JP3424092B2 - 蛍光ランプ及び照明装置 - Google Patents

蛍光ランプ及び照明装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、イメージスキャナ、複
写機、ファクシミリ等のOA機器に使用される原稿読取
用光源や、液晶ディスプレイパネルのバックライト等の
用途に使用される外部電極を有するアパーチャ形の蛍光
ランプ及びこのランプを具備する照明装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、外部電極を有する蛍光ランプは、
例えば特開平4−87249号公報、特開平3−225
745号公報、特開平6−188087号公報、特開平
9−92226号公報、特開平9−92227号公報等
に開示されているように、ガラスバルブの内部に電極を
設けないで、両端を封止した細長い管状ガラスバルブの
外面にバルブ軸に沿って一対の帯状の外部電極を形成
し、ガラスバルブの内面にはバルブ軸に沿って光投射窓
である開口部を残して蛍光体被膜を形成し、内部にはキ
セノンガスを主成分とする希ガスを200Torr以下
の封入圧で封入されてなるアパーチャ形の蛍光ランプが
提案されている。このアパーチャ形の蛍光ランプは、前
記外部電極間に高周波電力を供給してガラスバルブ内に
高周波放電を発生させ、ガラスバルブ内に封入されてい
るキセノンガス等の希ガスを電離、励起させて蛍光体を
発光させる。発光した蛍光体被膜の可視光と、この可視
光が反射膜を兼用する帯状の外部電極により反射した光
とが、ガラスバルブの透明な光投射窓である開口部(ア
パーチャ)から外部に放射される。
【0003】又、上記公報中特開平9−92227号公
報開示の発明は、発光特性の向上のために外部電極を透
光性を有する部材により形成し、この外部電極及び光投
射窓である開口部(アパーチャ)の両者から可視光を外
部に放射させるように構成している。
【0004】これらのようなアパーチャ形の蛍光ランプ
は、光束の立ち上がり特性に優れ、光投射窓である開口
部(アパーチャ)が管(バルブ)軸方向に沿って形成さ
れているためバルブ端部まで照度分布が均一化し、外部
電極を大きくすることにより放電電流を大きくし、光出
力を増加させることができる。
【0005】しかし、前記従来の外部電極を有する蛍光
ランプは高い光出力を得ることができ、日中の明るい場
所での使用には不都合はないが、夜間等の暗黒状態下で
の使用においては始動開始に時間を要するという不具合
があった。
【0006】前記不具合を解消するために、放電空間内
に導電性物質を設け、外部電極に外部より電力を供給す
ると放電空間が短絡されて外部電極間に部分的に高電界
が発生し、放電が起こり紫外線を発生させるようにした
ものが提案されている。その具体例として、例えば特開
平8−329903号公報において、外部電極を有する
アパーチャ形蛍光ランプの内部に導電性物質を点状に設
け、始動特性の向上を図った蛍光ランプがある。
【0007】又、例えば、図7及び図8に示す蛍光ラン
プは、ガラスバルブ1の内面に形成された蛍光体被膜2
の端部に位置する蛍光体を周方向に沿って除去し、この
蛍光体を除去した部分に導電性物質8を被着して形成し
ている。
【0008】又、例えば図9及び図10に示す蛍光ラン
プは、ガラスバルブ1の周方向に沿って帯状に導電性物
質8を蛍光体被膜2の内面に重ねて被着形成している。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記特開平
8−329903号公報開示の発明は、暗黒状態下での
始動特性が改善されるという長所がある反面、ガラスバ
ルブ内に導電性物質を設けているので消費電力量が増加
し、省エネルギー化に反し、不経済であるという問題点
があった。
【0010】又、図7及び図8に示す蛍光ランプは、導
電性物質8を放電空間内に露出させるために所定量の蛍
光体を除去しなければならず、その除去作業が煩雑であ
るという問題点があった。
【0011】又、図9及び図10に示す蛍光ランプは、
蛍光体被膜2に重ねて導電性物質を被着するため剥離し
やすい。また開口部(アパーチャ)3の一部を導電性物
質8で遮蔽することになるため、蛍光体被膜2のうち発
光しない部分が発生する。即ち、開口部(アパーチャ)
3部分で発光を遮る部分が存在するため、開口部(アパ
ーチャ)3から放射する光に斑が発生し、開口部(アパ
ーチャ)3からの光出力を均一化する目的で開口部(ア
パーチャ)3以外の部分の蛍光体被膜の除去、蛍光体や
アパーチャからの光出力を遮るための措置等を採らなけ
ればならないという問題点があった。
【0012】そこで、本発明のうち請求項1乃至4及び
請求項5乃至10記載の発明は上記従来例の欠点を除去
するために、外部電極を有するアパーチャ形蛍光ランプ
のガラスバルブ内にn型半導体特性を備えた物質を設け
て、暗黒状態下での始動特性の向上及び省電力化を図る
蛍光ランプ及びこのランプが組み込まれた照明装置を提
供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のうち請求項1記載の発明は、管状ガラスバ
ルブの管軸方向に沿った開口部を有してガラスバルブの
内面に蛍光体被膜を形成し、このガラスバルブの外面に
管軸方向に沿って1対の外部電極が形成され、前記ガラ
スバルブ内にはキセノンガスを含む希ガスが封入されて
なる蛍光ランプにおいて、前記ガラスバルブ内の一部に
n型半導体特性を備えた物質を少なくとも1ヵ所以上設
けてなることを特徴とする。
【0014】本発明のうち請求項2記載の発明は、上記
n型半導体特性を備えた物質が、外部電極間に挟まれた
位置であって、かつ蛍光体被膜の管軸方向1端若しくは
両端の内面に設けられていることを特徴とする。
【0015】また、請求項3記載の発明のように、上記
n型半導体特性を備えた物質が、外部電極間に挟まれた
位置であって、かつ、蛍光体被膜の管軸方向1端若しく
は両端位置に於いて、前記蛍光体被膜とガラスバルブと
の間に介在して設けることも考えられる。
【0016】本発明のうち請求項4記載の発明は、上記
n型半導体特性を備えた物質が、外部電極間に挟まれて
いない部分に設けられていることを特徴とする。
【0017】本発明のうち請求項5記載の発明は、管状
ガラスバルブの管軸方向に沿った開口部を有してガラス
バルブの内面に蛍光体被膜を形成し、このガラスバルブ
の外面に管軸方向に沿って1対の外部電極が形成され、
前記ガラスバルブ内にはキセノンガスを含む希ガスが封
入されてなる蛍光ランプにおいて、前記ガラスバルブ内
面と前記蛍光体被膜との間にn型半導体特性を備えた物
質を前記ガラスバルブの周方向に沿って帯状に介在させ
ると共に、このn型半導体特性を備えた物質の両端を前
記蛍光体被膜の端縁より放電空間内に露出させて形成し
たことを特徴とする。
【0018】本発明のうち請求項6記載の発明は、上記
n型半導体特性を備えた物質が、共有結合結晶の単体、
若しくはこの共有結合結晶の単体と結合剤との混合物で
あることを特徴とする。
【0019】本発明のうち請求項7記載の発明は、上記
n型半導体特性を備えた物質が、無機化合物を少なくと
も1種類以上含む物質、又はこの物質と結合剤との混合
物であることを特徴とする。
【0020】本発明のうち請求項8記載の発明は、上記
共有結合結晶の単体がゲルマニウム、ケイ素、セレン等
よりなるものであることを特徴とする。
【0021】本発明のうち請求項9記載の発明は、上記
無機化合物が、酸化亜鉛であることを特徴とする。
【0022】本発明のうち請求項10記載の発明は、器
具本体と、この器具本体内に設けられた請求項1乃至請
求項9の何れか一に記載の蛍光ランプと、この蛍光ラン
プに接続された点灯回路装置とを具備していることを特
徴とする。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、図を参照にして本発明の実
施の形態について説明する。
【0024】図1は蛍光ランプの一部切欠正面図、図2
は図1のA−A線断面図である。符号1は、直管状の透
明なガラスバルブで、両端は気密に閉塞されている。2
はガラスバルブ1の内面に形成されている蛍光体被膜
で、管軸に沿って蛍光体被膜のない光投射用の開口部
(アパーチャ)3が設けられている。また、このガラス
バルブ1の内部にはキセノン(Xe)ガスを主成分とす
る希ガスが13.3KPaの封入圧で封入されている。
【0025】ガラスバルブ1の外面には1対の帯状電極
4、5が、ガラスバルブ1の管軸に沿って平行に形成さ
れている。電極4、5は、導電性、光高反射特性を有す
る例えばアルミニウム(A1)等よりなり、詳しくはガ
ラスバルブ1の略全長に亘る長さのアルミニウムテープ
を貼着等の手段によりガラスバルブ1の外面に取り付け
て反射膜を兼用している。この帯状電極4、5は、アル
ミニウムテープの他にも銅テープを貼着手段により取り
付けたものや、銀ペースト等の導電性、光高反射特性を
有する物質を帯状に塗布したものであってもよい。ま
た、電極4、5は図2に明示するように、ガラスバルブ
1の上面側と下面側に離間して設けられており、かつ電
極4、5の対向する2対のエッジのうち1対のエッジが
開口部(アパーチャ)3の開口縁に沿うように形成され
ている。電極4、5には、点灯装置(図示せず)と電気
的に接続するためのリード線(図示せず)が夫々接続さ
れている。これら電極4、5を含むガラスバルブ1の全
外周面には、シリコンレジン等からなる透明な電気絶縁
層6を形成し、湿気の付着し易いガラスバルブ1の絶縁
低下を防止し、両外部電極4、5間の短絡事故を防いで
いる。
【0026】ガラスバルブ1の内面に形成されている蛍
光体被膜2の両端内周面には、n型半導体特性を備えた
物質7がガラスバルブ1の両端内側壁面より15mm以
内の範囲に設けられている。n型半導体特性を備えた物
質7は、ゲルマニウム、ケイ素、セレン等の共有結合結
晶の物質や、酸化亜鉛等の無機化合物を1種類以上含ん
でいる物質、若しくは前記物質と結合剤との混合物質で
あって、これらの物質のいずれかを適宜使用する。n型
半導体特性を備えた物質7は、蛍光体被膜2の内面に直
接溶着するか、塗着するか、接着剤等により接着する等
の手段により、蛍光体被膜2の両端内面に取り付けてい
るが、蛍光体被膜2の内面のいずれか一端に設けたので
よい。n型半導体特性を備えた物質7は、図1及び図2
に示すように円弧状であることに限定せず、点状に形成
してもよい。
【0027】この構成の蛍光ランプは、外部電極4、5
を介し、高周波点灯回路装置(図示せず)に接続して点
灯される。高周波電力を外部電極4、5に印加すると、
ガラスバルブ1内で高周波電界による放電が発生し、こ
の放電によりキセノンガスが電離及び励起されて紫外線
を放射し、この紫外線が蛍光体被膜2により可視光に変
換される。この可視光は直接に開口部(アパーチャ)3
のガラスバルブ1の透明部分を通過して外部に放射さ
れ、かつ可視光がガラスバルブ1内に於いて光反射特性
を有する電極4、5の内面により反射した光も開口部
(アパーチャ)3を通過して外部に放射される。このア
パーチャ形の蛍光ランプからの光放射は、ガラスバルブ
1に蛍光体被膜2の形成されていない光投射用の開口部
(アパーチャ)3が形成されているため、光の大部分は
透明な開口部(アパーチャ)3より放射される。尚、開
口部(アパーチャ)3以外の部分、例えば開口部(アパ
ーチャ)3の対向位置で、かつ電極4、5が形成されて
いない部分からも微量ではあるが光の放射がある。
【0028】因みに、全長が約270mm(端部を除く
有効全長が約250mm)、外径が約8mm、内径が約
7mmのガラスバルブ1の外面に幅約8mmの電極4、
5を対設し、n型半導体特性を備えた物質7として酸化
亜鉛の単体を用いた場合、従来の導電性物質を用いた蛍
光ランプに比較して、ランプの消費電力が5〜10%低
減できた。
【0029】図3及び図4は本発明に係わる他の蛍光ラ
ンプの実施の形態を示す図である。図中、図1及び図2
と同一作用をなす部分は同一符号を付してその説明は省
略する。図3及び図4に示される蛍光ランプで、上記図
1及び図2の蛍光ランプと相違する点は、n型半導体特
性を備えた物質7を蛍光体被膜2の両端若しくは一端位
置に於いて、ガラスバルブ1との間に介在させている。
このn型半導体特性を備えた物質7も、ガラスバルブ1
の端部内側面から15mm以内の範囲に設ける。
【0030】図5に、アパーチャ形の蛍光ランプの光出
力の均一特性図を示す。図中、点線で示す従来の導電性
物質を放電空間に設けたアパーチャ形の蛍光ランプ、つ
まり図7及び図8、若しくは図9及び図10の蛍光ラン
プは導電性物質が設けられた位置(バルブ軸上28mm
の位置)で、発光強度が著しく低下する。これに対し、
今回発案したアパーチャ形の蛍光ランプ、つまりn型半
導体特性を備えた物質をガラスバルブと蛍光体被膜との
間に介在させ且つ端部を放電空間に露出させて設けてな
る蛍光ランプにおいては、n型半導体を設けた部位につ
いても光出力に変化は見られず光出力に均一性がある。
【0031】尚、n型半導体特性を備えた物質を、ガラ
スバルブ1と蛍光体被膜2との間の任意の位置に於い
て、所定の横幅を有して周方向に帯状に介在し、両端は
開口部(アパーチャ)3と蛍光体被膜2の端部に位置す
るように放電空間に露出させて具備してもよい。
【0032】図6は、本発明に係わる他の蛍光ランプの
実施の形態を示す図である。図6においてn型半導体特
性を備えた物質7は、ガラスバルブ1の端部(封止部)
の近傍であり、かつ電極4、5間に挟まれていない位置
に配置されいてる。このように電極4、5間に挟まれて
いない位置にn型半導体特性を備えた物質7を設けた場
合も、暗黒状態下での始動性が向上するという効果があ
る。
【0033】また、以上の実施の形態においては、n型
半導体特性を備えた物質を外部電極間に挟まれた位置で
あって、かつ蛍光体被膜の一端若しくは両端の内面若し
くはラスバルブと蛍光体被膜との間、又は外部電極間に
挟まれていない位置に設けている場合を例に説明した
が、本発明はこれに限定するものではなくガラスバルブ
内の何れか任意の位置に少なくとも一箇所以上任意の形
状のn型半導体特性を備えた物質を設けている場合のす
べてを含む。
【0034】
【発明の効果】本発明は、高電圧側電極と低電圧側電極
との間に位置するガラスバルブの端部内面にn型半導体
特性を備えた物質を設けることにより、暗黒状態下にお
ける始動特性が向上すると共に消費電力が低減するとい
う経済的効果がある。
【0035】又、上記構成の蛍光ランプは点灯回路装置
と接続することにより、同一照度で機器の小型化及び省
電力化を図ることができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態における蛍光ランプの一部
切欠正面図である。
【図2】図1のA−A線断面図である。
【図3】本発明の実施の形態における蛍光ランプの一部
切欠正面図である。
【図4】図1のB−B線断面図である。
【図5】本発明の実施の形態における蛍光ランプの光出
力の均一特性図である。
【図6】本発明の実施の形態における蛍光ランプの一部
切欠正面図である。
【図7】従来例を示す一部切欠正面図である。
【図8】図7のD−D線断面図である。
【図9】従来例を示す一部切欠正面図である。
【図10】図9のE−E線断面図である。
【符号の説明】
1 ガラスバルブ 2 蛍光体被膜 3 開口部(アパーチャ) 4、5 電極 7 n型半導体特性を備えた物質
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01J 65/00

Claims (10)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 管状ガラスバルブの管軸方向に沿った開
    口部を有してガラスバルブの内面に蛍光体被膜を形成
    し、このガラスバルブの外面に管軸方向に沿って1対の
    外部電極が形成され、前記ガラスバルブ内にはキセノン
    ガスを含む希ガスが封入されてなる蛍光ランプにおい
    て、前記ガラスバルブ内の一部にn型半導体特性を備え
    た物質を少なくとも1ヵ所以上設けてなることを特徴と
    する蛍光ランプ。
  2. 【請求項2】 上記n型半導体特性を備えた物質が、外
    部電極間に挟まれた位置であって、かつ蛍光体被膜の管
    軸方向1端若しくは両端の内面に設けられていることを
    特徴とする請求項1記載の蛍光ランプ。
  3. 【請求項3】 上記n型半導体特性を備えた物質が、外
    部電極間に挟まれた位置であって、かつ、蛍光体被膜の
    管軸方向1端若しくは両端位置に於いて、前記蛍光体被
    膜とガラスバルブとの間に介在して設けられていること
    を特徴とする請求項1記載の蛍光ランプ。
  4. 【請求項4】 上記n型半導体特性を備えた物質が、外
    部電極間に挟まれていない部分に設けられていることを
    特徴とする請求項1記載の蛍光ランプ。
  5. 【請求項5】 管状ガラスバルブの管軸方向に沿った開
    口部を有してガラスバルブの内面に蛍光体被膜を形成
    し、このガラスバルブの外面に管軸方向に沿って1対の
    外部電極が形成され、前記ガラスバルブ内にはキセノン
    ガスを含む希ガスが封入されてなる蛍光ランプにおい
    て、前記ガラスバルブ内面と前記蛍光体被膜との間にn
    型半導体特性を備えた物質を前記ガラスバルブの周方向
    に沿って帯状に介在させると共に、このn型半導体特性
    を備えた物質の両端を前記蛍光体被膜の端縁より放電空
    間内に露出させて形成したことを特徴とする蛍光ラン
    プ。
  6. 【請求項6】 上記n型半導体特性を備えた物質が、共
    有結合結晶の単体、若しくはこの共有結合結晶の単体と
    結合剤との混合物であることを特徴とする請求項1、
    2、3、4又は記載の蛍光ランプ。
  7. 【請求項7】 上記n型半導体特性を備えた物質が、無
    機化合物を少なくとも1種類以上含む物質、又はこの物
    質と結合剤との混合物であることを特徴とする請求項
    1、2、3、4又は記載の蛍光ランプ。
  8. 【請求項8】 上記共有結合結晶の単体がゲルマニウ
    ム、ケイ素、セレン等よりなるものであることを特徴と
    する請求項記載の蛍光ランプ。
  9. 【請求項9】 上記無機化合物が、酸化亜鉛であること
    を特徴とする請求項7記載の蛍光ランプ。
  10. 【請求項10】 器具本体と、この器具本体内に設けら
    れた請求項1乃至請求項の何れか一に記載の蛍光ラン
    プと、この蛍光ランプに接続された点灯回路装置とを具
    備していることを特徴とする照明装置。
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