JP3429608B2 - チューブのメカニカルシール装置 - Google Patents
チューブのメカニカルシール装置Info
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- Thermal Sciences (AREA)
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、熱交換器用シール
に関する。より具体的には、本発明は高温の空気/カー
ボンブラックが負荷されたプロセスのガス熱交換器用メ
カニカルチューブシール装置に関するもので、バネが引
張られた(spring-tensioned)軟金属の第1のリングをハ
ウジング内に配備しており、処理中、高熱を加えられた
チューブが膨張している間、リングとハウジングによっ
てシールできるようにしたものである。
に関する。より具体的には、本発明は高温の空気/カー
ボンブラックが負荷されたプロセスのガス熱交換器用メ
カニカルチューブシール装置に関するもので、バネが引
張られた(spring-tensioned)軟金属の第1のリングをハ
ウジング内に配備しており、処理中、高熱を加えられた
チューブが膨張している間、リングとハウジングによっ
てシールできるようにしたものである。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】現在の技術分野におい
て、種々の産業で使用されている高温(HT)用熱交換器
では、運転中に熱交換器チューブが膨張した際、チュー
ブ周囲の密封状態を維持するために、非常に高価な装置
を必要としている。当該技術分野において、個々の熱交
換チューブは、各々がコンボリュート型の膨張継手が設
けられており、これが費用のかかる原因となっている。
熱交換チューブの機構は、かなり複雑であるので、かな
り大きな装置を必要とし、その結果、装置コストが高く
なる。また、適切な支持を行なうために、支持装置はか
なり大きなものにしなければならない。
て、種々の産業で使用されている高温(HT)用熱交換器
では、運転中に熱交換器チューブが膨張した際、チュー
ブ周囲の密封状態を維持するために、非常に高価な装置
を必要としている。当該技術分野において、個々の熱交
換チューブは、各々がコンボリュート型の膨張継手が設
けられており、これが費用のかかる原因となっている。
熱交換チューブの機構は、かなり複雑であるので、かな
り大きな装置を必要とし、その結果、装置コストが高く
なる。また、適切な支持を行なうために、支持装置はか
なり大きなものにしなければならない。
【0003】代表的な熱交換器では、通常、対向する金
属チューブシートの間に、所定の間隔を存して平行なチ
ューブが複数配備されている。装置の運転中、平行なチ
ューブの内部の物質と外部の物質の間で熱移動が起こる
ことがある。しかし、多くの場合、チューブの内部の物
質と外部の物質が混じり合うことは具合が悪い。このた
め、各チューブと金属チューブシートの間を、必ず緊密
にシールしなければならない。さらに、平行チューブの
温度が高温になるので、チューブは、平行チューブとチ
ューブシートの間のメカニカルシールを損なうことな
く、膨張とその後の収縮を行なえるようにすることが必
要である。
属チューブシートの間に、所定の間隔を存して平行なチ
ューブが複数配備されている。装置の運転中、平行なチ
ューブの内部の物質と外部の物質の間で熱移動が起こる
ことがある。しかし、多くの場合、チューブの内部の物
質と外部の物質が混じり合うことは具合が悪い。このた
め、各チューブと金属チューブシートの間を、必ず緊密
にシールしなければならない。さらに、平行チューブの
温度が高温になるので、チューブは、平行チューブとチ
ューブシートの間のメカニカルシールを損なうことな
く、膨張とその後の収縮を行なえるようにすることが必
要である。
【0004】現在の技術状況では、各チューブは、第1
の端部が、チューブシートの1つに溶接され、第2のチ
ューブシートに対してベロー形の合金鋼のコンボリュー
ト(convolutes)が当接されており、コンボリュートが膨
張継手として作用し、チューブシートに関してチューブ
が膨張と収縮を行なえるようにしている。これらのいわ
ゆる膨張継手は、次に、チューブとチューブシートに溶
接される。従来のそのような膨張継手も有効であるけれ
ども、比較的大きなサイズとなるから、熱交換器系全体
のサイズが大きくなり、コスト高となる。さらには、チ
ューブからの熱の移動効率を低下させることになる。
の端部が、チューブシートの1つに溶接され、第2のチ
ューブシートに対してベロー形の合金鋼のコンボリュー
ト(convolutes)が当接されており、コンボリュートが膨
張継手として作用し、チューブシートに関してチューブ
が膨張と収縮を行なえるようにしている。これらのいわ
ゆる膨張継手は、次に、チューブとチューブシートに溶
接される。従来のそのような膨張継手も有効であるけれ
ども、比較的大きなサイズとなるから、熱交換器系全体
のサイズが大きくなり、コスト高となる。さらには、チ
ューブからの熱の移動効率を低下させることになる。
【0005】本発明の装置は、従来のシール装置が抱え
る問題を、単純かつ簡単な要領にて解決するものであ
る。
る問題を、単純かつ簡単な要領にて解決するものであ
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、従来
のシール装置よりも、安価で、よりコンパクトな熱交換
器用シール装置を提供することである。
のシール装置よりも、安価で、よりコンパクトな熱交換
器用シール装置を提供することである。
【0007】本発明のさらなる目的は、チューブとチュ
ーブシートの接合部に第1の主シールを配備し、ヒート
チューブの壁とシール部材の間に第2のシールを配備す
ることにより、熱交換器におけるヒートチューブとチュ
ーブシートの間でシール装置を提供することである。
ーブシートの接合部に第1の主シールを配備し、ヒート
チューブの壁とシール部材の間に第2のシールを配備す
ることにより、熱交換器におけるヒートチューブとチュ
ーブシートの間でシール装置を提供することである。
【0008】本発明のさらなる目的は、熱交換器におけ
るヒートチューブとチューブシートの間のシールに関
し、第1シールがシールリングによって構成され、シー
ル状態を維持しつつ、ヒートチューブが長さ方向に膨張
と収縮を行なえるようにしたシール装置を提供すること
である。
るヒートチューブとチューブシートの間のシールに関
し、第1シールがシールリングによって構成され、シー
ル状態を維持しつつ、ヒートチューブが長さ方向に膨張
と収縮を行なえるようにしたシール装置を提供すること
である。
【0009】本発明のさらなる目的は、従来の熱交換器
のヒートチューブとチューブシートの間をシールする装
置に関し、内側の圧縮性リングが第1のシールを形成
し、グラファイトの充填材(packing material)が第2の
シールを形成するシール装置を提供することである。
のヒートチューブとチューブシートの間をシールする装
置に関し、内側の圧縮性リングが第1のシールを形成
し、グラファイトの充填材(packing material)が第2の
シールを形成するシール装置を提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、垂直方向に伸
びる複数のヒートチューブが、ヒートチューブシートを
貫通して配置され、複数のヒートチューブの内部とその
周囲領域との間で熱交換が行なわれる型式の熱交換器の
ヒートチューブをシールする装置に関するものであっ
て、該シール装置は、上面で終端する壁部を有し、下端
部と、ヒートチューブとチューブシートとの間で環状空
間を形成するようにした第1の外スリーブを具え;ヒー
トチューブを取り囲む環状空間内に配置され、チューブ
シートによって支持される軟金属(soft metal)の内側リ
ングを具え;軟金属の内側リングを部分的に収容するケ
ーシングを具え、第1の外スリーブに対して下向きの力
が加えられたとき、環状空間は小さくなり、軟金属のリ
ングとケーシングは、ヒートチューブ及びチューブシー
トとの間でシール関係を形成するが、ヒートチューブの
長さ方向の膨張を許容するようにしており、下向きに加
えられる力によって、軟金属リングとケーシングが損な
われないようにする手段を構成しており;シール装置を
取り囲んで配備され、ヒートチューブとチューブシート
の間でシールを形成するための力を加える圧力カラーを
具えている。第1の外スリーブとヒートチューブの壁の
間には、充填材からなる第2のシールがさらに配備され
ている。
びる複数のヒートチューブが、ヒートチューブシートを
貫通して配置され、複数のヒートチューブの内部とその
周囲領域との間で熱交換が行なわれる型式の熱交換器の
ヒートチューブをシールする装置に関するものであっ
て、該シール装置は、上面で終端する壁部を有し、下端
部と、ヒートチューブとチューブシートとの間で環状空
間を形成するようにした第1の外スリーブを具え;ヒー
トチューブを取り囲む環状空間内に配置され、チューブ
シートによって支持される軟金属(soft metal)の内側リ
ングを具え;軟金属の内側リングを部分的に収容するケ
ーシングを具え、第1の外スリーブに対して下向きの力
が加えられたとき、環状空間は小さくなり、軟金属のリ
ングとケーシングは、ヒートチューブ及びチューブシー
トとの間でシール関係を形成するが、ヒートチューブの
長さ方向の膨張を許容するようにしており、下向きに加
えられる力によって、軟金属リングとケーシングが損な
われないようにする手段を構成しており;シール装置を
取り囲んで配備され、ヒートチューブとチューブシート
の間でシールを形成するための力を加える圧力カラーを
具えている。第1の外スリーブとヒートチューブの壁の
間には、充填材からなる第2のシールがさらに配備され
ている。
【0011】
【発明の実施の形態】図1乃至図5は、本発明のシール
装置(10)の望ましい実施形態を示している。図1の全体
図に示されるように、シール装置(10)は、従来タイプの
熱交換器において一般に見られるヒートチューブ(14)と
チューブシート(16)の間に、有効なシールを形成するた
めの手段を提供する。図示のように、ヒートチューブ(1
4)は、連続する環状壁部(18)を具えており、該壁(18)
は、下端開口部(20)と上端開口部(22)を有し、内部空間
(24)を形成している。チューブ(14)の中を流れる物質
は、シート(16)の下方の領域(28)に到るまでに、ヒート
チューブ(14)の壁(18)を通じて、熱の一部が熱交換され
る。図1では、1つのヒートチューブ(14)が示されてい
るだけであるが、実際には、従来の熱交換器では複数の
ヒートチューブ(14)を具えており、それぞれのチューブ
が他のチューブと同一の機能を有する。
装置(10)の望ましい実施形態を示している。図1の全体
図に示されるように、シール装置(10)は、従来タイプの
熱交換器において一般に見られるヒートチューブ(14)と
チューブシート(16)の間に、有効なシールを形成するた
めの手段を提供する。図示のように、ヒートチューブ(1
4)は、連続する環状壁部(18)を具えており、該壁(18)
は、下端開口部(20)と上端開口部(22)を有し、内部空間
(24)を形成している。チューブ(14)の中を流れる物質
は、シート(16)の下方の領域(28)に到るまでに、ヒート
チューブ(14)の壁(18)を通じて、熱の一部が熱交換され
る。図1では、1つのヒートチューブ(14)が示されてい
るだけであるが、実際には、従来の熱交換器では複数の
ヒートチューブ(14)を具えており、それぞれのチューブ
が他のチューブと同一の機能を有する。
【0012】図1に示されるように、各ヒートチューブ
(14)はチューブシート層(16)の中を通っている。上面(1
7)を有するチューブシート(16)は、ヒートチューブ(14)
を取り囲む外部領域(28)と、ヒートチューブ(14)の中を
流れる物質との間で金属バリヤとしての役割を果たす。
熱交換器の使用中、ヒートチューブ(14)は非常に高温と
なるので、ヒートチューブ(14)の壁(18)は、幾分膨張す
る。それ故、ヒートチューブの壁(18)を、固定されたチ
ューブシート(16)に関して、膨張及び収縮させることが
できると同時に、シート(16)より下方の物質がチューブ
シート(16)の上面(17)にある物質と混じり合わないよう
に、ヒートチューブ(14)とチューブシート(16)の間のシ
ールを維持し続けることのできる手段を配備する必要が
ある。
(14)はチューブシート層(16)の中を通っている。上面(1
7)を有するチューブシート(16)は、ヒートチューブ(14)
を取り囲む外部領域(28)と、ヒートチューブ(14)の中を
流れる物質との間で金属バリヤとしての役割を果たす。
熱交換器の使用中、ヒートチューブ(14)は非常に高温と
なるので、ヒートチューブ(14)の壁(18)は、幾分膨張す
る。それ故、ヒートチューブの壁(18)を、固定されたチ
ューブシート(16)に関して、膨張及び収縮させることが
できると同時に、シート(16)より下方の物質がチューブ
シート(16)の上面(17)にある物質と混じり合わないよう
に、ヒートチューブ(14)とチューブシート(16)の間のシ
ールを維持し続けることのできる手段を配備する必要が
ある。
【0013】この課題を達成するために、図示のシール
装置(10)について説明する。図1の全体図に示されるよ
うに、シール装置(10)は第1の外スリーブ部材(40)を具
えており、該スリーブ部材(40)は、上面(43)で終端する
垂直壁部(42)を有している。スリーブ部材(40)の下部(4
4)は、内向きに突出する肩部(45)を含んでおり、該肩部
(45)の内面(46)は、ヒートチューブシール(14)の外壁(1
8)と接触していない。内向きに突出する肩部(45)は、ヒ
ートチューブの壁(18)と、外スリーブ(40)の垂直壁部(4
2)との間に、環状空間(47)を形成する。外スリーブ(40)
の下端部(44)は足部(48)で終端し、足部(48)はチューブ
シート(16)の上面(17)に載置される。肩部(45)の下方に
て、足部(48)とヒートチューブ(14)の壁(18)との間で空
間(50)が形成される。空間(50)の機能については後で説
明する。
装置(10)について説明する。図1の全体図に示されるよ
うに、シール装置(10)は第1の外スリーブ部材(40)を具
えており、該スリーブ部材(40)は、上面(43)で終端する
垂直壁部(42)を有している。スリーブ部材(40)の下部(4
4)は、内向きに突出する肩部(45)を含んでおり、該肩部
(45)の内面(46)は、ヒートチューブシール(14)の外壁(1
8)と接触していない。内向きに突出する肩部(45)は、ヒ
ートチューブの壁(18)と、外スリーブ(40)の垂直壁部(4
2)との間に、環状空間(47)を形成する。外スリーブ(40)
の下端部(44)は足部(48)で終端し、足部(48)はチューブ
シート(16)の上面(17)に載置される。肩部(45)の下方に
て、足部(48)とヒートチューブ(14)の壁(18)との間で空
間(50)が形成される。空間(50)の機能については後で説
明する。
【0014】前述のように、ヒートチューブ(14)の壁(1
8)と外スリーブ(40)の垂直壁部(42)の間に環状空間(47)
が形成されるが、該空間には、多量の第2の充填材(52)
が収容される。充填材の望ましい実施形態として、金属
が接触する状況において、金属のシールを効果的に行な
う充填材として、一般的に使用される黒鉛材(compacted
graphite material)を挙げることができる。
8)と外スリーブ(40)の垂直壁部(42)の間に環状空間(47)
が形成されるが、該空間には、多量の第2の充填材(52)
が収容される。充填材の望ましい実施形態として、金属
が接触する状況において、金属のシールを効果的に行な
う充填材として、一般的に使用される黒鉛材(compacted
graphite material)を挙げることができる。
【0015】図2に示されるように、充填材(52)は、外
スリーブ(40)の垂直壁部(42)とヒートチューブ壁(18)と
の間で第2のシール手段(54)を形成するように配置され
る。万一、後記する第1のシールを通じて物質の漏れが
あっても、この第2のシール手段(54)により、シール装
置から物質の漏れは防止される。
スリーブ(40)の垂直壁部(42)とヒートチューブ壁(18)と
の間で第2のシール手段(54)を形成するように配置され
る。万一、後記する第1のシールを通じて物質の漏れが
あっても、この第2のシール手段(54)により、シール装
置から物質の漏れは防止される。
【0016】本発明の第1のシール手段は、主として、
図2乃至図4に示すごとく、符号(56)で示されている。
それらの図で示されるように、第1のシール手段(56)
は、肩部(45)の下方にあって、外スリーブ(40)の足部(4
8)、ヒートチューブ(14)の壁(18)、及びチューブシート
(16)によって形成された空間(50)の中に配置される。第
1のシール手段(56)は弾性リング手段(58)を具えてお
り、該リング手段(58)は、図示のように、内側にバネが
引張られた第1のリング(60)が配備され、第1のリング
(60)は、連続して密に巻かれた螺旋体(62)から形成され
る。第1のリング(60)は、望ましくは、高ニッケル鋼か
ら作られ、空間(50)内のヒートチューブ(14)とチューブ
シート(16)の間の連結部又は接合部(64)で、ヒートチュ
ーブ(14)の外壁(18)を取り囲む連続リングを構成してい
る。弾性リング手段(58)は金属の外ハウジング(66)を更
に具えており、該ハウジング(66)は、望ましくは、例え
ば金メッキ体(gold overlay)、ステンレス鋼のような、
軟らかく可撓性のある金属から作られている。図3に示
されるように、弾性リング手段(58)は、側壁(68)を有す
るハウジング(66)によって、第1のリング(60)を収容
し、ハウジングの内面(69)は、その長さに沿う部分がリ
ング(60)と接触するが、(70)(72)の位置で終端して開口
(74)を形成しており、この開口(74)では、第1のリング
(60)はハウジング(66)の中に含まれないないようにして
いる。図2に示される望ましい実施形態では、ハウジン
グ(66)がヒートチューブ(14)の壁(18)の周りに配置され
るとき、開口(74)は、ヒートチューブ(14)の壁(18)から
外向きの位置にあり、ハウジング(66)の外面(67)は、接
合部(64)で、ヒートチューブ(14)の壁(18)とチューブシ
ート(16)の上面(17)の両方に接触する。
図2乃至図4に示すごとく、符号(56)で示されている。
それらの図で示されるように、第1のシール手段(56)
は、肩部(45)の下方にあって、外スリーブ(40)の足部(4
8)、ヒートチューブ(14)の壁(18)、及びチューブシート
(16)によって形成された空間(50)の中に配置される。第
1のシール手段(56)は弾性リング手段(58)を具えてお
り、該リング手段(58)は、図示のように、内側にバネが
引張られた第1のリング(60)が配備され、第1のリング
(60)は、連続して密に巻かれた螺旋体(62)から形成され
る。第1のリング(60)は、望ましくは、高ニッケル鋼か
ら作られ、空間(50)内のヒートチューブ(14)とチューブ
シート(16)の間の連結部又は接合部(64)で、ヒートチュ
ーブ(14)の外壁(18)を取り囲む連続リングを構成してい
る。弾性リング手段(58)は金属の外ハウジング(66)を更
に具えており、該ハウジング(66)は、望ましくは、例え
ば金メッキ体(gold overlay)、ステンレス鋼のような、
軟らかく可撓性のある金属から作られている。図3に示
されるように、弾性リング手段(58)は、側壁(68)を有す
るハウジング(66)によって、第1のリング(60)を収容
し、ハウジングの内面(69)は、その長さに沿う部分がリ
ング(60)と接触するが、(70)(72)の位置で終端して開口
(74)を形成しており、この開口(74)では、第1のリング
(60)はハウジング(66)の中に含まれないないようにして
いる。図2に示される望ましい実施形態では、ハウジン
グ(66)がヒートチューブ(14)の壁(18)の周りに配置され
るとき、開口(74)は、ヒートチューブ(14)の壁(18)から
外向きの位置にあり、ハウジング(66)の外面(67)は、接
合部(64)で、ヒートチューブ(14)の壁(18)とチューブシ
ート(16)の上面(17)の両方に接触する。
【0017】上部リング(80)について説明すると、該リ
ング(80)は、図1に示されるように、外スリーブ(40)の
上面(43)に配置され、ヒートチューブ(14)を取り囲んで
いる。上部リング(80)は、第1の下面(82)が、外スリー
ブ(40)の垂直壁(42)の上面(43)に載っている。上部リン
グ(80)は、環状空間(47)に突出する足部(84)を更に具え
ており、足部(84)は、充填材(52)と接触する。上部リン
グ(80)は、ヒートチューブ(14)の外壁(18)に密着し、上
面(86)で終端している。上部リング(80)を通じてシール
装置(10)に力が加えられ、第1及び第2のシールがシー
ル装置(10)において有効に作用するようにしている。
ング(80)は、図1に示されるように、外スリーブ(40)の
上面(43)に配置され、ヒートチューブ(14)を取り囲んで
いる。上部リング(80)は、第1の下面(82)が、外スリー
ブ(40)の垂直壁(42)の上面(43)に載っている。上部リン
グ(80)は、環状空間(47)に突出する足部(84)を更に具え
ており、足部(84)は、充填材(52)と接触する。上部リン
グ(80)は、ヒートチューブ(14)の外壁(18)に密着し、上
面(86)で終端している。上部リング(80)を通じてシール
装置(10)に力が加えられ、第1及び第2のシールがシー
ル装置(10)において有効に作用するようにしている。
【0018】主として図1に示されるように、前述した
リングと充填材が所定の位置に一旦配備されると、主と
して図1と図2に示されるように、装置に力を加える手
段が配備される。この手段は、上部リング(80)と外スリ
ーブ(40)の周囲にて、チューブシート(16)の上面(17)上
に載置される圧力カラー(87)を具えている。圧力カラー
(87)は、所定位置に配置された上部リング(80)に係合さ
せるために内向きの肩部(89)を具えている。圧力カラー
(87)には、所定の間隔をあけて複数のボルト部材(88)が
配備され、該ボルト部材(88)は、圧力カラー(87)を貫通
し、その下端(91)にてチューブシート(16)に螺合されて
いる。それぞれのボルト(88)を締め付けると、カラー(8
7)の肩部(89)は、シール装置(10)の上部リング(80)に対
して矢印(90)で示すように下向きの力を加える。上部リ
ング(80)は、下方に強制的に押しやられ、充填材(52)に
力を加える。充填材(52)は、ヒートチューブ(14)の壁(1
8)に押圧されて、所望の第2のシールが達成される。さ
らに、外スリーブ(40)は、圧力により下方に押しやら
れ、その結果、第1のシール手段(56)を収容する空間(5
0)は小さくなり、第1のリング(60)を収納する金属製ハ
ウジング(66)に圧力が加えられる。このとき、ハウジン
グ(66)と押さえバネによる軟らかい第1のリング(60)の
円形断面は、接合部(64)において、ヒートチューブ(14)
の垂直壁(18)とチューブシート(16)の水平面(17)とがな
す90度の角度にほぼ変形させられ、シール装置における
第1のシールが形成される。
リングと充填材が所定の位置に一旦配備されると、主と
して図1と図2に示されるように、装置に力を加える手
段が配備される。この手段は、上部リング(80)と外スリ
ーブ(40)の周囲にて、チューブシート(16)の上面(17)上
に載置される圧力カラー(87)を具えている。圧力カラー
(87)は、所定位置に配置された上部リング(80)に係合さ
せるために内向きの肩部(89)を具えている。圧力カラー
(87)には、所定の間隔をあけて複数のボルト部材(88)が
配備され、該ボルト部材(88)は、圧力カラー(87)を貫通
し、その下端(91)にてチューブシート(16)に螺合されて
いる。それぞれのボルト(88)を締め付けると、カラー(8
7)の肩部(89)は、シール装置(10)の上部リング(80)に対
して矢印(90)で示すように下向きの力を加える。上部リ
ング(80)は、下方に強制的に押しやられ、充填材(52)に
力を加える。充填材(52)は、ヒートチューブ(14)の壁(1
8)に押圧されて、所望の第2のシールが達成される。さ
らに、外スリーブ(40)は、圧力により下方に押しやら
れ、その結果、第1のシール手段(56)を収容する空間(5
0)は小さくなり、第1のリング(60)を収納する金属製ハ
ウジング(66)に圧力が加えられる。このとき、ハウジン
グ(66)と押さえバネによる軟らかい第1のリング(60)の
円形断面は、接合部(64)において、ヒートチューブ(14)
の垂直壁(18)とチューブシート(16)の水平面(17)とがな
す90度の角度にほぼ変形させられ、シール装置における
第1のシールが形成される。
【0019】外スリーブ(40)の足部(48)は、ボルト(88)
を通して力が加えられる間に、圧力カラー(87)によって
外スリーブ(40)に加えられる下向きの力により、ハウジ
ング(66)と第1のシールリング(60)が、こわれないよう
にする手段としての役割を果していることに注目すべき
である。ヒートチューブ(14)とチューブシート(16)の接
合部(64)で、所望の第1のシール(56)を形成するため
に、その公差は厳密でなければならないが、同時に、ヒ
ートチューブ(14)が、強熱によって垂直方向に伸びると
き、ヒートチューブ(14)とチューブシート(16)を損傷す
ることなく、シール装置(10)によって形成された第1の
シール(56)を損うことがなく、且つ、ヒートチューブ(1
4)が固定しているチューブシート(16)に関して自由移動
できるように、必要な許容量を設けていなければならな
い。
を通して力が加えられる間に、圧力カラー(87)によって
外スリーブ(40)に加えられる下向きの力により、ハウジ
ング(66)と第1のシールリング(60)が、こわれないよう
にする手段としての役割を果していることに注目すべき
である。ヒートチューブ(14)とチューブシート(16)の接
合部(64)で、所望の第1のシール(56)を形成するため
に、その公差は厳密でなければならないが、同時に、ヒ
ートチューブ(14)が、強熱によって垂直方向に伸びると
き、ヒートチューブ(14)とチューブシート(16)を損傷す
ることなく、シール装置(10)によって形成された第1の
シール(56)を損うことがなく、且つ、ヒートチューブ(1
4)が固定しているチューブシート(16)に関して自由移動
できるように、必要な許容量を設けていなければならな
い。
【0020】ここに開示された発明の概念の範囲内で、
その他多くの異なる実施形態は可能であり、実施形態に
対して、多くの変形をなし得ることはできるから、具体
例については例示と解されべきであって、限定する意味
に解されるべきではない。
その他多くの異なる実施形態は可能であり、実施形態に
対して、多くの変形をなし得ることはできるから、具体
例については例示と解されべきであって、限定する意味
に解されるべきではない。
【図1】本発明の望ましい実施形態におけるシール装置
の全体切取り図である。
の全体切取り図である。
【図2】本発明の望ましい実施形態におけるシール装置
の部分切取り図である。
の部分切取り図である。
【図3】本発明の望ましい実施形態に使用される第1の
シールリングの側部切取り図である。
シールリングの側部切取り図である。
【図4】本発明の望ましい実施形態に使用される第1の
シールリングの形状を示す略図である。
シールリングの形状を示す略図である。
【図5】本発明の望ましい実施形態に使用されるシール
リングの平面図である。
リングの平面図である。
(10) シール装置
(14) ヒートチューブ
(16) チューブシート
(17) 上面
(18) 壁
(20) 下端開口部
(22) 上端開口部
(24) 内部空間
(28) 領域
(40) 外スリーブ手段
(42) 垂直壁部
(43) 上面
(44) 下部
(45) 肩部
(46) 内面
(47) 環状空間
(48) 足部
(50) 空間
(52) 充填材
(54) 第2のシール手段
(56) 第1のシール手段
(58) 弾性リング手段
(60) 第1のリング
(62) 螺旋体
(64) 接合部
(66) 金属ハウジング
(67) 外面
(68) 側壁
(69) 内面
(70)(72) 終端部
(74) 開口部
(80) 上部リング
(82) 第1の下面
(84) 足部
(86) 上面
(87) 圧力カラー
(88) ボルト部材
(89) 肩部
(90) 矢印
(91) 下端部
フロントページの続き
(72)発明者 ワレス ジー.マレイ
アメリカ合衆国 71203 ルイジアナ,
モンロー,クオリリッジ 79
(56)参考文献 特開 昭53−34051(JP,A)
特開 平6−159515(JP,A)
特開 平6−66373(JP,A)
特開 平2−26367(JP,A)
実開 平2−69175(JP,U)
実開 昭61−57267(JP,U)
米国特許4421325(US,A)
米国特許4452462(US,A)
(58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名)
F16J 15/00 - 15/14
PCI(DIALOG)
Claims (18)
- 【請求項1】 複数のヒートチューブが、チューブシー
トを貫通して配置され、複数のヒートチューブの内部と
その周囲領域との間で熱交換が行なわれるタイプの熱交
換器用のシール装置であって: a)チューブシート(16)と、 b)前記チューブシート(16)内の開口を通り、環状空間
(47)との間にて熱交換流体が流れる空間(24)を形成した
複数のヒートチューブ(14)とを具え、 c)各ヒートチューブ(14)は外スリーブ(40)を具え、該
外スリーブ(40)は、ヒートチューブ(14)の壁(18)及び足
部(48)から離れた壁部を有し、足部(48)とヒートチュー
ブ(14)とチューブシート(16)の間にて環状空間(47)を構
成し、 d)ヒートチューブ(14)を取り囲む環状空間(47)内に配
置され、チューブシート(16)によって支持される弾性リ
ング手段(58)と、 e)外スリーブ(40)に十分な力を加え、ヒートチューブ
(14)とチューブシート(16)間にて弾性リング手段(58)を
第1のシール手段(56)とするが、ヒートチューブの膨張
を許す手段と、f)外スリーブ(40)とヒートチューブ(14)の壁の間に配
備され、充填材からなる第2のシール手段(54)とを具
え、 g)外スリーブ(40)は、加えられる力によって、弾性リ
ング手段(58)が押しつぶれないようにする手段を具えて
いる装置。 - 【請求項2】 弾性リング手段(58)は、軟金属の第1の
リング(60)を部分的に収容する外ハウジング(66)を具え
ている請求項1の装置。 - 【請求項3】 外スリーブ(40)の上に配置され、下向き
に加えられる力を受けて、その力を外スリーブ(40)に伝
達する上部リング(80)を具えている請求項1に記載の装
置。 - 【請求項4】 第1のシール手段(56)と第2のシール手
段(54)によって密封を行なうために、上部リング(80)と
外スリーブ(40)に下向きの力を加える圧力カラー(87)を
具えている請求項1の装置。 - 【請求項5】 外スリーブ(40)とヒートチューブ(14)の
間の空間は、内向きの肩部(45)によって形成され、該肩
部(45)は、外スリーブ(40)から突出し、ヒートチューブ
(14)の壁とは接触しないようにしている請求項1の装
置。 - 【請求項6】 軟金属のリングは、金メッキ体、ステン
レス鋼及び高ニッケル鋼の如き軟金属から構成される請
求項1の装置。 - 【請求項7】 充填材は、望ましくはグラファイトパッ
キンである請求項1の装置。 - 【請求項8】 外スリーブ(40)への下向きの力は、圧力
カラー(87)に挿入された一連のボルトがチューブシート
(16)に螺合することによって加えられる請求項1の装
置。 - 【請求項9】 複数のヒートチューブを具える熱交換器
内にて、ヒートチューブとチューブシート間をシールす
るシールシステムであって、各ヒートチューブは断面円
形であって、チューブシートを通ってヒートチューブの
内部から周囲領域に延びて、熱を交換するシールシステ
ムに於いて、 a)チューブシート(16)と、 b)前記チューブシート(16)内の開口を通り、環状空間
(47)との間にて熱交換流体が流れる空間(24)を形成した
複数のヒートチューブ(14)を具え、 c)各ヒートチューブ(14)は、上面にて終端する壁部及
びヒートチューブの壁から離れた足部(48)を具えた外ス
リーブ(40)を具え、該外スリーブ(40)はヒートチューブ
(14)とチューブシート(16)の接合部にて足部(48)間に環
状空間(47)を形成し、 d)ヒートチューブ(14)を囲む環状空間(47)内にて、ヒ
ートチューブ(14)を囲み、チューブシート(16)上にある
軟金属のリング(60)と、 e)環状空間(47)内にて、軟金属のリング(60)を一部収
納する外側ハウジング(66)と、 f)軟金属のリング(60)と外側ハウジング(66)を、ヒー
トチューブ(14)とチューブシート(16)間の第1のシール
手段(56)とするが、ヒートチューブ(14)の膨張と収縮を
許す外スリーブ(40)上に十分な力を与える手段と、 g)外スリーブ(40)とヒートチューブ(14)の壁との間に
配備された第2のシール手段(54)とを有し、 h)足部(48)は、加えられる力によって、軟金属のリン
グ(60)と外側ハウジング(66)が押しつぶれないようにし
ている装置。 - 【請求項10】 外スリーブ(40)に配置され、下向きに
加えられた力を受けて、その力を外スリーブ(40)に伝達
する上部リング(80)を具えている請求項9の装置。 - 【請求項11】 外スリーブ(40)とヒートチューブ(14)
の間の空間は、内向きの肩部(45)によって形成され、該
肩部(45)は、外スリーブ(40)から突出し、ヒートチュー
ブ(14)の壁とは接触しないようにしている請求項9の装
置。 - 【請求項12】 リング(60)は、金メッキしたステンレ
ス鋼の如き軟金属の中に封じ込められた高ニッケル鋼か
ら構成される請求項9の装置。 - 【請求項13】 力がスリーブの上部に加えられたと
き、充填材は、ヒートチューブ(14)の壁に対して第2の
シール手段(54)を形成する請求項9の装置。 - 【請求項14】 第1のシール手段(56)と第2のシール
手段(54)によって密封を行なうために、上部リング(80)
と外スリーブ(40)に下向きの力を加える圧力カラー(87)
を具えている請求項9の装置。 - 【請求項15】 上部リング(80)と外スリーブ(40)への
下向きの力は、一連のボルトが圧力カラー(87)とチュー
ブシート(16)の間で締結されることによって加えられる
請求項14の装置。 - 【請求項16】 熱交換器用のシール装置であって: a)垂直方向に配置され、円形断面部の中を熱交換流体
が通る空間(24)を有する少なくとも1つのヒートチュー
ブ(14)と、 b)内部を貫通するヒートチューブ(14)を支持し、ヒー
トチューブ(14)との間で接合部を形成するチューブシー
ト(16)と、 c)ヒートチューブ(14)の周囲に配置され、上面で終端
する壁部と、ヒートチューブの壁から離間する位置に足
部(48)を有し、ヒートチューブ(14)とチューブシート(1
6)の接合部にて、足部(48)との間で環状空間(47)を形成
した外スリーブ(40)とを具え、 d)足部(48)によって形成された環状空間(47)内でヒー
トチューブ(14)を取り巻き、ヒートチューブ(14)を取り
囲む高ニッケル鋼の内側リング(60)と、環状空間(47)内
で高ニッケル鋼の内側リング(60)を部分的に収容する軟
金属の外ハウジン グ(66)を具える第1のシール手段(56)
と、 e)外スリーブ(40)に対して十分に力を加えて、前記接
合部の位置にて、高ニッケル鋼のリング(60)と軟金属の
外ハウジング(66)を、ヒートチューブ(14)及びチューブ
シート(16)との間のシールとするが、ヒートチューブ(1
4)の長さ方向の膨張と収縮を許容する手段と、f)外スリーブ(40)とヒートチューブ(14)の壁の間に配
備され、充填材からなる第2のシール手段(54)を具え、 g)足部(48)は、加えられる力によって、高ニッケル鋼
のリング(60)と軟金属の外ハウジング(66)が押しつぶれ
ないようにしている装置。 - 【請求項17】 内側リング(60)は高ニッケル鋼から構
成され、外ハウジング(66)は金メッキされたステンレス
鋼から作られる請求項16の装置。 - 【請求項18】 改良型熱交換器であって、 a)複数の開口を揺するヒートチューブを含む熱交換器
本体と、 b)開口部にてチューブシートと繋がった複数のヒート
チューブ(14)とを具え、 c)各ヒートチューブ(14)は、周囲領域との間にて熱交
換流体が流れる空間(24)を形成しており、 d)各ヒートチューブ(14)は、ヒートチューブ(14)の壁
及び足部(48)から離れた壁部を有し、足部(48)とヒート
チューブ(14)とチューブシート(16)の間に環状空間(47)
を構成する外スリーブを具え、 e)ヒートチューブ(14)を取り囲む環状空間(47)内に配
置され、チューブシート(16)によって支持される弾性リ
ング手段(58)と、 f)外スリーブ(40)に十分な力を加え、ヒートチューブ
(14)とチューブシート(16)間にて弾性リング手段(58)を
第1のシール手段(56)とするが、ヒートチューブの膨張
と収縮を許す手段と、g)外スリーブ(40)とヒートチューブ(14)の壁の間に配
備され、充填材からなる第2のシール手段(54)とを具
え、 h)外スリーブ(40)は、加えられる力によって、弾性リ
ング手段(58)が押しつぶれないようにする手段を具えて
いる装置。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US08/284,814 US5538261A (en) | 1994-08-02 | 1994-08-02 | Mechanical heat-exchange tube sealing system |
US08/284814 | 1994-08-02 |
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Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0861503A JPH0861503A (ja) | 1996-03-08 |
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---|---|
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KR (1) | KR100371016B1 (ja) |
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ES (1) | ES2126442B1 (ja) |
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HU (1) | HU220928B1 (ja) |
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