JP3427860B2 - 光デバイスモジュール及びその製造方法 - Google Patents

光デバイスモジュール及びその製造方法

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  • Mechanical Coupling Of Light Guides (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光ファイバ通信網等に
使用される光デバイスモジュール及びその製造方法に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】光デバイスモジュールは、光デバイス、
一般的には光導波路が表面に形成された導波路基板と、
この導波路基板の両端に接合されたファイバコネクタと
から成るものであり、ファイバコネクタにより保持され
ている各光ファイバが導波路基板上の対応の光導波路に
光結合されるよう構成されている。ここで、光デバイス
には、導波路基板そのもの、導波路基板に各種の光部品
等を付加したもの、或いは、導波路基板の導波路形成面
を樹脂等によりカバーしたもの等が含まれる。
【0003】このような光デバイスモジュールにおいて
は、導波路基板とファイバコネクタとの接合部が露出さ
れていると、熱や湿気等により接合部の接着剤の接着強
度が劣化し、光結合部において光損失や光反射の増大等
が生じる。また、接合部が露出されていると、衝撃に対
しても弱い。
【0004】そこで、従来においては、導波路基板及び
ファイバコネクタをハウジング内に収納すると共に、ハ
ウジング内にジェリー状の樹脂を緩衝材として充填する
こととしている。このような技術としては、例えば特開
平5−27139号公報に記載のものや、特開平5−4
5531号公報に記載のものが知られている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たような従来技術におけるハウジングは、2個の同形の
半体から成る2ピース型であるため、密閉性に問題があ
り、外部の熱や湿気等の影響を受ける可能性がある。
【0006】また、2ピース型ハウジングの場合、ジェ
リー状樹脂をハウジング内に隙間なく充填することは困
難であった。
【0007】従って、本発明の目的は、モジュール本体
を効果的に機械的衝撃や熱、湿気等から保護することの
できる光デバイスモジュール、及び、その製造方法を提
供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1に係る発明による光デバイスモジュール
は、光デバイスと、この光デバイスの一方の端部に接合
され第1の光ファイバを保持している第1のファイバコ
ネクタと、光デバイスの他方の端部に接合され第2の光
ファイバを保持している第2のファイバコネクタとを有
するモジュール本体、及び、モジュール本体を被包する
ようにエポキシ樹脂やウレタン樹脂のような第1の樹脂
から一体成形された被包体、を備えることを特徴として
いる。
【0009】このような光デバイスモジュールにおいて
は、被包体とモジュール本体との間に、シリコン樹脂や
ウレタン樹脂のようなゲル状の第2の樹脂を介在させる
ことが好ましい。
【0010】また、請求項8に係る発明によれば、上記
構成の光デバイスモジュールの製造方法は、モジュール
本体を成形装置の金型内に配置する工程と、少なくと
も、第1及び第2のファイバコネクタと、これらのファ
イバコネクタ及び光デバイスの接合部とが金型の内壁面
から離隔するように、モジュール本体を支持する工程
と、モジュール本体が配置された金型内に、溶融された
前記第1の樹脂を注入し硬化させ、被包体を形成する工
程とを備えることを特徴としている。
【0011】被包体とモジュール本体との間に第2の樹
脂を介在させる場合には、金型内に前記モジュール本体
を配置する前に、モジュール本体にゲル状の第2の樹脂
を塗付する。
【0012】
【作用】上記構成の光デバイスモジュールにおいては、
モジュール本体のほぼ全体が、一体成形された第1の樹
脂により被包されるので、外部からの熱や湿気、衝撃か
ら有効に保護され得る。特に、被包体とモジュール本体
との間にゲル状の第2の樹脂を介在させることで、この
ゲル状樹脂が緩衝材として機能すると共に、ファイバコ
ネクタと光デバイスとの間の接着材の熱膨張や熱収縮に
よるファイバコネクタの動きを許容することができる。
【0013】
【実施例】以下、図面と共に本発明の好適な実施例につ
いて詳細に説明する。尚、図中、同一又は相当部分には
同一符号を付すこととする。
【0014】図1は、第1実施例に係る光デバイスモジ
ュール100の断面図である。また、図2〜図5は図1
の光デバイスモジュールの製造手順を示しており、この
手順を説明することにより、その構造を明らかにする。
これらの図において、符号10は、光デバイスモジュー
ル100における光デバイスとしての導波路基板であ
り、その表面には1×4分岐型の光導波路12が形成さ
れている。このような導波路基板10は、一般的には、
シリコン製の基板の表面に火炎加水分解によるSiO2
微粒子を堆積する方法(FHD:火炎堆積法)を用いて
作られる。
【0015】光導波路12の端面が位置される導波路基
板10の端面は、それぞれ、第1の光ファイバ16の端
部を保持する第1のファイバコネクタ14と、第2の光
ファイバ20の端部を保持する第2のファイバコネクタ
18とが接着されるように形成されている。
【0016】第1の光ファイバ16は、1本の裸ファイ
バ16aの外周にシリコン樹脂等(図示しない)により
一次被覆し、更にその外周にナイロン16b等により二
次被覆したものである。また、図2に明示するように、
第1のファイバコネクタ14は、1本のV溝24が表面
に形成されたV溝基板22と、このV溝基板22の表面
上に接着される押え板26とから構成されている。この
V溝基板22のV溝24には、裸ファイバ16aが露出
された光ファイバ16の端部がセットされ、押え板16
を接着剤28によりV溝基板22上に接着することで、
光ファイバ16はファイバコネクタ14により挟持され
る。
【0017】第2の光ファイバ20はテープ型ないしは
リボン型と呼ばれるものである。即ち、この光ファイバ
20は、一次被覆された複数本(この実施例では4本)
の裸ファイバ20aを有しており、これらの裸ファイバ
20aは互いに平行に配列され、ナイロン20b等で二
次被覆されて平面状に束ねられている。第2のファイバ
コネクタ18は、第1のファイバコネクタ14と同様
に、V溝基板30と、押え板32とから構成されてい
る。V溝基板30の表面上には4本のV溝34が互いに
平行に形成されている。各V溝34には、裸ファイバ2
0aが露出された光ファイバ20の対応の端部がセット
され、押え板32を接着剤36によりV溝基板30上に
接着することで、第2の光ファイバ20は第2のファイ
バコネクタ18により挟持される。
【0018】尚、図2及び図3に示すように、光ファイ
バ16,20にファイバコネクタ14,18を取り付け
る前に、最終製品に設けられるゴム製の保護ブーツ3
8,40を予め各光ファイバ16,20に装着しておく
ことが好ましい。また、V溝基板22,30は、例えば
シリコン製の基板に研削加工或はエッチング加工をする
ことにより形成され得るものである。
【0019】次に、図3に示すように、第1及び第2の
ファイバコネクタ14,18は、導波路基板10の対応
の端面に、接着剤、好ましくは紫外線硬化型接着剤42
により接合される。この際、光ファイバ16,20の各
裸ファイバ16a,20aの端面が光導波路12の対応
の端面に光結合するように、第1及び第2のファイバコ
ネクタ14,18は導波路基板10に対して位置決めさ
れる。
【0020】このようにして導波路基板10とファイバ
コネクタ14,18とから成るモジュール本体44が作
製されたならば、図4に示すように、第1及び第2の光
ファイバ16,20の適所を1対のクランプ部材(支持
部材)46,48によりクランプする。そして、一方の
クランプ部材46又は48から他方のクランプ部材48
又は46が離れるようこれらのクランプ部材46,48
の一方又は両方を移動させて、光ファイバ16,20に
所定の張力をかけ、両クランプ部材46,48間でモジ
ュール本体44をブリッジ状に吊り下げる。
【0021】この後、適当な粘性を有するゲル状ないし
はジェリー状の樹脂50をモジュール本体44の全体に
隙間なく塗付する。この樹脂50は、モジュール本体4
4への塗付が可能なように流動性を有し、且つ、塗付後
はモジュール本体44から滴下しないよう適当な粘着性
又は密着性を有していなければならない。また、この樹
脂50は、シール性、耐熱性及び耐湿性を有することが
好ましい。かかる樹脂50としては、シリコン樹脂(例
えば、信越シリコン製の商品名 シリコーンゲル )や
ウレタン樹脂(例えば、日本ペルノックス製の商品名
ペル・ウレタン)を用いることができる。
【0022】次に、図5に示すように、樹脂50が塗付
されたモジュール本体44を、クランプ部材46,48
間で吊り下げた状態のまま、成形装置の金型52内に配
置する。この際、モジュール本体44は、金型52の内
壁面から離隔された状態で、金型52内の空間のほぼ中
央に配置される。この後、適当な樹脂54を金型52内
に注入し、硬化させる。この樹脂52は、硬化後に定形
性を有し、耐熱性及び耐湿性を有するものでなければな
らない。このような樹脂52としては、熱硬化型のエポ
キシ樹脂(例えば、エポキシテクノロジー製の商品名
エポテック)が好ましく、このような熱硬化性樹脂を用
いた場合には、トランスファ成形法に従って成形される
のが有効である。或はまた、紫外線硬化樹脂(例えば、
ダイキン製の商品名 オプトダインUV)やシリコン樹
脂(例えば、信越シリコン製の商品名 シリコーンゲ
ル)、ウレタン樹脂(例えば、日本ペルノックス製の商
品名ペル・ウレタン)等を用いることも可能である。
【0023】樹脂54が硬化したならば、金型52を取
り外し、クランプ部材46,48を光ファイバ16,2
0から取り外す。硬化された樹脂54、即ち被包体54
の両端部には、前述した保護ブーツ38,40を取り付
けるためのブーツ取付部56,58(図1)が形成され
ており、このブーツ取付部56,58に保護ブーツ3
8,40を嵌着することで、図1に示すような光デバイ
スモジュール100が完成する。
【0024】このようにして製造された光デバイスモジ
ュール100においては、モジュール本体44を囲む被
包体54がエポキシ樹脂等から成形されるので、その外
観形状は常に一定のものとなる。また、モジュール本体
44が成形樹脂54により囲まれているため、外部環境
から完全に遮断される。よって、モジュール本体44は
外部の熱や湿気、衝撃等から有効に保護される。更に、
モジュール本体44と被包体54との間にはゲル状樹脂
50が介在されているので、この樹脂50によってもモ
ジュール本体44が外部環境から保護される。
【0025】また、モジュール本体44はゲル状樹脂5
0に浸漬され、被包体54の内部で浮動支持された状態
となる。樹脂50は適当な粘性を有しているので、光デ
バイスモジュール100に外部から衝撃を加えても、そ
の衝撃はゲル状樹脂50により吸収される。従って、こ
のゲル状樹脂50は緩衝材として機能する。更に、光デ
バイスモジュール100に熱が加わり、モジュール本体
44の接合部の接着剤42が熱膨張や熱収縮を起こして
も、ゲル状樹脂50はファイバコネクタ14,18の動
きを許容することができる。
【0026】図6には、本発明の第2実施例に従って製
造された光デバイスモジュール200が示されている。
この第2実施例の光デバイスモジュール200は、ゲル
状樹脂50がモジュール本体44の全体に塗付されてい
ない点で第1実施例のものとは相違している。この場
合、ゲル状樹脂50は、第1及び第2のファイバコネク
タ14,18の全体と、これらのファイバコネクタ1
4,18に隣接する導波路基板10の一部とに塗付され
ている。外部からの機械的衝撃や、熱、湿気に対して影
響を受けるのは、ファイバコネクタ14,18と導波路
基板10との間の接合部、及びファイバコネクタ14,
18であるので、少なくともこれらをゲル状樹脂50で
保護すれば、第1実施例と実質的に同様な効果が得られ
る。
【0027】また、ゲル状樹脂50としてウレタン樹脂
を用いる場合、ゲル状のままで使用することも可能であ
るが、硬化させた後もウレタン樹脂は弾性に優れている
ため、モジュール本体44を保護する緩衝材として用い
ることができる。そこで、図7に示す光デバイスモジュ
ール300のように、モジュール本体44の外周にウレ
タン樹脂から成る被包体60を直接形成することとして
もよい。
【0028】図8は、本発明の第4実施例に従って製造
された光デバイスモジュール400である。第1実施例
の光デバイスモジュール100を製造する場合、クラン
プ部材44,46を用いてモジュール本体44を吊下げ
支持することとしていた。しかし、この第4実施例の光
デバイスモジュール400の場合、クランプ部材を用い
ず、モジュール本体44の導波路基板10の下面を少な
くとも1本の支持棒により支持することとした。
【0029】より詳細に述べるならば、第1及び第2の
ファイバコネクタ14,18を導波路基板10に接着し
た後、導波路基板10の下面の中央部を残して、モジュ
ール本体44にゲル状樹脂50を塗付する。この後、図
9に示すように、成形装置の金型52の底面から突出す
る支持棒62の上端面に導波路基板10の中央部を載置
する。そして、金型52内にエポキシ樹脂等の溶融樹脂
54を注入し、硬化させる。このようにして作成された
ものが、図8に示す光デバイスモジュール400であ
る。図8において、符号64で示される穴は、支持棒6
2を取り除くことにより形成されたものであり、この穴
64を利用して種々の計測、例えば光デバイスモジュー
ル400内の温度を測定する等を行うことができる。
尚、この穴64の上端を囲む被包体54の部分66は、
導波路基板10の下面に密着されるので、この穴64を
通して水等がファイバコネクタ14,18にまで侵入す
ることはない。
【0030】以上、本発明の好適な実施例について詳細
に説明したが、本発明は上記実施例に限定されないこと
は言うまでもない。例えば、本発明による光デバイスモ
ジュールの被包体を構成する樹脂やゲル状樹脂として
は、上述したものに限定されず、他の適当な樹脂を使用
することが可能である。また、光デバイスは導波路基板
の光導波路形成面に光部品を付加したものであってもよ
い。
【0031】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、モ
ジュール本体のほぼ全体が、一体成形されたエポキシ樹
脂等の樹脂により被包されるので、外部からの熱や湿
気、機械的衝撃から有効に保護される。
【0032】特に、被包体とモジュール本体との間にシ
リコン樹脂等のゲル状樹脂を介在させた場合、このゲル
状樹脂が緩衝材として機能し、機械的衝撃を吸収し、モ
ジュール本体を保護することができる。また、ファイバ
コネクタと光デバイスとの間の接着材が熱膨張や熱収縮
しても、ゲル状樹脂はファイバコネクタの動きを許容す
ることができるので、モジュール本体に無理な力が作用
することもない。
【0033】更に、本発明の方法によれば、ゲル状樹脂
をモジュール本体に塗付した後、被包体をトランスファ
成形等により作製するので、モジュール本体をゲル状樹
脂に隙間なく浸漬させることが簡単にできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例による光デバイスモジュー
ルを示す断面図である。
【図2】図1の光デバイスモジュールの製造手順を示す
図であり、モジュール本体の分解斜視図である。
【図3】図1の光デバイスモジュールの製造手順を示す
図であり、完成されたモジュール本体を示す斜視図であ
る。
【図4】図1の光デバイスモジュールの製造手順を示す
図であり、モジュール本体がブリッジ状に吊り下げられ
た状態を示している。
【図5】図1の光デバイスモジュールの製造手順を示す
図であり、モジュール本体が成形装置の金型内に配置さ
れたところを示している。
【図6】本発明の第2実施例による光デバイスモジュー
ルを示す断面図である。
【図7】本発明の第3実施例による光デバイスモジュー
ルを示す断面図である。
【図8】本発明の第4実施例による光デバイスモジュー
ルを示す断面図である。
【図9】図8の光デバイスモジュールの製造手順を示す
図であり、モジュール本体が成形装置の金型内で支持棒
により支持されているところを示している。
【符号の説明】
100,200,300,400…光デバイスモジュー
ル、10…導波路基板(光デバイス)、12…光導波
路、14…第1のファイバコネクタ、16…第1の光フ
ァイバ、18…第2のファイバコネクタ、20…第2の
光ファイバ、38,40…保護ブーツ、42…接着剤、
44…モジュール本体、46,48…クランプ部材(支
持部材)、50…ゲル状樹脂(第2の樹脂)、52…金
型、54…被包体(第1の樹脂)、60…被包体、62
…支持棒、64…穴。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 平井 茂 神奈川県横浜市栄区田谷町1番地 住友 電気工業株式会社 横浜製作所内 (72)発明者 石川 真二 神奈川県横浜市栄区田谷町1番地 住友 電気工業株式会社 横浜製作所内 (56)参考文献 特開 平5−27139(JP,A) 特開 平5−45531(JP,A) 特開 昭61−280909(JP,A) 特開 昭63−246705(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G02B 6/30 G02B 6/12

Claims (15)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光デバイスと、前記光デバイスの一方の
    端部に接合され第1の光ファイバを保持している第1の
    ファイバコネクタと、前記光デバイスの他方の端部に接
    合され第2の光ファイバを保持している第2のファイバ
    コネクタとを有するモジュール本体、 前記モジュール本体を被包するように第1の樹脂から一
    体成形された被包体、及び、 前記被包体と前記モジュール本体との間に介在されたゲ
    ル状の第2の樹脂 を備える光デバイスモジュール。
  2. 【請求項2】 前記第2の樹脂は、少なくとも、前記第
    1及び第2のファイバコネクタと、これらの光ファイバ
    コネクタ及び前記光デバイスの接合部との周囲に配置さ
    れている請求項1記載の光デバイスモジュール。
  3. 【請求項3】 前記第1の樹脂はエポキシ樹脂である
    求項1又は2に記載の光デバイスモジュール。
  4. 【請求項4】 前記第1の樹脂はウレタン樹脂である
    求項1又は2に記載の光デバイスモジュール。
  5. 【請求項5】 前記光デバイスは、表面に光導波路が形
    成された導波路基板である請求項1〜4のいずれか1項
    に記載の光デバイスモジュール。
  6. 【請求項6】 前記第1及び第2のファイバコネクタは
    前記光デバイスに接着剤により接合されている請求項
    〜5のいずれか1項に記載の光デバイスモジュール。
  7. 【請求項7】 光デバイスと、前記光デバイスの一方の
    端部に接合され第1の光ファイバを保持している第1の
    ファイバコネクタと、前記光デバイスの他方の端部に接
    合され第2の光ファイバを保持している第2のファイバ
    コネクタとを有するモジュール本体、及び、前記モジュ
    ール本体を被包するように第1の樹脂から一体成形され
    た被包体を備える光デバイスモジュールの製造方法にお
    いて、 前記モジュール本体を成形装置の金型内に配置する工程
    と、 少なくとも、前記第1及び第2のファイバコネクタと、
    これらのファイバコネクタ及び前記光デバイスの接合部
    とが前記金型の内壁面から離隔するように、前記モジュ
    ール本体を支持する工程と、 前記モジュール本体が配置された前記金型内に、溶融さ
    れた前記第1の樹脂を注入し硬化させ、前記被包体を形
    成する工程と、 を備え、前記第1及び第2の光ファイバをそれぞれ支持
    部材により把持し、前記モジュール本体を前記支持部材
    の間でブリッジ状に吊り下げた状態で支持することとし
    た光デバイスモジュール製造方法。
  8. 【請求項8】 光デバイスと、前記光デバイスの一方の
    端部に接合され第1の光ファイバを保持している第1の
    ファイバコネクタと、前記光デバイスの他方の端部に接
    合され第2の光ファイバを保持している第2のファイバ
    コネクタとを有するモジュール本体、及び、前記モジュ
    ール本体を被包するように第1の樹脂から一体成形され
    た被包体を備える光デバイスモジュールの製造方法にお
    いて、 前記モジュール本体を成形装置の金型内に配置する工程
    と、 少なくとも、前記第1及び第2のファイバコネクタと、
    これらのファイバコネクタ及び前記光デバイスの接合部
    とが前記金型の内壁面から離隔するように、前記モジュ
    ール本体を支持する工程と、 前記モジュール本体が配置された前記金型内に、溶融さ
    れた前記第1の樹脂を注入し硬化させ、前記被包体を形
    成する工程と、 を備え、前記金型の底面から上方に突出された支持棒の
    上端面に前記モジュール本体の前記光デバイスを載置す
    ることにより、前記モジュール本体を支持することとし
    た光デバイスモジュール製造方法。
  9. 【請求項9】 前記金型内に前記モジュール本体を配置
    する前に、前記モジュール本体にゲル状の第2の樹脂を
    塗付する工程を備える請求項7又は8に記載の光デバイ
    スモジュール製造方法。
  10. 【請求項10】 前記第2の樹脂を、少なくとも、前記
    第1及び第2のファイバコネクタと、これらの光ファイ
    バコネクタ及び前記光デバイスの接合部との周囲に塗付
    する請求項9記載の光デバイスモジュール製造方法。
  11. 【請求項11】 前記第1の樹脂はエポキシ樹脂である
    請求項7〜10のいずれか1項に記載の光デバイスモジ
    ュール製造方法。
  12. 【請求項12】 前記第1の樹脂はウレタン樹脂である
    請求項7〜10のいずれか1項に記載の光デバイスモジ
    ュール製造方法。
  13. 【請求項13】 前記被包体は、トランスファ成形法に
    より第1の樹脂から作製される請求項11又は12に
    載の光デバイスモジュール製造方法。
  14. 【請求項14】 前記光デバイスは、表面に光導波路が
    形成された導波路基板である請求項7〜13のいずれか
    1項に記載の光デバイスモジュール製造方法。
  15. 【請求項15】 前記第1及び第2のファイバコネクタ
    は前記光デバイスに接着剤により接合されている請求項
    7〜15のいずれか1項に記載の光デバイスモジュール
    製造方法。
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