JP3428781B2 - 複数のチャネルを介してノード装置間の通信が行われるネットワークシステムのパケット放送方法 - Google Patents

複数のチャネルを介してノード装置間の通信が行われるネットワークシステムのパケット放送方法

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JP3428781B2 JP17678095A JP17678095A JP3428781B2 JP 3428781 B2 JP3428781 B2 JP 3428781B2 JP 17678095 A JP17678095 A JP 17678095A JP 17678095 A JP17678095 A JP 17678095A JP 3428781 B2 JP3428781 B2 JP 3428781B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数のチャネルを介し
てノード装置間の通信が行われるネットワークシステム
パケット放送方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、端末の高速化に伴い、端末を接続
するネットワークの高速化を目的として、複数の波長を
用いた光波長多重伝送路を使用したネットワークシステ
ムについて、多種多様なものが検討されて来ている。こ
れらの中の一つに、伝送するデータを、送信元端末と受
信宛て先端末の途中に位置するノード装置によって中継
伝送するマルチホップ型のものがある。この方式につい
ては、Biswanath Mukherjee(ビス
ワナス ムクヘルジー)によって、“WDM−Base
d Local Lightwave Network
s PartII: Multihop System
s” IEEE Network July(199
2)P20〜P32に解説されている。
【0003】図6は、リング型の波長多重伝送路とハブ
型のノード装置を用いて構成されるマルチホップ型のネ
ットワークシステムの構成例であり、4つのノード装置
を光ファイバによって接続した例を示している。符号1
3から符号16は、図7に示したノード装置であり、夫
々8個のサブ伝送路を介して8個の端末が接続されてい
る。符号17から符号20は、光波長多重伝送路である
ところの光ファイバである。
【0004】図7は、上述マルチホップ型のシステム例
のノード装置の構成例である。図7において、符号21
はバッファの読み出しの制御及び可変波長送信部の送信
波長の制御を行なう制御部である。符号22はバッファ
制御部であり、波長制御部によって設定された可変波長
送信部の送信波長で送信するべきパケットをバッファか
ら読み出す制御をする。符号23は波長制御部であり、
所定の送信波長制御パターンに従って可変波長送信手段
の送信波長を制御する。符号24は、光波長多重伝送路
であるところの光ファイバである。符号25は分岐器で
あり、光ファイバ24を伝送してきた光信号を分岐し8
個の固定波長受信部に出力する。符号26から33は、
固定波長受信部Iから固定波長受信部VIIIである。
固定波長受信部I26から固定波長受信部VIII33
は、夫々、波長λ1からλ8に対応した1つの波長の光
信号で伝送されるパケットのみを受信する。符号34か
ら41は、分離挿入部Iから分離挿入部VIIIであ
り、固定波長受信部26〜33から出力されるパケット
流の中から、サブ伝送路を介して端末に伝送するべきパ
ケットを分離し端末に送出すると共に、サブ伝送路を介
して端末から伝送されてくるパケットを固定波長受信部
26〜33から出力されるパケット流に挿入する機能を
有している。符号42から49は、バッファIからバッ
ファVIIIであり、分離挿入部34〜41から出力さ
れるパケットを一時記憶する機能を有している。符号5
0から57は、可変波長送信部Iから可変波長送信部V
IIIであり、バッファ42〜49から出力されるパケ
ットを、制御部21の制御によって、波長λ1から波長
λ8の内の所定の波長の光信号に変換して合波器58を
介して光ファイバ24に送出する。符号58は合波器で
あり、8個の可変波長送信部50〜57から送出される
波長λ1から波長λ8の光信号を合波し、光ファイバ2
4に出射する。符号59から66は、サブ伝送路Iから
サブ伝送路VIIIであり、分離挿入部34〜41と端
末との間のパケットの伝送路としての機能を果たす。符
号67から74は、夫々、サブ伝送路Iからサブ伝送路
VIIIを介してノード装置に接続された端末Iから端
末VIIIであり、分離挿入部34〜41から出力され
るパケットを受信すると共に、他の端末へ送信するパケ
ットを作成し、サブ伝送路59〜66を介して分離挿入
部34〜41に送信する。
【0005】図8は、端末の構成例である。図8におい
て、符号75はI/F(Interface)部であ
り、パケット処理部から出力されるパケットをサブ伝送
路59〜66に送出すると共に、サブ伝送路から入力さ
れるパケットをパケット処理部に出力する。符号76は
パケット処理部であり、端末接続テーブルを参照し、受
信宛て先端末に対応した中継回数表示欄の値と使用波長
指定欄の値を求め、これらをヘッダの所定の欄に書き込
み、送信するべきデータに付加してパケットを組み立て
ると共に、I/F部75を介して入力される受信パケッ
トのヘッダ部を除去し、所定の受信処理を行なう。符号
77は端末接続テーブルであり、本ネットワークシステ
ムに接続された端末に関して、どの端末がどのノード装
置に接続されているか、更にその端末がサブ伝送路59
〜66を介して接続された分離挿入部34〜41にパケ
ットを出力する固定波長受信部26〜33が受信する波
長(以下受信波長)は何かといった端末の接続情報を、
表1に示すような端末接続テーブルとして有している。
符号78は入出力部であり、本ネットワークシステムに
新規に端末を追加接続する場合や、端末の接続関係を変
更した場合等に、端末接続テーブル77の内容をネット
ワークシステムを介さずに書き換える為のキーボード、
表示装置等のインタフェース機能を有している。
【0006】
【表1】 図9は、上述マルチホップ型のシステム例に用いられる
パケットの構成例である。図9において、符号79は、
送信元のノード装置から受信宛て先のノード装置まで伝
送するのに必要な中継回数を示す中継回数表示欄であ
る。各中継ノード装置13〜16は、この中継回数表示
欄の値を減算する事によって、伝送方向下流に隣接する
ノード装置が受信宛て先のノード装置であるか否かを知
る事ができる。更に又、この値が0であるか否かによっ
て、自ノード装置が受信宛て先であるか否かを知る事が
できる。符号80は、使用波長指定欄であり、中継伝送
時に使用する波長を指定する。中継回数表示欄79と使
用波長指定欄80がヘッダ部である。このヘッダ部の使
用波長指定欄80で使用する値は、表2に示す如く、各
送信波長λ1からλ8に対して、使用波長指定欄値とし
て、夫々1から8を割り当てている。符号81はこのパ
ケットによって運ばれるデータ部である。
【0007】
【表2】 図10は、上述マルチホップ型のシステム例に用いられ
るノード装置の分離挿入部Iから分離挿入部VIIIの
内部構成図である。分離挿入部I34〜分離挿入部VI
II41の内部構成は全て同一の構成である。図10に
おいて、符号82はコンパレータであり、ラッチ83か
ら出力されるパケットの中継回数表示欄79の値が0で
あるか否か比較し、0である場合は分離指示を、0でな
い場合は中継指示をデマルチプレクサ85に出力する。
符号83はラッチであり、固定波長受信部26〜33か
ら出力されるパケットの中継回数表示欄79を記憶し、
その値をコンパレータ82に出力する。符号84はI/
F部であり、デマルチプレクサ85から出力されるパケ
ットをサブ伝送路59〜66に送出すると共に、サブ伝
送路から入力されるパケットをFIFOIに出力する。
符号85はデマルチプレクサであり、入力されたパケッ
トを、コンパレータ82の比較結果の出力が分離指示で
ある場合は、I/F部84に出力し、中継指示である場
合は、FIFOIIに出力する。符号86は挿入制御部
であり、FIFOI及びFIFOIIの読み出しの制御
をすると共に、セレクタ89に選択するべきFIFOを
指示する事によって、サブ伝送路59〜66から伝送さ
れてくるパケットを、固定波長受信部26〜33から出
力されるパケット流に挿入する制御を行なう。符号87
と符号88はFIFOI及びFIFOIIであり、入力
されたパケットを一時記憶し、挿入制御部86からの制
御によって、入力された順番にセレクタ89に出力す
る。符号89はセレクタであり、挿入制御部86からの
指示により、出力するべきパケット信号を記憶している
FIFOを選択する。
【0008】図11は、上述マルチホップ型のシステム
例に用いられるバッファIからバッファVIIIの内部
構成図である。バッファIからバッファVIIIの内部
構成は全て同一の構成である。図11において、符号9
0はデマルチプレクサであり、分離挿入部34〜41か
ら出力されるパケットのヘッダ部の使用波長指定欄80
をラッチI91に、中継回数表示欄79をラッチII9
2に、データ部81をシフトレジスタ94に夫々出力す
る。符号91はラッチIであり、パケットのヘッダ部の
使用波長指定欄80を記憶し、その値を書き込みアドレ
スカウンタ95とセレクタ96に出力する。符号92は
ラッチIIであり、パケットのヘッダ部の中継回数表示
欄79を記憶し、その値をダウンカウンタ93に出力す
る。符号93はダウンカウンタであり、ラッチII92
から出力されるパケットのヘッダ部の中継回数表示欄7
9を減算し、セレクタ96に出力する。符号94はシフ
トレジスタであり、デマルチプレクサ90から出力され
るパケットのデータ部81に所望の遅延を与え、セレク
タ96に出力する。符号95は書き込みアドレスカウン
タであり、ラッチI91から出力されるパケットのヘッ
ダ部の使用波長指定欄80の値に応じてパケットを書き
込むべきデュアルポートメモリ98の書き込みアドレス
を発生し、順次パケットを書き込むべきアドレス信号を
デュアルポートメモリ98に出力する。符号96はセレ
クタであり、ラッチI91から出力されるパケットのヘ
ッダ部の使用波長指定欄80と、ダウンカウンタ93に
よって減算された中継回数表示欄79の値と、シフトレ
ジスタ94から出力される所望の遅延を与えられたパケ
ットのデータ部81とを順次選択する事により、中継回
数表示欄79の値を減算したパケットを再構成し、デュ
アルポートメモリ94に出力する。符号93は読み出し
アドレスカウンタであり、制御部17内のバッファ制御
部22から出力されるオフセット値を読み出し開始アド
レスとして、順次パケットを読み出すべきアドレス信号
をデュアルポートメモリ98に出力する。符号98は、
パケットデータの書き込みと読み出しを独立に行なう為
のデュアルポートメモリである。デュアルポートメモリ
98の記憶領域は、パケットを送出するべき波長に応じ
て、8つの領域に分割されている。記憶領域Iから記憶
領域VIIIは、夫々、送信波長λ1からλ8に対応し
ている。夫々の領域の先頭アドレスは、A1、A2、A
3、A4、A5、A6、A7及びA8である。
【0009】上述マルチホップ型のシステム例において
は、データを送信する端末のパケット処理部76は、端
末接続テーブル77を参照し、受信宛て先端末に対応し
た中継回数表示欄79の値と使用波長指定欄80の値を
求め、これらをヘッダの所定の欄に書き込み、送信する
べきデータに付加してパケットを組み立て、サブ伝送路
59〜66を介してノード装置の分離挿入部34〜41
に伝送する。
【0010】送信元の端末から送出されたパケットは、
分離挿入部34〜41で、固定波長受信部26〜33か
ら出力されるパケット流に挿入され、バッファ部42〜
49で中継回数表示欄79の値が減算され、使用波長指
定欄に指定された波長に対応した記憶領域に一時記憶さ
れ、その後、可変波長送信部50〜57から所定の波長
の光信号として送出され、下流に位置するノード装置の
前記波長に対応した固定波長受信部26〜33で受信さ
れる。そして、分離挿入部34〜41において、中継回
数表示欄79の値が、他のノード装置による中継を受け
る必要のない事を示す値“0”であるか否か検出され、
“0”でない場合はバッファ38〜45に出力され中継
回数表示欄75の値が減算された後、再び下流のノード
装へ送信される。この中継動作を繰り返し、中継回数表
示欄79の値が“0”となると、サブ伝送路59〜66
に分離され伝送された後、端末のパケット処理部76で
受信処理される。
【0011】この中継動作においては、パケットは、使
用波長指定欄80の値に基づいて、受信宛て先端末がサ
ブ伝送路59〜66を介して接続された分離挿入部34
〜41にパケットを出力する固定波長受信部26〜33
が受信する波長の光信号に変換されて伝送される。
【0012】
【発明が解決しようとしている課題】上述マルチホップ
型のシステム例においては、送信元の端末で端末接続テ
ーブルを検索し、受信宛て先の端末に対応した使用波長
指定欄と中継回数表示欄を設定する事によって、これら
2つの値を元にノード装置での中継処理がなされ所望の
端末にパケットが伝送される。その為、受信宛て先の端
末の識別番号を受信宛て先アドレスとして指定して伝送
する場合に比較して、高速な中継処理が可能であるが、
パケットの送信を行なう端末は、端末接続テーブルを有
する必要がある為、以下の様な問題があった。
【0013】すなわち、上述マルチホップ型のシステム
例におけるパケットの放送方法においては、パケットを
放送する端末は、ネットワークシステム上に接続された
全端末に対して、端末接続テーブルを参照して逐次パケ
ットを送信し、パケットを受信した端末は、端末接続テ
ーブルを参照して受信応答パケットを返送し、パケット
を放送する端末は、この受信応答パケットを確認する事
により放送動作の終了を行なっていた。従って、ネット
ワークシステムを新規に構成した場合や、構成を変更し
た場合において、いずれの端末も端末接続テーブルを有
していない為、パケットの放送ができないといった問題
があった。
【0014】同様に、ネットワークシステムに新規に端
末を追加接続する場合や、端末の接続関係を変更した場
合には、接続変更をした端末の情報が登録されていない
為、この端末からの放送パケットを受信した端末は、端
末接続テーブルを参照して受信応答パケットを返送する
ことができない為、パケットを放送する端末が受信応答
パケットを確認する事により放送動作の終了を行なう事
ができないといった問題点があった。
【0015】更に又、ネットワークシステム上の端末の
中の何れかの端末において、何等かの理由によって、端
末接続テーブルに不備が生じた場合、この不備の生じた
端末は、上述同様に、端末接続テーブルを参照して受信
応答パケットを返送することができない為、パケットを
放送する端末が受信応答パケットを確認する事により放
送動作の終了を行なう事ができないといった問題点があ
った。
【0016】本発明は、複数のチャネルを介してノード
装置間の通信が行われるネットワークシステムにおいて
パケットを放送する際の応答を不要とし、放送の終了を
簡単に判別できるようにすることを目的とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する為、
本発明では、下記の如きパケット放送方法を用いて課題
を解決する。
【0018】上記目的を達成するために本発明は、複数
の端末装置をネットワークに接続するノード装置が複数
のチャネルにより互いに接続され、1つのノード装置に
接続する前記複数の端末装置の夫々は、前記ノード装置
を介して異なるチャネルに接続されるネットワークシス
テムにおけるパケットの放送を行う方法であって、前記
端末装置が送信したパケットを放送する場合は、該放送
パケットがネットワーク上のノード装置により中継を受
ける回数を示す情報を該放送パケットに付加して前記複
数のチャネルの夫々に送信し、前記放送パケットを受信
したノード装置は、前記中継を受ける回数を示す情報に
応じて、受信した放送パケットを該放送パケットの受信
チャネルに接続する端末装置に送信、もしくは、前記中
継を受ける回数を示す情報を変更してから中継し、前記
放送パケットを送信した端末装置が接続するノード装置
が、前記複数の各チャネルを介して受信した放送パケッ
トのうち、前記放送パケットを送信した端末装置が接続
するチャネルを介して受信した放送パケットを該端末装
置に送信することにより該端末装置が前記放送パケット
を受信すると、パケットの放送処理を終了することを特
徴とする。
【0019】
【0020】
【0021】
【0022】
【作用】本発明によれば、複数の端末装置をネットワー
クに接続するノード装置が複数のチャネルにより互いに
接続され、1つのノード装置に接続する前記複数の端末
装置の夫々は、前記ノード装置を介して異なるチャネル
に接続されるネットワークシステムにおいて、放送の終
了を簡単に判断できるだけでなく、中継回数の指定によ
りパケットを受信すべき端末装置が接続するノード装置
の指定ができ、ノード装置が他のノード装置のアドレス
を管理しなくても、パケットの放送を行うことができ
る。
【0023】
【実施例】
(実施例1)図1は、本発明の第1の実施例であり、前
述図6から図11に示したマルチホップ型のシステム例
のパケット放送方法において好適に用いられる放送パケ
ットの構成例である。
【0024】図1において、符号1は、放送パケットの
送信元のノード装置から受信宛て先のノード装置まで伝
送するのに必要な中継回数を示す中継回数表示欄であ
る。各ノード装置は中継時に、この中継回数表示欄1の
値を減算する事によって、伝送方向下流に隣接するノー
ド装置が受信宛て先のノード装置であるか否かを知るこ
とができる。更に又、この値が0であるか否かによっ
て、自ノード装置に接続された端末が受信宛て先である
か否かを知る事ができる。符号2は使用波長指定欄であ
り、中継伝送時に使用する波長を指定する。このヘッダ
部の使用波長指定欄2で使用する値は、表2に示す如
く、各送信波長λ1からλ8に対して、それぞれ1から
8を割り当てている。符号3はパケット種別識別欄であ
り、このパケットの種別を示す欄であり、パケットの種
別として、放送パケットを示す値が設定される。符号4
はその他のヘッダ部である。中継回数表示欄1と使用波
長指定欄2とパケット種別識別欄3及びその他のヘッダ
部4がヘッダ部である。符号5は放送端末識別欄であ
り、放送パケットの送信元である放送端末の端末識別番
号が書き込まれる。符号6はデータ部であり、放送する
べきデータを書き込む。
【0025】図2は、本発明の第1の実施例における放
送パケットの送信元の放送端末の動作フローチャートで
ある。
【0026】上述放送パケットを用いた本発明によるパ
ケット放送方法の第1の実施例について、前述図7のノ
ード装置構成例を用いた図6に示したネットワークシス
テムの構成例において、ノード装置I13に接続された
端末I67からデータを放送する場合を例に説明する。
以下の説明においては、異なる端末の同じ構成要素に対
しては、便宜上図6、図7、図8、図9、図10及び図
11に示された同一の符号を用いる事とする。
【0027】まず初めに、ノード装置I13に接続され
た放送端末である端末I67は、ヘッダの中継回数表示
欄1の値を“1”とし、使用波長指定欄2の値を“1”
とした放送パケットを作成し、これらをサブ伝送路I5
9を介して、ノード装置I13の分離挿入部I34に伝
送する。この時、放送パケットの放送端末識別欄には、
端末I67の識別番号を書き込む。以下の説明において
は、このパケットを放送パケットAと呼ぶ。
【0028】ノード装置I13の分離挿入部I34のI
/F部84は、サブ伝送路I59を介して伝送されてく
る放送パケットAをFIFOI87に順次書き込む。放
送パケットAのFIFOI87への書き込みが終了後、
挿入制御部86は、FIFOII88から読み出してい
るパケット流の切れ目を見いだし、セレクタ89が出力
するべきFIFOの入力をFIFOI87からの入力に
設定する様に切り替えてFIFOII88の読み出しを
停止し、FIFOI87の読み出しを開始する。その後
FIFOI87に書き込まれた放送パケットAの読み出
しの終了後、挿入制御部86は、セレクタ89が出力す
るべきFIFOの入力を再びFIFOII88からの入
力に設定する様に切り替え、FIFOI87の読み出し
を停止し、FIFOII88の読み出しを再開する。セ
レクタ89から出力された放送パケットAは、バッファ
I42に入力される。
【0029】バッファI42のデマルチプレクサ90
は、分離挿入部から出力される放送パケットAのヘッダ
部の使用波長指定欄2をラッチI91に、中継回数表示
欄1をラッチII92に、データ部6をシフトレジスタ
94にそれぞれ出力する。ラッチI91は、放送パケッ
トAのヘッダ部の使用波長指定欄2を記憶し、その値を
書き込みアドレスカウンタ95とセレクタ96に出力す
る。ラッチII92は、放送パケットAのヘッダ部の中
継回数表示欄1を記憶し、その値をダウンカウンタ93
に出力する。ラッチII92から出力される放送パケッ
トAのヘッダ部の中継回数表示欄1の値“1”は、ダウ
ンカウンタ93で減算されて“0”となり、セレクタ9
6に出力される。シフトレジスタ94は、デマルチプレ
クサ90から出力される放送パケットAのデータ部6に
所望の遅延を与え、セレクタ96に出力する。セレクタ
96は、ラッチI91から出力される放送パケットAの
ヘッダ部の使用波長指定欄2と、ダウンカウンタ93に
よって減算された中継回数表示欄1の値と、シフトレジ
スタ94から出力される所望の遅延を与えられた放送パ
ケットAのデータ部6とを順次選択する事により、中継
回数表示欄1の値を減算した放送パケットAを再構成
し、デュアルポートメモリ98に出力する。
【0030】一方、書き込みアドレスカウンタ95は、
ラッチI91から出力される放送パケットAのヘッダ部
の使用波長指定欄2の値“1”に応じて、放送パケット
Aを書き込むべきデュアルポートメモリ98の書き込み
開始アドレスをA1とし、順次パケットを書き込むべき
アドレス信号をデュアルポートメモリ98に出力する。
デュアルポートメモリ98の入力ポートには、セレクタ
96を介して再構成された放送パケットAが入力されて
おり、書き込みアドレスカウンタ95から出力されるア
ドレスに従って、順次、記憶領域Iに書き込まれる。こ
の様にして、放送パケットAが記憶領域Iに書き込まれ
た後、制御部21内の波長制御部23の制御の下に、可
変波長送信部I50の送信波長がλ1に設定されると、
制御部21内のバッファ制御部22は、記憶領域Iに対
応したオフセット値A1をバッファI42の読み出しア
ドレスカウンタ97に出力する。このオフセット値A1
を元に、読み出しアドレスカウンタ97は、順次カウン
タをインクリメントする事によって記憶領域Iに書き込
まれている放送パケットAを読み出す為のアドレスを発
生し、デュアルポートメモリ98に出力する。この読み
出しアドレスによってデュアルポートメモリ98の出力
ポートから、放送パケットAが順次読み出され、可変波
長送信部I50に出力される。可変波長送信部I50の
送信波長はλ1に設定されている為、放送パケットA
は、波長λ1の光信号として、可変波長送信部I50か
ら合波器58に送出され、合波器58において、他の可
変波長送信部II51から可変波長送信部VIII57
より送出される互いに波長の異なる光信号と合波され、
光ファイバ24に出射され、下流に隣接するノード装置
II14に伝送される。
【0031】波長λ1の光信号として、ノード装置II
14に伝送されてきた放送パケットAは、ノード装置I
I14の固定波長受信部I26において受信され分離挿
入部I34に出力される。分離挿入部I34のラッチ8
3では、固定波長受信部I26から出力される放送パケ
ットAの中継回数表示欄1が記憶され、その値がコンパ
レータ82に出力される。コンパレータ82は、ラッチ
83から出力される放送パケットAの中継回数表示欄1
の値が“0”である為、分離指示をデマルチプレクサ8
5に出力する。デマルチプレクサ85は、コンパレータ
82からの分離指示を受けて、入力された放送パケット
AをI/F部84に出力する。これにより放送パケット
Aは、I/F部84に出力され、サブ伝送路I59を伝
送される。その後、受信宛て先である端末I67で受信
され、パケット処理部76において、ヘッダのパケット
種別識別欄3が読み取られ、この欄3に放送パケットを
示す値が設定されている為、所定の受信処理が行なわれ
る。
【0032】放送パケットAを送信後、ノード装置I1
3に接続された放送端末である端末I67は、ヘッダの
中継回数表示欄1の値を“1”とし、使用波長指定欄2
の値を“2”から“8”とした7個の放送パケットを作
成し、これらを上述放送パケットAと同様にサブ伝送路
I59を介してノード装置I13の分離挿入部I34に
伝送する。
【0033】この時、7個の放送パケットの放送端末識
別欄5の値は前述放送パケットAと同じである。これら
7個の放送パケットはそれぞれ放送パケットAと同様に
処理され、分離挿入部I34からバッファI42に出力
される。バッファI42においては、中継回数表示欄1
の値“1”が、ダウンカウンタ93で減算されて“0”
となり、7個の放送パケットのヘッダ部の使用波長指定
欄2の値に応じて、記憶領域IIから記憶領域VIII
に書き込まれる。この様にして、7個の放送パケットが
記憶領域IIから記憶領域VIII書き込まれた後、制
御部21内の波長制御部23とバッファ制御部22の制
御の下に使用波長指定欄2に設定された所定の波長で可
変波長送信部II51から可変波長送信部VIII57
より、下流に隣接するノード装置II14に伝送され
る。
【0034】ノード装置II14に伝送されて来た7個
の放送パケットは、使用波長指定欄2に設定された波長
に応じて、ノード装置II14の固定波長受信部II2
6から固定波長受信部VIII33において受信され、
分離挿入部II34から分離挿入部VIII41で放送
パケットAと同様に分離されサブ伝送路を介してそれぞ
れ端末II68から端末VIII74に出力される。端
末II68から端末VIII74においては、放送パケ
ットAと同様に、受信処理される。
【0035】この様にして、放送パケットが、ノード装
置I13に接続された端末I67から、ノード装置II
14に接続された端末I67から端末VIII74に伝
送され受信処理される。
【0036】次に、ノード装置I13に接続された放送
端末である端末I67は、ヘッダの中継回数表示欄1の
値を“2”とし、使用波長指定欄2の値を“1”から
“8”とした8個の放送パケットを作成し、送信する。
この時、8個の放送パケットの放送端末識別欄5の値は
前述放送パケットAと同じである。これら8個の放送パ
ケットは、それぞれ放送パケットAと同様にノード装置
I13で処理され、中継回数表示欄1の値が“2”から
“1”に減算され、ノード装置II14に出力される。
ノード装置II14の分離挿入部では、中継回数表示欄
1の値が“1”である事から分離はされずに、バッファ
に出力され、中継回数表示欄1の値が“1”から“0”
に減算されて可変波長送信部からノード装置III15
に出力される。ノード装置III15では、中継回数表
示欄1の値が“0”である事から分離され、それぞれ端
末I67から端末VIII74に送られ、前述同様に処
理がなされる。この様にして、放送パケットが、ノード
装置III15に接続された端末I67から端末VII
I74に伝送され、受信処理される。
【0037】続いて、ノード装置I13に接続された放
送端末である端末I67は、前述同様にヘッダの中継回
数表示欄1の値を“3”とし、8個の放送パケットを作
成し、送信する。
【0038】これら8個の放送パケットは上述と同様に
ノード装置II14とノード装置III15で中継さ
れ、ノード装置IV16に接続された8個の端末で受信
され、ノード装置IV16に接続された端末I67から
端末VIII74に伝送され、受信処理される。
【0039】更に続いて、ノード装置I13に接続され
た放送端末である端末I67は、前述同様にヘッダの中
継回数表示欄1の値を“4”とし、8個の放送パケット
を作成し、送信する。これら8個の放送パケットは上述
と同様にノード装置II14とノード装置III15及
びノード装置IV16で中継され、ノード装置I13に
接続された8個の端末で受信される。この時、ノード装
置I13に接続された端末II68から端末VIII7
4においては、放送パケットが受信処理される。
【0040】一方、ノード装置I13に接続された端末
I67は放送パケットを送信した放送端末である。放送
端末では、受信した放送パケットの放送端末識別欄5の
値から、この放送パケットが自端末から送信されネット
ワークシステム上の全ノード装置で中継されて一周して
自端末に戻って来たものである事が見いだされ、放送パ
ケットの送信が終了される。
【0041】本実施例では、全てのノードが全ての波長
を夫々受信でき、受信したパケットを所望の波長で送信
する機能を有しているので、波長を指定して送信しなけ
ればいけないノードは1つだけでよい。
【0042】(実施例2)図3は、本発明による放送パ
ケットの第2の実施例である。図3において、符号7は
中継端末指定欄であり、ノード装置に接続された8個の
端末の中で、受信した放送パケットを中継伝送するべき
端末を指定する。この指定の方法としては、端末がサブ
伝送路を介して接続された分離挿入部にパケットを出力
する固定波長受信部が受信する波長(以下受信波長)が
用いられる。
【0043】図4は、本発明の第2の実施例における放
送パケットの送信元の端末の動作フローチャートであ
る。
【0044】図5は、本発明の第2の実施例における放
送パケットを受信する端末の動作フローチャートであ
る。
【0045】本第2実施例においては、放送パケットの
送信元の端末は、中継回数表示欄1の値を“1”とし、
また使用波長指定欄2の値を“1”から“8”として、
下流に隣接するノード装置に接続された端末にのみ放送
パケットを送信する。この放送パケットを受信した端末
は第1の実施例と同様に放送パケットの受信処理を行な
う。更に、中継端末指定欄7で指定された端末は、受信
した放送パケットの中継回数表示欄1の値を“1”に設
定し、この放送パケットを同様に、下流に隣接するノー
ド装置に接続された端末にのみ送信する。このように、
順次、放送パケットの中継端末指定欄で指定された端末
によって、下流に隣接するノード装置に接続された端末
に放送パケットが送信されてゆき、放送パケットの送信
元の端末がこの放送パケットを受信すると、放送パケッ
トの送信を完了する。
【0046】本実施例においては、放送パケットの送信
元の端末が送信する放送パケットの数が少なくなり、放
送パケットの送信が複数の端末に分散される為、放送パ
ケットの送信の為の負荷が削減出来る効果がある。
【0047】上記実施例では、図2のフローチャートに
示す如く、中継回数を固定して波長指定欄を1から8ま
で変えた後、中継回数を増やす前に自端末の送信した放
送パケットを受信していないかをチェックして放送を終
了するか否かを判断した。しかしながら本願発明はこれ
に限るものではなく、受信したパケットが自端末が送信
した放送パケットであることを検知したらすぐに放送を
やめる構成もとりうる。しかしながらこの構成において
は、送信すべき放送パケットを全て放送し終わる前に、
自端末が送信したパケットを受信してしまうと(ノード
数や波長数が少ないときなどは特に起こりやすい)、そ
の時点で放送パケットの送信を終了してしまい、放送パ
ケットを送信すべき宛先であっても放送パケットを送信
できなくなってしまう(特に放送元が接続されるノード
装置に接続される他の宛先)。そこで送信元において、
自端末が受信できる波長(第1実施例ではλl)で各ノ
ード装置に送られるパケットが、他の波長で送られるパ
ケットよりも後に送られるようにすればよい。例えば、
第1実施例において、中継回数欄をある値に固定して、
使用波長指定欄を順次変えたパケットを送信元の端末が
出力する際に、該使用波長指定欄を2→3→4→5→6
→7→8→1というように送信元が受信できる波長を示
す1が最後になるようにすればよい。
【0048】第2実施例においても同様である。ただ
し、第2実施例ではノード装置が2つ以上ある場合は、
送信元は他の端末(パケットを加工して送出できる手段
であれば端末に限らない)で中継されたパケットを自送
信元が放送するパケットとして受け取ることになってい
るので、送信元がどの波長を受信することができるかを
中継する端未に指定する必要がある。又は、中継する端
末として放送元が受信する波長と同じ波長を受信する端
末を利用すると決めておけばその必要はなくなる。
【0049】(その他の実施例)上記実施例では、放送
元である端末から各ノード装置までの間をノード装置で
パケットを中継して放送を行った。宛先となる端末が接
続されたノード装置においては、中継回数を示す情報
が”0”となったパケットが受信されるように中継回数
欄の値が設定された。ただし、これは適当な値を用いる
ことができるし、また宛先の端末が接続されるノード装
置を宛先の端末への中継を行うノード装置として考えて
中継回数を設定してもなんら差し支えない。
【0050】上記実施例においては、各ノード装置には
サブ伝送路からサブ伝送路を介して端末が接続された。
ただし、ここで言うサブ伝送路には端末が接続されるだ
けでなく、他のネットワークが接続されてもよい。ま
た、サブ伝送路を介してノード装置に入力される信号だ
けでなく、ノード装置内で発生した信号をノード装置間
で通信する際にも本発明は適用できるが、その場合も、
内部で信号が発生し通信を開始するノード装置も中継ノ
ード装置であるとして扱うことにより、本発明をそのま
ま適用できる。またパケットの宛先がノード装置に接続
されるサブ伝送路(それに接続される端末)でなく、ノ
ード装置そのものが宛先である場合も本発明をそのまま
適用できる。また上記各実施例では、異なる波長で複数
のチャネルを構成した例を挙げたが、本願の発明はそれ
に限るものではなく、伝送チャネルとしては、上記実施
例の如き波長多重以外にも、電気信号においては、周波
数多重や、複数の伝送路を束ねる空間多重など様々なも
のが利用できる。また、ここで言う多重とは論理的なも
のであり、物理的に1本の伝送路中に複数のチャネルを
多重したり、伝送路を束ねて用いる必要はなく、例えば
伝送路として空間を用いて、波長多重等により複数のチ
ャネルを得るようにすることも可能である。
【0051】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、複数の端
末装置をネットワークに接続するノード装置が複数のチ
ャネルにより互いに接続され、1つのノード装置に接続
する前記複数の端末装置の夫々は、前記ノード装置を介
して異なるチャネルに接続されるネットワークシステム
において放送の終了を簡単に判断できるだけでなく、
中継回数の指定によりパケットを受信すべき端末装置が
接続するノード装置の指定ができるので、ノード装置が
他のノード装置のアドレスを管理しなくても、パケット
の放送を行うことができ、システム構成の変更も容易に
行える
【0052】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による第1の実施例の放送パケットの構
成を示す図。
【図2】本発明による第1の実施例の放送パケットの送
信元の端末の動作を示す図。
【図3】本発明による第2の実施例の放送パケットの構
成を示す図。
【図4】本発明による第2の実施例の放送パケットの送
信元の端末の動作を示す図。
【図5】本発明による第2の実施例の放送パケットの受
信する端末の動作を示す図。
【図6】マルチホップ型のネットワークシステム例を示
す図。
【図7】マルチホップ型のネットワークシステム例に用
いられるノード装置の構成例の図。
【図8】マルチホップ型のネットワークシステム例に用
いられる端末の構成例の図。
【図9】マルチホップ型のネットワークシステム例に用
いられるパケットの構成例を示す図。
【図10】マルチホップ型のネットワークシステム例に
用いられるノード装置の分離挿入部の構成例を示す図。
【図11】マルチホップ型のネットワークシステム例に
用いられるノード装置のバッファの構成例を示す図。
【符号の説明】
1 中継回数表示欄 2 使用波長指定欄 3 パケット種別識別欄 5 放送端末識別欄 6 データ 7 中継端末指定欄 13〜16 ノード装置 21 制御部 22 波長制御部 23 バッファ制御部 26〜33 固定波長受信部 34〜41 分離挿入部 42〜49 バッファ 50〜57 可変波長送信部 59〜66 サブ伝送路 67〜74 端末 82 コンパレータ 83、91〜92 ラッチ 84 I/F部 85、90 デマルチプレクサ 86 挿入制御部 87−88 FIFO 89、96 セレクタ 93 ダウンカウンタ 94 シフトレジスタ 95 書き込みアドレスカウンタ 97 読み出しアドレスカウンタ 98 デュアルポートメモリ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI H04L 12/28 H04L 11/00 330 12/42 12/46 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04L 12/56 H04J 14/00 H04L 12/28 H04L 12/42

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の端末装置をネットワークに接続する
    ノード装置が複数のチャネルにより互いに接続され、1
    つのノード装置に接続する前記複数の端末装置の夫々
    は、前記ノード装置を介して異なるチャネルに接続され
    るネットワークシステムにおけるパケットの放送を行う
    方法であって、 前記端末装置が送信したパケットを放送する場合は、該
    放送パケットがネットワーク上のノード装置により中継
    を受ける回数を示す情報を該放送パケットに付加して前
    記複数のチャネルの夫々に送信し、 前記放送パケットを受信したノード装置は、前記中継を
    受ける回数を示す情報に応じて、受信した放送パケット
    を該放送パケットの受信チャネルに接続する端末装置に
    送信、もしくは、前記中継を受ける回数を示す情報を変
    更してから中継し、 前記放送パケットを送信した端末装置が接続するノード
    装置が、前記複数の各チャネルを介して受信した放送パ
    ケットのうち、前記放送パケットを送信した端末装置が
    接続するチャネルを介して受信した放送パケットを該端
    末装置に送信することにより該端末装置が前記放送パケ
    ットを受信すると、パケットの放送処理を終了すること
    を特徴とするパケットの放送方法。
  2. 【請求項2】請求項1において、 前記中継を受ける回数を示す情報の変更は、それより後
    に中継を受ける回数を示すべく前記情報を書き改めるこ
    とを特徴とするパケットの放送方法。
  3. 【請求項3】請求項1において、 前記放送パケットには、前記放送パケットを送信した端
    末装置を示す情報が付加されることを特徴とするパケッ
    トの放送方法。
  4. 【請求項4】請求項1において、 前記複数のチャネル夫々は、互いに異なる波長の光通信
    を行うことを特徴とするパケットの放送方法。
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