JP3428789B2 - 冷凍冷蔵庫 - Google Patents

冷凍冷蔵庫

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JP3428789B2 JP29870995A JP29870995A JP3428789B2 JP 3428789 B2 JP3428789 B2 JP 3428789B2 JP 29870995 A JP29870995 A JP 29870995A JP 29870995 A JP29870995 A JP 29870995A JP 3428789 B2 JP3428789 B2 JP 3428789B2
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裕人 川平
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  • Defrosting Systems (AREA)
  • Removal Of Water From Condensation And Defrosting (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、野菜室低温度帯
を有する冷凍冷蔵庫に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の冷凍冷蔵庫は、野菜を貯蔵する野
菜室として、主にプラスチックで構成されて5℃程度の
中低温に保たれる貯蔵室を有している。従来の野菜室の
貯蔵容器および冷却構造としては、たとえば実公昭61
−4204号公報に示されたものがある。以下にこの従
来例について図17、図18を用いて説明する。
【0003】図17、図18において、1は断熱箱体、
9は冷蔵室、10は野菜室、40は野菜室10内に設置
されている野菜ケース、41は冷蔵室9と野菜室10を
区画する中仕切り板、42は中仕切り板41の前部に設
けられ冷蔵室9と野菜ケース40とを連通させる冷気送
入孔、43は中仕切り板41の前部に装着され、中仕切
り板41上を摺動することにより冷気送入孔42を開閉
するシャッターであり、冷気送入孔42と一致可能な孔
44を有している。41a、41bは中仕切り板41の
前部に形成されたシャッター取付部側壁、43aはシャ
ッター43の摺動部で、シャッター全長にわたってい
る。45は中仕切り板41の後部に形成された冷気通路
孔、46は野菜ケース40の周囲に画定された冷気通路
である。
【0004】つぎに、動作について説明する。野菜室1
0は、シャッター43が閉じられた状態においては、中
仕切り板41の後部に存在する冷気通路孔45より冷蔵
室9からの冷気を与えられる。この冷気は、冷気通路4
6を通り、野菜ケース40の前部を通過して冷蔵室9へ
と循環し、野菜ケース40を間接的に冷却する。この冷
却によって野菜ケース40は、冷蔵室9の室温より少し
高い温度(約5℃)に維持される。
【0005】シャッター43が開かれた状態において
は、中仕切り板41の冷気送入孔42とシャッター43
の冷気送入孔44とが一致して連通状態になるため、冷
蔵室9からの冷気が野菜ケース40に直接送入される。
したがってこの場合には、野菜ケース40は、直接冷却
となり、冷蔵室9と同程度の温度(約3℃)に冷却され
る。
【0006】また、従来の冷凍冷蔵庫の冷却構造につい
て特開平4−288466号公報に示されたものがあ
る。以下にこの従来例について図19ないし図22を用
いて説明する。冷凍冷蔵庫の断熱箱体1内には、仕切壁
2ないし5によって区分された主冷凍室6、補助冷凍室
7、製氷室8、冷蔵室9、野菜室10が形成されてい
る。断熱箱体1の奥部には冷却器室11が形成されてお
り、冷却器室11内にはファン装置12、冷却器13が
配設されている。冷却器13によって冷却された空気は
以下の経路で循環する。
【0007】主冷凍室6内の温度が所定の温度以上にな
ると(このときダンパー装置55は開放状態にある)、
これを温度センサ(図示せず)が検出することにより、
コンプレッサ(同じく図示せず)およびファン装置12
が起動する。すると、冷却器13により冷却された冷気
が送風口51から冷蔵室用送風路58の第1ダクト50
に送られる。その後、その冷気は、第2ダクト52を通
ってダンパー室54に送られ、該ダンパー室54におい
て一部が分流路61に分流するが、大部分が第3ダクト
56側に流れ、吸出口57から冷蔵室9内に供給され
る。吸出口57から吹き出した冷気は、冷蔵室9内を冷
却した後、冷蔵室用冷気戻し通路59に流入し、分流路
61から供給される冷気と共に野菜室10内に供給され
る。そして、野菜室10内に供給された冷気は、野菜室
用冷気戻し通路60を通って冷却器室11内に戻され、
再び冷却器13より冷却されて循環する。
【0008】なお、ダンパー装置55は、発泡プラスチ
ック製の断熱カバー53で覆われており、冷蔵室9内お
よび野菜室10内の温度を検出する2個の温度センサ
(図示せず)の検出温度に応じて開閉するように構成さ
れている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】従来の冷凍冷蔵庫の野
菜室は、上述のように約5℃に設定されているが、ほと
んどの野菜は、0℃、RH(湿度)90%程度の環境で
高保存性を示すため、従来の野菜室では野菜の保存性が
十分ではなかった。また、従来の冷蔵庫では、約0℃に
設定される低温室の容量が小さく、魚肉類等の保存スペ
ースが充分にないため、従来の低温室の他に低温の貯蔵
室が必要であった。
【0010】また、従来の野菜室は、野菜からの若干の
水分の蒸散により湿度を保つため、パッキン等で密閉構
造になっているが、プラスチックで形成された従来の野
菜室を低温度(0〜3℃)に冷却した場合、温度分布が
悪く、ケース内に結露が生じ、逆に野菜の水分蒸散を増
加させ、保存性が悪化するという問題が生じる。
【0011】さらに、野菜室を低温度(0〜3℃)に冷
却するためには、それ相応の風量が必要になるが、従来
の冷凍冷蔵庫では、野菜室は冷蔵室の戻り冷気と冷蔵室
への冷気の一部で冷却しているので、たとえば冷蔵室に
食品が大量に貯蔵されている場合には冷蔵室からの冷気
が野菜室に充分送られない。また、冷蔵室が冷えないた
め、圧縮機の連続運転や基本的な冷却能力のアップが必
要となり、コストアップとなる等の問題があった。
【0012】この発明は上記のような問題点を解消する
ためになされたもので、温度分布がよく、高湿度低温
で、野菜や生鮮食品を無包装、あるいは簡易包装で保存
できる低温室を有し、また、この低温室を効率よく冷却
する冷却構造を有する冷凍冷蔵庫を得ることを目的とす
る。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、この発明にかかる冷凍冷蔵庫は、冷凍冷蔵庫の引
き出し可能な扉を有する室内に設けられ、この扉に設置
されたフレームに取り出し可能に支持され、蓋部材によ
り開口部が閉塞され、壁面が全体的に均一な温度となる
ように熱良導性材により構成される貯蔵容器と、前記貯
蔵容器の開口縁部に装着される非熱良導性の取っ手部材
と、前記室内に配置され、冷気が前記室内を対角線上に
横切って概ね流れるように前記室内に前記冷気を吹出す
冷気吹出口及び前記室内より冷気を吸い込む冷気吸込口
と、を備え、前記貯蔵容器内に部分的に結露が生じない
ように前記貯蔵容器の全体を前記冷気にて間接冷却して
前記壁面からの熱伝導により前記貯蔵容器内を比較的均
一な温度に保つようにされているものである。
【0014】この発明による冷凍冷蔵庫では、貯蔵容器
の温度分布がよくなり、結露が生じ難くなり、容器内に
貯蔵された食品等の含有水分の蒸散を増加させることが
ない。また、貯蔵容器は熱良導性部材で構成されている
から貯蔵容器自体の温度分布はよく容器内は結露しにく
い。一方、非熱良導性材で形成された取っ手部材は低温
にならないため、貯蔵容器を取り出す際に取っ手部材を
持って容易に取り出すことができる。また、非熱良導性
材による取っ手部材は、高剛性で、寸法の安定性がよい
ため、取っ手部材を設けることにより貯蔵容器の変形が
抑制される。
【0015】
【0016】また、冷気が室内を対角線上に横切って概
ね流れるように室内に冷気を吹出す冷気吹出口及び室内
より冷気を吸い込む冷気吸込口を備えているので、室内
の冷気分布が均一となり、さらに、蓋部材により開口部
が閉塞されているので、食品からの若干の水分の蒸散に
より貯蔵容器内は高湿度となり、また、温度分布が悪く
なり易い低温においても、貯蔵容器の温度分布がよく、
結露しにくいため、食品からの水分蒸散が増加し過ぎて
食品が乾燥してしまうことがない。
【0017】つぎの発明にかかる冷凍冷蔵庫は、前記取
手部材が前記貯蔵容器に対して分離可能に装着されて
いるものである。この発明による冷凍冷蔵庫では、取っ
手部材と貯蔵容器とを分解して運搬できる。
【0018】つぎの発明にかかる冷凍冷蔵庫は、前記貯
蔵容器が、側壁部と取っ手部を一体成形されて相対向す
る一組の側壁をなす非熱良導性材製の取っ手付き側壁構
成部材と、底及び相対向する一組の側壁部をなす熱良
導性材製の容器部材との組立体により構成されているも
のである。この発明による冷凍冷蔵庫では、貯蔵容器の
幅寸法あるいは奥行き寸法の異なる冷凍冷蔵庫において
も容器部材の寸法変更だけで、共通の取っ手付き側壁構
成部材を使用して大きさ違いの容器を構成できる。つぎ
の発明にかかる冷凍冷蔵庫は、前記冷気吹出口と前記冷
気吸込口とが前記室の対角線上に配置されているもので
ある。この発明による冷凍冷蔵庫では、室内の冷気分布
が均一となり、貯蔵容器の全体が満遍なく冷却されるよ
うになる。
【0019】つぎの発明にかかる冷凍冷蔵庫は、保湿効
果を有し、エチレン除去機能材料を含有したフィルタが
前記蓋部材に取り付けられているものである。この発明
による冷凍冷蔵庫では、貯蔵容器内に納められた野菜か
ら出るエチレンガスがフィルタによって吸着捕捉され、
貯蔵容器内に納められた野菜の劣化が抑えられる。
【0020】
【0021】つぎの発明にかかる冷凍冷蔵庫は、冷凍冷
蔵庫内が複数個の室に区画され、その一つが0℃〜3℃
に設定される低温室とされ、この低温室内に前記貯蔵容
器が配置されているものである。この発明による冷凍冷
蔵庫では、0℃〜3℃に設定された低温室において貯蔵
容器が冷却される。
【0022】
【0023】つぎの発明にかかる冷凍冷蔵庫は、前記低
温室に冷気を吹き出す冷気吹出口が前記低温室に対して
ラッパ状に広がった形状に形成されているものである。
この発明による冷凍冷蔵庫では、冷気吹出口より低温室
へ吹き出した冷気の拡散が良好になり、低温室の中央部
にも冷気が充分に流れるようになる。
【0024】つぎの発明にかかる冷凍冷蔵庫は、前記貯
蔵容器が前記低温室に冷気を吹き出す冷気吹出口近傍を
二重壁構造とされているものである。この発明による冷
凍冷蔵庫では、冷気吹出口より吹き出した冷気が貯蔵容
器に強く吹き付けられても部分的に容器内部が過冷却状
態になることが回避される。
【0025】つぎの発明にかかる冷凍冷蔵庫は、冷蔵室
と、前記冷蔵室より低温の前記貯蔵容器が設けられた
温室と、冷却器を含み空気を冷却する冷却器室と、前記
冷却器室から前記冷蔵室に冷気を送る冷蔵室用送風路
と、前記冷蔵室用送風路とは独立した流路で前記冷却器
室から前記低温室に冷気を送る低温室用送風路とを有し
ているものである。この発明による冷凍冷蔵庫では、冷
却器室から冷蔵室および低温室へそれぞれ個別の送風路
により冷気を送り出し、冷蔵室および低温室を冷却す
る。
【0026】つぎの発明にかかる冷凍冷蔵庫は、前記低
温室の温度を5℃と0℃〜3℃とに切換え可能に構成さ
れているものである。この発明による冷凍冷蔵庫では、
低温室の温度を5℃と0℃〜3℃に切換え可能にしたの
で、貯蔵する食品等の種類によって温度を切り換えるこ
とができる。
【0027】つぎの発明にかかる冷凍冷蔵庫は、前記低
温室の温度を検出する温度センサを有し、前記温度セン
サの温度検出値に基づいて冷気流量を調節する低温室用
ダンパーが前記低温室用送風路に設けられているもので
ある。この発明による冷凍冷蔵庫では、低温室に送風す
る冷気量を低温室用ダンパーの開閉により調節すること
により、低温室内を温度を制御する。
【0028】つぎの発明にかかる冷凍冷蔵庫は、前記冷
蔵室用送風路の冷気流量を調節する冷蔵室用ダンパーと
前記低温室用送風路の冷気流量を調節する低温室用ダン
パーとが並設されているものである。この発明による冷
凍冷蔵庫では、冷蔵室用ダンパーと低温室用ダンパーと
が並設されているから、冷気のシールを1か所で行なえ
ばよく、組立時の接続が共通にできる。
【0029】
【0030】つぎの発明にかかる冷凍冷蔵庫は、冷蔵室
と、冷凍室と、前記冷蔵室より低温で前記冷凍室より高
温の前記貯蔵容器が設けられた低温室とを備え、前記冷
凍室を冷却した後の冷気を前記低温室に吹き出すダンパ
ーが設けられている。この発明による冷凍冷蔵庫では、
冷凍室を冷却した後の低温の冷気をダンパーを介して低
温室に送り、低温室を冷却する。
【0031】つぎの発明にかかる冷凍冷蔵庫は、冷気を
冷却器室に戻す冷気戻し通路と冷却器室とを仕切る仕切
り板を有し、当該仕切り板が熱良導性材により構成され
ているものである。この発明による冷凍冷蔵庫では、冷
気戻し通路と冷却器とを仕切る仕切り板が熱良導性部材
で構成されることにより、仕切り板は冷却器によって冷
やされ、貯蔵室を冷却して湿気を多く含んだ冷気が冷却
器に戻る際に仕切り板に着霜し、この結果、冷却器への
着霜は少なくなる。
【0032】つぎの発明にかかる冷凍冷蔵庫は、前記冷
却器および前記仕切り板の下方に除霜ヒーターおよび除
霜水を受けるドレン受けが配置されているものである。
この発明による冷凍冷蔵庫では、冷却器および仕切り板
に着いた霜が除霜ヒーターの熱により除霜され、その際
に熱良導性部材で形成されている仕切り板が除霜ヒータ
ーによりよく温められ、除霜が良好に行われる。
【0033】つぎの発明にかかる冷凍冷蔵庫は、冷凍冷
蔵庫内に収納され、扉に固定されたフレームに取り出し
可能に支持される貯蔵容器を備え、前期貯蔵容器が、側
壁部と取っ手部を一体成形されて相対向する一組の側壁
をなす非熱良導性材製の取っ手付き側壁構成部材と、底
部及び相対向する一組の側壁をなす熱良導性材製の容器
部材との組立体により構成されているものである。この
発明による冷凍冷蔵庫では、貯蔵容器の幅寸法あるいは
奥行き寸法の異なる冷凍冷蔵庫においても容器部材の寸
法変更だけで、共通の取っ手付き側壁構成部材を使用し
て大きさ違いの容器を構成できる。
【0034】
【発明の実施の形態】以下、この発明にかかる冷凍冷蔵
庫の実施の形態を図を用いて説明する。なお、この発明
の実施の形態において上述の従来例と同一構成の部分
は、上述の従来例に付した符号と同一の符号を付してそ
の説明を省略する。
【0035】実施の形態1. 図1〜図3は、この発明にかかる冷凍冷蔵庫の実施の形
態1を示している。断熱箱体1の低部には従来の野菜室
に相当する低温室16が形成されている。冷凍室6の背
面部には冷却器室11が形成されており、この冷却器室
11内にはファン装置12、冷却器13、および除霜ヒ
ータ15が上下の位置関係をもって設備されている。
【0036】この冷凍冷蔵庫には、冷蔵室9への冷気吹
出口22と、冷却器室11から冷気吹出口22へ冷気を
送る冷蔵室用送風路23と、冷蔵室9から冷却器室11
へ冷気を戻す冷蔵室用冷気戻し通路24a、24bと、
冷却器室11と冷蔵室用冷気戻し通路24bとを仕切る
アルミニウム等の熱良導性材による仕切り板25と、冷
凍室6に冷気を吹き出す冷気吹出口26と、冷凍室6か
ら冷却器室11へ冷気を戻す冷凍室冷気戻し通路27
と、冷却器室11から低温室16へ冷気を送る低温室用
送風路28と、低温室16から冷却器室11へ冷気を戻
す低温室用冷気戻し通路29とが設けられている。
【0037】冷蔵室用送風路23と低温室用送風路28
と低温室用冷気戻し通路29は、冷却器室11より蛸足
状にそれぞれ個別に分岐して延在する冷気供給通路であ
り、これら各通路は全体がそれぞれ独立した冷気通路に
なっている。冷却器13および仕切り板25の下方には
除霜ヒーター15があり、さらにそれより下方に除霜水
を受けるドレン受け30が配置されている。
【0038】冷蔵室9の下部奥側にはコントロールボッ
クス33が設置されており、コントロールボックス33
には冷蔵室用冷気調整ダンパー31と低温室用ダンパー
32とが並設されており、これらダンパー31、32は
個別に開閉して冷却器室11より送風された冷気を冷蔵
室9、低温室16に分配送風する。
【0039】図4に示されているように、低温室16に
は、野菜などを収容する貯蔵容器として、引き出し式の
低温室容器17が設けられている。低温室容器17は、
アルミニウム、ステンレス、鉄、銅など、熱良導性を有
する金属により構成されており、低温室扉18に設置さ
れたフレーム19により支持されて低温室扉18と共に
引き出される。低温室容器17を構成する熱良導性材と
しては、軽いことおよび安価であることと、成形性の観
点から、アルミニウムが最適である。
【0040】低温室16内には低温室容器17のための
蓋部材20が固定配置されている。蓋部材20は閉扉状
態(低温室容器17が低温室16内に収納されている状
態)では、低温室容器17の上方開口部に整合して低温
室容器17を閉塞する。これにより低温室容器17は密
閉構造の容器になる。蓋部材20には低温室16内の温
度を検知する温度センサ21が取り付けられている。
【0041】図5〜図7に示されているように、低温室
容器17の開口縁部17eには、非熱良導性材、たとえ
ばポリプロピレン、ポリエチレン、ポリアミドなどの合
成樹脂の成形品による取っ手枠部材17aが底側からは
め込み装着されている。
【0042】低温室16内は冷却器13によって冷却さ
れた冷気を直接的に与えられて設定温度に冷却される。
この低温室16に設置されている低温室容器17は、低
温室容器用蓋20によって上方開口部を塞がれ、容器内
部に冷気が流入しない密閉構造となっている。
【0043】従って、食品を無包装、あるいは簡易包装
で、低温室容器17内で保存すると、食品からの若干の
水分蒸散により低温室容器17内は高湿度となり、低温
室容器17に入れられた食品の鮮度がより長く保たれ
る。
【0044】低温室容器17がプラスチックで構成され
ている場合など、低温室容器17内の温度分布が悪い場
合には、部分的に低温となっている低温室容器17内に
結露が生じ、食品からの水分蒸散を増加させ、逆に乾燥
するなど、保存性に問題となることがあるが、この実施
の形態においては、低温室容器17は金属などの熱良導
性材で構成されているため、低温室容器17の壁面は熱
伝導により全体的に比較的均一な温度に保たれる。
【0045】これにより、低温室容器17内はほぼ一様
な温度状態になって飽和蒸気雰囲気が得られ、飽和蒸気
雰囲気をもって食品からの水分蒸散が抑えられ、低温室
容器17に入れられた食品の鮮度がより長く保たれる。
低温室容器17を取り出して清掃するように場合には、
取っ手枠部材17aをもって取り出すことでき、取っ手
枠部材17aは合成樹脂製のため低温度においても持ち
やすい。
【0046】また、低温室容器17の開口縁部17eに
取っ手枠部材17aが装着されてないと、特にアルミニ
ウム製の低温室容器17では、外力によって開口縁部1
7eが変形し易いが、ポリプロピレン、ポリエチレン、
ポリアミドなど、高剛性で、形状・寸法安定性が良好な
非熱良導性材による取っ手枠部材17aが低温室容器1
7の開口縁部17eにはめ込み装着され、低温室容器1
7の開口縁部17eの補強がなされていることにより、
平行度がよく、変形の少ない低温室容器17が得られ
る。
【0047】なお、低温室容器17の変形を防止するた
めには開口部縁部17b(図8参照)を折り返して二重
構造にすることも考えられるが、アルミニウム等の熱良
導性部材では加工しにくく、上述のような取っ手枠部1
7aによるほうが容易である。また、取っ手枠部材17
aは低温室容器17に対して着脱、分離可能であり、部
品の運搬の際に取っ手枠部17aと低温室容器17を分
解して運搬できるので、包装のロスが少なくなり、効率
的である。
【0048】つぎに、低温室16の冷却構造について説
明する。ファン装置12は、冷凍室6、冷蔵室9および
低温室10に対し冷却器13により冷却された冷気を以
下の経路で循環させる。
【0049】冷凍室6に対する冷気は、冷気吹出口26
より送風され、冷凍室冷気戻し通路27により冷却器1
3に循環される。冷蔵室9に対する冷気は、冷却器室1
1より冷蔵室用送風路23を通って冷気吹出口22より
送風され、冷蔵室冷気戻し通路24aを通って冷却器室
11の背面の仕切り板25の裏側の冷気戻し通路24b
を通り、冷却器13の下部より冷却器室11に戻る。ま
た、低温室16に対する冷気は、冷却器室11より低温
室用送風路28を通って低温室16に送風され、低温室
冷気戻し通路29を通って冷却器13の下部より冷却器
室11に戻る。
【0050】すなわち、この実施の形態においては、冷
蔵室9、低温室16にはそれぞれ冷却器13で冷却され
た冷気が独立した送風路23、28により送風され、独
立した冷気戻し通路24a、24b、29により冷却器
室11に戻る。
【0051】これにより冷蔵室9の温度に影響されるこ
となく低温室16の温度を制御でき、冷凍サイクルの圧
縮機の連続運転や冷却能力のアップは必要なく、従来の
圧縮機を用いて低温室16を低温に制御できる。
【0052】つぎに、低温室16の温度制御について説
明する。低温室用送風路28に設置された冷気調節用ダ
ンパー32は、温度センサー21による温度検出値に基
づいて開閉し、冷却器13で冷却された冷気の低温室1
6に対する冷気流量を調節して低温室16が設定温度に
なるように動作する。たとえばこの実施の形態において
は、温度センサー21の設定値を低温度0℃〜3℃と野
菜保存温度5℃とに変更できるように構成され、低温室
用ダンパー32の開閉数を制御して低温室16の温度を
変更する。
【0053】低温室用ダンパー32は冷蔵室用冷気調整
ダンパー31と並設されているから、これらダンパー部
における冷気のシール構造が容易でなり、組立時の接続
が共通にできる。
【0054】つぎに、この実施の形態における霜取りに
ついて説明する。冷蔵室9を冷却した冷気は冷蔵室冷気
戻し通路24aを通り、冷却器13の背面に形成された
冷却器戻り風路である冷蔵室冷気戻し通路24bを通っ
て冷却器13の下部に戻る。
【0055】冷却器13と冷蔵室冷気戻し通路はアルミ
ニウム等の熱良導性部材で形成された仕切り板25で仕
切られている。戻り冷気は庫内の湿気を多く含み、低温
の冷却器13に着霜するが、この実施の形態において
は、冷却器13に戻る前に冷却器13によって冷却され
ている仕切り板25に沿って冷気が流れるため、仕切り
板25に着霜し、冷却器13の着霜は少なくなる。ま
た、冷却器13の背面に断熱材を設ける構成に比べ、デ
ッドスペースが少なくなる。
【0056】仕切り板25および冷却器13に着いた霜
は、霜取ヒーター15により、除霜される。この際、仕
切り板25は熱良導性材で構成されていることから、仕
切り板25にはヒーター15の熱が容易に伝わり、除霜
され易い。除霜水および霜は、仕切り板25の下方部よ
り背面奥側に配置されたドレン受け30により集められ
処理される。
【0057】実施の形態2. 図8は、この発明にかかる冷凍冷蔵庫で使用される低温
室容器17についての他の実施の形態を示している。低
温室容器17は、側壁部と取っ手部を一体成形されて低
温室容器17の相対向する一組の側壁面をなす合成樹脂
製の取っ手付き側壁構成部材17b、17cと、低温室
容器17の底部と相対向する一組の側壁面とをなす横転
コの字形状の熱良導性材製の容器部材17dとの組立体
により構成されている。
【0058】この低温室容器17では、左右の側壁面を
取っ手付き側壁構成部材17b、17cにより与えら
れ、手前側と奥側の側壁面を容器部材17dにより与え
られる場合には、容器部17cの左右横幅寸法のみを変
更するだけで、取っ手付き側壁構成部材17b、17c
は共通の部品として大きさ違いの容器が安価で構成でき
る。同様に、取っ手付き側壁構成部材17b、17cを
低温室容器17の手前側と奥側に設けた場合には、容器
部材17dの寸法変更だけで奥行き寸法の異なる容器が
安価に構成できる。
【0059】横転コの字形状の熱良導性材製の容器部材
17dは、絞り加工を伴うことなく金属板材の折曲加工
だけで形成されるから、容器部材17dのように低温室
容器17のうちの3面を熱良導性材で形成する場合、低
温室容器17の全体を熱良導性材で形成する場合に比
べ、製造工程が簡単になり、より安価に製造できる。
【0060】また、熱良導性材によって形成された容器
部材17dが低温室16に対する冷気吹出口の近傍に位
置するようにし、冷気の通り道に熱良導性材により3面
が当たるようにすれば、熱伝導により低温室容器17内
の温度分布の均一性が保たれ、結露が防止できるという
上述の実施の形態と同様の効果を得やすい。
【0061】実施の形態3. 図9〜図13は、この発明にかかる冷凍冷蔵庫の冷却構
造の他の実施の形態を示している。この実施の形態で
は、低温室用送風路28の低温室16に対する開口端が
なす冷気を吹き出す冷気吹出口37、換言すれば低温室
16に冷気を吹き出す冷気吹出口37と低温室16より
冷気を吸い込む冷気吸込口38とが低温室16の対角線
上に配置されている。たとえば、冷気吹出口37は低温
室16の右側奥部に位置し、冷気吸込口38は低温室1
6の左側手前部に位置している。冷気吹出口37は低温
室16に対してラッパ状に広がった形状に形成されてい
る。
【0062】低温室容器17内の奥側には小物ケース3
9が設けられている。低温室容器17が冷気吹出口37
と対向する壁面部は、小物ケース39の背壁部39aと
低温室容器17の背壁部17fとで二重壁構造になって
いる。なお、この実施の形態でも、低温室容器17は上
述の実施の形態と同様に金属等により構成されてる。小
物ケース39は金属製、プラスチックス製のいずれであ
ってもよい。
【0063】蓋部材20にはフィルタ100が取り付け
られている。フィルタ100は、エチレン除去剤を含有
し、保湿性を備えた微細多孔質フィルタにより構成され
ており、蓋部材20に形成された開口部20に装着され
て一方の面100aをもって低温室容器17内に露呈
し、他方の面部100bをもって低温室容器17外、即
ち低温室16内に露呈している。
【0064】フィルタ100の材料構成は、ポリオレフ
ィン系樹脂に、たとえば大谷石などのエチレン吸着機能
を有する微細粒子を混合し焼結したもので、微細多孔質
プラスチックス板である。このフィルタ100の断面形
状が図13に模式的に示されている。
【0065】この実施の形態では、冷気吹出口37と冷
気吸込口38とが低温室16の対角線上に配置されてい
ることにより、冷気は低温室16を対角線上に横切って
概ね流れるようになり、低温室16における冷気分布が
改善される。これにより低温室容器17の全体が万遍な
く冷却されようになり、低温室容器17内の野菜などの
間接冷却の均一性が、より一層よくなる。
【0066】また、冷気吹出口37が低温室16に対し
てラッパ状に広がった形状に形成されていることから、
冷気吹出口37より低温室16へ吹き出した冷気の拡散
が良好になり、低温室16の中央部にも冷気が充分に流
れるようになる。このことによっても低温室16におけ
る冷気分布が改善され、低温室容器17の全体が万遍な
く冷却されようになる。
【0067】また、低温室容器17が冷気吹出口37と
対向する壁面部が小物ケース39の背壁部39aと低温
室容器17の背壁部17fとで二重壁構造になっている
から、冷気吹出口37より吹き出した冷気がこの部分に
強く吹き付けられても部分的に容器内部が過冷却状態に
なることが回避される。これにより低温室容器17内の
温度の均一化が、より一層改善される。
【0068】これらのことにより、低温室容器17内に
納められた野菜などから出る水分による露結が容器内壁
面に生じることが防止され、飽和蒸気雰囲気をもって食
品からの水分蒸散が抑えられ、低温室容器17に入れら
れた食品の鮮度がより長く保たれる。
【0069】低温室容器17内に納められた野菜からは
エチレンガスが出るが、このエチレンガスはフィルタ1
00によって吸着捕捉され、低温室容器17内のエチレ
ンガス濃度が高くなることがない。これにより低温室容
器17内に納められている野菜の劣化が抑えられ、野菜
の生鮮度がより長く保たれる。
【0070】また、フィルタ100は一方の面100a
をもって低温室容器17内に露呈し、他方の面部100
bをもって低温室容器17外に露呈しているから、低温
室容器17内の余分な水分(過飽和水蒸気)はフィルタ
100を通過して低温室容器17外へ排出され、低温室
容器17内の露結も防止される。
【0071】なお、低温室容器17が冷気吹出口37と
対向する壁面部を二重壁構造にすることは、図14に示
されているように、蓋部材20の奥側に延長垂下壁部2
0bを一体に延設し、この延長垂下壁部20bと小物ケ
ース39の背壁部39aとで行われてもよい。
【0072】また、冷気吹出口37と冷気吸込口38と
の相対位置関係は、上述のような位置関係に限られるこ
とはなく、相互の位置関係は、低温室16の対角線上で
あると云う条件が守られれば、左右、前後のいずれの関
係において逆であってもよい。
【0073】実施の形態4. 図15は、この発明にかかる冷凍冷蔵庫の冷却構造の他
の実施の形態を示している。この冷凍冷蔵庫では、冷凍
室6の床面部、即ち冷凍室6と低温室16とを仕切る仕
切壁4に、低温室用冷気取入口34と、低温室用冷気取
入口34を開閉するダンパー35とが設けられており、
冷気吹出口26より冷凍室6へ吹出された冷気の一部
が、ダンパー35により冷気流量を調節されながら、低
温室用冷気取入口34から低温室16へ送風される。低
温室16へ送風された冷気は低温室冷気戻し通路29を
通って冷却器13の下部より冷却器室11に戻る。
【0074】この実施の形態では、低温室16は冷凍室
6を冷却した冷気で冷却されるが、冷凍室6を冷却した
冷気であっても、冷凍室6は約−18℃、低温室16は
0〜3℃のため、この冷気は低温室16を冷却するのに
充分に低温の冷気である。これにより低温室16は、冷
凍室6よりは高温であるが、冷蔵室9よりは低温の温度
状態に設定される。
【0075】このように、この実施の形態においても上
述の実施の形態1と同様に、冷蔵室9と低温室16とは
独立した冷気送風路を持つため、低温室16を低温に設
定しても冷却負荷が大きくなることがなく、上述の実施
の形態1と同様の効果が得られる。
【0076】実施の形態5. 図16は、この発明にかかる冷凍冷蔵庫の冷却構造の他
の実施の形態を示している。この実施の形態において
は、低温室用送風路28が冷却器室11の手前側仕切り
板14(図1参照)に一体に構成され、この低温室用送
風路28を流れる冷気は、ダンパー36により風量を調
整され、低温室16に送風される。
【0077】この場合も、低温室用送風路28は冷蔵室
用送風路23とは独立して設けているので、冷蔵室9の
温度に影響されることなく低温室16の温度を制御で
き、圧縮機の連続運転や冷却能力のアップは必要なく、
従来の圧縮機を用いて低温室16を低温に制御できる。
【0078】また、このように構成すると、ダンパー3
5、36は冷蔵室用と低温室用と別々に設けなければな
らず、冷気のシールを2か所で行わなければならない
が、低温室用送風路28の抵抗は少なくなり、仕切り板
14と一体に送風路28が構成されるので安価である点
で効果がある。
【0079】
【発明の効果】以上説明したとおり、この発明による冷
凍冷蔵庫では、貯蔵容器の温度分布がよくなり、結露が
生じ難くなり、容器内に貯蔵された食品等の含有水分の
蒸散を増加させることがないから、容器内に貯蔵された
食品等の保存性がよい。また、貯蔵容器は熱良導性部材
で構成されているから貯蔵容器自体の温度分布はよく容
器内は結露しにくい一方で、非熱良導性材で形成された
取っ手部材は低温にならないため、貯蔵容器を取り出す
際に取っ手部材を持って容易に取り出すことができ、ま
た、非熱良導性材による取っ手部材は、高剛性で、寸法
の安定性がよいため、取っ手部材を設けることにより貯
蔵容器の変形が抑制され、貯蔵容器の耐久性が向上す
る。
【0080】
【0081】また、冷気が室内を対角線上に横切って概
ね流れるように室内に冷気を吹出す冷気吹出口及び室内
より冷気を吸い込む冷気吸込口を備えているので、室内
における冷気分布が改善され、室内の貯蔵容器の全体が
万遍なく冷却されようになり、貯蔵容器内の露結が防止
され、貯蔵容器内の野菜などの間接冷却の均一性が良
い。さらに、蓋部材により開口部が閉塞されているの
で、食品からの若干の水分の蒸散により貯蔵容器内は高
湿度となり、また、温度分布が悪くなり易い低温におい
ても、貯蔵容器の温度分布がよく、結露しにくいため、
食品からの水分蒸散が増加し過ぎて食品が乾燥してしま
うことがなく、容器内に貯蔵された食品等の保存性がよ
い。
【0082】つぎの発明による冷凍冷蔵庫では、取っ
材と貯蔵容器とを分解して運搬できため、包装のロス
が少なくなり、効率的であり、また、廃棄時の材料分別
が容易に行われ得るようになる。
【0083】つぎの発明による冷凍冷蔵庫では、貯蔵容
器の幅寸法あるいは奥行き寸法の異なる冷凍冷蔵庫にお
いても容器部材の寸法変更だけで、共通の取っ手付き側
壁構成部材を使用して大きさ違いの容器を構成でき、各
種サイズの冷凍冷蔵庫の製造において部品点数の削減が
図られる。つぎの発明による冷凍冷蔵庫では、室内にお
ける冷気分布が改善されるから、貯蔵容器の全体が万遍
なく冷却されようになり、貯蔵容器内の露結が防止さ
れ、貯蔵容器内の野菜などの間接冷却の均一性が、より
一層よくなる。
【0084】つぎの発明による冷凍冷蔵庫では、貯蔵容
器内に納められた野菜から出るエチレンガスがフィルタ
によって吸着捕捉され、貯蔵容器内に納められた野菜の
劣化が抑えられるから、貯蔵容器内に納められた野菜の
新鮮度が長く保たれるようになる。
【0085】
【0086】つぎの発明による冷凍冷蔵庫では、0℃〜
3℃に設定された低温室において貯蔵容器が冷却されて
も、貯蔵容器は熱良導性材により構成されているから、
貯蔵容器の温度分布がよくなり、結露が生じ難くなり、
容器内に貯蔵された食品等の含有水分の蒸散を増加させ
ることがなく、容器内に貯蔵された食品等の保存性がよ
い。
【0087】
【0088】つぎの発明による冷凍冷蔵庫では、冷気吹
出口より低温室へ吹き出した冷気の拡散が良好になり、
低温室の中央部にも冷気が充分に流れるようになるか
ら、低温室内の貯蔵容器の全体が万遍なく冷却されよう
になり、貯蔵容器内の露結が防止される。
【0089】つぎの発明による冷凍冷蔵庫では、冷気吹
出口より吹き出した冷気が貯蔵容器に強く吹き付けられ
ても部分的に容器内部が過冷却状態になることが回避さ
れるから、貯蔵容器内の温度の均一化が、より一層改善
され、貯蔵容器内の露結が防止される。
【0090】つぎの発明による冷凍冷蔵庫では、冷却器
室から冷蔵室および低温室へそれぞれ個別の送風路によ
り冷気を送り出し、冷蔵室および低温室を冷却するか
ら、他の貯蔵室(冷蔵室あるいは低温室)の温度に影響
することなく、各貯蔵室の温度を制御できる。
【0091】つぎの発明による冷凍冷蔵庫では、低温室
の温度を5℃と0℃〜3℃に切換え可能にしたので、貯
蔵する食品等の種類によって温度を切り換えることがで
き、それぞれの食品を保存に最適な温度で貯蔵できる。
【0092】つぎの発明による冷凍冷蔵庫では、低温室
に送風する冷気量を低温室用ダンパーの開閉により調節
することにより、低温室内を温度を制御するから、低温
室を適温に保つことができる。
【0093】つぎの発明による冷凍冷蔵庫では、冷蔵室
用ダンパーと低温室用ダンパーとが並設されているか
ら、冷気のシールを1か所で行なえばよく、組立時の接
続が共通にできる。
【0094】
【0095】つぎの発明による冷凍冷蔵庫では、冷凍室
を冷却した後の低温の冷気をダンパーを介して低温室に
送り、低温室を冷却するから、低温室を、冷蔵室とは関
係なく、冷凍室よりは高いが、冷蔵室よりは低温にする
ことができる。
【0096】つぎの発明による冷凍冷蔵庫では、冷気戻
し通路と冷却器とを仕切る仕切り板が熱良導性部材で構
成され、仕切り板は冷却器によって冷やされるから、貯
蔵室を冷却して湿気を多く含んだ冷気が冷却器に戻る際
に仕切り板に着霜し、冷却器への着霜は少なくなる。
【0097】つぎの発明による冷凍冷蔵庫では、冷却器
および仕切り板に着いた霜が除霜ヒーターの熱により除
霜され、その際に熱良導性部材で形成されている仕切り
板が除霜ヒーターによりよく温められ、除霜が良好に行
われる。
【0098】つぎの発明による冷凍冷蔵庫では、貯蔵容
器の幅寸法あるいは奥行き寸法の異なる冷凍冷蔵庫にお
いても容器部材の寸法変更だけで、共通の取っ手付き側
壁構成部材を使用して大きさ違いの容器を構成でき、各
種サイズの冷凍冷蔵庫の製造において部品点数の削減が
図られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明による冷凍冷蔵庫の一つの実施の形
態を示す縦断面図である。
【図2】 この発明による冷凍冷蔵庫の一つの実施の形
態を示す他の断面での縦断面図である。
【図3】 この発明による冷凍冷蔵庫の一つの実施の形
態を示す正面図である。
【図4】 この発明による冷凍冷蔵庫の一つの実施の形
態を示す低温室部分の縦断面図である。
【図5】 この発明による冷凍冷蔵庫にて使用される低
温室用容器の一つの実施の形態を示す斜視図である。
【図6】 図5に示した線Z−Zによる拡大断面図であ
る。
【図7】 この発明による冷凍冷蔵庫にて使用される低
温室用容器の一つの実施の形態を示す分解斜視図であ
る。
【図8】 この発明による冷凍冷蔵庫にて使用される低
温室用容器の他の実施の形態を示す斜視図である。
【図9】 この発明による冷凍冷蔵庫の他の実施の形態
を示す低温室部分の縦断面図である。
【図10】 この発明による冷凍冷蔵庫の他の実施の形
態を示す低温室部分の平断面図である。
【図11】 この発明による冷凍冷蔵庫にて使用される
低温室用容器と蓋部材の他の実施の形態を示す斜視図で
ある。
【図12】 図11に示した線Y−Yによる拡大断面図
である。
【図13】 この発明による冷凍冷蔵庫にて使用される
フィルタの断面を模式的に示す説明図である。
【図14】 この発明による冷凍冷蔵庫の他の実施の形
態をその要部について示す側面図である。
【図15】 この発明による冷凍冷蔵庫の他の実施の形
態を示す縦断面図である。
【図16】 この発明による冷凍冷蔵庫の他の実施の形
態を示す正面図である。
【図17】 従来における冷凍冷蔵庫の野菜室部分の断
面図である。
【図18】 従来における冷凍冷蔵庫の仕切り板の斜視
図である。
【図19】 従来における冷凍冷蔵庫の概略的な正面図
である。
【図20】 従来における冷凍冷蔵庫の冷却器室部分を
示す断面図である。
【図21】 従来における冷凍冷蔵庫を一部断面にて示
す側面図である。
【図22】 従来における冷凍冷蔵庫の部分的な概略正
面図である。
【符号の説明】
1 断熱箱体,6 冷凍室,9 冷蔵室,13 冷却
器,15 除霜ヒーター,16 低温室,17 低温室
容器,17a 取っ手枠部材,17b,17c取っ手付
き側壁構成部材,17d 容器部材,20 蓋部材,2
1 温度センサー,23 冷蔵室用送風路,25 仕切
り板,28 低温室用送風路,30 ドレン受け,31
冷蔵室用冷気調整ダンパー,32 低温室用ダンパ
ー,33コントロールボックス,35,36 ダンパ
ー,37 冷気吹出口,38 冷気吸込口,100 フ
ィルタ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 川平 裕人 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三菱電機株式会社内 (72)発明者 山本 和 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三菱電機株式会社内 (56)参考文献 特開 平5−288463(JP,A) 特開 平3−102170(JP,A) 特開 昭63−123971(JP,A) 特開 平2−82081(JP,A) 特開 平6−265260(JP,A) 特開 平1−244266(JP,A) 特開 平1−127880(JP,A) 特開 平1−189478(JP,A) 特開 昭56−97769(JP,A) 実開 昭61−96288(JP,U) 実開 昭59−54080(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F25D 17/08 308 F25D 25/00

Claims (16)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 冷凍冷蔵庫の引き出し可能な扉を有する
    室内に設けられ、この扉に設置されたフレームに取り出
    し可能に支持され、蓋部材により開口部が閉塞され、壁
    面が全体的に均一な温度となるように熱良導性材により
    構成される貯蔵容器と、 前記貯蔵容器の開口縁部に装着
    される非熱良導性の取っ手部材と、 前記室内に配置さ
    れ、冷気が前記室内を対角線上に横切って概ね流れるよ
    うに前記室内に前記冷気を吹出す冷気吹出口及び前記室
    内より冷気を吸い込む冷気吸込口と、を備え、 前記貯蔵
    容器内に部分的に結露が生じないように前記貯蔵容器の
    全体を前記冷気にて間接冷却して前記壁面からの熱伝導
    により前記貯蔵容器内を比較的均一な温度に保つように
    したことを特徴とする冷凍冷蔵庫。
  2. 【請求項2】 前記取っ手部材が前記貯蔵容器に対して
    分離可能に装着されていることを特徴とする請求項1に
    記載の冷凍冷蔵庫。
  3. 【請求項3】 前記貯蔵容器が、側壁部と取っ手部を
    体成形されて相対向する一組の側壁をなす非熱良導性材
    製の取っ手付き側壁構成部材と、底及び相対向する一
    組の側壁をなす熱良導性材製の容器部材との組立体によ
    り構成されていることを特徴とする請求項に記載の冷
    凍冷蔵庫。
  4. 【請求項4】 前記冷気吹出口と前記冷気吸込口とが前
    記室の対角線上に配置されていることを特徴とする請求
    項1〜3のいずれか一つに記載の冷凍冷蔵庫。
  5. 【請求項5】 保湿機能を有し、エチレン除去機能材料
    を含有したフィルタが前記蓋部材に取り付けられている
    ことを特徴とする請求項1〜4のいずれか一つに記載の
    冷凍冷蔵庫。
  6. 【請求項6】 冷凍冷蔵庫内が複数個の室に区画され、
    その一つが0℃〜3℃に設定される低温室とされ、この
    低温室内に前記貯蔵容器が配置されていることを特徴と
    する請求項1〜5のいずれか一つに記載の冷凍冷蔵庫。
  7. 【請求項7】 前記低温室に冷気を吹き出す冷気吹出口
    が前記低温室に対してラッパ状に広がった形状に形成さ
    れていることを特徴とする請求項に記載の冷凍冷蔵
    庫。
  8. 【請求項8】 前記貯蔵容器は前記低温室に冷気を吹き
    出す冷気吹出口近傍を二重壁構造とされていることを特
    徴とする請求項6または7に記載の冷凍冷蔵庫。
  9. 【請求項9】 冷蔵室と、前記冷蔵室より低温の前記貯
    蔵容器が設けられた低温室と、冷却器を含み空気を冷却
    する冷却器室と、前記冷却器室から前記冷蔵室に冷気を
    送る冷蔵室用送風路と、前記冷蔵室用送風路とは独立し
    た流路で前記冷却器室から前記低温室に冷気を送る低温
    室用送風路とを有していることを特徴とする請求項1〜
    8のいずれか一つに記載の冷凍冷蔵庫。
  10. 【請求項10】 前記低温室の温度を5℃と0℃〜3℃
    とに切換え可能に構成されていることを特徴とする請求
    に記載の冷凍冷蔵庫。
  11. 【請求項11】 前記低温室の温度を検出する温度セン
    サを有し、前記温度センサの温度検出値に基づいて冷気
    流量を調節する低温室用ダンパーが前記低温室用送風路
    に設けられていることを特徴とする請求項または10
    に記載の冷凍冷蔵庫。
  12. 【請求項12】 前記冷蔵室用送風路の冷気流量を調節
    する冷蔵室用ダンパーと前記低温室用送風路の冷気流量
    を調節する低温室用ダンパーとが並設されていることを
    特徴とする請求項9〜11のいずれか一つに記載の冷凍
    冷蔵庫。
  13. 【請求項13】 冷蔵室と、冷凍室と、前記冷蔵室より
    低温で前記冷凍室より高温の前記貯蔵容器が設けられた
    低温室とを備え、前記冷凍室を冷却した後の冷気を前記
    低温室に吹き出すダンパーが設けられていることを特徴
    とする請求項1〜12のいずれか一つに記載の冷凍冷蔵
    庫。
  14. 【請求項14】 冷気を冷却器室に戻す冷気戻し通路と
    冷却器室とを仕切る仕切り板を有し、当該仕切り板が熱
    良導性材により構成されていることを特徴とする請求項
    13のいずれか一つに記載の冷凍冷蔵庫。
  15. 【請求項15】 前記冷却器および前記仕切り板の下方
    に除霜ヒーターおよび除霜水を受けるドレン受けが配置
    されていることを特徴とする請求項14に記載の冷凍冷
    蔵庫。
  16. 【請求項16】 冷凍冷蔵庫内に収納され、扉に固定さ
    れたフレームに取り 出し可能に支持される貯蔵容器を備
    え、前期貯蔵容器が、側壁部と取っ手部を一体成形され
    て相対向する一組の側壁をなす非熱良導性材製の取っ手
    付き側壁構成部材と、底部及び相対向する一組の側壁を
    なす熱良導性材製の容器部材との組立体により構成され
    ていることを特徴とする冷凍冷蔵庫。
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