JP3426204B2 - 携帯電話機 - Google Patents

携帯電話機

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JP3426204B2
JP3426204B2 JP2000322135A JP2000322135A JP3426204B2 JP 3426204 B2 JP3426204 B2 JP 3426204B2 JP 2000322135 A JP2000322135 A JP 2000322135A JP 2000322135 A JP2000322135 A JP 2000322135A JP 3426204 B2 JP3426204 B2 JP 3426204B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、無線通信手段によ
って電話の発受信を行う携帯電話機に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、携帯電話機を用いた電子メールの
交換サービスが普及している。電子メールは、電話にお
ける音声の代わりに、主に文書のデータを送受信するも
のであり、電話が電話番号を指定して発信相手を特定す
るのに対して、電子メールアドレスを指定することによ
り特定の相手に送信することができる。この電子メール
は、受信者が電話のように送信者とリアルタイムに応答
する必要がなく、また、郵便に比べると極めて短時間に
送受信を行うことができるので、相手に負担を掛けずに
迅速な伝達を行うことができる手軽なコミュニケーショ
ン手段として広く利用されている。また、電子メール
は、宛先に複数の電子メールアドレスを指定することに
より、一度の送信で特定の多数の相手に同じ内容のメッ
セージを伝達することができるという利点も有する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、携帯電話機
は、使用者が比較的短期間に機器を新機種に変更するこ
とが多く、この際に新規の契約を行ったり、キャリア
(回線事業者)を変更すると、電話番号も変わるので、
新しい電話番号を多数の電話の相手に通知するのが面倒
であるという問題があった。例えば、携帯電話機を新機
種に変更し電話番号も変わった場合に、以前に使用して
いた携帯電話機の電話帳に登録されていた電話番号や電
子メールアドレス等は、専用の機器やパーソナルコンピ
ュータ等を介して新しい携帯電話機の電話帳に移し替え
ることはできるが、他人の携帯電話機の電話帳に登録さ
れている当人の電話番号を自動的に新しいものに書き換
えることはできない。そこで、例えば新しい携帯電話機
を使って、以前から電話帳に登録されていた相手に電話
をし、電話番号が変わった旨を伝えて電話帳の更新を依
頼する場合には、多数の相手に1件ずつ電話をかける手
間が面倒であるだけでなく、この相手にとっても、突然
の電話を受けて電話帳の更新作業を強要されることにな
るので、場合によっては多大な迷惑を掛けることにな
る。
【0004】本発明は、かかる事情に対処するためにな
されたものであり、電子メールを利用することにより、
電話帳の電話番号等の更新を容易に行うことができる携
帯電話機を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、無線
通信によって電話の発着信を行う電話機であって、少な
くとも電話番号と名前のデータを有する電話帳データを
複数登録し、操作によって選択した電話帳データの電話
番号に発信を行う電話帳手段を備えると共に、メールア
ドレスによって特定した相手との間で、少なくとも文字
コード化された文書のデータを有する電子メールの送受
信を行う電子メール手段を備えた携帯電話機において、
受信した電子メール中に、少なくとも電話番号のデータ
を有する電話帳データが所定の書式又は形式で含まれ
と共に、既登録の電話帳データを識別するための以前の
電話番号又は以前の電子メールアドレスからなる識別符
号が加えられていた場合に、この識別符号によって識別
される既登録の電話帳データの全データ又は一部のデー
タを電子メール中の電話帳データと置き換えて電話帳手
段に登録する電話帳登録手段が設けれらたことを特徴と
する。
【0006】請求項1の発明によれば、電話番号が変わ
った場合等に、所定の書式又は形式の電話帳データと識
別符号を含む電子メールを相手に送るだけで、この電子
メールを受け取った相手の携帯電話機の電話帳からこの
識別符号に基づいて電子メールの送信者の電話帳データ
を検索し、この電話帳データを電子メール中に含まれる
新しい電話帳データに書き換えることにより、電話番号
等を更新することができるようになる。従って、複数の
相手の電子メールアドレスを指定して電子メールを送信
するだけで、一括して相手側の電話帳の電話番号を変更
することができ、この電子メールの受信者にとっても、
手間なく新しい電話番号の登録が行われるので、更新依
頼の電話に時間を取られたり、更新依頼の葉書やFAX
を受け取った場合の入力操作に煩わされるようなことが
なくなる。しかも、以前から登録されていた電話帳デー
タの電話番号等が更新されることになるので、電話帳デ
ータが新規に登録された場合に、古い電話帳データを削
除しなければならない煩わ しさを省くことができるよう
になる。なお、識別符号に対応する電話帳データが登録
されていなかった場合には、新規の電話帳データとして
登録すればよい。
【0007】請求項2の発明は、前記電話帳登録手段
が、受信した電子メールに、少なくとも電話番号のデー
タを有する電話帳データが所定の書式又は形式で含まれ
ると共に、既登録の電話帳データを識別するための以前
の電話番号又は以前の電子メールアドレスからなる識別
符号が加えられていた場合に、この電話帳データを電話
帳手段に登録するための登録操作の受け付けを行い、こ
の登録操作が実行された場合にのみ、この電話帳データ
を電話帳手段に登録するものであることを特徴とする。
【0008】電話帳データを含む電子メールを受信す
るだけで、自動的に電話帳に電話帳データが新規登録さ
れたり、以前から登録されている電話帳データが更新さ
れるとすると、不要な電話帳データを登録されたり、誤
った電話帳データの書き換えが行われるおそれがある。
このため、請求項2の発明に示すように、携帯電話機の
使用者が所定の登録操作を行った場合にのみ、電話帳登
録手段が実際の登録を行うようにすれば、不要な電話帳
データや誤った電話帳データによる更新が行われるのを
防止できるようになる。電話帳登録手段は、登録の可否
を表示によって使用者に問い合わせ、登録操作か不登録
操作を待ち受けるようにしてもよいし、携帯電話機の使
用者が電子メールを開いて、文書内容により新しい電話
帳データの内容を確認した上で所定の登録操作を行った
場合にのみ、電話帳データの登録を行うようにすること
もできる。
【0009】請求項3の発明は、前記電話帳登録手段
が、当該電子メールの送信元を示す電子メールアドレス
を電話帳データに加えて登録することを特徴とする。
【0010】請求項3の発明によれば、電話帳登録手段
が登録する電話帳データに、その電子メールの送信元の
電子メールアドレスを含むことができる。電話帳データ
は、電子メールアドレスも含めて登録できる場合が多
い。このため、電子メールで送る電話帳データには、新
しい電子メールアドレスのデータを加えることもできる
が、通常は、この電子メールアドレスは、当該電子メー
ルの送信元と同じはずである。そこで、この送信元の電
子メールアドレスを自動的に電話帳データに加えて登録
すれば、送信する電話帳データに無駄なデータが含まれ
るのを防ぐことができるようになる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態について
図面を参照して説明する。
【0012】図1〜図3は本発明の一実施形態を示すも
のであって、図1は携帯電話機の電子メール処理部と電
話帳処理部の動作を示すフローチャート、図2は携帯電
話機の内部の構成を示すブロック図、図3は携帯電話機
の表示部とキー入力部の一部を示す部分正面図である。
【0013】本実施形態の携帯電話機は、図2に示すよ
うに、電話処理部1と電子メール処理部2とを備えてい
る。電話処理部1は、無線通信部3を介して無線通信に
より電話の発信と着信を行うものであり、使用者が発信
のためにキー入力部4を操作して電話番号を入力した場
合には、この入力された電話番号を随時表示部5に表示
させると共に、着信があった場合には、発信元の電話番
号等を表示部5に表示させることができる。
【0014】電子メール処理部2は、無線通信部3を介
して無線通信により電子メールの送受信を行うものであ
る。電子メールは、携帯電話機間又は携帯電話機とイン
ターネット等のネットワークに接続されたパーソナルコ
ンピュータ等の端末との間で、文字コード化した文書の
データ(画像等のデータを添付できる場合もある)の送
受信を行うものである。インターネットの電子メール
は、SMTP(Simple Mail Transfer Protocol)の規
約に基づいて、電子メールアドレスで示された宛先のメ
ールボックスに送信を行い、POP(Post Office Prot
ocol)の規約に基づいて、このメールボックスから受信
を行うようになっている。ただし、ここでいう電子メー
ルは、このようなインターネット上の電子メール用の規
約を用いるものに限らず、特定の携帯電話機間等で文書
等のデータの送受信を行うことができる文書データの交
換サービス一般をいい、例えば携帯電話機からWWW
(World Wide Web)ブラウザを用いて、特定のサーバー
により電子メールを送信し、このサーバーに送られて来
た自分宛の電子メールを閲覧できるようにしたものであ
ってもよい。この電子メール処理部2は、使用者が送信
のためにキー入力部4を操作して電子メールを作成して
いる場合には、入力された文字を随時表示部5に表示さ
せると共に、電子メールを受信した場合には、この電子
メールの送信元の電子メールアドレスや日付、文書の内
容等を表示部5に表示させることができる。
【0015】本実施形態の携帯電話機は、上記電子メー
ル処理部2が電子メールの文書として、HDML(hand
held Device Markup Language)文書を解釈できるもの
を使用する場合について説明する。HDMLは、HTM
L(HyperText Markup Language)等と同様に文書の構
造や書式を記述する言語であるが、特に携帯電話機等に
装備されたWWWブラウザで表示するのに適した記述を
可能にするものである。例えばHTML文書であれば、 <A HREF="#NEXT">次頁</A> という記述で、同じページの「NEXT」と名付けた場所に
表示を移動させることができ、HDML文書でも同様の
記述は可能であるが、キー入力部4の特定のキーに関連
付けて、 <ACTION TYPE="ACCEPT" LABEL="次頁" TASK="GO" DEST
="#NEXT"> という記述を行うことにより、このキーを操作すること
により、同じデッキ(ページ)の「NEXT」と名付けたカ
ード(表示単位)に表示を移動させることができるよう
になる。
【0016】上記携帯電話機は、電話帳処理部6を備え
ている。電話帳処理部6は、多数の電話帳データを半導
体メモリに記憶して登録できるようにしたものである。
電話帳データは、少なくとも電話番号と名前のデータを
有する。名前は、相手の本名や愛称等の他、会社や組織
の名称又は略称等、使用者が電話番号の相手先を識別す
るためのものであり、整列(ソート)のために読み仮名
を付加することもできる。電話番号には、相手の自宅や
職場の電話番号の他に、携帯電話機の電話番号やFAX
番号等の複数の電話番号を含むことができる。また、こ
の電話帳データには、携帯電話機宛の電子メールアドレ
スやインターネットの電子メールアドレス、その他、相
手のプロフィール等のデータを追加することもできるよ
うになっている。
【0017】この電話帳処理部6は、使用者がキー入力
部4を操作して入力した電話帳データを1件ずつ登録す
る他、携帯電話機を専用の機器やパーソナルコンピュー
タ等に接続することにより、これらの機器で作成した電
話帳データや他の携帯電話機に登録されていた電話帳デ
ータを一括して転送し登録することもできる。また、電
話の着信があった場合や電子メールを受信した場合に
は、発信元の電話番号や送信元の電子メールアドレスに
基づいて電話帳処理部6に登録することもできる。もっ
とも、この場合は、名前が空データとなるので、使用者
がキー入力部4を操作して入力する必要がある。この使
用者は、電話帳処理部6に登録された電話帳データをキ
ー入力部4の操作等によって検索/選択し、この電話番
号に発信を行うことができるようになっている。
【0018】携帯電話機を例えば別のキャリアの機種に
変更することにより、電話番号が変わった場合、この携
帯電話機の使用者は、新しい電話番号を知らせる必要の
ある相手に、 <DISPLAY NAME="MAIN"> <ACTION TYPE="ACCEPT" TASK="GO" LABEL="登録" VARS="NAME=山崎一恭&NUMBER=09012345678" DEST="register:09023456789"> このたび、電話番号が変わりました。<BR> 「登録」を選んで、電話帳の更新をお願い致します。<B
R> </DISPLAY> という電話帳データを含む電子メールを送信する。ここ
で、「DISPLAY」タグは、携帯電話機での表示単位であ
るカードを指定するものである。そして、「ACTION」タ
グの要素に電話帳データを挿入している。この「ACTIO
N」タグの DEST="register:09023456789" という属性は、本実施形態の場合、相手の携帯電話機の
電話帳処理部6に処理を指示するものである。ここで、
この属性の「09023456789」という数字は、以前に使用
していた携帯電話機の電話番号を示す。また、 VARS="NAME= 山崎一恭&NUMBER=09012345678" という属性は、「NAME」変数に送信者の名前の「山崎一
恭」を設定し、「NUMBER」変数に新しい電話番号の「09
012345678」を設定するものである。
【0019】このようにタグ要素として表された電話帳
データは、本実施形態の携帯電話機を用いた場合には、
電子メールの作成時に、使用者が簡単な操作を行うこと
により自動的に付加できるようになっている。ただし、
新しい電話番号は、自動的に付加することができるが、
以前の電話番号と名前は、使用者がキー入力部4を操作
して入力する必要がある。また、電話帳データをこのよ
うな公開された書式とした場合には、新しい電話番号を
通知するための電子メールをパーソナルコンピュータ等
から送信することもできる。この場合、電話帳データの
タグ要素は、キーボードから直接入力してもよいし、電
子メールの送受信を行うアプリケーションソフトウエア
が、必要な項目の入力を促しながら自動的に作成するよ
うにしてもよい。このように電子メールをパーソナルコ
ンピュータ等から送信する場合には、引越し等によって
通常の電話機の電話番号が変わったことを相手の携帯電
話機に通知する際にも利用できる。
【0020】上記電子メールは、送信先の電子メールア
ドレスを複数指定して送信することにより、新しい電話
番号を知らせる必要がある多数の相手に一括して通知す
ることができる。この際、送信先の電子メールアドレス
は、以前の携帯電話機に登録されていた電話帳データを
新しい携帯電話機やパーソナルコンピュータ等に転送し
て使用すれば、手入力の手間を省くことができる。
【0021】本実施形態の携帯電話機で上記電子メール
を受信した場合の電子メール処理部2と電話帳処理部6
の動作を図1のフローチャートに基づいて説明する。
【0022】上記電子メールは、携帯電話機に直接送ら
れて来る場合もあるし、特定のサーバー上に保持され、
携帯電話機には、受信通知だけが行われる場合もある。
携帯電話機に直接送られて来た場合は、表示部5の表示
や受信音によって使用者が電子メールを開くことにな
り、受信通知があった場合にも、表示部5の表示や受信
音によって使用者がサーバーにアクセスして電子メール
を開くことになる。電子メール処理部2は、この電子メ
ールが開かれると、最初のステップ(以下「S]とい
う)で、電子メールのHDML文書を解釈して内容を表
示部5に表示させる(S1)。また、このHDML文書
が上記のようなタグ要素として表された電話帳データを
含む場合には(S2)、キー入力部4の特定のキー4a
に関連付けて表示部5の下欄に「登録」キーの表示を行
わせる(S3)。従って、このときの表示部5には、図
3に示すように、電子メールのHDML文書の内容が表
示されると共に、下欄にキー4aと関連付けて「登録」
の文字が表示される。
【0023】ここで、携帯電話機の使用者が「登録」キ
ー4aを押すと(S4)、電話帳処理部6が、以前に使
用していた電話番号の「09023456789」に基づいて、既
に登録されている電話帳データを検索する。そして、こ
の電話番号の電話帳データが見つかった場合には(S
5)、この電話帳データの電話番号のデータを新しい電
話番号の「09012345678」に書き換えて更新を行う(S
6)。この場合、名前のデータは、新しい名前である
「山崎一恭」に書き換えてもよいし、書き換えなくても
よい。また、電話帳データに複数の電話番号が含まれて
いる場合には、検索で見つかった電話番号だけを新しい
ものに書き換える。S5で電話帳データが見つからなか
った場合には、名前のデータを「山崎一恭」とし、電話
番号のデータを「09012345678」とする新たな電話帳デ
ータを作成し登録する(S7)。新しい電話番号を通知
する電子メールでは、必ずしも名前のデータを送る必要
はないが、このような新規登録が行われる場合には、使
用者が名前を手入力する手間を省くことができる。
【0024】以上説明したように、本実施形態の携帯電
話機によれば、所定の書式の電話帳データを含む電子メ
ールを受け取るだけで、この携帯電話機の電話帳データ
を簡単に更新することができるようになる。従って、携
帯電話機の変更等によって電話番号が変わった場合に、
複数の相手の電子メールアドレスを指定して上記電子メ
ールを送信するだけで、一括して相手側の携帯電話機の
電話帳データを更新することができるようになり、この
電子メールの受信者にとっても、手間なく新しい電話番
号への書き換えが行われるので、突然に着信する更新依
頼の電話の応対に時間を取られたり、更新依頼の葉書や
FAXを受け取った場合に、記載された電話番号を手入
力する操作に煩わされるようなことがなくなる。
【0025】なお、上記実施形態では、電話帳データの
電話番号(場合によっては名前も含む)だけを書き換
え、又は、新規登録する場合について説明したが、電子
メールアドレスも同時に書き換えたり、電話番号と共に
新規登録してもよい。この際、新しい電子メールアドレ
スは、受信した電子メールの送信元の情報から抽出する
ことができる。もっとも、既登録の電話帳データに複数
の電子メールアドレスが含まれる場合には、いずれの電
子メールアドレスを書き換えるのかを示すために、以前
の電子メールアドレスを加えて送信することが好まし
い。この以前の電子メールアドレスは、以前の電話番号
に代えて、電話帳処理部6が既登録の電話帳データを検
索する際に用いる識別符号とすることもできる。
【0026】また、上記実施形態では、1つの電話番号
のデータだけを有する電話帳データを送る場合について
説明したが、例えば引越しにより自宅の電話番号とFA
X番号が同時に変更されたような場合には、複数の電話
番号のデータを有する電話帳データを送ることもでき
る。この場合、各電話番号は、予め定められた書式によ
って、自宅の電話番号やFAX番号等が区別して登録さ
れるようにすることができる。また、電話番号や名前に
加えて、住所やその他のデータを付加することもでき
る。このようなデータは、既登録の電話帳データに該当
のデータがあった場合に書き換えられ、未入力であった
場合には追加される。
【0027】また、上記実施形態では、送信する電子メ
ールの電話帳データに識別符号として以前の電話番号等
を加える場合について説明したが、必ずしもこのような
識別符号を加える必要はない。識別符号が付加されない
場合には、既登録の電話帳データを検索することはでき
ないので、一律に新規の電話帳データとして登録するこ
とになる。ただし、受信者は、既登録の古い電話帳デー
タがある場合に、これを削除する必要がある。しかも、
削除の際には、変更のないデータを新しい電話帳データ
に転記しなければならないので、電子メールで送信する
電話帳データには、変更のない電話番号や住所等のデー
タも付け加えておくことが好ましい。
【0028】また、上記実施形態では、電子メールの受
信者が「登録」キー4aを押した場合にのみ電話帳デー
タの更新が行われるようになっていたが、この更新の操
作方法は任意である。さらに、例えば電子メールを開い
たときに、自動的に電話帳データを更新することもでき
る。ただし、この場合は、不要な電話帳データが登録さ
れたり、誤った電話帳データに書き換えられるおそれが
あるので、処理の前に使用者に更新の可否を問い合わせ
るようにすることが好ましい。
【0029】また、上記実施形態では、電話帳データを
HDMLのタグ要素として表す場合について説明した
が、HTMLやその他のマークアップ言語のタグ要素と
して表したり、他の書式で示すこともできる。また、電
子メールのテキスト文書中に、例えば Tel:090-123-45678 というように「Tel:」の文字で始まり、その後にハイフ
ォンで繋いだ数字の所定桁以上の並びがあった場合に、
これを自動的に判別して、図1のS2の処理で電話帳デ
ータを含むと解釈させるようにしてもよい。ただし、こ
のように単純な判定を行う場合には、単に連絡を希望す
る誰かの電話番号を記載しているだけかも知れないの
で、電話帳処理部6による電話帳データの更新処理の他
に、電話処理部1によるこの電話番号への発信処理のい
ずれかを選択できるようにすることが好ましい。
【0030】また、上記実施形態では、電子メールの文
書中に電話帳データが含まれる場合について説明した
が、文書中ではなく、添付されたデータ(ファイル)や
電子メールのヘッダ中に、所定の書式に基づく電話帳デ
ータを含むようにすることもできる。
【0031】また、上記実施形態では、電子メールを受
信した携帯電話機の電子メール処理部2や電話帳処理部
6に電話帳データを更新する機能が予め備わっている場
合について説明したが、この電子メールに電話帳データ
の更新を行うプログラムを付加し、又は、このプログラ
ムを特定のサイト等からダウンロードする指示を付加し
て送信し、受信した携帯電話機上でこのプログラムを実
行させることにより実際の更新を行うようにすることも
できる。この場合、携帯電話機には、当該プログラムの
実行環境だけが備わっていればよい。更新する電話帳デ
ータは、プログラム用のデータの形式で電子メールに添
付したり、電子メールの文書中に起動時オプション等と
しての書式で記述することになる。例えばJAVA(商
品名)は、実行形式のプログラムがJAVA仮想マシン
上で動作する中間言語からなり、このようなJAVA仮
想マシンが各種のプラットホーム(オペレーティングシ
ステムやWWWブラウザ等)用に開発されているので、
携帯電話機の内部のコンピュータ上で動作させるプログ
ラム用の言語としての活用が期待されている。
【0032】また、上記実施形態では、人が携帯する携
帯電話機について説明したが、ここでいう携帯電話機に
は、自動車電話のように移動体に設置される電話機も含
まれる。
【0033】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
の携帯電話機によれば、所定の書式の電話帳データ
含む電子メールを受信するだけで、この電子メールの送
信元の電話番号等を携帯電話機の電話帳に既に登録され
電話帳データを書き換えることができるようになるの
で、電子メールの送信者は、電話番号の通知を一括して
行えるようになると共に、電子メールの受信者も、手間
なく電話帳データの更新を行うことができるようにな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示すものであって、携帯
電話機の電子メール処理部と電話帳処理部の動作を示す
フローチャートである。
【図2】本発明の一実施形態を示すものであって、携帯
電話機の内部の構成を示すブロック図である。
【図3】本発明の一実施形態を示すものであって、携帯
電話機の表示部とキー入力部の一部を示す部分正面図で
ある。
【符号の説明】
1 電話処理部 2 電子メール処理部 3 無線通信部 4 キー入力部 4a キー 5 表示部 6 電話帳処理部
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI H04Q 7/38 H04B 7/26 109M 109P (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04M 1/274 H04M 1/00 H04M 1/57 H04M 1/725 H04M 11/00 302 H04Q 7/38

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 無線通信によって電話の発着信を行う電
    話機であって、 少なくとも電話番号と名前のデータを有する電話帳デー
    タを複数登録し、操作によって選択した電話帳データの
    電話番号に発信を行う電話帳手段を備えると共に、 メールアドレスによって特定した相手との間で、少なく
    とも文字コード化された文書のデータを有する電子メー
    ルの送受信を行う電子メール手段を備えた携帯電話機に
    おいて、 受信した電子メール中に、少なくとも電話番号のデータ
    を有する電話帳データが所定の書式又は形式で含まれ
    と共に、既登録の電話帳データを識別するための以前の
    電話番号又は以前の電子メールアドレスからなる識別符
    号が加えられていた場合に、この識別符号によって識別
    される既登録の電話帳データの全データ又は一部のデー
    タを電子メール中の電話帳データと置き換えて電話帳手
    段に登録する電話帳登録手段が設けれらたことを特徴と
    する携帯電話機。
  2. 【請求項2】 前記電話帳登録手段が、受信した電子メ
    ールに、少なくとも電話番号のデータを有する電話帳デ
    ータが所定の書式又は形式で含まれると共に、既登録の
    電話帳データを識別するための以前の電話番号又は以前
    の電子メールアドレスからなる識別符号が加えられてい
    場合に、この電話帳データを電話帳手段に登録するた
    めの登録操作の受け付けを行い、この登録操作が実行さ
    れた場合にのみ、この電話帳データを電話帳手段に登録
    するものであることを特徴とする請求項1に記載の携帯
    電話機。
  3. 【請求項3】 前記電話帳登録手段が、当該電子メール
    の送信元を示す電子メールアドレスを電話帳データに加
    えて登録することを特徴とする請求項1又は2に記載の
    携帯電話機。
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