッ
ク11上にウエハWを真空吸着した後、メインチャック
26が駆動しアライメント機構を介してウエハWの電極
パッドとコンタクタ12のバンプ端子12Aのアライメ
ントを行う。アライメントが終了すると、メインチャッ
ク26が上昇し、ウエハWの電極パッドとバンプ端子1
2Aが図3に示すように一括接触する。この状態で真空
排気装置を介してウエハチャック11、ウエハW及びコ
ンタクタ12がシェル1として一体化する(ステップS
24)。この時のメインチャック26の位置座標データ
を磁気ヘッド24Aを介してメモリ14A内に書き込
む。その後、弁操作機構27A、2Bを弁機構11D、
11Eから切り離すと、ウエハチャック11とコンタク
タ12がシェル1として搬送可能な状態になる。
【0031】しかる後、オペレータがシェル1をアライ
ナー2から取り出し、信頼性試験装置3へ搬入する(ス
テップS25)。この際、磁気ヘッド36Aでシェル1
のメモリ14Aからウエハデータを読み取る(ステップ
S26)。その後、第1、第2制御装置34、35が駆
動し、テスタ33からの試験用信号に基づいて各試験室
31では所定の試験温度で各ウエハWの信頼性試験を実
行する(ステップS27)。各試験室31での試験が終
了すると、各ウエハWそれぞれのチップの試験結果を第
2制御装置35において作成した後(ステップS2
8)、万が一に備えて第2制御装置35の記憶装置に格
納されたウエハデータを磁気ヘッド36Aを介してシェ
ル1のメモリ14Aに書き込み、ウエハデータの保証を
する(ステップS29)。メモリ14Aの記憶内容を保
証した後、オペレータが各試験室31からシェル1を取
り出し、アライナー2へ搬送し、ヘッドプレート22A
に装着する(ステップS30)。
【0032】次いで、磁気ヘッド24Aによってメモリ
14Aの位置座標データを読み取ると制御装置25を介
してメインチャック26がウエハWとの位置ずれ量を調
整して移動し、メインチャック26がシェル1として一
体化した時の位置に達し、メインチャック26がシェル
1と接合する。その後、制御装置25を介して弁操作機
構27が駆動すると第1、第2クィック継手27A、2
7Bをシェル1の弁機構11D、11Eに対して接続
し、メインチャック26の内部流路を大気に開放し、シ
ェル1を分解した後(ステップS31)、磁気ヘッド2
4Aによりメモリ14Aのウエハデータを読み取り、こ
のウエハデータ(ウエハID、ロットID、スロットI
D)に基づいてピンセットが駆動しスロットIDに該当
するカセット内の元の位置へウエハWを戻す(ステップ
S32)。
【0033】以上説明したように本実施形態によれば、
ウエハWに付設された文字情報13を読み取るOCR2
3及びこの文字情報13を書き込む磁気ヘッド24Aを
アライナー2に設け、また、磁気ヘッド24Aよって読
み取った文字情報13を記憶するメモリ14Aをコンタ
クタ12に設け、且つ、メモリ14Aの記憶内容を読み
取る磁気ヘッド36Aを信頼性試験装置3に設けたた
め、上記実施形態の場合と同様の作用効果を奏すると共
に上記実施形態における通信手段を省略することができ
るという作用効果を奏する
【0034】尚、第1の実施形態ではアライナー2には
読取手段としてOCR23、バーコードリーダ24を設
けたが、バーコードリーダに代えてOCRを用いても良
い。また、上記各実施形態ではオペレータがシェルを搬
送するようにしたが、搬送、装着を自動化しても良い。
【0035】
【発明の効果】本発明の請求項1及び請求項2に記載の
発明によれば、信頼性試験後にシェルをウエハ保持体、
ウエハ及びコンタクタとして分解する時に、これら三者
を一体化した時の位置へ載置台を自動的に移動させてシ
ェルと載置台を円滑且つ確実に接合することができ、シ
ェルをウエハ保持体、ウエハ及びコンタクタとして迅速
に分解することができる信頼性試験システムを提供する
ことができる。
【0036】また、本発明の請求項3及び請求項4に記
載の発明によれば、信頼性試験後にシェルをウエハ保持
体、ウエハ及びコンタクタとして分解する時に、これら
三者を一体化した時の位置へ載置台を自動的に移動させ
てシェルと載置台を円滑且つ確実に接合することがで
き、シェルをウエハ保持体、ウエハ及びコンタクタとし
て迅速に分解することができ、しかもアライナーと信頼
性試験装置間に通信手段が不要でシステム構成を簡素化
することができる信頼性試験システムを提供することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の信頼性試験システムの一実施形態を示
す構成図である。
【図2】図1に示す信頼性試験システムのアライナーを
示す斜視図である。
【図3】図2に示すによりアライナーにおいてウエハチ
ャック、ウエハ及びコンタクタが一括接触した状態を示
す側面図である。
【図4】図2に示すアライナーにより一体化されるウエ
ハチャックを示す平面図である。
【図5】図1に示す信頼性試験システムの信頼性試験装
置の試験室を部分的に破断して示す斜視図である。
【図6】図5に示す試験室の内部を示す斜視図である。
【図7】図1に示す信頼性試験システムの動作を説明す
るためのフローチャートである。
【図8】本発明の他に実施形態の信頼性試験システムを
示す図1相当図である。
【図9】図9に示す信頼性システムの動作を説明するた
めのフローチャートである。
【符号の説明】
1 シェル(一体化物) 2 アライナー 3 信頼性試験装置 4 通信手段 12 コンタクタ 13 文字情報(第1識別符号) 14 バーコード(第2識別符号) 14A メモリ(記憶手段) 23 OCR(第1読取手段) 24 バーコードリーダ(第2読取手段) 25 制御装置(第1制御装置) 26 メインチャック(載置台) 34 第1制御装置 35 第2制御装置 36 バーコードリーダ(第2読取手段) 36A 磁気ヘッド(読取手段) W ウエハ

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1制御装置による制御下でX、Y、Z
    及びθ方向に移動可能な載置台上でウエハ保持体からの
    真空吸着により半導体ウエハ及びコンタクタを上記ウエ
    ハ保持体上で一括接触させてこれら三者をシェルとして
    一体化するアライナーと、このアライナーによって一体
    化された上記シェルを受け取って第2制御装置による制
    御下で上記シェル内の半導体ウエハの信頼性試験を行う
    信頼性試験装置とを備えた信頼性試験システムであっ
    て、上記半導体ウエハに付設された第1識別符号を読み
    取る第1読取手段及び上記コンタクタに付設された第2
    識別符号を読み取る第2読取手段を上記アライナーにそ
    れぞれ設けると共に上記第2識別符号を読み取る第3読
    取手段を上記信頼性試験装置に設け、且つ、上記アライ
    ナーと上記信頼性試験装置間で第1、第2、第3読取手
    段による読取情報を互いに交信する通信手段を設けると
    共に上記読取情報に基づいて上記半導体ウエハと上記コ
    ンタクタとを関連付けて記憶する記憶手段を第1制御装
    置に設けたことを特徴とする信頼性試験システム。
  2. 【請求項2】 上記ウエハ保持体、半導体ウエハ及びコ
    ンタクタが一体化した位置を上記記憶手段に記憶させる
    こと特徴とする請求項1に記載の信頼性試験システム。
  3. 【請求項3】 第1制御装置による制御下でX、Y、Z
    及びθ方向に移動可能な載置台上でウエハ保持体からの
    真空吸着により半導体ウエハ及びコンタクタを上記ウエ
    ハ保持体上で一括接触させてこれら三者をシェルとして
    一体化するアライナーと、このアライナーによって一体
    化された上記シェルを受け取って第2制御装置による制
    御下で上記シェル内の半導体ウエハの信頼性試験を行う
    信頼性試験装置とを備えた信頼性試験システムであっ
    て、上記半導体ウエハに付設された識別符号を読み取る
    第1読取手段及びこの読取情報を記録する記録手段を
    れぞれ上記アライナーに設け、また、上記記録手段によ
    り上記読取情報を記憶させる記憶手段を上記コンタクタ
    に設け、且つ、上記記憶手段の記憶内容を読み取る第2
    読取手段を上記信頼性試験装置に設けたことを特徴とす
    る信頼性試験システム。
  4. 【請求項4】 上記ウエハ保持体、半導体ウエハ及びコ
    ンタクタが一体化した位置を上記記憶手段に記憶させる
    こと特徴とする請求項3に記載の信頼性試験システム。
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