JP3423098B2 - ソフトウェア資産管理方法およびシステム - Google Patents

ソフトウェア資産管理方法およびシステム

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JP3423098B2 JP02954595A JP2954595A JP3423098B2 JP 3423098 B2 JP3423098 B2 JP 3423098B2 JP 02954595 A JP02954595 A JP 02954595A JP 2954595 A JP2954595 A JP 2954595A JP 3423098 B2 JP3423098 B2 JP 3423098B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は情報処理装置を利用した
ソフトウェア開発に係り、複数の開発者が利用可能なソ
フトウェア資産の管理方法およびそのシステムに関す
る。
【0002】
【従来の技術】ワークステーション等の情報処理システ
ムを利用したソフトウェアの開発において、1つのソフ
トウェアを複数の開発者(ユーザ)が共同して開発する
場合がしばしばある。このような場合、他の開発者が作
成したファイルを利用しながら効率よく開発を進めるこ
とが重要である。
【0003】オリジナルファイルは開発者が直接作成す
るソフトウェア資産であり、例えばソースファイルやイ
ンクルードファイル等を指す。また、派生ファイルはオ
リジナルファイルから生成される提供物で、例えばロー
ドモジュールやライブラリ等を指す。中間生成ファイル
は、開発者が直接作成はしないが、オリジナルファイル
からユーティリティプログラム等を経由して自動的に生
成されるソフトウェア資産である。具体的には、辞書フ
ァイルや検索ツールのインデックスファイル等を指し、
ソフトウェアの開発作業に利用されたり、派生ファイル
の作成のために中間的に生成されたりする。
【0004】今日、中間生成ファイルを利用するソフト
ウェア開発ツールやユーティリティは増加する傾向にあ
る。このような中間生成ファイルを持つ機能を利用し、
複数の開発者がソフトウェアを開発する環境では、オリ
ジナルファイルの版数管理や派生ファイルのリリース管
理だけでなく、中間生成ファイルを効率よく利用するこ
とが望まれる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら従来の資
産管理方法では、オリジナルファイルと中間生成ファイ
ルとは全く別個に管理され、これらのソフトウェア資産
が開発者の間で十分に利用されていないという問題があ
る。例えば、オリジナルファイルはすべての開発者が共
用できる場所に格納されていても、中間生成ファイルは
各開発者の作業環境で生成されるため、他の開発者はそ
れを利用することができない。
【0006】また、オリジナルファイルを更新するに
は、オリジナルファイルと中間生成ファイルをそれぞれ
の作業環境ごとに置くか、あるいはそれらを共用できる
場所に置いて、更新を行うことが考えられる。しかし、
前者の場合は中間生成ファイルを開発者が共用できない
という問題があり、後者の場合は更新途中の状態のオリ
ジナルファイルを共用してしまい他の開発者に影響を及
ぼすという問題がある。
【0007】本発明は、複数の開発者がソフトウェア資
産を効率よく利用できるようなソフトウェア資産管理方
法およびシステムを提供することを目的とする。より詳
しくは、複数の開発者が中間生成ファイルを共用するこ
とができ、矛盾無くオリジナルファイルを更新できるよ
うにすることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】図1は、本発明のソフト
ウェア資産管理方法の原理図である。図1において処理
が開始されると、まず第1のソフトウェア資産を作成し
(ステップS1)、第1のソフトウェア資産から第2の
ソフトウェア資産を自動的に生成する(ステップS
2)。そして、それらの第1のソフトウェア資産と第2
のソフトウェア資産とを関連付けて管理し(ステップS
3)、複数のユーザに共通に利用させる(ステップS
4)。
【0009】上記第1のソフトウェア資産は、例えば複
数のユーザのうちのいずれかが直接作成するオリジナル
ファイルであり、上記第2のソフトウェア資産は、例え
ばユーティリティプログラムがそのオリジナルファイル
から生成する中間生成ファイルである。本発明のもう1
つのソフトウェア資産管理方法は、情報を記憶するメモ
リと、メモリに記憶された情報を用いて処理を行うプロ
セッサとを有するシステムにおいて、複数のユーザが共
同で開発するソフトウェアを管理する方法である。ま
ず、複数のユーザのうちのいずれかが作成した更新対象
のオリジナルファイルと、ユーティリティプログラムを
実行することによりオリジナルファイルから自動的に生
成される中間生成ファイルのファイル名としてオリジナ
ルファイルと関連付けられたファイル名を含み、かつ、
ユーティリティプログラムを特定する情報を含む中間生
成ファイル情報とをメモリに記憶させる。次に、プロセ
ッサが、メモリ内の中間生成ファイル情報を参照するこ
とにより特定されるユーティリティプログラムを起動し
て、オリジナルファイルから上記ファイル名を有する中
間生成ファイルを自動的に生成し、オリジナルファイル
を更新する作業領域として複数のユーザの各々に対して
設けられたワークスペースに、オリジナルファイルを利
用するためのシンボリックリンクと中間生成ファイルを
利用するためのシンボリックリンクとを生成する。
【0010】
【作用】第1のソフトウェア資産とそれから生成される
第2のソフトウェア資産とが互いに関連付けられて管理
される。これにより、ユーザが直接作成・更新する対象
であるオリジナルファイル等の第1のソフトウェア資産
から、それに付随する中間生成ファイル等の第2のソフ
トウェア資産を検索することができる。また、各ユーザ
は第1のソフトウェア資産と第2のソフトウェア資産を
組にして利用することが容易になる。複数のユーザが共
通の第1のソフトウェア資産と第2のソフトウェア資産
を利用するので、各ユーザの作業結果が反映された第2
のソフトウェア資産を常時参照することができる。
【0011】さらに、あるユーザがその作業環境内で第
1のソフトウェア資産を更新している間に、他のユーザ
は更新前の第1および第2のソフトウェア資産を参照す
ることも可能になる。
【0012】
【実施例】以下、図面を参照しながら本発明の実施例を
詳細に説明する。図2は、本発明の資産管理システムに
おける保管庫、プロジェクトベース、およびワークスペ
ースの関係を示している。
【0013】図2において、保管庫は、プログラム全体
のすべての資産のすべての版数を持つ版数管理可能なフ
ァイル群、および構成情報やリリース情報などの管理情
報を格納したファイル群から成るオリジナルファイルの
ファイルツリーである。保管庫上で、各ファイルの版数
は例えば差分管理により管理される。
【0014】また、プロジェクトベースは、プログラム
全体の資産を最新または過去の特定の時点(例えば、過
去のある月)におけるレベルで保管庫から取り出したオ
リジナルファイルと、それらから生成された中間生成フ
ァイルのファイルツリーである。各中間生成ファイル
は、その生成時において、ファイル名の拡張子等により
元のオリジナルファイルと関連付けられている。このプ
ロジェクトベースは各開発者のワークスペースから共用
される環境になっている。
【0015】また、ワークスペースは、プロジェクトベ
ースの一部と同じディレクトリ構造を持ち、プロジェク
トベース上のファイルをシンボリックリンクを利用して
共用したファイルツリーである。各開発者はそれぞれの
ワークスペース上でオリジナルファイルの更新作業を行
う。プロジェクトベースがオリジナルファイルと中間生
成ファイルの実体を持っているのに対して、ワークスペ
ースはそれらの実体へのシンボリックリンクのツリーを
持つ。
【0016】例えば、開発者Aは、最新のプロジェクト
ベースにある3つのオリジナルファイルとそれに関連す
る1つの中間生成ファイルを自分のワークスペース上に
シンボリックリンクしており、これらに関する作業を行
う。また、開発者Bは、最新のプロジェクトベースにあ
る5つのオリジナルファイルとそれに関連する3つの中
間生成ファイルを自分のワークスペース上にシンボリッ
クリンクして、作業を行っている。
【0017】図2の資産管理システムは、例えばワーク
ステーション等のプロセッサとメモリを備えた情報処理
装置を用いて実現される。保管庫、プロジェクトベー
ス、およびワークスペースはメモリ内のそれぞれ異なる
領域に記憶される。また、プロセッサは資産管理システ
ムのプログラムを実行することにより、ソフトウェア資
産の登録処理、更新開始処理、更新処理、更新完了処理
等の各種処理を行う。
【0018】次に、図3から図8までを参照しながら、
本実施例の資産管理システムによる各種処理について説
明する。図3は資産の登録時における保管庫、プロジェ
クトベース、およびワークスペースのファイルの状態遷
移を示しており、図4は資産の登録処理のフローを示し
ている。
【0019】図4において処理が開始されると、まず開
発者が登録すべきオリジナルファイルをワークスペース
上で作成する(ステップS11)。図3では、開発者A
がワークスペース上でソースファイル等のオリジナルフ
ァイルを作成する。
【0020】次に、資産管理システムが作成されたオリ
ジナルファイルを保管庫に登録する(ステップS1
2)。中間生成ファイルの更新を伴うオリジナルファイ
ルを登録する場合、オリジナルファイルの情報ととも
に、関連する中間生成ファイルの名称(中間生成ファイ
ル名)、その中間生成ファイルを作成するユーティリテ
ィ、登録したオリジナルファイルの更新時におけるその
中間生成ファイルの排他の有無等の中間生成ファイル情
報も登録しておく。そして、オリジナルファイルと中間
生成ファイルの情報を保管庫に格納する(ステップS1
3)。この場合、オリジナルファイルは初版として格納
される。
【0021】次に、保管庫に格納したオリジナルファイ
ルをプロジェクトベースへ取り出す(ステップS1
4)。そして、更新すべき中間生成ファイルがある場
合、プロジェクトベース上で登録された手続きに基づい
てユーティリティを起動し、オリジナルファイルから中
間生成ファイルを生成する(ステップS15)。ここで
は、オリジナルファイルとともに格納された中間生成フ
ァイル情報を参照して、更新すべき中間生成ファイル名
および起動すべきユーティリティが特定される。
【0022】次に、オリジナルファイルを登録した開発
者のワークスペースを更新する(ステップS16)。具
体的には、プロジェクトベース上のオリジナルファイル
および関連する中間生成ファイルと、開発者のワークス
ペースとの間にシンボリックリンクを張る。ここでは、
開発者Aのワークスペースにプロジェクトベースへのシ
ンボリックリンクが保持される。
【0023】また、登録したオリジナルファイルを含む
ような構成を持つ他の開発者のワークスペースも更新し
て(ステップS17)、処理を終了する。他の開発者の
ワークスペースを更新するには、オリジナルファイルお
よび中間生成ファイルのシンボリックリンクを他の開発
者のワークスペースにも追加すればよい。ここでは、例
えば開発者Bのワークスペースにプロジェクトベースへ
のシンボリックリンクが付加される。
【0024】このようにして、オリジナルファイルだけ
でなく中間生成ファイルもプロジェクトベース上に置
き、複数の開発者のワークスペースからシンボリックリ
ンクにより共用することができる。図5は、関連する中
間生成ファイルを持つオリジナルファイルの更新時にお
ける保管庫、プロジェクトベース、およびワークスペー
スのファイルの状態遷移を示している。また、図6、図
7、図8は、それぞれオリジナルファイルの更新開始処
理、更新処理、更新完了処理のフローを示している。
【0025】図6において処理が開始されると、まず資
産管理システムは、更新を行う開発者(更新者)のワー
クスペース上にある、更新対象のオリジナルファイルの
シンボリックリンクを切る(削除する)。そして、その
オリジナルファイルを保管庫からチェックアウト(更新
取り出し)する(ステップS21)。
【0026】次に、更新者のワークスペース上の削除さ
れたシンボリックリンクを、保管庫から取り出したオリ
ジナルファイルの実ファイルに置き換える(ステップS
22)。図5では、この時点で開発者Bのワークスペー
ス上の1つのオリジナルファイルが、そのシンボリック
リンク○から実体●に置き換えられる。
【0027】また、このオリジナルファイルに関連付け
られた中間生成ファイル(シンボリックリンク)が更新
者のワークスペース上に存在すれば、それらの中間生成
ファイルのすべてに対してシンボリックリンクを切る。
そして、更新者のワークスペース上で、削除された中間
生成ファイルのシンボリックリンクを、プロジェクトベ
ース上の対応する実ファイルに置き換える(ステップS
23)。
【0028】これにより、更新者はそのワークスペース
に閉じた環境で、オリジナルファイルおよび中間ファイ
ルを更新することができるようになる。また、この間他
の開発者はプロジェクトベース上にある中間生成ファイ
ルを利用することができ、更新途中の中間生成ファイル
を参照してしまうことは無い。
【0029】ここでは、開発者Bのワークスペース上の
2つの中間生成ファイルが更新対象のオリジナルファイ
ルに関連しており、これらがシンボリックリンク△から
実体▲に置き換えられる。
【0030】更新対象のオリジナルファイルとそれに関
連する中間生成ファイルに対するアクセスの排他処理
は、登録時の中間生成ファイル情報に従って行う。中間
生成ファイルの排他有りの場合は、その中間生成ファイ
ルを持つすべてのオリジナルファイルがこの間更新不可
となる。中間生成ファイルの排他無しの場合は、更新対
象のオリジナルファイルのみ更新不可となる。中間生成
ファイルの排他の有無は、登録時において、その中間生
成ファイルの性質やそれを生成したユーティリティプロ
グラムの特徴等を考慮して選択される。
【0031】具体的には、まず更新対象のオリジナルフ
ァイルに対して排他を行う(ステップS24)。これに
より、他の開発者はそのオリジナルファイルを更新不可
となるが、プロジェクトベース上のオリジナルファイル
と中間生成ファイルをシンボリックリンクで参照するこ
とは依然として可能である。
【0032】次に、保管庫に登録された中間生成ファイ
ル情報を参照して、中間生成ファイルレベルの排他を行
うかどうかを決める(ステップS25)。中間生成ファ
イルレベルの排他無しの場合はそのまま処理を終了し、
中間生成ファイルレベルの排他有りの場合は、その中間
生成ファイルを関連して持つ他のオリジナルファイルも
更新不可にして(ステップS26)、処理を終了する。
中間生成ファイルレベルの排他有りの場合にも、他の開
発者はプロジェクトベース上のオリジナルファイルと中
間生成ファイルをシンボリックリンクで参照すること
可能である。
【0033】オリジナルファイルおよび中間生成ファイ
ルの排他処理は、例えば、各ファイルの排他の有無(更
新の不可および可)を示すフラグ等をそのファイルに付
随して設けることにより実現可能である。
【0034】更新開始処理が終了すると、更新者は図7
の更新処理を行う。図7において処理が開始されると、
まず更新者のワークスペース上のオリジナルファイルの
実体を更新する(ステップS31)。次に、そのオリジ
ナルファイルの中間生成ファイル情報を参照して対応す
るユーティリティを求め、ワークスペース上でそのユー
ティリティを起動して、そのワークスペース上の中間生
成ファイルの実体を更新する(ステップS31)。ここ
では、更新者である開発者Bがそのワークスペース上の
オリジナルファイル●を更新し、さらにそのユーティリ
ティを用いて中間生成ファイル▲を更新する。
【0035】オリジナルファイルおよび中間ファイルの
更新が完了し、その修正内容に誤りがないことをワーク
スペース上で確認した後、更新者は図8の更新完了処理
を起動する。
【0036】図8において処理が開始されると、資産管
理システムはまずオリジナルファイルの修正(更新)に
より生じた差分を保管庫にチェックイン(登録)する
(ステップS41)。次に、チェックインした差分を含
む最新のオリジナルファイルを保管庫から取り出し、プ
ロジェクトベース上のオリジナルファイルを更新する
(ステップS42)。これにより、プロジェクトベース
とシンボリックリンクされている他の開発者のワークス
ペース上のオリジナルファイルも最新になる。
【0037】そして、ステップS31で用いたユーティ
リティをプロジェクトベース上で起動して、プロジェク
トベース上の中間生成ファイルを更新する(ステップS
43)。これにより、プロジェクトベースとシンボリッ
クリンクされている他の開発者のワークスペース上の中
間生成ファイルも最新になる。
【0038】この時点で、シンボリックリンクを用いて
プロジェクトベースを利用している他の開発者は、最新
のオリジナルファイルおよび中間生成ファイルを参照で
きるようになる。プロジェクトベース上の更新情報は、
例えばメッセージ通信等のプロセス間通信により他の開
発者のワークスペースに伝えられる。ここでは、開発者
Bと異なる開発者Aが、開発者Bにより更新された最新
のオリジナルファイルとそれに基づいて更新された最新
の中間生成ファイルとを参照することになる。
【0039】次に、更新者のワークスペース上のオリジ
ナルファイルと中間生成ファイルのシンボリックリンク
を張り直して、更新者のワークスペースをシンボリック
リンク状態に戻す(ステップS44)。これにより、更
新者自身も最新のオリジナルファイルと中間生成ファイ
ルを利用して、作業を続けることが可能になる。ここで
は、開発者Bのワークスペース上で削除されていたシン
ボリックリンクが再び付加されている。
【0040】複数のオリジナルファイルを同時に更新す
る場合は、更新開始処理において、それらのオリジナル
ファイルに関連するすべての中間生成ファイルの和集合
をワークスペース上の非共用の対象とする。すなわち、
更新者のワークスペース上で、更新対象の複数のオリジ
ナルファイルと関連するすべての中間生成ファイルのシ
ンボリックリンクを切って、更新処理を行う。
【0041】また、複数のオリジナルファイルを更新し
ていてその中の一部だけ修正完了した場合は、更新完了
処理において、修正完了したオリジナルファイルにのみ
関連し、まだ修正途中のオリジナルファイルには関連し
ていない中間生成ファイルだけを共用状態に戻す。すな
わち、更新の完了したオリジナルファイルを保管庫に登
録し、それ以上更新される恐れのない中間生成ファイル
だけをユーティリティにより生成して、これらをプロジ
ェクトベースに反映させる。
【0042】このように、本実施例においては、オリジ
ナルファイルと中間生成ファイルとを関連付け、プロジ
ェクトベース上に中間生成ファイルを作成することによ
り、複数の開発者による中間生成ファイルの共用を実現
している。また、オリジナルファイルの更新のタイミン
グに合わせてワークスペース上で共用と非共用の切替え
を行うことにより、矛盾の無い中間生成ファイルの更新
を実現している。
【0043】以上説明した実施例においては、プロジェ
クトベースのファイルをシンボリックリンクにより開発
者のワークスペースに対応付けているが、本発明をシン
ボリックリンクを持たないシステムに適用することもで
きる。その場合は、プロジェクトベース上のオリジナル
ファイルと中間生成ファイルを各開発者のワークスペー
ス上にコピーすることにより、これらのファイルの共用
が可能になる。更新者は自分のワークスペース上のオリ
ジナルファイルを更新し、資産管理システムはその結果
を保管庫とプロジェクトベースに反映した後に、他の開
発者に再コピーの必要があることを通知する。再コピー
が行われると、最新のオリジナルファイルと中間生成フ
ァイルが共用可能になる(リフレッシュ)。
【0044】
【発明の効果】本発明によれば、複数の開発者がソフト
ウェアを開発する環境において、ソフトウェア資産の効
率的な利用が促進される。より詳しくは、各開発者が直
接作成するソフトウェア資産のみならず、ユーティリテ
ィ等により自動的に生成されるソフトウェア資産をも共
用することが可能になる。また、共用されるソフトウェ
ア資産を矛盾無く更新することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理図である。
【図2】実施例における保管庫・プロジェクトベース・
ワークスペースの関係を示す図である。
【図3】登録時におけるファイルの遷移を示す図であ
る。
【図4】登録処理のフローチャートである。
【図5】更新時におけるファイルの遷移を示す図であ
る。
【図6】更新開始処理のフローチャートである。
【図7】更新処理のフローチャートである。
【図8】更新完了処理のフローチャートである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平6−274331(JP,A) 特開 平6−28164(JP,A) 特開 平5−216636(JP,A) 特開 平5−113877(JP,A) 調重俊ほか2名,プログラム開発環境 と資産保護,東芝レビュー,株式会社東 芝,1994年10月 1日,第49巻第10号, p.717−721 吉野松樹ほか2名,分散コンピューテ ィング環境におけるアプリケーション開 発支援,日立評論,日立評論社,1994年 6月 1日,第76巻第6号,p.47− 50 森谷俊之ほか1名,大規模ソフトウェ ア開発の協調作業をサポートするファイ ル化支援システム,電子情報通信学会技 術研究報告 SSE94−81〜90 交換シ ステム,社団法人電子情報通信学会, 1994年 7月22日,第94巻第168号,p. 43−48 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06F 9/44 G06F 9/06

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 情報を記憶するメモリと、該メモリに記
    憶された情報を用いて処理を行うプロセッサとを有する
    システムにおいて、複数のユーザが共同で開発するソフ
    トウェアを管理するソフトウェア資産管理方法であっ
    て、 前記複数のユーザのうちのいずれかが作成した更新対象
    のオリジナルファイルと、ユーティリティプログラムを
    実行することにより該オリジナルファイルから自動的に
    生成される中間生成ファイルのファイル名として該オリ
    ジナルファイルと関連付けられたファイル名を含み、か
    つ、該ユーティリティプログラムを特定する情報を含む
    中間生成ファイル情報とを前記メモリに記憶させ、 前記プロセッサが、前記メモリ内の前記中間生成ファイ
    ル情報を参照することにより特定されるユーティリティ
    プログラムを起動して、前記オリジナルファイルから前
    記ファイル名を有する前記中間生成ファイル を自動的に
    生成し、前記プロセッサが、前記オリジナルファイルを更新する
    作業領域として前記複数のユーザの各々に対して設けら
    れたワークスペースに、前記オリジナルファイルを利用
    するためのシンボリックリンクと前記中間生成ファイル
    を利用するためのシンボリックリンクとを生成する こと
    を特徴とするソフトウェア資産管理方法。
  2. 【請求項2】 複数のユーザが共同で開発するソフトウ
    ェアを管理するソフトウェア資産管理システムであっ
    て、 前記複数のユーザのうちのいずれかが作成した更新対象
    のオリジナルファイルと、ユーティリティプログラムを
    実行することにより該オリジナルファイルから自動的に
    生成される中間生成ファイルのファイル名として該オリ
    ジナルファイルと関連付けられたファイル名を含み、か
    つ、該ユーティリティプログラムを特定する情報を含む
    中間生成ファイル情報とを記憶 する手段と、前記中間生成ファイル情報を参照することにより特定さ
    れるユーティリティプログラムを起動して、前記オリジ
    ナルファイルから前記ファイル名を有する前記中間生成
    ファイル を自動的に生成する手段と、前記オリジナルファイルを更新する作業領域として前記
    複数のユーザの各々に対して設けられたワークスペース
    に、前記オリジナルファイルを利用するための シンボリ
    ックリンクと前記中間生成ファイルを利用するためのシ
    ンボリックリンクとを生成する 手段とを備えることを特
    徴とするソフトウェア資産管理システム。
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調重俊ほか2名,プログラム開発環境と資産保護,東芝レビュー,株式会社東芝,1994年10月 1日,第49巻第10号,p.717−721

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