JP3424060B2 - 階調補正装置ならびにそれを用いた映像信号処理装置 - Google Patents

階調補正装置ならびにそれを用いた映像信号処理装置

Info

Publication number
JP3424060B2
JP3424060B2 JP01284497A JP1284497A JP3424060B2 JP 3424060 B2 JP3424060 B2 JP 3424060B2 JP 01284497 A JP01284497 A JP 01284497A JP 1284497 A JP1284497 A JP 1284497A JP 3424060 B2 JP3424060 B2 JP 3424060B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
gradation correction
gradation
luminance
video signal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP01284497A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH10210323A (ja
Inventor
靖利 山本
匡幸 米山
俊幸 佐野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Corp
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Panasonic Corp
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Panasonic Corp, Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Panasonic Corp
Priority to JP01284497A priority Critical patent/JP3424060B2/ja
Publication of JPH10210323A publication Critical patent/JPH10210323A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3424060B2 publication Critical patent/JP3424060B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Picture Signal Circuits (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、階調補正装置なら
びにそれを用いた映像信号処理装置に関する。
【0002】この階調補正装置ならびに映像信号処理装
置は、例えばビデオカメラなどに用いられる。
【0003】
【従来の技術】従来の階調補正の手法としては、1画面
分の入力映像信号の輝度値のヒストグラムを算出し、こ
の算出した輝度値の分散の度合いに応じた階調変換デー
タを作成し、この階調変換データに基づき階調補正する
ようなものが知られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記従来例
では、入力映像信号にそのまま階調補正を施している
が、入力映像信号は信号成分だけでなく不要なノイズ成
分も含まれていることがあり、そのような場合には、ノ
イズ成分についても階調補正によりコントラストが強調
されることになってしまう。つまり、従来例では、画像
のコントラストを改善できるものの、ノイズが目立つこ
とになるなど、改良の余地がある。
【0005】したがって、本発明は、階調補正装置にお
いて、画面内のノイズ成分を目立たせずにコントラスト
を改善した高品位な画像を得るようにすることを目的と
している。
【0006】また、本発明は、輝度信号に色信号が重畳
された映像信号が入力される映像信号処理装置におい
て、画面内のノイズ成分を目立たせずにコントラストを
改善するとともに、偽色成分の発生を抑圧した高品位な
画像を得るようにすることを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、画面上を所要
数の領域に分けることによって1画面分の入力映像信号
分割し、各領域の信号成分に対して、非線形な階調補
正特性に応じて階調補正をそれぞれ施すようにしてお
り、これにより画面の各部をそれぞれ適切に強調するこ
とができる。
【0008】
【0009】
【0010】
【0011】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1の階調補正装置
は、画面上を所要数の領域に分けることによって1画面
分の入力映像信号を分割する信号分割手段と、前記入力
映像信号の信号レベル別の出現頻度を表すヒストグラム
を検出するヒストグラム検出手段と、前記信号分割手段
で分割された各領域の入力映像信号について、前記ヒス
トグラム検出手段により検出されたヒストグラムに基づ
き、非線形な階調補正特性をそれぞれ作成する階調補正
特性設定手段と、前記各領域の入力映像信号の信号成分
に対して、前記階調補正特性設定手段で設定された非線
形な階調補正特性に応じて階調補正をそれぞれ施す階調
補正手段と、前記階調補正された各領域の信号成分を合
成する映像合成手段とを含む。
【0012】
【0013】本発明の請求項の階調補正装置は、請求
1の階調補正特性設定手段について、前記階調補正特
性設定手段は、前記ヒストグラム検出手段で検出したヒ
ストグラムを所要の基準値と比較し、所要範囲から外れ
るものについて当該所要範囲内の特定値に変更すること
により、輝度レベルの傾きを規制した階調補正特性を作
成するものとしている。
【0014】本発明の請求項の階調補正装置は、上記
請求項の階調補正特性設定手段について、前記階調補
正特性設定手段は、輝度レベルの傾きを規制した階調補
正特性を作成した後、前記規制処理により低下する階調
補正特性の最大レベルについて該低下分を見込んで補正
するものとしている。
【0015】本発明の請求項の映像信号処理装置は、
輝度信号に変調色信号が重畳された映像信号を輝度信号
と色信号に分離する輝度色分離手段と、分離された輝度
信号の信号成分に対して階調補正を施す請求項1乃至3
記載の階調補正装置と、を含む。
【0016】本発明の請求項の映像信号処理は、輝度
信号に変調色信号が重畳された映像信号を輝度信号と色
信号に分離する輝度色分離手段と、分離された輝度信号
の信号成分に対して階調補正を施す請求項1乃至3記載
の階調補正装置と、前記分離された色信号に対し、前記
階調補正された輝度信号との比を階調補正前の関係とす
るように補正する色信号補正手段と、前記階調補正され
た輝度信号と前記補正された色信号とを合成する合成手
段と、を含む。
【0017】以下、本発明の詳細について、図1ないし
図11に示す各実施形態を用いて説明する。
【0018】(実施形態1)図1ないし図4は本発明の
実施形態1にかかり、図1は、階調補正装置の構成図、
図2は、図1のヒストグラム検出手段の構成図、図3
は、ヒストグラムデータと階調補正特性データを表すグ
ラフ、図4は、図1のハイパスフィルタの周波数特性を
示すグラフである。この実施形態1は、請求項1,2に
対応している。
【0019】図1において、Aは階調補正装置の全体を
示しており、1はヒストグラム検出手段、2は階調補正
特性設定手段、3は階調補正手段、4は信号分離手段、
5は合成手段である。
【0020】ヒストグラム検出手段1は、1画面分の入
力映像信号Sinにおける輝度レベル別の出現頻度を算
出するもので、例えば図2に示すように、レベル検出回
路6と、マルチプレクサ7と、セレクタ8と、輝度レベ
ル分割数に応じた数のレジスタ9と、加算器10とを含
む。この実施形態1では、説明を分かり易くするため
に、輝度レベルの分割数を例えば“16”としている。
レベル検出回路6は、デジタル信号からなる入力映像信
号Sinの上位4ビットを、マルチプレクサ7とセレク
タ8の制御信号として抽出する。マルチプレクサ7とセ
レクタ8は、前記抽出された4ビットの制御信号によ
り、例えば16個のレジスタ9の中から、入力した信号
レベルに応じた1つを選択する。加算器10は、前記選
択された1つのレジスタ9の出力信号に“1”を加算
し、再び同じレジスタ9に格納する。この動作を入力映
像信号Sinの1フィールド期間にわたって行うことに
よって、例えば図3(a)の帯グラフで示すようなヒス
トグラムデータH1(1)〜H1(16)が得られる。
このようにして求められたヒストグラムデータH1
(1)〜H1(16)は、入力映像信号Sinのブラン
キング期間内に階調補正特性設定手段2に転送される。
【0021】階調補正特性設定手段2は、例えばマイク
ロコンピュータにより構成され、ヒストグラム検出手段
1から与えられるヒストグラムデータH1(1)〜H1
(16)の累積積分値SH1(1)〜SH1(16)を
求めることにより、図3(a)の折れ線グラフで示すよ
うな第1の階調補正特性データを作成する。前述の累積
積分値SH1(n)は、下記式により求められる。
【0022】
【数1】
【0023】階調補正手段3は、階調補正特性設定手段
2から与えられる第1の階調補正特性データに基づき、
下記信号分離手段4から出力される信号成分に対して階
調補正処理を施すものである。この階調補正処理は、階
調変換テーブルなどを用いるγ補正のような周知の処理
とされる。
【0024】信号分離手段4は、例えばハイパスフィル
タ11と、クリップ回路12と、減算器13とを含む。
つまり、入力映像信号Sinをハイパスフィルタ11に
通しさらにクリップ回路12に通すことによってノイズ
成分Erを得る。さらに、減算器13は、入力映像信号
Sinから前述のノイズ成分Erを減算することによ
り、本来の信号成分を出力する。なお、ハイパスフィル
タ11の伝達特性は、図4に示すようなものであり、下
記式で表される。図4において、横軸は周波数、縦軸
はフィルタの通過特性であり、Nはナイキスト周波数を
表す。
【0025】
【数2】
【0026】合成手段5は、加算器により構成され、階
調補正手段3の出力信号と、信号分離手段4で抽出した
ノイズ成分Erとを加算し、合成映像信号Smixを出
力する。
【0027】以上説明した実施形態1では、入力映像信
号を信号成分とノイズ成分に分離し、このうちの信号成
分のみに非線形な階調補正を施すようにしているから、
ノイズが目立たないようにコントラストが改善された高
品位な画像を得ることができるようになる。
【0028】また、この実施形態1では、階調補正した
輝度信号と、階調補正前に分離したノイズ成分とを合成
して出力しているので、次のような効果が得られる。つ
まり、信号分離手段4は、特定周波数の信号成分を分離
する構成であるため、ノイズ成分の特定周波数と近似し
た信号成分が存在している場合に、この信号成分をノイ
ズ成分と共に分離してしまうこともある。このような場
合に、仮に、前述したような合成処理をしなければ、厳
密に言えば画像の一部が欠落することになるとも言えな
くない。ゆえに、この実施形態1では、欠落の全くない
忠実な画像を得ることができると言える。もちろん、ノ
イズ成分を合成しなくても、映像品位が特別低下するこ
ともないから、前述の合成処理を省略してもよく、その
省略した形態も本発明に含む。
【0029】(実施の形態2)ところで、上記実施形態
1では、画面内の平坦な画像部分に信号分離手段4で分
離されなかったノイズ成分が含まれている場合だとこの
ノイズ成分が強調されることがあり、また、面積が小さ
い被写体では、コントラストがあまり改善されないこと
がありうる。さらに、実施形態1の階調補正処理では、
元の映像の階調数が少ない場合に、輪郭成分のコントラ
ストを過度に強調することになって偽輪郭成分が発生す
ることがありうる。この実施形態2では、このようなこ
とについても回避することができる。
【0030】この実施形態2は、請求項6,7に対応し
ており、上記実施形態1と異なる点は、階調補正特性設
定手段2の処理内容である。
【0031】すなわち、階調補正特性設定手段2では、
図3(a)に示すようなヒストグラムデータH1(1)
〜H1(16)を求めた後、このヒストグラムデータH
1(1)〜H1(16)を所要の基準値Hmax,Hm
inと比較し、上限基準値Hmaxより大きい場合は上
限基準値Hmaxとし、下限基準値Hminより小さい
場合は下限基準値Hminにそれぞれクリップすること
により、図3(b)の帯グラフで示すようなヒストグラ
ムデータH2(1)〜H2(16)を作成するととも
に、このヒストグラムデータH2(1)〜H2(16)
の累積積分値SH2(1)〜SH2(16)を求めるこ
とにより、図3(b)の実線の折れ線グラフで示すよう
な第2の階調補正特性データを作成する。
【0032】このように、要するに、ヒストグラムデー
タH1(1)〜H1(16)の上限と下限とを適度に設
定することにより、第1の階調補正特性データの傾きを
規制した第2の階調補正特性データを得ている。この第
2の階調補正特性データを用いれば、階調補正を過度に
施すことを回避できるようになる。そのため、平坦な画
像部分に信号分離手段4で分離されなかったノイズ成分
が含まれている場合でもこのノイズ成分が強調されずに
済む他、面積が小さい被写体でもコントラストを改善で
きる、といった効果が得られる。しかも、元の映像信号
の階調数が少ない場合でも、輪郭成分のコントラストを
過度に強調することがなくなるので、偽輪郭部分の発生
を抑圧できるようになる。
【0033】但し、前述のようにクリップ処理を施した
場合には、作成した第2の階調補正特性データの最大値
が図3(b)の実線で示すように、図3(a)の第1の
階調補正特性データの最大値よりも低下することにな
り、カメラシステムのダイナミックレンジを十分に利用
することができなくなる。
【0034】そこで、この実施形態2では、カメラシス
テムのダイナミックレンジを十分利用できるようにする
ために、第2の階調補正特性データを得てから、この第
2の階調補正特性データの最大値を第1の階調補正特性
データの最大値と等しくさせるように調整している。具
体的に、上記階調補正特性設定手段2では、ヒストグラ
ムデータSH2(1)〜SH2(16)の各値にSH1
(16)/SH2(16)を掛け合わせることにより累
積積分値SH3(1)〜SH3(16)を算出し、この
累積積分値SH3(1)〜SH3(16)により図3
(b)の一点鎖線で示す第3の階調補正特性データを得
る。このようにして作成した第3の階調補正特性データ
に応じて階調補正手段3で階調補正を施すのである。
【0035】以上説明した処理以外は上記実施形態1と
同様であるので、重複説明を省略する。
【0036】(実施の形態3)ところで、上記実施形態
1,2では、画面全体について階調補正するようにして
いるが、この実施形態3では、画面を複数の領域に細か
く分割して、各領域毎に階調補正特性データを作成して
別々に階調補正するようにしている。
【0037】図5ないし図7は本発明の実施形態3にか
かり、図5は、階調補正装置の構成図、図6は、画面分
割の形態を示す模式図、図7は、各領域のヒストグラム
データと階調補正特性データを表すグラフである。この
実施形態3は請求項4に対応している。
【0038】この実施形態3では、説明をわかりやすく
するために、図6に示すように、1画面を4つの領域
a、b、c、dに等分に分割する場合を例に挙げてい
る。図6の領域aには窓の外の高輝度部分を含み、領域
cには比較的暗い被写体を含むようになっている。
【0039】この実施形態3の階調補正装置Aは、第1
〜第4のヒストグラム検出手段1a〜1dと、各ヒスト
グラム検出手段1a〜1dに対する各領域の映像信号を
選択的に入力するマルチプレクサ14と、各領域ごとに
最適な階調補正特性データを作成する第1〜第4の階調
補正特性設定手段2a〜2dと、入力映像信号Sinの
信号成分とノイズ成分とを分離する信号分離手段4と、
ノイズ成分が分離された入力映像信号がそれぞれ入力さ
れかつそれぞれ個別に階調補正を施す第1〜第4の階調
補正手段3a〜3dと、各階調補正手段3a〜3dで階
調補正した各1画面分の映像信号から領域a〜dを抽出
するとともにそれらを合成して合成映像信号Shmix
を出力する映像合成回路15と、これらマルチプレクサ
14および映像合成回路15を制御する制御回路16
と、映像合成回路15の出力信号Shmixに信号分離
手段4で抽出したノイズ成分Erを合成して合成映像信
号Smixを出力する合成手段5とを含む構成としてい
る。
【0040】動作を説明する。1画面分の入力映像信号
Sinは、制御回路16により制御されるマルチプレク
サ14でもって図6の領域aの信号を第1ヒストグラム
検出手段1aに、図6の領域bの信号を第2ヒストグラ
ム検出手段1bに、図6の領域cの信号を第3ヒストグ
ラム検出手段1cに、図6の領域dの信号を第4ヒスト
グラム検出手段1dにそれぞれ入力し、図7(a)〜
(d)の帯グラフで示すような各領域a〜dのヒストグ
ラムデータをそれぞれ得る。なお、この実施形態3で
は、説明をわかりやすくするために、輝度レベルの分割
数を“4”としている。
【0041】そして、第1〜第4の階調補正特性設定手
段2a〜2dは、第1〜第4のヒストグラム検出手段1
a〜1dのヒストグラムデータを入力し、図7(a)〜
(d)の折れ線で示すような各領域の階調補正特性デー
タを算出して、第1〜第4の階調補正手段3a〜3dに
与える。
【0042】この一方で、前述の1画面分の入力映像信
号Sinが、信号分離手段4に入力され、この信号分離
手段4でノイズ成分を分離して、第1〜第4の階調補正
手段3a〜3dに与える。
【0043】第1〜第4の階調補正手段3a〜3dは、
信号分離手段4から与えられる1画面分の入力映像信号
Sinの信号成分に対して、第1〜第4の階調補正特性
設定手段2a〜2dから与えられる各階調補正特性デー
タに基づき個別に階調補正を施し、映像合成回路15に
与える。このとき、第1階調補正手段3aでは1画面分
の映像信号の領域aについて最適な階調補正を施せる
が、領域b〜dについては不適正な階調補正を施してい
ることになり、第2階調補正手段3bでは1画面分の映
像信号の領域bについて最適な階調補正を施せるが、領
域a,c,dについては不適正な階調補正を施している
ことになり、第3階調補正手段3cでは1画面分の映像
信号の領域cについて最適な階調補正を施せるが、領域
a,b,dについては不適正な階調補正を施しているこ
とになり、第4階調補正手段3dでは1画面分の映像信
号の領域dについて最適な階調補正を施せるが、領域
a,b,cについては不適正な階調補正を施しているこ
とになる。
【0044】映像合成回路15は、制御回路16から与
えられる制御信号x,yに応じて第1〜第4の階調補正
手段3a〜3dから与えられる信号Sha〜Shdを適
宜合成することにより合成信号Shmixを得る。合成
処理としては、制御信号x,yにより、第1階調補正手
段3aから与えられる1画面分の映像信号Shaのうち
最適な階調補正を施した領域aの信号のみを、第2階調
補正手段3bから与えられる1画面分の映像信号Shb
のうち最適な階調補正を施した領域bの信号のみを、第
3階調補正手段3cから与えられる1画面分の映像信号
Shcのうち最適な階調補正を施した領域cの信号のみ
を、第4階調補正手段3dから与えられる1画面分の映
像信号Shdのうち最適な階調補正を施した領域dの信
号のみをそれぞれ選択し、これら選択した各領域a〜d
の信号を合成するのである。なお、制御信号x,yは、
図6中に画面の模式図に対応させて示すように、xは画
面の水平方向に対応して“0”〜“1”まで変化し、y
は垂直方向に対応して“0”〜“1”まで変化するもの
である。
【0045】上記出力信号Sha〜Shd、制御信号
x、y、合成信号Shmixの関係は、下記式で表さ
れる。
【0046】
【数3】
【0047】この関係により、各領域a〜dの境界部分
が違和感なく自然な状態で合成されることになる。ここ
で、各領域a〜dに対応する階調補正特性はそれぞれ異
なるので、マルチプレクサなどで切り換えたのでは、境
界部分においてShmixに急激な変化が発生する場合
がある。そのため、本実施形態では、制御信号x,yに
応じて各領域の信号の構成比を徐々に変化させるように
している。例えば、水平方向に注目すると、領域aと領
域bの境界の中央部では、xが0.5となり、Shmi
xはShaとShbの平均値となり、中央部より右では
Shbの構成比が大きくなり、中央部より左でShaの
構成比が大きくなる。垂直方向に対しても同様のことが
言える。
【0048】以上説明した実施形態3では、画面を複数
の領域a〜dに細かく分割し、各領域a〜dをそれぞれ
に最適な階調補正特性データに基づく階調補正を別々に
施すから、画面の各部をそれぞれ適切に強調できるよう
になり、実施形態1,2に比べて、より高品位な画像と
することができる。
【0049】(実施の形態4)上記実施形態3では、画
面を4つの領域a〜dに等分に分割して、領域a〜d毎
に最適な階調補正を施せるようにしたが、撮影状況によ
っては例えば高輝度部分が4つの領域a〜dそれぞれに
跨がるような状態になることがあり、そのような場合、
上記実施形態3では必ずしも階調補正が最適になるとは
限らない。そこで、この実施形態4では、画面内を高輝
度領域と低輝度領域とに分割し、高輝度領域と低輝度領
域とで別々に階調補正するようにしている。
【0050】図8ないし図10は本発明の実施形態4に
かかり、図8は、階調補正装置の構成図、図9は、画面
分割の形態を示す模式図、図10は、領域a、bのヒス
トグラムデータ及び階調補正特性データを示すグラフで
ある。この実施形態4は請求項5に対応している。
【0051】この実施形態4では、画面を高輝度領域と
低輝度領域とに分割して、各領域について別々に階調補
正する構成となっている。
【0052】この実施形態4の階調補正装置Aは、高輝
度領域を検出する高輝度領域検出手段17と、第1,第
2のヒストグラム検出手段1a,1bと、各ヒストグラ
ム検出手段1a,1bに対して低輝度領域と高輝度領域
の映像信号を選択的に入力するマルチプレクサ14と、
低輝度領域と高輝度領域ごとに最適な階調補正特性デー
タを作成する第1,第2の階調補正特性設定手段2a,
2bと、入力映像信号の信号成分とノイズ成分とを分離
する信号分離手段4と、ノイズ成分が分離された入力映
像信号がそれぞれ入力されかつそれぞれ個別に階調補正
を施す第1,第2の階調補正手段3a,3bと、各階調
補正手段3a,3bで階調補正した各1画面分の映像信
号Sha,Shbから低輝度領域aと高輝度領域bとを
抽出するとともにそれらを合成して合成映像信号Shm
ixを出力する映像合成回路15と、これらマルチプレ
クタ14および映像合成回路15を制御する制御回路1
6と、映像合成回路15の出力信号Shmixに信号分
離手段4で抽出したノイズ成分Erを合成して合成映像
信号Smixを出力する合成手段5とを含む構成として
いる。
【0053】動作を説明する。入力映像信号Sinは、
高輝度領域検出手段17に入力される。高輝度領域検出
手段17では、入力される映像信号を図9に示すように
横が“8”で縦が“6”の“48”の領域に分割し、そ
れぞれの領域における信号レベルの平均値Sm(1)〜
Sm(48)を算出する。さらに高輝度領域検出手段1
7では、48領域の積分値Sm(1)〜Sm(48)を
所要の基準値Sthと比較し、その積分値が基準値St
hより大きい領域を高輝度領域として認識し、制御回路
16に対し高輝度領域を表す高輝度領域検出信号を出力
する。図9では太線で囲まれた領域bを高輝度領域と
し、その他の領域aを低輝度領域としている。
【0054】制御回路16では、高輝度領域検出回路1
7から入力した高輝度領域検出信号に基づいて、マルチ
プレクサ18を制御する。これによって、1画面の入力
映像信号Sinを低輝度領域aと高輝度領域bとに分割
し、ヒストグラム検出手段1a、1b、階調補正特性設
定手段2a、2bで図10(a)、(b)に示すよう
に、2つの領域a,bのヒストグラムデータ及び階調補
正特性データを算出する。ここでも実施形態3と同様
に、説明をわかりやすくするために、輝度レベルの分割
数を“4”としている。
【0055】また、制御回路16では、高輝度領域検出
手段17から入力した高輝度領域検出信号に基づいて制
御信号x、yを生成する。制御信号x、yを図9に画面
の模式図に対応させて示す。図9に示すように、xは画
面の水平方向に対応して“0”から“1”まで変化し、
yは垂直方向に対応して“0”から“1”まで変化す
る。
【0056】第1,第2の階調補正手段3a,3bは、
信号分離手段4から与えられる1画面分の入力映像信号
Sinの信号成分に対して、第1,第2の階調補正特性
設定手段2a,2bから与えられる各階調補正特性デー
タに基づき個別に階調補正を施し、映像合成回路15に
与える。このとき、第1階調補正手段3aでは1画面分
の映像信号の低輝度領域aについて最適な階調補正を施
せるが、高輝度領域bについては不適正な階調補正を施
していることになり、第2階調補正手段3bでは1画面
分の映像信号の高輝度領域bについて最適な階調補正を
施せるが、低輝度領域aについては不適正な階調補正を
施していることになる。これら階調補正手段3a,3b
は、図10(a)、(b)に示すような場合、図9の低
輝度領域aについて低輝度部分のコントラストを強調
し、図9の領域bについて高輝度部分のコントラストを
強調するようになっている。
【0057】映像合成回路15は、制御回路16から与
えられる制御信号x,yに応じて第1,第2の階調補正
手段3a,3bから与えられる信号Sha,Shbを合
成することにより合成信号Shmixを得て、これを出
力する。合成処理としては、第1階調補正手段3aから
与えられる1画面分の映像信号Shaのうち最適な階調
補正を施した低輝度領域aの信号のみを、また、第2階
調補正手段3bから与えられる1画面分の映像信号Sh
bのうち最適な階調補正を施した高輝度領域bの信号の
みをそれぞれ選択し、これら選択した各領域a,dの信
号を合成するのである。
【0058】上記信号Sha、Shb、制御信号x、
y、合成信号Shmixの関係は、下記式で表され
る。
【0059】
【数4】
【0060】この関係により、各領域a,bの境界部分
が違和感なく自然な状態で合成されることになる。ここ
で、各領域a〜dに対応する階調補正特性はそれぞれ異
なるので、上記実施形態3と同様に各領域の信号を徐々
に切り換えるようにしている。領域数が上記実施形態3
と異なるため上記関係式は異なるが、動作は同様であ
る。
【0061】以上説明した実施形態4では、画面を高輝
度領域bと低輝度領域aに分割し、各領域a,bの映像
信号に対してそれぞれに最適な階調補正特性データに基
づく階調補正を別々に施すから、撮影状況によって高輝
度領域bが画面のどこに位置する場合でも、自然な階調
補正を施すことができて、視認性の良い画像を得ること
ができる。
【0062】(実施の形態5)図11は本発明の実施形
態5にかかり、映像信号処理装置の構成図である。この
実施形態5は、請求項8,9に対応している。
【0063】この実施形態5では、例えば単一の素子で
カラー化を行う単板カラー固体撮像素子の出力信号につ
いても、階調補正を施せるようにしている。このような
単板カラー固体撮像素子の出力信号は、輝度信号成分に
色信号成分が重畳された形態になっており、このような
信号に対して上記実施形態1〜4の階調補正装置Aで階
調補正処理を施すと、非線形な特性により、輝度信号成
分と色信号成分のバランスが崩れ、偽色成分が発生する
ことがある。そこで、この実施形態5では、輝度信号成
分に色信号成分が重畳されたカラー映像信号について、
まず、輝度信号成分と色信号成分に分離し、この輝度信
号成分のみに対して上述した実施形態1〜4のいずれか
の階調補正処理を施し、その後、偽色成分の発生を抑圧
する処理を施すようにしている。
【0064】この実施形態5の映像信号処理装置は、輝
度色分離回路19と、上述した実施形態1の階調補正装
置Aと、ローパスフィルタ20と、輝度色合成回路21
とを備えている。
【0065】輝度色分離回路19は、輝度信号に色信号
成分が重畳された入力映像信号Sinが与えられ、この
入力映像信号Sinを輝度信号成分Y0と色信号成分C
0とに分離するもので、入力映像信号Sinから色信号
成分C0を抽出するハイパスフィルタ22と、このハイ
パスフィルタ22で抽出した色信号成分C0を入力映像
信号Sinから減算して輝度信号成分Y0を抽出する減
算器23と、ハイパスフィルタ22で抽出した色信号成
分C0を減算器23で抽出した輝度信号成分Y0で除算
して規格化した色信号成分C1を得る除算器24とで構
成されている。
【0066】階調補正装置Aは、輝度色分離回路19で
分離した輝度信号Y0に対して、上記実施形態1と同一
の階調補正を施す。ところが、階調補正装置Aでは非線
形な階調補正を施すために、ある程度の高周波の非線形
歪みが生じることがある。このような非線形歪みが生じ
た輝度信号を、後で色信号と合成してカラー映像信号と
すると、このカラー映像信号の再生時に前記非線形歪み
成分が偽色信号となって再生されることになるので、こ
の非線形歪み成分をローパスフィルタ20で除去するよ
うにしている。
【0067】ローパスフィルタ20は、階調補正装置A
で階調補正された輝度信号に含まれる前記高周波の非線
形歪み成分を除去するもので、この高周波の非線形歪み
成分を除去するようなフィルタ特性に設定されている。
【0068】輝度色合成回路21は、ローパスフィルタ
20で非線形歪み成分を除去した輝度信号Y2と輝度色
分離回路19の除算器24で規格化した色信号成分C1
とを掛け合わせることにより重み付けされた色信号成分
C2を得る乗算器25と、乗算器25で得た色信号成分
C2をローパスフィルタ20から出力される輝度信号Y
2に加算することにより合成映像信号Soutを得る加
算器26とで構成されている。
【0069】ここで、上記各部の輝度信号と色信号の関
係は、C0/Y0=C2/Y2=C1で表され、C0,
C2いずれも色成分と輝度成分の比が保存されるので、
階調補正装置Aの非線形な階調補正処理による色信号の
変動すなわち色相の変化が発生することがない。
【0070】以上説明した実施形態5では、輝度信号成
分に色信号成分が重畳された形態の映像信号について、
ノイズを目立たせずにコントラストを改善できるように
しながら、偽色成分の発生を抑圧することができる。
【0071】なお、本発明は上記各実施形態のみに限定
されるものではなく、種々な応用や変形が考えられる。
【0072】(1) 上記実施形態1,2では、階調補
正手段3で階調補正した信号成分と信号分離手段4で抽
出したノイズ成分とを合成手段5で合成しているが、階
調補正した信号成分にノイズ成分を合成しなくてもよ
い。
【0073】(2) 上記実施形態2において、階調補
正特性設定手段2によるヒストグラムデータのクリップ
処理や、階調補正特性の最大値調整処理は、マイクロコ
ンピュータによるプログラム制御処理あるいは回路処理
のいずれとすることもできる。 (3) 上記実施形態3では、1画面を4つのブロック
a〜dに等分に分割したが、その分割数は任意である。
また、実施形態3では、4つの階調補正特性設定手段2
a〜2dを用いているが、単一の階調補正特性設定手段
を用いて時分割処理するようにしてもよい。
【0074】(4) 上記実施形態4では、1画面を低
輝度領域aと高輝度領域bとの2つに分割したが、段階
的に3つ以上の領域に分割すれば、さらに効果的な階調
補正を行うことができる。また、実施形態4では、画面
を48ブロックに分割しているが、この分割数を、多く
すればする程、より細かな範囲での制御が可能となり、
最大では、画素ごとの分割とすることができる。さら
に、実施形態4では、2種類の階調補正特性設定手段2
a,2bを用いているが、単一の階調補正特性設定手段
を用いて時分割処理するようにしてもよい。
【0075】(5) 上記実施形態5において、映像信
号処理装置Bに備える階調補正装置Aとして、実施形態
1の階調補正装置Aを用いた例を挙げているが、実施形
態2〜4の階調補正装置Aを用いることができる。
【0076】
【0077】
【発明の効果】請求項1では、画面上を所要数の領域に
分けることによって1画面分の入力映像信号を分割し、
各領域ごとに最適な階調補正特性をそれぞれ算出して、
この各階調補正特性に基づく階調補正を施すようにして
いるから、画面の各部をそれぞれ適切に強調できるよう
になり、より高品位な画像とすることができる。
【0078】
【0079】請求項では、階調補正特性の傾きを規制
するようにしているから、階調補正を施すときにコント
ラストを過度に強調することを回避できるようになる。
そのため、平坦な画像部分にノイズ成分が含まれている
場合でもこのノイズ成分が強調されずに済む他、面積が
小さい被写体でもコントラストを改善できといった効果
が得られる。しかも、元の映像信号の階調数が少ない場
合でも、輪郭成分のコントラストを過度に強調すること
がなくなるので、偽輪郭部分の発生を抑圧できるように
なる。
【0080】請求項では、請求項のように階調補正
特性の傾きを規制する場合において、階調補正特性の最
大レベルを調整するようにすれば、カメラシステムのダ
イナミックレンジを十分利用できるようになり、十分な
階調補正効果を得ることができる。
【0081】また、請求項4、5の映像信号処理装置で
は、輝度信号に色信号が重畳されてなる映像信号を、輝
度信号成分と色信号成分に分割し、輝度信号のみに請求
項1〜のような階調補正処理を施し、さらに、色信号
に対して輝度信号成分の階調補正に応じた重み付けを施
すようにしているから、画面内のノイズ成分を目立たせ
ずにコントラストを改善するとともに、偽色成分の発生
を抑圧した高品位な画像を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態1の階調補正装置の構成図
【図2】図1のヒストグラム検出手段の構成図
【図3】実施形態1のヒストグラムデータと階調補正特
性データを表すグラフ
【図4】実施形態1のハイパスフィルタの周波数特性を
示すグラフ
【図5】本発明の実施形態3の階調補正装置の構成図
【図6】実施形態3での画面分割の形態を示す模式図
【図7】実施形態3の各領域のヒストグラムデータと階
調補正特性データを表すグラフ
【図8】本発明の実施形態4の階調補正装置の構成図
【図9】実施形態4での画面分割の形態を示す模式図
【図10】実施形態4の各領域のヒストグラムデータと
階調補正特性データを表すグラフ
【図11】本発明の実施形態5の映像信号処理装置の構
成図
【符号の説明】
A 階調補正装置 1 ヒストグラム検出手段 2 階調補正特性設定手段 3 階調補正手段 4 信号分離手段 5 合成手段
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平5−268498(JP,A) 特開 平7−162715(JP,A) 特開 昭63−84526(JP,A) 特開 平3−126377(JP,A) 特開 平5−268622(JP,A) 特開 平6−14325(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 5/20

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画面上を所要数の領域に分けることによ
    って1画面分の入力映像信号を分割する信号分割手段
    と、前記入力映像信号の信号 レベル別の出現頻度を表すヒス
    トグラムを検出するヒストグラム検出手段と、前記信号分割手段で分割された各領域の入力映像信号に
    ついて、前記ヒストグラム検出手段により 検出されたヒ
    ストグラムに基づき、非線形な階調補正特性をそれぞれ
    作成する階調補正特性設定手段と、前記 各領域の入力映像信号の信号成分に対して、前記階
    調補正特性設定手段で設定された非線形な階調補正特性
    に応じて階調補正をそれぞれ施す階調補正手段と、前記 階調補正された各領域の信号成分を合成する映像合
    成手段と、 を含むことを特徴とする階調補正装置。
  2. 【請求項2】 前記階調補正特性設定手段は、前記ヒス
    トグラム検出手段で検出したヒストグラムを所要の基準
    値と比較し、所要範囲から外れるものについて当該所要
    範囲内の特定値に変更することにより、輝度レベルの傾
    きを規制した階調補正特性を作成するものである、請求
    項1記載の階調補正装置。
  3. 【請求項3】 前記階調補正特性設定手段は、輝度レベ
    ルの傾きを規制した階調補正特性を作成した後、前記規
    制処理により低下する階調補正特性の最大レベルについ
    て該低下分を見込んで補正するものである、請求項2記
    載の階調補正装置。
  4. 【請求項4】 輝度信号に変調色信号が重畳された映像
    信号を輝度信号と色信号に分離する輝度色分離手段と、 分離された輝度信号の信号成分に対して階調補正を施す
    請求項1乃至3記載の階調補正装置と、 を含むことを特徴とする 映像信号処理装置。
  5. 【請求項5】 輝度信号に変調色信号が重畳された映像
    信号を輝度信号と色信号に分離する輝度色分離手段と、 分離された輝度信号の信号成分に対して階調補正を施す
    請求項1乃至3記載の階調補正装置と、前記分離された
    色信号に対し、前記階調補正された輝度信号との比を階
    調補正前の関係とするように補正する色信号補正手段
    と、前記階調補正された輝度信号と前記補正された色信
    号とを合成する合成手段と、 を含むことを特徴とする映像信号処理装置。
JP01284497A 1997-01-27 1997-01-27 階調補正装置ならびにそれを用いた映像信号処理装置 Expired - Lifetime JP3424060B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP01284497A JP3424060B2 (ja) 1997-01-27 1997-01-27 階調補正装置ならびにそれを用いた映像信号処理装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP01284497A JP3424060B2 (ja) 1997-01-27 1997-01-27 階調補正装置ならびにそれを用いた映像信号処理装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH10210323A JPH10210323A (ja) 1998-08-07
JP3424060B2 true JP3424060B2 (ja) 2003-07-07

Family

ID=11816710

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP01284497A Expired - Lifetime JP3424060B2 (ja) 1997-01-27 1997-01-27 階調補正装置ならびにそれを用いた映像信号処理装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3424060B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2006120864A1 (ja) 2005-05-13 2006-11-16 Olympus Corporation 画像処理装置、画像処理プログラム

Families Citing this family (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4590043B2 (ja) * 1999-03-31 2010-12-01 キヤノン株式会社 画質補正回路
JP2001054013A (ja) 1999-08-13 2001-02-23 Fuji Photo Film Co Ltd 撮像信号処理装置およびその処理方法
KR100397904B1 (ko) * 2000-03-10 2003-09-13 마츠시타 덴끼 산교 가부시키가이샤 계조 보정 회로 및 γ보정 장치
JP2005142680A (ja) * 2003-11-04 2005-06-02 Olympus Corp 画像処理装置
JP4533330B2 (ja) * 2005-04-12 2010-09-01 キヤノン株式会社 画像形成装置及び画像形成方法
JP4605654B2 (ja) * 2005-07-28 2011-01-05 株式会社日立製作所 映像信号処理装置及び同装置を備えた表示装置
JP4833669B2 (ja) * 2006-01-11 2011-12-07 富士フイルム株式会社 撮像装置およびその信号処理方法
JP4997237B2 (ja) * 2006-06-02 2012-08-08 ローム株式会社 画像処理回路、半導体装置、画像処理装置
JP4837503B2 (ja) 2006-09-12 2011-12-14 オリンパス株式会社 画像処理システム、画像処理プログラム
JP5034003B2 (ja) 2007-06-25 2012-09-26 オリンパス株式会社 画像処理装置
WO2009093386A1 (ja) * 2008-01-21 2009-07-30 Olympus Corporation 画像処理装置、画像処理プログラム、画像処理プログラムを記憶したコンピュータ読取り可能な記憶媒体、及び画像処理方法
JP2012004787A (ja) * 2010-06-16 2012-01-05 Sony Corp 画像処理装置、および画像処理方法、並びにプログラム
JP5335961B2 (ja) * 2011-11-28 2013-11-06 シャープ株式会社 表示装置およびテレビ受像機

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2006120864A1 (ja) 2005-05-13 2006-11-16 Olympus Corporation 画像処理装置、画像処理プログラム
US8184924B2 (en) 2005-05-13 2012-05-22 Olympus Corporation Image processing apparatus and image processing program

Also Published As

Publication number Publication date
JPH10210323A (ja) 1998-08-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR101051604B1 (ko) 화상 처리 장치 및 방법
JP3424060B2 (ja) 階調補正装置ならびにそれを用いた映像信号処理装置
JP3153147B2 (ja) 撮像装置
JP2001054013A (ja) 撮像信号処理装置およびその処理方法
JP4844052B2 (ja) 映像信号処理装置と撮像装置および映像信号処理方法とプログラム
JP3134784B2 (ja) 画像合成回路
JP3184309B2 (ja) 階調補正回路及び撮像装置
AU767050B2 (en) Contour correction device
JP2011014958A (ja) 画像信号処理装置
US7561189B2 (en) Method and apparatus of image dynamic response re-mapping and digital camera using the same
US7613338B2 (en) Image processing method and apparatus, program, and storage medium
US20070229682A1 (en) Imaging apparatus, video signal processing circuit, video signal processing method and computer program product
KR100933556B1 (ko) 다이내믹 레인지를 확장하는 칼라 영상 처리장치 및 방법
JPH0564229A (ja) 画像処理装置および方法
JP4404289B2 (ja) 映像信号処理装置及びその方法
JP4212741B2 (ja) 画像処理装置
JP3201049B2 (ja) 階調補正回路及び撮像装置
JP2003348377A (ja) 画像表示装置および画像処理装置、並びに画像処理方法
JP3092397B2 (ja) 撮像装置
JPH089199A (ja) 撮像信号処理装置および撮像信号処理方法
JP2935389B2 (ja) 映像信号処理装置及び非線形信号処理装置
JPH11164190A (ja) 自動露出制御方法
JP3897445B2 (ja) 撮像装置および画像信号処理方法
JP2629907B2 (ja) 輪郭補償信号制御装置
JP3992403B2 (ja) 画像信号処理装置および画像信号処理方法

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090502

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100502

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110502

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120502

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130502

Year of fee payment: 10

EXPY Cancellation because of completion of term